JP2007525278A - 排出力増強装置を有するタンポンアプリケータ - Google Patents

排出力増強装置を有するタンポンアプリケータ Download PDF

Info

Publication number
JP2007525278A
JP2007525278A JP2007500834A JP2007500834A JP2007525278A JP 2007525278 A JP2007525278 A JP 2007525278A JP 2007500834 A JP2007500834 A JP 2007500834A JP 2007500834 A JP2007500834 A JP 2007500834A JP 2007525278 A JP2007525278 A JP 2007525278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tampon
discharge
applicator
holding tube
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007500834A
Other languages
English (en)
Inventor
ダイアナ、リン、ギャン
トーマス、ワード、オズボーン、ザ、サード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2007525278A publication Critical patent/JP2007525278A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/26Means for inserting tampons, i.e. applicators

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

タンポン排出のための、組み合わせ構造のタンポン及びタンポンアプリケータ。タンポンアプリケータは、タンポン保持管と、プランジャとを有する。タンポン保持管は、中空の内側部分と、内面と、外面と、長手方向軸と、外辺部と、膣腔内へ挿入するように寸法決めされた第1端部と、第1端部の反対側に配置された第2端部と、端部排出力増強装置と、少なくとも1つの側部排出部材とを有する。タンポンは流体透過性バッグであり、透過性バッグ内には吸収性材料が粗く分散している。タンポンは、排出以前の位置において、タンポン保持管の中空の内側部分内に収容される。また、プランジャはタンポン保持管の中空の内側部分内に滑動可能に装着されてもよく、端部排出力増強装置を通してタンポンを排出するように適合される。

Description

本発明は、タンポンを配向的に排出させる排出力増強装置を有する新規なタンポンアプリケータに関する。
内部の膣腔が、その通常の縮んだ状態では、その垂直方向平面よりもその横断方向平面における寸法の方がはるかに大きいことは既知である。また、膣の最小寸法は入口に近く、一方、最大寸法は頚部に近いことも周知である。故に、月経用タンポンを考慮する時、その初期の状態では不快感を伴わずに膣開口部を通過するのに十分小さいサイズを有し、一旦膣腔内に入り、開口部の制約を越えると、特に横方向に拡張し、一方の側から他方の側まで膣表面の実質的に大きい部分を被覆し、頚部からの月経排出物の早期バイパスを防止し得る構造を提供することが望ましい。この側方被覆(side-to-side coverage)は、本発明の好ましい目的である。更に、膣壁はその通常の縮んだ状態では弛緩的であり、経血のかなりの部分が通常的に流動する通路を提供する多数のひだ及びしわを有するので、吸収性タンポンは、膣腔の形状に適合し、これらの通路内に嵌合し、漏れを最小限に抑えるべく、出来る限り柔軟且つ適合性があることも重要である。
一般に、吸収性月経用タンポンは、小さく、非常に圧縮された円筒形のプラグであり、直径が約1.0cm〜約1.3cm(約3/8インチ〜約1/2インチ)であり、長さが約3.8cm〜6.4cm(約1 1/2〜約2 1/2インチ)である。吸収能力が必要であるため、タンポンは、通常、膣開口部よりもサイズがはるかに大きいバットから形成され、挿入し易いように上述の小さいサイズに圧縮されている。流体が吸収されると、これらの圧縮タンポンは再拡張するように設計されている。これらの圧縮タンポンは意図した機能をかなり良く遂行することが見出されたが、それらのうち最良のものでさえ、垂直方向の閉塞が満足行くものであるとしても、漏れに対する良好な横断方向の被覆を提供するほど十分に、又は十分迅速には再拡張しない。更に、これらタンポンの大部分は、漏れの前に、それらの吸収能力のごく僅かな部分しか使用していないことが多い。これらタンポンは流体吸収に頼って再拡張するので、流体のバイパス及び漏れが早々に、特に挿入時の直後に発生し得ることは明らかである。
幸運にも、本発明の開発中、本明細書中で議論される本発明に従って構成されたタンポンアプリケータを用いて挿入されるバッグタイプのタンポンは、挿入中に拡開させられ、故に、現在市販されているタンポンアプリケータ、及びタンポンアプリケータを改良するためのこれまでの試みと比較して、快適性、着用しているという意識の低さ及び性能の点で更なる改良を付与し得ることが見出された。
本発明は、女性ユーザーの膣腔内にタンポンを排出するために、バッグ構造を有するタンポンと、タンポンアプリケータとを組み合わせて包含する。タンポンアプリケータは、タンポン保持管を有する。タンポンアプリケータはまた、プランジャを有してもよい。タンポン保持管は、中空の内側部分と、内面と、外面と、長手方向軸と、外辺部と、膣腔内への挿入のために寸法決められた第1端部と、この第1端部の反対側に配置された第2端部と、端部排出力増強装置と、タンポン保持管の第1端部に位置する少なくとも1つの側部排出部材とを含む。タンポンは、流体透過性バッグと、この流体透過性バッグ内に粗く分散させた吸収性材料とを含む。タンポンを排出するのに必要な力は、側部排出部材よりも端部排出力増強装置に対する方が大きい。
タンポンは、典型的には圧縮状態にあり、故に、タンポン保持管の中空の内側部分内の排出以前の位置に収容される。プランジャは、タンポン保持管の中空の内側部分内に滑動可能に装着され得る。プランジャは、端部排出力増強装置を通してタンポンを排出するように適合されることができ、それにより、タンポンはその初期の圧縮状態から、より拡張した状態へと拡張させられる。典型的な態様において、この拡張は、少なくとも10%容量であり、初期の圧縮量に応じてはるかに大きい(100〜500%)可能性がある。
幾つかの代替実施形態がある。第一に、側部排出部材は、初期寸法及び展開幅を有することができ、初期寸法は、プランジャがタンポン保持管からタンポンを排出する時に展開幅へと変化する。第二に、タンポン保持管は、複数の側部排出部材を含み得る。第三に、端部排出力増強装置は、側部排出領域の少なくとも1つに沿ってタンポンアプリケータの外辺部を越えてタンポンを拡張させることができる。第四に、タンポンがタンポン保持管から部分的に排出される時、タンポンはタンポン保持管よりも幅が広い。第五に、側部排出領域は、スロット、円弧又は曲線の形状を有し得る。側部排出領域はまた、中空領域又は弱化領域であり得る。最後に、タンポンは、端部排出力増強装置を通じて排出される前に、プランジャによってより短い長さに圧縮され得る。
本明細書は、本発明を形成すると見なされる主題を詳細に示し、明確に請求する請求項によって完結するが、添付図面を用いた以下の説明によってさらに理解しやすくなると考えられる。図面における同種の表記番号は実質的に同じ要素を示すために用いる。図面には以下のものがある。
以下は、読者が本発明の機構を最良に理解するのを助ける用語を提供し、本明細書で用語が使用される文面と一致しない用語に制限を導入するものではない。これらの定義は限定することを意図していない。
用語「流体透過性バッグ」は、図5に見られるように、吸収性チップ、球体又は繊維からなる容易に変形可能な流体透過性バッグ形タンポンを意味し、故に、流体透過性バッグ型タンポンは約7kPa(1ポンド毎平方インチ(以下、「psi」))未満の力で迅速に変形可能である。タンポンは、約21kPa(3psi)未満の圧力で実質的に変形可能である。図5に見られるように、タンポン20は第1部分49と、第2部分50とを有する。流体透過性バッグ形タンポンの第2部分50は、後縁53を有する。
用語「準備位置」又は「排出以前の位置」とは、本明細書においては、図1aに見られるように、タンポン20がタンポン保持管22内に置かれるか、又は包装され、タンポン保持管22を通してタンポン20をうまく排出するために配置される位置を意味する。
用語「配向的に排出する」、「配向排出」又は「配向的排出」とは、本明細書においては、図1aに見られるように、本発明のタンポンアプリケータ21の実施形態が長手方向軸45に沿ってタンポン20を排出し、このタンポン20を、女性ユーザーの膣腔壁に向かって外向きに拡張するように膣腔内のある位置に配置させることを意味する。このような配向性排出は、タンポンアプリケータ21が、女性ユーザーの膣腔内に挿入されると、タンポン20を横断方向に拡張させ、それにより女性ユーザーの膣腔の改良された被覆を提供する。
用語「排出された」は、本明細書で使用する時、図3aに見られるように、タンポン20がタンポンアプリケータ21から押し出された後の位置を意味する。
用語「側方被覆」は、本明細書においては、図3bに見られるように、タンポン20が、一旦配向的に排出されると、女性ユーザーの膣腔の側部又は壁に向かって外向きに配置される少なくとも2つの区画を有することを意味する。
「側部排出領域」は、図1aに見られるように、第1側部排出部材31と第2側部排出部材31との間に位置する、側部排出部材31と比較して弱化された領域を意味する。
「軸方向力」は、図1aに見られるように、タンポンアプリケータ21からタンポン20を排出する方向に、長手方向軸45に沿って印加される力40を意味する。
図1aを参照すると、本発明は、タンポンアプリケータ21から女性ユーザーの膣腔内にタンポン20を配向的に排出することに関する。タンポンアプリケータ21からタンポン20を排出する前、タンポンアプリケータ21は初期寸法54を有する。本明細書中のタンポンアプリケータ21は、中空の内側部分(図示せず)、内面(図示せず)、外辺部42、外面25、長手方向軸45、体腔(特定的には、女性ユーザーの膣腔)内へ挿入するように寸法決められた第1端部26、第1端部26の反対側に配置された第2端部27、及びつかみ部分33を有するタンポン保持管22を含む。
タンポン保持管22の第1端部26は、更に、端部排出力増強装置30と、端部排出力増強装置30に隣接して配置された側部排出部材31とを含む。端部排出力増強装置30は、各端部排出力増強装置30間にあり得る力増強装置区画34によって分離されている。端部排出力増強装置30及び力増強装置区画34は、第1端部26の頂部44に配置される。端部排出力増強装置30の端部は、突起38を有してもよい。
上述のように、第1端部26は、側部排出領域35によって分離され得る側部排出部材31を含む。側部排出部材31及び側部排出領域35は、タンポン保持管22の外辺部42に沿って配置される。端部排出力増強装置30、力増強装置区画34、側部排出部材31及び側部排出領域35の組み合わせは、タンポンアプリケータ21からタンポン20を排出している間にタンポン20を横方向に拡張するように構成される。
あるいは、タンポンアプリケータ21は、タンポン保持管22内の第1端部26の遠位に滑動可能に装着されるプランジャ29を包含してもよい。プランジャ29は、軸方向力40によりタンポン保持管22からタンポン20を排出するように適合される。しかしながら、このようなユーザー始動型の排出は、プランジャ29、プランジャ様装置によって、又はユーザーの(1つ以上の)指を使って行われ得る。
本発明のタンポンアプリケータ21を使用するために、ユーザーは、典型的には、片手でタンポン保持管22のつかみ部33を保持する。プランジャ29が存在する時、ユーザーは、親指及び中指などでプランジャ29の端部を保持し、プランジャ29を内方に押してタンポン保持管22内にプランジャ29を滑動させる。実際、タンポン20全体がタンポンアプリケータ21から出るまで、ユーザーは挿入されたプランジャ29を押す。次いで、ユーザーはユーザーの膣開口部からタンポンアプリケータ21全体(即ち、内部にプランジャ29が入った状態)を引き抜く。
タンポンアプリケータ21は、排出以前の状態(図1a)と、部分的に排出された状態(図2)と、排出以後の状態(図3a)とを有する。排出以前の状態の間、図1aにおいて容易に分かるように、タンポン20はタンポン保持管22内に位置し、いかなる外力も受けずにその中にぴったりと収まって、タンポン保持管22内でその位置を維持することができる。図1aに示すように、タンポンの排出以前の状態の間、端部排出力増強装置30は、初期寸法54を有する。図1bは、初期寸法54と、外辺部42とを有するタンポンアプリケータ21の平面図を示す。端部排出力増強装置30は、力増強装置区画34によって分離されている。更に、端部排出力増強装置30は、中央の開口部37を有する。
部分的に排出された状態では、図2において容易に分かるように、タンポン20が軸方向力40により配向的に排出されるところが示されている。軸方向力40が印加されると、タンポン20は第1端部26の方へ押される。この間、タンポン20は、端部排出力増強装置30によってタンポンアプリケータ21内に保持される。端部排出力増強装置30は、突起38を包含してもよい。端部排出力増強装置30は、タンポン20を排出するのに、側部排出部材31よりもより大きい軸方向力40を必要とする。図2は、タンポン20の排出動作中、タンポンアプリケータ21のタンポン保持管22内に一部が配置され、一部はその外に配置されたタンポン20を例証している。排出中、少なくとも1つの側部排出部材31が拡張される。端部排出力増強装置30及び側部排出部材31の両方の組み合わせは、端部排出力増強装置30が、排出以前の状態における初期寸法54を有するその第1位置から、部分的に排出された状態における側部排出部材31が展開幅55を有する第2位置(図2)へ、そして最終的にはタンポンアプリケータ21が完全に排出以後の状態にある第3位置(図3a)へと変化するのを助ける。
図3aは、タンポン20が長手方向軸45に沿ってタンポンアプリケータ21から排出された排出以後の状態のタンポンアプリケータ21を示す。タンポンアプリケータ21は、タンポン保持管22を有する。タンポン保持管22は、挿入するように寸法決められた第1端部26と、第1端部26の反対側に第2端部27とを有する。第1端部26は、端部排出力増強装置30と、側部排出部材31と、側部排出領域35とを含む。端部排出力増強装置30は、突起38を包含してもよい。この排出以後の状態において、タンポン20は、女性ユーザーの膣腔内に位置し、故に膣開口部の側方被覆の改良が達成される。タンポン20が膣口内に垂直に挿入された後、タンポン20は、タンポン20の排出以前の垂直位置に対して平行ではない位置にその配向を変化させてもよい。結果として、タンポン20の挿入時の位置は、膣腔内への挿入後のタンポン20の位置とは異なる配向である可能性がある。女性ユーザーの膣壁への接触は、タンポン20が女性の月経期間中に着用される時、タンポン20の非常に望ましい特性である。経血は、粘稠が高くても、低くても、ユーザーから流出する時には、女性ユーザーの膣壁の形状に従う。換言すれば、経血は、実質的には女性ユーザーの膣壁に沿って流動し得る。膣腔60内でのタンポン20の配向にかかわらず、図3bは、本発明のタンポンアプリケータ21を使用する時、どのようにタンポン20の膣腔60内でのかかる側方被覆と、膣腔60内でのタンポン20の後縁53の配置とが生じると予測されるかを示している。
図4を参照すると、本明細書で議論されるタンポンアプリケータ21の重要な利点は、タンポン20を、あらゆる配向でタンポンアプリケータ21に挿入する及び/又はあらゆる様式(即ち、凹状又は凸状)で折り畳むことが可能であるということである。タンポンアプリケータ21内に挿入された時のタンポン20の配向にかかわらず、タンポン20は、やはり膣腔内で効果的な側方被覆を提供する。1つの非限定例において、タンポン20の第2部分50がタンポンホルダー22の第2端部27に最初に挿入されるので、タンポン20の第2端部27が最初に排出される。タンポン20の第2部分50がタンポン保持管22に最初に挿入されるとしても、タンポン20はやはり横方向に排出され、膣腔内で側方被覆を提供する。図5を参照すると、タンポン20は、第1部分49と、第2部分50とを有する。流体透過性バッグ形タンポンの第2部分50は、後縁53を有する。取出し紐39が取り付けられてもよい。
図6は、プランジャ29付きタンポン20を包含するタンポンアプリケータ21の代替実施形態を示す。タンポン保持管22は第1端部26を有する。第1端部26は、端部排出力増強装置30と、力増強装置区画34と、側部排出部材31と、側部排出区域35とを含む。力増強装置区画34は、弱化領域からなることができる。図7及び図8は、端部排出力増強装置30と、側部排出区域35とを有するタンポンアプリケータ21の代替実施形態の斜視図であり、この側部排出区域35は中空であり得る。あるいは、図9は、1つの連続フィルム又はシートであり得る側部排出部材31と、1つの連続フィルム又はシートであり得る端部排出力増強装置30の代替実施形態の別の斜視図を示す。第1端部26の頂部44に位置する端部排出力増強装置30と、側部排出部材31の側部は、完全に閉鎖されていてもよい。更に、図10及び図11は、初期寸法54を有するタンポンアプリケータ21の実施形態の別の斜視図を示す。第1端部26に位置する側部排出部材31の側部48は不均一であってもよい。図12は、端部排出力増強装置30の端部に位置する突起38を有するタンポンアプリケータ21の実施形態の別の斜視図を示す。
図13は、タンポン保持管22の内径56、タンポンアプリケータ及びプランジャ29の長さV、プランジャ29の長さX及びタンポン20の長さUに沿った寸法に関する、タンポン20と、タンポン保持管22とを含むタンポンアプリケータ21の斜視図を示す。
図14は、タンポン20が排出された後の、タンポンアプリケータ21の斜視図を示す。タンポン20は、X軸58及びY軸59を有する。タンポンアプリケータ21は、タンポン保持管22を含む。バッグ57は、タンポンアプリケータ21及びタンポン20の頂部にある。
以下、タンポンアプリケータ21の各構成要素を詳細に説明する。
I.端部排出力増強装置及び力増強装置区画
図1aを主に参照すると、端部排出力増強装置30は、第1端部26の頂部44に位置する。図1bに示すように、各端部排出力増強装置30は、それぞれの区画34によって他から分離されている。図1aに示すように、端部排出力増強装置30は、タンポンアプリケータ21からタンポン20が排出される時、長手方向軸45に沿って印加される軸方向力40に逆らう。故に、タンポン20を長手方向軸45に沿って排出するのに必要な軸方向力40は、側部排出部材31を通してタンポン20を排出するのに必要とされる力よりも、端部排出力増強装置30を通してタンポン20を排出するのに必要とされる力の方が大きい。
端部排出力増強装置30は、排出以前の位置(図1a)と、部分的に排出された位置(図2)と、排出以後の位置(図3a)とを有する。
図2は、タンポン20が部分的に排出された時の端部排出力増強装置30の位置を示す。タンポン20が、長手方向軸45に沿って印加される軸方向力40により排出されている時、端部排出力増強装置30は、側部排出部材31の少なくとも1つに沿って、その初期寸法54以上に拡張する。端部排出力増強装置30は、その第1端部26にてタンポン20を排出する困難性を増強させることにより、タンポン20の排出に対する抵抗性を付与する。
タンポンアプリケータ21の製造者は、各端部排出力増強装置30の幅、端部排出力増強装置30の数、各端部排出力増強装置30間の距離、及び端部排出力増強装置30の構成を変更してもよい。
各端部排出力増強装置30の幅は大幅に変更することができる。図1aに示すように、各端部排出力増強装置30の幅は、タンポン保持管22の外辺部42の長さと、各端部排出力増強装置30間に位置する力増強装置区画34の幅との関数である。
あらゆる数の端部排出力増強装置30が使用されてもよい。偶数又は奇数の端部排出力増強装置30が存在し得る。図1a及び図1bに示すように、3つの端部排出力増強装置30が示されているが、端部排出力増強装置30を追加すれば、タンポン20のより確実な係合が付与され、タンポン保持管22からのタンポン20の排出中、より大きい抵抗性が付与される。
図1aを参照すると、タンポン保持管22の外辺部42に沿って延在する各端部排出力増強装置30間の距離は、タンポン保持管22の外辺部42の長さ、各端部排出力増強装置30の幅、及び各端部排出力増強装置30間に位置する力増強装置区画34の幅によって決まる。更に、端部排出力増強装置30は、等間隔であり得るか、又は不均一に配置され得る。均一に配置された端部排出力増強装置30が好ましいが、不規則に配置された端部排出力増強装置30も機能する。製造を容易にするために、端部排出力増強装置30は、互いに関して等間隔であるのが好ましい。しかしながら、端部排出力増強装置30は、互いに対して不規則な間隔で配置されてもよい。
図1aを参照すると、本明細書において、各端部排出力増強装置30の形状又は構成は、長手方向45に軸方向力40を印加する時に端部排出力増強装置30が十分な抵抗性を付与し、タンポン20の実質的な部分を一度に概ね排出させる限り、変更してもよいことが更に確認される。当業者は、本明細書中の特許出願に提示されているものについての明らかな変形を容易に認識するであろう。当業者は、タンポン保持管22からの排出時にタンポン20の抵抗性を十分に、且つ適切に提供し、タンポン保持管22からタンポン20を排出し、側部排出部材31からよりも大きな、端部排出力増強装置30から長手方向軸45に沿ってタンポン20を排出するための軸方向力40を付与するべく効果的に機能する限り、端部排出力増強装置30の形状は、円形、方形、矩形、三角形、アーチ形、曲線形又はその他の可能な考えられる形状であり得ることを想定できる。端部排出力増強装置30は、想定し得るサイズ又は形状によって全く制限されないが、但しタンポン20の配向的な排出を妨害すべきではない。図6に示すように、代替実施形態において、側部排出部材31は、端部排出力増強装置30の材料ほど強靭ではない薄いフィルム材料で被覆されてもよい。側部排出部材31はヒンジ付き、刻み目付きであり得、及び/又は薄いフィルムであり得る。また図6に示されるように、端部排出力増強装置30の材料はポリエチレンフィルムであり得、側部排出領域35は、穿孔されている側部排出部材31と比較して弱化された領域からなることができ、それにより、プランジャ29が端部排出力増強装置30からタンポン20を押し出す間、端部排出力増強装置30はタンポン20に抵抗性を付与する。
図1bを参照すると、各排出力増強装置30を分離する力増強装置区画34は中空領域、弱化領域、及び/又は材料で被覆された領域であり得る。力増強装置区画34が材料で被覆されている場合、力増強装置区画34の材料は、端部排出力増強装置30の材料ほど強靭ではない。
1つの非限定例において、外辺部42は、約60.96mmであり得る。この例では、端部排出力増強装置30は3つであり得る。更に、各端部排出力増強装置30は約6.35mmであり得、各端部排出力増強装置30間の力増強装置区画34は約13.97mmであり得る。
更に別の非限定例において、外辺部42は、約75mmであり得る。この例では、端部排出力増強装置30は5つであり得る。更に、各端部排出力増強装置30は約6.35mmであり得、各端部排出力増強装置30間の力増強装置区画34は約8.65mmであり得る。
図2に示すように、各端部排出力増強装置30は、突起38を含んでもよい。突起38は、第1端部26の中心まで十分遠くへ延在し、その中に配置されたタンポン20と係合してもよい。突起38は、その第1端部26からタンポン20を排出する困難性を増強させることにより、突起38がタンポン20の排出に対する抵抗性を付与する限り、いかなる形状又はサイズであってもよい。例えば、突起38は、内向き、外向き又は実質的に直線状であってもよい。図12に示すように、突起38は、各端部排出力増強装置30の端部に一体的に形成されてもよい。あるいは、突起38は、端部排出力増強装置30に別個に取り付けられてもよい。
図1aに示すように、あらゆる数の突起38が利用されてもよい。偶数又は奇数の突起38が存在し得る。突起38の数は所望により変更してもよい。更なる突起38により、タンポン20のより確実な係合が付与され、タンポン保持管22からのタンポン20の排出がより困難になる。
突起38は、端部排出力増強装置30のいかなるところに配置されてもよい。図1aに示すように、突起38は、端部排出力増強装置30の端部に配置されてもよい。更に、各端部排出力増強装置30は、突起38を有する必要はない。
軸方向力40が長手方向軸45に沿って印加されると、タンポン20は端部排出力増強装置30を押しやり、その排出以前の状態の初期寸法54以上に拡張する間、突起38はタンポン20を保持する。突起38は膣内でタンポン20を横方向に拡張させ、より良好な膣の被覆を付与する。特に適合性タンポン20を補完する端部排出力増強装置30の端部に配置された突起38は、タンポン保持管22からの排出時に拡張するためにより小さな圧力しか必要としない。
図1bに示すように、タンポン保持管22の平面図(図1a)は、実質的に丸みを帯びた先端部を形成する。タンポン保持管22は、第1端部26(図1a)の頂部44(図1a)に中央開口部37を有する。図1aに示すように、丸みを帯びた形状は、タンポンアプリケータ21の膣腔内への挿入を容易にするのに有用である。図7に示すように、代替実施形態において、端部排出力増強装置30は、実質的に閉鎖した末端形状を形成する。
いかなる特定の理論に拘束されるものではないが、端部排出力増強装置30は、ポリエチレン又はデュラフォームポリアミドから作製されてもよい。各端部排出力増強装置30は、異なる材料からなってもよく、又は実質的に同じ種類の材料からなってもよい。
最大の排出力は、典型的には、タンポンアプリケータ21からタンポン20が排出される前の時点で生じる。最大の排出力及びタンポンアプリケータ21からのタンポン20の排出時点の同時並行観測結果は、ピーク力又は「最大排出力」を測定できるディロンフォースゲージ(Dillon Force Gauge)(メクメシンAFG50N(Mecmesin AFG50N))又は同様のゲージを用いた装置内に本発明の構成を置くことによって測定してもよい。測定は、ピーク力の測定方法に関する装置の操作マニュアル中の手順に従って行われる。
フォースゲージは、ロードセルの「脚部」が水平方向に移動するように配向され、スタンドに装着され、試験中は固定されたままの状態である。推進式の可動水平スライダがスタンド及びフォースゲージの片側に固定され、線形作動装置によって制御される。アプリケータ直径に相当するように設定された内径を有する固定式アプリケータクランプがスライダに取り付けられる。クランプは、アプリケータの変形を伴うことなく、試験の間アプリケータの挿入装置ユニットを固定的に保持するように使用される。
伸縮式チューブ構成を使用する時、タンポン保持管22は、アプリケータクランプによってスライダに固定されるが、プランジャ29は依然としてタンポン保持管22内で自由に滑動する。スライダ及びフォースゲージは、プランジャ29の長手方向軸45及びフォースゲージのロードセル軸が互いにインライン(この場合は水平ライン)であるようにスタンドの上で整列される。プランジャ29の挿入端部は、ロードセルの「脚部」に直面するように配置される。
スライダは、作動すると、ロードセルの脚部に向かって当該構成を移動させる。測定は、装置の一定の速度設定で行われ、7.5cm/秒の速度は本発明の構成の試験についての代表的な速度である。スライダがロードセルの脚部と接触してプランジャ29の端部を係合させると、プランジャ29はタンポン保持管22内での移動を開始し、まずタンポン20の第2部分50と係合し、次いで端部排出力増強装置30を通してタンポン20を排出する。その間中、フォースゲージは排出力を測定し、並びにピーク排出力を記録する。スライダは、タンポンアプリケータ21からタンポン20が排出された後、操作者が手動でスライダ電源を切るか、又は電力を切断し得る他の制御形態を用いることにより、フォースゲージに向かう移動を停止する。
この装置は、最大排出力の示度を与える。装置をタイマーに連結することにより、プランジャ29が最初にタンポン20の第2端部50と係合する時間として、計算用に規定された実験の開始時間、及び端部排出力増強装置31を通って排出される時間が監視され、それにより、排出時のタンポンアプリケータ21からのタンポン20の排出も計算することができる。本発明の構成に関し、最大排出力は、典型的には約2500グラム力未満、約2000グラム力未満、約1500グラム力未満、約1000グラム力未満、又は更には約700グラム力未満である。一般に、この構成の、端部排出力増強装置31を通してタンポン20を排出する最大排出力は約700グラム力〜約2500グラム力である。
本発明のタンポンアプリケータ21を出る前にタンポン20が広がる最大幅は、約40mmである。1つの非限定例において、タンポン20は約38mmに広がる。
II.側部排出部材及び側部排出領域
図1aを主に参照すると、側部排出部材31は、タンポン20を排出するための側部排出部材31の軸方向力40は、端部排出力増強装置30からタンポン20を排出するための軸方向力40よりも小さいため、タンポン20の軌道を助ける。側部排出部材35の軸方向力40が小さいので、タンポン20が適切な位置に置かれるのを助け、膣腔内で側方被覆が得られる。端部排出力増強装置30と比較して、側部排出部材31を通って移動するタンポン20の抵抗性の欠如により、軸方向力40はより小さい。実際、タンポン20がタンポン保持管22から排出される時、端部排出力増強装置30が抵抗性を付与する一方で、側部排出部材31は展開幅55に達する。
側部排出部材31は、タンポン保持管22の外辺部42の周囲に配置される。側部排出部材は、端部排出力増強装置30の下方にあり、それと隣接している。側部排出部材31は、それぞれの側部排出領域35によって互いに分離されている。
側部排出部材31は、側部排出領域の初期寸法54を有する排出以前の位置を有し、この初期寸法54はタンポン保持管22の外辺部42よりも小さいか、それに等しい。更に、側部排出部材31はまた、図2に示す側部排出領域の展開幅55を有し、これは、タンポン保持管22の外辺部42(図1)及び側部排出領域の初期寸法54よりも大きい。換言すると、側部排出部材31は、第1横断方向幅54から第2横断方向幅55まで拡張する。第2横断方向幅55は、第1横断方向幅54よりも大きい。1つの非限定例において、側部排出部材31は、約1cm(約3/8インチ)の側部排出部材の初期寸法54及び約1.3cm(約1/2インチ)〜約1.9cm(約3/4インチ)の側部排出領域の展開幅55を有してもよい。
図2は、タンポン20が部分的に排出された時の側部排出部材31を示す。図3aは、排出位置にある側部排出部材31を示している。
タンポンアプリケータ21の製造者は、各側部排出部材31の構成、側部排出部材31の数、側部排出部材31の幅、各側部排出部材31間の距離を変更してもよい。
図1aを参照すると、側部排出部材31の構成は、好ましくは、タンポンアプリケータ21の外辺部42の一部に沿って脆弱性が低下するように作製される。更に、本明細書において、側部排出部材31の形状又は構成は、タンポン20の実質的な部分が排出され、形状又は構成が想定し得るものである限り変更してもよいが、但し側部排出部材31がタンポン20の配向的な排出を妨害すべきではないことが確認される。当業者は、本明細書中の特許出願に提示されているものについての明らかな変形を容易に認識するであろう。当業者は、側部排出部材31は、その形状が、タンポン保持管22からのタンポン20の排出を十分に、且つ適切に助けるのに効果的であるように機能する限り、円形、方形、矩形、三角形又は他の考えられる可能な形状であってもよいということを想定することができる。図10及び図11に示されるように、側部排出部材31の側部48は、不均一であってもよい。
図1aを参照すると、あらゆる数の側部排出部材31を利用することができる。偶数又は奇数の各側部排出部材31が存在し得る。図1aに示されるように、3つの側部排出部材31が示される。
図1aを参照すると、各側部排出部材31の幅は大幅に変更することができる。各側部排出部材31の幅は、タンポン保持管22の外辺部42と、側部排出領域35の幅との関数である。
図1aを参照すると、タンポン保持管22の外辺部42に沿って延在する各側部排出部材31間の距離は、タンポン保持管22の外辺部42、各側部排出部材31の幅、及び側部排出領域35の幅によって決まる。それらは、等間隔であるか、又は不均一に配置され得る。均一に配置された側部排出部材31が好ましいが、不規則に配置された側部排出部材31も機能する。製造し易いように、側部排出部材31は互いに等間隔であることが好ましい。しかしながら、側部排出部材31は互いに不規則な間隔で配置されてもよい。
側部排出部材31は、側部排出領域35によって分離されている。側部排出部材35は、中空領域、弱化領域、穿孔領域及び/又は薄領域であり得る。図6に示されるように、側部排出部材31の構成は、側部排出領域35としての弱化領域を有する1つの連続シートであってもよい。図1aに示すように、側部排出部材31は、中空の側部排出領域35によって互いに分離されていてもよい。
1つの非限定例において、タンポン保持管22の外辺部42は約60.96mmであり得る。この例において、側部排出部材31は3つであり得る。更に、各側部排出部材31は約6.35mmであり得、側部排出部材31間の側部排出領域35は約13.97mmであり得る。
更に別の非限定例において、タンポン保持管22の外辺部42は約75mmであり得る。この例において、側部排出部材31は5つであり得る。更に、各側部排出部材31は約6.35mmであり得、各側部排出部材31間の側部排出領域35は約8.65mmであり得る。この例において、側部排出部材31及び側部排出領域35の長さは約35.56mmであり得る。
図9に示されるような代替実施形態において、側部排出部材31は、1つの連続フィルム又はシートを有してもよく、端部排出力増強装置30は、1つの連続フィルム又はシートを有してもよい。端部排出力増強装置30のシートは、第1端部26の頂部44を完全に封入してもよい。側部排出部材31のシート又はフィルムは、側部を完全に封入してもよい。側部排出部材31のシート及び端部排出力増強装置30のシートは、互いに重なり合ってもよい。側部排出部材31のためのシート及び端部排出力増強装置30のためのシートは、熱封止、グルー又は成形などの当業者に既知の手段によって互いに封止され得る。このフィルム又はシートは、タンポン20を汚染から保護する。側部排出部材31のシート又はフィルムは、端部排出力増強装置30の材料フィルム又はシートほど強靭ではない。
側部排出部材31は、異なる材料からなってもよく、又は実質的に同一種類の材料からなってもよい。
III.タンポン
図1aを参照すると、タンポン20は、タンポン保持管22内に収容されてもよい。本明細書中の1つの好ましい実施形態において、タンポン20は、少なくとも1つの流体透過性バッグ様タンポンからなってもよい。図5に示すように、当該技術分野において慣習的であるように、取出し紐39がタンポン20の後方部分に取り付けられていてもよい。
流体透過性バッグ22に使用する材料は、好ましくは柔軟且つ可撓性である。その組み立て前の状態では、流体透過性バッグ22の形状は矩形である。しかしながら、台形、三角形、半球形、山形、砂時計形、円筒形、球形、矩形及び円形を含むが、これらに限定されない流体透過性バッグ22の他の形状も使用できる。
流体透過性バッグ22のための可能な組成物は数多くあり、例えば、織布材及び不織布材、孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルムなどの高分子材料、多孔質発泡体、網状発泡体、網状熱可塑性フィルム及び熱可塑性スクリムなどである。他の適した材料は、天然繊維(例えば、処理された木材、レーヨン又は綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル、レーヨン、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリエチレン繊維などのポリマー繊維)、又は天然繊維と合成繊維の組み合わせから構成され得る。材料が不織布材を含む場合、それはいずれかの適した方法によって製造され得る。他の適した材料としては、水絡材料、及び生体内での使用を意図した使い捨て吸収性物品で典型的に使用される既知のあらゆる他の適した材料が挙げられる。
典型的な流体透過性バッグ22は、綿、レーヨン、折り畳みティッシュ、織布材、不織布ウェブ(例えば、水流交絡ウェブ及びエアレイドウェブ)、合成繊維、天然繊維又はシートを含んでもよい。流体透過性バッグ22は、単一材料又は材料の組み合わせを含んでもよい。1つの非限定的実施形態において、流体透過性バッグ22は、レーヨン、綿又は両材料の組み合わせを含む。これらの材料は、人体での使用に適すると証明された記録を有する。レーヨンは、生体内での使用を意図した使い捨て吸収性物品で典型的に使用される、いかなる適した種類であってもよい。このような許容できる種類のレーヨンとしては、英国ホーリーウォール(Hollywall, England)にあるアコーディスファイバー社(Acordis Fibers Ltd.)から6140レーヨンとして入手可能なギャラクシーレーヨン(GALAXY Rayon)(3葉レーヨン構造)、やはりアコーディスファイバー社(Acordis Fibers Ltd.)から入手可能なサリールLレーヨン(SARILLE L rayon)(円形断面の繊維レーヨン)が挙げられる。
吸収性材料は、粒子、繊維、凝集体、粉末、ゲル、発泡体、超吸収性繊維又は発泡体、綿、レーヨン、ビーズ及びこれらの混合物を含む多くの物理的形状を取ることができる。粒子のサイズは、微粒粉末から約8ミリメートルまでの範囲である。材料の寸法は、封圧なしで測定される。吸収性材料は、当該技術分野において既知のあらゆる形状であり得、これには、棒状、円錐状、球状、方形、山形、円筒形、卵形、矩形、台形、三角形又は無定形が含まれるが、これらに限定されない。吸収性材料は、1つの材料からなってもよく、又は材料のブレンドを含んでもよい。ブレンドは、異なる材料、異なるサイズの粒子、又は異なる形状の粒子を包含してもよい。例えば、1つの実施形態は、異なるサイズ及び異なる形状を有する同一種類の材料のブレンドを包含する。別の実施形態は、同一サイズ及び同一形状を有する異なる種類の材料のブレンドを包含してもよい。吸収性材料の表面電荷は、同じであっても、異なってもよい。更にまた、非吸収性材料は、吸収性材料と混合又はブレンドされてもよい。
ゲル組成物を吸収性材料用に使用してもよい。このようなゲル組成物としては、水又はグリセリン中でゲルに事前混合されたポリアクリルアミド超吸収体が挙げられる。
様々な吸収性発泡体を吸収性材料として使用することができる。これらの発泡体は、比較的薄く、崩壊した高分子発泡体材料であってもよく、水性体液と接触すると、拡張して体液を吸収する。吸収性材料は、「高内相エマルジョン(以下、「HIPE」)」タイプの連続気泡発泡体を含んでもよく、又は「乾燥後に薄い」(以下、「TAD」)タイプを包含してもよい。このような発泡体材料は、高い毛管吸収圧力を付与するには十分小さいが、血液及び経血などの血液をベースとした液体の不溶性成分による閉塞を防止するか、又は最小限に抑えるには十分大きい気泡及び孔を有する。このような適した発泡体は、米国特許第5,387,207号に開示されている。適した発泡体、又は発泡体の組み合わせとしては、0Pa(0psi)及び1.7kPa(0.25psi)で測定された吸収力の比(例えば、1.7kPa(.25psi)での吸収力/0Pa(0psi)での吸収力)が0.5より大きい材料が挙げられる。
材料の混合物が使用される場合、材料の表面電荷は同じであっても、異なってもよい。表面電荷の差は、帯電したポリマーを粒子の外面に添加することにより、又はカチオン性吸収剤を使用することにより変化させてもよい。例えば、1つの実施形態において、四級化キトサンをHIPE発泡体と組み合わせて使用してもよい。
III.タンポン保持管材料
主に図1aを参照すると、タンポン保持管22は、好ましくは、第2端部(又は「排出端部」)27及びにぎり部分33を有する細長い中空のチューブである。タンポン保持管22は、同様の材料から、現在使用されているタンポンアプリケータで使用する種類の当該技術分野において既知の他のタンポン保持管22までの間で構成され得る。他のこのようなタンポン保持管の例は、米国特許第5,346,468号(カンピオン(Campion)ら、1994年9月13日発行)及び米国特許第5,558,631号(カンピオン(Campion)ら、1996年9月24日発行)に開示されている。タンポン保持管22は、あらゆる適した断面形状のものであり得る。適した断面形状としては、円形、長円形、扁平円形及び楕円形が挙げられるが、これらに限定されない。好ましくは、タンポン保持管22は、円形の断面構成を有する。
図1aを主に参照すると、いかなる理論にも拘束されるつもりはないが、タンポン保持管22はポリエチレン又はデュラフォームポリアミドから作製されてもよい。従って、タンポンアプリケータ21の外面25は、あらゆる適した平滑なプラスチック材料から構成されてもよい。
IV.プランジャ
図1aを主に参照すると、プランジャ29は、プランジャ29がタンポン保持管22内へ手で押される時に、タンポン20をタンポン保持管22内のその位置から排出するのに使用され得る。プランジャ29は、通常、タンポン保持管22が膣腔内に配置されると、その機能的な位置へと押し出される。プランジャ29は、次いで、その第2端部27に向かってタンポン保持管22内に伸縮して戻り、タンポン20を第1端部26を通して押し、生産性のある端部排出力増強装置30及び1つ以上の側部排出領域31を拡開する。
プランジャ29は、この目的に適するいかなる種類の構成要素でもあり得る。プランジャ29は、現在使用されているタンポンアプリケータで使用される種類のプランジャと同様に構成され得る。適したプランジャの例は、米国特許第5,346,468号(カンピオン(Campion)ら、1994年9月13日発行)及び米国特許第5,558,631号(カンピオン(Campion)ら、1996年9月24日発行)に開示されている。
また、プランジャ29はタンポンアプリケータ21と共に使用される任意の構成要素であること、また、プランジャ29が省略される場合、即ち、ユーザーがタンポンアプリケータ21を通してタンポン20を指で挿入して押す場合、タンポンアプリケータ21は十分に機能的であることを理解すべきである。
試験方法
以下の試験方法は、本発明のタンポンアプリケータ21と、端部排出力増強装置30、側部排出領域35及び側部排出部材31を有さない同一サイズのアプリケータとの比較である。
本発明のタンポンアプリケータ21は、改良された膣腔内での側方被覆を付与する。本発明が膣腔内での良好な側方被覆を付与する程度を測定するために、本試験方法は、タンポン保持管22から排出した後のタンポン20の長さ及び幅を測定する。従って、タンポン保持管22から排出した後のタンポン20の高さが低くなるにつれ、タンポン20の幅は広くなる。換言すると、タンポン20の幅が広くなると、膣腔内での側方被覆が大きくなる。更に、膣は典型的には下部領域の方が狭いので、膣腔内の低い位置に配置されたタンポン20が膣を効果的に被覆し得る。
A.試験スタンド材料
・ミニグリップ/ジップパック ジッパー付きバッグ23cm×30.5cm(9”×12”)ストック番号62−68(アソシエーテッドバッグ社(Associated Bag Co.))1500mLの水を充填
B.製品
・キンバリー・クラーク社(Kimberly- Clark Corporation)のコテックス(KOTEX)(登録商標)セキュリティタンポン及びアプリケータ、スーパープラス吸収力、#AC218722X2318(キンバリー・クラーク社(Kimberly- Clark Corporation))
・適合性タンポン材料及び作製指示:
タンポン材料:
a.コロリンド(Corolind)PE HPC−2 .23gsmオーバーラップ、ロット番号 TFOR23/1000、コルビン社(Corvin GMBH)、ドイツ
b.タンパックス(TAMPAX)(登録商標)コード、ロット番号 WYMAC7309A、ウェハドキー(WEHADKEE)
c.白糸、ロット番号 ART.235、コーツ・オブ・アメリカ(Coats of America)
d.DT吸収体、ロット番号 DT7:15、プロクター&ギャンブル社(Procter & Gamble Company)
作製指示:
a.セルフドコロリンド(Selfed coralind)を封止チューブ(9cm(3.5”)+0.6cm(1/4”)の封止×10cm(4”))にする。
b.チューブの一端を寄せ、糸で縫合する。
c.バッグを反転させ、最大で0.5gのDTを充填する。
d.細紐(35.5cm(14”)の撚糸)をバッグ底部の一方側に縫い付ける。
e.バッグにギャザーを寄せ、底部を縫合して、細紐を固定し、長さ6.35cm(2.5”)を測り取る。
・力増強装置アプリケータ用材料及び作製指示「選択的レーザー焼結」:
・力増強装置アプリケータ材料:デュラフォームポリアミド、ロット番号 B0461/7、DTM社(DTM Corporation)
ii.手順
1.図13を参照すると、タンポン保持管22の内径56を測定する。これは、排出以前ののタンポン20に関するタンポンの幅であると考えられる。組み立て後のアプリケータの長さV及びアプリケータプランジャの長さXを測定する。排出以前ののタンポン長さは以下のように測定する。組み立て後の長さV−プランジャ長さX=タンポン長さU。
2.図14を参照すると、1500mLの水を充填した23cm×30.5cm(9”×12”)のバッグ57を平坦な表面上に置く。タンポンアプリケータユニット21をバッグ57の下に挿入する。タンポン20を排出する。
3.図14を参照すると、X軸58に沿った最も幅広な点でのタンポン20の幅を測定する。
4.図14を参照すると、Y軸59に沿った最も高い点でのタンポン20の長さを測定する。
5.コテックス(KOTEX)(登録商標)スーパープラスアプリケータを有するコテックス(KOTEX)(登録商標)スーパープラスタンポンを用いて工程1〜4を繰り返す。
6.コテックス(KOTEX)(登録商標)スーパープラスアプリケータを有するコテックス(KOTEX)(登録商標)適合性タンポンを用いて工程1〜4を繰り返す。
iii.計算及び報告
図14を参照すると、タンポン20が本発明のタンポン保持管22から排出された時、タンポン20の長さはより短かった。これは、タンポンの形状及び/又は配向が変化した結果であった。タンポンの長さがより短い場合、本発明のアプリケータはより広い幅を被覆した。
以下は、試験方法からの結果である。
タンポンの排出以前のの長さ
Figure 2007525278
「発明を実施するための最良の形態」において引用されるすべての文献は、その関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを認めるものと解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
排出以前のの状態にあるタンポンアプリケータ及びタンポンの斜視図。 図1aのタンポンアプリケータの平面図。 部分的に排出された状態におけるタンポンアプリケータ及びタンポンの斜視図。 排出後位置におけるタンポンアプリケータ及びタンポンの斜視図。 タンポンが本発明のタンポンアプリケータによって排出された後の、女性ユーザーの膣腔内に適合するタンポンの斜視図。 タンポンアプリケータ内へ挿入される前のタンポンの斜視図。 タンポンの斜視図。 タンポンを有するタンポンアプリケータの代替実施形態の斜視図。 タンポンを有するタンポンアプリケータの代替実施形態の斜視図。 タンポンアプリケータの代替実施形態の斜視図。 タンポンアプリケータの代替実施形態の斜視図。 タンポンアプリケータの代替実施形態の斜視図。 タンポンアプリケータの代替実施形態の斜視図。 タンポンアプリケータの代替実施形態の斜視図。 本明細書に開示されるタンポン試験の工程の斜視図。 本明細書に開示されるタンポン試験の工程の斜視図。

Claims (10)

  1. 女性ユーザーの膣腔内にタンポンを排出するための、組み合わせ構造のタンポン及びタンポンアプリケータであって、
    前記タンポンアプリケータは、タンポン保持管と、プランジャとを含み、
    前記タンポン保持管は、中空の内側部分と、内面と、外面と、長手方向軸と、外辺部と、前記膣腔内へ挿入するように寸法決めされた第1端部と、前記第1端部の反対側に対向して配置された第2端部とを含み、前記タンポン保持管の前記第1端部に配置された端部排出力増強装置は、前記タンポン保持管の前記第1端部に配置された少なくとも1つの側部排出部材を含み、
    前記タンポンは、流体透過性バッグと、前記透過性バッグ内に粗く分散させた吸収性材料とを含み、排出以前の位置において前記タンポン保持管の前記中空の内側部分内に収容され、
    前記プランジャは、前記タンポン保持管の前記中空の内側部分内に滑動可能に装着され、前記端部排出力増強装置を通して前記タンポンを排出するように適合される、組み合わせ構造のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  2. 前記側部排出部材が、初期寸法と展開幅を有し、前記初期寸法は、前記プランジャが前記タンポン保持管から前記タンポンを排出する時に、前記展開幅へと変化する請求項1に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  3. 前記タンポン保持管が、複数の側部排出領域を含む請求項1又は2に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  4. 前記端部排出力増強装置が、前記側部排出部材の少なくとも1つに沿って前記タンポンアプリケータの前記外辺部を越えて前記タンポンを拡張させる請求項1〜3のいずれか1項に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  5. 前記タンポン保持管から部分的に排出された時、前記タンポンが、前記タンポン保持管よりも幅が広くなる請求項1〜4のいずれか1項に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  6. 前記側部排出領域が、スロット、円弧又は曲線形状を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  7. 前記タンポンが、前記端部排出力増強装置を通じて排出される前に前記プランジャによってより短い長さに圧縮される請求項1〜6のいずれか1項に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  8. 女性ユーザーの膣腔内にタンポンを排出するための、組み合わせ構造のタンポン及びタンポンアプリケータであって、
    前記タンポンアプリケータは、タンポン保持管を含み、
    前記タンポン保持管は、中空の内側部分と、内面と、外面と、長手方向軸と、外辺部と、前記膣腔内へ挿入するように寸法決めされた第1端部と、前記第1端部の反対側に配置された第2端部とを含み、
    前記タンポン保持管は、前記タンポン保持管の前記第1端部に各々配置された端部排出力増強装置と、側部排出部材とを含み、
    前記タンポンは、排出以前の位置において前記タンポン保持管の前記中空の内側部分内に収容され、
    前記タンポンは、流体透過性バッグ形タンポンと、前記流体透過性バッグ形タンポン内に粗く分散させた吸収性材料とを含む、組み合わせ構造のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  9. 前記排出以前の位置にある前記タンポンが、第1軸上にあり、前記排出以後の位置にある前記タンポンが、第2軸上にある請求項8に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
  10. 前記タンポンが、前記タンポンの排出以前の位置において、前記タンポンの前記第1軸に対して非平行に向けられ、排出中に再配向される請求項8又は9に記載のタンポン及びタンポンアプリケータ。
JP2007500834A 2004-03-03 2005-03-03 排出力増強装置を有するタンポンアプリケータ Withdrawn JP2007525278A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/792,351 US20050197615A1 (en) 2004-03-03 2004-03-03 Tampon applicator having an expulsion force increaser
PCT/US2005/007160 WO2005084599A1 (en) 2004-03-03 2005-03-03 Tampon applicator having an expulsion force increaser

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007525278A true JP2007525278A (ja) 2007-09-06

Family

ID=34911835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007500834A Withdrawn JP2007525278A (ja) 2004-03-03 2005-03-03 排出力増強装置を有するタンポンアプリケータ

Country Status (5)

Country Link
US (4) US20050197615A1 (ja)
EP (1) EP1720500A1 (ja)
JP (1) JP2007525278A (ja)
CA (1) CA2556583A1 (ja)
WO (1) WO2005084599A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526097A (ja) * 2004-03-03 2007-09-13 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 裂開式膜状キャップを有するタンポンアプリケータ

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030153864A1 (en) * 2001-10-16 2003-08-14 Bernard Chaffringeon Disposable device and method for transferring an active liquid into a body cavity
US20050197615A1 (en) * 2004-03-03 2005-09-08 Gann Diana L. Tampon applicator having an expulsion force increaser
AU2005325439B2 (en) * 2005-01-18 2010-05-13 Nishihara, Risa Corpse treatment device
US20060258971A1 (en) * 2005-03-31 2006-11-16 Chase David J Novel tampon applicator
BRPI0609482A2 (pt) * 2005-03-31 2010-04-13 Johnson & Johnson Consumer aplicador de tampão lubrificado
WO2006113821A2 (en) * 2005-04-19 2006-10-26 The Procter & Gamble Company A tampon applicator having a force controller
US20080167598A1 (en) * 2007-01-10 2008-07-10 The Procter & Gamble Company Active applicator
US9233029B2 (en) * 2009-06-22 2016-01-12 The Procter & Gamble Company Nesting tampon applicator
FR2968004B1 (fr) 2010-11-29 2013-06-28 Sojasun Technologies Films naturels biodegradables a base de co-produits issus de processus industriels de traitement de graines.
US8916015B2 (en) 2011-12-21 2014-12-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon method of manufacture
US9393160B2 (en) * 2012-06-29 2016-07-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon with contact elements
US9211216B2 (en) 2012-06-29 2015-12-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon method of manufacture
RO129921A2 (ro) * 2013-06-17 2014-12-30 V-Veil-Shop Ltd. Ansamblu pentru inserţie vaginală
FR3012463B1 (fr) * 2013-10-25 2016-07-29 Thales Sa Procede et dispositif de pose par collage d'insert par polymerisation controlee
USD741479S1 (en) * 2015-08-10 2015-10-20 Thinx, Inc. Reusable tampon applicator
CA3009515A1 (en) 2015-12-29 2017-07-06 CEEK Enterprises Insertable sleeve for speculum and use thereof
EP3721787A1 (en) 2015-12-29 2020-10-14 Ceek Women's Health, Inc. Speculum with secondary bills
AU2016380989A1 (en) 2015-12-29 2018-07-12 CEEK Women’s Health, Inc. Sleeve for speculum and use thereof
US10456016B2 (en) 2017-05-05 2019-10-29 CEEK Enterprises Applicator for a speculum accessory sleeve and use thereof
US11191677B2 (en) * 2018-05-18 2021-12-07 Tina Holdings, Llc Tampon insertion device
ES1217271Y (es) * 2018-07-24 2018-12-05 Font Caselles Ramon Aplicador de tampones
US11324643B1 (en) * 2019-07-01 2022-05-10 Jessica Samson Reusable tampon applicator
WO2021031165A1 (zh) * 2019-08-21 2021-02-25 吴静茹 丝带型卫生棉条
CN111388855B (zh) * 2020-03-26 2022-03-04 温州医科大学附属第二医院、温州医科大学附属育英儿童医院 一种多头错位棉球夹及多头错位棉球夹使用方法
USD986415S1 (en) 2020-09-11 2023-05-16 Ceek Women's Health, Inc. Speculum
US20230019578A1 (en) * 2021-07-19 2023-01-19 Menstrual Mates, Inc. Menstrual collection device, applicator and a method of inserting a menstrual collection device with an applicator
USD1013870S1 (en) 2022-05-24 2024-02-06 Menstrual Mates, Inc. Menstrual cup
USD1029254S1 (en) 2022-05-24 2024-05-28 Menstrual Mates, Inc. Menstrual applicator

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US792351A (en) * 1903-04-24 1905-06-13 Clarence B Ryan Sweeper.
US791976A (en) * 1904-07-30 1905-06-06 A J Logan & Co Metal bedstead.
US1926900A (en) * 1931-11-19 1933-09-12 Earle C Haas Catamenial device
US1969671A (en) 1931-12-03 1934-08-07 Adair Royalties Co Inc Cervical tampon applier
GB500742A (en) 1937-09-03 1939-02-15 Southalls Birmingham Ltd Improvements relating to tampons
US2351836A (en) * 1938-10-18 1944-06-20 Popper Otto Vaginal pack device
US3397695A (en) * 1965-06-28 1968-08-20 Joseph A. Voss Catamenial tampon and method of making
US3628534A (en) * 1969-02-10 1971-12-21 Tampax Inc Catamenial tampon and method
US3760808A (en) 1969-12-01 1973-09-25 K Bleuer Tampon applicator assembly
US3674025A (en) 1970-04-14 1972-07-04 Keith T Bleuer Tampon assembly
US3706311A (en) 1970-11-27 1972-12-19 Procter & Gamble Self-spreading catamenial tampon
US3895634A (en) * 1973-10-18 1975-07-22 Rapid American Corp Tampon inserter
US3981305A (en) * 1975-09-11 1976-09-21 Kimberly-Clark Corporation Low density tampon of intermeshed deformable strip material and inserter therefor
DE2928356A1 (de) 1979-07-13 1981-01-15 Hahn Carl Dr Gmbh Tamponpackung
US4479791A (en) * 1980-07-28 1984-10-30 Tampax Incorporated Tampon applicator
US4592740A (en) 1984-12-04 1986-06-03 Mahruki Nimetullah M T Vaginal sponge applicator
DE3910458C1 (en) * 1989-03-31 1990-09-20 Johnson & Johnson Gmbh, 4000 Duesseldorf, De Tampon applicator
CA2095393C (en) 1992-05-20 1997-12-30 Jamshid Rejai Tampon applicator and method for forming same
US5348534A (en) * 1992-11-06 1994-09-20 Tambrands Inc. Tampon applicator
US5279541A (en) * 1992-11-06 1994-01-18 Tambrands Inc. Tampon applicator
US5569177A (en) 1994-08-22 1996-10-29 Kimberly-Clark Corporation Tampon applicator
US5766145A (en) 1994-08-22 1998-06-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon applicator
US5531674A (en) * 1995-01-06 1996-07-02 Frayman; Max Compactly assembled tampon applicator
DE19503011C2 (de) * 1995-01-31 1997-11-27 Johnson & Johnson Gmbh Tamponapplikator und Verfahren und Vorrichtung zu seiner Herstellung
CA2181015C (en) 1995-07-14 2000-10-10 Thomas C. Mcnelis Supporting rim structure of an open insertion end tampon applicator used to post form an insertion end of a tampon pledget
US5817047A (en) 1997-03-17 1998-10-06 The Procter & Gamble Company Tampon and method of making same
US5928184A (en) * 1997-04-14 1999-07-27 Tampax Corporation Multi-layer absorbent article
US6095998A (en) 1998-07-29 2000-08-01 The Procter & Gamble Company Expandable bag tampon and spreading tampon applicator therefor
US6270470B1 (en) * 1999-06-18 2001-08-07 The Procter & Gamble Company Method of providing side-to-side coverage with a tampon
US6358223B1 (en) * 1999-06-18 2002-03-19 The Procter & Gamble Company Tampon applicator
US6254566B1 (en) * 1999-06-18 2001-07-03 The Procter & Gamble Company Tampon with a tampon applicator
US20030236499A1 (en) * 2002-06-25 2003-12-25 Fedyk Glen Charles Tampon applicator having a corrugated insertion tip
US7320673B2 (en) * 2004-03-03 2008-01-22 The Procter & Gamble Company Tampon applicator having a rupturable membranous cap
US20050197615A1 (en) * 2004-03-03 2005-09-08 Gann Diana L. Tampon applicator having an expulsion force increaser
US20050256482A1 (en) 2004-04-30 2005-11-17 The Procter & Gamble Company Tampon comprising a plurality of strips or cords

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526097A (ja) * 2004-03-03 2007-09-13 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 裂開式膜状キャップを有するタンポンアプリケータ

Also Published As

Publication number Publication date
CA2556583A1 (en) 2005-09-15
US7338462B2 (en) 2008-03-04
WO2005084599A1 (en) 2005-09-15
US20050197615A1 (en) 2005-09-08
US20050277866A1 (en) 2005-12-15
US20050277867A1 (en) 2005-12-15
EP1720500A1 (en) 2006-11-15
US20050273044A1 (en) 2005-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007525278A (ja) 排出力増強装置を有するタンポンアプリケータ
US6358235B1 (en) Soft conformable hollow bag tampon
CA2424065C (en) Improved protection tampon and method of making
EP2136755B1 (en) Tampon having at least one physical discontinuity
US20140012216A1 (en) Drogue-like menses collection device
CZ45399A3 (cs) Příčně roztažitelný tampón a způsob jeho vytváření
EP1771136A1 (en) Deformable tampon comprising an inner wrap and outer wrap
US11911243B2 (en) Cervical pad
US20180353737A1 (en) Morpho-Anatomic Flexible Web
EP1871318A2 (en) A tampon applicator having a force controller
KR101953740B1 (ko) 팽창형 생리대
JP2004298452A (ja) 生理用タンポン
MX2008007603A (es) Articulo absorbente que comprende una capa de material permeable a liquidos
MXPA06004885A (en) A hygienic tampon and an absorbent body used in the formation of a tampon

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080115