JP2007521101A - 外科処置用マイクロバーリング器具 - Google Patents

外科処置用マイクロバーリング器具 Download PDF

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Abstract

【解決手段】内側管状部材を同軸に保持する外側管状部材を含んでいる外科処置用マイクロバーリング器具が提供されている。外側管状部材は、近位部と、遠位部と、近位部から遠位部まで伸張する中央ルーメンとを画定している。遠位部は、ポケットと挺子先端部を形成している。ポケットは、底壁と、これと反対側の上開口部とを有している。挺子先端部は、ポケットの遠位側に伸張している。内側管状部材は、ポケットの中に入るバーを形成している。最終組み立て状態では、バーの少なくとも一部は、ポケットの上開口部を通して外側管状部材から露出している。挺子先端部は、粘膜のような軟組織を持ち上げ易くすると共に、鼻甲介骨又は鼻中隔骨/軟骨のような接触している硬い組織を切削するのに適当な位置に、ポケットを介してバーを位置決めし易くするように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は外科処置用バーリング器具に関する。より具体的には、本発明は、その遠位先端部が、外科処置の一環として組織を分離する際に役立つように作られ、鼻中隔形成術及び鼻甲介形成術にとりわけ有用な、外科処置用マイクロバーリング器具に関する。
洞部異常を矯正し又は対処するために、多くの手法が開発されている。そのような手法の一つに鼻中隔形成術として知られている処置があるが、これは鼻中隔の変形を矯正するために行われるものである。鼻中隔は、概略的には、前部の軟骨(鼻中隔軟骨)と、粘膜として知られている組織の薄膜に覆われた後部の薄骨とを備えている。鼻中隔は、正常であれば真っ直ぐである。しかしながら、経年に伴い、鼻中隔は、どちらかの側に曲がってしまうか、又は軟骨又は骨の不規則な棚が現れる傾向があり、その結果、鼻中隔彎曲症に至ることもある。鼻中隔形成術は、この鼻中隔の変形を矯正するために行われる。大まかにいえば、鼻の内側に小さな切開を施し、鼻中隔の粘膜被覆を、軟骨及び骨から持ち上げて剥がす。鼻中隔の彎曲した部分を取り除き又は真っ直ぐにしてから(彎曲した軟骨及び/又は骨を切除又は辺縁切除するなどして)、鼻の被覆粘膜を元の位置に戻す。次いで、鼻中隔軟骨及び骨を望ましい正中位置に保つために、鼻にスプリットやパックなどを入れる。現在では、鼻中隔形成術を完遂するには、コットル挺子、鑿、及び骨刀のような多数の手動器具が必要である。広く受け入れられてはいるが、これら手動器具を使用するには、骨及び/又は軟骨を除去する際に粘膜が裂けないように、鼻中隔両側の粘膜弁を持ち上げる必要があり、上顎稜の彎曲した部分にしかアクセスすることができず、かなり時間のかかる処置になっている。鼻甲介骨の粘膜下除去(例えば、鼻甲介形成術)のような他の洞部外科処置でも同じような懸念が起きることはいうまでもない。
他の、これとは無関係の耳鼻科(ENT)手術に使用するための電動式外科処置器具が開発されている。例えば、米国特許第6,214,009号では、外側管部材内に回転可能に収容されている内側バーアッセンブリを含む電動式鼻形成術用のバーが記載されており、同特許の教示を参考文献として本願に援用する。或る実施形態では、外側管部材は、バーを露出させるウインドウ又はポケットから横方向外向きに伸張する彎曲したウイング又はフラップを形成している。ウイング又はフラップは、鼻形成術をやり易くするために特別に設けられている。しかしながら鼻中隔形成術にとっては、それらウイング又はフラップは極めて好ましくない。加えて、記載されている鼻形成術用バー器具を使用して鼻中隔形成術を行う場合には、別にコットル挺子(又は同様の挺子装置)が必要になる。
対照的に、米国特許第6,503,263号には、遠位端に歯状切削先端部を有する内側管状部材が外側管状部材内に往復運動可能に同軸保持されている、電動式微小切除器具が記載されている。外側管状部材は、挺子先端部を遠位方向に伸ばした状態で切削先端部を露出させるウインドウ又はポケットを形成している。この式微小切除器具は、軟骨組織だけを取り除く下鼻甲介整復術を行う場合には非常に有能ではあるが、鼻中隔形成術や鼻甲介骨の粘膜下除去などで本来求められる硬い骨又は軟骨組織の除去に用いる場合には不向きである。更に、記載の挺子先端部の輪郭は、例えば鼻中隔形成術に必要な空間条件を満たしていない。
米国特許第6,214,009号明細書 米国特許第6,503,263号明細書
外科処置用マイクロバーリング又は微小辺縁切除器具を使った鼻中隔再建は、非常に有望であり、現在受け入れられてはいるが多数の手動器具を必要とする手法に伴う複雑さを無くすことができる。あいにく、現在利用可能なマイクロバーリング器具は鼻中隔部位の要件を満たすように設計されてはいない。従って、とりわけ鼻中隔形成術を行い易くした外科処置用洞部マイクロバーリング器具が必要とされている。
本発明の或る態様は、内側管状部材を同軸に保持する外側管状部材を備えている外科処置用マイクロバーリング器具に関する。外側管状部材は、近位部、中間部、遠位部、及び近位部から遠位部まで伸張する中央ルーメンを画定している。更に、遠位部分は、ポケットと挺子先端部を形成している。ポケットは、中央ルーメンと流体接続されており、底面と、これと反対側の上開口部とを有している。挺子先端部は、ポケットの遠位側に伸張している。内側管状部材は、中央ルーメン内に回転可能に収容され、その遠位端はバーを形成していて、ポケットの中に入っている。最終組み立て状態では、バーの少なくとも一部は、ポケットの上開口部を通して外側管状部材から露出した状態になる。或る好適な実施形態では、ポケットの底面の1つ又は複数の開口部と潅注源とを流体接続する潅注管が設けられている。何れにしろ、挺子先端部は、鼻の被覆粘膜のような軟組織を持ち上げ易くすると共に、接触した組織の切削又はバーリングにとって適切な位置に、ポケットを介して、バーを位置決めし易くするように構成されている。或る実施形態では、挺子先端部のバーに対する位置は、最終的に組み立てられると同時に固定されるが、別の実施形態では、挺子先端部はバーに対して軸方向に可動である。
本発明の別の態様は、外科処置目標部位でマイクロバーリングを行う方法に関する。本方法は、外側管状部材と内側管状部材とを含んでいる外科処置用マイクロバーリング器具を用意する段階を含んでいる。外側管状部材は、遠位部と中央ルーメンを含んでいる。遠位部は、ポケットと挺子先端部を形成している。ポケットは、中央ルーメンと流体接続されており、底面の反対側に上開口部を形成している。挺子先端部はポケットの遠位側に伸張している。内側管状部材は、中央ルーメン内に回転可能に収容され、その遠位端がバーを形成していて、ポケットの中に入っており、且つポケットに対して少なくとも部分的に露出している。器具の遠位端は手術部位に配置される。挺子先端部を操作して、目標部位で、軟組織を硬い組織から分離する。器具の遠位端は、バーの露出した部分が目標部位の硬い組織に接触するように配置される。バーを回転させて、接触した硬い組織の一部を取り除く。最後に、挺子先端部を目標部位から取り外す。或る好適な実施形態では、本方法は、前記軟組織が鼻中隔粘膜であり、前記硬い組織が鼻中隔軟骨と鼻中隔骨の内の少なくとも一方を含んでいる、鼻中隔形成術である。
外科処置用マイクロバーリング器具10の或る好適な実施形態を図1に示す。器具10は、外側管状アッセンブリ12と内側管状アッセンブリ14を含んでいる(図1参照)。外側管状アッセンブリ12は、外側ハブ16と外側管状部材18を含んでおり、内側管状アッセンブリ14は、内側ハブ20と内側管状部材22(図2に図示)を含んでいる。内側管状部材22は、外側管状部材18の中に同軸に入る大きさに作られており、バー24を形成している。後で詳しく説明するが、マイクロバーリング器具10は、洞部外科処置、例えば鼻中隔形成術又は鼻甲介形成術、を最適に行えるように構成されている。
外側管状部材18は、外側ハブ16から遠位方向に伸張している。このために、外側ハブ16は、当技術で既知の多種多様な形態を採ることができる。加えて、或る実施形態では、潅注管30が、外側管状部材18の外部に固定されている。この構造の場合は、潅注管30の一方の端に、潅注管30と潅注溜め(図示せず)を流体接続するためのコネクタ32が設けられている。潅注管30の反対側の端は、外側管状部材18の一部に流体接続されているが、これについては後で詳しく説明する。代わりに、外側管状アッセンブリ12は、外側管状アッセンブリ18を介して潅注液を内部的に送出できるようになっていてもよい。更には、潅注機構自体を全く省いてもよい。
図2に示すように、外側管状部材18は、近位部40、中間部42、遠位部44、及び中央ルーメン46を画定している細長い管状体である。中央ルーメン46は、近位部40から遠位部44まで伸張している。これに関しては、後で詳しく説明するが、遠位部44は、中央ルーメン46と流体連通しているポケット又はウインドウ48(図2参照)を形成している。同様に、近位部40は、その近位端50が開口しており、中央ルーメン46内で内側管状部材22を容易に位置決めできるようになっている。
近位部40は、外側ハブ16を受け入れることができるようになっており、従ってそれに相応しい外径を有している。しかしながら、外側管状部材18の残りの部分は、所望の洞部処置が行えるように選択された比較的一様な外径と、内側管状部材22を回転可能に受け入れるために選択された比較的一様な内径とを提供している。例えば、或る実施形態では、中間部42並びにポケット48に近接する遠位部44は、内径が約3.5mmで、鼻中隔術の一環として内側管状部材22/バー24を組み付け易く、且つ使用し易くなっている。或いは、他の寸法を採用してもよい。
外側管状部材18の遠位部44の或る好適な実施形態を、図3A及び図3Bに詳しく示している。先に説明したように、遠位部44は、中央ルーメン46と流体連通しているポケット48を形成している。具体的には、遠位部44は、近位部分60、ポケット48、及び挺子先端部62を含んでいる。近位部分60は、中間部42(図2)と連続するように作られており、中央ルーメン46に連続する閉じた管状部となっている。詳しくは後で説明するが、ポケット48は、近位部分60の遠位側に形成されており、ポケット48の遠位側には挺子先端部62が形成されている。
ポケット48は、底面72、終面74及び相対する両側面76を形成し、底面72の反対側に上開口部78を画定する側壁70によって画定されている(図3A参照)。或る実施形態では、ポケット48を潅注管30(図1)と流体接続する1つ又は複数のポート80が、底面72を貫通して形成されている。図3Aの断面図を見るとよく分かるように、側面76(図3Aに片側を図示)は、上開口部78の周囲部を画定する縁部82で終端している。これについて、縁部82は、近位帯84、中間帯86、及び遠位帯88を含んでいる。近位帯84は、近位部60から(図3Aの向きで見て)概ね下向きに或る傾斜で伸張している。或る実施形態では、この傾斜伸張部は、含み角αを、中央ルーメン46の中心軸Aに対して100度から140度の範囲となるよう、最適には120度となるように形成している。中間帯86は、近位帯84から概ね直線状に(即ち、中心軸Aに平行に)伸張している。或る実施形態では、図3Aの縦断面図において、中間帯86は中心軸Aと整列している。何れの場合も、上記含み角αは、縦断面図の近位帯と中間帯84、86の間に画定されている。最後に、遠位帯88は、中間帯86から(図3Aの向きで見て)下向きに伸張している。或る実施形態では、縁部82の遠位帯88は、縦断面図では曲線を画定しており、この曲線が挺子先端部62に連続している。何れにせよ、好適なポケット48は、最終組み立て状態でバー部分24の比較的大きな部分が露出する(図2)ように比較的広い上開口部78を提供している。或いは、ポケット48は他の寸法及び/又は構造を採用してもよい。
挺子先端部62は、ポケット48から、具体的にはその最遠位端90から遠位方向に伸張している。これに関して、挺子先端部62は、上面100と下面102を含んでおり、両面の合体により遠位端104が画定されている。上面100は、概略的には近位領域106と遠位領域108で画定されている。近位領域106は、ポケット縁部82の遠位帯88から、望ましくは(図3Aの向きで見て)遠位帯88によって画定された曲率と概ね同じ曲率で僅かに上向きに湾曲しながら伸張している。遠位領域108は、近位領域106から(図3Aの向きで見て)上向きに(縦断面で)略直線状に伸張している。この場合、遠位領域108の上向伸張部は、ルーメン46の中心軸Aに対する含み角βを10度から50度の範囲に画定している。図3Aと図3Bに示す実施形態では、含み角βは凡そ20度であり、遠位終点104が(図3Aの向きで見て)中心軸A並びにポケット縁部82の中間帯86に重なるか又はその僅か下に位置するようになっている。下面102は、上面100の遠位領域108の傾斜伸張部にほぼ沿うように湾曲しているのが望ましい。この実施形態では、挺子先端部64の遠位終点104がポケット48から認識できる程度に離れているように、挺子先端部62は、遠位側伸張部(即ち、ポケット48の最遠位端90と挺子先端部62の遠位端104の間の長手方向距離)が、少なくとも0.05インチ(1.27mm)、より望ましくは少なくとも0.1インチ(2.54mm)、更に望ましくは少なくとも0.139インチ(3.53mm)の長さを有している。
上記遠位部44の各種特徴/寸法は変更することができ、そのような変更も本発明の範囲内にある。例えば、図4Aと図4Bは、別の実施形態の遠位部120を示している(図2に示す外側管状部材18に類似の管状部材の一部として設けられる)。遠位部120は、遠位部44(先に説明した図3A及び図3B)と同様であり、近位部60、ポケット48、及び挺子先端部122を含んでいる。近位部60とポケット48は、或る実施形態では、先に記載のものと同一である。更に、挺子122は、この場合も、遠位端128で接続している上面124と下面126を含んでいる。上面124は、近位領域130と遠位領域132を含んでいる。近位領域130は、ポケット縁部82の遠位帯88の曲率と同じ上向きの曲率を画定している。遠位領域108(図3A)に比べて、遠位領域132は(縦断面で)小さな曲率半径を有している。遠位領域132は、近位領域130から(図4Aの向きで見て)略上向きに伸張しており、縦断面で略直線状であるのが望ましい。このために、遠位領域132の伸張部は、ルーメン46の中心軸Aに対して含み角βを約40度に画定し、遠位端128は中心軸A及びポケット縁部82の中間帯86の上方に位置している(図4Aの向きで見て)。しかしながら、この場合も、遠位端128は、ポケット48の最遠位端90から少なくとも0.1インチ離れて位置している。
厳密な形態には関係なく、或る実施形態では、遠位部44(図3A)又は120(図4A)は、外側管状部材18(図2)の残りの部分とは別に形成され、その後で組み付けられる。この製作技法を用いると、遠位部44、120は、精密な製造許容誤差を適用し易い材料で製作することができる。例えば、或る実施形態では、遠位部44、120を熱処理した17−4ステンレス鋼で製作し、外側管状部材の残りの部分を304ステンレス鋼材で製作している。何れにしろ、そのように製作された遠位部44、120は、レーザー溶接などで外側管状部材18の中間部42に固定される。
図2を再度参照し、更に図5を参照すると分かるように、内側管状部材22は内側ハブ20から伸張している。或る好適な実施形態では、内側ハブ20は、使用中に内側管状部材22を自動的に回転させるように操作することのできるハンドピース(後に詳しく説明する)に選択的に取り付けられるように作られている。
先に説明したように、内側管状部材22は、その遠位端にバー24が形成されている。バー24は、様々な形状を呈することができ、回転させると体組織を切削又は剥離させることができるようになっている。この様に、バー24は、複数の切削溝138を形成している。円筒形のバー形状を示しているが、球形、半球形、楕円形及び洋梨形の形状など、限定するわけではないが、それらの形状を含め他の形状を使用することもできる。
或る実施形態では、内側管状部材22は、その近位端142から伸張する中央ルーメン140を画定している。図5に示すように、バー24の遠位端144は、中央ルーメン140に開口している孔146を形成している。代わりに、中央ルーメン140に流体接続されている、外側を伸張する通路を、バー24に近接して形成してもよい。何れにしろ、中央ルーメン140は、下記のように、マイクロバーリング器具10(図1)の吸引導管として機能する。
図1及び図2に示すように、マイクロバーリング器具10は、内側管状部材22を外側管状部材18の中に中央ルーメン46を通して同軸配置することにより組み立てられる。内側ハブ20は外側ハブ16に当接する。このために、内側ハブ20のバー24に対する位置と、外側ハブ16のポケット48に対する位置により、図6を見ればよく分かるように、ポケット48内のバー24の所望の配置が規定される。具体的には、内側管状部材22は、バー24がポケット48内にあり且つポケット48に設けられた上開口部78を通して外側管状部材18から露出するように、外側管状部材18内に同軸に配置される。或る実施形態では、バー24の遠位端144と、ポケット48の遠位端面74、具体的には最遠位端90との間に、間隙150が画定されている。間隙150は、ポケット48内でのバー24の自由な回転を保証するためのみならず、潅注液を送出するため(潅注管30など)の十分な空間、及び/又は内側管状部材22によって設けられる吸引ルーメン140を通して組織を除去するための十分な空間を提供するためにも、設けられるのが望ましい。或る好適な実施形態では、間隙150は、長手方向の寸法が、0.0145インチから0.0255インチ(0.368mmから0.648mm)までの範囲にあり、更に望ましくは0.020インチ(0.508mm)である。代わりに、バー24は、ポケット48の面74の遠位端に更に近接して配置してもよい。
本発明のマイクロバーリング器具10は比較的真っ直ぐなものとして示しているが(例えば、図1に関して、外側管状部材18は比較的真っ直ぐである)、所望の処置がやり易くなるのであれば、他の構成を採用してもよい。例えば、図7は、鼻中隔形成術にとって有用性の高い代わりの実施形態によるマイクロバーリング器具160を示しているが、この器具も、外側管状アッセンブリ162と内側管状アッセンブリ164とを含んでいる。外側及び内側管状アッセンブリ162、164は、或る実施形態では、それぞれ先に説明した外側及び内側管状アッセンブリ12、14(図1)に極めて類似している。しかしながら、図7の代わりの実施形態の器具170の場合、外側及び内側管状アッセンブリ162、164は、器具160の遠位端部分168の近くに僅かな曲がり(全体を符号166で図示)が形成されている。或る実施形態では、曲がり166は、器具160の近位部分170の中心軸Bに対して、角θが、10度から14度の範囲にあり、より望ましくは約12度である。この曲がり166は、鼻中隔形成術の処置時に、遠位端部分68を正しく位置決めする際にとりわけ役に立つ。曲がり166の領域で内側管状アッセンブリ164の必要な回転(バー(符合指定なし)をその遠位端で回転させる場合など)を円滑に行えるようにするため、内側管状部材(図7では隠れているが、図2の内側管状部材22と同種のもの)は、可撓性で、螺旋ラップ技術など適当な材料で形成されることが望ましい。代わりに、他の構造を採用することもできる。
本発明のマイクロバーリング器具は、最終組み立て状態では挺子先端部がバーに対して空間的に固定されるように説明してきたが、他の構成とすることもできる。例えば、図8は、本発明による他の実施形態のマイクロバーリング器具200の遠位部を示している。マイクロバーリング器具200は、遠位端にバー204を有する内側管状部材202と、中間管状部材206と、外側管状部材208とを含んでいる。概略的に説明すると、外側管状部材208は、挺子先端部210を形成し、中間管状部材206に沿って軸方向に可動であり、バー204に対して図8に示した位置から後退させることができるようになっている。
内側管状部材202は、先に説明した内側管状部材22(図2)と同一であるのが望ましい。また、中間管状部材206は、挺子先端部を形成していない点を除き、先に説明した外側管状部材18(図2)と同様であるのが望ましい。代わりに、中間管状部材206は、バー204を露出させるウインドウ212を画定しており、このウインドウは、組織を持ち上げ易くするようには構成されていない湾曲した遠位壁213で終端している。或る実施形態では、中間管状部材206の外側に潅注管(図示していないが、図2の潅注管30と同様)が構造的に接続されており、ウインドウ212に流体連接続されている。
外側管状部材208は、挺子先端部210に近接してポケット214を形成している。この点に関し、挺子先端部210は、ポケット214が取り得る、上記各種形態の何れの形態を取ってもよい。図8の実施形態では、ポケット214は、本来ならば外側管状部材208によって画定され、その近位部(図示せず)まで伸張しているはずの中央ルーメン216に対して開いている。中央ルーメン216は、外側管状部材208を中間管状部材206に滑動可能に同軸外挿できる大きさに作られている。すなわち、外側管状部材208は、中間管状部材206の外径に沿って図8の矢印「A」で示される方向に、軸方向に滑動可能である。この様に、外側管状部材208は、外鞘として機能し、ステンレス鋼などのような各種材料で作ることができる。
或る実施形態では、外側管状部材208は、潅注管(図示していないが図2の潅注管30と同様)に外挿される(図示しない)スロットを形成しており、潅注管は何らかのやり方で中間管状部材206に取り付けられ、外側管状部材208が中間管状部材206に対して回転するのを防いでいる。また、ハブ構成要素(図示せず)が、外側管状部材208の近位端に接続され、外側管状部材208を中間管状部材206に対して所望の軸方向位置で選択的に係止することができるように構成されているのが望ましい。
最終組み立て状態及び使用中は、外側管状部材208を中間管状部材206に沿って滑動させることにより、バー204に対する挺子先端部210の軸方向位置を変えることができる。この構造では、挺子先端部210の露出長は、所望の組織持ち上げ又は分離処置を行うために、選択的に伸ばすことができる。その後、挺子先端部210をバー204に対して軸方向に後退させ、構造によっては、バー204の領域から完全に取り外すこともできる。
更に別の実施形態によるマイクロバーリング器具250の一部を、図9Aと図9Bに示している。図8の器具200と同様に、マイクロバーリング器具250は、遠位端にバー254を有する内側管状部材252と、中間管状部材256と、外側管状部材258とを含んでいる。この場合も、外側管状部材258は、挺子先端部260を形成しており、中間管状部材256に沿って軸方向に可動であり、従ってバー254に対して軸方向に可動である。
内側管状部材252は、そのバー254部分を含め、先の実施形態と同一であるのが望ましい。中間管状部材256も、先に述べた中間管状部材206(図8)と同様で、ウインドウ262を形成しており、挺子先端部のないのが特徴である。図8の実施形態と比べて、ウインドウ262は大きな開口部を画定しており、その側面264は(図9Aの向きで見て)少ししか上向きに伸張していない。最後に、或る実施形態では、潅注管266が、中間管状部材256の外部に取り付けられ、ウインドウ262に流体接続されている。
外側管状部材258は、挺子先端部260に近接してポケット268を形成している。この場合も、挺子先端部260は、上記何れの形態を取ってもよい。ポケット268と、具体的には縁部272で終端してポケット268を画定している側壁270は、先に述べたポケット48(図3A)と大きさ及び形状が同様で、外側管状部材258で形成されている中央ルーメン274に流体接続されているのが望ましい。また、側壁270は、最終組立て状態では潅注管266が入る大きさに作られたスロット276を、縁部272と反対の側に形成している。何れにしろ、中央ルーメン274は、中間管状部材256に同軸に外挿され、これに対して軸方向に滑動可能となる大きさに作られている。この様に、最終組み立て状態では、挺子先端部260は、バー254に対して、図9Bの矢印「B」で示す方向に軸方向に可動で、外側管状部材258が外鞘の働きをしている。図9Aと図9Bの実施形態では、潅注管266とスロット276の間の相互作用によって、外側管状部材258が中間管状部材256に対して回転するのが防止される。代わりに、スロット276及び/又は潅注管266は、構成を変えて、排除し又は置き換えてもよい。
正確な形態はどうであれ、本発明のマイクロバーリング器具10、160、200、250は、各種洞処置を行うのに役立ち、とりわけ鼻中隔形成術の構成要素として有用であることが分っている。一例ではあるが、図1及び図2の実施形態に示すように、組み立てられた器具10が洞部目標部位に展開される。例えば、鼻中隔形成術の場合、挺子先端部62を鼻中隔の粘膜層と器具10の間に進め、次いで、これをうまく操縦して挺子先端部62を介して粘膜層を鼻中隔軟骨又は骨から持ち上げ又は上昇させる。器具10が、(図8の器具200又は図9A及び図9Bの器具250のように)挺子先端部62をバー24に対して軸方向に動かせるように作られている場合、粘膜層を持ち上げる前に、挺子先端部62をバー24に対して軸方向に伸張させる。十分に持ち上げた後、バー24を目標の鼻中隔軟骨及び/又は骨に対して位置決めする。次いで、内側管状部材22を外側管状部材18に対して回転させて、バー24が接触している軟骨及び/又は骨を取り除く(例えば、切削又は剥離する)。挺子先端部62をバー24に対して軸方向に動かせる場合、挺子先端部62は、バー24の回転前、回転中、又は回転後に後退させることができる。何れの場合も、ポケット48とバー24、従って目標部位は、例えばポケット48に流体接続されている潅注管30を介して、周期的又は連続的に潅注液で洗い流される。また、ポケット48、従って目標部位は、内側管状部材22の中央ルーメン140(図5)を通して周期的又は連続的に吸引され、ポケット48及び目標部位から剥離された組織が取り除かれる。所望量の軟骨及び/又は骨組織を取り除いたら、バー24の回転を停止し、器具10を目標部位から取り出して、鼻の被覆粘膜がその元の位置に戻ることができるようにする。鼻中隔を概ね正中線に沿わせて確実に配置できるように、必要に応じてスプリント又はパックを鼻腔に入れる。
上記鼻中隔形成術の他にも、本発明のマイクロバーリング器具10、160、200、250を使って、様々な洞部処置を行うことができる。例えば、鼻甲介骨又は鼻中隔骨/軟骨の粘膜下除去は、本発明の器具を用いて実現することができ、鼻甲介骨を(その他の軟組織の除去に加えて)切削又は切除するためには比較的侵襲的な切開が必要な現行の技法とは対照的に、目標部位への十分なアクセスを提供するのに必要な穿刺は比較的小さくて済む。簡単に言えば、本発明のマイクロバーリング器具は、軟組織を硬い組織から持ち上げて、次に硬い組織(又はその一部)を侵襲性をできる限り抑えながら取り除く多種多様な外科処置を行うのに有用である。例えば、脊椎の骨棘突起の筋膜下及び軟骨膜下除去は、本発明に従って容易に実現することができる。
何れにしろ、或る実施形態では、マイクロバーリング器具10、160は、図10に示す電動式ハンドピースに取り付けられる。ハンドピース280は、当技術で既知の各種形態を取ることができ、或る好適な実施形態では、Medtronics-Xomedから市販されているStraightShot電動式ハンドピースである。
本発明の外科処置用マイクロバーリングは、これまでの設計に勝る際立つ改良を提供している。洞部外科処置、例えば鼻中隔形成術の場合、マイクロバーリング器具を使用すれば、現在受け入れられている、複数の手動工具を必要とする技法に勝る、明確な利点が提供される。本発明に付帯する挺子先端部は、(鼻の被覆粘膜などの)軟組織を(鼻中隔軟骨及び/又は骨などの)硬い組織から容易に持ち上げ又は上昇させ、回転可能なバーを目標部位に内視鏡下で位置決めすることができる。
以上、本発明を好適な実施形態に関連付けて説明してきたが、当業者には理解頂けるように、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更を形態及び細部について施すことができる。
本発明による外科処置用マイクロバーリング器具の側面図である。 図1の器具の分解側面図である。 図1の器具の外側管状部材の遠位部分の拡大側面図である。 図3Aの拡大上面図である。 本発明による外側管状部材の別の実施形態の遠位部分の拡大断面図である。 図4Aの上面図である。 図1の器具の内側管状部材部分の拡大断面図である。 図1の器具の遠位領域の拡大断面図である。 本発明による別の実施形態のマイクロバーリング器具の側面図である。 本発明による別の実施形態のマイクロバーリング器具の遠位部分の拡大断面図である。 本発明による別の実施形態のマイクロバーリング器具の遠位部分の拡大分解図である。 図9Aの器具の一部の断面図である。 電動式ハンドピースに組み付けられた図1の器具の斜視図である。

Claims (29)

  1. 近位部と、中間部と、遠位部と、前記近位部から前記遠位部まで伸張する中央ルーメンと、を有する外側管状部材であって、前記遠位部が、前記中央ルーメンに流体接続され、且つ、底面及びこれと反対側の上開口部を有するポケットと、前記ポケットの遠位側に伸張している挺子先端部とを形成している、前記外側管状部材と、
    前記中央ルーメン内に回転可能に収容されている内側管状部材であって、その遠位端は前記ポケット内に配置されるバーを形成し、最終組み立て状態では、前記バーの少なくとも一部が前記ポケットの前記上開口部を通して前記外側管状部材から露出している、前記内側管状部材とを備えている、外科処置用マイクロバーリング器具。
  2. 前記ポケットは、最遠位端で終端しており、更に、前記挺子先端部は、前記ポケットの前記最遠位端に対して遠位方向に少なくとも0.05インチ伸張している、請求項1に記載の器具。
  3. 前記挺子先端部は、前記ポケットの前記最遠位端から伸張している上面を含んでおり、前記上面は、近位領域と遠位領域を含んでおり、前記遠位領域の少なくとも一部は、前記近位領域から、縦断面において、或る傾斜で伸張している、請求項2に記載の器具。
  4. 前記遠位領域の前記傾斜伸張部は、前記外側管状部材の中心軸に対して10度から50度の範囲の含み角度を画定している、請求項3に記載の器具。
  5. 前記含み角は約20度である、請求項4に記載の器具。
  6. 前記含み角は約40度である、請求項4に記載の器具。
  7. 前記挺子先端部の前記上面の前記近位領域の少なくとも一部は、前記ポケットの前記最遠位端から下向きに伸張している、請求項3に記載の器具。
  8. 前記近位領域は、縦断面において、湾曲している、請求項7に記載の器具。
  9. 前記挺子先端部は遠位端で終端しており、更に、前記ポケットの前記底面が前記上開口部の下方に位置するように前記外側管状部材が向いているとき、前記遠位端は前記ポケットの前記最遠位端の横方向上方に位置している、請求項1に記載の器具。
  10. 前記遠位部は、前記ポケットの近位側に近位部分を更に含んでおり、前記近位部分は管を形成しており、更に、前記ポケットは、前記近位部分から下向きに傾斜して伸張する近位帯を含んでいる上縁部を有する側壁により画定されている、請求項1に記載の器具。
  11. 前記近位帯の傾斜伸張部は、前記近位部分の中心軸に対して100度から140度の範囲の含み角を画定している、請求項10に記載の器具。
  12. 前記含み角は約120度である、請求項11に記載の器具。
  13. 前記上縁部は、前記近位帯から前記近位部分の中心軸に平行に伸張する中間帯を更に含んでいる、請求項10に記載の器具。
  14. 前記上縁部は、前記近位帯から伸張する中間帯と、前記中間帯から伸張する遠位帯とを更に含んでおり、前記遠位帯は、前記中間帯に対して下向きに伸張している、請求項10に記載の器具。
  15. 前記下面は、潅注源に流体接続されている少なくとも1つの開口部を形成している、請求項1に記載の器具。
  16. 前記外側管状部材に沿って外部を伸張し、前記少なくとも1つの開口部に流体接続されている潅注管を更に備えている、請求項15に記載の器具。
  17. 前記ポケットは、最遠位端で終端しており、更に、最終組み立て状態では、前記バーの遠位端は、前記最遠位端から長手方向に離れている、請求項1に記載の器具。
  18. 前記外側管状部材を通って伸張している、切削された組織を吸引するための吸引通路を更に備えている、請求項1に記載の器具。
  19. 前記内側管状部材は、前記吸引通路を画定しているルーメンを形成し、前記バーはその遠位端に開口部が形成されており、更に、前記開口部は前記内側管状部材の前記ルーメンと流体連通している、請求項18に記載の器具。
  20. 前記外側管状部材の前記中間部は長手方向の曲がりを画定している、請求項1に記載の器具。
  21. 前記長手方向の曲がりは、前記近位部によって画定される中心軸に対して約12度である、請求項20に記載の器具。
  22. 前記器具は、鼻中隔形成術に使用されるようになっている、請求項1に記載の器具。
  23. 前記挺子先端部は、前記バーに対して選択的に軸方向に可動である、請求項1に記載の器具。
  24. 前記内側管状部材と前記外側管状部材の間に同軸に設けられた中間管状部材であって、前記バーの少なくとも一部を露出させる遠位側ウインドウを形成している中間管状部材を更に備えており、
    前記外側管状部材は、前記中間管状部材に滑動可能に外挿されている、請求項23に記載の器具。
  25. 人体の外科処置目標部位でマイクロバーリング処置を行う方法において、
    外科処置用マイクロバーリング器具を用意する段階であって、前記器具は、
    近位部と、中間部と、遠位部と、前記近位部から前記遠位部まで伸張する中央ルーメンと、を有する外側管状部材を備えており、前記遠位部は、
    前記中央ルーメンに流体接続され、且つ底面と、これと反対側の上開口部とを有するポケットを形成しており、前記ポケットの遠位側には挺子先端部が伸張しており、前記中央ルーメン内には内側管状部材が回転可能に配置されており、前記内側管状部材の遠位端は、前記ポケットの中に入るバーを形成し、前記バーの少なくとも一部は前記ポケットの前記上開口部を通して露出するように作られている、器具を用意する段階と、
    前記器具の遠位端を前記目標に配置する段階と、
    前記挺子先端部を操作して、前記目標部位で軟組織を硬い組織から分離する段階と、
    前記バーの前記露出部分が前記目標部位の前記硬い組織に接触するように、前記器具の前記遠位端を位置決めする段階と、
    前記バーを回転させて、前記接触している硬い組織の一部を除去する段階と、
    前記挺子先端部を前記目標部位から取り外す段階と、から成る方法。
  26. 前記外科処置用マイクロバーリング器具は、前記挺子先端部が前記バーに対して軸方向に可動であるように構成されており、前記方法は、
    前記挺子先端部を操作して硬い組織から軟組織を分離する前に、前記バーに対して前記挺子先端部を伸張させる段階と、
    前記硬い組織から前記軟組織を分離した後で、前記バーに対して前記挺子先端部を後退させる段階と、を更に含んでいる、請求項25に記載の方法。
  27. 前記方法は、前記軟組織が鼻中隔粘膜で、前記硬い組織には鼻中隔軟骨と鼻中隔骨の少なくとも一方が含まれている、鼻中隔形成術に関係する、請求項25に記載の方法。
  28. 前記方法は、前記軟組織が粘膜で、前記硬い組織が鼻甲介骨である、鼻甲介形成術に関係する、請求項25に記載の方法。
  29. 前記方法は、前記硬い組織が骨であるような、脊椎の骨棘突起の整復に関係する、請求項25に記載の方法。
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