JP2007522429A - フィン安定化迫撃砲発射体用のインクリメント式装薬 - Google Patents

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Abstract

本発明は、フィン安定化迫撃砲発射体(1)の尾部軸の周りに配置されるインクリメント式装薬(4)であって、中央に位置する尾部軸用空間と、インクリメント式装薬(4)を取り付けるための、空間内の取り付け開口とを有するインクリメント式装薬(4)に関する。インクリメント式装薬(4)の両側に、隣接したインクリメント式装薬(4)の取り付け開口にはめ込まれる突出部が設けられて、隣接し合うインクリメント式装薬を互いにロックできるようにしている。

Description

本発明は、フィン安定化迫撃砲発射体用のインクリメント式装薬であって、発射体の尾部軸用にほぼ中央に位置して、インクリメント式装薬を尾部軸の周りに取り付けることができるようにする空間と、空間からインクリメント式装薬の縁部まで延在する、尾部軸より幅が狭い取り付け開口と、インクリメント式装薬の厚さ方向に延出する突出部であって、隣接したインクリメント式装薬の取り付け開口内にはまり、それにより、隣接し合うインクリメント式装薬を互いにロックすることができる突出部とを備えるインクリメント式装薬に関する。フィン安定化迫撃砲発射体は一般的に、実際の火薬を収容しているカートリッジから延びた尾部軸を有し、尾部軸には案内フィンが固定されている。一般的に4つ以上の案内フィンが設けられるが、それらの数は変わってもよい。
迫撃砲尾部軸の内部には通常の推進装薬(propellant charge)が入っており、これは点火時に発火して、発射体に一定の大きさの砲口速度を与え、それにより、発射体を所定通りに飛翔させる。
点火時のこれらのフィン安定化迫撃砲発射体の飛翔距離、したがってそれらの射程は、発射体の尾部軸の周りに配置された異なる種類のインクリメント式装薬で制御することができ、迫撃砲身内の装薬の燃焼が発射体に追加的推進力を供給する。異なるタイプ及び異なる燃焼特性のインクリメント式装薬を使用することにより、所望の飛翔距離を制御することが可能である。
従来型解決策では、インクリメント式装薬は、迫撃砲身内にはまるように、ほぼ丸形の形状である。さらに、尾部軸の形状にほぼ対応する形状を有するインクリメント式装薬の中央に位置する空間内に発射体の尾部軸を押し込むことができるようにするために、インクリメント式装薬は、一方側部に取り付け開口を有する。
従来型インクリメント式装薬の問題は、発射体が個別の弾薬カセット又はホルダ内に保持されて、機械的送り装置で迫撃砲身内へ送り込まれる解決策でそれらを使用することができないことである。その理由は、インクリメント式装薬の質量のため、それらは振動によって、それらの取り付け開口が上向きになり、したがってインクリメントが外れて落下する可能性がある位置をとるからである。インクリメント式装薬が外れる可能性は、このタイプの弾薬の取り扱いにおける主要な危険因子であり、許容されることができない。さらに、インクリメント式装薬は、異なった位置にあり、したがって、砲身内で不均一に燃焼し、それにより、発射体の飛翔軌跡にも有害なほどの大きなばらつきを生じるであろう。
[発明の簡単な説明]
本発明の目的は、発射体を保管し、機械的送り装置によって迫撃砲身に送り込む解決策にも使用することができるインクリメント式装薬を提供することである。
本発明のインクリメント式装薬は、インクリメント式装薬の厚さ方向、すなわち、発射体の長手方向で所定位置に取り付けられたインクリメント式装薬の両側に、隣接したインクリメント式装薬の取り付け開口の内部にはまることができる2つの突出部が設けられ、それにより、インクリメント式装薬の突出部が隣接したインクリメント式装薬の取り付け開口にはまり、それによって、隣接し合うインクリメント式装薬を互いにロックし、また同時に、発射体の尾部軸の周りの所定位置に取り付けられたインクリメント式装薬を突出部によって発射体に対して回転不可能にロックすることができるようにすることを特徴とする。
本発明の本質的な着想は、インクリメント式装薬の両側にロック部材を設ける、すなわち、インクリメント式装薬の厚さ方向の両側に突出部を設けて、それらが隣接したインクリメント式装薬の取り付け開口にはまり込み、所定位置に取り付けられた隣接し合うインクリメント式装薬を互いに回転不可能にロックし、それにより、隣接したインクリメント式装薬の取り付け開口が異なる方向に向くようにすることである。本発明の好適な実施の形態によれば、突出部は、所定位置に取り付けられたインクリメント式装薬を尾部軸に対して回転不可能にロックする。本発明の第2の好適な実施の形態によれば、突出部の少なくとも1つに溝が設けられ、発射体尾部の案内フィンがそれにはまり込み、それにより、所定位置に取り付けられたインクリメント式装薬を発射体の尾部軸に対して回転不可能にロックし、それによってインクリメント式装薬アセンブリ全体を発射体に対して回転不可能にロックすることができる。本発明の第3の好適な実施の形態によれば、突出部は、2つの隣接した案内フィンの間にはまる寸法であり、それにより、尾部に最も近いインクリメント式装薬を発射体の尾部軸に対して回転不可能にロックし、それによってインクリメント式装薬アセンブリ全体を発射体に対して回転不可能にロックする。
本発明の利点は、発射体に取り付けられたインクリメント式装薬が互いにほぼ所定位置に留まり、振動又は他の取り扱いによって外れることがあり得ないことである。また、砲身内部での燃焼が常にほぼ同じように起きる。さらなる利点は、そのようなインクリメント式装薬を設けた発射体を機械的に取り扱い、且つ機械的装填装置によって弾薬カセットから砲身内に装填することができ、それらが外れる危険がまったくないことである。
次に、添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳細に説明する。
[発明の詳細な説明]
図1は、迫撃砲発射体の概略図である。発射体は、爆薬(explosive material)を収容している実際の発射体部分1を有し、それに尾部軸2が接続されており、尾部軸は実際の推進装薬を収容しており、尾部軸2の後端部には、案内フィン3aを有する尾部3が設けられている。
図2は、本発明のインクリメント式装薬の一実施形態の概略図である。インクリメント式装薬4は、迫撃砲管内にそれをはめ込むことができるようにする外形を有する。最も単純な形では、その形状は、図2に示されているように、円形に似ているが、発射体と一緒に迫撃砲身内にはめ込まれるならば、任意の他の形状にすることもできる。したがって、それの最大外形寸法は、大きくても発射体の直径に等しいであろう。インクリメント式装薬4は、中央に位置する、一般的にほぼ丸形の空間5を有し、この空間5は尾部軸2とほぼ同一形状であり、この空間内に尾部軸2がはまり込む。空間5は、インクリメント式装薬の一縁部に至っている取り付け開口6を有する。インクリメント式装薬4を発射体の尾部軸2上に取り付けるとき、発射体の尾部軸2をこの開口に押し通すことができる。取り付け開口6は尾部軸2の直径よりわずかに小さく、それにより、尾部軸2が、インクリメント式装薬4の中央に位置する空間5に入っているとき、インクリメント式装薬4は尾部軸2上に留まる。
さらに、インクリメント式装薬4の厚さ方向の両側、すなわち、発射体の長手方向に取り付けられたインクリメントの上側及び下側に、突出部7a及び7bが設けられ、ロック部材として作用する。突出部7a及び7bは、取り付け開口に関してインクリメント式装薬の両側でほぼ対称的であることが最も好ましい。インクリメント式装薬4を互いに上下に置くとき、突出部7a及び7bが別のインクリメント式装薬4の取り付け開口6内にはまり込み、これにより、突出部7a及び7bと取り付け開口6とによって、積み重ねられたインクリメント式装薬4が互いに回転不可能にロックされる。図5に関して後述するが、尾部軸2の周りにすべてのインクリメント式装薬4を取り付けることで、インクリメント式装薬4、すなわちインクリメント式装薬アセンブリ全体がロックされて、ほぼ固定された統一体になる。適当な形状及び寸法のロック部材を使用することにより、いずれの状況においても発射体の尾部軸2を中心にして回転することがない構成体(entity)が完成される。突出部7a及び7bは好ましくは、隣接したインクリメント式装薬4の取り付け開口6に押し込まれたとき、それらが取り付け開口6の内面に押し付けられ、それにより、インクリメント式装薬4が互いに係合して、厚さ方向に、すなわち、所定位置に取り付けられたとき、発射体の長手方向に、摩擦の衝撃及び押圧力によってロックされるようになるような寸法にされる。さらに、インクリメント式装薬は、インクリメントの直径に関して両側でロックされる、すなわち2つの隣接したインクリメント式装薬4の突出部は互いの取り付け開口にはまり込み、それにより、インクリメント式装薬の両側に作用するロック力は、それらの直径に関してほぼ対称的である。
図3は、本発明の第2のインクリメント式装薬の概略図である。本実施形態では、突出部7bに溝8が設けられ、他の点では図2のインクリメント式装薬に一致する。溝8を利用して、発射体の尾部に最も近いインクリメント式装薬4を所定位置に押し込んだとき、案内フィン3aの1つが溝8にはまり、それにより、インクリメント式装薬及びインクリメント式装薬アセンブリ全体を発射体に対して回転不可能にロックする位置にインクリメント式装薬4をセットできるようになっている。溝8は、使用する発射体に応じて、適当な形状及び深さにすることができ、極端な場合、溝8は突出部7bを、互いに距離を置いて位置する2つの突出部分7cに分割する。
対称的に配置する代わりに、突出部7a及び7bを非対称的に配置することもでき、その場合、積み重ねられたインクリメント式装薬は特定角度で互いに対して回転する。本実施形態では、突出部7bだけが溝8を設けることができるが、溝7a及び7bの両方が同様な溝を有することもできるであろう。さらに、溝を全くなくして本実施形態を実施することも可能であり、その場合、突出部は、2つの隣接した案内フィンの間にはまり、それによって、インクリメント式装薬を尾部及び発射体全体に対して回転不可能にロックするような形状を有する。同様に、図3の実施形態に示された突出部を、それらが2つの隣接した案内フィン3aの間にはまるような形状にすることが可能である。
図4は、インクリメント式装薬アセンブリを所定位置に取り付けた迫撃砲発射体の概略図である。図4に示されているように、インクリメント式装薬4は、尾部軸2の周りに配置され、それにより、それらは尾部軸2をほぼ完全に覆っており、隣接したインクリメント式装薬4の突出部から離脱するように、発射体の長手方向に互いに分離することができない。図4はさらに、突出部7b内の溝8が案内フィン3a上にはまり、それにより、案内フィン3aが突出部7bの、溝8の両側の部分の間に留まり、それによってインクリメント式装薬4が発射体に対して回転することが防止される様子を示す。インクリメント式装薬の残りも同様に、隣接し合うインクリメント式装薬にロックされるので、インクリメント式装薬アセンブリ全体が、発射体の尾部軸2を中心にして回転不可能である。その結果、インクリメント式装薬4が発射体に対して回転できず、そのため、それらの取り付け開口が上向きになって発射体が振動衝撃によって尾部軸から外れる可能性を伴わずに、発射体を異なったタイプのカセット又は他の発射体ホルダ内に保管することができる。
図5は、発射体のノーズの方向から見たときの、発射体尾部の案内フィンに対する、溝を設けたインクリメント式装薬突出部7bの位置の概略図である。図5は、案内フィン3aを設けた尾部3を示す。図5はまた、尾部軸2及びインクリメント式装薬突出部7bの断面も示す。突出部7bの溝8が案内フィン3aと一致し、したがって、突出部7bが案内フィン3aの両側に位置している。所定位置に取り付けられたインクリメント式装薬アセンブリは、突出部7bが尾部から発射体の軸方向に離れることを防止するので、突出部7bは、インクリメント式装薬アセンブリを尾部の案内フィン3aに対してロックする。
次に、図6は、突出部7が、発射体の2つの隣接した案内フィン3aの間にはまる形状を有するインクリメント式装薬の一実施形態を示す。図6は、突出部7bが2つの案内フィン3a間にいかに位置するかを示す点を除いて、図5と同様である。図5の実施形態と同様に、突出部7bがインクリメント式装薬を、それにより、インクリメント式装薬アセンブリ全体を案内フィン3aに対して回転不可能にロックし、それにより、インクリメント式装薬アセンブリ全体を発射体に対して回転不可能にロックする。
以上の説明及び図面では、インクリメント式装薬を一体ユニットとして説明しており、実際にその通りである。インクリメント式装薬はさまざまな方法で実現されることができ、したがって、推進装薬に適した一定の種類の可燃性材料から流し込み成形又はプレス成形によって製造されるであろう。さらに、インクリメント式装薬は、取り扱いに耐える、ニトロセルロース等の適当な可燃性材料製のケーシングを設け、適当な量の火薬又はその目的に適した他の材料をケーシングに挿入することによって製造されてもよい。
図7は、インクリメント式装薬4の一実施形態の概略図で後者の実施例を示し、その部品が斜視図で示されている。本実施形態では、インクリメント式装薬4は、たとえばニトロセルロース等の適当な材料から、たとえばプレス成形、絞り成形又は流し込み成形によって形成された2つの部品4a及び4bから成るケーシングを有する。ケーシングを備えたこのタイプの推進装薬の製造は既知であり、したがって、本文脈でより詳細に説明する必要はない。
推進装薬4のカバー4a内に所望量の火薬等の適当な推進剤4bを入れてから、ケーシングの部品4a及び4bを合わせて固定する。インクリメント式装薬4の内部の火薬の品質及び量を変化させることにより、外観及び使用目的が同一でありながら、異なった力のインクリメント式装薬4を製造することができる。したがって、異なった力のインクリメント式装薬を使用することにより、発射体の飛翔軌跡をさまざまに制御することが可能である。
本発明をもっぱら例示として上記明細書及び図面に記載してきたが、本発明は決してそれに制限されることはない。本質的なことは、インクリメント式装薬の両側に少なくとも1つの突出部があり、それにより、積み重ねられたインクリメント式装薬が、インクリメント式装薬の突出部及び取り付け開口等のロック部材によって互いに回転不可能にロックされることである。好適な実施形態によれば、突出部は、突出部及び尾部の案内フィンによってインクリメント式装薬アセンブリ全体が発射体の周りに回転不可能にロックされるようにする形状及び寸法を有する。
従来型迫撃砲発射体の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の一実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の一実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の一実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の一実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の一実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の第2の実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の第2の実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の第2の実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の第2の実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬の第2の実施形態の概略図である。 本発明のインクリメント式装薬を備えた迫撃砲発射体の概略図である。 発射体の尾部フィンに対する図2のインクリメント式装薬の突出部の概略図である。 発射体の尾部フィンに対する図3のインクリメント式装薬の突出部の位置の概略図である。 インクリメント式装薬の部品を斜視図で示したインクリメント式装薬の一実施形態の概略図である。

Claims (9)

  1. フィン安定化迫撃砲発射体用のインクリメント式装薬であって、
    前記発射体の尾部軸(2)用にほぼ中央に位置して、該インクリメント式装薬を前記尾部軸(2)の周りに取り付けることができるようにする空間と、
    該空間から該インクリメント式装薬(4)の縁部まで延在する、前記尾部軸(2)より幅が狭い取り付け開口(6)と、
    該インクリメント式装薬の厚さ方向に延出する突出部であって、隣接したインクリメント式装薬(4)の前記取り付け開口(6)内にはまり、それによって、隣接し合う該インクリメント式装薬(4)を互いにロックすることができる突出部と
    を備えるインクリメント式装薬であって、
    該インクリメント式装薬(4)の厚さ方向、すなわち、前記発射体の長手方向で所定位置に取り付けられた該インクリメント式装薬(4)の両側に、隣接した該インクリメント式装薬(4)の前記取り付け開口(6)の内部にはまることができる2つの突出部(7a、7b)が設けられ、
    それにより、該インクリメント式装薬(4)の前記突出部が隣接した該インクリメント式装薬の前記取り付け開口にはまり、
    それにより、隣接し合う該インクリメント式装薬(4)を互いにロックし、
    また同時に、前記発射体の前記尾部軸(2)の周りの所定位置に取り付けられた該インクリメント式装薬(4)を前記突出部によって前記発射体に対して回転不可能にロックすることができるようにする
    ことを特徴とする、インクリメント式装薬。
  2. 前記インクリメント式装薬(4)の両側の前記突出部(7a、7b)は、前記取り付け開口(6)に関してほぼ対称的である、請求項1に記載のインクリメント式装薬。
  3. 前記突出部(7a、7b)は、前記取り付け開口(6)の内面に緊密に押し付けられる寸法であり、
    それにより、前記インクリメント式装薬(4)は、その厚さ方向にも、すなわち前記インクリメント式装薬(4)が前記発射体の長手方向の所定位置に取り付けられたときにも、互いに対してロックされるようになる
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のインクリメント式装薬。
  4. 前記インクリメント式装薬(4)の少なくとも1つの突出部(7a、7b)に溝(8)が設けられ、前記発射体の尾部の案内フィン(3a)が前記溝にはまり、
    それにより、前記尾部に最も近い位置に取り付けられたインクリメント式装薬(4)を前記発射体の前記尾部軸に対して回転不可能にロックすることができ、
    それにより、インクリメント式装薬アセンブリ全体を前記発射体に対して回転不可能にロックするようにする
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクリメント式装薬。
  5. 前記インクリメント式装薬(4)のすべての突出部(7a、7b)に溝(8)が設けられ、前記発射体の前記尾部の前記案内フィン(3a)が前記溝にはまることを特徴とする、請求項4に記載のインクリメント式装薬。
  6. 前記突出部(7a、7b)は、互いに距離を置いて位置する2つの突出部分(7c)から成り、
    前記溝(8)は、それらの間に形成されていることを特徴とする、請求項4又は5に記載のインクリメント式装薬。
  7. 前記インクリメント式装薬(4)の少なくとも1つの突出部(7a、7b)は、前記発射体の2つの隣接した案内フィン(3a)の間にはまる寸法であり、
    それにより、前記尾部に最も近い前記インクリメント式装薬(4)を前記発射体の前記尾部軸(2)に対して回転不可能にロックし、インクリメント式装薬アセンブリ全体を前記発射体に対して回転不可能にロックするようにする
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクリメント式装薬。
  8. 前記インクリメント式装薬(4)の前記突出部(7a、7b)は、ほぼ同様の形状であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクリメント式装薬。
  9. 前記インクリメント式装薬(4)は、ニトロセルロース等の可燃性材料製のケーシングを有し、
    火薬又は推進剤に適した他の材料が前記ケーシング内に入っていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のインクリメント式装薬。
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