JP2007521707A - Utranトランスポート・ネットワークにおけるマクロダイバーシチを扱う装置および方法 - Google Patents

Utranトランスポート・ネットワークにおけるマクロダイバーシチを扱う装置および方法 Download PDF

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Abstract

本発明はUMTSにおけるルータ、コンピュータプログラム製品および方法に関係する。ルータは、インターネット・プロトコル(IP)ベースのUMTSの地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のトランスポート・ネットワークに存在する。UTRANトランスポート・ネットワークは、RNCと少なくとも1つのノードBとの間の専用チャネル(DCH)においてDCHフレームを搬送し、ルータはIPマルチキャスト・プロトコルを使用して、1つのDCHトラフィック・フローを少なくとも2つのDCHトラフィック・フローに分割する手段を含む。

Description

本発明は第3世代移動体通信システムおよびその進化した変形における装置と方法に関係する。さらに詳細には、本発明はUMTS無線アクセス・ネットワーク(、UTRAN)のトランスポート・ネットワークにおけるマクロダイバーシチを扱う装置および方法に関係する。
第3世代の移動体通信システム(UMTS)は、移動体ユーザに高品質音声およびデータサービスを提供する。またシステムは、大容量および世界的なサービスエリアを供給する。しかしながら状況によっては、信頼性に欠ける無線チャネルのため、その履行が困難となることがある。無線インタフェースを介するリンクの信頼性の問題と取り組む1つの有望な技術は、マクロダイバーシチ技術である。しかしながら、マクロダイバーシチはまた、セル方式ネットワークにおいて多元アクセス技術としてCDMAを使用する場合の本来的な帰結と見なされるべきである。CDMAは干渉により制限される技術である。即ち、セル内の干渉により、セル容量の上限が設定される。干渉を可能な限り少なく保つために、基地局がセルの移動体端末の無線送信機出力電力を制御すること、即ち迅速で効果的な電力制御が必須である。移動体端末がセル周辺に向けて移動した場合、移動体端末はその無線送信電力を増加することで、基地局が送信信号を受信できるようにしなければならない。同様に、基地局は、移動体端末に対するその無線送信電力を増加しなければならない。この電力増加は、移動体端末自体のセル、および、移動体端末の近くの隣接セルの、両方の容量を悪化させる影響を与える。マクロダイバーシチは、この影響を緩和するために利用される。移動体端末が2以上の基地局を介して通信する場合、単一の基地局のみを利用する場合に比べて、より少ない無線送信電力で信号品質を維持できる。従って、マクロダイバーシチは、信頼性に欠ける無線チャネルの品質を向上させる特徴を有すると共に、CDMAベースのセルラーシステムの本来的な弱点を克服するために不可欠な技術でもある。
図1は、UTRANを示す図である。無線ネットワークコントローラ(RNC)102、112は、コアネットワーク100に接続される。コアネットワーク100は、更に別のネットワークに接続されてもよい。RNC102は、トランスポート・ネットワーク106を介して1以上のノードB(104)に接続される。このノードBは、基地局ともいう。トランスポート・ネットワーク106は、例えばIPベースであってもよいし、あるいは、ATMベースであってもよい。ノードB(104)は、1以上のユーザ装置(UE)110に無線により接続されてもよい。このユーザ装置は、移動体端末ともいう。サービングRNC(Serving−RNC、S−RNC)112は、UE110と無線リソース接続(RRC)を有するRNCである。ドリフトRNC(Drift−RNC、D−RNC)102は、UE110と接続されてもよいRNCであるが、別のRNC112、即ちS−RNCがUE110とのRRC接続を扱う。
マクロダイバーシチは、移動局が2以上の無線リンクにより固定ネットワークと通信することを可能にする、即ち移動局が2以上の無線ポート(あるいはノードBとも呼ばれる基地局)へ情報を送信し、該2以上の無線ポートから情報を受信することができる。無線ポート(RP)は短距離、例えば建物内の異なる階の間(ピコセル)から、約数キロメートル(マイクロセル、およびマクロセル)までの距離において空間的に分離される。移動体端末と異なるRPとの間の伝播条件は、同時刻においても異なるので、複数の受信信号の結合から得られる品質は、しばしば個々の信号の品質より良い。このようにして、マクロダイバーシチは無線リンクの品質を改善することができる。移動体端末が、2以上の基地局と同時に接続されると、UEはソフトハンドオーバーにあるといわれる。
マクロダイバーシチは専用チャネル(DCH)にのみ適用可能である。ノードBにおける対応するソフターハンドオーバー機能を考慮しなければ、全ての現行マクロダイバーシチ機能はRNCに存在する。ダウンリンクでは、RNCにおいて分割が行われ、関係するDCHの動作中のセットの各経路を介した各ダウンリンクのDCH FPフレームのコピーの送信が保証される。DCH FPデータフレームとDCH FP制御フレームの両方は、分割機能に従う。
アップリンクでは、RNCは結合を行う。この結合は、分割よりさらに複雑である。DCH FPデータフレームのみが結合手続に従う。各アップリンクDCH FP制御フレームは、個々のノードBに特有の制御データを含むので、DCH FP制御フレームは結合されない。アップリンクに対して、RNCは時間窓を有し、その間に全経路が、結合に負担(即ち所定の接続フレーム番号(CFN)を有するDCH FPフレーム)を提供することが期待される。時間窓が終了すると、時間窓の中で受信された正しいCFNを有する全DCH FPフレームが結合機能に送られる。
実際の結合では、異なる経路を介して受信された候補の中から最良のデータ片が選択される。非音声DCHにとって、選択の単位はトランスポート・ブロック(TB)である。所定のトランスポート・ブロックについて選択する候補を決定するために、提供されたフレームのそれぞれにおいて関係するTBのCRCIがチェックされる。そのなかで、TBがノードBにおいて正しく受信されたこと(即ちノードBにより受信されたとき、CRCチェックが関係するTBに対して成功すること)を示すCRCIが唯一存在すれば、そのTBが選択される。他に複数のCRCIが、CRCチェックが成功することを示せば、結合機能は、最大の品質評価(QE)パラメータを有するフレームに属する、これらのTBのうちの1つを選択する。同様に全てのCRCIが、CRCチェックが不成功であることを示せば、結合機能は最大のQEパラメータを有するフレームからTBを選択する。最後の2つの場合に、最大のQEパラメータ値が2以上のフレームで発見されると(即ち、これらのQEパラメータが等しければ)、TBの選択は実装に依存する。図2は非音声DCHの結合手順を説明する。
音声DCHに対する結合動作は、少々異なる。適応型マルチレート(AMR)通話コーデックは3つのサブフローを生成し、それぞれが各DCHにおいて転送される。これら3つのDCHは所謂同格の (coordinated) DCHである。同格のDCHは同じDCH FPフレームに含まれ、フレームの各サブフローにはただ1つのTBが存在する。結合において、結合機能が異なる候補フレームから個別のTBを選択し、非音声DCHに関して上述したような新しい結合フレームを創出することはない。その代わりに、サブフロー1に関連するTBのCRCIに基づいて、最重要のサブフローである1つのフレーム全体を選択する。他のサブフローのCRCIは、これらのサブフローが無線インタフェース上でCRCにより保護されないので、重要ではない。ここで再度、CRCIがCRCチェックの不成功を指示した場合、あるいは、関係する全CRCIがCRCチェックの不成功を指示する場合には、最大のQEパラメータを持つフレームが選択される。図3は音声DCHの結合手順を説明する。
このようにして、現在のUTRANにおけるマクロダイバーシチは、RNCではダイバーシチ・ハンドオーバー(DHO)機能とも呼ばれるマクロダイバーシチ機能により実現される。現行標準は、サービングRNC(S−RNC)とD−RNCとの双方におけるDHO機能を許容するが、D−RNC機能にDHO機能を配する可能性は一般には使用されない。
従って、既存のマクロダイバーシチ・ソリューションの問題点は、ユーザデータの分割されたダウンリンクフローと非結合アップリンクフローとが、RNCとノードBの間の全行程に亘って転送されることである。これは、高価な伝送リソースがUTRANトランスポート・ネットワークにおいて消費されることになり、またオペレータにとっても相当なコストになる。
本発明の目的は上記の課題を解決することである。
当該課題は、請求項1に記載のルータ、請求項19に記載の方法、および、請求項40及び41に記載のコンピュータプログラム製品により解決され、ルータへのマクロダイバーシチ機能の分配が提案される。
UMTS内のインターネット・プロトコル(IP)ベースのUMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のトランスポート・ネットワークにおけるルータ(108)であって、UTRANトランスポート・ネットワークがRNCと少なくとも1つのノードBとの間で専用チャネルによりDCHフレームを搬送し、該ルータは、IPマルチキャスト・プロトコルを利用して1つのDCHトラフィック・フローを少なくとも2つのDCHトラフィック・フローに分割する手段を備え、必要な伝送リソースの削減を可能にする。
UMTS内のインターネット・プロトコル(IP)ベースのUMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のトランスポート・ネットワークにおける方法であって、前記UTRANトランスポート・ネットワークがRNCと少なくとも1つのノードBとの間で専用チャネル(DCH)によりDCHフレームを搬送し、前記方法は、IPマルチキャスト・プロトコルを利用して1つのDCHトラフィック・フローを少なくとも2つのDCHトラフィック・フローに分割する工程を備え、必要な伝送リソースの削減を可能にする。
UMTS内のノードに含まれるコンピュータの内部メモリに直接ロード可能なコンピュータプログラム製品であって、本発明に対応し、上記方法を実行するためのソフトウエア・コード部分を備え、必要な伝送リソースの削減を可能にする。
コンピュータで利用可能な媒体に格納されたコンピュータプログラム製品であって、本発明に対応し、UMTS内のノードに含まれるコンピュータを制御して上記方法を実行させる読取可能なプログラムを備え、必要な伝送リソースの削減を可能にする。
本発明により達成される最も重要な利点はUTRANトランスポート・ネットワークにおける伝送の節約であり、これはオペレータにとり重要なコスト節約になる。伝送の節約はDHO機能の最適配置により実現される。その際、冗長なデータ転送は経路の一部において排除されるが、排除されなければ、同一DCHの異なるマクロダイバーシチの経路に関連するデータは、同一ルートに沿って並列に転送される。
本発明の別の利点は、(地理的分散を少なくして、)RNCのネットワークのより中央への配置を容易にすることである。現在のRNCの一般的な地理的分散の主な目的は、並列マクロダイバーシチ経路の伝送経費を制限することである。この並列データ転送が排除されれば、オペレータが、例えばMSCあるいはMGWとの併設によりRNCを集中化させることがより有利になる。同じ場所にいくつかのノードを併設すれば、運用と保守とが簡単化され、これはまたオペレータにとり経費の削減になる。
以下において、本発明の実施形態を示す添付の図面を参照して、本発明をより詳細に記述する。しかしながら、本発明は、ここで説明する実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が完璧かつ完全となるように、また当業者に本発明の範囲を十分に伝えるように提供されている。全体を通じて、類似の番号は類似の要素を指す。
本発明は図1に示すようにインターネット・プロトコル(IP)ベースのトランスポート・ネットワークを有するUTRANにおいて実装することができる。IPベースのトランスポート・ネットワークはバージョン4、6あるいは、将来バージョンのIPにより制御することができる。
必要とされる伝送リソースを削減するために、本発明はRNCからUTRANトランスポート・ネットワークのルータに、マクロダイバーシチ機能を分散させることを提案する。ルータがマクロダイバーシチを処理すれば、トラフィック・フローの分割と結合はトランスポート・ネットワークの任意のルータにおいて実行することができる。しかしながらRNCよりノードBに近いトランスポート・ネットワーク・ルータを選択するのが有利である。これにより、図4に示すように冗長なデータ経路が削減され、伝送リソースが節約される。この例では、D−RNCはトラフィック・フローの経路には含まれないが、専用チャネル(DCH)が確立されれば、(適用可能であれば)無線ネットワーク・サブシステムのアプリケーションパート(RNSAP)及びノードB・アプリケーションパート(NBAP)の信号通報には含まれる。
上記のように、マクロダイバーシチを処理するルータには、ダウンリンクDCHトラフィック・フローの少なくとも2つのダウンリンクDCHトラフィック・フローへの分割と、少なくとも2つのアップリンクDCHトラフィック・フローの1つの単一DCHトラフィック・フローへの結合と、を実行可能であることが要求される。これは以下にさらに詳しく記述される。
[ダウンリンクの分割]
UTRANトランスポート・ネットワーク・ルータに存在する、本発明に対応するマクロダイバーシチ装置は分割ユニットを備える。分割ユニットは、ダウンリンク・トラフィック・フローを分割する手段を備え、分割にはIPマルチキャストが使用される。それはIPベースのトランスポート・ネットワークにおける本発明に対応するルータには、マルチキャスト性能が要求されることを意味する。各DCHは、要求に応じて確立されるそれ自体のマルチキャスト・ツリーを得る。トランスポート・ネットワークの本来のマルチキャスト性能、例えばトランスポート・ネットワーク層(TNL)の機能は伝送の観点から最適分割を可能にするために使用される。従って、ダウンリンク接続はマルチキャスト接続であることが要求される。本発明によれば、その場合、従来技術におけるように各マクロダイバーシチの経路に1DCH FPフレームに代わって、RNCはダウンリンク接続において各DCH FPフレームの単一のコピーを送信することのみが要求される。分割ルータは各DCH FPフレームの単一のコピーを複写することにより分割を行い、マルチキャスト・プロトコルにより複写DCH FPフレームを送信する。
インターネット・プロトコルの現行および将来バージョンと共に使用することが考えられる、幾つかのマルチキャスト・ルーティング・プロトコルを使用することができる。マルチキャスト・ルーティング・プロトコルはマルチキャスト・パケットを転送するマルチキャスト・ツリーを構築するために必要である。可能なマルチキャスト・ルーティング・プロトコルの例にはプロトコル非依存のマルチキャスト−スパースモード(PIM−SM)、コアベースのツリー・マルチキャスト・ルーティング・バージョン2(CBTv2)、距離ベクトルマルチキャスト・ルーティング・プロトコルバージョン3(DVMRPv3)およびマルチキャストOSPF(MOSPF)がある。本発明の実施形態ではPIM−SMおよびCBTv2が好ましい。
以下に記す実施形態では、記述を単に簡単にするためにマルチキャスト・ルーティング・プロトコルCBTv2を使用するが、上記の他のマルチキャスト・ルーティング・プロトコルを使用しても良い。CBTv2マルチキャスト・ツリーは「コアルータ」、即ちUTRANのRNCで始まり、そこからツリーは関係するCBTv2ルータを通してエンドホスト、即ちノードBへ広がる。ネットワークには多くのコアルータが存在し、それぞれトラフィックを存在するマルチキャスト・グループの全て、あるいは一部に転送する。
本質的な構成要素は、IPv6のための、マルチキャスト受信者探索(MLD)プロトコルである。MLDプロトコルはエンドホスト、即ちリンクの一定のマルチキャスト・アドレスを受信するノードBの探索に利用される。従って、MLDプロトコルはノードBとその隣接ルータとの間で使用することができる。IPv4の場合、インターネットグループ管理プロトコル(IGMP)バージョン1、2、あるいは3を、MLDの代わりに使用しなければならない点に注意すべきである。
DCHトランスポート・ベアラーが確立されると、本発明では、RNCはこの特定のDCHのためにダウンリンクのノードBに対してマルチキャスト宛先アドレスを動的に割り当てることが必要である。UTRANの全てのRNCは、重複のない範囲のマルチキャスト・アドレスにより構成される。割り当てられたマルチキャスト・アドレスは関係するRNCに対して構成された範囲から選択される。従って、各ダウンリンクDCHトランスポート・ベアラーはノードBにおいて、それ自体の専用マルチキャスト宛先アドレスを有する。NBAPおよびRNSAPは、マルチキャスト・アドレスの割り当てに使用できるが、その場合は、NBAPおよびRNSAPを変更することが必要である。従って、マルチキャスト・アドレスは、無線リンク設定要求、無線リンク再構成要求および無線リンク再構成準備などのメッセージにおける新しい情報要素(IE)であってもよい。
経路及びこれに伴う追加のノードBが、DCHの動作中のセットに加えられると、これらノードBは、動作中のセットの確立済みのノードBと同じダウンリンクDCHトランスポート・ベアラーのマルチキャスト宛先アドレスに割り当てられる。
図5は第1の経路の確立を示す図である。図6は第2の経路の確立を示す図であり、ここでUEはソフトハンドオーバー状態にある。結合ルータは、ノードBからの最初のホップであるので、MLDあるいは対応するプロトコルで十分である。従って、マルチキャスト・ルーティング・プロトコルは必要ではない。
一度マルチキャスト・ツリーが確立されると、ルータのマルチキャスト転送能力は、各ダウンリンク・パケットのコピーがそれぞれ関係するノードBに配信されることを保証する。
マルチキャスト・ツリーの機能は、各ルータにとり所定のマルチキャスト・アドレスのツリーを構築するコアルータ、即ちUTRANのRNCが既知であることに依存する。この知識は、所定のマルチキャスト・アドレスを指示するマルチキャスト受信者レポートをルータが受信する際に使用される。この初期ステップの後、コアルータ・アドレス、即ちRNCアドレスはメッセージによりツリーを介して伝達される。
マルチキャスト性能を有するルータにマルチキャスト・アドレスとコアルータとの間のマッピングを知らせる種々の方法が存在する。以下に、3つの異なる方法を説明する。本発明の好ましい実施形態に従い、CBTv2あるいはPIM−SMブートストラップ機構が使用され、マルチキャスト・アドレスをコアルータにマッピングするのに必要な情報によりCBTv2又はPIM−SMのルータを自動的に構成する。別の実施形態では、各ルータは、マルチキャスト・アドレスをRNCにマッピングする情報により手動で構成される。さらなる実施形態では、NBAPを変更することができ、DCHが確立されるとコアルータであるS−RNCのIPアドレスは無線リンク設定要求、無線リンク再構成要求、あるいは、無線リンク再構成準備メッセージでノードBに搬送される。次いでノードBはMLDバージョン3のソースフィルタの特徴を使用して、このコアルータ・アドレス、即ちS−RNCアドレスをルータに伝達する。マルチキャスト受信者レポートでは、ノードBは、関係するマルチキャスト・アドレスについて、ソースとして指示されたRNCを有するマルチキャスト・パケットにのみ関心があることを示している。次いでルータは、このマルチキャスト・ツリーのコアルータとなるRNCを指示するものとして、この情報を解釈する。
このように、本発明によれば、マルチキャストはダウンリンクの分割に使用される。各DCHは、要求に応じて確立される自体のマルチキャスト・ツリーを取得する。IPv6のマルチキャスト受信者探索(MLD)プロトコル、あるいは、IPv4のインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)バージョン1、2あるいは3および幾つかのマルチキャスト・ルーティング・プロトコル(例えばPIM−SMあるいはCBTv2)のいずれかを利用して、伝送の観点から最適マルチキャスト・ツリーが構築される。このようにしてダウンリンク・トラフィックはこのマルチキャスト・ツリーを介して転送される。分割点はトランスポート・ネットワークのルータの間で、(伝送の観点から)最適に分散される。この手順は図5および図6に示される。
[アップリンクの分割]
UTRANトランスポート・ネットワークのルータに存在するマクロダイバーシチ装置は、本発明の一実施形態によれば結合ユニットを備える。結合ユニットは、少なくとも2つのアップリンクDCHトラフィック・フローを1つの単一アップリンクDCHトラフィック・フローに結合する手段を備える。しかしながら、結合ユニットは、分割ユニットより複雑である。結合機能には、以下が含まれる。
a)ルータが、分割ポイントおよび結合ポイントの少なくともいずれかであることを検出するための手段。
b)結合されるべきアップリンクを識別するための手段。
c)DCH FPフレームを実際に結合するための手段。
d)結合ルータが、未処理のフレームについて無制限に待機すること防止するための時間管理のための手段。
[分割/結合ポイントの確認]
マルチキャスト・ルーティング・プロトコルが、CBTv2およびPIM−SMの両方が行うように、マルチキャスト・ツリーの構築プロセスにおいて逆経路転送原理を利用すれば、ルータがダウンリンク・マルチキャスト・ツリーの分割ポイントである、即ち分割ユニットを含めば、アップリンクユニキャストフローの結合ポイントである、即ち結合ユニットを含むこととなる。従って、ルータが、自身が分割ポイントであることを検出するための手段を備えれば、ルータは自身が結合ポイントであることを検出するための手段を自動的に含むこととなる。
分割ポイントは、ダウンリンクの方向に複数の受信者がいることにより特徴付けられる。CBTv2およびMLDの機能により、ルータは離合するノードを記憶することができ、それにより特定のマルチキャスト・アドレスに対してルータが有する受信者数を判断できる。MLDプロトコルは、ある場合には、正しい数の受信者の判断を可能とするために変更を要する場合がある。この変更を要する場合とは、複数のノードBが共通マルチアクセス・リンク、例えばイーサネット(登録商標)・リンクを介して同じルータに接続される場合である。この状況では、MLDの受信者レポート抑制機構は排除されなければならない。さもなければ、同じリンクの別のノードBが同じマルチキャスト・グループの受信者レポートを最近に送信していた場合、ノードBは、予定された受信者レポートをルータに送信しないこととなる。結果として、ルータは、リンクのマルチキャスト・グループの受信者数を知ることができなくなる。
従って、分割/結合ルータがノードBに隣接する場合、分割/結合の確認はMLDプロトコルによって行われる。さもなければマルチキャスト・ルーティング・プロトコルが必要である。
[アップリンク・トラフィック・フローの識別]
アップリンクの2つ以上の経路の結合を行うために、ルータは一定のダウンリンク・マルチキャスト・ツリーに対応するアップリンク・フローを識別するための手段を含まねばならない。本発明の好適な実施形態では、ダウンリンク宛先アドレスとして割り当てられるマルチキャスト・アドレスは、全ての関係するノードBからアップリンク送信されるパケットのソースアドレスとしても使用される。従って、RNCは上記のごとく各DCHダウンリンクに固有のマルチキャスト宛先アドレスを割り当てる。関係する全てのノードBが対応するアップリンクのソースアドレスとして、このマルチキャスト・アドレスを使用すれば、UTRANトランスポート・ネットワーク・ルータは種々のアップリンク・フローに属するパケットを確認することができる。この方法は単純だが、しかしながら現行IPv6標準はソースアドレスとしてマルチキャスト・アドレスを持つパケットを廃棄するので、IPv6ルータは変更の必要がある。IPv4とIPv4ルータにとって状況は類似する。
ノード同期手順のDCH FP制御フレームが、対応するデータDCH FPフレームと同一のトランスポート・ベアラーに送信されると、RNCは、受信DCH FP制御フレームの発信元ノードBを識別しなければならない。これが関係するフレームのタイプはアップリンク・ノード同期制御フレームに限られる。各マクロダイバーシチ経路のトランスポート・ベアラーがRNCに終端する現行UTRANでは、発信元ノードBのアイデンティティは、フレームを受信したトランスポート・ベアラーにより黙示的に示される。しかしながら、本発明によりDHO機能が分散されると、この方法は使用することができない。代わって発信元ノードBを確認するために使用することができる別の方法は、DCHが確立された場合にマルチキャスト・アドレスを割り当てることに加えて、NBAPにおいて既に指定されているパラメータを使用して、RNCがアップリンクで使用される宛先アドレスと宛先ポートを割り当てることである。正常な動作は、DCHアップリンクの動作中のセットの各経路に同じ宛先アドレスと、固有の宛先ポートを割り当てることである。しかしながら、全経路に同じ宛先ポートを割り当てることも可能である。後者の手法を取る1つの理由は、極めて大きなRNCにおいてポート数がリソースを制限することになるリスクを小さくするためである。
アップリンク経路毎に固有の宛先ポートにより、フレームが到達するポートにおいて、(結合されない)アップリンク制御フレームの発信元ノードBが黙示的に識別される。従って、アップリンクDCHフレームの発信元ノードBの識別は、DCHのアップリンクのノードBにRNCにより割り当てられる宛先IPアドレスと宛先UDPポートとに基づく。これは好ましい動作であると思われる。
しかしながら、全経路に同じアップリンク宛先ポートを使用することが好ましく、そうする場合、発信元ノードBは、IPおよびUDPヘッダのソースデータによってのみ識別される。ソースアドレスは全経路に対し同一なので、ソースポートのみが区別のための指標として残る。全経路のソースポートが確実に異なるようにするために、ソースポートはRNCにより割り当てられねばならない。これは、各経路が確立されるとNBAPを介して行われる。従って、アッププリンクDCHフレームの発信元ノードBの識別は、DCHのアップリンクのためのノードBに対し、RNCにより割り当てられたソースUDPポートに基づくこととなる。
ここで、DCHユーザ・プレーン・データを搬送するトランスポート・ベアラーを介したノード同期手順の実行は不要な点にも注意すべきである。また、ノード同期フレームを別の高優先度ベアラーで送信し、測定において高い精度を達成することが可能である。この原理が維持され、ノード同期フレームに通常のユニキャスト接続が使用される限り、アップリンクDCH FPフレームの発信元識別の問題は排除される。従って、このような場合、所定のDCHの全経路のアップリンクに同一のソースアドレス及びソースポートを使用するのと同様に、同一の宛先アドレスと宛先ポートとを使用することが可能である。
本発明の一つの実施形態に対応する、アップリンク・フローを識別するための第2の方法は、RNCからアップリンク・フローの宛先アドレスと宛先ポートとを取得することである。宛先アドレスがダウンリンク・マルチキャスト・ツリーのコアルータであるため、該宛先アドレスはルータには既知であるが、宛先ポート情報はルータから明確に通報されねばならない。フレーム・フォーマット情報がルータに転送される場合、この情報が含まれても良い。
全経路が同一のアップリンク宛先ポートを使用すれば、これが必要な全てである。しかしながら、に異なるアップリンク宛先ポートを経路について使用すれば、フレーム・フォーマット情報と共にポート情報を転送しても十分ではない。このような場合、マルチキャスト・ツリーの新しい分岐がルータに追加されるたびに、結合ルータはRNCからポート情報を取得しなければならない。
この方法が使用されるとき、発信元ノードBの識別は問題にはならない。異なるアップリンク宛先ポート番号が異なる経路について使用されれば、発信元ノードBは、少なくとも制御フレームについては宛先ポート番号において黙示的に示される。一方、全経路について同一のアップリンク宛先ポートが使用されれば、(この場合、各ノードBは固有のソースアドレスを使用するので)発信元ノードBはアップリンク・パケットのソースアドレスにより明示される。しかしながら、ノード同期制御フレームについて個々のユニキャスト・トランスポート・ベアラーを使用すれば、発信元ノードBを識別する必要はなくなる。
本発明のさらなる実施形態に対応するアップリンク・フローを識別するための第3の方法は、ダウンリンク・フローに潜在するアップリンク・フローのアイデンティティを使用することである。この方法を使用することにより、結合ルータはRNCからの明確な通知なしに、アップリンク宛先アドレスと宛先UDPポートとを通じてアップリンク・フローを識別することができる。これを機能させるためにRNCは、動作中のセットの全ノードBに同一のアップリンク宛先アドレスとポートとを割り当てねばならず、このアドレスとポートとのセットは、ダウンリンクで使用されるソースアドレスとポートとのセットと同一でなければならない。次いで結合ルータは、ダウンリンク・パケットのソースアドレスとポートとを参照して、アップリンク宛先アドレスとポートとを取得するように適合される。この方法では、全経路に共通のアップリンク宛先ポートが必要となるので、アップリンク・ソースアドレスに基づく発信元ノードBの識別が必要とされる。しかしながら、ノード同期制御フレームについて個々のユニキャスト・トランスポート・ベアラーを使用すれば、発信元ノードBを識別する必要はなくなる。
本発明のさらなる実施形態に対応するアップリンク・フローを識別するための第4の方法は、MLD(あるいはIGMP)プロトコルとマルチキャスト・ルーティング・プロトコルを変更し、アップリンク宛先ポートがマルチキャスト・ツリーの構築に使用されるメッセージ(例えば、MLDプロトコルのマルチキャスト受信者レポート・メッセージおよびCBTv2のJOIN_REQUESTメッセージ)に含まれるようにすることである。
以上の第2、第3および第4の方法は、共にアップリンク・パケットのUDPポート番号に基づく。さらに第2、第3および第4の方法は、より複雑あるいは効率に劣るが、IP原理には反しない。しかしながら、アップリンク・フローは当業者に既知の他の方法によっても識別することができる。
[実際の結合]
ルータが、自身が結合ポイントであることを検出すると、本発明によれば、関係するアップリンク・フローの選択及び結合を直ちに開始すべきである。実際の結合原理は、(RNCにおいて行われる)従来技術における実際の結合に類似する。主な相違は、RNCの代わりに結合ルータが結合を行うことである。結合手順は、従来技術のように非音声DCHと音声DCHとで異なる。
ルータが、自身が結合ポイントであることを検出したDCHが非音声DCHであれば、結合を開始する前に、ルータはRNCからフレーム・フォーマット情報を取得しなければならない。これは非音声DCHの選択単位が、上記のとおりDCH FPフレームのほんの一部分、従ってUDPパケットのほんの一部分を表すに過ぎないTBであるためである。TBは各フレームにおいてトランスポート・フォーマット指標(TFI)により記述される。
必要とされるフォーマット情報を取得するために、ルータは新しいアプリケーションレベル・プロトコルを使用してダウンリンク・マルチキャスト・ツリーのコアルータであるRNCにコンタクトする。アプリケーションレベル・プロトコルは、プロトコルスタックにおいてトランスポートレベルより上、即ちユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)、通信制御プロトコル(TCP)あるいはストリーム制御通信プロトコル(SCTP)などのトランスポート・プロトコルより上で動作するプロトコルである。アプリケーションレベル・プロトコルの例はHTTPであるが、アプリケーションレベル・プロトコルは幾つかのプロトコルを含む。ルータによる結合の実行のために必要な情報はTFIであり、これはDCHおよびTFIのそれぞれのTB数およびTBのサイズ(あるいはTBのセットのサイズ)とのマッピングに使用される。TFIの解釈は動的であり、おそらくはDCH毎に変わるので、TFIをルータにおいて事前に構成しておくことはできない。TFIは、RNCからNBAPを介してノードBに通報される。また、DCHの送信時間間隔(TTI)は、以下でさらに記すタイミング・アルゴリズムに対して有効な場合があり、よって、ルータは、RNCからTTIをフレーム・フォーマット情報と共に取得してもよい。
ルータがフレーム・フォーマット情報を取得すると、アップリンク・フローの各フレームにおける個々のTB、その関連するCRCIおよびQEパラメータを識別することができる。ルータは、現在RNCが行うのと同様の方法でTBを選択する能力を使用する。RNCと同様に、ルータはフレームヘッダのフレームタイプ指標をチェックし、全ての受信候補フレームが同じCFN値を持つことを保証するために制御フレームとCFNの結合の試行を回避しなければならない。フレームタイプとCFNはフレームヘッダに固定位置を有するので、その抽出は些細なことである。上記の実際の結合は従来技術に従って行われる。しかしながら、本発明と従来技術の相違はルータが新フレームを構築し、新フレームを新UDPパケットに配置し、それをRNCに送信することである。
新フレームのヘッダは全ての受信候補フレームにおけるものと同一であり、TBおよびそのCRCIは選択されたものである。結合ルータは新フレームのQEフィールドに含まれるべき候補フレームの品質評価(QE)値の中から最良(最大)のものを選択する。任意にペイロードCRCが使用されれば、ルータは新フレームのための新たなペイロードCRCを計算しなければならない。フレームヘッダは、ヘッダCRC、フレームタイプ指標、CFNおよびトランスポート・フォーマット指標からなる。このヘッダはペイロードのデータ品質に依存しない。従って、ヘッダは全候補フレームにおいて同じである。候補フレームは、この仕様ではある意味で結合手順において選択されるべき最良品質のデータを供給する候補である、同じCFNを有する全てのフレームを意味する。ヘッダは全ての候補フレームについて同一なので、ヘッダは結果として得られる結合フレームにおいても変化なく維持される。しかしながら、候補フレームのペイロードは、品質が変化することのあるトランスポート・ブロック(TB)を含む。所定のTBの品質は、関連するCRC指標(CRCI)により示される。CRCIは、TBが無線インタフェースを介して基地局で受信されたときにCRCチェックをパスしたかを示す。さらに、QEはフレームの総合的品質を示す。QEは、フレームのコンテンツが生ずる時間間隔に大体応じて基地局で測定される。QEの値はビット誤り率と関連する。TBは、全候補フレームから個別に選択される。TBが候補フレームXから選択されると、フレームXの関連CRCIもまた選択される。従って、結合フレームのヘッダは候補フレームと同一であり、候補フレームのTBは選択されたTBである。
従来技術では、結合の結果はフレームでは転送されない。従って、従来技術の結合では、QEパラメータを転送のために選択する必要はない。しかしながら本発明の実施形態に対応する結合では、QEパラメータは結合フレーム内に含まれねばならない。従って、本発明の実施形態では、QEパラメータの選択ルールが必要となる。本発明の好適な実施形態では、候補フレームの最良(最大)のQEパラメータが選択される。この選択は、結合フレームの品質が候補フレームの最良の品質より通常良いことに基づく。それ故、結合フレームのQEパラメータが、候補フレームの最大のQEパラメータと少なくとも同等の大きさを有すると考えるのは妥当である。
結合フレームが構築されると、ルータは上記のように結合フレームを新UDPパケットに含めなければならない。上記のように、異なる経路、即ち異なる候補フレームについて、UDPソースおよび宛先ポートの少なくともいずれかが異なれば、ルータは受信候補フレームの1つからソースと宛先ポートとを選択しなければならない。本発明の好適な実施形態では、フローの全ての新UDPパケットに同一ポート番号が使用されるが、これはIP/UDPヘッダの圧縮に最適の方法であるからである。続いてルータは、UDPパケットのRNCへの送信前に、新UDPのチェックサムを計算しなければならない。
音声DCHの結合手順は、非音声DCHの場合に比べて最適化される。音声DCH FPデータフレームにおいてトランスポート・ブロックの数が固定化される限り、ルータはRNCからフレーム・フォーマット情報を取得しなくとも良い。ルータは、TTIも取得しなくても良い。TTIは、固定化され、予測可能であり、例えば音声DCHの場合20msである。このように、RNCからなんら情報を取得しなくても良い。音声DCHのTTIおよびフレーム・フォーマットに関して必要な知識は、ルータにおいて予め構成される。
固定数のトランスポート・ブロック、例えば3、即ち各サブフローに1つ、を伴うフレームでは、選択の基本となるパラメータ、即ちトランスポート・ブロック・サブフロー1のCRCIおよびQEパラメータは、フレームの終端に対して固定位置にあるので、任意のペイロードCRCが一貫して使用されないかあるいは常に使用されれば(決して使用されないのが好ましいが)、容易に抽出できる。
非音声DCHと比較した場合の音声DCHの手順の第二の最適化は、ルータが新フレームおよび新UDPパケットを構築しなくて良いことである。この理由は、選択単位が全UDPパケットに対応する全フレームであるからである。従って、本発明の一つの実施形態によれば、ルータは、自身が結合ポイントであることを検出するための手段と、アップリンク・フローを識別するための手段と、選択を行うための手段と、選択されたUDPパケット(即ち、選択フレーム)を送信するための手段とを備え、結合DCHが音声DCHである場合に、RNCとは全くコンタクトしない。もし、ソース及び宛先ポートが全経路について同一でなければ、ありうべき最適化は、ルータに選択パケットのUDPヘッダのポート番号を変更させ、UDPチェックサムを再計算させ、全ての選択UDPパケットが同一のソース及び宛先ポートを得るようにすることである。IP/UDPヘッダの圧縮の観点から、これはポート数の変更より適切であり好ましい。
結合ルータをRNCに非依存にするために、結合ルータは、音声DCHと非音声DCHとを区別する手段を必要とする。本発明の一つの実施形態によれば、DCHのタイプを指示する簡単な方法は、音声DCHのダウンリンク宛先マルチキャスト・アドレスと等しい、専用のアップリンク・マルチキャスト・ソースアドレスを使用することである。例えば、音声DCHは奇数のマルチキャスト・ソースアドレスを使用することができるが、他のDCHは偶数のマルチキャスト・アドレスを使用する。本発明の別の実施形態によれば、他の方法は、専用アップリンク宛先あるいはソースポートを使用することであり、この場合、例えば音声DCHには奇数番号のポートを使用し、他のDCHには偶数番号のポートを使用する。本発明のさらなる実施形態によれば、ダウンリンク宛先ポート、即ち、音声に1つのデフォルトポートを使用し、非音声に1つのデフォルトポートを使用することも可能である。しかしながらこの場合、ルータは、DCHのタイプを判定するために、最初のダウンリンク・パケットを待たなければならない。
本発明の一つの実施形態によれば、音声DCHの実際の結合は、非音声DCHの結合より複雑ではないので、ルータは、音声DCHのアップリンク結合のみを行うことができ、非音声DCHは従来技術によりRNCにおいて結合される。
[アップリンクフレームの結合のためのタイミング方式]
フレーム結合のタイミングは、未処理の候補フレームの到達までの待機時間を把握するための問題と関係する。待機時間が短ければ、遅れて来る候補フレームを見逃すリスクが大きくなる。一方、待機時間が長過ぎれば、得られる結合フレームがRNCあるいは背後の結合ポイントに到達するのが遅すぎることになってしまう。RNCおよびノードBは予め定義された手順により同期するが、これらの同期手順はトランスポート・ネットワーク・ルータを含まないことに注意すべきである。
結合タイミングに伴う困難性は、ルータがノードBおよびRNCと同期していないことから生じる。この結果、結合ルータは、結合するフレームの到達時間の窓を容易に定義できない。トリガーポイントは到達する最初の候補フレームでなければならない。次いでルータは、残りの候補フレームが他の経路から到達するまで待機しなければならない。従来技術におけるように結合がRNCで行われる場合、RNCはTTIの終わりまで待つが、しかしルータはそのような参照タイミングを持たない。
理想的には、ルータの待機中に最後の候補フレームが到達し、ルータはフレームを結合し、結果を送信する。しかしながら、フレームの1つ(あるいは複数)が到達しないと、問題が生じる。そこで、ルータのために最長待機時間を定義しておく必要がある。最長待機時間を、例えば最短TTIの3分の1と定義することは可能であるが、その待機時間は無意味である。無用な待機時間はトランスポート・ネットワークの最長遅延を不可避的に増加させる。また、全ての候補フレームが到達した場合でも最長待機時間が終了するまではルータが常に待機しない限り、遅延変動も増加する。
最長待機時間が終了するまでルータに待機させ、その後に受信した候補フレームのみを送信するようにした場合、ルータが2経路の結合ポイントであると仮定すると、問題がある。アップリンクに沿ってさらに第2の結合ポイントが存在すれば、フレームがその結合ポイントに到達するのが遅すぎることとなる。その場合、第2の結合ルータは、遅延フレームを好ましくは破棄するが、しかし転送することもある。第2の結合ルータが、そのフレームを転送すると、RNCは1つのフレームのみの受信を予想しているところに同一のCFNを有する2つのフレームを受信する。その場合、RNCは2つのフレームを結合するか、あるいは、最後に受信された方を破棄することができる。
RNCが処理するには遅すぎる、即ち関係するTTIの終了後に、フレームが非常に遅れて到達することがある。これを避けるには、RNCは終了時点を遅らせて到達時間の窓を広げることができる、しかしそうすると遅延が増大することになる。
本発明に対応する上述の問題を解決するための一つの方法は、結合ルータに、結合されるべきフレームのセット、即ち、所定の接続フレーム番号(CFN)を有する予想されるフレームについて、適応最大許容到達時間(adaptive latest accepted time of arrival : LAToA)を定義させることである。目的は、LAToAをノードNから結合ルータまでの経路においてフレームに対して許容される最大転送遅延に適合させることである。ここで、該最大転送遅延は、標準規格により許容される最大の転送遅延を滅多に超えることがないことを前提としている。妥当なLAToAを定義するために、結合ルータは、接続のためのTTIを把握している必要がある。TTIは、上記のようにDCH FPフレームフォーマットに関する必要な情報と共にRNCから取得される。音声DCHについて、TTIは常に20msであるので、フレーム・フォーマットと同様にTTIをルータにおいて予め構成しておいてもよい。
一般に、ルータはTTIを使用して、結合する次のフレームのセット、即ち所定のCFNを有するフレームのセットのLAToAを、前のフレームのセット、即ち前のCFNを有するフレームの到達時間に基づいて推定する。当該推定は、それぞれ新しいCFNについて調整される。
結合タイミング方式の次の記述において、CFNは、CFN0、CFN1、CFN2、...CFNn、CFNn+1、...と番号付けされる。CFNに対応するパラメータは対応するインデックスを有する。
一般に、CFNnの全候補フレームがLAToA前に到達すれば、ルータは全候補フレームを結合し、LAToAまで待つことなく結果を送信する。CFNnの全候補フレームがLAToAまでに到達しなければ、ルータは受信した候補フレームを結合し、結果を送信する。候補フレームが1つだけ受信されれば、そのフレームは変更されることなく転送される。フレームが受信されなければ、何も送信されない。
結合対象である最初のアップリンクフレームが時間t0に到達すると、ルータはCFN、ここでは受信フレームのCFN0のLAToAをt0+△に設定する(このLAToAはLAToA0、即ちLAToA0=t0+△と表される)。ここで△はTTIの一部である。
本発明によれば、後続するCFNの一般規則は以下の2つの異なる場合に分けられる。
1.CFNnの全候補フレームがLAToAn前に到達した場合
この場合、CFNnの最後の結合フレームの到達時間ToAoLCFnがLAToAn−△より遅いか等しければ、即ちLAToAn−△≦ToAoLCFn≦LAToAnであれば、その場合、LAToAn+1はLAToAn+1=ToAoLCFn+TTI+△に設定される。一方、最後の結合フレームがLAToAn−△より前に到達した場合、即ちToAoLCFn<LAToAn−△であれば、LAToAn+1はLAToAn+1=LAToAn+TTI−δに設定される。このとき、δは△の一部である。別の実施形態によれば、この一般規則に追加する規則は、LAToA−△−δ<ToAoLCFn≦LAToAn−△であれば、その場合LAToAn+1はLAToAn+1=ToAoLCFn+TTIに設定されることである。
2.CFNnの全候補フレームがLAToAnの前に到達しない場合
第2の場合においてCFNnの全候補フレームがLAToAnに到達していないと、ルータはCFNnの最後の結合フレームの到達時間に基づいてLAToAn+1をToAoLCFnに設定する。ToALCFnがLAToAn−△より遅いか等しければ(即ちLAToAn−△≦ToALCFn≦LAToAn)、その場合LAToAn+1はLAToAn+1=ToAoLCFn+TTI+△に設定される。一方、最後の結合フレームがLAToAn−△より前に到達した場合(即ちToAoLCFn<LAToAn−△)あるいは候補フレームが全く受信されなかった場合、LAToAn+1はLAToAn+1=LAToAn+TTIに設定される。その後CFNnの候補フレームがLAToAnの後、ToALUFn(即ちCFNnの遅延した非結合フレームの到達時間)に受信されると、LAToAn+1はLAToAn+1=ToAoLUFn+TTI+△に設定される。実際の遅延した非結合フレームの処理に関して、ルータは2つの選択肢を持つ:ルータは非結合フレームを変更せずに転送する、あるいは破棄することができる。好ましくは、帯域幅を浪費しないために、また、アップリンク上に更に存在する可能性のある第2の結合ルータを混乱させないためにも、ルータは非結合フレームを破棄すべきである。記載した結合タイミング方式は、図7および図8に図示される。△およびδの好ましい値の例は、δ=10μsおよび△=250μsである。
この方式は、ルータが、LAToAをノードBと結合ルータとの間の経路においてフレームが経験しうる最長遅延に適合させ、フレームが予想より遅く到達すると、ルータは次のLAToAを調節する。フレームがベアラーのQoSが許容するよりも長い転送遅延にさらされないと仮定すれば、これは正に所望されるものである。異常に遅延したフレームから復旧し、クロックドリフトに対処するために、全候補フレームが早く到達すると、他の方向にゆっくりと適応することもありうる(即ち次のLAToAを時間的に早く調整する)。δは、この目的に使用される。
タイミングの問題を回避する1つの方法は、サイレントモードおよびDTXの少なくともいずれかが使用されていても、送信すべき正に受信したデータがない場合にもノードBは常にフレームを送信することを保証することである。その場合ノードBは長さゼロのTBを示すTFIを使用する、あるいは、より好ましくはCFNのみからなるフレームを送信する。後者の場合、ヘッダ圧縮を適用して得られるIPパケットはわずかに5バイトである。タイミングアルゴリズムを使用する代わりに、この機能を設けて、結合ルータは予想される全候補フレームの到達を常に待ち、その後フレームを結合することもできる。
不利な点は、たとえ小さなパケットでもデータが不要に送信されることである。シグナリング・メッセージを導入して、遠隔からこの機能をRNCからオンおよびオフしない限り、接続がマクロダイバーシチモードでなくともこれは生じる。効果的なヘッダ圧縮のおかげで余計なパケットは非常に小さくなったとしても、マクロダイバーシチ機能をトランスポート・ネットワークのルータに移す本発明の主な目的そのものを妨げる。別の不利な点は、トランスポート・ネットワークにおいてフレームが失われる稀な事態が生じると、結合ルータは損失フレームを待ち続け、結果としてそのCFNを持つ全フレームが破棄されることである。
そこで、本発明によれば、UMTS内のIPベースのUTRANトランスポート・ネットワークにおける方法であって、該UTRANトランスポート・ネットワークがRNCと少なくとも1つのノードBとの間の専用チャネル(DCH)においてDCHフレームを搬送し、該方法は、IPマルチキャスト・プロトコルを使用して1つのDCHトラフィック・フローを少なくとも2つのDCHトラフィック・フローに分割する行程を備える。
本発明に使用されるRNCおよびルータについての方法および機能は、コンピュータプログラム製品により実装することができる。コンピュータプログラム製品は、1以上のノード、例えば本発明に対応する移動体通信ネットワークのルータあるいはサーバ内のコンピュータの内部メモリに直接ロード可能であり、本発明に対応する方法の工程を実行するソフトウエアコード部分を含む。コンピュータプログラム製品はコンピュータで利用可能な媒体にさらに格納され、本発明に対応する移動体通信ネットワークのルータ、サーバ、RNCあるいはノードB内のコンピュータを制御して本発明の方法の工程を実行させる読取可能なプログラムを含む。
図面と明細書において本発明の典型的な好適な実施形態を示し、特定の用語が使用されたが、それらは一般的、かつ説明の意味のみで使用され、制限する目的ではなく、本発明の範囲は上記の特許請求の範囲において明らかにされる。
UMTS地上無線アクセスネットワークの概要図である。 非音声DCHの結合手順を概略的に説明する図である。 音声DCHの結合手順を概略的に説明する図である。 本発明に対応するネットワークにおける潜在的な伝送の節約を概略的に説明する図である。 本発明に対応する第1および第2の経路の確立を概略的に説明する図である。 本発明に対応する結合のタイミング方式を概略的に説明する図である。

Claims (41)

  1. UMTS内のインターネット・プロトコル(IP)ベースのUMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のトランスポート・ネットワーク(106)におけるルータ(108)であって、
    前記UTRANトランスポート・ネットワーク(106)がRNC(102)と少なくとも1つのノードB(104)との間で専用チャネル(DCH)によりDCHフレームを搬送し、
    前記ルータ(108)は、IPマルチキャスト・プロトコルを利用して1つのDCHトラフィック・フローを少なくとも2つのDCHトラフィック・フローに分割する手段を備える、ことを特徴とするルータ。
  2. 各DCHフレームを複製する手段と、
    前記IPマルチキャスト・プロトコルに従って前記複製されたDCHフレームを送信する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のルータ。
  3. 前記IPマルチキャスト・プロトコルが、コアベースのツリー・マルチキャスト・ルーティング・バージョン2(CBTv2)であることを特徴とする請求項1または2に記載のルータ。
  4. 前記IPマルチキャスト・プロトコルが、プロトコル非依存のマルチキャスト−スパースモード(PIM−SM)であることを特徴とする請求項1または2に記載のルータ。
  5. 各DCHトラフィック・フローに、1以上の前記ノードBの専用マルチキャスト宛先アドレスが割り当てられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のルータ。
  6. 前記分割する手段が、CBTv2あるいはPIM−SMのブートストラップ機構を利用して、前記RNCと前記マルチキャスト宛先アドレスとの間のマッピングを識別する手段をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のルータ。
  7. 前記プロトコルCBTv2およびMLDの少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する手段を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のルータ。
  8. 前記プロトコルPIM−SMおよびMLDの少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する手段を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のルータ。
  9. 前記プロトコルPIM−SMおよびインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)の少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する手段を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のルータ。
  10. 前記プロトコルCBTv2およびインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)の少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する手段を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のルータ。
  11. ダウンリンク宛先アドレスとして割り当てられた前記マルチキャスト・アドレスを、関連する全てのノードBからアップリンクDCHトラフィック・フローにて送信されるDCHフレームのソースアドレスとして利用することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための手段を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のルータ。
  12. 前記RNCより、前記アップリンクDCHトラフィック・フローの前記宛先アドレスと前記宛先ポートとを取得することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための手段を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のルータ。
  13. 前記ダウンリンクDCHトラフィック・フロー内に潜在するアップリンクフローの識別性を利用することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための手段を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のルータ。
  14. 前記アップリンクの前記宛先ポートが前記マルチキャスト・ツリーの構築に使用される前記メッセージに含まれるように、前記MLDまたはIGMPプロトコルと、前記マルチキャスト・ルーティング・プロトコルとを修正することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための手段を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のルータ。
  15. 少なくとも2つのアップリンクDCHトラフィック・フローを1つの単一アップリンクDCHトラフィック・フローに結合する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のルータ。
  16. 前記結合する手段が、
    結合されるべき前記少なくとも2つのアップリンクDCHトラフィック・フローにおいて受信したDCHフレームのセットから、新しいDCHフレームを構築する手段と、
    該新しいDCHフレームをUDPパケットにカプセル化する手段と、
    該UDPパケットを前記アップリンク方向に送信する手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載のルータ。
  17. 前記新しいDCHフレームを構築する前記手段が、
    前記新しいDCHフレームのペイロードに選択されたトランスポート・ブロック(TB)のセットを含める手段と、
    前記受信したDCHフレームのヘッダーを前記新しいDCHフレームにコピーする手段と、
    前記新しいDCHフレームについて品質評価(QE)値を選択する手段と
    ペイロードCRCが使用されている場合に、前記新しいDCHフレームについてペイロードCRCを算出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項16に記載のルータ。
  18. 接続フレーム番号CFNn-1を有する前のフレームのセットの到達時間に基づいて、CFNnを有する、次の結合されるべきDCHフレームのセットの許容到達時間(LAToA)を推定する手段と、
    前記ノードBから前記結合ルータへの経路上の通常状況下でフレームが経験しうる最長の転送遅延に適合するように、それぞれ新フレームのLAToAの推定値を調整する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載のルータ。
  19. UMTS内のインターネット・プロトコル(IP)ベースのUMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のトランスポート・ネットワークにおける方法であって、
    前記UTRANトランスポート・ネットワークがRNCと少なくとも1つのノードBとの間で専用チャネル(DCH)によりDCHフレームを搬送し、
    前記方法は、IPマルチキャスト・プロトコルを利用して1つのDCHトラフィック・フローを少なくとも2つのDCHトラフィック・フローに分割する工程を備える、ことを特徴とする方法。
  20. 各DCHフレームを複製する工程と、
    前記IPマルチキャスト・プロトコルに従って前記複製されたDCHフレームを送信する工程と
    を備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記IPマルチキャスト・プロトコルが、コアベースのツリー・マルチキャスト・ルーティング・バージョン2(CBTv2)であることを特徴とする請求項19または20に記載の方法。
  22. 前記IPマルチキャスト・プロトコルが、プロトコル非依存のマルチキャスト−スパースモード(PIM−SM)であることを特徴とする請求項19または20に記載の方法。
  23. 各DCHトラフィック・フローに、1以上の前記ノードBの専用マルチキャスト宛先アドレスが割り当てられることを特徴とする請求項19乃至22のいずれかに記載の方法。
  24. CBTv2あるいはPIM−SMのブートストラップ機構を利用して、前記RNCと前記マルチキャスト宛先アドレスとの間のマッピングを識別する工程をさらに含むことを特徴とする請求項19乃至23のいずれかに記載の方法。
  25. 前記プロトコルCBTv2およびMLDの少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する工程を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項19乃至24のいずれかに記載の方法。
  26. 前記プロトコルPIM−SMおよびMLDの少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する工程を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項19乃至24のいずれかに記載の方法。
  27. 前記プロトコルPIM−SMおよびインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)の少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する工程を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項19乃至24のいずれかに記載の方法。
  28. 前記プロトコルCBTv2およびインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)の少なくともいずれかを利用して、前記ルータが分割ルータおよび結合ルータの少なくともいずれかであるかを判断する工程を備え、
    前記少なくとも1つのプロトコルは、特定のマルチキャスト宛先アドレスの受信者数を判断するために利用されることを特徴とする請求項19乃至24のいずれかに記載の方法。
  29. ダウンリンク宛先アドレスとして割り当てられた前記マルチキャスト・アドレスを、関連する全てのノードBからアップリンクDCHトラフィック・フローにて送信されるDCHフレームのソースアドレスとして利用することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための工程を備えることを特徴とする請求項19乃至28のいずれかに記載の方法。
  30. 前記DCHのアップリンクのために前記RNCによりノードBに割り当てられた宛先IPアドレスと宛先UDPポートとに基づいて、アップリンクDCHフレームの発信元のノードBを識別する工程を更に備えることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 前記RNCより、前記アップリンクDCHトラフィック・フローの前記宛先アドレスと前記宛先ポートとを取得することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための工程を備えることを特徴とする請求項19乃至28のいずれかに記載の方法。
  32. 前記ダウンリンクDCHトラフィック・フロー内に潜在するアップリンクフローのアイデンティティを利用することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための工程を備えることを特徴とする請求項19乃至28のいずれかに記載の方法。
  33. 前記アップリンクの前記宛先ポートが前記マルチキャスト・ツリーの構築に使用される前記メッセージに含まれるように、前記MLDまたはIGMPプロトコルと、前記マルチキャスト・ルーティング・プロトコルとを修正することにより、異なるアップリンクDCHトラフィック・フローに属するDCHフレームを識別するための工程を備えることを特徴とする請求項19乃至28のいずれかに記載の方法。
  34. 前記DCHのアップリンクのために前記RCNによりノードBに割り当てられたソースUDPポートに基づいて、アップリンクDCHフレームの発信元のノードBを識別する工程を更に備えることを特徴とする請求項29、31、32、または、33に記載の方法。
  35. ソースIPアドレスに基づいて、アップリンクDCHフレームの発信元のノードBを識別する工程を更に備えることを特徴とする請求項31乃至33のいずれかに記載の方法。
  36. 少なくとも2つのアップリンクDCHトラフィック・フローを1つの単一アップリンクDCHトラフィック・フローに結合する工程を更に備えることを特徴とする請求項19乃至35のいずれかに記載の方法。
  37. 結合されるべき前記少なくとも2つのアップリンクDCHトラフィック・フローにおいて受信したDCHフレームのセットから、新しいDCHフレームを構築する工程と、
    該新しいDCHフレームをUDPパケットにカプセル化する工程と、
    該UDPパケットを前記アップリンク方向に送信する工程と
    をさらに備えることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 前記新しいDCHフレームを構築する前記工程が、
    前記新しいDCHフレームのペイロードに選択されたトランスポート・ブロック(TB)のセットを含める工程と、
    前記受信したDCHフレームのヘッダーを前記新しいDCHフレームにコピーする工程と、
    前記新しいDCHフレームについて品質評価(QE)値を選択する工程と、
    ペイロードCRCが使用されている場合に、前記新しいDCHフレームについてペイロードCRCを算出する工程と
    を備えることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 接続フレーム番号CFNn-1を有する前のフレームのセットの到達時間に基づいて、CFNnを有する、次の結合されるべきDCHフレームのセットの許容到達時間(LAToA)を推定する工程と、
    前記ノードBから前記結合ルータへの経路上の通常状況下でフレームが経験しうる最長の転送遅延に適合するように、それぞれ新フレームのLAToAの推定値を調整する工程と
    を備えることを特徴とする請求項19乃至38のいずれかに記載の方法。
  40. UMTS内のノードに含まれるコンピュータの内部メモリに直接ロード可能なコンピュータプログラムであって、請求項19乃至39のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  41. UMTS内のノードに含まれるコンピュータに請求項19乃至39のいずれかに記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラムを格納するコンピュータで読取可能な媒体。
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