JP2007521587A - 信号間の関係をモデル化する装置および方法 - Google Patents

信号間の関係をモデル化する装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007521587A
JP2007521587A JP2006552254A JP2006552254A JP2007521587A JP 2007521587 A JP2007521587 A JP 2007521587A JP 2006552254 A JP2006552254 A JP 2006552254A JP 2006552254 A JP2006552254 A JP 2006552254A JP 2007521587 A JP2007521587 A JP 2007521587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matrix
upper triangular
triangular matrix
signal
model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006552254A
Other languages
English (en)
Inventor
ル,ジョセフ・ズィー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell International Inc
Original Assignee
Honeywell International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honeywell International Inc filed Critical Honeywell International Inc
Publication of JP2007521587A publication Critical patent/JP2007521587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B17/00Systems involving the use of models or simulators of said systems
    • G05B17/02Systems involving the use of models or simulators of said systems electric

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

射影は、第1の信号および第2の信号に関連付けられる。第2の信号は、第1の信号に関連付けられた第1の部分および第1の信号に関連付けられていない第2の部分を含む。射影は、少なくとも実質的に、第2の信号の第1の部分を第2の信号の第2の部分から分離する。モデルの1つまたは複数のパラメータは、射影の少なくとも一部を使用して識別される。モデルは、第1の信号、および第2の信号の第1の部分を関連付ける。

Description

本開示は、一般に、モデル識別システムに関するものであり、より具体的には、信号間の関係をモデル化するための装置および方法に関するものである。
プロセス制御システムは、多くの場合、システムの動作を制御するために使用される。例えば、プロセス制御システムは、処理施設の稼働を制御するために使用することができる。具体的な実施例では、プロセス制御システムは、弁で施設内の物質の流れを制御している処理施設の弁の使用を管理することが可能であろう。処理施設の例としては、製造プラント、化学プラント、原油精製所、および鉱石処理プラントがある。
従来のプロセス制御システムは、多くの場合、監視対象のシステムの挙動を予測するためにモデルを使用する。しかし、プロセス制御システムにより使用されるモデルを識別することは困難であることが多い。例えば、従来のプロセス制御システムは、ノイズまたは他の外乱を被る信号を処理することが多い。信号にノイズが存在すると、多くの場合、プロセス制御システムが2つまたはそれ以上の信号の間の関係を識別することは困難になる。その結果、システムを監視し制御することがさらに難しくなる。
本開示では、信号の間の関係をモデル化するための装置および方法を提示する。
一態様では、方法は、第1の信号および第2の信号に関連付けられた射影を受け取ることを含む。第2の信号は、第1の信号に関連付けられた第1の部分および第1の信号に関連付けられていない第2の部分を含む。射影は、少なくとも実質的に、第2の信号の第1の部分を第2の信号の第2の部分から分離する。方法は、さらに、射影の少なくとも一部を使用してモデルの1つまたは複数のパラメータを識別することも含む。モデルは、第1の信号および第2の信号の第1の部分を関連付ける。
他の態様では、装置は、第1の信号をおよび第2の信号を受信するように機能する少なくとも1つの入力を備える。第2の信号は、第1の信号に関連付けられた第1の部分および第1の信号に関連付けられていない第2の部分を含む。装置は、さらに、第1および第2の信号と関連付けられた射影を生成し、第1の信号および第2の信号の第1の部分を関連付けるモデルの、1つまたは複数のパラメータを識別するように機能する少なくとも1つのプロセッサも備える。射影は、少なくとも実質的に、第2の信号の第1の部分を第2の信号の第2の部分から分離する。
さらに他の態様では、コンピュータプログラムがコンピュータ可読媒体上に具現され、プロセッサにより実行されるように機能する。コンピュータプログラムは、第1の信号および第2の信号に関連付けられた射影を生成するコンピュータ可読プログラムコードを含む。第2の信号は、第1の信号に関連付けられた第1の部分および少なくとも1つの外乱に関連付けられている第2の部分を含む。射影は、少なくとも実質的に、第2の信号の第1の部分を第2の信号の第2の部分から分離する。コンピュータプログラムは、さらに、射影の少なくとも一部を使用して第1の信号および第2の信号の第1の部分を関連付けるモデルの1つまたは複数のパラメータを識別するコンピュータ可読プログラムコードも含む。
他の技術的特徴は、当業者であれば、以下の図、説明、および請求項から容易に理解できるであろう。
本開示をより完全に理解できるように、付属の図面と共に以下の説明が参照される。
図1は、本開示の一実施形態による信号におけるノイズ効果を分離するための例示的なシステム100を示す。図1に示されているシステム100は、例示のみを目的としている。システム100の他の実施形態は、本開示の範囲から逸脱することなく使用することができる。
この例示的な実施形態では、システム100は、被監視システム102を含む。被監視システム102は、入力信号104を発生するか、または他の何らかの方法で受信し、理想出力信号106を発生するか、または他の何らかの方法で供給する好適なシステムを表す。いくつかの実施形態では、被監視システム102は、プロセスモデルG(s)により表され、これは入力信号104を出力信号106に変換することを表す。
被監視システム102が表すシステムはどのようなシステムでもよい。被監視システム102は、例えば、製造または他の処理システムまたは通信システムを表すことも可能であろう。具体的な実施例として、被監視システム102は、入力信号104および/または理想出力信号106に基づいて制御されるさまざまな弁を備える製造プラントを表すことが可能であろう。被監視システム102は、さらに、入力信号104が携帯電話により送信される信号を表し、理想出力信号106が基地局により受信される理想信号を表す通信システムを表すことも可能であろう。
図1に示されているように、理想出力信号106は、何らかの種類のノイズまたは他の外乱108により損なわれることが多い。これは、実際の出力信号110の発生に至る。実際の出力信号110は、入力信号104に関連付けられた第1の部分およびノイズ108に関連付けられた第2の部分を含む。これら2つの部分は、重なり合うことが多く、そのため、分離することが難しい。ノイズまたは他の外乱108は、ホワイトノイズまたは有色ノイズなどの理想出力信号106への適当な外乱を表すことも可能であろう。具体的な一実施例では、被監視システム102は、生産システムを表し、ノイズ108は、信号106が弁コントローラにより受信される前に理想出力信号106に持ち込まれるホワイトノイズを表すことも可能であろう。
図1の実施例では、システム100は、入力信号104および実際の出力信号110にアクセスできる、コントローラ112を備える。コントローラ112は、入力信号104および実際の出力信号110を使用して、被監視システム102の動作を制御する。例えば、コントローラ112は、被監視システム102内の弁の開閉を制御することができる弁コントローラを表すことが可能であろう。他の実施例では、コントローラ112は、入力信号104および実際の出力信号110を解析し、システム100内のデータを送信するために使用される1つまたは複数のパラメータを調整することができる信号コントローラを表すことが可能であろう。コントローラ112は、システム100の動作の1つまたは複数の局面を制御するハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せを備える。具体的な一実施例では、コントローラ112は、1つまたは複数のプロセッサ114、およびプロセッサにより使用されるデータおよび命令を格納することができる1つまたは複数のメモリ116を備えることが可能であろう。この実施例では、コントローラ112は、第1の入力118を介して入力信号104および第2の入力120を介して実際の出力信号110を受信する。
図1に示されているように、コントローラ112は、ノイズまたは他の外乱108のため変化してしまった出力信号110にアクセスすることしかできない。従来のシステムでは、低域フィルタリングを使用して信号110からノイズまたは他の外乱108を除去しようと試みる。低域フィルタは、システム100の性能を損なうことなく、信号110からノイズまたは他の外乱108の多くを除去できない場合が多い。
被監視システム102の制御をより正確に行いやすくするために、コントローラ112は、入力信号104および実際の出力信号110に関連付けられた少なくとも1つの行列を生成する。次いで、コントローラ112は、「正準QR分解」を使用して行列の射影を生成する。これは、行列を直交空間内に射影し、その射影は、入力信号104、その入力信号104に対応する実際の出力信号110の部分、およびノイズまたは他の外乱108に対応する実際の出力信号110の部分を少なくとも部分的に分離する。このようにして、コントローラ112は、出力信号110内のノイズ108の効果から出力信号110内の入力信号104の効果を少なくとも部分的に分離する。その結果、コントローラ112は、実際の出力信号110内のノイズ108の効果をより効果的に分離することができる。
QR分解とは、式
A=QR
に従って実行される行列分解のことであり、Aは分解される行列を表し、Qは直交行列を表し、Rは上三角行列を表す。
従来のQR分解の問題点は、与えられた行列Aはさまざまな方法で分解することができるという点である。例えば、与えられた行列Aは、[Q]、[Q]、または[Q]に分解することが可能である。これにより、実際の出力信号110内のノイズ108を分離する際に問題が生じるが、それは、異なる入力信号104および実際の出力信号110を表す異なる行列が同じQR分解を持つ可能性があることを意味するからである。
正準QR分解または「CQR分解」は、三角行列R内の対角値が0以上である一意的なQR分解を表す。行列R内の「対角値」は、行列Rの上左隅と右下隅との間の対角線にそった値を表す。上三角行列R内の対角値が0未満となるのを防止することにより、それぞれの行列Aは、一意に分解することができる。これにより、実際の出力信号110に含まれるノイズ効果を分離しやすくなる。いくつかの実施形態では、正準QR分解を使用して行列を分解するためにソフトウェアルーチンが使用される。正準QR分解を使用して行列を分解する例示的なソフトウェアは、ソフトウェアの付録に示されている。
図1は、信号におけるノイズ効果を分離するシステム100の一実施例を示しているが、図1にはさまざまな変更を加えることができる。例えば、コントローラ112の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装することで可能であろう。また、コントローラ112の機能は、他の装置、システム、または環境内で使用することも可能であろう。具体的な実施例では、コントローラ112の機能は、さらに、モニタ、モデリングツール、評価装置、検出装置、アダプタ、または他のデバイスまたはシステムで実装することも可能であろう。
図2Aから2Cは、本開示の一実施形態による図1のシステム100内の例示的な信号を示す。図2Aから2Cに示されている信号は、例示することのみを目的としている。図1のシステム100または他のシステムは、本開示の範囲を逸脱することなく、他の信号を受信するか、または生成するか、または他の何らかの方法でアクセスすることができる。
図2Aは、図1において被監視システム102により受信される例示的な入力信号104を示す。特に、図2Aは、入力信号104の500個のサンプルの値をプロットしたものである。図2Aに示されているように、入力信号104は、少数のサンプルについて、および長時間にわたって、広く変化しうる。
図2Bは、図1において被監視システム102により生成されるか、または他の何らかの方法により供給される例示的な理想出力信号106を示す。特に、図2Bは、理想出力信号106の500個のサンプルの値をプロットしたものである。図2Bに示されているように、この特定の理想出力信号106は、変化するが、入力信号104ほど速く、または広い範囲にわたって、変化することはない。また、理想出力信号106は、多くの場合ノイズの存在を示すランダムな頂点または谷を含むように見えない。
図2Cは、図1において被監視システム102により生成されるか、または他の何らかの方法により供給される例示的な実際の出力信号110を示す。特に、図2Cは、実際の出力信号110の500個のサンプルの値をプロットしたものである。図2Cに示されているように、実際の出力信号110は、ランダムな頂点と谷を含み、実際の出力信号110がノイズまたは他の外乱108により損なわれてしまったことを示す。
図1のシステム100内のコントローラ112または他のモニタは、入力信号104および実際の出力信号110にしかアクセスできないことが多い。コントローラ112または他のモニタは、一般に、理想出力信号106へのアクセス機能を欠いている。図2Cに示されているように、実際の出力信号110から理想出力信号106を推定または抽出することは困難であるのが典型的である。例えば、低域フィルタに実際の出力信号110を通すと、ノイズの多くを除去できるが、全部を除去することはできず、また理想出力信号106の一部も除去してしまう。
上述のように、コントローラ112は、出力信号110内の入力信号104の効果からノイズ108の効果を分離する。特に、コントローラ112は、行列を生成し、正準QR分解を実行して行列を直交空間内に射影し、そこで、入力信号104、その入力信号104に対応する実際の出力信号110の部分、およびノイズ108に対応する実際の出力信号110の部分が少なくとも部分的に分離される。このようにして、コントローラ112または他のモニタは、実際の出力信号110内の入力効果からノイズ効果を少なくとも部分的に分離することができる。
図2Aから2Cは図1のシステム100内の信号の異なる例を示しているが、図2Aから2Cに対しさまざまな変更を加えることができる。例えば、他のまたは追加の信号が図1のシステム100内に、または他の好適なシステム内に、存在することもありえる。さらに、さまざまな信号が、生産施設内の弁の動作に関係する情報などの適当な情報を表すことができる。
図3Aから3Cは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な行列を示す。図3Aから3Cに示されている行列は、例示することのみを目的としている。図1のシステム100または他のシステムは、本開示の範囲を逸脱することなく、他の1つまたは複数の行列を生成するか、または他の何らかの方法で使用することができる。
図3Aの行列300は、実際の出力信号110からのサンプル302を含む。図3Aに示されているように、行列300のそれぞれの行は、実際の出力信号110のk個のサンプル302を含み、行列300のそれぞれの列は、実際の出力信号110のn−(k+1)個のサンプル302を含む。具体的な実施形態では、行列300の行の数は、行列300の列の数よりもかなり多いが、適当な数の行および/または列を使用できる。
実際の出力信号110のサンプル302の少なくとも一部は、行列300内に複数回出現する。例えば、「y」というラベルが付いているサンプル302は、対角パターン内に2回出現し、「y」というラベルが付いているサンプル302は、対角パターン内に3回出現する。全体として、行列300は、実際の出力信号110のn個の異なるサンプル302を含む。
この実施例では、行列300は、「列Hankel行列」を表す。このタイプの行列では、行列は、水平方向304(左から右)のサンプル302の時系列および垂直方向306(上から下)のサンプル302の時系列を含む。水平方向304のサンプル302は左から右への方向の時系列を形成するので、行列300は、「順方向」列Hankel行列を表す。
異なる行列330が図3Bに示されており、これは、入力信号104のサンプル332を含む。それぞれの行は、k個のサンプルを含み、それぞれの列は、n−(k+1)個のサンプルを含む。図3Aの行列300の場合のように、図3Bの行列330は、列Hankel行列を表す。行列330は、水平方向334のサンプル332の時系列および垂直方向336のサンプル332の時系列を含む。しかし、行列330のサンプル332は、反対の水平方向334(右から左)のサンプル332の時系列を表すので、行列330は、「逆方向」列Hankel行列を表す。
入力信号104の効果から実際の出力信号110のノイズ108の効果を分離するために、コントローラ112は、実際の出力信号110および入力信号104のサンプル302、332を使用して行列300、330を生成することができる。次いで、コントローラ112は、図3Cに示されている、行列360を生成する。行列360は、入力信号104を表す逆方向列Hankel行列330および実際の出力信号110を表す順方向列Hankel行列300の両方を含む。行列360を生成した後、コントローラ112または他のモニタは、CQR分解を使用して行列360を分解し、行列360を直交空間内に射影する。射影は、実際の出力信号110内の入力効果からノイズ効果を少なくとも部分的に分離する。
図3Aから3Cは図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な行列を示しているが、図3Aから3Cに対しさまざまな変更を加えることができる。例えば、図3Aは、順方向列Hankel行列を示し、図3Bは、逆方向列Hankel行列を示す。図3Aの行列300は、逆方向列Hankel行列としてフォーマットすることが可能であり、および/または図3Bの行列330は、順方向列Hankel行列としてフォーマットすることが可能である。
図4Aから図4Eは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な射影を示す。図4Aから4Eに示されている射影は、例示することのみを目的としている。図1のシステム100または他のシステムは、本開示の範囲を逸脱することなく、他の射影を生成するか、または他の何らかの方法で使用することができる。
図4Aは、行列360に関連付けられた射影400を示し、行列360の左部分は、入力信号104の逆方向列Hankel行列を表し、右部分は、理想出力信号106の順方向列Hankel行列を表す。この実施例では、行列360は、表記
Figure 2007521587
を使用して表され、Uは、入力信号104の列Hankel行列を表し、
Figure 2007521587
は、理想出力信号106の列Hankel行列を表し、bは、行列が逆方向列Hankel行列であることを示す。デフォルトにより、b部分表記なしの行列は、順方向列Hankel行列を表す。
この実施例では、行列360は、CQR分解を使用して分解され、行列360を直交空間内に射影する。直交空間は、3本の軸402、404、406により定義される。第1の軸402は、分解された行列内の行のインデックスを表し、第2の軸404は、分解された行列内の列のインデックスを表す。インデックスは両方とも、図4Aにおいて左から右への移動で増える。第3の軸406は、分解された行列360に含まれる値を表す。
図4Aに示されているように、行列360の射影400は、2つの異なる部分408および410を含む。第1の部分408は、入力信号104を表し、第2の部分410は、理想出力信号106を表す。第2の部分410は、理想出力信号106を表すので、第2の部分410は、ノイズまたは他の外乱108の効果を含まない入力信号104の効果のみを表す。
対照的に、図4Bは、行列360に関連付けられた射影420を示し、行列360の左部分は、入力信号104の逆方向列Hankel行列を表し、右部分は、実際の出力信号110の順方向列Hankel行列を表す。この実施例では、行列360は、表記
[U Y]
を使用して表され、Yは、実際の出力信号110の列Hankel行列を表す。
この実施例では、行列360は、CQR分解を使用して分解され、行列360を同じ直交空間内に射影する。図4Bに示されているように、行列360の射影420は、3つの異なる部分428、430、および432を含む。第1の部分428は、入力信号104を表す。第2の部分430は、入力信号104により引き起こされる実際の出力信号110の部分を実質的に表す。つまり、射影420の第2の部分430は、理想出力信号106を実質的に表す。第3の部分432は、実際の出力信号110に含まれるノイズ108を実質的に表す。射影420は、ノイズ108の効果から入力信号104へのシステム102の応答を実質的に分離するので、コントローラ112は、実際の出力信号110をより正確に処理することができる。
図4Aおよび4Bは、左辺に逆方向列Hankel行列を、右辺に順方向列Hankel行列を含む行列360の射影を示す。他の行列は、生成され、特定の要求に応じて分解されるようにすることが可能であろう。例えば、図4Cは、行列360に関連付けられた射影440を示し、行列360の左部分は、入力信号104の順方向列Hankel行列を表し、右部分は、実際の出力信号110の逆方向列Hankel行列を表す。この実施例では、行列360は、表記
[U Y
を使用して表される。
この実施例では、行列360は、CQR分解を使用して分解され、行列360を直交空間内に射影する。図4Cに示されているように、行列360の射影440は、3つの異なる部分448、450、および452を含む。第1の部分448は、入力信号104を表す。第2および第3の部分450、452は、入力信号104により引き起こされる実際の出力信号110の部分およびノイズ108により引き起こされる実際の入力信号110の部分を表す。しかし、第2および第3の部分450、452は織り交ぜられる。
同様に、図4Dは、行列360に関連付けられた射影460を示し、行列360の左部分は、入力信号104の順方向列Hankel行列を表し、右部分は、実際の出力信号110の順方向列Hankel行列を表す。この実施例では、行列360は、表記
[U Y]
を使用して表される。
この実施例では、行列360は、CQR分解を使用して分解され、行列360を直交空間内に射影する。図4Dに示されているように、行列360の射影460は、4つの異なる部分468、470a〜470b、472を含む。第1の部分468は、入力信号104を表す。第2および第3の部分470a〜470bは、入力信号104により引き起こされる実際の出力信号110の部分を実質的に表す。図4Dに示されているように、入力信号104により引き起こされる実際の出力信号110の部分は、2つの異なる部分470aおよび470bに分けられる。第4の部分472は、実際の出力信号110に含まれるノイズ108を実質的に表す。
最後に、図4Eは、行列360に関連付けられた射影480を示し、行列360の左部分は、入力信号104の逆方向列Hankel行列を表し、右部分は、実際の出力信号110の逆方向列Hankel行列を表す。この実施例では、行列360は、表記
[U
を使用して表される。
この実施例では、行列360は、CQR分解を使用して分解され、行列360を直交空間内に射影する。図4Eに示されているように、行列360の射影480は、3つの異なる部分488、490、492を含む。第1の部分488は、入力信号104を表す。第2および第3の部分490、492は、入力信号104により引き起こされる実際の出力信号110の部分およびノイズ108により引き起こされる実際の入力信号110の部分を表す。しかし、第2および第3の部分490、492は織り交ぜられる。
図1のシステム100のコントローラ112または他のモニタでは、これらの射影の1つまたは複数を使用して、さまざまな信号をより効果的に処理することができる。例えば、コントローラ112または他のモニタは、図4Bの射影420を使用して、実際の出力信号110における入力信号104の効果および実際の出力信号110におけるノイズ108の効果を識別することが可能であろう。コントローラ112または他のモニタでは、この情報を適当な任意の方法で使用することが可能である。例えば、コントローラ112は、実際の出力信号110のノイズ108の効果を無視し、実際の出力信号110における入力信号104の効果のみを処理することが可能である。他の実施例では、コントローラ112または他のモニタでは、この情報を使用して、入力信号と出力信号との間の関係を識別することが可能である。
図3Cからわかるように、図4Aから4Eに示されている射影を形成するために使用される行列360は、サンプルの数が増えるにつれ非常に大きくなる可能性がある。例えば、それぞれの信号が10,000個のサンプルにより表される場合、それぞれの行列300、330は、1,000個の列(k)および8,999個の行(n−(k+1))を持ち、行列360は、2,000個の列と8,999個の行を持つであろう。
いくつかの実施形態では、コントローラ112により必要な処理能力を低減し、時間を短縮して信号を処理するために、コントローラ112は、バッチでサンプルを処理する。例えば、コントローラ112は、入力信号104および実際の出力信号110のサンプルをそれぞれ500個のサンプルからなるバッチで処理することが可能であろう。
射影を生成するために必要な行列のサイズを縮小しやすくするために、コントローラ112は、サンプルの第1のバッチに関連付けられた第1の行列360を生成し、処理することができる。第1の行列360は、QおよびRに分解される。サンプルの次のバッチを処理するために、コントローラ112は、サンプルの次のバッチについて行列360を生成し、その行列360をRと組み合わせる。例えば、コントローラ112は、新しい行列360と前のR行列とを組み合わせて、
Figure 2007521587
のように連接行列を作成することが可能であるが、ただし、xは、現在のデータセグメントの個数を表し(x≧2の場合)、Dataは、x番目のデータセグメント内のデータサンプルを表し、Rx−1は、(x−1)番目のデータセグメントに関連付けられたR行列を表す。次いで、この組合せから得られた行列は、コントローラ112により処理され、分解される。これにより、コントローラ112は、より小さな行列を、サンプルの総数が非常に大きいとしても処理することができる。
上の実施例では、前のデータセグメント内のサンプルは、将来のデータセグメントの処理を通じて連続的に運ばれる。実際、コントローラ112は、データセグメントを連接してまとめ、x番目のデータセグメントに対応する射影は、すべての前のデータセグメントを表す。他の実施形態では、前のデータセグメント内のサンプルは、将来のデータセグメントの処理から段階的に外されるようにできる。実際、これは、古いデータセグメントが新しいデータセグメントよりも射影への寄与が少ない「忘却係数」を与える。例えば、コントローラ112は、λが0から1の間の値を表す場合に
Figure 2007521587
のように新しい行列360を前のR行列と組み合わせることが可能である。λ値1は、上述のように機能するであろう。λ値が0であれば、コントローラ112は、前のR行列を無視し、現在のデータセグメントを処理するだけである。λ値が0から1の間であれば、コントローラ112は、射影を形成する際に前のR行列を部分的に考慮し、時間をかけて、古いデータセグメントの効果を低減することを次第に大きくして行く。
図4Aから4Eは、図1のシステム100内の信号を表すために使用される異なる射影の実施例を示しているが、図4Aから4Eに対しさまざまな変更を加えることができる。例えば、図4Aから4Eに示されている射影は、例示することのみを目的としている。システム100または他のシステム内の他の信号は、異なる射影を有するであろう。
図5は、本開示の一実施形態による信号におけるノイズ効果を分離するための例示的な方法500を示す。説明を簡単にするため、方法500は、図1のシステム100で動作するコントローラ112に関して説明される。方法500は、システム内の他の装置またはデバイスにより使用することも可能であろう。
コントローラ112は、ステップ502で入力信号のサンプルを受信する。これは、例えば、コントローラ112が入力信号104のサンプルを受信すること、またはコントローラ112が入力信号104を受信し、サンプルを生成することを含むことができる。
コントローラ112は、ステップ504で実際の出力信号のサンプルを受信する。これは、例えば、コントローラ112が実際の出力信号110のサンプルを受信すること、またはコントローラ112が実際の出力信号110を受信し、サンプルを生成することを含むことができる。
コントローラ112は、ステップ506で入力信号のサンプルを使用して第1の行列を生成する。これは、例えば、コントローラ112が入力信号104のサンプルを使用して順方向または逆方向列Hankel行列330を生成することを含むことができる。
コントローラ112は、ステップ508で実際の出力信号のサンプルを使用して第2の行列を生成する。これは、例えば、コントローラ112が実際の出力信号110のサンプルを使用して順方向または逆方向列Hankel行列300を生成することを含むことができる。
コントローラ112は、ステップ510で第1および第2の行列を使用して第3の行列を生成する。これは、例えば、コントローラ112が第1および第2の行列300、330を連接することにより第3の行列360を生成すること含むことができる。
コントローラ112は、ステップ512で第3の行列を直交空間内に射影する。これは、例えば、コントローラ112がCQR分解を実行して、第3の行列360を直交空間内に射影することを含むことができる。これは、さらに、コントローラ112が図4Aから4Eに示されているように射影を生成することを含むこともできる。
この時点で、コントローラ112は、適当な方法で射影を使用することができる。例えば、コントローラ112は、射影を使用して、入力信号104を実際の出力信号110に含まれる理想出力信号106に関係付けるモデルを識別することも可能であろう。
図5は、信号におけるノイズ効果を分離する方法500の一実施例を示しているが、図5にさまざまな変更を加えることができる。例えば、コントローラ112は、ステップ502、504でサンプルが収集された直後にステップ510で第3の行列を生成することが可能であろう。この実施例では、コントローラ112は、ステップ506、508で第1および第2の行列を生成する必要はない。
図6Aから6Cは、本開示の一実施形態によるモデル識別に正準QR分解を適用する例示的なメカニズムを示す。図6Aから6Cに示されている[U Y]行列の正準QR分解は、例示することのみを目的としている。他の正準QR分解も、本開示の範囲から逸脱することなく使用することができる。
概して、コントローラ112は、モデル識別を実行して被監視システム102の挙動をモデル化することができる。被監視システム102は、典型的には、多くの異なる形式で表すことができる。具体的な一実施形態では、被監視システム102は、
k+1=A*x+B*u
=C*x+D*u
という形の状態空間モデルを使用してモデル化され、uは、入力信号104のサンプルを表し、xは、被監視システム102の状態を表し、 yは、システム102の出力を表し、{A,B,C,D}は、システム102のパラメータを表す行列である。この実施形態では、コントローラ112は、{A,B,C,D}に対する値を決定することによりモデル識別を実行する。
いくつかの実施形態では、モデル識別を実行するために、コントローラ112は、被監視システム102に関連付けられている信号104、110を使用して図4Bに示されているように射影420を生成する。具体的な実施形態では、コントローラ112は、射影から1つまたは複数の領域を選択することにより、A、B、C、およびDに対する値を識別する。選択された(複数の)領域を使用して、コントローラ112は、被監視システム102の極候補(AおよびCに対する値)およびモデル候補(BおよびDに対する値)を識別する。次いで、コントローラ112は、被監視システム102の極と次数を選択することによりモデル検証および次数削減を実行する。選択された極および次数は、被監視システム102のモデルとして使用される。
図6Aは、直交行列602および上三角行列604を生成する正準QR分解を例示している。図6Aに示されているように、上三角行列604は、2つの対角要素606aおよび606bを含む。上述のように、対角要素606aにそった値は、それぞれ、0以上である。対角要素606は、上三角行列604を上側部分、下側部分、左側部分、および右側部分に分割する。
いくつかの実施形態では、被監視システム102の可能な極を識別するために、コントローラ112は、上三角行列604内に1つまたは複数の領域608a〜608cを定義する。図6Aは3つの異なる領域608a〜608cを例示しているが、領域608はいくつでも定義することが可能である。具体的な実施形態では、コントローラ112は、1つまたは複数の領域608a〜608cを使用して、以下のアルゴリズムに従って可能な極を識別する。

[V,S,U] = svd(R2’,0)
U1 = U(:,1:n)
[Ng,n] = size(U1)
g = U1 * diag(sqrt(ss(1:n)))
gm = g(1:Ng - Nout,:)
C = g(1:Nout,:)
A = gm\g(Nout + 1:Ng,:)
Poles = eig(A)

このアルゴリズムでは、[V,S,U]は、特異値分解(svd関数呼び出し)を使用して生成されたV、S、およびU行列を表す。Uは、U行列の一番左のn列にそった値を表す。値nは、被監視システム102の次数を表し、ユーザ側で指定するか、S行列の特異値を閾値化することで決定するか、または他の適当な方法で決定することができる。Nは、Uの行の数を表す。Noutは、被監視システム102の出力の数を表す。変数gは、可観測性行列を表す。変数gは、短縮された可観測性行列を表す。AおよびCは、被監視システム102を表すためのパラメータ行列の一部である。変数Polesは、モデルの可能な極である、行列Aの固有値を表す。一般に、複数の領域608が上記アルゴリズムと共に使用される場合、可能な極候補の数は増える。
モデルの極(AおよびC)に対する候補が、識別された後、コントローラ112は、モデル候補(BおよびD)を識別する。図6Bに示されているように、異なる極候補[C A]について、異なる行列Ufb610a〜610cは、上三角行列604において識別することができる。これらの行列610a〜610cのそれぞれの右下隅は、対角要素606a上にあり、対応するR領域608a〜608cの上部に平行である。次いで、行列610a〜610cのサイズは、Rの対応するサイズに基づいて選択することができる。
これらの行列610a〜610cはそれぞれ、逆方向行列Ufbを順方向行列Uに書き換えることができる。次いで、モデルのBおよびD値は、式
Figure 2007521587
を使用して決定することができ、Uは、極候補を見つけるために上で使用された行列を表し、Iは、単位行列を表し、L(B,D)は、BおよびDの関数として定義された行列を表す。
具体的な実施形態では、L(B,D)行列は、
Figure 2007521587
の形式を持ち、Γは、次数xの拡張可観測性行列を表し、Hは、次数xのブロックインパルス応答行列を表し、ψは、擬逆を表す。ΓおよびHの実施例は、
Figure 2007521587
および
Figure 2007521587
を含む。
多くの場合、上に示されている式およびアルゴリズムは、選択されたR領域608に関係なく同じモデル(A、B、C、およびDに対する同じ値)を識別する。被監視システム102がドリフトを被る場合など、他の場合には、検証ステップを使用して、選択されたモデルの品質に対する望ましくない効果を取り除くことができる。例えば、具体的な実施形態では、
Figure 2007521587
が検証ステップで使用され、pは、極候補集合のi番目の極を表し、RE3は、モデルパラメータA、B、C、およびDの関数である。図6Cに示されているように、RE3は、入力信号104の逆方向Hankel行列Uおよび予測誤差
Figure 2007521587
から作られる順方向Hankel行列
Figure 2007521587
により形成される行列に対しCQR分解を実行することにより識別することができる。
図6A〜6Cは、モデル識別に使用される正準QR分解の実施例を示しているが、図6Aから6Cに対しさまざまな変更を加えることができる。例えば、R領域608およびUfb行列610をいくつでも使用できる。また、上述の検証ステップは、モデル識別のすべてで実行するか、またはモデル識別のどれにおいても実行しないか、またはモデル識別のどれか一部で実行することができる。さらに、図4Aから4Eの射影を使用して信号間の関係をモデル化する他の技術を使用することも可能である。
図7は、本開示の一実施形態による信号間の関係をモデル化する例示的な方法700を示す。説明を簡単にするため、方法700は、図1のシステム100で動作するコントローラ112に関して説明される。方法700は、任意のシステム内の他の装置またはデバイスにより使用することも可能であろう。
コントローラ112は、ステップ702で2つまたはそれ以上の信号に関連付けられた射影を形成する。これは、例えば、コントローラ112が上述の技術を使用して図4Aから4Eのうちの1つに示されているように射影を生成することを含むこともできる。
コントローラ112は、ステップ704で射影内の1つまたは複数の領域を選択する。これは、例えば、コントローラ112が射影内の1つまたは複数の領域608を識別することを含むことができる。コントローラ112は、例えば、ユーザ入力に基づいて、または領域608のデフォルトの個数および定義に基づいて、または他の適当な方法で、1つまたは複数の領域608を選択することも可能であろう。
コントローラ112は、ステップ706で射影を使用してモデルに対する1つまたは複数の極候補を識別する。これは、例えば、コントローラ112が上の「モデルの極(AおよびC)に対する候補が、...」の段落で示されているアルゴリズムを使用して極の可能な値を識別することを含むことができる。これはまた、コントローラ112が射影の(複数の)選択された領域を使用して可能な極を識別することも含むことができる。コントローラ112では、他の適当な技術を使用して、極の値を識別することも可能である。
コントローラ112は、ステップ708で射影を使用してモデルに対する1つまたは複数のモデル候補を識別する。これは、例えば、コントローラ112が上の「具体的な実施形態では、L(B,D)行列は、...」の段落および「多くの場合、上に示されている式およびアルゴリズムは、...」の段落で示されている式を使用してモデル候補に対する値を識別することを含むことができる。これはまた、コントローラ112が射影の(複数の)選択された領域および極候補の識別時に生成されたさまざまな情報を使用してモデル候補を識別することも含むことができる。コントローラ112は、他の適当な技術を使用して、モデル候補に対する値を識別することも可能である。
コントローラ112は、必要ならばステップ710でモデル検証および次数削減を実行する。これは、例えば、コントローラ112が上の「図6A〜6Cは、モデル識別に使用される正準QR分解の実施例を示しているが、...」の段落で説明されている検証ステップを使用して識別されたモデルを検証することを含むことができる。これはまた、コントローラ112がシステム次数削減を実行して識別されたモデルの次数を削減することも含むことができる。しかし、上述のように、特定の状況においてコントローラ112によりどのR領域608が使用されるかに関係なく、同じモデルを生成することができる。その結果、これらの状況では、コントローラ112はステップ710をスキップすることも可能である。
この時点で、コントローラ112は、適当な方法で識別されたモデルを使用することが可能である。例えば、コントローラ112は、このモデルを使用して、Yというラベルが付けられている、実際の出力信号110の「ノイズ除去」を行うことで可能である。具体的な一実施例では、コントローラ112は、最高の次数を持つモデルをもっともらしいものとして識別することが可能である。次いで、コントローラ112は、このモデルを使用して、ノイズまたは他の外乱108がないと実際の出力信号110はどのように見えるかを予測する。予測された信号は、
Figure 2007521587
と呼ばれる。次いで、コントローラ112は、式
Figure 2007521587
又は
Figure 2007521587
を使用して実際の出力信号110内のeと呼ばれるノイズまたはドリフトを定義する。ここで、
Figure 2007521587
により定義された信号は、入力信号104により説明することができ、またeにより定義されたノイズまたはドリフトは、入力信号104では説明されない。これは、識別されたモデルの一使用例を表す。コントローラ112は、この識別されたモデルを他の適当な方法で使用することも可能である。
図7は、信号間の関係をモデル化する方法700の一実施例を示しているが、図7にさまざまな変更を加えることができる。例えば、コントローラ112は、システム100内の他のコンポーネントにより生成される射影を受け取り、その射影を処理することが可能であろう。これらの実施形態では、コントローラ112は、ステップ702で射影を生成する必要はない。
本特許文書全体を通して使用されるいくつかの単語および語句の定義を述べておくと都合がよいであろう。「含む」および「備える」という用語は、その派生語と共に、限定することなく包含することを意味する。「または」という用語は包含的であり、「および/または」を意味する。「〜に関連付けられた」および「それに関連付けられた」という語句、さらにはその派生語は、〜を含む、〜内に含まれる、〜と相互接続する、〜を包含する、〜内に包含される、〜にまたは〜と接続する、〜にまたは〜と結合する、〜と通信(連絡)可能である、〜と連携する、〜との交互配置をとる、〜と並列する、〜に近い、〜に束縛される、〜で拘束される、〜を持つ、〜の特性を有する、などを意味することができる。「コントローラ」という用語は、少なくとも1つの動作を制御するデバイス、システム、またはその一部を意味する。コントローラは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、または同物のうちの少なくとも2つの何らかの組合せで実装することができる。特定のコントローラに関連付けられた機能は、局所的であろうと遠隔であろうと、一極集中または分散することができる。
本開示では、いくつかの実施形態を説明してきたが、これらの実施形態および方法の一般に関連付けられた方法、変更、および置換は、当業者には明白なことであろう。したがって、例示的な実施形態の上記の説明は、本開示を定義することも制約することもしない。請求項で定義されているように、本開示の精神および範囲を逸脱することなく、他の変更、置換、および改変も可能である。
ソフトウエアの付録

function [Q,R]=CQR_H(A,save)

% Usage: [Q,R]=CQR_H(A)
% Q=CQR_H(A)
% This is CQR Household algorithm. It is as economical as
% the standard QR Household algorithm.

%for testing the algorithm accuracy
AO=A;

[n,m]=size(A);
n1=n+1;
%% trianglize A
mm=min(m,n-1);
for j=1:mm
v=HouseHld(A(j:n,j));
A(j:n,j:m)=HousePre(A(j:n,j:m),v);
A(j+1:n,j)=v(2:(n1-j));
end

if nargout <= 1
Q=A;
else
if nargin < 2 | n <= m
R=zeros(size(A));
Q=eye(n);
ncol = n;
elseif save == 0 & n > m
R=zeros(m,m);
Q=[eye(m);zeros(n-m,m)];
ncol = m;
else
error('input format error'),
end

for j=mm:-1:1
v=[1;A(j+1:n,j)];
Q(j:n,j:ncol)=HousePre(Q(j:n,j:ncol),v);
R(1;j,j)=A(1:j,j);

if R(j,j) < 0;
R(j,j:m) = -R(j,j:m);
if nargout > 1
Q(j:n,j) = -Q(j:n,j);
end
end
end

for j=mm+1:m
R(1:n,j)=A(1:n,j);
end

if m >= n & R(n,n) < 0;
R(n,n:m) = -R(n,n:m);
if nargout > 1
Q(:,n) = -Q(:,n);
end
end
end





function [v, P]=HouseHld(x,i)

% v=HouseHld(x,i)

n=length(x);
nx=norm(x);
v=zeros(size(x));

if nargin == 1, i=1; end
ind=[1:i-1,i+1:n];

if nx > eps
b=x(i)+sign(x(i))*nx;
v(ind)=x(ind)/b;
else
v(ind)=x(ind);
end

v(i)-1;

if nargout > 1
P=eye(n)-(2*v)*(v'/(v'*v));
end





function A=HousePre(A,v)

% Usage: Ap=HousePre(A,v)
% Pre-multiply the Householder transformation P(v) to A
% Ap = P(v)*A

A = A + ((-2/(v'*v))*v)*(v'*A);

%A = A - ((2/(v'*v))*v)*(v'*A);
% = (I -2/(v'*v)*(v*v')) * A
% thus,
% P(v) = I -2/(v'*v)*(v*v') -> symmetric

本開示の一実施形態による信号におけるノイズ効果を分離するための例示的なシステムを示す図である。 図2Aは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の例示的な信号を示す図である。図2Bは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の例示的な信号を示す図である。図2Cは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の例示的な信号を示す図である。 図3Aは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な行列を示す図である。図3Bは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な行列を示す図である。図3Cは、本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な行列を示す図である。 本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な射影を示す図である。 本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な射影を示す図である。 本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な射影を示す図である。 本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な射影を示す図である。 本開示の一実施形態による図1のシステム内の信号を表すために使用される例示的な射影を示す図である。 本開示の一実施形態による信号におけるノイズ効果を分離するための例示的な方法を示す図である。 本開示の一実施形態によるモデル識別に正準QR分解を適用する例示的なメカニズムを示す図である。 本開示の一実施形態によるモデル識別に正準QR分解を適用する例示的なメカニズムを示す図である。 本開示の一実施形態によるモデル識別に正準QR分解を適用する例示的なメカニズムを示す図である。 本開示の一実施形態による信号間の関係をモデル化する例示的な方法を示す図である。

Claims (19)

  1. 第1の信号および、前記第1の信号に関連付けられた第1の部分および前記第1の信号に関連付けられていない第2の部分を含む第2の信号に関連付けられた、前記第2の信号の前記第2の部分から前記第2の信号の前記第1の部分を少なくとも実質的に分離する射影を受け取るステップと
    前記射影の少なくとも一部を使用して、前記第1の信号および前記第2の信号の前記第1の部分を関連付けるモデルの、1つまたは複数のパラメータを識別するステップとを含む方法。
  2. 前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するステップは、
    前記射影を使用して1つまたは複数の極候補および1つまたは複数のモデル候補を識別するステップと、
    前記1つまたは複数の極候補のうちの少なくとも1つを選択し、前記1つまたは複数のモデル候補のうちの少なくとも1つを前記モデルパラメータとして選択するステップとを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記射影は、直交行列および上三角行列を含み、
    前記上三角行列は、前記上三角行列の第1の対角要素にそって複数の値を持ち、それぞれの値は0以上である請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するステップは、
    前記上三角行列内の1つまたは複数の領域を定義するステップと、
    前記1つまたは複数の定義済み領域を使用して1つまたは複数の極候補を識別し、前記1つまたは複数のモデルパラメータは前記1つまたは複数の極候補のうちの少なくとも1つを含むステップとを含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記上三角行列は、前記第1の対角要素および第2の対角要素を含み、前記対角要素は前記上三角行列を上側部分、下側部分、左側部分、および右側部分に分割し、
    前記上三角行列内の前記1つまたは複数の定義済み領域は、前記上三角行列の前記右側部分内に配置される請求項4に記載の方法。
  6. 前記上三角行列内の前記1つまたは複数の定義済み領域は、1つまたは複数の第1の定義済み領域を含み、
    前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するステップは、さらに、
    前記上三角行列内に1つまたは複数の第2の領域を定義するステップと、
    前記1つまたは複数の第2の定義済み領域を使用して1つまたは複数のモデル候補を識別し、前記1つまたは複数のモデルパラメータは前記1つまたは複数のモデル候補のうちの少なくとも1つを含むステップとを含む請求項4に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数の第2の定義済み領域はそれぞれ、前記上三角行列の前記第1の対角要素にそってそこを中心とする行列を表す請求項6に記載の方法。
  8. 前記上三角行列の前記第1の対角要素にそってそこを中心とするそれぞれの行列は、逆方向列Hankel行列を含み、
    前記1つまたは複数のモデル候補を識別するステップは、それぞれの逆方向列Hankel行列を順方向列Hankel行列として書き換えるステップを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記上三角行列内の前記1つまたは複数の領域を定義するステップは、前記上三角行列内に複数の領域を定義するステップを含み、
    前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するステップは、前記上三角行列内の前記定義済み領域のそれぞれについて1つまたは複数のモデルパラメータを識別するステップを含む請求項4に記載の方法。
  10. 前記上三角行列内の異なる定義済み領域に関連付けられた前記1つまたは複数のモデルパラメータは、異なり、
    前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するステップは、さらに、前記上三角行列内の前記定義済み領域の特定の1つに関連付けられた前記1つまたは複数のモデルパラメータを選択するステップを含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記上三角行列は、第1の上三角行列を含み、
    前記第1の上三角行列内の前記定義済み領域の特定の1つに関連付けられた前記1つまたは複数のモデルパラメータを選択するステップは、
    前記第1の上三角行列内のそれぞれの定義済み領域について、前記定義済み領域に関連付けられている前記1つまたは複数のモデルパラメータに関連付けられた予測誤差に基づいて順方向列Hankel行列を含む行列を生成するステップと、
    生成されたそれぞれの行列について、正準QR分解を実行して第2の直交行列および第2の上三角行列を形成し、それぞれの第2の上三角行列はRE3と表されている右上部分を持つステップと、
    それぞれの第2の上三角行列について、
    Figure 2007521587
    に対する値を識別するステップと、
    Figure 2007521587
    に対する最小値を有する前記第2の上三角行列を持つ前記定義済み領域に関連付けられた前記1つまたは複数のモデルパラメータを選択するステップとを含む請求項10に記載の方法。
  12. 第1の信号および、前記第1の信号に関連付けられた第1の部分と前記第1の信号に関連付けられていない第2の部分とを含む第2の信号を受信するように機能する少なくとも1つ入力と、
    前記第1および第2の信号に関連付けられた射影を生成し、前記射影の少なくとも一部を使用して前記第1の信号および前記第2の信号の前記第1の部分を関連付けるモデルの、1つまたは複数のパラメータを識別し、前記射影は前記第2の信号の前記第1の部分を前記第2の信号の前記第2の部分から少なくとも実質的に分離するように機能する少なくとも1つのプロセッサとを備える装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記射影を使用して1つまたは複数の極候補および1つまたは複数のモデル候補を識別するステップと、
    前記1つまたは複数の極候補のうちの少なくとも1つを選択し、前記1つまたは複数のモデル候補のうちの少なくとも1つを前記モデルパラメータとして選択するステップとにより前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するように機能する請求項12に記載の装置。
  14. 前記射影は、直交行列および上三角行列を含み、
    前記上三角行列は、前記上三角行列の対角要素にそって複数の値を持ち、それぞれの値は0以上である請求項12に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記上三角行列内の1つまたは複数の領域を定義するステップと、
    前記1つまたは複数の定義済み領域を使用して1つまたは複数の極候補を識別し、前記1つまたは複数のモデルパラメータは前記1つまたは複数の極候補のうちの少なくとも1つを含むステップとにより前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するように機能する請求項14に記載の装置。
  16. 前記上三角行列内の前記1つまたは複数の定義済み領域は、1つまたは複数の第1の定義済み領域を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに
    前記上三角行列内に1つまたは複数の第2の領域を定義するステップと、
    前記1つまたは複数の第2の定義済み領域を使用して1つまたは複数のモデル候補を識別し、前記1つまたは複数のモデルパラメータは前記1つまたは複数のモデル候補のうちの少なくとも1つを含むステップとにより前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するように機能する請求項15に記載の装置。
  17. 前記1つまたは複数の第2の定義済み領域はそれぞれ、前記上三角行列の前記第1の対角要素にそってそこを中心とする行列を表し、
    前記上三角行列の前記第1の対角要素にそってそこを中心とするそれぞれの行列は、逆方向列Hankel行列を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、それぞれの逆方向列Hankel行列を順方向列Hankel行列として書き換えるステップにより前記1つまたは複数のモデル候補を識別するように機能する請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記上三角行列内に複数の領域を定義するステップにより、前記上三角行列内に前記1つまたは複数の領域を定義するように機能し、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記上三角行列内の前記定義済み領域のそれぞれについて1つまたは複数のモデルパラメータを識別するステップにより、前記1つまたは複数のモデルパラメータを識別するように機能する請求項15に記載の装置。
  19. 前記上三角行列は、第1の上三角行列を含み、
    前記第1の上三角行列内の異なる定義済み領域に関連付けられた前記1つまたは複数のモデルパラメータは、異なり、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、前記上三角行列内の前記定義済み領域の特定の1つに関連付けられた前記1つまたは複数のモデルパラメータを選択するように機能し、
    前記第1の上三角行列内のそれぞれの定義済み領域について、前記定義済み領域に関連付けられている前記1つまたは複数のモデルパラメータに関連付けられた予測誤差に基づいて順方向列Hankel行列を含む行列を生成するステップと、
    生成されたそれぞれの行列について、正準QR分解を実行して第2の直交行列および第2の上三角行列を形成し、それぞれの第2の上三角行列はRE3と表されている右上部分を持つステップと、
    それぞれの第2の上三角行列について、
    Figure 2007521587
    に対する値を識別するステップと、
    Figure 2007521587
    に対する最小値を有する前記第2の上三角行列を持つ前記定義済み領域に関連付けられた前記1つまたは複数のモデルパラメータを選択するステップとを実行する請求項18に記載の装置。
JP2006552254A 2004-02-05 2005-02-03 信号間の関係をモデル化する装置および方法 Pending JP2007521587A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/772,971 US7574333B2 (en) 2004-02-05 2004-02-05 Apparatus and method for modeling relationships between signals
PCT/US2005/003529 WO2005078539A1 (en) 2004-02-05 2005-02-03 Apparatus and method for modeling relationships between signals

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007521587A true JP2007521587A (ja) 2007-08-02

Family

ID=34826690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006552254A Pending JP2007521587A (ja) 2004-02-05 2005-02-03 信号間の関係をモデル化する装置および方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7574333B2 (ja)
EP (1) EP1711867B1 (ja)
JP (1) JP2007521587A (ja)
DE (1) DE602005023270D1 (ja)
WO (1) WO2005078539A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7412842B2 (en) 2004-04-27 2008-08-19 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor diagnostic and protection system
US7275377B2 (en) 2004-08-11 2007-10-02 Lawrence Kates Method and apparatus for monitoring refrigerant-cycle systems
JP4545150B2 (ja) * 2004-08-12 2010-09-15 富士通株式会社 電波到来方向の適応推定追尾方法および装置
US20060080068A1 (en) * 2004-10-07 2006-04-13 International Business Machines Corporation System and method for efficient model order reduction in electric and electronic circuit design
US20060080067A1 (en) * 2004-10-07 2006-04-13 International Business Machines Corporation Methods and systems for compact modeling of large linear circuits with a large number of terminals
US8590325B2 (en) 2006-07-19 2013-11-26 Emerson Climate Technologies, Inc. Protection and diagnostic module for a refrigeration system
US20080216494A1 (en) 2006-09-07 2008-09-11 Pham Hung M Compressor data module
US20090037142A1 (en) 2007-07-30 2009-02-05 Lawrence Kates Portable method and apparatus for monitoring refrigerant-cycle systems
US9140728B2 (en) 2007-11-02 2015-09-22 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor sensor module
JP5659472B2 (ja) * 2009-09-01 2015-01-28 富士通株式会社 到来方向推定装置及び方法
EP2681497A4 (en) 2011-02-28 2017-05-31 Emerson Electric Co. Residential solutions hvac monitoring and diagnosis
US8964338B2 (en) 2012-01-11 2015-02-24 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method for compressor motor protection
US9310439B2 (en) 2012-09-25 2016-04-12 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having a control and diagnostic module
US9803902B2 (en) 2013-03-15 2017-10-31 Emerson Climate Technologies, Inc. System for refrigerant charge verification using two condenser coil temperatures
EP2971989A4 (en) 2013-03-15 2016-11-30 Emerson Electric Co REMOTE MONITORING AND DIAGNOSIS FOR A HVAC SYSTEM
US9551504B2 (en) 2013-03-15 2017-01-24 Emerson Electric Co. HVAC system remote monitoring and diagnosis
AU2014248049B2 (en) 2013-04-05 2018-06-07 Emerson Climate Technologies, Inc. Heat-pump system with refrigerant charge diagnostics
US11947339B2 (en) 2019-10-30 2024-04-02 Honeywell International Inc. Plant-wide optimization including batch operations
US11799537B2 (en) * 2021-07-28 2023-10-24 Nxp B.V. Radar signal processing with forward-backward matrix

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4740968A (en) * 1986-10-27 1988-04-26 International Business Machines Corporation ECC circuit failure detector/quick word verifier
US5490516A (en) 1990-12-14 1996-02-13 Hutson; William H. Method and system to enhance medical signals for real-time analysis and high-resolution display
US5706402A (en) * 1994-11-29 1998-01-06 The Salk Institute For Biological Studies Blind signal processing system employing information maximization to recover unknown signals through unsupervised minimization of output redundancy
EP0823146B1 (en) * 1996-02-23 2001-10-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Reduced complexity signal converter
US6026334A (en) 1996-07-30 2000-02-15 Weyerhaeuser Company Control system for cross-directional profile sheet formation
US6278961B1 (en) * 1997-07-02 2001-08-21 Nonlinear Solutions, Inc. Signal and pattern detection or classification by estimation of continuous dynamical models
US5991525A (en) * 1997-08-22 1999-11-23 Voyan Technology Method for real-time nonlinear system state estimation and control
US6615164B1 (en) * 1999-04-15 2003-09-02 Synopsys Inc. Method and apparatus for representing integrated circuit device characteristics using polynomial equations
US6510354B1 (en) * 1999-04-21 2003-01-21 Ching-Fang Lin Universal robust filtering process
US6567757B2 (en) * 2000-02-24 2003-05-20 Simmonds Precision Products, Inc. Reducing vibration using QR decomposition and unconstrained optimization
JP3768375B2 (ja) * 2000-04-04 2006-04-19 Necエレクトロニクス株式会社 計算装置および電子回路シミュレーション装置
US6757569B2 (en) * 2000-04-19 2004-06-29 American Gnc Corporation Filtering process for stable and accurate estimation
EP1162802B1 (fr) 2000-06-08 2005-08-17 STMicroelectronics N.V. Egalisateur utilisant un canal transformé.
AU2001275887A1 (en) * 2000-07-12 2002-01-21 Cornell Research Foundation Inc. Method and system for analyzing multi-variate data using canonical decomposition
GB0027238D0 (en) 2000-11-08 2000-12-27 Secr Defence Adaptive filter
US7085711B2 (en) 2000-11-09 2006-08-01 Hrl Laboratories, Llc Method and apparatus for blind separation of an overcomplete set mixed signals
JP3639206B2 (ja) * 2000-11-24 2005-04-20 富士通株式会社 共有メモリ型スカラ並列計算機における並列行列処理方法、及び記録媒体
FI20010367A (fi) * 2001-02-23 2002-08-24 Nokia Corp Menetelmä ja järjestely häiriön vaimentamiseksi
US7003380B2 (en) * 2001-02-27 2006-02-21 Sikorsky Aircraft Corporation System for computationally efficient adaptation of active control of sound or vibration
US6622117B2 (en) * 2001-05-14 2003-09-16 International Business Machines Corporation EM algorithm for convolutive independent component analysis (CICA)
US20040078412A1 (en) * 2002-03-29 2004-04-22 Fujitsu Limited Parallel processing method of an eigenvalue problem for a shared-memory type scalar parallel computer
US6934397B2 (en) * 2002-09-23 2005-08-23 Motorola, Inc. Method and device for signal separation of a mixed signal

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200100282001, 岡田 昌史 Masafumi OKADA, "既知情報を用いた部分空間同定法 Subspace State Space System Identification using Prior Knowledge", システム/制御/情報 SYSTEMS,CONTROL AND INFORMATION, 19970215, 第41巻 第2号, 第47−52頁, JP, システム制御情報学会 The Institute of Systems,Con *
CSNG200400560007, 片山 徹 Tohru KATAYAMA, "直交分解に基づく実現理論と部分空間同定法 Realization and Subspace Identification Method by Orthogon", システム/制御/情報 SYSTEMS,CONTROL AND INFORMATION, 20020715, 第46巻 第7号, 第409−417頁, JP, システム制御情報学会 The Institute of Systems,Con *

Also Published As

Publication number Publication date
US20050177348A1 (en) 2005-08-11
WO2005078539A1 (en) 2005-08-25
DE602005023270D1 (de) 2010-10-14
EP1711867B1 (en) 2010-09-01
US7574333B2 (en) 2009-08-11
EP1711867A1 (en) 2006-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007521587A (ja) 信号間の関係をモデル化する装置および方法
JP2007527157A (ja) 信号に含まれるノイズ効果を分離するための装置および方法
WO2019246008A1 (en) Autonomous predictive real-time monitoring of faults in process and equipment
JP6870346B2 (ja) データ分析システム、データ分析方法およびプログラム
US8295952B2 (en) Apparatus and method for automated closed-loop identification of an industrial process in a process control system
Worden et al. Novelty detection in a changing environment: regression and interpolation approaches
WO2008157498A1 (en) Methods and systems for predicting equipment operation
CN111079836A (zh) 基于伪标签方法和弱监督学习的过程数据故障分类方法
Liland et al. ROSA—a fast extension of partial least squares regression for multiblock data analysis
JP2010282547A (ja) 入力変数選択支援装置
CN107942956A (zh) 信息处理装置、信息处理方法、信息处理程序及记录介质
Yang et al. Nonparametric profile monitoring using dynamic probability control limits
US11004002B2 (en) Information processing system, change point detection method, and recording medium
US20070233336A1 (en) Method and apparatus for navigating unmanned vehicle using sensor fusion
EP3132321B1 (en) Transforming failure samples using conditional models for machine condition monitoring
Luo et al. Learning differential operators for interpretable time series modeling
Liu et al. Learning dynamic temporal graphs for oil-production equipment monitoring system
CN115171790A (zh) 质谱的数据序列在质量评估中的分析方法、装置和存储介质
Sadeghi-Bazargani et al. Using SIMCA statistical software package to apply orthogonal projections to latent structures modeling
Srinivasan et al. Experiments in numerical reasoning with inductive logic programming
Zheng A modified method for closed-loop identification of transfer function models
Ham et al. Partial least-squares: Theoretical issues and engineering applications in signal processing
US10997535B1 (en) System, method, and computer program for predicting delays in delivering a project to a customer
CN118114783A (zh) 用于预测技术系统的状态的计算机实现的方法和设备
CN118036811A (zh) 质量变量预测方法、装置、计算机设备、存储介质和产品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100809

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101108

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110225