JP2007524924A - 分配チェーンにおける情報対象物を追跡および認証するための共通事項オーサリングシステム - Google Patents

Abstract

共通事項オーサリングシステムは（図１Ｂ）、独自に識別された不変的な家畜情報対象物（１３４)の中心貯蔵庫の使用を介して、家畜情報対象物を提供するために機能する。本システムは、インターネットベース型パラダイム（１１５)および独自に識別された不変的なデータ要素（１３４)の中心貯蔵庫の使用により、家畜情報対象物のオーサリング、維持、および分配を自動化する。本システムは、生産者が家畜情報対象物を著作、維持、および分配するために、ならびに家畜情報対象物のシステムのメンバーとして、その消費者が家畜情報対象物を検索、維持、および分配するために使用できるソフトウェアモジュールのセット（１４１〜１４５)を提供する。システムの相互接続は、家畜情報対象物のシステムのメンバー間の購入および販売のための上記パラダイムを使用することと、政府規制に対するコンプライアンスのメンバー間の負担金を減らすことを許す（図１Ｂ）。

Description

本発明は、共通事項（Ｃｏｍｍｏｎ Ｐｏｉｎｔ）オーサリングシステムとして知られる自動化システムである。このシステムは、生産物の生成、生産物の生産、生産物の分配、および／または生産物の消費プロセスの一部としての、オーナー権がセグメント化された、商業上の供給、分配、および消費チェーンにおいて、およびそれに沿って著作された情報対象物（Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｏｂｊｅｃｔ）の、不変的なオーサリング、独自の識別、認証、追跡、オーナー権および制御、広告、販売および／または購入を容易にする。

（問題）
概して
生産物の生成、生産物の分配、および／または生産物の消費の分野の中において、オーナー権がセグメント化された、商業上の供給、分配、および消費チェーンを介して進展するとき、特定の物理的生産物または加工生産物を識別する無形の情報対象物を不変的に著作、保持、および分配することは問題である。問題は、生産物を識別、特徴づけ、および認証するために使用できる情報対象物を著作するためのチェーンの中の物理的生産物または加工生産物のオーナー権を得る各々の自の所有者の必要によって更に例示されている。不変的なデータを含む情報対象物を認証し、そしてオーナー権がセグメント化された、商業上の供給、分配、および消費チェーンの中の物理的または加工生産物の履歴に関するデータを提供するために情報対象物をアップデートすることは、更なる問題である。オーナー権がセグメント化された、商業上の供給、分配、および消費チェーンの上から下まで、情報対象物が関連する物理的または加工生産物を追跡するために、情報対象物を使用することは、更なる問題である。情報対象物が、関連を有すす物理的または加工生産物の物品から区別および離れた、独自に別個の商品になることを可能にするために、著作された情報対象物に対する十分なオーナー権、権限、および制御を与えられることは、物理的および加工生産物の所有者にとって更なる問題である。商業の営みためのグローバル的アクセス可能なマーケットを提供し、それによって、物理的または加工生産物に関連を有する著作された情報対象物が、物理的または加工生産物の所有者および消費者の間で広告、提供、購入、および販売し得ることは更なる問題である。

情報対象物に対する要求例としては、オーナー権がセグメント化された、牛肉家畜産業の商業上の供給、分配、および消費チェーンである。認証済情報対象物は、適切な政府規制に対するコンプライアンスのために、および／または商業的理由のために、動物およびその生産物の、遺伝選択および誕生から消費までの追跡に対して必要とされる。本共通事項オーサリングシステムを説明するために、牛肉家畜産業の商業上の供給、分配、および消費チェーンは、従って、本共通事項オーサリングシステムの性能および動作を示す実用的な実施例として使用される。

牛肉家畜産業
従来、牛肉家畜産業は、別々の生産および分配部門に基づく、オーナー権がセグメント化された構造の下に操業してきた。生産セグメントが、一つの企業内においてオーバーラップし得る一方、牛肉家畜産業の供給および分配セグメント（家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者）は、従来、相互に独立し、それは、特有の、極めて特殊な生産の実施および経済的な競争の結果である。

各々のセグメントの独立およびセグメント化されたオーナー権は、牛肉家畜産業の供給および分配チェーン内の対立を有し、また引き起こす。各々の独立したセグメントは、そのセグメントのために必要な最小限の実施および管理テクニックのみをする傾向がある。なぜなら、さもなければ経済的な利点は無いと各々のセグメント内の所有者によってよく感じられるからである。さらに、一人の所有者が他を経済的競争の不利な立場に置く恐れがあるため、情報は、セグメント内の所有者から他のセグメント内の所有者へ供給および分配チェーン内の上または下へとまれに渡される。

牛肉家畜産業のセグメント化された敵対的な供給および分配チェーンの結果は、利益を生む良質な生産物を生産することである、牛肉家畜産業の第一のゴールの実現によく失敗する可変な生産物品質である。結果として、牛肉家畜産業の供給および分配チェーンは、生産物の源または生産物の生産、加工、および分配に使用されるプロセスおよび手段についての情報を欠いたジェネリックな生産物として、牛肉を生産し、消費者へ分配をしていた。

牛肉家畜産業の中の変化は、良質な牛肉を生産するというゴールに注目を集中させた。しかしながら、供給、分配、および消費チェーンに従う、異なる所有者と消費者の間にある経済的な対立を払いのけるためのテクノロジーは、利用できなかった。消費者が、安全、便利、および一貫性のある良質な生産物を要求を示す一方、家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、および小売業者へメッセージを返すための消費者の能力は、牛肉家畜産業内の供給、分配、および消費チェーンの中において続いている情報フローの効率の悪さによって抑えられている。

牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーンのセグメントの間においての情報フローの効率の悪さによる影響は米国農務省によって留意されており、疫学者が行っている伝染された牛のトレースバック探索は、概して２日から１２週間の間の時間がかかり、そしてトレースバックの成功の可能性は、信頼できるものとは程遠いということを見出した。動物の識別および追跡が動物の健康を保証できず、または動物の病気の始まりを防ぐことができない一方で、動物を素早く追跡する能力は、対応の時間を早めることによって伝染力の強い病気の影響を軽減することができる。米国国立畜産研究所（ＮＩＡＡ）は、動物の誕生から収穫までの全国的プランを展開するために、２００２年４月に、「Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｆｏｏｄ Ａｎｉｍａｌ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ Ｔａｓｋ ｆｏｒｃｅ」を組織した。この特別委員会によると、アメリカの牛の群れの健康を保持することは、最も最優先される課題であり、従って、全国固体識別ワークプランにおいての最も重要な焦点である。長期的な目標は、発見後４８時間以内に、異質の動物病と直接接触した全ての場所を識別する能力を有する動物の識別および情報システムを構築することである。キーになる要素は、個別の動物のための場所を識別する一貫したシステム、および一貫した、全国的に認められた、番号システムを含む。これらの目的は、後任である２００３年９月に公表された合衆国動物個体識別プランによって継続される。プランの成功へのチャレンジは、家畜ブリーダー、家畜生産者、および家畜加工業者の重要な集団へ、そしてその使用によっての全国家畜識別システムの幅広い流通である。

識別、データ管理、そしてトレーサビリティーに対しての既存の階層的に組織化された、または階層的に統合されたシステムは数多くあるが、動物またはその分配された生産物の任意の所有者、あるいはそのような所有者または消費者の手の中にある、独自に識別された動物とその生産物に関するデータ対象物を独自に識別し認証する、分配された生産物の任意の消費者に利用可能なグローバル的アクセス可能な「包括的」システムが無いことは、牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーンにおいては問題である。動物が、誕生から収穫まで、所有者から所有者へと移動し、その上消費者へと分配される中、そのような所有者と消費者の間の効果的な相関性を提供するための包括的システムが存在しないことが、更なる問題である。

現存のシステムと動物の動作のアイデンティティおよび履歴を確実に得る手段との間の互換性と情報フローの基準を提供するための、グローバル的アクセス可能なシステムが、牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーン内に無いことが問題である。更に、情報フローの不足は、情報対象物のデータオーナー権および管理に対しての問題への技術的な対応無しには、解決することはできない。情報対象物のオーナー権および管理は、牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーンにおいて重要である。例えば、上記された合衆国動物個体識別プランにおいての情報源を標準化し、そしてその収集を集中化するために利用できる最良の手段に焦点を置いても、不十分な努力、または努力の欠如に対しての刺激として、データのオーナー権および管理の課題の解決無しには、合衆国動物個体識別プランの結果は、ゆがんだ、的をはずれた、もしくは利用不可能なデータである。

現在、動物または動物生産物の所有者、あるいは動物生産物の消費者が、牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーン内の動物およびその生産物に関する情報対象物を、独自に識別と認証、追跡、所有と制御、広告、販売および／または購入し得るグローバル的アクセス可能な集中化されたシステムが存在しない。従って、牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーン内において見出される所有者および消費者へのグローバル的アクセス可能なシステムの提供が必要である。そのシステムは、動物とその動物の生産物についての独自に識別された不変的なデータが、独自な関連性を有する物理的な商品から離れて区別されている新しい別個の商品として広告、販売、購入、および交換し得る情報対象物として著作され得るマーケットとして動作する。牛肉家畜産業は、この問題の本質を示し、そして本共通事項オーサリングシステムの動作を示す目的のための実施例として使用されるが、説明されているシステムの範囲の制限をするものではない。共通事項オーサリングシステムは、物理的または加工された生産物に関する情報が、政府規制の遵守および／または商業的理由のために、著作、独自に識別、認証、追跡、所有者によって制御、広告、販売、および／または購入される必要がある任意の産業への適用を有し得る。

（解決策）
上記された問題は、牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーンのための本共通事項オーサリングシステムによって解決され、技術的な発展が得られる。共通事項オーサリングシステムは、動物とその分配された生産物のためのオーナー権のセグメント化されたチェーンの至るところに、無形の家畜情報対象物が不変的にオーサリング、維持、および分配できるための機能を提供する。それによって、動物または分配された動物生産物の各々の所有者もしくは分配された動物生産物の各々の消費者によって著作された家畜情報対象物は、情報対象物が関連を有する動物または独自に識別された動物生産物を独自に識別または認証するために使用できる。共通事項オーサリングシステムは、不変的なデータを含む家畜情報対象物を認証するための機能、およびオーナー権がセグメント化された商業上の供給、分配、および消費チェーンの中の動物または動物生産物の履歴に関するデータを提供することに対して、情報対象物をアップデートするための機能をさらに提供する。共通事項オーサリングシステムは、家畜情報対象物が、オーナー権がセグメント化された牛肉家畜供給、分配、および消費チェーンの上と下両方に関連を有する、独自に識別された動物または分配された動物生産物を追跡することに対しての家畜情報対象物を使用するための機能をさらに提供する。共通事項オーサリングシステムは、情報対象物が家畜情報対象物が関連を有する動物または動物生産物の物資から離れた、別個であり、独自の異なる物資に生じることができるために、動物の所有者が著作された家畜情報対象物の十分なオーナー権、権限、および管理を与えれるための機能をさらに提供する。共通事項オーサリングシステムは、商業的活動のためのグローバル的アクセス可能なマーケットをさらに提供する。それによって、動物または動物生産物への関連を有する著作された家畜情報対象物は、動物または動物生産物の所有者および消費者の間で広告、提供、購入、および販売をし得る。

さらに、上記された問題は、動物の識別、場所の識別、および商業チェーンの中の動物の動作の履歴に関するデータを含む独自に識別された不変的な家畜情報対象物の中心貯蔵庫の使用を介して家畜情報対象物を提供するためとして機能する本共通事項オーサリングシステムによって解決され、技術的な発展が見られる。このシステムは、インターネットベース型パラダイムと独自に識別された不変的なデータ要素の中心的貯蔵庫を使用することによって、家畜情報対象物のオーサリング、維持、および分配を自動化する。共通事項オーサリングシステムは、共通事項オーサリングシステムの加入者としての消費者が、家畜情報対象物を検索、維持、および分配できる家畜情報対象物を、動物ブリーダー、生産者、収穫者、加工業者、卸売業者、および小売業者が、著作、維持、および分配できるために使用できるソフトウェアサブシステムセットを提供する。システムの相互接続は、物資としてのデータの売買のためのインターネットベース型パラダイムの使用を許可する。相互接続は、政府規制の遵守のための加入者の間の負担金の削減である、家畜情報対象物の形態で共通事項オーサリングシステムの加入者の間で集められたデータを許可する。加えて、共通事項オーサリングシステムは、サービスおよび生産物の広告を提供することによって、付属的なサービスを提供できる。それによって、家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、および消費者のような加入者の間の相互接続を容易にする。さらに、共通事項オーサリングシステムは、潜在的消費者を広告するために、家畜情報対象物に含まれている情報と指示に関連しているサービスおよび生産物を提供する第三者のベンダーを許可できる。

共通事項オーサリングシステムは、家畜情報対象物と家畜生産者、家畜生産者の消費者、動物生産物の最終的な消費者、および第三者のベンダーの間の他の情報対象物との通信のためのオブジェクト指向の構造を使用する。家畜情報対象物は、ドキュメントファイルまたはデータベースファイルではないが、代わりに、命令と、命令が動作する情報との順序を含む対象物である。特定の家畜情報対象物は、集められた時に家畜情報対象物を含む情報の複数の不変的な構造物を識別するポインターを含む。各々の構造物は、そのデータ要素を排他的に識別するデータ要素と独自の識別子を含む。

データ要素が確定されるため、アップデートおよびオリジナルのデータ要素が中心データベースに維持されている間、単純にデータ要素の代替品を指し示す独自の識別子を含む特定の動物のための家畜情報対象物の新しいバージョンを必要とする。このようにして、各々の場にとって、フォーマットは異なるかもしれないが、家畜情報対象物のコンテンツは不変的に残る。加えて、家畜情報対象物の付属の部分のコンテンツがこのデータ要素と同一の場合、新しい家畜情報対象物の作成は、中心データベースから実存するデータ要素を使用することが可能である。このようにして、新しい家畜情報対象物のオーサリングは、新しいデータ要素の作成を必要とする新しい家畜情報対象物の独自のセグメントのみと一緒に、標準化されたデータ要素の貯蔵庫から利点を得れる。データ要素の他の言語への翻訳は、共通事項オーサリングシステムが標準化されたフレーズおよび様々なデータ要素の作成の中の関連したデータの使用を命令するため、簡略化される。加えて、データ要素は、他のデータベースシステムへエクスポートさせることが可能である。

共通事項オーサリングシステムは、確定された基準と定義されたデータ要素を介して、畜産産業の各々のセグメントに、情報の効果的な可用性を提供する一方、システムの適合性を許す一体型の識別システムでもある。上記された合衆国動物個体識別プランによって想定される動物および場所の識別を含む情報源および識別要素は、動物病の追跡および管理をサポートするために使用できると共に、生産管理環境の中の生産管理情報を提供することが可能である。基本的な動物の健康の要素が生産とマーケティング要素から異なるように見える一方、これら二つの要素の間のデータ交換は、コスト削減および結果物の強化された品質の点から、両方のセグメントにとって有利な相乗効果を提供する。

共通事項オーサリングシステムは、物資の識別のレベルにおいての様々な粒度（ｇｒａｎｕｌａｒｉｔｙ）をサポードできる。必須の識別の粒度は、生産物の機能および商業連鎖を介してのその動作の管理であり得る。従って、あるケースにおいては、各々の個別の動物は追跡される必要があり、他のケースにおいては、同じ場所で生まれた動物の集団が一つのグループとして収穫するために生産連鎖を進むグループ識別が、切り離せれない集団の全ての動物を識別するために使用することが可能である。

動物の誕生から収穫までの追跡に加えて、このプロセスの拡張は、収穫の結果として作成された生産物を追跡するためである。これは、消費者のための食品の安全性を提供するための必要性を反映し、動物追跡パラダイムが、頻繁に異なる商業チェーンの中で異なる完成品へと個別に処理されそして消費者に分配される中で、動物の加工物にも適用できるために拡張する。共通事項オーサリングシステムは、コスト効率が良い、効果的、および総合的な生産物識別システム、例えば、動物の収穫とその生産物の作成から消費までの動物の加工された成分または生産物のＤＮＡまたは遺伝学的識別と追跡を予測する。

家畜情報対象物は、これらのプロセスに関しての関連性のあるデータを著作、維持および分配し、これらのプロセスに関係している要素は、関係者への広告を引き起こすことに使用し得る。共通事項オーサリングシステムは、加入者が、その加入者によって所有または管理された家畜情報対象物の中の情報を、広告主が使用またはアクセスできることを許可または許可しないための適応力を存続する。メンバーＩＤ情報対象物の中の加入者によって許可された時、家畜情報対象物のオーサリング、維持、および分配は、許可された広告主に対して、家畜情報対象物へアクセスする加入者へのコンテキストに敏感な、リアルタイム広告アクセスの点に関して、家畜情報対象物の中で識別された動物に関連のある生産物とサービスを識別するための機会として使用し得る。

（詳細な説明）
本共通事項オーサリングシステム１０では、加入者が牛肉の家畜供給、分配、消費チェーンの範囲内の動物またはその生産物を記述する情報対象物を、不変的にオーサリング、独自に識別、認証、追跡、所有、支配、広告、売買することができる。このタスクを達成させるためには、情報対象物は不変なデータを含み、更に牛肉の家畜供給、分配、消費チェーン１９の範囲内の動物とその産物の行動履歴のデータの更新ができることとする。

このシステムが適用できる生産物とそれに関連した製造および/または生産プロセスの例えは多数ある。本共通事項オーサリングシステムの概念を説明するには、家畜産業と食物分配ネットワークが含まれている供給チェーンの例えが使われている。牛肉の家畜供給、分配と消費チェーンの環境では、共通事項オーサリングシステムは、独自に識別された、不変的な家畜情報対象物の中心貯蔵庫を使用して家畜情報対象物を供給する。このシステムは、家畜情報対象物のオーサリング、メンテナンス、分配を、ネットワークベースの模範と、独自に識別された、不変的なデータ要素の中心貯蔵庫の使用によって自動化する。共通事項オーサリングシステムは家畜生産者と加工業者が、顧客である加入者が家畜情報対象物を回収、維持、分配できる、家畜情報対象物のオーサリング、維持、分配できるソフトウェア成分のセットやサブシステムを供給することができる。システムの連結が、共通事項オーサリングシステムの加入者による家畜情報対象物の広告と売買のために、インターネットベース型パラダイムを使用する事ができるようにし、そうするとともに物資を照会されている動物とその生産物から切り離し識別し、そして法的規則の遵守をしている加入者の負担コストを軽減する。それに加えて、共通事項オーサリングシステムは、生産者とその顧客とベンダー、そして家畜情報対象物に含まれている生産物とサービスに関連している情報と説明を供給する共通事項オーサリングシステムの他の加入者との繋がりを促進するサービスと生産物の広告をするという補助的なサービスを提供することができる。

（定義）
説明のために以下の用語の意味が定義される。

「加入者」は、本共通事項オーサリングシステムにアクセスし、使用できることを認定されているビジネスまたは個人という実在物を含むものとする。加入者とは、家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、消費者、または牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーンに関わる動物またはその生産物を所有または消費しているものとする。加入者は、家畜情報対象物に含まれている情報および指示に関連しているサービスおよび生産物を供給するための広告をする第三者のベンダーでもよい。

「メンバー」は、加入者と同義語である。

「家畜ブリーダー」は、一般的に、遺伝学的物資を提供し、または動物を繁殖し、出産プロセスを管理するビジネスまたは個人という実在物を含むものとする。

「家畜生産者」は、一般的に繁殖用の家畜の経営者、輸入者、や飼養場の経営者のような動物を育て、飼料を供給し、寝床の管理をするビジネスまたは個人という実在物を含むものとする。

「家畜加工業者」は、一般的に、動物の加工品を収穫するパッカー、または動物の加工品を処理する製薬会社、精製業者、もしくはペットフード会社のようなビジネスまたは個人という実在物を含むものとする。

「卸売業者」は、一般的に、動物生産物や加工された動物生産物を卸売物価で小売業者に分配するビジネスまたは個人という実在物を含むものとする。

「小売業者」は、一般的に、動物生産物や加工された動物生産物を小売物価で消費者に売るビジネスまたは個人という実在物を含むものとする。

「消費者」は、一般的に、小売業者から動物生産物や加工された動物生産物を購入するビジネスまたは個人という実在物を含むものとする。

「端末デバイス」は、パーソナルコンピューター、携帯デバイス、コミュニケーションデバイス、ワイアレスコンピューターデバイス、または他のデータインターフェイスデバイスを含む。一般的に、端末デバイスはこれらを含む全機能に対応するコミュニケーションデバイスであり、携帯電話、個人向け携帯情報端末、パーソナルコンピューター、または他の専門的な通信デバイスを含む。

「データ要素」は、共通事項オーサリングシステムの最小データ単位である。データ要素は、任意の情報および／または指示であり得る。データ要素は、共通事項オーサリングシステムの使用に登録されている場合は不変的であり、そして独自に識別される。

「データ要素セット」は、二つ以上のデータ要素によって構成される。データ要素セットは、共通事項オーサリングシステムの使用に登録されている場合は不変的で独自に識別される。登録されているデータ要素セットは、一つ以上の未登録のデータ要素、一つ以上の登録されたデータ要素、もしくは登録と未登録両方を含むデータ要素で構成され得る。

「情報対象物」は、一つ以上のデータ要素、データ要素セット、複数の情報対象物、もしくはそれらの組み合わせによって構成される。情報対象物は、共通事項オーサリングシステムの使用に登録されている場合は、不変的、そして独自に識別される。情報対象物は共通事項オーサリングシステムの一番大きなグループのデータであり、工業特有であり得る。

「登録済情報対象物」は、一つ以上の登録済情報対象物、未登録の情報対象物、未登録のデータ要素、未登録のデータ要素セット、登録済データ要素、登録済データ要素セット、もしくはそれらの組み合わせで構成され得る。

「許可」は、メンバーによってアクセスが管理されているデータ要素や情報対象物と関連している属性である。許可は肯定的、否定的、の両方の影響を有し得る。許可は、(１)排他的または非排他的、(２)条件付きまたは永久的、そして、(３)制限付きまたは非制限的、もしくはそれらの組み合わせであり得る。情報対象物の登録に次いで、対象物へのアクセスを許可されているメンバーは、その行動がメンバーの権威を上回ることなく、前の許可の付与を妨害することがなければ、情報対象物やデータ要素のための許可を付与、取り消し、修正することができる。

図１９による牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーンのコンテクストにおいての「所有者」は、一般的に、動物の受胎に適合された遺伝学的物資を所有または加工する、もしくは一般的に、妊娠中の動物、動物生産物、または加工された動物物資を所有している家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、および／または消費者のことである。

登録済情報対象物のコンテクストにおいての「所有者」は、情報対象物やデータ要素のための許可を設定する加入者のことである。情報対象物および／またはデータ要素のために設定された許可は、個々の情報対象物とデータ要素のためにそれぞれ付与、取り消し、修正されている全ての可能な許可を累積的に管理できる一人以上のメンバーと所有者が必要である。

「家畜情報対象物」は、一つ以上の動物の受胎前の遺伝学的情報、そのような動物の履歴、動物生産物の履歴、および／またはその消費の履歴に関連した情報および／または指示を含んでいる情報対象物である。

（アドレスされた懸案事項）
共通事項オーサリングシステムによる牛肉家畜産業の供給、分配、消費チェーンに関する更に大きな懸案事項は複雑であるが、相互関係がある。アドレスされた懸案事項は、食品の安全性、動物識別、獣医学的健康、情報の流れ、および牛肉の品質である。解決策としては、データオーナー権が技術的に、家畜やその生産物の所有者または消費者に委ねられている、グローバルにアクセスできるＩＴシステムである共通事項オーサリングシステムの配備である。

獣医学的健康と動物識別
群れに新しく動物が入ること、または閉鎖された群れへの病気の襲撃の初めは、住民への感染の広まりを防ぐための素早い検出と対応が求められている。病気の存在や非存在を判断するための動物の無作異的なサンプリングは費用のかかる作用であり、誤りに満ちている。正確なリアルタイムデータを収集することのできる能力は、バイオ統計学の処理が群れの管理判断がされ得る科学的根拠のある結論から届くのを可能にする。国境を越えた異質や新生な病気を素早く検出し、追跡する能力は生産者を病気の広がりから守り、動物の生産とマーケティングへの否定的な経済的影響を軽減することができる。

効果的なシステムを有するには、各々の動物は独自に識別され、それらのその時の居場所も識別され、そして好ましくは、それらの追跡された生産プロセスの行動履歴が必要である。感染した動物と接触、その接触時に居合わせた一緒に住んでいる動物の全ての場所を識別する能力は動物のタイムリーなトレースバックのために必要とされる。感染された動物と接触した集団の部分群の全ての接触とモニタリングの識別は、病気の存在を検出し、広がりを防ぐためには重要な要因である。これは中心的データベースや、バーチャルなデータベース基盤へのアクセスを可能にすることを途切れもなく繋ぐものへの、個々の動物や動物の一団の行動の記録を必要とする。これを成し遂げるためには、動物および場所の識別のスタンダードな方法が、生産者による生産、収穫と、生産物創造のプロセスを通して構築され、実行されなければならない。アメリカの動物識別プランはそのような情報源の標準化を呼び掛けている。

ロケーション問題は、動物の出生地、および生涯の他の場所への移動の記録ができる能力も含む。これは、特定の動物が、他の生産ユニット、交通機能、マーケット、展示会、および競売を含む各々の場所において他の動物との接触を決定するために、一時的なベーシスにおけるロケーションデータのコーディネーションを含む。各々のサイトは、他のサイトから地理的および／または疫学的に異なる場合、独自である。更に、各々のサイトは、そのサイトに配置された設備を動作する認可されたユーザーまでトレースされる。

食品の安全性と動物識別
動物が収穫された場所は必ず記録され、また全ての収穫された生産物の分配は追跡されなければならない。従って、上記の独自の動物識別は、その識別された動物が複数の独自に識別された生産物に加工され、複数の生産物のそれぞれが独自に識別された動物とその履歴をさかのぼることのできるものを一対多数のパラダイムに広げる。同様に、複数の独自に識別された生産物の識別は、たくさんの様々な動物の擬似生産物の加工混合物から単体の独自に識別された動物のトレースバックを促進する。

上記のプロセスは、動物が加工され、合成の動物生産物が分配される食品生産プロセスへと拡張する。誕生から加工生産物になるまでの動物と他の農産物を追跡する能力は、消費者を不純な、危険な、および不正な食品として称されるものから守る。

情報の流れと牛肉品質
上記されたように、アメリカの動物識別プランの標準化努力が集中し、動物生産物のもっと広範囲な処理情報の情報源が、動物のトレーサビリティーを保証し、そして動物とその動物の生産物の源、健康、遺伝学、他の独特な特徴に関しての生産物差異を通して動物生産物に価値を加えることができる。

今利用できる家畜識別ソフトウェアシステムは、牛肉家畜産業の所有者のセグメント化の性質のため、商業チェインを能率的にすることが難しく、高値である識別情報の一覧を提供する。この断片化の共通な例はソフトウェア製品の不適合性と利用可能なソフトウェアシステムの率直なコストである。結果は、消費者が動物の生産物を購入する時の選択とそれらの選択のための理由が、家畜ブリーダー、家畜生産者、および業者への供給、分配、および消費チェーンのコミュニケーションができないことである。この情報なしには、家畜ブリーダー、家畜生産者、および家畜加工業者は、より良い品質の生産物を提供するための管理工程を調節することができない。同じように、家畜ブリーダー、家畜生産者、および家畜加工業者は、全くの効果がないために、消費者に彼らの動物に関する存在する情報を伝えることができない。概して、牛肉家畜産業は、情報の供給、分配、および消費のチェーン１９中で効果的に流すことができないため、己の生産物を改善することができない。

集中化とデータオーナー権
牛肉家畜産業の中のセグメント間の情報の流れの増加と、牛肉品質の改善の必要性は、不変的なオーサリング、独自の識別、鑑定、追跡、オーナー権と管理、広告、牛肉家畜産業の供給、分配、および消費ののチェーン１９内においておよび沿って著作された情報対象物の売買、を促進するグローバル的アクセス可能な「包括的」なＩＴシステムの欠乏のため、対処されていない。

包括的ＩＴシステムによる家畜所有者のデータオーナー権の技術的な付与は、データオーナー権管理の約束だけがグローバル的アクセス可能なシステムへ重要かつ大量の使用を引き付けることができる。グローバル的アクセス可能な包括的システムの初めと家畜所有者のための新しい利益センターとしての家畜情報対象物の初めを通してだけが、食品の安全性、動物識別、獣医学的健康、情報の流れ、牛肉の品質の問題が実質的に取り組まれることができる。

（プロダクトフロー）
図１９は、共通事項オーサリングシステムに関連するその環境の独特な生産環境とプロダクトフローをブロック図によって説明している。この環境では、共通事項オーサリングシステム１０は各々の動物の生産チェーンの初めから収穫までを追跡し、消費者へのデリバリーを通して収穫した生産物を追跡するのに使用することもできる。図１９は、この供給、分配、および消費チェーンの代表を一つだけ説明している。例えば、図１９は、データ収集と集成のために複数の以下のセグメントに変えることができる。

１．動物育種に関連した受胎前の遺伝学的生産物
２．動物の誕生から収穫までのソースとロケーション
３．動物の誕生から収穫までの成長に関連したプロセス
４．収穫された動物生産物
５．動物生産物の加工
６．消費者への動物生産物分配とデリバリー
７．動物生産物の消費者による消費およびそれに関連した意見
各々のステージでは、収集可能で、動物、そして共通事項オーサリングシステム１０に使われるデータの目的に全て関連している必須なデータ要素または任意のデータ要素が複数ある。動物と動物生産物は、時の流れによって影響を受けるため、データ収集プロセスは、各々のロケーションで長い時間をかけて追跡される動物と動物生産物の動きに時間的に基づいている。

共通事項オーサリングシステム１０の動作は、従って、共通事項オーサリングシステム１０に登録されているデータが、動物のオーナー権とロケーションが変わるたびにデータのアップデートを必要とし、自然に階層的である。実際的には、共通事項オーサリングシステム１０のインプリメンテーションを単純化するには、動物の識別は、無線周波テクノロジーのように人間が理解可能、および機械的に読み取り可能なデバイスを動物に取り付けなければならない場合がある。

（端局装置と通信環境）
図１Ａおよび図１Ｂは、共通事項オーサリングシステムの全体的なアーキテクチャと、それがいつでも使える代表的な環境がブロック図によって説明されている。加入者は、ここでは「端局装置」と称してあるパーソナルコンピューターＴ１、Ｔ２、携帯コンピュータデバイスおよび他のデバイスＴ５、移動体通信デバイスＴ３、ワイアレスコンピュータデバイスＴ４、および他のデータインターフェイスデバイスのうちの一つ以上を概して、備える。加入者の端局装置Ｔ１と本共通事項オーサリングシステム１０の間のデータコミュニケーションの接続は、加入者の端局装置Ｔ１で利用可能な、よく知られているパーソナルコンピューターのモデムとインターネットブラウザのテクノロジーを使用しながらインターネット１０３を経由することができる。加入者の端局装置は、市外の通信ネットワーク１００を通して結合された複数の市内交換システム１０１、１０２で成り立っている公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）によって通常サービスされる。このデータコミュニケーションの接続をサポートする物理的接続は、ここでＩＰネットワーク１０３と称されるデータコミュニケーション媒体（インターネットのような）を経由する公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）の市内交換システム１０２を介する加入者の端局装置Ｔ１から、更にそれに接続されるインターネットサービスプロバイダー１１２まで、通常影響を受けている。インターネット１０３は、共通事項オーサリングシステム１０のファイアウォール１２２を果たすインターネットサービスプロバイダ１１１を経由する市内交換システム１０１と接続される。あるいは、移動体通信デバイスＴ３、もしくはワイアレスコンピュータデバイスＴ４の場合、加入者の端局装置は移動電話交換局（ＭＴＳＯ）１０４を経由して公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）と接続される。

共通事項オーサリングシステム１０は、下記に詳細に説明してある通り、加入者が共通事項オーサリングシステムとのデータコミュニケーションの接続を取得できるように、最低一つのデータコミュニケーション媒体１０３（例えば、インターネット）と接続される。共通事項オーサリングシステム１０の通常のアーキテクチャは、当該技術分野ではよく知られているとおり、不正なアクセスからシステムを守るファイアウォール１２２を含む。イントラネット１１５は、ファイアウォール１２２を、通信オブジェクトレイヤーアプリケーションを実行することによって、共通事項オーサリングシステム１０の通信オブジェクトレイヤーを実施するコミュニケーションサーバー１１３のような他のシステム要素と接続する。これらのアプリケーションは、共通事項オーサリングシステム１０にアクセスする加入者との通信を管理する。加えて、イントラネット１１５は、共通事項オーサリングシステム１０に格納されているデータへのアクセスのため、加入者のインターフェイスを与えるためにウェブサーバーソフトウェアを実行するアプリケーションサーバー１２１と接続される。リレーショナルデータベースサーバー１１４はイントラネット１１５とも接続され、データが登録されているデータベースレイヤーの複数のデータ記憶要素にインターフェイスする。登録されたデータの性質は以下に述べてある。このアーキテクチャは複数のサーバーの間で機能性を割り当てるように機能するが、代替的なシステムのアーキテクチャの実行が、ここで教示された考え方と等しく適用できることが予期される。

共通事項オーサリングシステム１０は、下記で説明されているように、複数のデータベースを含む。これらのデータベースは、限定されないが、メンバーデータベース１２３、登録済データ要素データベース１２４、登録済情報対象物データベース１２５、登録済広告データベース１２６、追跡/請求データベース１２７、広告関連データベース１２８、およびソフトウェアデータベース１２９を含む。ここで意味するデータベースは、共通事項オーサリングシステム１０の説明を簡略化する目的の機能によって範囲を定められているが、これらのデータベースは、ここで示されているより多く、もしくは少ないデータベースや、単一の物理的なデータベースによって実行できる。そのような選択は、ただ単に、工学的な選択であり、ここで開示されている概念と関連しない。同様に、アプリケーションサーバー１２１が、認証サーバー１４１、追跡/請求サーバー１４２、オーサリングサーバー１４３、メンバーアクセシングサーバー１４４、広告サーバー１４５、のような複数のソフトウェアモジュールを実行しているのがここで示されている。しかし、マルチプルサーバーを使ってこのタスクを行うことができる。従って、ここで開示されている共通事項オーサリングシステムは、指定された受取人に記載された機能性を提供するための多くの可能な実施の中の一つを表す。

加えて、広告ウェブサイトサーバー１３０のような他のコンピュータシステムは、共通事項オーサリングシステム１０によって提供され得る。広告ウェブサイトサーバーシステムのは、一般的にファイアウォールゲートウェイ１３２、サーバー１３１、端局装置１３３、およびここでは広告データベース１３４に相当する大量の記憶デバイスを含む。そのようなシステムは、共通事項オーサリングシステムとの結合のための広告題材を作る目的で使用することができ、そして下記に説明してあるように、共通事項オーサリングシステムの動作によって広告ウェブサイトシステムにリンクされている加入者に提供することもできる。

ここで説明されている情報は、共通事項オーサリングシステムの概念を説明する目的のために選ばれており、この概念の、他のネットワークの実行やシステムの構成の適用性の制限を意図するものではない。

（物理的システムモデル）
共通事項オーサリングシステムソフトウェアは、加入者に彼らのデータが利益を得る、もしくは政治規則に対するコンプライアンスのための負担金を減らす目的として、安心して著作、維持、および分配できるようにする自動化したオーサリングドキュメントおよび分配システムである。システムは、インターネット接続とウェブブラウザの関与だけが必要なように、インターネットベース型としたオーサリングと分配メカニズムを持つ中心貯蔵庫として使用される場合がある。共通事項オーサリングシステムの他のシステムとの相互接続は、有用品として加入者の所有データの売買を許し、政治規則に対するコンプライアンスのための負担金を減らすことを可能にしている。

（情報対象物とデータ要素）
図２は、本共通事項オーサリングシステムによって著作され、分配され、および維持される典型的な情報対象物とその内容を説明している。詳細には、情報対象物２００は、それぞれが独自の対応された識別子２２１〜２２６によって識別される複数のデータ要素２１１〜２１６と同様、情報対象物２００を表す独自の識別子２０１を含む。情報対象物２００は、フォーマットデータ、許可データ、未登録のデータ要素、登録済のデータ対象物、未登録のデータ対象物、登録済のデータセット、および未登録のデータセットのような他のデータ２０２も含むことができる。特定の情報対象物２００と関連しているデータ要素２１１〜２１６は、情報対象物２００とは別のファイルシステムに通常登録されていて、独自の識別子２２１〜２２６のデータ要素を含むポインターの使用を介してリンクされる。

（共通事項オーサリングシステムの動作）
図３から図１９は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステム１０の動作を示している。ここで説明されている共通事項オーサリングシステムの構造は、共通事項オーサリングシステム１０とのその動作環境の典型的な実行を表していて、添付の請求項の中に規定されているように、根本的な概念の目的を制限する意図ではない。

（加入者加入プロセス）
図３はフロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステム１０の加入者数プロセスの処理を示している。加入者加入プロセスは、任意の家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、消費者または家畜情報対象物に含まれた情報や説明に関連しているサービスや生産物を提供するために広告する第三者ベンダーに利用可能である。

ステップ３０１においては、端局装置Ｔ１に位置されている、予定されている加入者は、共通事項オーサリングシステム１０への通信接続を成立させるために、彼らの端局装置Ｔ１を作動しながら加入者プロセスを開始する。上記されたとおり、一度それに接続されたら、共通事項オーサリングシステム１０は、ステップ３０２においては、独自に番号が付けられた登録書と同意書（示されていない）をもたらし、このフォームをステップ３０３において、将来の加入者から共通事項オーサリングシステムによって提供されたサービスの加入者にさせるため、端局装置Ｔ１の将来の加入者へ通信接続を介して送信する。独自に番号が付けられた登録書と同意書の使用は、共通事項オーサリングシステム１０が、将来の加入者へ特別な用語と加入状況を示し、および加入目的のために共通事項オーサリングシステム１０にアクセスした将来の加入者を追跡することを可能にする。これは、加入者の管理プロセスを簡略化する。なぜなら、加入目的のために共通事項オーサリングシステム１０にアクセスする将来の各々の加入者は、この識別子によって独自に定義され、加入者の残りの情報は、請求と識別目的のために使用される。従って、複数のサイトを有する加入者は、団体の名前が登録書と同意書に指定される独自の識別子である加入者の区切文字ではないため、混乱なく個別に各々のサイトを登録することができる。

ステップ３０４においては、登録書と同意書のデータエントリーフィールドを完成し、共通事項オーサリングシステム１０へ完成したフォームを送信することによって、将来の加入者がリクエストされた情報を提供することができる。ステップ３０５においては、共通事項オーサリングシステム１０が、同姓同名の加入者を含む他の全加入者からこの将来の加入者を識別し、区別できるために独自の加入者番号もしくは電子署名を生成する。また、ステップ３０６においては、登録書と同意書が正確に完成されているかチェックする。さもなければ、処理は、ステップ３０７に分岐し、ここでは、正しく完成されていないフォームを知らせる適切なエラーメッセージが将来の加入者へ返信され、登録が有効でないため、この時点で加入プロセスが終了した場合、全ての加入料金が返金される知らせをする。登録書が正しく完成されると、処理は、図４によって示されているプロセスを使用しながら、ステップ３０８へ進み、ここでは、将来の加入者の氏名と独自の加入者番号は加入者のデータベース１２３へと入る。この場合もやはり、登録書と同意書に指定されている独自の識別子が区切文字のため、複数のサイトを有する加入者は、混乱なく個別に各々のサイトを登録することができる。

図４に示される処理において、将来の加入者の氏名を拒否した場合、処理は、ステップ３０７へ戻り、ここでは、質基準の違反行為を知らせる適切なエラーメッセージが将来の加入者へ返信され、登録が有効でないため、この時点で加入プロセスが終了した場合、全ての加入料金が返金される知らせをする。将来の加入者の氏名を受け入れた場合、ステップ３０９においては、共通事項オーサリングシステム１０の今後のアクセスを可能にするため、共通事項オーサリングシステム１０は、登録書と同意書を承認し、この新しい加入者にユーザーネームとパスワードを指定する。ステップ３１０においては、共通事項オーサリングシステム１０は、登録書と同意書に、加入者によって実行された全ての加入データをディポジットし、加入者のデータベース１２３へ有効な入口条件をつくる。請求書は、加入者へ加入料金を請求できるように、追跡/請求のデータベース１２７に対して作成される。請求書、デビット、使用料金、加入者の会費、および共通事項オーサリングシステム１０の申し込みに関連する他の料金が期限内に未払いの場合は、加入者のデータベース１２３の有効な条件の削除という結果になる。

ステップ３１１においては、共通事項オーサリングシステム１０は、有効な登録の知らせを加入者に送信し、今では共通事項オーサリングシステム１０のメンバーである加入者へ、ステップ３０９において作成されたユーザーネームとパスワードを与える。加えて、共通事項オーサリングシステム１０は、加入者が申し込んだタスクを行うことを可能にするソフトウェアデータベース１２９から加入者の端局装置Ｔ１のソフトウェアモジュールをダウンロードする。下記に説明しているように、加入者クライアントソフトウェア、オーサリングクライアントソフトウェア、およびスポンサークライアントソフトウェアに限られていないが、それらを含む複数のソフトウェアモジュールがある。これらの各々のモジュールは、加入者が利用可能な基礎的な機能に対応している。ステップ３１２においては、図１５に示されているプロセスを使用し、ここでは、共通事項オーサリングシステム１０は、今後のメンバーによるアクセスのために、メンバーシップデータベース１２３に追加されたメンバーＩＤ情報対象物を作成し、登録することをメンバーに勧める。加入プロセスは、図３のプロセスに戻り、ステップ３１３において抜け出す。

（メンバーＩＤオペレーショナル対象物の作成プロセス）
図１５は、フロー図の形式において、メンバーＩＤ情報対象物の作成プロセスと図３で示されているプロセスを使用しながら、メンバーの加入中の本共通事項オーサリングシステムの登録プロセスの動作を示す。図１５のプロセスを使用しながら、メンバーは、共通事項オーサリングシステムの他のメンバーによって見つけられる場合がある検索基準とされている事前に定義されたデータ要素であるメンバーＩＤ情報対象物を、選択およびオーサーする。またメンバーは、メンバーＩＤ情報対象物へアクセスが許可される前に、支払い可能な補償金を要求している許可を含んで、メンバーＩＤ情報対象物の他のメンバーへの情報および／または指示によって、アクセスに関する最初の許可をセットすることができる。

ステップ１５０１においては、メンバーは、ステップ１５０２においての共通事項オーサリングシステム１０の背景に含まれている提案や広告を受け取りたいかどうかというメンバーの一部の決断を含むメンバーＩＤ情報対象物を作成することを勧められている。そうでない場合、ステップ１５０３において、メンバーによって用意された否定的な応答によって示されているように、処理はステップ１５０７において抜け出す。メンバーがこの情報を受け取りたい場合、ステップ１５０４において、メンバーはメンバーＩＤ情報対象物を作成し、登録する。ステップ１５０５においてメンバーは、交渉と広告のメッセージの全体をフィルターにかけることによって、検索基準とされている事前に定義されたデータ要素を作成することができ、これらのパラメーターを活性化させるために許可をセットする。ステップ１５０６においては、メンバーは、彼らの全体にフィルターをかけるために検索基準として共通事項オーサリングシステム１０の他のメンバー（もしくはメンバーの部類）を識別する、事前定義データ要素を選択する。これらのパラメータを実行するために、補償金の許可を含む許可へのアクセスもセットする。最終的に、プロセスはステップ１５０７において抜け出す。

（メンバー情報対象物の作成またはアップデートプロセス）
図１６は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステムのメンバー情報対象物の作成またはアップデートプロセスを示している。図１６に示されているプロセスは、図１５において示されているプロセスを拡張する。図１６のプロセスは、共通事項オーサリングシステムのメンバーがどのようにして、メンバーＩＤ情報対象物の作成、登録、およびアップデートを開始するべきかを示している。

ステップ１６０１において、メンバーは、メンバー情報対象物を作成またはアップデートするプロセスを始める。この行動の対応として、ステップ１６０２においての共通事項オーサリングシステム１０は、このメンバーのためにメンバーＩＤ情報対象物が存在するかどうかを判断する。情報対象物が存在する場合、プロセスは、ステップ１６０４へ進み、ここでは、メンバーが、見直しとアップデートのための彼らのメンバーＩＤ情報対象物で示されており、ステップ１６０５へと更に進む。情報対象物が存在しない場合、プロセスは、ステップ１６０５へと進む前に、メンバーがメンバーＩＤ情報対象物を作成し、登録することを促すステップ１６０３へと進む。

登録済のメンバーＩＤ情報対象物の変更は、ステップ１６０５においてメンバーによって実行され、そしてプロセスは、メンバーが提案と広告のメッセージの全体をフィルターにかけることによって検索基準とされている事前に定義されたデータ要素を選択し、これらのパラメーターを活性化させるために許可をセットするステップ１６０６へと進む。ステップ１６０７では、メンバーは、彼らの全体をフィルターにかけることによって検索基準とされている共通事項オーサリングシステム１０の他のメンバー（もしくはメンバーの部類）を識別する事前に定義されているデータ要素を選択する。メンバーは、これらのパラメーターを活性化させるために補償金の許可とアクセス許可もセットする。最終的に、処理はステップ１６０８で抜け出す。

（データ要素の作成プロセス）
図４は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステム１０のデータ要素作成プロセスの動作を示している。データ要素を作成するために認定されたメンバーは、情報対象物が要求されている生産物を生産または消費している個人および企業である家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、および消費者である。従って、家畜情報対象物の例の中で、家畜ブリーダー、家畜生産者、および家畜加工業者は、生産または加工された動物または動物の一群のために家畜情報対象物を生産することを規制措置を介して義務付けられている。メンバーは、卸売業者、小売業者、そして加工生産物の品質によって批評またはコメントする場合があるデータ要素を作成することができる消費者である可能性もある。システムを崩壊させる場合がある偽造のデータ要素の作成を防ぐために、ステップ５０２においてメンバーが共通事項オーサリングシステム１０にアクセスする時、メンバーのアイデンテティーは、図４に示されているプロセスへのアクセスによって、メンバーが、ステップ５１３において更なるデータ要素を作成する有効な条件と許可を持っていることを確かめるために、認定済のメンバーデータベース１２３に対して、ステップ５０３において、認定サーバー１４１によってチェックされる。ステップ３０８における将来の加入者は、事前に定義されているデータ要素としてメンバー名を作成する制限された目的のために、図４に示されているプロセスにアクセスすることもできる。

ステップ４０２においては、ステップ５１３においてデータ要素を作成するプロセスにいるメンバーは、データ要素のカテゴリーを識別し、選択するために端局装置Ｔ１において実行されるオーサリングクライアントソフトウェアモジュールを使用し、そしてこのデータ要素のために提案されたコンテンツを提出する。ステップ４０２においては、ステップ３０８において事前に定義されているデータ要素としてメンバー名を作成するプロセスいる将来の加入者は、そのメンバー名に対しての特定のカテゴリーを識別し、選択するためだけに認定サーバー１４１が許可される。どちらの場合においても、カテゴリー情報は、図２において示されている様々なデータエントリーフィールドのどれがこの特殊なドラフトのデータ要素の配置のために選択されるかを指示する。これらのデータエントリーフィールドとレビューの間において、通常違いがあり、そして共通事項オーサリングシステム１０によって実行される認可プロセスは、システムデータベースの中の記憶されたこのカテゴリーの他の全てのデータ要素に提案されたドラフトのデータ要素と関連している。

従って、ステップ４０３においては、共通事項オーサリングシステム１０のオーサリングサーバー１４３は、認可された用語の辞書と共に、データ要素のドラフトの言語を比べるためにコンテンツ解析レビュープロセスを使用しながら、その中に含まれいる言語が認可されたフォーマットとコンテンツであるかどうかを判断する。加えて、選択されたカテゴリーがイメージデータを受け入れる場合、イメージデータは、適切な場所でコンテンツとコーディングがレビューされる。フォーマットは、適切および十分な情報が提供されることを保証するために、同じようにチェックされる。コンテンツのチェックが、データ要素のドラフトの中に一つでも不備が識別された場合、ステップ４０６において、メッセージが、拒絶のための理由に関連している適切な表記法と一緒に、データ要素のドラフトを拒絶しているメンバーへ返信される。ステップ４０４においては、データ要素のドラフトが認可された場合、コンテンツは、データ要素コンテンツがメンバー名に対応しているかどうか判断するためにレビューされる。対応している場合、処理は、ステップ４１０へ分岐し、ここでは、データ要素のメンバー名の作成プロセスサブルーチンが起動される。このサブルーチンは、著作権者が作成する各々の情報対象物にメンバー名が現れるため、一つ以上の情報対象物を作成するために使用されるメンバー名を含むスタンダードで不変的なデータ要素を作成する。ステップ４１１においては、将来の加入者は、ステップ３０５において割り当てられた独自の加入者番号を実行し、そしてステップ４１２においては、共通事項オーサリングシステム１０は、将来の加入者のデータ要素のメンバー名の識別子として独自の加入者番号を割り当てる。ステップ４１３においては、将来のメンバーのメンバー名と登録済のデータ要素の識別子は、メンバーデータベース１２３に永久的に加えられ、サブルーチンが終了し、そして処理はステップ４１４において抜け出す。

ステップ４０４においては、データ要素のドラフトがメンバー名ではない場合、処理はステップ４０５へ進み、ここでは、データ要素のドラフトが、以前のデータ要素とデータ要素のドラフトが重複していないように保証するために、このカテゴリーで以前に登録された全てのデータ要素と、オーサリングサーバー１４３によって比較される。重複が判定されると、ステップ４０６において、メッセージが、拒絶のための理由に関連している適切な表記法と共にデータ要素のドラフトを拒絶しながら、メンバーへ返信される。それ以外の場合には、ステップ４０７において、共通事項オーサリングシステム１０のオーサリングサーバー１４３は、独自の登録済のデータ要素識別子を生成し、それをデータ要素のドラフトへ割り当てる。ステップ４０８においては、共通事項オーサリングシステム１０は、データ要素を他の言語へ翻訳し、そしてデータ要素の各々の翻訳に言語識別子を付加する。そして処理は、ステップ４０９へ進み、ここでは、この新しく作成されてデータ要素が、それに対応された独自の識別子と共に、登録済のデータ要素のデータベース１２４に永久的に加えられる。この処理はステップ４１４において抜け出す。

（情報対象物の作成プロセス）
図５は、フロー図の形式において、家畜の情報対象物のオーサリングと本共通事項オーサリングシステム１０の作成プロセスの動作を示している。情報対象物を著作、そして作成することを認定されているメンバーは、家畜情報対象物が要求されている動物または動物生産物を、生産または消費している個人および企業である家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、および消費者である。

メンバーが、ステップ５０１において、共通事項オーサリングシステム１０へアクセスし、そしてステップ５０２においてオーサリングシステムのログインプロセスを実行した時、メンバーの識別子は、このメンバーが有効な条件を有し、そして図５において示されているプロセスへアクセスするためのオーサリング許可を有するメンバーであることを保証するために、ステップ５０３において、認定されたメンバーのデータベース１２３に対して認証サーバー１４１によってチェックされる。メンバーが有効な条件を有さない場合、ステップ５０４において、共通事項オーサリングシステム１０はログアウトする。

メンバーが有効な条件を有する場合、共通事項オーサリングシステム１０は、このプロセスのために、メンバーを「著者（ａｕｔｈｏｒ）」として認定し、そしてステップ５０５へ進み、ここでは、オーサリングセッションが、共通事項オーサリングシステム１０の実行とメンバーのソフトウェアが互換できるように、メンバーの端局装置Ｔ１にて実行されオーサリングクライアントソフトウェアモジュールが、ソフトウェアのバージョンを識別する目的のためにチェックされる。ステップ５０５Ａにおいては、共通事項オーサリングシステム１０は、ステップ１７１３において新しく登録された情報対象物の作成と登録によって起こる場合がある実存する登録済の情報対象物を、メンバーが受け取った場合、メンバーを、ステップ５１２へそらす。そうでない場合は、システムは、ステップ５０６へ進み、ここでは、メンバーは、未登録もしくはドラフトの家畜情報対象物の作成によって、家畜情報対象物のためのオーサリングプロセスを起動する。ステップ５０７においては、共通事項オーサリングシステム１０のオーサリングサーバー１４３は、メンバーによって提供された仮の氏名、および情報対象物を作成するために使用されるソフトウェアバージョンの識別子のような未登録の家畜情報対象物へと様々な基礎的な情報を挿入する。ステップ５０８においてメンバーは、この家畜情報対象物の使用が可能な様々なフォーマットを識別する。それによって、家畜情報対象物を受け取る様々なメンバーは、自身の使用のためにドキュメントバージョンと言われるフォーマットにされたものを受け取る。従って、家畜情報対象物の場合は、ブリーダーバージョン、生産者バージョン、加工業者バージョン、卸売業者バージョン、小売業者バージョン、消費者バージョン、およびそれらに類似したものがあり得る。ステップ５０９においては、メンバーは、コンテンツがメンバー名である以前に登録されたデータ要素に対応するメンバーデータベース１２３からのデータ要素の選択によって、自身の氏名を選択する必要がある。

ステップ５１０においてオーサリングサーバー１４３は、メンバーが家畜情報対象物と関連している補助的なサービスのための許可と同様に、家畜情報対象物へのアクセスのための許可を設定できることを、可能にしている。ステップ５１１においては、ステップ５０９〜５１０において設定されたこれらのデータ要素は、家畜情報対象物へ書き込まれ、ステップ５１２においては、図４のプロセスを使用しながら、メンバーは更なるデータ要素を作成し得る。そしてステップ５１３〜５１４においては、メンバーは、家畜情報対象物への書き込みのための登録済のデータ要素データベース１２４の中に存在する以前に作成されたデータ要素を使用し得る。更にステップ５１３〜５１４の中で、許可された場合、メンバーは、著作された家畜情報対象物への書き込みのための他のアクセスされた情報対象物からのデータ要素を選択し、もしくは、許可された場合、メンバーは、著作された家畜情報対象物への書き込みのための他のアクセスされた情報対象物を選択し得る。メンバーが、登録済のデータ要素のデータベース１２４から登録済のデータ要素を選択し得る一方で、ステップ５１３〜５１４は、一つの家畜情報対象物から動物加工生産物に関連している多くの家畜情報対象物への情報のオーサリングを促進させる、以前に著作された家畜情報対象物からデータ要素を選択することを許可されたメンバーに認める。

ステップ５１６において、共通事項オーサリングシステム１０の追跡/請求サーバー１４２は、支払予定の任意の料金を計算し、この情報を追跡/請求データベース１２７へ書き入れ、そしてメンバーは、全ての必要なデータ要素もしくは情報対象物が家畜情報対象物へと書き込まれているかどうか決定する。そうでない場合、処理は、好ましい插入のためにステップ５１２へと戻る。全ての必要なデータ要素と情報対象物が提供された場合、処理はステップ５１７へと進み、ここでは、メンバーが、この未登録の家畜情報対象物のための許可を設定し、そしてステップ５１８において、登録のために未登録の家畜情報対象物を送信する。そうすることによって、この未登録の家畜情報対象物が、登録済の家畜情報対象物になれるように処理される。処理は、ステップ５１９において抜け出す。

（情報対象物の登録プロセス）
図６は、フロー図の形式において、上記されたステップ５１８から続く本共通事項オーサリングシステム１０の家畜情報対象物の登録プロセスの動作を示している。

ステップ６０１においては、図５と関連して説明されたプロセスを使用して作成された未登録の家畜情報対象物は、登録のために共通事項オーサリングシステム１０へ提示される。ステップ６０２において、オーサリングサーバー１４３は、適切なコンテンツ、フォーマット、および許可のための未登録の家畜情報対象物をチェックする。コンテンツとフォーマットが適切な場合、ステップ６０３において、共通事項オーサリングシステム１０のオーサリングサーバー１４３は、独自の家畜情報対象物の識別子を生成し、そしてメンバーによって作成されたファイルネームと置き換える。ステップ６０４においては、共通事項オーサリングシステム１０のオーサリングサーバー１４３は、登録プロセスを完成させるために家畜情報対象物に日時をマークし、ステップ６０５において、登録済の情報対象物のデータベース１２５の中に不変的な形で登録済の家畜情報対象物を記憶する。ステップ６０５においては、オーサリングサーバー１４３は、許可データベースの中に、登録済の情報対象物のための許可と登録済の情報対象物を含むデータ要素の許可を記憶する。ステップ６０６においては、共通事項オーサリングシステム１０は、この情報対象物を登録することに対しての料金のためにメンバーの口座をデビットできるように追跡/請求データベース１２７をアップデートする。この処理はステップ６０７において抜け出す。

（データ要素の許可の定義プロセス）
図７は、フロー図の形式において、共通事項オーサリングシステム１０のデータ要素の許可の定義プロセスの動作を示している。上記された図５の家畜情報対象物のオーサリングと作成プロセスにおいては、メンバーは、上記されたステップ５１３に従って、登録済の家畜情報対象物の中のデータ要素の使用のためにデフォルトの許可を設定できる。

図７は、フロー図の形式において、デフォルトの許可のセッティングの作成プロセスを詳説している。特に、ステップ７０１においては、メンバーは、未登録の家畜情報対象物の中の識別されたデータ要素のために、デフォルトの許可の複数の内の最低一つを設定する。ステップ７０２においては、共通事項オーサリングシステム１０は、メンバーが、このデータ要素が事前に定義されたウェブサイトへデフォルトにデフォルトによってハイパーリンクされることを指示したか否か、を決定する。指示している場合、ウェブサイトＵＲＬは、ステップ７０３において、メンバーによって入力される。そして、下記に記載されているように、処理は、ステップ７０６へと進む。

メンバーが選択されたデータ要素をウェブサイトにリンクしない場合、ステップ７０４において、データ要素が、Ｅ−メールアドレスへデフォルトによってハイパーリンクされるべきか否かが決定される。ハイパーリンクされる場合、ステップ７０５において、メンバーはＥ−メイルアドレスデータを入力し、そして処理はステップ７０６へと進む。ハイパーリンクが全く設定されていない場合にも、処理はステップ７０６へと進む。ステップ７０６においては、ステップ５０９の中のメンバーによって定義されているデータ要素の特定なドキュメントバージョンによると、共通事項オーサリングシステム１０は、デフォルトによってデータ要素が見えるか否かを決定する。データ要素が見える場合、ステップ７０８において、メンバーは、定義されたドキュメントバージョンの場合、デフォルトによってデータ要素が見えるのを識別し、処理はステップ７０９において抜け出す。ステップ７０７において、メンバーによる選出がない場合は、処理がステップ７０８へと進み、ここでは、デフォルトは、全てのドキュメントバージョンの中でデータ要素が見えるように、自動的に設定される。処理はステップ７０９において、抜け出す。

（情報対象物の許可プロセスと申込み手順）
図８は、フロー図の形式において、上記されたステップ５１７に従って、本情報対象物のオーサリングと分配システム１０の、家畜情報対象物アクセス許可定義プロセスの動作を示している。

ステップ８０１においては、選択された家畜情報対象物の所有者であるメンバーは、選択された家畜情報対象物に対してのアクセス許可を設定するための処理を開始する。ステップ８０２においては、メンバーは、任意のアクセスが許可されているか否かを識別する。この情報対象物へのアクセスが他のメンバーに許可されていない場合、処理ステップ８０５へと進み、ここでは、他のどのメンバーにも利用不可能ということが情報対象物に指摘され、処理８０８において抜け出す。メンバーがある方法でのアクセスが許可されていることを指摘すると、ステップ８０３において、メンバーは、メンバーシップデータベース１２３の中からのみ引き抜かれた限定されたメンバーの集合が情報対象物にアクセスすることが可能か否かを識別できる。そうである場合、処理は、ステップ８０６へと進み、ここでは、メンバーはメンバーシップデータベース１２３のみを使用して、この家畜情報対象物へアクセスできることを認定されている選択された他のメンバーを識別し、そして情報対象物のオーサリングおよび分配システム１０は、認定済アクセスメンバーのこのリストによって情報対象物を設定する。そして処理は、ステップ８０８において抜け出す。メンバーがこの家畜情報対象物へのアクセスを制限しない場合は、ステップ８０４において、情報対象物のオーサリングおよび分配システム１０は、この情報対象物が全てのメンバーによってアクセスできる印と一緒に、ステップ６０１〜６０７において、情報対象物を登録し、そして処理は、ステップ８０８において抜け出す。

上記された図５のプロセスにおいて家畜情報対象物の登録に従って、メンバーまたは所有者は、登録済の家畜情報対象物と家畜情報対象物と共に登録されたデータ要素のための許可のデフォルトを変更し得る。図１７と１８は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステムの許可のデフォルトと申込み手順の動作を示している。ステップ１７０１においては、共通事項オーサリングシステム１０は、許可のデフォルトと申込み手順を開始する。上記されたステップ５０２、５０３、および５０４において示されているものと類似しているログインプロセスが推定し得る。

ステップ１７０２において共通事項事項オーサリングシステム１０は、リクエストされた家畜情報対象物が、認定済アクセスメンバーのリストに利用可能か否かを決定する。利用可能でない場合は、ステップ１７０３において、リクエストされた家畜情報対象物は、利用不可能と設定され、処理はステップ１７１６において抜け出す。リクエストされた家畜情報対象物が、認定済アクセスメンバーのリストに利用可能になった場合、ステップ１７０４において、リクエストされた家畜情報対象物が、他の全メンバーに利用可能か否かが決定される。そうである場合、ステップ１７０６において、リクエストされた家畜情報対象物は利用可能と設定され、処理はステップ１７１６のおいて抜け出す。それ以外の場合には、ステップ１７０５において、メンバーは、メンバーシップデータベースから他のメンバーを選択する。ステップ１７０７において、メンバーは、アクセスが家畜情報対象物の中で全てのデータ要素が許可されるか否かを決定する。許可されない場合は、ステップ１７１７へメッセージが返信される。他のメンバーにアクセスが許可される願望されたデータ要素だけを含む別の家畜情報対象物を再度オーサーするために、図５のプロセスを使用し得るように、処理はステップ１７１６において抜け出す。

家畜情報対象物の中の全てのデータ要素へのアクセスが提供される場合、ステップ１７０８において、申込み中メンバーは、許可が提供されるように選択する。これらは、登録済の家畜情報対象物とそのデータ要素へ許可された変更の範囲と寿命を決定する。更に、ステップ１７０９において、申込み中、メンバーは、オファーが未決定の時に、申込み済みメンバーによってデータ対象物へのアクセスをコントロールすることや、際立った許可の識別がデータ対象物とそのデータ要素を影響することのような申込み状況を設定する。これらの行動が行われると、ステップ１７１０においての申込みメンバーは、選択されたメンバーのリストの中にリストされる各々の申込み済メンバーへ申込みメッセージを送信する。この送信プロセスの一環として、共通事項オーサリングシステム１０はステップ１７１１においてデータベースをチェックし、識別された各々のメンバーが、申込みメッセージのデリバリーを受け取るために、関連したメンバーＩＤオブジェクトの中で許可を認可したか否かを決定する。選択されたメンバーによるアクセスは、ステップ１７１２において影響され、ここでは、家畜情報対象物のアクセスは、申込み中メンバーによって設定された申込み手順に従って管理される。ステップ１７１３においては、共通事項オーサリングシステム１０は、申込み済メンバーが動物生産物の前の所有者もしくは持ち主によって著作された情報対象物からのアクセスが許可されている任意の情報、もしくは、他の任意のメンバーに著作された任意の情報を識別する。そのような許可は、例えば、制約無しの供給チェーンに格下げされた規制情報への準備アクセスを提供するために提供し得る。ステップ１７１４において、共通事項オーサリングシステム１０は、申込み中メンバーの家畜情報対象物からの新しい登録済の情報対象物を作成する。このプロセスの重要性は、例えば、新しい登録済の情報対象物が、共通事項オーサリングシステム１０によって、申込み中メンバーの家畜情報対象物までトレースバックできることである。それは、動物が、所有者から新しい所有者へと何回も移され、そして動物の収穫に従って、生産物は、家畜加工業者から卸売業者、小売業者、消費者へと何回も移されるためである。他の選択されたメンバーがそれぞれのオファーを許可した時、ステップ１７１５において、登録済の家畜情報対象物は、他の選択されたメンバーに利用可能として設定される。共通事項オーサリングシステム１０は、認められた許可も設定し、処理は、ステップ１７１６において抜け出す。

（メンバーアクセスのプロセス）
図９は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステム１０のメンバーによっての登録済の家畜情報対象物へのアクセスのためのプロセスの動作を示している。任意の家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、消費者もしくは登録済の家畜情報対象物へのアクセスを得るために、一つ以上の許可を有しおよび管理する第三者のベンダーは、図９のプロセスに従って進み得る。そのようなアクセスが可能なメンバーは、登録済の家畜情報対象物の最初の著作権者および登録人であることがあり得、もしくは図１７と図１８の許可の申込みと受付手順を介して、家畜情報対象物へのアクセスを得るための一つ以上の許可を購入または受け取り得る。

図１７と図１８に示される許可の申込みと受付手順は、著作され、作成されたデータ要素と家畜情報対象物への許可を有するものにデータオーナー権と管理の権限を与える。図９に示されているプロセスは、適切な権限無しに（例えば、適切な許可なしに）家畜情報対象物またはデータ要素の認可されていないアクセスを防ぐ。

上記された定義をもとに、許可は、（１）排他的もしくは非排他的、（２）条件付もしくは永久的、（３）制限付もしくは制限無しであることがあり得る。排他性は、メンバーＩＤ情報対象物に示された基準によることである。（例えば、ある家畜団体のメンバーは、家畜情報対象物およびそのデータ要素への排他的アクセスを得ることがある。）条件制限は、家畜情報対象物およびそのデータ要素の各々のアクセスのためのロイヤリティーまたは補償の支払いによって仮定し得る。制限は、許可保有者ができないことの点に関して表現される。（例えば、消費者は、コンピュータースクリーンで情報対象物を閲覧することが小売業者によって許可されるが、閲覧した任意の情報をコンピューターファイルへコピーもしくは紙へプリントすることは許可されない。）
メンバーが、ステップ９０１において共通事項オーサリングシステム１０をアクセスし、ステップ９０２においてメンバーのアクセスシステムのログインプロセスを実行した時、ステップ９０３において、メンバーのアイデンティティーは、このメンバーが有効条件を有すメンバーであり、図９に示されているプロセスをアクセスするための許可を有していることを確かにするために、認定サーバー１４１によって、認可されたメンバーデータベース１２３をチェックする。メンバーが有効な条件を有していない場合は、ステップ９０４において、共通事項オーサリングシステム１０はログアウトする。

メンバーが有効な条件を有する場合、共通事項オーサリングシステム１０は、ステップ９０５へと進み、ここでは、メンバーサーバー１４４は、メンバーと家畜情報対象物両方のための定義済みの許可のセットを使用しながらメンバーに情報対象物データベース１２５へのアクセスを提供する。ステップ９０６においてメンバーは、検索のために家畜情報対象物のうちの一つを選択し、ステップ９０７において、情報対象物のドキュメントバージョンを選択する。共通事項オーサリングシステム１０は、ステップ９０８において選択された情報対象物を検索し、ステップ９０９においては、選択された家畜情報対象物と関連があると定義されたメンバーのターミナルデバイスＴ１に実行されるソフトウェアバージョンに従う。ステップ９１０においては、サーバー１４４にアクセスしているメンバーは、検索済の家畜情報対象物に関連している広告される許可をレビューし、そしてステップ９１１においては、メンバーによっての使用が許可される選択された家畜情報対象物と共に、メンバーへのプレゼンテーションのためのこれらの広告を検索する。ステップ９１２においては、メンバーアクセスソフトウェアは、家畜情報対象物へのメンバーのアクセスを記録し、そしてステップ９１３においては、この家畜情報対象物の検索に対して、メンバーをデビットするために追跡/請求データベース１２７の中のメンバーのエントリーをアップデートする。ステップ９１４においては、共通事項オーサリングシステム１０の追跡/請求サーバー１４２は、この家畜情報対象物を著作したメンバーを表示した追跡/請求データベース１２７にデータを格納し、この家畜情報対象物の検索によって得た彼らの収入の割り当てを示す量に対してオーサリングメンバーを信用する。ステップ９１５においては、共通事項オーサリングシステム１０は、メンバーが、この家畜情報対象物の他のドキュメントバージョンを閲覧したいか否かを決定する。閲覧したい場合は、上記されたステップ９０７に戻る。閲覧したくない場合は、プロセスは、ステップ９１６に進み、ここでは、メンバーは、この情報対象物のアクセスセッションを終了し、そしてステップ９１７において、広告されるデータ対象物は削除される。ステップ９１８において処理は完成する。

（広告オーサリングプロセス）
図１０は、フローの図の形式において、本共通事項オーサリングシステム１０の広告オーサリングプロセスの動作を示している。広告は、家畜ブリーダー、家畜生産者、家畜加工業者、卸売業者、小売業者、消費者または牛肉家畜産業の供給、分配、および消費チェーンの中の動物とその生産物を所有する任意の存在者を含む任意のメンバーによって著作され得る。広告主は、家畜情報対象物に含まれている情報と指示に関連したサービスと生産物を提供するために広告する第三者のベンダーであることもあり得る。図１０〜図１４に示されている広告プロセスと図１７と図１８に示されている申込みと受付手順は、家畜のような物理的物品もしくは登録済の家畜情報対象物のような無形物品が利益のために売られ得る任意のマーケットのプロセスである。

メンバーがステップ１００１において共通事項オーサリングシステム１０をアクセスし、ステップ１００２においてログインプロセスを実行した時、メンバーのアイデンティティーは、ステップ１００３において、このメンバーが有効な条件を有するメンバーであり、図１０に示されている広告オーサリングプロセスへのアクセスの許可も有していることを確かめるため、認可されたメンバーデータベース１２３に対して認定サーバー１４４によりチェックされる。有効な条件を有していない場合は、ステップ１００４において、共通事項オーサリングシステム１０はログアウトする。

メンバーが有効な条件を有する場合、共通事項オーサリングシステム１０は、ステップ１００５へ進み、ここでは共通事項オーサリングシステム１０の広告サーバー１４５（もしくはその代わりであるオーサリングサーバー１４３）は、共通事項オーサリングシステム１０で現在実行されるこのメンバーのソフトウェアバージョンを承諾させる。ステップ１００６においては、メンバーは、未登録もしくはドラフトの広告データ対象物を作成することによって、広告オーサリングプロセスを開始する。ステップ１００７においては、共通事項オーサリングシステム１０の広告サーバー１４５は、未登録の広告データ対象物へ、メンバーによって作成された一時的な名前と広告データ対象物を作成するために使用されるソフトウェアバージョンを挿入する。ステップ１００８においてメンバーは、コンテンツがメンバー名である以前に格納されたデータ要素に対応しているメンバーデータベース１２３からデータ要素を選択することによって、それらの名前を選択すべきである。ステップ１００９においての広告サーバー１４５は、メンバーが広告メッセージを作成できるようにし、これを未登録の広告データ対象物へ挿入する。ステップ１０１０においては、メンバーは、未登録の広告データ対象物に関連する様々なデータ要素を識別するためにデータ要素データベース１２４をサーチし、ステップ１０１１においては、広告データ対象物へこれらのデータ要素を識別するデータを挿入する。ステップ１０１２においては、メンバーは、広告データ対象物が完成されるかを決定する。完成されていない場合、処理は、ステップ１００９へ戻り、完成される場合は、処理はステップ１０１３へと進み、ここでは、広告メンバーが、この広告データ対象物のための許可を設定する。ステップ１３０５、１３０６、および１３０７を見ると、ここでは、メンバーによって設定される許可は、ステップ１３１０において広告データ対象物の検索があるか、もしくはステップ１３１２において広告アソシエーションレコードの削除があるかを決定する。ステップ１０１４においては、メンバーは、登録のために共通事項オーサリングシステム１０へ未登録の広告データ対象物を挿入し、そして広告オーサリングプロセスは、ステップ１０１５において抜け出す。

（広告登録プロセス）
図１１は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステム１０の広告登録プロセスの動作を示している。

図１０に定義されているプロセスを介して作成された未登録の広告データ対象物は、図１１のプロセスを使用することによって登録が処理される。特に、ステップ１１０１においては、未登録の広告データ対象物は、登録のために共通事項オーサリングシステム１０へ挿入され、ステップ１１０２においては、広告サーバー１４５は、適切なコンテンツ、フォーマット、および許可のために未登録の広告データ対象物をチェックする。コンテンツとフォーマットが適切な場合は、ステップ１１０３において、共通事項オーサリングシステム１０の広告サーバー１４５は、独自の広告データ対象物の識別子を生成し、そしてこれをメンバーによって作成された一時的なファイルネームと置き換える。ステップ１１０４においては、共通事項オーサリングシステム１０の広告サーバー１４５は、広告データ対象物に日時の印をする。ステップ１１０５においては、広告サーバー１４５は、ステップ１１０３において挿入された独自の広告データ対象物の識別子、ステップ１１０４において挿入された日時の印、ステップ１０１１において挿入されたサーチ基準、ステップ１００９において挿入された広告メッセージ、およびステップ１１０３において登録済の広告データベース１２６に不変的な形で挿入された許可を格納している。ステップ１１０６においては、広告サーバー１４５は、広告アソシエーションデータベース１２８の中の広告データ対象物の記録を作り出す。ステップ１１０７においては、共通事項オーサリングシステム１０は、この広告データ対象物を登録するコストに対してのメンバーのアカウントをデビットするために追跡/請求データベース１２７をアップデートする。この処理は、図１０において定義されたプロセスに戻るためにステップ１１０８において抜け出す。

（広告アクセス記録プロセス）
図１２は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステムの広告アクセス記録プロセスの動作を示している。このプロセスは、上記された、ステップ１１０６から、ステップ１２０１において開始される。ステップ１２０２においては、広告サーバー１４５は、ステップ１１０５において登録された広告データ対象物のために、ステップ１０１１において実行されたサーチ基準を使用しながら、登録済情報対象物のデータベース１２５のサーチを実行する。ステップ１２０３においては、ステップ１０１１において実行されたサーチ基準とマッチする登録済の情報対象物は、それらの独自の識別子によって整理され、リストされる。ステップ１２０４においては、ステップ１２０３のマッチングする独自の各々の識別子は、ステップ１１０５において登録された広告データ対象物の独自の識別と関連している。ステップ１２０５においては、ステップ１２０４の関連した情報は、ステップ１０１３において実行された許可によって決定されたとされる登録済の広告データ対象物の終了の効果がでるまで、ステップ１３０３、１３０４、１３０５、１３０６、および１３０７の処理を早めるために広告アソシエーションデータベース１２８に記録される。ステップ１２０５を完了した上で、もしくはステップ１２０２において、登録済広告データ対象物の基準とマッチングする登録済情報対象物が無い場合は、ステップ１１０６は、完了したと判断され、ステップ１２０６からステップ１１０７へと戻る。

（登録済広告検索プロセス）
図１３と図１４は、フロー図の形式において、本共通事項オーサリングシステム１０の登録済広告検索プロセスの動作を示している。

メンバーが情報対象物を検索する時、登録済広告データ対象物は、上記されているように、ステップ９１０において検索し得る。この検索プロセスは、ステップ１３０１において開始され、そしてステップ１３０２において、メンバーのクライアントソフトウェアは、登録済の広告対象物の検索を認定するそれぞれのメンバーＩＤ情報対象物の任意の許可をチェックし、選択された家畜情報対象物、検索される家畜情報対象物のフォーマット、および広告クライアントソフトウェアを識別するために共通事項オーサリングシステム１０へデータを送信する。ステップ１３０３においての広告サーバーは、メンバーによって選択された情報対象物とマッチングする、広告アソシエーションデータベース１２８の中にある独自の情報対象物識別子があるか否かを決定する。独自の情報対象物識別子が無い場合は、処理はステップ１３１５において抜け出す。

広告サーバー１４５が、メンバーと、広告アソシエーションデータベース１２８の中の記録によって選択された情報対象物の間でマッチングするものを検出した場合、ステップ１３０４において、メンバーの端局装置で実行している広告用のクライアントとその識別された広告のために定義されたものとの間のソフトウェアの適合性がチェックされ、不適合性が検出された場合、ステップ１３１２において、広告サーバー１４５は、広告アソシエーションの記録を削除し、ステップ１３１３において、記録の削除を広告主に通知する。ステップ１３１４においては、広告サーバー１４５は、他に一致するものが発生したか否かを決定し、発生しなかった場合は、処理はステップ１３１５において抜け出す。他に一致するものが発生した場合は、処理はステップ１３０４において抜け出す。ステップ１３０４において決定されたソフトウェアの適合性がある場合は、ステップ１３０５〜１３０７においての広告サーバーが、広告がステップ１０１３において実行された許可によって期限がきれたか否かを決定する。期限がきれていない場合は、処理はステップ１３０８に進み、ここでは、広告主が識別され、それらの条件が決定される。広告主が有効な条件を有していない、もしくは広告の期限がきれている場合は、上記されているように、処理はステップ１３１２へと進む。それ以外の場合には、ステップ１３０９へと進み、ここでは、識別された広告情報対象物は、広告データベース１２６に配置され、ステップ９１１においてのメンバーへのプレゼンテーションのために、ステップ１３１０において検索される。ステップ１３１１においては、広告サーバー１４５は、広告の使用に対しての料金の支払いを注記するために、追跡/請求データベース１２７をアップデートする。そして上記されているように、処理はステップ１３１４へと進む。

（要約）
共通事項オーサリングシステムの発明は、生産物の生成または生産、生産物の分配、および／または生産物の消費プロセスの一部として、オーナー権がセグメント化された、商業上の供給、分配、および消費チェーンにおいて、およびそれに沿って著作された情報対象物の、不変的なオーサリング、独自の識別、認証、追跡、オーナー権および管理、広告、販売および／または購入を容易にする。

図１Ａは、本共通事項オーサリングシステムおよびそれが動作する環境の総合アーキテクチャを示すブロック図である。 図１Ｂは、本共通事項オーサリングシステムおよびそれが動作する環境の総合アーキテクチャを示すブロック図である。 図２は、本共通事項オーサリングシステムによって著作、分配、および維持され得る代表的な情報対象物およびそのコンテンツを示す。 図３は、本共通事項オーサリングシステムの加入者の加入プロセスの動作を示すフロー図である。 図４は、本共通事項オーサリングシステムのデータ要素作成プロセスの動作を示すフロー図である。 図５は、本共通事項オーサリングシステムの情報対象物作成プロセスの動作を示すフロー図である。 図６は、本共通事項オーサリングシステムの情報対象物登録プロセスの動作を示すフロー図である。 図７は、本共通事項オーサリングシステムのデータ要素許可定義プロセスの動作を示すフロー図である。 図８は、本共通事項オーサリングシステムの情報対象物アクセス許可定義プロセスの動作を示すフロー図である。 図９は、本共通事項オーサリングシステムの加入者アクセスプロセスの動作を示すフロー図である。 図１０は、本共通事項オーサリングシステムの広告オーサリングプロセスの動作を示すフロー図である。 図１１は、本共通事項オーサリングシステムの広告登録プロセスの動作を示すプロー図である。 図１２は、本共通事項オーサリングシステムの広告アクセス記録プロセスの動作を示すフロー図である。 図１３は、本共通事項オーサリングシステムの登録済広告検索プロセスの動作を示すフロー図である。 図１４は、本共通事項オーサリングシステムの登録済広告検索プロセスの動作を示すフロー図である。 図１５は、本共通事項オーサリングシステムのメンバーＩＤ情報対象物作成プロセスの動作を示すフロー図である。 図１６は、本共通事項オーサリングシステムのメンバーＩＤ情報対象物作成またはアップデートプロセスの動作を示すフロー図である。 図１７は、本共通事項オーサリングシステムの許可のリセットおよび許可申入れプロセスを示すフロー図である。 図１８は、本共通事項オーサリングシステムの許可のリセットおよび許可申入れプロセスを示すフロー図である。 図１９は、牛肉家畜産業の生産物作成、供給、分配および消費チェーンの代表的なセグメント、そしてこれらの代表的なセグメントおよび共通事項オーサリングシステムに関連する家畜情報対象物の流れを示すブロック図である。

Claims (30)

1. 独自に識別された生産物を追跡するために、オーサリングおよびアクセスメンバーによる使用のためにデータを維持する共通事項オーサリングシステムであって、
   認定済オーサリングメンバーが追跡目的のために生産物を独自に識別するドラフト情報対象物を含むデータを作成できるようにする手段と、
   該認定済オーサリングメンバーによって作成された該ドラフト情報対象物を認証する手段と、
   該認定済オーサリングメンバーによって作成された該認証済情報対象物を、独自の識別子によって識別された、対応する不変的な情報対象物へ変換する手段と、
   認定済アクセスメンバーによる使用のために、該作成された不変的な情報対象物をメモリーに書き込む手段と
   を備える、共通事項オーサリングシステム。
2. 認定済アクセスメンバーが選択済情報対象物を検索できるようにする手段をさらに備える、請求項１に記載の共通事項オーサリングシステム。
3. 前記情報対象物まで遡って関連し、新しいデータを含む新しい情報対象物を作成することによって、情報対象物をアップデートする手段をさらに備える、請求項１に記載の共通事項オーサリングシステム。
4. 認定済オーサリングメンバーが少なくとも一つのドラフトデータ要素を含むデータを作成できるようにする手段と、
   該認定済オーサリングメンバーによって作成された該少なくとも一つのドラフトデータ要素を認証する手段と、
   該認定済オーサリングメンバーによって作成された該認証済の少なくとも一つのドラフトデータ要素を、独自の識別子によって識別された、対応する不変的な少なくとも一つのデータ要素へ変換する手段と、
   該作成された不変的な少なくとも一つのデータ要素をメモリーに書き込む手段と
   をさらに備える、請求項１に記載の共通事項オーサリングシステム。
5. 前記できるようにする手段は、
   情報対象物を定義するデータセットを読取専用モードに維持する手段であって、該データセットは、前記複数のデータ要素の選択済セットに対応する複数の前記独自の識別子を含む、手段を備える、請求項４に記載の共通事項オーサリングシステム。
6. 前記情報対象物まで遡って関連し、少なくとも一つの新しいデータ要素を含む新しい情報対象物を作成することによって、情報対象物をアップデートする手段をさらに備える、請求項５に記載の共通事項オーサリングシステム。
7. 前記認定済オーサリングメンバーが情報対象物を作成し、前記変換する手段は、
   前記作成された情報対象物に割り当てられた前記独自の識別子を、前記複数のデータ要素の選択済セットに対応する前記独自の識別子と関連させる手段をさらに備える、請求項５に記載の共通事項オーサリングシステム。
8. 前記認定済アクセスメンバーによる情報対象物へのアクセスに応答して、該認定済アクセスメンバーに、前記アクセス済情報対象物に関連する、付属的な生産物およびサービスのうちの一つを表すデータを提供する手段をさらに備える、請求項１に記載の共通事項オーサリングシステム。
9. 認定済広告メンバーがドラフト広告データ対象物を作成できるようにする手段と、
   該認定済広告メンバーによって作成された該ドラフト広告データ対象物を認証する手段と、
   該認定済広告メンバーによって作成された該認証済広告データ対象物を、読取専用モードに維持されている対応する不変的な広告データ対象物に変換する手段と
   をさらに備える、請求項１に記載の共通事項オーサリングシステム。
10. 前記認定済アクセスメンバーによる情報対象物へのアクセスに応答して、該認定済アクセスメンバーに、前記アクセス済情報対象物に関連する前記広告データ対象物の一つへのアクセスを提供する手段をさらに備える、請求項９に記載の共通事項オーサリングシステム。
11. 独自に識別された生産物を追跡するために、オーサリングおよびアクセスメンバーによる使用のためにデータを維持する方法であって、
    認定済オーサリングメンバーが追跡目的のために生産物を独自に識別するドラフト情報対象物を含むデータを作成できるようにすることと、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該ドラフト情報対象物を認証することと、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該認証済情報対象物を、独自の識別子によって識別された、対応する不変的な情報対象物へ変換することと、
    認定済アクセスメンバーによる使用のために、該作成された不変的な情報対象物をメモリーに書き込むことと
    を包含する、方法。
12. 認定済アクセスメンバーが選択済情報対象物を検索できるようにすることをさらに包含する、請求項１１に記載の共通事項オーサリングシステム。
13. 前記情報対象物まで遡って関連し、新しいデータを含む新しい情報対象物を作成することによって、情報対象物をアップデートすることをさらに包含する、請求項１１に記載の共通事項オーサリングシステム。
14. 認定済オーサリングメンバーが少なくとも一つのドラフトデータ要素を含むデータを作成できるようにすることと、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該少なくとも一つのドラフトデータ要素を認証することと、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該認証済の少なくとも一つのドラフトデータ要素を、独自の識別子によって識別された、対応する不変的な少なくとも一つのデータ要素へ変換することと、
    該作成された不変的な少なくとも一つのデータ要素をメモリーに書き込むことと
    をさらに包含する、請求項１１に記載の共通事項オーサリングシステム。
15. 前記できるようにするステップは、
    情報対象物を定義するデータセットを読取専用モードに維持することであって、該データセットは、前記複数のデータ要素の選択済セットに対応する複数の前記独自の識別子を含む、ことを包含する、請求項１４に記載の共通事項オーサリングシステム。
16. 前記情報対象物まで遡って関連し、少なくとも一つの新しいデータ要素を含む新しい情報対象物を作成することによって、情報対象物をアップデートすることをさらに包含する、請求項１５に記載の共通事項オーサリングシステム。
17. 前記認定済オーサリングメンバーが情報対象物を作成し、前記変換するステップは、
    前記作成された情報対象物に割り当てられた前記独自の識別子を、前記複数のデータ要素の選択済セットに対応する前記独自の識別子と関連させることをさらに包含する、請求項１５に記載の共通事項オーサリングシステム。
18. 前記認定済アクセスメンバーによる情報対象物へのアクセスに応答して、該認定済アクセスメンバーに、前記アクセス済情報対象物に関連する、付属的な生産物およびサービスのうちの一つを表すデータを提供することをさらに包含する、請求項１１に記載の共通事項オーサリングシステム。
19. 認定済広告メンバーがドラフト広告データ対象物を作成できるようにすることと、
    該認定済広告メンバーによって作成された該ドラフト広告データ対象物を認証することと、
    該認定済広告メンバーによって作成された該認証済広告データ対象物を、読取専用モードに維持されている、対応する不変的な広告データ対象物に変換することと
    をさらに包含する、請求項１１に記載の共通事項オーサリングシステム。
20. 前記認定済アクセスメンバーによる情報対象物へのアクセスに応答して、該認定済アクセスメンバーに、前記アクセス済情報対象物に関連する前記広告データ対象物の一つへのアクセスを提供することをさらに包含する、請求項１９に記載の共通事項オーサリングシステム。
21. 独自に識別された生産物を追跡するために、オーサリングおよびアクセスメンバーによる使用のためにデータを維持する共通事項オーサリングシステムであって、
    認定済オーサリングメンバーがドラフト情報対象物を含むデータを作成できるようにするオーサリングクライアントサーバー手段と、
    情報対象物を定義するデータセットを読取専用モードに維持する情報対象物データベース手段であって、該データセットは、前記複数のデータ要素の選択済セットに対応する複数の前記独自の識別子を含む、情報対象物データベース手段と、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該ドラフト情報対象物を認証する認証手段と、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該ドラフト情報対象物を、独自の識別子によって識別された、対応する不変的な情報対象物へ変換するオーサリングサーバー手段と、
    該作成された不変的な情報対象物を情報対象物データベースへ書き込むデータベース管理手段と
    を備える、共通事項オーサリングシステム。
22. 認定済アクセスメンバーが選択済情報対象物を検索できるようにするメンバークライアントサーバー手段をさらに備える、請求項２１に記載の共通事項オーサリングシステム。
23. 前記情報対象物まで遡って関連し、新しいデータを含む新しい情報対象物を作成することによって、情報対象物をアップデートする情報対象物編集オーサリングクライアントサーバー手段をさらに備える、請求項２１に記載の共通事項オーサリングシステム。
24. 認定済オーサリングメンバーが少なくとも一つのドラフトデータ要素を含むデータを作成できるようにするデータ要素オーサリングクライアントサーバー手段と、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該少なくとも一つのドラフトデータ要素を認証するデータ要素認証手段と、
    該認定済オーサリングメンバーによって作成された該認証済の少なくとも一つのドラフトデータ要素を、独自の識別子によって識別された、対応する不変的な少なくとも一つのデータ要素へ変換するデータ要素オーサリングサーバー手段と、
    該作成された不変的な少なくとも一つのデータ要素をメモリー書き込むデータ要素書き込み手段と
    をさらに備える、請求項２１に記載の共通事項オーサリングシステム。
25. 前記データ要素オーサリングクライアントサーバー手段は、
    情報対象物を定義するデータセットを読取専用モードに維持するメモリー手段であって、該データセットは、前記複数のデータ要素の選択済セットに対応する複数の前記独自の識別子を含む、メモリー手段を備える、請求項２４に記載の共通事項オーサリングシステム。
26. 前記データ要素オーサリングサーバー手段は、
    前記情報対象物まで遡って関連し、少なくとも一つの新しいデータ要素を含む新しい情報対象物を作成することによって、情報対象物をアップデートするバージョン管理手段をさらに備える、請求項２５に記載の情報オーサリングおよび分配システム。
27. 前記認定済オーサリングメンバーが情報対象物を作成し、前記オーサリングサーバー手段は、
    前記作成された情報対象物に割り当てられた前記独自の識別子を、前記複数のデータ要素の選択済セットに対応する前記独自の識別子と関連させるマッピング手段をさらに備える、請求項２５に記載の共通事項オーサリングシステム。
28. 前記認定済アクセスメンバーによる情報対象物へのアクセスに応答して、該認定済アクセスメンバーに、前記アクセス済情報データ対象物に関連している、生産物またはサービスのうちの一つまたは両方の付属的なデータ対象物を表すデータを提供する広告サーバー手段をさらに備える、請求項２１に記載の共通事項オーサリングシステム。
29. 認定済広告メンバーが一つ以上の前記複数の不変的なデータ要素を含むドラフト広告データ対象物を作成できるようにする広告オーサリング手段と、
    該認定済広告メンバーによって作成された該ドラフト広告データ対象物を認証する広告認証手段と、
    該認定済広告メンバーによって作成された該認証済広告データ対象物を、読取専用モードに維持されている、対応する不変的な広告データ対象物に変換する広告記憶装置手段と
    をさらに備える、請求項２８に記載の共通事項オーサリングシステム。
30. 前記認定済アクセスメンバーによる情報対象物へのアクセスに応答して、該認定済アクセスメンバーに、前記アクセス済情報データ対象物に関連する前記広告データ対象物の一つへのアクセスを提供する広告アクセス手段をさらに備える、請求項２９に記載の共通事項オーサリングシステム。

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