JP2007521522A - リッチ最小化アプリケーションを提供するためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ユーザ情報へのアクセスを提示し提供するためにコンピューティング環境で使用するための方法およびシステムを対象とする。本システムは、複数のタイルを収めるためのサイドバーを含むことができる。アプリケーションは最小化でき、最小化時にサイドバーに挿入することができる。アプリケーションの選択された機能は、アプリケーションがサイドバーにタイルで表されているときも利用可能なままである。本システムはまた、選択されたアプリケーションをサイドバーに置くことをユーザが命令できるようにするためのユーザインターフェースツールも含むことができる。このアプリケーションは、最小化時にアプリケーションが機能のフルセットのうちの少なくともサブセットを提供できるようにするための利用可能機能選択モジュールも含むことができる。タイルをユーザインターフェースに挿入するための挿入モジュールを提供することができる。

Description

本発明の実施形態はコンピューティング環境に関する。より詳細には、本発明の実施形態は、エンドユーザが選択および対話するための情報を提示するためのシステムおよび方法を対象としている。
インターネット、ローカルまたはリモートのコンピュータネットワーク、またはインターネットとこのようなネットワークのいずれかの組合せなど、情報が飽和状態にある今日の環境においては、ユーザにとって、おそらくは大量かつ様々な興味ある通信および情報を追跡するのが難しいことが多い。このような通信および情報には、例えば、電子メール、インスタントメッセージ、ファイル転送、各地の天気、アポイント、スケジュール、個人的な接触、統計的情報、ファイル状態、株価、スポーツの得点、各地の交通、またはその他のいずれかのタイプの通信または情報が含まれる。この問題は、特に通信および/または情報が動的な場合に深刻な状態になり、通信状態またはチャネルの、あるいは情報の急速かつ多数の著しい変更によって、ユーザにとってはしばしば比較的役に立たない、古くなった通信および/または情報がもたらされることとなる。
この問題に応えて、ユーザが通信または情報を調べたいと思うたびに通信または情報の更新を手動でサーチしたり手動でチェックしたりする必要がなく、特定の通信または情報を追跡することを支援するためのいくつかの従来のスキームが開発されている。しかし、このようなスキームは、一般に、どのタイプの通信また情報を追跡または表示できるかによって、あるいはその通信または情報がアクセスされる方法またはアクセス以外の提供方法によって、あるいはユーザ間におけるその通信または情報の共用を容易にすることができないことによって制約を受ける。さらに、これらの問題に対処しようとしている従来のスキームは、動的な統合環境において、複数の通信および複数の通信アクセスポイントと組み合わせて同時に情報の検索、表示、またはアクセスを行うことを可能にする、単一のインターフェースを提供できないことにより制約を受けることが多い。その結果、しばしば、ユーザには、特定のタイプの通信または特定の情報のいずれかに対するアクセスまたは対話を提供するが、統合された環境で通信と情報両方に対するアクセスおよび対話を提供することはない雑然とした表示が与えられることが多い。
いくつかの従来のメッセージング型スキームは、これらの問題に対処しようとしている。しかし、このようなスキームは、一般に、相当量の画面スペースを占める大きなウィンドウを提供する。さらに、このようなスキームは、いくつかの情報収集または表示機能と共にいくつかの通信機能を提供する一方、1つまたは複数のタブなどによって、それらの通信機能をそれらの情報機能から分離することが多い。その結果、特定の情報を、これらのスキームによって提供されるアプリケーション内から共用または通信することが容易にはできない。さらに、このようなスキームは、ユーザが追跡する情報の量が増加するのに伴って、また、ユーザが維持する通信連絡先の数が増加するのに伴って扱いにくくなる。特に、情報量の増加に伴って、ユーザは、大量のデータまたは通信チャネルの間をスクロールせざるを得なくなる。
例えば、いくつかの従来のメッセージング型スキームは、インターネットまたは何らかのその他のローカルまたはリモートネットワークを介して、あるいは何らかのそれらの組合せを介して、株価、天気、ニュース、またはその他の情報など、情報を追跡する機能を提供する。さらに、これらの従来のスキームはまた、1つまたは複数の連絡先グループ(groups of contacts)中の連絡先に関するいくつかの通信チャネルのうちの1つを介して、テキストインスタントメッセージング、ファイル転送、電子メールなども提供する。したがって、ユーザは、特定のエンティティとの情報および通信を追跡することができる。残念なことに、これらのスキームでは、ユーザが両方を同時に行うことはできない。ユーザは、異なるタイプの情報機能と通信機能の間でタブで選定せざるを得ない。したがって、ユーザは情報を手動で保存またはコピーし、タブを切り替え、次いで特定の連絡先へのメッセージを手動で作成して、そのメッセージに情報を添付またはペーストしない限り、情報タブによって見えるデータを、通信タブ内の連絡先と共用することはできない。
さらに、これらの従来のスキームは、多くのタブを備えていることが多いため、情報および関連するコントロールまたはアイコンを表示するためにかなり大きなウィンドウを必要とする。残念なことに、このようなウィンドウは、ユーザが他のアプリケーションを使っている間、その他のアプリケーションウィンドウの下に埋もれてしまう。その結果、ユーザは、しばしば、ウィンドウ間の切り替えのために、作業の流れを中断せざるを得ない。この問題は、オープンメッセージウィンドウを維持するためのオプションを提供するいくつかのスキームが対処している。このようなスキームは、メッセージウィンドウが埋もれてしまう問題を解決するが、その場合、メッセージングウィンドウがいずれかの他のオープンアプリケーションウィンドウのおそらくはかなりの部分を覆ってしまう。異なるアプリケーションウィンドウのサイズを手動で変えて、各ウィンドウに独自のスペースが与えられるよう、それらのウィンドウを画面の周りに移動させることは可能だが、ユーザのこのような手動による介入は多大な時間を必要とし、また、一般的なユーザにとってはいらいらさせられることである。
少なくとも1つの従来のスキームは、前述の問題のいくつかに対処しようとしている。このスキームは、コンピュータ表示デバイスの一辺に沿ったスクロール可能ストリップ中の少なくとも1つのアイコンを、ユーザがカスタマイズできるようにするアプリケーションを提供する。このスキームは特定の情報ソースへのアイコン化したリンクを提供し、従来の技術を使って、カスタマイズしたアイコンのそれぞれにその情報ソースから検索した情報を存在させる。しかし、このスキームには、いくつかの重要な制約がある。
このスキームは、情報を収集および提供するための機能をユーザに提供するが、メッセージングスキームによって提供される水準の通信機能を提供することはできない。例えば、このスキームは、アイコンを介して通信を開始する機能を提供せず、したがって、アイコンは、受信メッセージの数など、通信ステータスを提供することはできるが、このようなメッセージに応答する機能は提供しない。さらに、このスキームは、複数のアイコンを集めるためにアイコンのグループを入れ子にする機能、またはその他の方法で整理する機能を提供しない。言い換えれば、1つのアイコンに関連するウィンドウを開くことによって、さらなるレベルのグループ化されたアイコンにアクセスすることができない。したがって、多数のアイコンが使用されている場合にはアイコンを整理することが難しい。さらに、このスキームのアイコンは容易に移植することができず、ユーザ間でアイコンを転送するためのメカニズムは実際には存在しない。代わりに、ユーザは、アイコンの管理のために使用されるアプリケーションから、アイコンを得る必要がある。このスキームのその他の制約には、アイコンの表示のために使用されるスクロール可能ストリップを含むウィンドウをサイズ変更する能力を欠くことが含まれる。さらに、このスキームでは、ユーザがあまりに多くのアイテムを追加した場合に、列にアイコンが1つしかない場合にも別の列またはストリップがウィンドウ内に自動的に作成され、その結果、貴重な表示スペースが無駄に使われてしまう。
関連するスキームは、絶えず更新され続けているスクロール情報を提供するよう、予め定義された1組の利用可能な情報からユーザがスクロールチッカ型の表示ウィンドウをカスタマイズできるようにする。このスキームは役には立つが、いくつかの理由から、前述のスキームよりもさらに制約がある。第1に、このスキームで利用可能な1組の情報は予め定義される。したがって、その情報のタイプおよびソースがオプションとして記載されていない場合、それらは利用できない。しかし、例えば、株価に関する特定の銘柄記号、ニュースのエリアまたはトピックを選択して自動警告を生成させること、特定の都市を選択して天気予報を生成することなど、特定の情報オプションに対する限定された制御がユーザに提供される。別の制約は、ユーザが上述のようなアイコンを修正することなどによって情報ソースを追加または編集できないことである。さらに、チッカがスクロールするため、いずれかの所与の時間に、興味あるすべての情報が見えることを保証できない。特に、現在、ユーザにとって興味ある情報が見えない場合、ユーザは、その情報がスクロールされて見えるようになるまで待たなければならない。したがって、このスキームは、ユーザが絶えず表示を見ていなければならないため、非常にいらいらさせるものになり得る。さらに、スクロールチッカは絶えず動いているので、それがユーザの周辺視野におけるしつこい動きをつくり、それ自体がユーザにとっておそらくきわめていらいらさせるものになる。最後に、このスキームの通信機能は、前述のメッセージングスキームに比較して最小限に留まっている。
カスタム情報ビューまたは表示を提供するさらにその他のスキームは、「ウェブスクレーピング」として知られる技術を含む。一般に、このようなスキームは、ユーザが、一意のインターネットウェブページ、すなわちソースウェブページの特定の部分を、単一のカスタマイズされたウェブページに表示されるよう指定できるようにする。したがって、このようなスキームは、情報の検索および表示の機能を提供するが、通信機能は提供しない。
例えば、あるウェブスクレーピングスキームは、ユーザが、様々なインターネットウェブサイトから該当するデータおよび内容を「クリップ」し、それらを一緒に、「ビュー」と呼ばれる1つの動的ブラウザページにプルできるようにする。このビューは、事実上、合成ウェブページである。したがって、ソースウェブページのいずれかが変更されると、この合成ウェブページも自動的に更新される。このスキームによって、ユーザは、データ構成要素を追加、削除、および再構成し、ビューをユーザ自身の入力でパーソナライズすることなどにより、ビューを様々な方法で編集できるようになる。さらに、このスキームは、ユーザ間でビューを転送するための方法を提供する。しかし、このスキームは、前述のスキームに関して上記に説明したのと同じ基本的制約の多くを被る。このような制約には、複数のビューが同時に表示されるよう、ビューの入れ子または整理を行うことができないことが含まれる。また、上述のように、このようなスキームは、一般に、最小限の通信またはメッセージング機能を提供する。
ウェブスクレーピング技術ではまた、ビューが、表示デバイスのかなりの部分を占めるウィンドウ中に開かれることが必要とされる。さらに、一般的なウェブページの内容は、一般に、情報が表示されるエリアを最小限にするよう設計されておらず、その結果、画面スペースが非効率的に使用されることになる。さらに、既存のウェブページからスクレープあるいはクリップされた、そのウェブページの一部がアニメーションを含む場合、それがユーザの周辺視野にあるならばそのウェブページはいらいらさせるものになり得る。最後に、ウェブスクレーピング技術は、異なる構成要素のパッチワークであるため、この技術によって得られた合成ウェブページは、一般に、視覚的に1つのページに一緒に現れるよう設計されたものでは決してない、魅力のない、まったく異なった構成要素の寄せ集めである。
場合によっては、ユーザが、リアルタイムの情報および通知を知りたいということがある。従来のユーザインターフェースシステムは、これらのニーズの両方に適切に対処した解決策を提供せず、一方、構成におけるフレキシビリティ、使い易さ、および選択をユーザに提供する。
さらに、ユーザは、自分の現在のタスクとは独立した、コントロールまたはその他のアプリケーションインターフェースを使用する必要が頻繁にある。このような場合、ユーザは、現在のタスクウィンドウから別のウィンドウまたはアプリケーションに切り替えなければならない。例えば、ユーザがワープロパッケージを使っていて、コンパクトディスクトラックまたはその他のそのようなタスクを変更したいと思った場合、ユーザは、一般に異なるウィンドウに表示されているメディア(登録商標)プレーヤアプリケーションプログラムのコントロールにアクセスする必要がある。この場合の一例は、Windowオペレーティングシステムなどの環境におけるWINDOWS MEDIA PLAYER(登録商標)である。
ユーザが通信チャネル間または情報タイプ間でタブによる選定を行う必要なく、動的な通信アクセスおよび情報の認識を自動的に対話型周辺ディスプレイに提供するための新しいシステムおよびプロセスが必要とされている。さらに、このようなシステムおよびプロセスは、予め定義された通信アクセスポイントおよび情報カテゴリまたはソースのリストから選択することをユーザに要求せず、その代わりに、通信アクセスポイントおよび情報ソースの作成およびカスタマイズができるようにするはずである。このような通信アクセスポイントは、その他のエンティティに接触するための通信チャネル、および複数のアプリケーションからの情報の表示を含むはずである。この情報ソースは、例えば、特定の情報タイプまたは情報カテゴリなど、いずれかの所望の情報構成要素を含むはずである。さらに、このシステムおよびプロセスは、ユーザが、いずれかの所望の情報ソースをいずれかの所望の数のグループまたは入れ子したグループに整理できるようにするはずである。また、ユーザはこれらのグループまたは入れ子したグループを拡張することができ、それによって、これらのグループまたは入れ子したグループ内に、入れ子したグループ、または通信アクセスポイント、または情報構成要素を表示させることができるはずである。最後に、このシステムおよびプロセスは、ユーザディスプレイ内の雑然さを低減し、一貫性を高め、その一方、ライブ情報、および頻繁に使用されるコントロールのためのプラットフォームを提供する。
本発明の実施形態は、情報へユーザアクセスを提示し提供するためにコンピューティング環境で使用するための方法およびシステムを対象としている。頻繁に使用されるコントロールおよび情報を提示するためのスキームが提供される。
一態様では、本発明は、ユーザ対話スキームを提供するためのコンピューティングシステムにおける方法を対象としている。この方法は、ユーザコマンドを受け取るとアプリケーションを最小化するステップと、最小化されたアプリケーションを表すためのタイルを表示するステップと、タイルを介して、選択されたアプリケーションの機能へのアクセスを提供するステップとを含む。
別の態様では、本発明は、サイドバーの使用によりユーザ対話スキームを提供するためのコンピューティングシステムにおける方法を対象としている。この方法は、アプリケーションを最小化するユーザコマンドを受け取ると、サイドバーにアプリケーションを移動させるステップと、サイドバー中の最小化されたアプリケーションからの、そのアプリケーションに属する選択された機能へのアクセスを提供するステップとを含む。
さらに別の態様では、本発明は、様々な情報アイテムへのユーザアクセスを提供するためのシステムを対象としている。このシステムは、複数のタイルを収めるためのサイドバーと、サイドバー中にタイルを挿入するための挿入モジュールを含む、少なくとも1つのアプリケーションであって、アプリケーションがサイドバー中にタイルとして表されているときアプリケーションの選択された機能がタイルを介して利用可能なままであるアプリケーションとを含む。このシステムは、選択したアプリケーションをサイドバー中に置くことをユーザが命令できるようにするためのユーザインターフェースツールをさらに含む。
さらなる態様では、本発明は、ユーザインターフェースを介して、最小化されたアプリケーションへのアクセスを提供するためのシステムを対象としている。このシステムは、アプリケーションが、最小化時に、選択されたアプリケーションの機能を提供できるようにするための利用可能機能選択モジュールと、アプリケーションの機能のフルセット、機能のサブセット、および/または通常はそのアプリケーションで利用できない追加機能へのアクセスを提供するためのタイルを表示させるためのタイル挿入モジュールとを含む。
本発明を、添付の図面を参照しながら以下に詳説する。
本発明の実施形態は、アプリケーションが最小化されているときでも、ユーザがアプリケーションの重要機能にアクセスできるようにする、ユーザインターフェースを提供するためのシステムおよび方法を対象とするものである。アプリケーションが最小化されると、そのアプリケーションを表すタイルがサイドバー内に現れる。このサイドバーによって、自動またはユーザ指示によるタイルの追加または除去が可能になる。さらに、このサイドバーは、その内容表示を視覚的に縮小して、新たに追加されるタイルの位置付けおよび概観のプレビューをユーザに提供する。さらに、サイドバー内に収まらないタイルを表すアイコンのために、オーバーフローエリア(over flow area)が提供される。
本発明の概観を簡単に記載したが、本発明の実施形態を、図1〜図10を参照しながら説明する。本発明の例示的動作環境を以下に記載する。
例示的動作環境
図1は、本発明を実装することができる適切なコンピューティングシステム環境100の例を示す。コンピューティングシステム環境100は適切なコンピューティング環境の一例にすぎず、本発明の使用または機能の範囲に関して限定を示唆することを意図したものではない。また、コンピューティングシステム環境100を、例示のオペレーティング環境100中に示してあるコンポーネントのいずれか1つまたはそれらの組合せに依存するもの、またはそれらを必要とするものとして解釈すべきでもない。
本発明を、コンピュータによって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令という一般的な状況で説明することができる。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。さらに、当業者は、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラム可能な家庭用電子機器、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータなどを含む、その他のコンピュータシステム構成で実施できることを理解されよう。本発明はまた、通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理デバイスによってタスクが実行される分散コンピューティング環境においても実施することができる。分散コンピューティング環境では、メモリ記憶デバイスを含むローカルおよびリモートのコンピュータ記憶媒体の両方に、プログラムモジュールを置くことができる。
図1を見ると、本発明を実装するための例示的システム100は、処理装置120、システムメモリ130、および、システムメモリを含めて様々なシステムコンポーネントを処理装置120に結合するシステムバス121を含むコンピュータ110の形態の、汎用コンピューティングデバイスを含む。
コンピュータ110は、一般に、様々なコンピュータ可読媒体を含む。例として、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含むが、それらのみに限定されるわけではない。システムメモリ130は、読取り専用メモリ(ROM)131およびランダムアクセスメモリ(RAM)132など、揮発性および/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含む。起動時などにコンピュータ110内の構成要素間の情報の転送を支援する基本ルーチンを含む基本入出力システム133(BIOS)は、一般に、ROM131に記憶されている。RAM132は、一般に、処理装置120が直接、アクセス可能であり、かつ/または、処理装置120によって現在、実行されているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。例として、図1は、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、その他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137を図示しているが、それらに限定されるわけではない。
コンピュータ110はまた、その他の取り外し可能/不可能な揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含む場合がある。例にすぎないが、図1には、取外し不可能な不揮発性磁気媒体からの読取りまたはそこへの書込みを行うハードディスクドライブ141、取外し可能な不揮発性磁気ディスク152からの読取りまたはそこへの書込みを行う磁気ディスクドライブ151、およびCD−ROMまたはその他の光媒体などの取外し可能な不揮発性光ディスク156からの読取りまたはそこへの書込みを行う光ディスクドライブ155を示してある。この例示的動作環境で使用できる、その他の取外し可能/不可能な揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体には、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、ディジタル多用途ディスク、ディジタルビデオテープ、固体状態RAM、固体状態ROMなどが含まれるが、それらに限定されるわけではない。ハードディスクドライブ141は、一般に、インターフェース140などの取外し不可能なメモリインターフェースを介してシステムバス121に接続され、磁気ディスクドライブ151および光ディスクドライブ155は、一般に、インターフェース150などの取外し可能なメモリインターフェースによってシステムバス121に接続される。
上記に説明し、図1に示すドライブおよびそれらに関連するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールおよびその他のデータの記憶をコンピュータ110に提供する。例えば、図1では、ハードディスクドライブ141を、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、その他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147を記憶しているものとして示してある。これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、その他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137と同じであっても、または異なってもよいことに注意されたい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、その他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147には、少なくともそれらが異なるコピーであることを示すために、ここでは異なる番号を付けてある。ユーザは、キーボード162、および一般にマウス、トラックボールまたはタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス161などの入力デバイスを介して、コンピュータ110にコマンドおよび情報を入力することができる。その他の入力デバイス(図示せず)には、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナなどが含まれ得る。これらおよびその他の入力デバイスは、システムバスに結合されたユーザ入力インターフェース160を介して処理装置120に接続されることが多いが、パラレルポート、ゲームポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)など、その他のインターフェースおよびバス構造によって接続することもできる。モニタ191またはその他のタイプの表示デバイスも、ビデオインターフェース190などのインターフェースを介してシステムバス121に接続される。コンピュータはまた、一般に、モニタに加えて、スピーカ197やプリンタ196などのその他の周辺出力デバイスも含むことができ、それらは、出力周辺インターフェース195を介して接続可能である。
本発明におけるコンピュータ110は、リモートコンピュータ180などの1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使って、ネットワーク化された環境で動作することができる。リモートコンピュータ180はパーソナルコンピュータであってよく、一般に、上記にコンピュータ110に関連して説明した構成要素の多く、またはすべてを含む。ただし、図1にはメモリ記憶装置181のみを示してある。図1に示す論理接続には、ローカルエリアネットワーク(LAN)171および広域ネットワーク(WAN)173が含まれるが、その他のネットワークも含まれ得る。
LANネットワーク化環境において使用する場合は、コンピュータ110を、ネットワークインターフェースまたはアダプタ170を介してLAN171に接続する。WANネットワーク化環境において使用する場合、コンピュータ110は、一般に、インターネットなどのWAN173を介して通信を確立するためのモデム172またはその他の手段を含む。モデム172は、内蔵または外付けであってよく、ユーザ入力インターフェース160またはその他の適切なメカニズムを介してシステムバス121に接続することができる。ネットワーク化環境においては、コンピュータ110に関連して説明したプログラムモジュールまたはその一部を、リモートのメモリ記憶装置に記憶することができる。例として、図1は、リモートアプリケーションプログラム185をメモリデバイス181に常駐するものとして示すが、そのように限定されるわけではない。図示のネットワーク接続は例にすぎず、コンピュータ間の通信リンクを確立するためのその他の手段を使用できることを理解されよう。
コンピュータ110の多くのその他の内部コンポーネントは図示していないが、当業者は、そのようなコンポーネントおよび相互接続が周知であることを理解されよう。したがって、コンピュータ110の内部構造に関するさらなる詳細を、本発明に関連して開示する必要はない。
ユーザインターフェースのサイドバー
本明細書で言及している「サイドバー」は、現在知られている「タスクバー」とは異なるものである。本明細書で使用しているように、サイドバーとは、従来の表示デバイスの1つまたは複数の辺に沿った永続的表示ストリップを指す。タイルとは、興味ある情報の記載と、表されるどのような表示をも表示するための「ビューア」との組合せを含む、動的サムネイルまたは「アイテム」である。サイドバー、およびチケットとも呼ばれるタイルのより詳細な説明は、例えば、参照により本明細書に組み込まれている、2001年6月8日に出願の特許証出願第10/063,296号に記載されている。サイドバーの様々な機能は、同様に参照により本明細書に組み込まれている、2003年4月25日に出願の米国特許出願第10/423,597号に記載されている。
前述のように、従来のユーザインターフェースの表示は、ユーザに提示する情報に制約を与える。このようなシステムは、一般に、情報と対話または情報を取得するために、興味あるアプリケーションウィンドウを起動することができるタスクバーを提供する。このような従来技術のシステムは、ユーザに情報を提示するために様々なコントロールタイプを利用している。これらのコントロールタイプのいくつかとして、スクロールバー、拡張可能ショートリスト、スタートメニュー、ダッシュボード、およびアクティブアイテムのみを見えるようにするコントロールが挙げられる。従来のユーザインターフェースの例を図10に示し、その全体を表示1000と呼ぶ。
図10に示すように、表示1000はタスクバー1002を含む。一般に、タスクバー1002は、アイコンを通じて動作環境のアプリケーションまたは機能へのアクセスを提供する、様々なタスクグループまたはセクションを含むことができる。例えば、タスクバー1002のあるセクションは、クイック起動セクション1003を提供することができる。クイック起動セクション1003は、クイック起動セクション1003からスタートするよう適切に構成しておくことができるワープロアプリケーションプログラム、電子メールプログラム、またはコンピューティングシステム上のいずれかの他のプログラムなど、1つまたは複数のアプリケーションプログラムの開始を可能にする。
ライブタスク1004など、タスクバー1002の別のセクションは、現在実行されているタスクを一覧にすることができる。ユーザは、ライブタスク1004から、プログラムに関連付けられている表示ウィンドウにアクセスして、プログラム固有のライブデータと対話することができる。このようなウィンドウの例が、メディア(登録商標)プレーヤ1006ウィンドウである。ユーザは、メディア(登録商標)プレーヤ1006ウィンドウを使って、現在再生している媒体に関するライブ情報を表示させることができ、また、好きなようにメディア(登録商標)プレーヤのアクションを指示することができる。
タスクバー1002のさらに別のセクションがデスクバンド1008である場合がある。デスクバンド1008は、その動作環境用の言語コントロールの例である。
タスクバー1002のあるセクションが通知1010を含む場合もある。通知エリア1010は、アプリケーションプログラムまたはシステムレベルの通信に関するアイコンを提供する。例えば、通知セクション1010中のアイコンを介して、電子メールのステータス、チャットグループの仲間、さらにはボリュームコントロールにアクセスできる。
タスクバー1002は、ライブステータス情報を提供しようとする際にトースト1012を提供する。トースト1012は、基本的には、アプリケーションプログラムからの通信を提供するポップアップウィンドウである。例えば、図示のように、インボックス中にメッセージがあることをユーザに知らせるポップアップメッセージが表示される。
大量の情報が利用可能な場合、タスクバー1002はきわめて雑然としたものになり得る。さらに、エンドユーザに利用可能な様々なタイプのアイコンが一貫していない。さらに、タスクバー1002は、ユーザが直ちにアクセスする必要があるかもしれない情報およびコントロールを容易にユーザに提供しない。さらに、タスクバー1002は、いずれかの情報にアクセスするのに複数ステップのアプローチが必要である。例えば、ユーザは、ボリュームコントロールにアクセスするためには、まず通知セクション1010からボリュームコントロールアイコンを選択しなければならない。これによってボリュームコントロールが表示される。次いで、ユーザは、ボリュームを所望のレベルに合わせることができる。
本発明の一実施形態によるユーザインターフェース構成を図3に示す。表示300にはサイドバー302を示してある。サイドバー302は、ユーザが興味を持っているライブ情報のためのライブデータエリア304、および頻繁に使用されるコントロールのためのプラットフォーム重要コントロールエリア306を含むことができる。ライブデータ304内には、複数のアプリケーションおよび情報アイテムに関連する複数のタイルが存在する場合がある。重要コントロール306はまた、システムまたはアプリケーションパラメータを制御する際に使用される、いずれかの1つまたは複数のアイテムのタイルも含む。
ライブデータ304は、例えば、インターネットまたはネットワークアプリケーション、またはメッセージング、チャット、電子メール、ブラウジングを含むその他の機能へのアクセスを提供することができる「パメラジョーンズオンライン」タイル308を含む。「パメラジョーンズオンライン」タイル308は、個々の連絡先タイル(contact tiles)310をさらに含む。「パメラジョーンズオンライン」308の個々の連絡先タイル310のいくつかは、ライブデータ304内にも表示される。換言すれば、「パメラジョーンズオンライン」タイル308をヘッダとして考えることができ、個々の連絡先タイル310をボディとして考えられる。ライブデータ304の別の例は、電子メール通知タイル312であり、これは、電子メールリスト314を含む。図示のように、電子メール通知312は、2通の新着メールメッセージがあることを表している。これに対応して、電子メールリスト314のトップの2通がハイライト表示されており、それらが新着かつ未読であることを表している。ライブデータ304のさらに別の例はビデオタイル316であり、これは、サイドバー302内でリアルタイムに更新される。サイドバー302は様々に配置することができ、様々な情報を提供することができる。
ユーザは、サイドバー302を修正することができる。ユーザは、必要に応じてタイルの追加、削除、サイズ変更を行うことができ、また、表示されているタイルに対してその他の操作を行うことができる。タイルが追加されるとサイドバーは、その新しいタイルを含め、すべてのタイルが占める表示エリア全体がサイドバーの表示エリアを超えないかどうかを判断する。すべてのタイルがサイドバーにすっかり収まった場合には、その新しいタイルがサイドバーに追加されて表示される。一方、新しいタイルがそのデフォルトのサイズでは収まらない場合には、すべてのタイルが圧縮され、すなわち「つぶされる」。したがって、サイドバー内で既存のタイルと新しいタイル両方のサイズが縮小される。新しいタイルはプレビュー状態で示される。プレビュー状態は、必ずしもタイルの内容を完全に示さない場合がある。プレビューされるタイルの元のサイズが大きすぎる場合、タイルは縮小されるだけでなくカットされる場合がある。プレビューの終わりに新しいタイルは元のサイズ戻り、そのままサイドバーに残るか、あるいは、後で説明するように、オーバーフローエリアに移動される。サイドバー内のその他のタイルは、通常は縮小される。タイルは、すべてのタイルがサイドバー302内で見えるように収まるのに必要なだけ縮小される。
本システムは、いくつかの基準のうちいずれか1つを適用して、残りのタイルをデフォルトのサイズで表示できるようにするためには、どのタイルを、またいくつのタイルをサイドバーから除去する必要があるかを選択する。いずれかのタイルを除去すると、それと同時にその除去されたタイルを表すアイコンが作成される。そのアイコンを、サイドバー302のエリア内に配置されているオーバーフローエリア(図示せず)中に置くことができる。「過剰」なタイルを除去すると、残りのタイルがデフォルトサイズに拡張され得る。
タイルの拡張されたビューは、タイルのタイプおよびタイルのその他の内容によって異なり得る。例えば、図4の画面例400に示すように、「パメラジョーンズオンライン」タイルがフライアウト408中に示されている。フライアウト408内には2種類のカテゴリの表示情報がある。第1のカテゴリはオンライングループ410であり、これは、1つまたは複数のオンラインの個別連絡先およびグループ410を有する場合がある。第2のカテゴリはオフライングループ412であり、これは、たった1つの個別連絡先を有するだけの場合がある。「パメラジョーンズオンライン」の情報がサイドバー402中に表示されている場合、ボディ406は、オンライングループ410とオフライングループ412の両方の個別連絡先を含む。言い換えれば、フライアウト408の2種類のカテゴリは、サイドバー402中で混合される。例えば、オフライン連絡先412A(Harold)は、サイドバー402中のボディ406内に含められ、フライアウト408中に個別連絡先406B(Harold)として表示される。
タイルは、自動モードまたはユーザ要求モードでサイドバーに追加することができる。自動追加は、アプリケーションプログラムのインストールと同時に、また一時的コントロール(transient controls)の操作と同時に行われる。ユーザが要求するタイルの追加は、タイル構成ユーザインターフェースプログラム、またはアプリケーションプログラム内におけるユーザ指示により行われる。タイル追加のモードは、サイドバー内のタイルの優先度、そしてその結果としての位置を決定する。
自動タイル追加に関しては、アプリケーションがインストールされているときに、関連する新しいタイルがサイドバーの底部に追加される。本発明の一実施形態では、サイドバーをプレビューする機会がユーザに与えられる。新しいタイルが追加されると、ユーザは、サイドバーがどのように見えるかを調べることができる。例えば、図7Aに示すように、電子メールインボックスタイル704をサイドバー702に追加すると、その結果、ユーザプロンプト706が表示される。このプロンプト706の助けを借りて、ユーザは、選択的に、インボックスタイル704をサイドバー702内に表示したままにすることができ、あるいは隠すことができる。同様に、図7Bでは、カレンダタイル708のサイドバー702への追加に関するプロンプトがユーザに提示される。ユーザが新しいタイルをサイドバーに示すことを選択すると、新しいタイルがサイドバーの底部に追加される。この効果を図7Cに示す。図7Cでは、電子メールインボックスタイル704およびカレンダタイル708がサイドバー702の底部に置かれている。タイルのサイドバー内の配置は、本発明のその他の態様に従って異なる場合がある。
図8は、ユーザがタイルの配置またはサイズを変更できるようにし、サイドバーの配置を変更できるようにし、また、タイルへのアクセスを保持したままサイドバーを最小化できるようにするために提供されるツールを示す。表示800によって、ユーザは、サイドバー802内のいずれかのタイルの多くのカスタムオプションのうち1つを選択することができる。例えば、ユーザは、オプション804を使用してタイルを縮小することができ、オプション806を使って自動または手動によるサイズ変更を使用可能にすることができ、オプション808を使って、タイルの位置をその他のタイルの上または下に変えることができ、あるいは、オプション810を使って単にタイルを隠すことができる。
前述の説明によって明らかなように、タスクバーとサイドバーは、別個の異なる概念である。タスクバーは、大量のスペースを消費し、本格的なアプリケーションであるアプリケーションのウィンドウを管理することに的を絞っている。利用可能なウィンドウとタスクバー内のアイテムの間の1対1の関係である。ユーザがコンピュータをシャットダウンすると、タスクバー中の実行しているアプリケーションはすべて閉じ、次のログイン時にタスクバー中には存在しない。さらに、以下に詳説するように、サイドバー中に収められている最小化された本格的なアプリケーションは、これらのアプリケーションがタスクバー中で最小化されている場合には利用できない機能を備えている。さらに、サイドバーは、本格的なアプリケーションに加えて、情報を含むことができる。さらに、サイドバー中のその情報はカスタマイズされる。ユーザがコンピュータをシャットダウンした後、次のログイン時に、アプリケーションがサイドバー中に残っている。
一時的タイルおよびリッチ最小化アプリケーション
上記のサイドバー中に示されるタイルのいくつかは、サイドバー中に存在したままであり、サイドバーの外では利用できない。一時的タイル(transient tiles)として知られるその他のタイルは、サイドバーの外に存在するアプリケーションを含むことができ、ユーザの要求があった場合にのみサイドバー中に存在する。例えば、ユーザは、アプリケーションが縮小化された場合にサイドバーに現れるように要求することができる。サイドバー中の縮小化されたアプリケーションは、過度なスペースを消費することなく、そのアプリケーションの基本的な機能を提供することができる。この機能を備えたアプリケーションを、本明細書では「リッチ最小化アプリケーション」または「RMA」と呼ぶ。
図2Aは、本発明の一実施形態を実装するためのシステムを示す。このシステムは、図1に示すようなコンピューティング環境内で動作し、リッチ最小化アプリケーション(a rich minimized application)210、サイドバーコントロール230、およびユーザインターフェース選択コントロール240を含む。
リッチ最小化アプリケーション210は、最小化された場合にも重要な機能を提供することができるアプリケーションである。リッチ最小化アプリケーション210は、利用可能機能選択モジュール212を使って、アプリケーション210が最小化されたときにユーザが利用する可能性が最も高い機能を選択する。多くのアプリケーションは、アプリケーションウィンドウが最小化されたときにもユーザにとって役立つ、何らかの機能セットを備えている。利用可能機能選択モジュール212は、非常に重要なためにアプリケーション210が最小化されたときにも画面上で利用可能にしておかなければならないのがどの機能なのかを判断することができる。モジュール212によって選択される機能は、元の機能セットのサブセット、元の機能セット全体、または元の機能セットには含まれていない追加機能の場合があり、またはそれらを含む場合がある。
挿入モジュール216は、サイドバー、またはアプリケーション210が最小化された後にアプリケーション210が常駐するその他のユーザインターフェースメカニズムへのタイルの挿入を制御することができる。アプリケーション210が最小化の状態から復元され得るように、復元モジュール218を提供することができる。特殊なコントロール220も提供することができる。特殊なコントロール220は、好ましくは、復元ボタンを備えたリッチ最小化アプリケーションのヘッダを含む。復元ボタンを、最小化されたアプリケーションタイルの隣に配置することができる。アプリケーション210の右クリックメニューは、「復元する」「最大化する」「閉じる」を含むコマンドを含むことができる。特殊なコントロール220は、「バーから削除する」オプションをさらに含むことができる。「バーから削除する」オプションは、好ましくは、「このタイルを除去すると、今後、アプリケーションをサイドバーに縮小化することができなくなります」などのメッセージを備えたダイアログボックスを含む。ユーザは、「OK」または「キャンセル」の選択を行う機会がある。
アプリケーション210は、その特殊なコントロールとは別に、その他のいずれかの一時的タイルと同じ挙動を示すはずである。再起動またはログアウトの後も、最小化されたアプリケーション210はサイドバー中に残っているはずである。アプリケーション210のタイルは、いずれかのプロセスの再始動を担当することができ、アプリケーション210はまた、ユーザの復元コマンドを受け取ると、どのアプリケーションを開始すべきかをサイドバーに知らせることができるはずである。
ユーザインターフェース選択コントロール240は、どのアプリケーションをサイドバーに縮小化するか、UIをどこに置くか、またそのアプリケーションがどれだけのスペースを消費するかをユーザが判断できるようにする選択ツールを含む。サイドバーコントロール230は、いつウィンドウが最小化されるかを見張っていることができる。サイドバーコントロールは、必要に応じて、アプリケーションのウィンドウ、アプリケーションのタスクバーボタン、およびアプリケーションのアルトタブエントリを隠すこと、および現すことができる。
最小化された場合にもユーザにコントロールおよび情報を提供したいというアプリケーションは、前述のコンポーネントを使って、リッチ最小化アプリケーションタイルをサイドバー中に挿入することができる。例えば、メディア(登録商標)プレーヤなどのアプリケーションは、サイドバー中に最小化されている間も、再生/一時停止などのコントロール、および歌名などの情報を提供することができる。ユーザが最小化ボタンをクリックすることによって、またはその他の方法でアプリケーションを最小化すると、メインアプリケーションウィンドウが消え、サイドバー中にタイルが現れる。このタイルは、メインウィンドウ中にあった何らかの情報およびコントロールを提供し、したがって、ユーザは、ウィンドウが最小化されても依然としてそれらにアクセスすることができる。
このような機能を提供できるアプリケーションは、クロック、ウィルスチェッカ、またはオンラインの仲間リストのようなアプリケーションを含む。電子メールプログラムは、最小化できるが、しかし特定の電子メールへのアクセスを提供する。TVウィンドウはビデオを提供することができる。メディア(登録商標)プレーヤは、一時停止または再生バーなど、制限された機能を備えてサイドバー中に提供される。本発明の一実施形態では、サイドバーに最小化されたアプリケーションが、その最小化状態でどのコントロールが提供されるかを決定するが、しかし、そのアプリケーションがサイドバー中でどれだけのスペースを占めるかはユーザが決定する。さらなる実施形態では、ユーザがこれらの機能の調整を決定しない場合、アプリケーションがコントロールおよび/または占めるスペースを決定する。
図2B、2Cおよび2Dは、本発明の一実施形態に従ってアプリケーション210がサイドバーに現れ、サイドバーから消えるプロセスを示す。図2Bは、アプリケーション210を最小化するために、ユーザ側から実施する手順を示す。ステップA10で、ユーザはアプリケーション210を最小化する。ステップA12で、ユーザからコマンドを受け取ると、アプリケーションは隠される。ステップA14で、ユーザにサイドバーが見えるようになる。
図2Cは、システム側から見た場合のプロセスをさらに示す。ステップA20で、アプリケーションは、サイドバータイルに関連付けられるようにルーチンを実装する。このルーチンは、タイル識別子およびストリングを実装してタイルを得、また、任意選択でアプリケーションのウィンドウへのポインタも実装する。ステップA22で、アプリケーションはユーザから最小化コマンドを受け取る。ステップA24で、サイドバーは、いつウィンドウが最小化されるかを見張る。サイドバーは、アプリケーションのタスクバーボタンおよびアプリケーションのアルトタブエントリを隠し、ステップA26でタイルを示す。
図2Dは、アプリケーション210がサイドバーに最小化された後、それを復元するための手順を示す。ステップB10で、アプリケーション210はユーザから復元コマンドを受け取る。ユーザは、タイル内の復元ボタンをクリックすることによって、そのコマンドを作成することができる。ステップB20で、アプリケーションは、復元モジュール218などの復元ハンドラが利用可能かどうかを判断する。タイルが復元ハンドラを実装している場合、ステップB60で、サイドバーは、別個のスレッドでその復元ハンドラを呼び出し、ステップB70でタイルを隠す。ステップB80で、サイドバーは、復元が完了した後、元のスレッド上のタイルを処分する。
ステップB20で、タイルが復元ハンドラを実装していない場合、ステップB30でタイルUIが隠され、ステップB40で、サイドバーがそのタイルを処分する。ステップB50で、サイドバーはアプリケーションウィンドウ、タスクバーボタン、アルトタブエントリを復元する。ユーザ側から見た場合、本発明の一実施形態では、ユーザは、より大きいウィンドウに戻したい場合に、タイル内の復元ボタンを選択することができる。復元ボタンはRMAタイル特有の場合がある。復元ボタンを選択することによって、アプリケーションウィンドウが再び開かれ、サイドバーからタイルが除去される。
ユーザは、アプリケーション210をサイドバーに最小化さすることを望まない場合、コンテキストメニューまたは追加/除去タイルページで利用可能な「バーから除去する」オプションを選択することができる。「バーから除去する」を選択すると、アプリケーション210をサイドバーに最小化できなくなる。この場合、ユーザがタイルを単に閉じるだけでなく、それを除去したいのかについての確認がユーザに対してなされる場合がある。ユーザは、追加/除去ページからアプリケーション210を再び追加することができ、アプリケーション210をサイドバーに最小化することが再び可能になる。
サイドバーは、RMAに最小化するアプリケーションにいくつかの機能を提供する。アプリケーションが最小化されると、サイドバーコントロール240は、タスクバーではなくサイドバーを拡大することができる。サイドバーコントロール240は、タスクバーからウィンドウのボタンを除去し、アルトタブメニューからエントリを除去する。ウィンドウが復元されると、サイドバーは、タスクバーボタンおよびアルトタブエントリが再び現れるようにする。
本発明のシステムおよび方法は、様々なタイルを扱う。タイルによっては、常に目に見えるものがある。RMAを現すタイルなど、一時的タイルは、必要に応じて、またはユーザの要求に応じてのみ現れるタイルである。一時的タイルの操作は、図5Aの表示500に示すものを例として最も分かりやすく説明される。サイドバー502内に示す最後のタイルはボリュームコントロールタイル504であり、その下にはオーバーフローエリア506がある。一時的進行バータイル(a transient progress bar tile)508(図5B)が必要とされる場合、このタイルがサイドバー502に追加され、それによってサイドバー502はスペースをつくるために圧縮され、またはつぶされる。このつぶし効果を図5Bの表示507に示す。
つぶされた、または圧縮されたサイドバー510を表示507に示す。つぶされたサイドバー510は、それを構成しているタイルのすべてを、図5Aのサイドバー502における前のサイズから縮小する。このつぶされたプレビュー状態は、ほんの短い間維持されるだけである。サイドバーは、このプレビュー期間の後、圧縮されていない状態に戻り、オーバーフローエリアに一時的タイルがおかれる。この効果を図5Cに示す。図5Cでは、一時的進行バータイル508がサイドバー512から除去され、一時的タイルを現す新しいアイコン514がオーバーフローエリア516中に置かれる。
タイル追加または除去操作の第2のモードには、ユーザ要求による操作が含まれる。ユーザ要求によるタイルの追加または除去は、図6の表示600中に示すような構成インターフェースを介して行われる。この動作環境または前にインストールしたいずれかのアプリケーションプログラムによって、ユーザにオプション画面602を提示することができる。本発明の一実施形態では、オプション画面602は、タイル追加コラムタイル604およびタイル除去コラム606を含む。タイル追加コラム604は、タイル画像608、記載610、および表示ボタン612をユーザに提供する。ユーザは、関連記載610を検索した後、表示ボタン612を選択して、関連タイルがサイドバー内に置かれるようにすることができる。タイルをサイドバー内に置くプロセスは、実質的には、自動タイル追加に関して前に記載したプロセスと同一である。サイドバーの圧縮、およびオーバーフローエリアへのタイルの移動も、事実上同一である。しかし、タイルがオーバーフローエリアに移動される前のタイルの挙動に関して、1つ例外がある。手動で追加されたタイルによってサイドバーのつぶれが生じたとき、オーバーフローエリアに移動されそうになっているタイルはフラッシュする。換言すれば、前に圧縮されている、またはつぶされているサイドバーを拡大する前に、また、いずれかのタイルをオーバーフローエリアに移動する前に、移動されようとしているタイルにユーザの注意を引くことができる。
サイドバーからの既存のタイルの除去には、オプション画面602を介したユーザの要求が伴う場合がある。タイル除去コラム606は、タイル画像608、プロパティアイコン616、および隠しボタン614をユーザに提供する。タイル除去コラム606は、サイドバー内にある既存の除去可能なタイルをすべて一覧にしている。タイル除去コラム606はまた、一時的な性質のタイルを別に示す。一時的タイルは、自動タイルヘッディング618の下で指定される。プロパティアイコン616は、その名前が示唆するように、ユーザがタイル特有の情報を表示させることができるようにする。隠しボタン614によって、サイドバーまたはオーバーフローエリアから関連タイルが除去される。一時的タイルの場合、隠しボタン614は、そのタイルが必要とされる場合にも、そのタイルがサイドバー内に現れることができなくする。
前に述べたように、タイルの追加はまた、アプリケーションプログラム内からユーザが指定することによっても行われる。例えば、1つのアプリケーションは、タイルをサイドバーに追加する標準コントロールを備えることができる。このようなタイルがサイドバーに追加されると、そのタイルは、その他の状況ではバーの底部に置かれるのに対して、この場合、バーの上部に置かれることがある。サイドバー内に十分なスペースがない場合、サイドバーは、他のすべての場合のようにつぶされる。拡大に先立って、低部にあるタイルは、オーバーフローエリアに移動される前にフラッシュする。
図9A〜図9Cは、RMAの使用例を示すスクリーンショットである。図9Aは、タスクバー920とサイドバー902を備えた表示900を示す。タスクバー920は、それぞれオープンアプリケーション906、904を表すアイコン908、910を含む。図9Bは、図9Aのアプリケーション904を最小化したときの画面900を示す。図9Bは、オープンアプリケーション904の代わりに、サイドバー902中に最小化されたアプリケーション912を含む。最小化されたアプリケーション912は、アプリケーションウィンドウを復元してアプリケーションタイルを隠すための復元ボタン934を含むことができる。図9Cに示すように、アプリケーション912はリッチ最小化アプリケーションである。フライアウトウィンドウ914は、ソングオプション916、さらなるアルバムおよびアーティストのディレクトリ917、およびその他の再生オプション918を提供する。アプリケーションは、最小化されているにもかかわらずRMAであるため、それがサイドバー902中に現れている間も機能を提供し続ける。
サイドバー中に存在するリッチ最小化アプリケーションを使って、それらのアプリケーションが最小化されているときでもコントロールおよび情報へのアクセスを提供するよう、標準技術が提供される。ユーザは、どのアプリケーションがこれを行うことができるか、また、それらが最小化されたときどれだけのスペースを占めるかを制御できる。
本発明の好ましい実施形態では、オペレーティングシステムのベンダまたはその他のサードパーティが提供するアプリケーションプログラムインターフェース(API)ルーチンを利用することによって、サイドバーおよびタイルが作成される。この好ましい実施形態の記載例では、オペレーティングシステム環境はマイクロソフト(登録商標)社のWindows(登録商標)である。当業者であれば理解するように、本発明のシステムおよび方法を、本明細書に記載の範囲から逸脱することなく、その他のツールおよびその他のオペレーティング環境内で実装することができる。本発明を実施できるツールの例は、Direct X(登録商標)およびMacromedia(登録商標)を含む。
本明細書に本発明の特定の実施形態を説明し、詳細に記載してきたが、本発明の範囲および意図から逸脱することなく、本発明に様々な変更および修正を加えられることを理解されたい。本明細書に記載の実施形態は、すべての点について、制約することではなく例示することを意図したものである。当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく本発明が関係する別の実施形態も明らかであろう。
上記から、本発明が、本システムおよび方法について明らかであり、かつ固有であるその他の利点と共に、上述のすべての目標および目的を達成するよううまく適合化されえいることがわかろう。特定の機能およびサブコンビネーションが有用であり、その他の機能およびサブコンビネーションを参照することなく利用できることを理解されよう。これについては、添付の特許請求の範囲の範囲内で熟考している。
本発明を実施することができる例示的コンピューティング環境を示す図である。 本発明の一実施形態のシステムの特定のコンポーネントを示す構成図である。 本発明の一実施形態による、ユーザ側から見た場合の、リッチ最小化アプリケーションのサイドバーへの追加を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、システム側から見た場合の、リッチ最小化アプリケーションのサイドバーへの追加を示す流れ図である。 リッチ最小化アプリケーションの復元を示す流れ図である。 本発明を実施するためのサイドバーのスクリーンショットを示す図である。 図3のサイドバーからのタイルのフライアウトを示す図である。 一時的タイルが出現する前のサイドバーを示す図である。 一時的タイルを含む、図5Aのサイドバーを示す図である。 一時的タイルが除去されてオーバーフローエリアの置かれた後の、図5Bのサイドバーを示す図である。 タイルをサイドバーへ追加する、またはサイドバーから除去するというユーザの要求を容易にするための、本発明の一実施形態による例示的画面を示す図である。 タイルがデフォルトサイズで表示されているサイドバーを示す図である。 タイルの1つがサイズ変更されている、図7Aのサイドバーを示す図である。 ユーザがサイドバーをカスタマイズするのに利用可能な例示的オプションメニューと共に、サイドバーを示す図である。 オープンアプリケーションを示すスクリーンショットの図である。 サイドバーに最小化された図9Aのアプリケーションを示すスクリーンショットの図である。 サイドバーに最小化されたアプリケーションで利用可能な重要機能を示すスクリーンショットの図である。 当技術分野で知られているタスクバーの実施形態を示す図である。

Claims (36)

  1. ユーザ対話スキームを提供するためのコンピューティングシステムにおける方法であって、最小化コマンドを受け取るとアプリケーションを最小化するステップと、前記最小化されたアプリケーションを表すためのタイルを表示するステップと、前記タイルを介して、選択されたアプリケーションの機能へのアクセスを提供するステップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記選択されたアプリケーションの機能は、元のアプリケーションの機能のサブセットを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択されたアプリケーションの機能は、元のアプリケーションの機能のすべてを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記アプリケーションにおいて利用可能ではない追加機能へのアクセスを提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記最小化コマンドを受け取るとアプリケーションウィンドウを隠すステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記最小化コマンドを受け取るとタスクバーのアプリケーションボタンを隠すステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記最小化コマンドを受け取ると前記アプリケーションに関連するアルトタブエントリを隠すステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記タイルをサイドバーに表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記タイルを介してアクセス可能なフライアウトメニューを通じて、前記アプリケーションの機能の前記サブセットへのアクセスを提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  10. 前記タイルを介してアクセス可能な復元ボタンをユーザに提供して、前記ユーザが前記アプリケーションを最大化できるようにするステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  11. 前記タイルを介して利用可能な機能を前記アプリケーションが選択できるようにするための、利用可能機能選択モジュールを提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  12. ユーザが前記タイルのサイズを決定できるようにするステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  13. 請求項1に記載の方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  14. サイドバーの使用を通じてユーザ対話スキームを提供するためのコンピューティングシステムにおける方法であって、
    アプリケーションを最小化するユーザコマンドを受け取ると、サイドバーに前記アプリケーションを移動させるステップと、
    前記サイドバー中の前記最小化されたアプリケーションからの、前記アプリケーションに属する機能の少なくともサブセットへのアクセスを提供するステップとを含むことを特徴とする方法。
  15. 前記アプリケーションにおいて利用可能ではない追加機能へのアクセスを提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記アプリケーションへのアクセスを提供するために、前記サイドバーにタイルを挿入するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 前記最小化するユーザコマンドを受け取るとアプリケーションウィンドウを隠すステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  18. 前記最小化するユーザコマンドを受け取るとタスクバーのアプリケーションボタンを隠すステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  19. 前記最小化するユーザコマンドを受け取ると前記アプリケーションに関連するアルトタブエントリを隠すステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  20. 前記タイルを介してアクセス可能なフライアウトメニューを通じて、前記アプリケーションの機能の前記サブセットへのアクセスを提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  21. 前記タイルを介してアクセス可能な復元ボタンをユーザに提供して、前記ユーザが前記アプリケーションを最大化できるようにするステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 前記タイルを介して利用可能な機能を前記アプリケーションが選択できるようにするための、利用可能機能選択モジュールを提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  23. ユーザが前記タイルのサイズを決定できるようにするステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  24. 請求項12に記載の方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  25. 様々な情報アイテムへのユーザアクセスを提供するためのシステムであって、複数のタイルを収めるためのサイドバーと、前記サイドバーにタイルを挿入するための挿入モジュールを含む少なくとも1つのアプリケーションであって、該アプリケーションが前記サイドバーにタイルで表されているときに前記アプリケーションの選択された機能が前記タイルを介して利用可能なままのアプリケーションと、選択したアプリケーションを前記サイドバーに置くことをユーザが命令できるようにするためのユーザインターフェースツールとを含むことを特徴とするシステム。
  26. 前記タイルの使用により前記アプリケーションを復元するための復元モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  27. 前記タイルを介して利用可能なアプリケーションの機能を選択するための利用可能機能選択モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  28. 前記アプリケーションを前記サイドバーから除去できるようにするための特殊なコントロールをさらに含むことを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  29. 最小化コマンドを受け取ると、タスクバーのアプリケーションボタンと、アルトタブエントリと、アプリケーションウィンドウとを隠すためのサイドバーコントロールをさらに含むことを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  30. 前記タイルを介してアクセス可能な前記アプリケーションの機能のサブセットへのアクセスを提供するためのフライアウトメニューをさらに含むことを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  31. 最小化されたアプリケーションへのアクセスをユーザインターフェースを介して提供するためのシステムであって、アプリケーションが、機能のフルセットのうちの少なくともサブセットを含む選択された機能を最小化時に提供できるようにするための利用可能機能選択モジュールと、タイルを表示させ、かつ、前記選択された機能へのアクセスを提供するためのタイル挿入モジュールとを含むことを特徴とするシステム。
  32. 前記ユーザインターフェース内において前記タイルを収めるためのサイドバーを含むことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  33. 前記タイルの使用により前記アプリケーションを復元するための復元モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  34. 前記アプリケーションを前記サイドバーから除去できるようにするための特殊なコントロールをさらに含むことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  35. 最小化コマンドを受け取ると、タスクバーのアプリケーションボタンと、アルトタブエントリと、アプリケーションウィンドウとを隠すためのサイドバーコントロールをさらに含むことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  36. 前記タイルを介してアクセス可能な前記アプリケーションの機能のサブセットへのアクセスを提供するためのフライアウトメニューをさらに含むことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
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