JP2007523678A - 揮発性液体用ディスペンサー - Google Patents
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Abstract
揮発性液体用ディスペンサー(10)のための芯(310)であって、芯が開口部(314a、314c)を有する本体(316a)を含み、該開口部は前記ディスペンサーに連結した部材(400a、400d)を受け入れるよう適合されている、前記芯。芯の本体の開口部における部材の位置が、芯の正確な位置付けを保証し、好適な形状の開口部および部材の使用が、正しい芯のみが使用できることを保証する。
Description
本発明は、揮発性液体のためのディスペンスシステムに関し、特に揮発性液体のための芯(wick)ベースのディスペンサーに関する。
香水(fragrances)、殺虫剤および抗真菌剤などの揮発性液体を大気中に分配するための、芯ベースのディスペンサーは当分野によく知られており、広く受け入れられている。最初のモデルは芯からの単純な蒸発を利用したが、その後、ラップトップコンピュータなどで典型的に用いられている小型のファンおよびブロアーの容易な利用可能性により、かかる装置において強制排気を安価に付加することが可能となった。かかるファンを組み込んだ、使い捨てのディスペンサーを作製することも可能であるが、ファンを永久的なハウジング内に設けて、そこに、芯を組み込んだリフィル(詰め替え品)をはめこむことが望ましい。これにより、経済的な詰め替えおよびディスペンサーの再利用が可能となるばかりでなく、液体を変更することが可能となり、該液体が香水の場合は特に有用である。
香水(fragrances)、殺虫剤および抗真菌剤などの揮発性液体を大気中に分配するための、芯ベースのディスペンサーは当分野によく知られており、広く受け入れられている。最初のモデルは芯からの単純な蒸発を利用したが、その後、ラップトップコンピュータなどで典型的に用いられている小型のファンおよびブロアーの容易な利用可能性により、かかる装置において強制排気を安価に付加することが可能となった。かかるファンを組み込んだ、使い捨てのディスペンサーを作製することも可能であるが、ファンを永久的なハウジング内に設けて、そこに、芯を組み込んだリフィル(詰め替え品)をはめこむことが望ましい。これにより、経済的な詰め替えおよびディスペンサーの再利用が可能となるばかりでなく、液体を変更することが可能となり、該液体が香水の場合は特に有用である。
現在のディスペンサーの問題の1つは、ファンとの関係における芯の正確な配置である。ディスペンサーが比較的安価で大量生産される装置であることを考えると、この配置は最適ではない場合がある。さらに、市場には多数の異なる種類のディスペンサーがあり、あるディスペンサーに対して間違ったリフィルを購入すると、最適ではない芯の配置につながり、場合によっては危険となり得る。
これらの問題を克服する比較的単純なディスペンサーを製造することが可能であることが見出された。従って本発明は、揮発性液体用ディスペンサーのための芯であって、開口部を規定する本体を含み、該開口部がディスペンサーに結合された部材を受け入れるように適合されている、前記芯を提供する。
これらの問題を克服する比較的単純なディスペンサーを製造することが可能であることが見出された。従って本発明は、揮発性液体用ディスペンサーのための芯であって、開口部を規定する本体を含み、該開口部がディスペンサーに結合された部材を受け入れるように適合されている、前記芯を提供する。
本発明はさらに、揮発性液体を大気中に散布するよう適合されたディスペンサーであって、液体を引き上げることができる芯を含み、該芯は液体から伸びている本体を含み、該本体は、ディスペンサーに結合された部材を受け入れるように適合された開口部を有している、前記ディスペンサーを提供する。
芯は、かかる芯に好適な、任意の好適な材料から作ることができる。例には、圧縮繊維、多孔性プラスチック(例えばナイロン、および、特に超高分子量、高密度ポリエチレン(HDPE))、および多孔性焼結金属およびセラミックが含まれる。これらは当然、担持する液体に対して耐久性を有する必要があるが、任意の与えられた液体に対する好適な材料の選択は、当分野の技術の範囲である。芯は任意の好適な形状であってよく、しかし通常は本質的に円筒形である。これが好ましい形態であるため、本発明は以下ではこの態様を参照して記述するが、しかし当業者は、他の形状および構成の可能性を容易に理解し、任意の必要な変更を作製することができる。
芯は、かかる芯に好適な、任意の好適な材料から作ることができる。例には、圧縮繊維、多孔性プラスチック(例えばナイロン、および、特に超高分子量、高密度ポリエチレン(HDPE))、および多孔性焼結金属およびセラミックが含まれる。これらは当然、担持する液体に対して耐久性を有する必要があるが、任意の与えられた液体に対する好適な材料の選択は、当分野の技術の範囲である。芯は任意の好適な形状であってよく、しかし通常は本質的に円筒形である。これが好ましい形態であるため、本発明は以下ではこの態様を参照して記述するが、しかし当業者は、他の形状および構成の可能性を容易に理解し、任意の必要な変更を作製することができる。
本発明において用いる芯の特徴的な性質は、芯の中に開口部が存在することである。「開口部」によって、芯の中に形成され、芯の外部まで伸びている任意の種類の中空のスペースを意味し、この開口部が、ディスペンサーに連結した部材を受け入れるのに適したものとなっている。この開口部を規定する芯の部分を、「本体」と呼ぶ。ほとんどの場合、本体とは、液体源から伸びており、その液体の散布のための揮発表面を提供する芯の部分である。本発明の好ましい態様においては、芯の本体は、下部より直径の大きい上部を含み、この下部は、液体を引き上げることができる。
開口部の正確な形状および位置は、部材(以下にさらに述べる)によって決定されるが、典型例には以下が含まれる:
a)芯の先端に作られ、本体内に伸びて閉端チャネル(通路)となる開口部;これは、管状でも先細形状(tapered)でもよい。さらに、本体に対して軸方向でもそうでなくてもよい;
b)本体側面に作られた縦方向スロット。
開口部の正確な形状および位置は、部材(以下にさらに述べる)によって決定されるが、典型例には以下が含まれる:
a)芯の先端に作られ、本体内に伸びて閉端チャネル(通路)となる開口部;これは、管状でも先細形状(tapered)でもよい。さらに、本体に対して軸方向でもそうでなくてもよい;
b)本体側面に作られた縦方向スロット。
縦方向のチャネルの場合、これらはしばしば、製造に便利なために断面が円形であるが、そうである必要はない。実際、好ましい態様は、類似形状の部材に適合する特定の形状を有してもよく、例には、十字形、星型、正方形または多角形の形状の断面を含む。部材の開口部へのはめこみは、必要に応じてゆるくてもきつくてもよい。開口部の断面が、部材の同一断面に適合させるために、本明細書に記載されたように幾何学的形状である場合、一般にはぴったりはめこませる。かかる特徴的な形状の使用は、対応する断面形状の開口部を有する芯を有していない、不適切なリフィルの挿入を防止することができる。
開口部にはめこまれる部材は、任意の好適な部材であってよい。一般には、ディスペンサーの好適な表面に依存する、好適な断面形状と面積の、細長いロッドの形態をとるのが好ましく、芯がディスペンサーに挿入された場合に、開口部および部材は、芯が所望の位置と方向に配置されるようにはめこまれる。当業者は容易に、任意の状況に対して好適な開口部および部材を選択することができる。
本発明の好ましい態様において、芯はリフィルの一部を形成し、リフィルはさらに液体保存貯蔵器を含み、これによって芯は液体を引き上げることができる。芯の開口部にはめこまれる部材は、ディスペンサーのハウジングの一部を形成する。このハウジングは、リフィルがはめこまれるオリフィスを含む。このはめこみは、任意の便利な方法によって実施することができ、例えば対応するネジ山、クリップまたはスナップはめこみなどである。本発明の好ましい態様において、部材はハウジングの内部表面からこのオリフィスに向って伸びており、芯はその先端に開口部を有し、芯がオリフィスに挿入されると、部材はこの開口部にはめこまれる。他の好ましい態様において、部材は内部表面から、芯の挿入方向を横断する方向に伸び、開口部は、芯の側面に形成されたチャネルとなる。
従って、本発明はさらに、揮発性液体用のディスペンサーであって、本明細書に記載の芯を所望の程度受け入れるように適合されたオリフィスを有するハウジングを含み、芯の開口部は部材にはめこまれ、該部材はハウジングの内部表面に取り付けられており、芯をオリフィスへ挿入する方向に向かうかまたは横断する方向に、芯に向って伸びている、前記ディスペンサーを提供する。
ハウジングは好ましくはファンを含み、ディスペンサーは、芯がファンに対して正しい位置にある場合に、部材が開口部にはめこまれて、液体散布のための強制空気を受領するよう、配置される。
本発明について、好ましい態様を示す図面を参照してさらに記載されるが、これらの図面はどのような方法においても限定するものとは解釈されない。
ハウジングは好ましくはファンを含み、ディスペンサーは、芯がファンに対して正しい位置にある場合に、部材が開口部にはめこまれて、液体散布のための強制空気を受領するよう、配置される。
本発明について、好ましい態様を示す図面を参照してさらに記載されるが、これらの図面はどのような方法においても限定するものとは解釈されない。
図1および図2を参照すると、揮発性液体用ディスペンサー10は、ハウジング30、ハウジング30に装着され、空気流を生成するためのモーター駆動ファン32、および通常310で示される芯であって、容器20内の揮発性液体と液体移送可能に接触するよう装着された芯を含み、ここで前記容器はハウジング30に接続される。芯310は、ナイロンなどのプラスチック材料から、または特に超高分子量、高密度ポエリエチレン(HDPE)から形成することができる。ハウジング30の一部は、ファン32およびファン32によって生成される空気流の中に芯を受け入れるための、筺体40を形成する。液体用ディスペンサー10は、揮発性液体、例えば香料組成物を、部屋の中に散布するようにデザインされる。香料組成物は、室内の周辺温度において、芯310の周囲を流れる強制空気流を介して、ハウジング30の開口部42(図1)から散布される。
容器20の外側にある芯310の一部は、ファン32と整列するように、図2および図3に示すように連結した容器20をディスペンサーハウジング30に接続することにより、所望の位置に取り付けられる。図2、図3および図5に見られるように、貯蔵器20は、ハウジングのオリフィス104の対応する側壁と係合する、対向側壁に一体化した縁を有する。芯310の露出部分は、ファンが作動すると、ファン32によって生成される空気流中に浸される。揮発性液体は、揮発性液体貯蔵器20から、空気流中に浸された芯310の一部へと、芯310に沿って移動し、そこで芯310の表面から空気流により蒸発して、図1に示すように、開口部42を通ってハウジング30から出て行く。
香料化合物の効果的な散布を保証するために、芯はファン32の位置に整列して配置され取り付けられて、芯310の外部表面にできるだけ多くの空気が流れるようにするのが望ましい。位置決めシステムは、図1〜5に示すように、芯310がオリフィス104を通ってハウジング30に挿入された場合に、芯310とファン32の位置合わせを容易にするために提供される。図1を参照すると、本発明の位置決めシステムは、一般に、ハウジング30に結合された位置合わせ部材400および、芯310に形成され、図2に示すようにその中に位置合わせ部材400の一部を受け入れるよう構成される開口部314を含む。
図3、4、6および7を参照すると、本発明の位置決めシステムの第1の態様が示される。位置合わせ部材400aは、通常円柱状である。位置合わせ部材400aは、図2および図3に示すように、ハウジング30の内部の表面150に、ハウジング開口部104とは反対側に取り付けられ、図4に示すように、ディスペンサーハウジング30に装着されたファン32と位置が整列するように伸びている。
図3、4、6および7を参照すると、本発明の位置決めシステムの第1の態様が示される。位置合わせ部材400aは、通常円柱状である。位置合わせ部材400aは、図2および図3に示すように、ハウジング30の内部の表面150に、ハウジング開口部104とは反対側に取り付けられ、図4に示すように、ディスペンサーハウジング30に装着されたファン32と位置が整列するように伸びている。
位置合わせ部材400aは、芯310aにはめこまれた場合に、該部材400aが芯310aを、下に記載するような様式でファン32と整列するよう位置付けて取り付けることができるように、位置される。この態様において、位置合わせ部材400aは長さLA(図3)を有し、表面150から、通常はハウジング開口部104の方向に伸びている。長さLAは、位置合わせ部材400aがハウジング開口部104のすぐ近くの点まで伸びるように指定することができる。
図6および図7を参照すると、芯310aは細長い本体316aを有し、該細長い本体は、芯の先端部を含み、開口部314aを規定している。開口部314aは、芯310aの先端部316aに形成され、長さLWに沿って伸びており、本例においては縦軸319aを含む。芯開口部314aは、芯310aがハウジング30に挿入された場合に、位置合わせ部材400aの少なくとも一部をその中に受け入れるような大きさである。この態様において、芯開口部314aは、芯310aの先端部316aから、芯310aの底部318aへと伸びている。
図6および図7を参照すると、芯310aは細長い本体316aを有し、該細長い本体は、芯の先端部を含み、開口部314aを規定している。開口部314aは、芯310aの先端部316aに形成され、長さLWに沿って伸びており、本例においては縦軸319aを含む。芯開口部314aは、芯310aがハウジング30に挿入された場合に、位置合わせ部材400aの少なくとも一部をその中に受け入れるような大きさである。この態様において、芯開口部314aは、芯310aの先端部316aから、芯310aの底部318aへと伸びている。
図1〜4および図6に示すように、芯310aがオリフィス104を通ってハウジング30に挿入されると、位置合わせ部材400aは、この例においては芯310aの先端にある芯の開口部314aに、一般に芯310aの長さLW(図6)に揃った方向にはまり、芯の開口部314aに受け入れられる。位置合わせ部材400aと芯の開口部314aの間のはめこみにより、芯310aがファン32の位置に整列され、芯がファンと整列した位置で取り付けられる。
図2および図5を参照すると、位置合わせ部材400aは、ハウジングオリフィスのサイズHとの関係で、関係式P<Hによって規定される幅サイズPを有する。示された例においては、位置合わせ部材400aと芯の開口部314aの両方とも、実質的に断面円形である。しかし、この態様に関して下に記載される原則は、断面円形ではない位置合わせ部材と芯の開口部にも適用することができる。芯の開口部は、形状が左右対称であってもなくてもよい。
図2および図5を参照すると、位置合わせ部材400aは、ハウジングオリフィスのサイズHとの関係で、関係式P<Hによって規定される幅サイズPを有する。示された例においては、位置合わせ部材400aと芯の開口部314aの両方とも、実質的に断面円形である。しかし、この態様に関して下に記載される原則は、断面円形ではない位置合わせ部材と芯の開口部にも適用することができる。芯の開口部は、形状が左右対称であってもなくてもよい。
図2を参照すると、位置合わせ部材400のサイズPは、位置合わせ部材400aの幅または直径により規定される。ハウジング30のオリフィスのサイズHは、芯310aを収容できるようなサイズである。部材400は、内部表面150から、ハウジング30の内部40へと、オリフィス104の方向へ伸びている。芯310aがオリフィス104を通ってハウジング30に挿入されると、位置合わせ部材400aは、芯の長さ方向319aに揃う方向で芯の開口部314aにはめこまれ、芯の開口部314a内に受け入れられる。
オリフィス104のサイズHは、ハウジング30に挿入される芯310aのサイズを限定する。特定の形状および大きさを有する部材400aは、ハウジング30に挿入される芯をさらに限定し、それによって、挿入のために、部材400aと適合する開口部314a有するような芯310aを要求する。
オリフィス104のサイズHは、ハウジング30に挿入される芯310aのサイズを限定する。特定の形状および大きさを有する部材400aは、ハウジング30に挿入される芯をさらに限定し、それによって、挿入のために、部材400aと適合する開口部314a有するような芯310aを要求する。
従って、本発明において、芯310aはオリフィス104のサイズHをクリアし、挿入のために部材400aと適合する開口部314aを有する必要があり、それによって、信頼できる位置合わせと、対象のディスペンサーに対して正しく構成された芯を保証する。
芯310aの開口部314aは一般に、部材400aの開口部314aへの挿入を容易にするため、対応する部材400aよりも僅かに大きいサイズを有する。
芯310aの開口部314aは一般に、部材400aの開口部314aへの挿入を容易にするため、対応する部材400aよりも僅かに大きいサイズを有する。
図8a、8bおよび9aおよび9bを参照すると、部材400bおよび芯310bの第2の態様が示される。芯310bの開口部314bは、図8bおよび9bに示すように、位置合わせ部材400bの形状と一致した形状を有する。これは、芯310bの縦軸60bの横断方向にとった芯開口部314bの断面の周囲330が、位置合わせ部材400bの縦軸440の横断方向にとった位置合わせ部材400bの断面の周囲430の形状に対応する形状を有する、ということである。この配置は、芯をファンに対して適切にそろえる配置を提供し、ある芯のハウジングへの挿入を制限することができる。従って、位置合わせ部材400bの断面の周囲430の形状および大きさが、芯310bの開口部断面の周囲330の形状および大きさに適合しない場合、芯310bをハウジング30に挿入しようとしても、芯開口部314bは位置合わせ部材400bを受け入れることができない。
図10〜12を参照すると、芯310cの第3の態様が示される。芯開口部314cは、芯310cの外表面または側面に形成されたスロット314cを含み、芯310cの側面に沿って伸びている。この態様において、位置合わせ部材400cは一般に縦方向であり、ハウジング30の表面150でハウジングオリフィス104とは反対側に取り付けられる。芯310cが開口部104を通ってハウジング30に挿入されると、位置合わせ部材400cは一般に、長さLWに沿った方向にスロット314cにはめこまれ、スロット314cに受け入れられる。
図13を参照すると、本発明の第4の態様が示され、位置合わせ部材400dはハウジング30の表面153から伸びており、芯310dのハウジング開口部104への挿入方向「A」に対し一般に横断方向に位置する。位置合わせ部材400dは、表面153から、芯310dの挿入方向に対し一般に横断方向に伸びている。芯310dをオリフィス104を通ってハウジング30に挿入すると、位置合わせ部材400dは、図13に示すように、一般に長さLWに対して横断する方向にスロット314dにはめこまれ、スロット314dに受け入れられる。
初めに述べたように、芯は種々の材料、特に(HDPE)から構成することができる。示された例において、芯は、直径のより大きい芯の先端部分よりも一般により小さな細孔を有する直径のより小さい芯の下部から構成される。より直径の大きい芯の先端部分は一般に円筒状であり、直径のより小さい芯の下部側部分の頂部を覆って囲む。孔サイズの差の比率は2より大であり、より好ましくは10より大である。孔サイズは、例えば、直径のより小さい芯の下部では1ミクロン未満であり、より直径の大きい上部は約10ミクロンの孔サイズを有する。
芯の長さに対して横断方向にとった断面の周囲が単純な幾何学形状である芯、例えば、表面周囲の空気流を容易に許容し、たとえ生成するとしてもわずかな乱流しか生成しない形状を含む、単純な幾何学形状である芯を用いて、それによって、芯の表面上に位置する揮発性液体を蒸発させる空気流の効率を高めるのが好ましい。
芯の長さに対して横断方向にとった断面の周囲が単純な幾何学形状である芯、例えば、表面周囲の空気流を容易に許容し、たとえ生成するとしてもわずかな乱流しか生成しない形状を含む、単純な幾何学形状である芯を用いて、それによって、芯の表面上に位置する揮発性液体を蒸発させる空気流の効率を高めるのが好ましい。
Claims (10)
- 揮発性液体用ディスペンサーの芯(310)であって、開口部(314a、314c)を規定する本体(316a)を含み、ここで該開口部は前記ディスペンサーに設けられた部材(400a、400d)を受け入れるように適合された、前記芯。
- 開口部(314a、314c)が、芯の先端または芯の側面に位置する、請求項1に記載の芯。
- 開口部(314b)の形状が、部材(400b)の形状と一致する、請求項1に記載の芯。
- 開口部(314a)の断面積が、部材(400a)の断面積より大きい、請求項1に記載の芯。
- ディスペンサーが、ファン(32)、ディスペンサー(10)に設けられた部材(400a、400d)および、前記部材(400a、400d)が開口部(314a、314c)に受け入れられている際に、前記ファンと位置が整列する本体(316a)を含む、請求項1に記載の芯。
- 芯(310)が、芯が液体を引き上げることができる液体保存貯蔵器(20)を付加的に含むリフィルの一部を形成し、本体がこの貯蔵器から伸びており、前記リフィルがディスペンサーのハウジングのオリフィス(104)にはめこまれている、請求項1に記載の芯。
- (なし)
- 揮発性液体を大気中に散布するよう適合されたディスペンサー(10)であって、液体を引き上げることができる芯(310)を含み、該芯は液体から伸びている本体(316a)を含み、該本体は、ディスペンサーに設けられた部材(400a、400d)を受け入れるように適合された開口部(314a、314c)を有している、前記ディスペンサー。
- 部材(400a、400d)が設けられたハウジング(30)を含み、該部材は、芯(310)を受け入れるように適合されたハウジング(30)のオリフィス(104)に芯を挿入する方向に対して、向かう方向または横断する方向に、芯(310)に向って伸びている、請求項8に記載のディスペンサー。
- ディスペンサー(10)がファン(32)を含み、芯(310)がハウジング(30)に挿入され、部材(400a、400d)および開口部(314a、314c)の相互作用により、ファンが生成する強制空気流内に芯が位置するように配置されて、液体を散布する、請求項8または9に記載のディスペンサー。
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