JP2007521036A - 成形したタブを含む締着部材 - Google Patents

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Abstract

例えば、使い捨て吸収性物品に使用される締着部材が開示される。締着部材は、縦方向及び横方向に延びて、横方向中心線を有する。締着部材は、ベースパネルと、ベースパネルから横方向に延びる成形したタブとを含む。成形したタブは、縦方向中心線、横方向中心線、遠位部分、及び近位部分を有する。成形したタブは、成形した上縁部及び成形した下縁部を含む輪郭縁部を有する。成形した上縁部と成形した下縁部は、縦方向へ相対的に移動した場合に成形したタブの縦方向中心線に対して対称であり、また締着部材の横方向中心線に対して非対称である。

Description

本発明は、ベースパネルと、同パネルから延びる成形したタブとを含む締着部材に関する。より具体的には、本発明は、物体の一部分を別の部分に締着するために使用されてよい締着部材に関する。
締着装置は広く知られており、使用されている。使い捨て吸収性物品は、締着装置を備える一例である。使い捨て吸収性物品上に設けた締着装置とは、使用時にいわゆるオープンタイプの吸収性物品(例えば、おむつ)のクロージャを形成するものか、又はいわゆるプルオンタイプの吸収性物品(例えば、おむつ)の腰周囲の大きさを調節するものである。使い捨ておむつ上の締着装置の従来の配置では、同装置の締着部材は、吸収性おむつの横方向に平行な方向に延びるように設けられて、おむつを締着するために、また腰開口部の画定した大きさを形成するために、締着部材は横方向に引っ張られる。これにより、おむつを着用者の腹部区域で保持する横方向の張力が提供される。しかし、締着装置によりつくられるこの画定した腰の大きさは、着用者の動きで起こる身体の大きさの変化に適応できないので、着用者の腹部の大きさが、締着装置により形成される画定した大きさより小さくなるとき、おむつは着用者から滑り落ちる/ずり落ちる傾向がある。更に、腹部の大きさが、締着装置により形成される画定した大きさより大きくなるとき、身体がおむつを着用者上の異なる位置(典型的には、最初の適合箇所より低い、小さい領域)に押す傾向があるか、又はおむつが腹部の上で非常にきつくなって、皮膚に跡をつけるか若しくは着用者にとって不快になる傾向がある。
このような問題を解決するために多くの試みが行われている。米国特許第5,383,871号(カーリン(Carlin)ら、1995年1月24日発行)は、着用者に吸収性物品を固定するための閉鎖装置を開示している。閉鎖装置は、主に低運動ゾーン内で適合する着用者周囲の主要引っ張り線を提供して、動的適合を高め、また吸収性コアを適所に固定するので、使用中に滑らない/ずれない。閉鎖装置により確定した主要引っ張り線は、着用者に傾斜した向きに配置される。好ましい実施形態では、閉鎖装置は特有のデザインのテープ状タブを備え、着用者が、着用者周囲の「傾斜した向きの」主要引っ張り線を容易に形成できる。米国特許第5,603,794号(トーマス(Thomas)、1997年2月18日発行)は、使い捨て吸収性物品と共に使用するための傾斜した向きのテープ状タブの製造方法を開示している。テープ状タブは、使い捨ておむつの機械方向か又は縦方向中心線に対して傾斜した向きに設けられて、着用者の腰周囲の適合及び収容を改善する。しかし、これらの資料は、テープ状タブの指向性を提供するも、トリム(縁取り)をつくらない、容易で経済的な製造作業を可能にする特有のデザインのテープ状タブを開示していない。
前記に基づいて、締着部材の指向性を提供できる締着部材の必要がある。トリムをつくることなく、容易に経済的に製造できる締着部材の必要もある。既存の吸収性物品には、本発明の利点と効果のすべてを提供するものはない。
本発明は、締着部材に関する。締着部材は、縦方向及び横方向に延びて、横方向中心線を有する。締着部材は、ベースパネルと、同パネルから横方向に延びる成形したタブとを含む。成形したタブは、縦方向中心線、横方向中心線、遠位部分、及び近位部分を有する。成形したタブは、成形した上縁部及び成形した下縁部を含む輪郭縁部を有する。成形した上縁部と成形した下縁部が互いに、縦方向へ相対的に移動した場合に成形したタブの縦方向中心線に対して対称であり、締着部材の横方向中心線に対して非対称である。
引用されるすべての文献は、その関連部分において本明細書に参考として組み込まれ、いずれの文献の引用もそれが本発明に関連する先行技術であることの容認として解釈されるべきではない。
本明細書は、本発明を特定して指摘し明白に請求する特許請求の範囲にて結論とするが、次の好ましい実施形態の説明を添付図面と関連して読むことにより、本発明を更によく理解できると考えられる。
本明細書で使用するとき、用語「含む」とは、最終結果に影響しない他の工程及び他の成分も加え得ることを意味する。この用語には、「からなる」及び「から本質的になる」という用語が包含される。
本明細書で使用するとき、用語「吸収性物品」とは、身体排出物を吸収して収容する装置を指し、更に具体的には、着用者の身体に押し付けて又は近接して配置されて、身体から排出される種々の排出物を吸収して収容するデバイスを指す。本明細書において、用語「使い捨て可能な」とは、洗濯、又は吸収性物品として修復若しくは再使用することを通常意図しない(すなわち、その物品を、1回の使用後に廃棄するか、好ましくは、リサイクルするか、堆肥化するか、又はそうでなければ環境に適応した方法で処分することを意図する)吸収性物品を説明するのに使用される。本明細書で使用するとき、用語「配置された」とは、おむつの(1つ又は複数の)要素が、おむつの他の要素と共に一体の構造物として、又はおむつの他の要素へ接合される別個の要素として、特定の場所又は位置に形成される(接合され位置付けられる)ことを意味するのに使用する。本明細書で使用するとき、用語「接合した」とは、ある要素を他の要素に直接固着することによりその要素に直接固定する構成と、ある要素を中間部材に固着して、その中間部材を他の要素に固着することにより他の要素に間接的に固定する構成とを包含する。本明細書で使用するとき、用語「おむつ」とは、一般に乳幼児及び失禁者により胴体下部の周囲で着用される吸収性物品を指す。本発明はまた、失禁用パンツ、失禁用下着、吸収性挿入物品、おむつホルダ及びライナー、女性用衛生衣類など、その他の吸収性物品にも適用可能である。本明細書で使用するとき、用語「縦方向」とは、吸収性物品を着用したときに、起立した着用者の体を左半分と右半分に二等分する垂直面と概ね並び合う(例えば、ほとんど並行する)吸収性物品の平面における線、軸線、又は方向を指す。本明細書で使用するとき、用語「横断方向」又は「横方向」とは、互換可能であり、縦方向に概ね垂直に交わる吸収性物品の平面における線、軸線、又は方向を指す。
図1は、本発明の締着部材48を有するおむつ20の斜視図である。図1の線II〜IIに沿った断面図を示す図2と、加えて、広げた形体の図1のおむつ20の平面図を示す図3とに関し、おむつ20は、着用者に面する内側表面26、対向する外側表面28、縦方向中心線L、及び横方向中心線Tを有する。おむつ20は、おむつのほぼ縦方向に通る縦方向側縁部22と、おむつ20のほぼ横方向に、縦方向側縁部22間に通る横方向終縁部24も有する。おむつ20の周囲は、縦方向側縁部22と横方向終縁部24によって画定される。おむつ20は、前側腰部区域36と、後側腰部区域38と、前側腰部区域36と後側腰部区域38との間に配置された股部区域40とを更に有する。
おむつ20は、シャーシ54と、シャーシ54に接合した締着部材48とを含む。シャーシ54は、図3に示すような広げた形体において、ほぼ四角い形状を有する。シャーシ54は、横方向終縁部58と縦方向側縁部56とを有する。シャーシ54の横方向終縁部58は、好ましくは、おむつ20の横方向終縁部24を画定する。シャーシ54の縦方向側縁部56は、好ましくは、少なくとも股部区域40においておむつ20の縦方向側縁部22を画定する。シャーシ54は、液体透過性トップシート30と;液体不透過性バックシート32と;好ましくはトップシート30とバックシート32との少なくとも一部分の間に位置する吸収性コア34と;吸収性コア34から横方向外向きに延びるサイドフラップ44とを含む。サイドフラップ44は、近位フラップ74と遠位フラップ76を有する。シャーシ54は、股部区域40において縦方向側縁部22に隣接して配置した弾性外側レッグカフ42を更に含む。弾性外側レッグカフ42は、基部68と、基部68とガスケットカフ70との接合部72で基部68により支持されるガスケットカフ70とを有する。ガスケットカフ70は、弾性材46を備え、接合部72から横方向内向きに延びる内側カフ81と、接合部72から横方向外向きに延びる外側カフ83とを有する。図1に示すシャーシ54は、バリアレッグカフ52と弾性的ウエスト機構(図示せず)を含んでもよい。締着部材48は、接着剤、又は熱及び圧力による取り付けなど、いずれか既知の手段で、シャーシ54の縦方向側縁部56に隣接して接合し、またトップシート、バックシート、吸収性コア、弾性外側レッグカフ、バリアレッグカフ、又はこれらの組み合わせなど、シャーシ54を構成する要素に接合して、吸収性コア34から横方向外向きに延びている。図1に示す実施形態では、締着部材48は、熱及び圧力による取り付けで、バックシート32に接合している。締着部材48は、耳パネル又はベースパネル49と、成形したタブ51の広げた形体で耳パネル49から横方向外向きに延びる成形したタブ51とを含む。(図1及び図3は、横方向内向きに折り畳んだ成形したタブ51を示している。)締着部材48は、締着材料100も有する。ランディングゾーン部材94が前側腰部区域36に設けられて、締着部材48の締着材料100と共におむつ20のクロージャを形成する。
液体透過性トップシート30は、好ましくは、吸収性コア34の身体面表面に隣接して位置し、当該技術分野において既知のいずれかの取り付け手段により、同表面に及び/又はバックシート32に接合されてよい。トップシート30は、好ましくは、順応性があって柔らかい感触であり、着用者の皮膚に刺激がない。更に、トップシート30の少なくとも一部分は液体透過性であって、液体がその厚さを容易に通過できる。好適なトップシート30は、多孔質発泡体;網状発泡体;孔あきプラスチックフィルム;あるいは天然繊維(例:木質繊維又は綿繊維)、合成繊維(例:ポリエステル繊維又はポリプロピレン繊維)、若しくは天然繊維と合成繊維の組み合わせの織布ウェブ又は不織布ウェブなど、広範囲の材料から製造されてもよい。好ましくは、トップシート30は、吸収性コア34に収容された液体から着用者の皮膚を分離するために、疎水性材料から作製されるか、又は疎水性であるように処理される。トップシート30が疎水性材料から作製される場合、好ましくは、トップシート30の少なくとも上面が親水性であるように処理されて、液体はトップシートを通って更に迅速に移動する。
液体不透過性バックシート32は、一般に、吸収性コア34の衣類面表面に隣接して位置するおむつ20の部分である。バックシート32は、中に吸収され収容される排出物が、ベッドシーツ及び下着など、おむつ20に接触することがある物品を汚すのを防ぐ。好ましい実施形態では、バックシート32は、液体(例:尿)に対して不透過性であり、約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有する熱可塑性フィルムなどの薄いプラスチックフィルムを含む。好適なバックシートフィルムとしては、インディアナ州テレホート(Terre Haute)のトレドガーインダストリーズ社(Tredegar Industries Inc.)により製造され、X15306、X10962、及びX10964の商品名で販売されるものが挙げられる。他の好適なバックシート材料には、おむつ20から蒸気を逃がすものの、排出物がバックシート32を透過するのを防ぐ通気性材料が挙げられてもよい。代表的な通気性材料としては、織布ウェブ、不織布ウェブ、フィルムコーティング不織布ウェブなど複合材料、及びESPOIR NOの名称で日本の三井東圧株式会社(Mitsui Toatsu Co.)により製造されるような、またEXXAIREの名称でテキサス州ベイシティー(Bay City)のエクソンケミカル社(EXXON Chemical Co.)により製造されるような微小多孔性フィルムなどが挙げられる。ポリマーブレンドを含む好適な通気性複合材料が、HYTRELブレンドP18−3097の名称でオハイオ州シンシナティ(Cincinnati)のクロペイ社(Clopay Corporation)から入手可能である。バックシート32は、織布又は不織布で被覆されて、より布様の外観をおむつに付与してもよい。
吸収性コア34は、ほぼ圧縮可能で、快適で、着用者の皮膚に刺激がない、また尿及び他の身体の排出物などの液体を吸収及び保持し得るいかなる吸収性材料を含んでもよい。吸収性コア34は、縦方向側縁部と終縁部を有し、多種多様の寸法及び形状(例:四角形、砂時計形、「T」字状、非対称など)で製造可能であり、また一般にエアフェルトと称される粉砕木材パルプなど、使い捨ておむつ及び他の吸収性物品において一般に使用される多種多様の液体吸収性材料を含んでもよい。その他の好適な吸収性材料の例としては、縮みセルロース詰め物(creped cellulose wadding);コフォームを含むメルトブローポリマー;化学的に剛化、変性又は架橋されたセルロース繊維;ティッシュラップとティッシュラミネートとを含むティッシュ;吸収性フォーム;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;吸収性ゲル材料;又は他のあらゆる既知の吸収性材料若しくはこれらの材料の組み合わせが挙げられる。いずれの場合も、コアの全体又は一部分が、コアが引き延ばされたときに糞便物質が流れ込むことができる開口部をコアに形成できるスリットを含んでもよい。吸収性コア34の形体及び構成は様々であってもよい(例えば、吸収性コア又は他の吸収性構造体は、様々なキャリパーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、又は低平均密度ゾーン及び低平均坪量獲得ゾーンを有してもよく;あるいは1以上の層又は構造体を含んでもよい)。しかし、吸収性コア34の全吸収能力は、設計負荷、おむつ20の意図される用途に適合性があるべきである。
バリアレッグカフ52は、シャーシ54の縦方向側縁部56に隣接して接合している。図2に示す実施形態では、バリアレッグカフ52は、既知のいずれかの手段により、バリアレッグカフ52の近位縁部66でトップシート30上に接合している。バリアレッグカフ52は、液体不透過性及び/又は疎水性であってもよい不織布材料など、いかなる既知の材料を含んでもよい。バリアレッグカフ52は、近位縁部66から横方向内向きに延びて横方向内側部分62の遠位端に弾性材料を備える横方向内側部分62を有し、同部分62をトップシート30から間隔をあけて上向きに離して、身体の排出物の漏れへのバリアとして役立つ。
図1、図2、及び図3に示すサイドフラップ44は、図2に示す実施形態において、吸収性コア34から横方向外向きに延びるように、シャーシ54の縦方向側縁部56に隣接して配置されている。サイドフラップ44は、好ましくは、液体不透過性及び/又は疎水性である材料で形成される。サイドフラップ44は、吸収性コア34に横方向に至近の近位フラップ74と、近位フラップ74から横方向外向きに延びる遠位フラップ76とを有する。近位フラップ74及び遠位フラップ76は、一体的材料で形成されてもよく、別の方法としては、互いに接合される別個の材料で形成されてもよい。サイドフラップ44は、単層の材料で形成されてもよく、2層以上の材料で形成されてもよい。
図1、図2、及び図3に示す弾性外側レッグカフ42は、サイドフラップ44と弾性材料46とを含む。外側レッグカフ42は、基部と、基部68とガスケットカフ70との接合部72で基部68によって支持されるガスケットカフ70とを有する略T字状のカフである。用語「略T字状」とは、おむつがゆるんだ形体であるとき、基部が、ガスケットカフの内側カフと外側カフとの間の接合部でガスケットカフから枝分かれして、断面図において、基部が内側カフとある角度を形成し、外側カフとある角度を形成することを意味する。それ故に、基部は、内側カフ及び外側カフと90°の角度を形成してもよく、90°以外の角度を形成してもよい。基部68は、近位フラップ74を含み、吸収性コア34の縦方向側縁部と接合部72との間で延びている。ガスケットカフ70は、遠位フラップ76を含み、基部68の頂部上に配置される。ガスケットカフ70は、図2に示すように、接合部72から横方向内向きに延びる内側カフ81と、接合部72から横方向外向きに延びる外側カフ83とを有する。ガスケットカフの上部表面86は、図2に示すような断面図においてほぼ平坦な表面を有するが、図1に示すような弾性材46によってつくられるギャザーで形成される、縦方向におけるある程度の起伏を有してもよい。ガスケットカフ70は、複数本の弾性ストランド、単一の弾性ベルトなどの弾性材46を備える。
締着部材48は、耳パネル又はベースパネル49と、成形したタブ51の広げた形体で耳パネル49から横方向外向きに延びる成形したタブ51とを含む。耳パネル49及び成形したタブ51は、一体的材料で形成されてもよく、互いに接合した別個の材料で形成されてもよい。図4及び図5に示す実施形態では、成形したタブ51の一部分が耳パネル49と一体的に形成されている。締着部材48は締着材料100も有し、ランディングゾーン部材94と共におむつ20のクロージャを形成する。
耳パネル49は、プラスチックフィルム、天然繊維(例えば、木質繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維又はポリプロピレン繊維)、若しくは天然繊維と合成繊維の組み合わせの織布ウェブ又は不織布ウェブなど、いかなる材料を含んでもよく、これらの材料のいかなる組み合わせを含んでもよい。耳パネル49は、好ましくは、従順で柔らかい感触であり、使用中に耳パネル49が着用者の皮膚に接触するとき、着用者の皮膚に刺激がない。更に、耳パネル49の少なくとも一部分は、蒸気透過性であってもよく、蒸気がその厚さを容易に通過できる。図5に示す実施形態では、耳パネル49は、プラスチックフィルム53と、プラスチックフィルム53上に積層した不織布55とを含み、おむつ20が使用されるとき、不織布55は着用者の身体に面し、プラスチックフィルム53は外向きに面する。耳パネル49は伸縮性を有してもよいので、同パネル49は、おむつを着用者の身体上で維持する力を提供できる。
成形したタブ51は、耳パネル49の延伸部を含んでもよく、耳パネル49に接合した別個の材料を含んでもよい。図5に示す成形したタブ51は、前部分57、連結部分59、及び後部分61を含む。後部分61は、耳パネル49の延伸部を含む。前部分57は、耳パネル49及び/又は連結部分59と同じ材料を含んでもよく、異なる材料を含んでもよい。前部分57は、成形したタブ51の把持部分として役立つ。連結部分59は、好ましくは、耳パネル49の材料と異なる材料を含む。これにより、例えば剛性及び伸縮性に関して、耳パネル49の材料と異なる特性を有する連結部分59を提供できる。連結部分59は、プラスチックフィルム、織布、不織布、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。好ましくは、連結部分59は、耳パネル49より硬い。好ましくは、連結部分59は、耳パネル49より伸縮性がない。耳パネル49より硬い及び/又は伸縮性がない連結部分59は、耳パネル49で生じた力をそこを通して縮小して伝達する。連結部分はまた、耳パネル49に生じた力のために耳パネル49につくられたしわも縮小して伝達する。連結部分49は、接着手段63を備え、連結部分49の一部分を後部分61及び前部分57に接合する。
締着材料100が、成形したタブ51上に設けられる。締着材料100は、おむつ20の確実なサイドクロージャをもたらすために、ランディングゾーン部材94と係合するための締着手段を提供することを意図している。故に、締着材料100は、複数個のフック102と、フック102を支持するためのベース基材104とを備える第1フック締着材料106を含む。ベース基材104は、接着手段63を介して、成形したタブ51の連結部分59に接合される。フック102は、ランディングゾーン部材94内に十分に係合するように、耳パネル49の表面を超えて突き出していることが好ましい。用語「フック」の使用は、相補的なランディングゾーン部材と係合するのに適合する限り、係合要素が当該技術分野で既知のいかなる形状を含んでもよいという意味において、非限定的であるべきだということを理解されたい。第1フック締着材料106は、おむつ上のサイドクロージャをつくるためのいかなる周知の形体及び固定手段を含んでもよい。第1フック締着材料106は、成形したタブ51の横方向に間隔をあけて位置する2個のフック締着材料を含むのが好ましい。第1フック締着材料106のそれぞれは、概ね、成形したタブ51の縦方向に延び、また第1フック締着材料106のそれぞれの間に間隙が設けられる。理論に束縛されることを望むものではないが、締着材料間の間隙は、締着材料の片方において発生した誘発された応力が同材料のもう片方に伝達されるのを低減するのに貢献し、また、同材料の片方で発生した誘発された応力の伝達によって、同材料のもう片方が分離するのを防ぐと考えられる。間隙は、約3mm〜約15mm、好ましくは約5mm〜約13mm、より好ましくは約7mm〜約11mmの横方向の幅を有してもよい。締着材料100は、複数個のフック102を備える第1フック締着材料106を含むものの、同材料100は、おむつ20の横方向に間隔をあけて位置する第1接着材料を含んでもよい。
締着材料100はまた、第1フック締着材料106間の間隙に設けた第2接着材料108も有してよい。第2接着材料108は、連結部分59の接着手段63を含んでもよく、異なる接着手段を含んでもよい。第2接着材料108は、補足的締着手段を提供する。第2接着材料108はまた、おむつ20の使用前に、図1に示すように、成形したタブ51を一時的に耳パネル49に取り付けるための手段として役立つ場合がある。あるいは、第2接着材料108は、バックシート32に接合されることにより、汚れたおむつを巻いて固定し、処理するための手段として役立つ場合がある。バックシート32の外側表面がプラスチックフィルムを含むとき、フック手段がプラスチックフィルムと係合しないので、そのような接着材料108は特に有用である。
図1に示すように、締着材料100を有する成形したタブ51が耳パネル49上に重ねて置かれて耳パネル49の不織布55と係合するように、締着部材48は折り畳まれてもよい。この形体では、成形したタブ51は、本明細書で下記に説明する仕切り線110に沿って折り畳まれてもよい。あるいは、締着部材48は、成形したタブ51又は耳パネル49のいかなる箇所で折り畳まれてもよい。例えば、締着部材48は、図4に示すように、線106A、106B、又は106Cに沿って折り畳まれてもよい。締着部材48が線106A又は106Bに沿って折り畳まれるとき、第2接着材料108は、第1フック締着材料106のどちらかの上に重ねて置かれる。これにより、第2接着材料108はフック102の頭部だけに接触するので、同材料108の接着性が低下するのを防ぐことができる。
締着部材48は、特有の形を有するように設計されて、同部材48の指向性を提供し、またトリムをつくることなく容易に経済的に製造される。図6は、ベースパネル又は耳パネル49と、成形したタブ51とを含む締着部材48の拡大平面図を示している。締着部材48は、おむつ20の縦方向及び横方向それぞれに対応する縦方向及び横方向に延びている。成形したタブ51は、ベースパネル又は耳パネル49から横方向に延びるように配置されている。耳パネル49及び成形したタブ51は、想像線として図6に示すような縦方向に延びる仕切り線110で分割されてもよい。締着部材48は、横方向中心線T1も有する。締着部材48の横方向中心線T1は、図6で仕切り線110を上半分と下半分に等分割する横方向に延びる線として画定できる。
耳パネル49は、横方向上縁部112、横方向下縁部114、縦方向前縁部116、及び縦方向後縁部118を有するほぼ四角形である。図6に示す実施形態では、横方向上縁部112と横方向下縁部114は平行であり、また縦方向前縁部116と縦方向後縁部118も平行である。横方向上縁部112と横方向下縁部114は平行であるので、耳パネル49の縦方向の長さVは、耳パネル49の横方向に沿ったどの点においても一定のはずである。耳パネル49の縦方向の長さVがこのように一定であるので、本明細書で下記に説明するように締着部材48が連続して製造されるとき、いかなるトリムもつくられることがない。耳パネル49の縦方向のそのような一定の長さVが横方向に沿って維持される限り、横方向上縁部及び横方向下縁部は、湾曲しても、波形でも、他のいかなる形でもよい。図6に示す実施形態では、仕切り線110は縦方向前縁部116とそろっている。仕切り線110は、耳パネル49の残部と同じ縦方向の長さVを有すると共に、成形したタブ51に至近の縦方向の線として画定される。成形したタブ51の区域における縦方向の長さは、タブの所望の形により変化し、縦方向の長さのそのような変化が、成形したタブに「形」を付与する。換言すれば、仕切り線110は、締着部材48が耳パネル49から成形したタブ51に向かって移るとき、同部材48の縦方向の長さを変え始めるための境界線である。
成形したタブ51は、耳パネル49から横方向に延びている。成形したタブ51は、輪郭縁部124及び仕切り線110で囲まれている。成形したタブ51は、縦方向中心線L2及び横方向中心線T2を有する。縦方向中心線L2は、成形したタブ110の最大横幅Wを二等分する縦方向に延びる線として画定できる。最大幅Wは、仕切り線110から、仕切り線110から横方向に最も離れた輪郭縁部124上の点までの幅として決定できる。成形したタブ51は、横方向に配置した遠位部分120及び近位部分122も有する。遠位部分120及び近位部分122を、縦方向中心線L2で分離してもよい。横方向中心線T2は、縦方向中心線L2を上半分と下半分に等分割する横方向に延びる線として画定できる。縦方向中心線L2と横方向中心線T2は、中心点Xで交差する。図6に示す仕切り線110は、成形したタブ51の輪郭縁部124で妨げられないものの、輪郭縁部124の形次第で、同線110は図6に点線で示すような輪郭縁部124で妨げられてもよい。
成形したタブ51の輪郭縁部124は、締着部材48の横方向中心線T1で分離することにより画定される成形した上縁部126及び成形した下縁部128を含む。故に、成形した上縁部126は、締着部材48の上半分において輪郭縁部124と仕切り線110が交差する点Dから、輪郭縁部124と締着部材48の横方向中心線T1が交差する点Eまで延びている。成形した下縁部128は、点Eから、締着部材48の下半分において輪郭縁部124と仕切り線110が交差する点Fまで延びている。縦方向中心線L2は、締着部材48の上半分において、成形した上縁部126と点Aで交差し、また締着部材48の下半分において、成形した下縁部128と点Bで交差している。横方向中心線T2は、輪郭縁部124と点Cで交差している。
点Dと点Eとの間で延びる成形した上縁部126と、点Eと点Fとの間で延びる成形した下縁部128は、特有の形を有する。図7に示すように、成形した上縁部126と成形した下縁部128は、締着部材48の横方向中心線T1に対して非対称であることが重要である。成形した上縁部126と成形した下縁部128は、縦方向へ相対的に移動した場合に成形したタブ51の縦方向中心線L2に対して対称であることも重要である。図7に概略的に示すように、連続線で示す成形した上縁部126を、点による想像線126で示すように、成形した下縁部128に向かって縦方向へ相対的に移動させる。このように移動して成形した上縁部126の、点による想像線は、成形したタブ51の縦方向中心線L2に対して、成形した下縁部128と対称である。図7では、成形した上縁部126を縦方向へ相対的に移動させているものの、成形した下縁部128を成形した上縁部126に向かって縦方向へ相対的に移動させてもよい。
成形した上縁部126及び成形した下縁部128の特有の形は、指向性を有する、またトリムをつくることなく容易に経済的に製造できる締着部材を提供するために重要である。成形した上縁部126と成形した下縁部128の、締着部材48の横方向中心線T1に関する非対称性により、成形したタブ51の指向性がもたらされる。縦方向(中心線L2)へ相対的に移動した場合に成形した上縁部126と成形した下縁部128が、成形したタブ51の縦方向中心線L2に対して対称であるために、トリムを形成することなく、容易に経済的に連続して締着部材を製造できる。
成形したタブ51の指向性は、概ね、同タブ51の遠位部分120の形で認識できる。図6に示す成形したタブ51の遠位部分120は、矢印Mで示すような下向きの指向性をもたらすように設計されている。より具体的には、指向性は、遠位部分120において点Aと点Cとの間で延びる遠位上縁部の特有の形と、遠位部分120において点Cと点Bとの間で延びる遠位下縁部の特有の形とで認識できる。成形したタブ51の中心点Xからの最長距離で、遠位上縁部の形と遠位下縁部の形とを比較することが便利である。図6に示すように、遠位上縁部は、中心点Xからの最長距離で間隔をあけたその上の点Gを有する。遠位下縁部は、中心点Xからの最長距離で間隔をあけたその上の点Hを有する。点Hと中心点Xとの間の最長距離は、好ましくは、点Gと中心点Xとの間の最長距離より長い。中心点Xからのそのような距離の差のために、ユーザは遠位部分120の指向性を認識する。中心点Xと点Hとの間の最長距離は、横方向中心線T2に対して下方へ約30°〜約60°の間の角度Sで存在することが好ましい。中心点Xと点Gとの間の最長距離は、横方向中心線T2に対して上方へ約30°〜約60°の間の角度Tで存在することも好ましい。中心点Xと点Hとの間の最長距離は、中心点Xと点Gとの間の最長距離の約120%以上であることが更に好ましい。中心点Xと点Hとの間の最長距離は、中心点Xと点Gとの間の最長距離の約200%以下であることも好ましい。
成形したタブ51の遠位部分120は、好ましくは、点G及び点H、それぞれに隣接する丸い上隅部130及び丸い下隅部132を有してもよい。丸い上隅部130は、丸い下隅部132より大きい曲率半径を有することが好ましい。これは、成形したタブ51の形を画定して、指向性をもたらすのにも貢献している。
成形したタブ51の近位部分122は、成形した上縁部126上の凹部134と、成形した下縁部128上の凹部136とを有してもよい。凹部134は、成形した上縁部126上の点Dと点Aとの間で延びて、縦方向へ相対的に移動した場合に点Eと点Bとの間で延びる丸い下隅部132と対称的な形を有する。凹部136の少なくとも一部分は成形した下縁部128上の点Bと点Fとの間で延びて、点Aと点Eとの間で延びる丸い上隅部130と対称的な形を有する。凹部134及び/又は凹部136は、横方向に引っ張る力により耳パネル49でつくられて、成形したタブ51の上縁部及び/又は下縁部内に伝達されるしわを有効に低減して、横方向に引っ張る力が、横方向中心線T2に沿った成形したタブ51の中央部分に集中するのを助ける。故に、しわが、成形したタブ51の、特に遠位部分120の上縁部及び/又は下縁部に伝達されないので、しわにより起こる成形したタブ51がとれる可能性が低減できる。
図8は、複数個の締着部材を形成するプロセスの概略図を示している。図8において、締着部材のウェブ148が、矢印Pで示す方向に供給される。締着部材のウェブ148は、好ましくは、フック締着材料及び/又は接着材料など、締着材料と共に供給されている。締着部材のウェブ148は、ほぼ縦方向に延びる成形した切断線160に沿って切断され、また横方向切断線162に沿って切断されて、複数個の締着部材48が得られる。図3に示すように、1対の締着部材48が、シャーシ54の対向する縦方向側縁部56に接合されることができる。横方向切断線162が、左側で、先の締着部材48Aの横方向下縁部114Aと、次の締着部材48Cの横方向上縁部112Cとを形成する。成形した切断線160は、成形したタブ51の輪郭縁部124を形成する。図8に示す実施形態では、右側の締着部材48Bの成形したタブ51Bは、成形した上縁部126B及び成形した下縁部128Bを有する。左側で、成形した上縁部126Bは、先の締着部材48Aの成形したタブ51Aの成形した下縁部128Aに対応している。左側で、成形した下縁部128Bは、次の締着部材48Cの成形したタブ51Cの成形した上縁部126Cに対応している。故に、締着部材のこの特有の形体により、いかなるトリムも形成しない、加えて締着部材の指向性をもたらす締着部材を、容易に経済的に連続して製造できる。
指向性を有する締着部材48は、同部材48がランディングゾーン部材94に接合されて、おむつ20のクロージャを形成するとき、特に有用である。図9に示すように、ランディングゾーン部材94は、前側腰部区域(図9に示さず)に設けられる。締着部材48の成形したタブ51は、上記で説明したような下向きの指向性Mで設けられるので、ユーザは成形したタブ51を下向きに引っ張る傾向があり、それにより、着用者付近の「傾斜した向きの」引っ張り線が容易に形成される。図9におけるランディングゾーン部材94は、傾斜した向きのガイド手段95と共に設けられて、締着部材48の方向を示し、着用者付近の「傾斜した向きの」引っ張り線を更に容易に形成してもよい。
本発明の締着部材を形成する際に多くの選択肢が可能であるものの、代表的な実施例だけが、本明細書において下記に説明されている。図10は、締着部材の別の実施形態を示している。締着部材248は、ベースパネル又は耳パネル249と、縦方向に延びる仕切り線310で分割される成形したタブ251とを含む。耳パネル249は、横方向上縁部312、横方向下縁部314、縦方向前縁部316、及び縦方向後縁部318を有する。横方向上縁部312及び横方向下縁部314は、図10に示すように湾曲しているものの、それらの間の縦方向の長さVは、耳パネル249の横方向に沿って一定である。図10に示すように、成形したタブ251の輪郭縁部324は、直線の組み合わせで形成されている。成形したタブ251も、遠位部分320及び近位部分322を有する。
成形したタブ251の輪郭縁部324は、成形した上縁部326及び成形した下縁部328を含む。成形した上縁部326は、締着部材248の上半分において輪郭縁部324と仕切り線310が交差する点Dから、輪郭縁部324と締着部材248の横方向中心線T1が交差する点Eまで延びている。成形した下縁部328は、点Eから、締着部材248の下半分において輪郭縁部324と仕切り線310が交差する点Fまで延びている。図10に示すように、成形した上縁部326と成形した下縁部328は、締着部材248の横方向中心線T1に対して非対称である。成形した上縁部326と成形した下縁部328は、縦方向へ相対的に移動した場合に成形したタブ251の縦方向中心線L2に対して対称である。図10において、点Hと中心点Xとの間の最長距離は、点Gと中心点Xとの間の最長距離より長いことが好ましい。成形したタブ251の成形した上縁部326は、先細になった傾斜した遠位上隅部327を有する一方、成形した下縁部328は、直角を有する遠位下隅部329の形を維持している。遠位上隅部327の形と遠位下隅部329の形のこの対比も、成形したタブ251の指向性をもたらすのに貢献している。更に、図10に示す実施形態では、成形したタブ251の近位部分322は、成形した上縁部326上に凹部がなく、成形した下縁部328上にも凹部がない。
図11も、締着部材の別の実施形態を示している。締着部材448のこの実施形態も、ベースパネル又は耳パネル449と、縦方向に延びる仕切り線510で分割される成形したタブ451とを含む。図11に示すように、成形したタブ451の輪郭縁部524は、直線の組み合わせで形成されている。成形したタブ451も、遠位部分520及び近位部分522を有する。
成形したタブ451の輪郭縁部524は、成形した上縁部526及び成形した下縁部528を含む。成形した上縁部526は、締着部材448の上半分において輪郭縁部524と仕切り線510が交差する点Dから、輪郭縁部524と締着部材448の横方向中心線T1が交差する点Eまで延びている。成形した下縁部528は、点Eから、締着部材448の下半分において輪郭縁部524と仕切り線510が交差する点Fまで延びている。成形した上縁部526と成形した下縁部528は、図11に示すような締着部材448の横方向中心線T1に対して非対称である。成形した上縁部526と成形した下縁部528は、縦方向へ相対的に移動した場合に成形したタブ451の縦方向中心線L2に対して対称である。図11において、点Hと中心点Xとの間の最長距離は、点Gと中心点Xとの間の最長距離より長いことが好ましい。成形したタブ451の成形した下縁部528は、ほぼ下向きに突き出す突出部529を有する一方、成形した上縁部526は、直角を有する遠位上隅部527を有する。遠位上隅部527の形と突出部529の形のこの対比も、成形したタブ451の指向性をもたらすのに貢献している。更に、図11に示す実施形態では、成形したタブ451の近位部分は、成形した上縁部526上に凹部534を有し、成形した下縁部528上に凹部がない。
図12は、締着部材の別の実施形態を更に示している。締着部材648のこの実施形態も、ベースパネル又は耳パネル649と、縦方向に延びる仕切り線710で分割される成形したタブ651とを含む。成形したタブ651も、遠位部分720及び近位部分722を有する。
成形したタブ651の輪郭縁部724は、成形した上縁部726及び成形した下縁部728を含む。成形した上縁部726は、締着部材648の上半分において輪郭縁部724と仕切り線710が交差する点Dから、輪郭縁部724と締着部材648の横方向中心線T1が交差する点Eまで延びている。成形した下縁部728は、点Eから、締着部材648の下半分において輪郭縁部724と仕切り線710が交差する点Fまで延びている。図12に示すように、成形した上縁部726と成形した下縁部728は、締着部材648の横方向中心線T1に対して非対称である。成形した上縁部726と成形した下縁部728は、縦方向へ相対的に移動した場合に成形したタブ651の縦方向中心線L2に対して対称である。図12において、点Hと中心点Xとの間の最長距離は、点Gと中心点Xとの間の最長距離より長いことが好ましい。遠位部分720における成形した上縁部726(すなわち、点Aと点Gとの間)と、遠位部分720における成形した下縁部728(すなわち、点Hと点Bとの間)とは、近位部分722から横方向に離れているとき、どちらも下向きに傾斜している。遠位部分720における成形した上縁部726及び成形した下縁部728のこの形も、成形したタブ651の指向性をもたらすのに貢献している。更に、図12に示す実施形態では、成形したタブ651の近位部分は、成形した上縁部726上の凹部734を有し、成形した下縁部728上の凹部734を有する。
図13は、締着部材を有するおむつの別の実施形態を示している。おむつ820は、シャーシ854と、シャーシ854に接合したサイドパネル847とを含む。シャーシ854は、液体透過性トップシート830、液体不透過性バックシート832、及び吸収性コア834を有する。図13に示す実施形態では、サイドパネル847は、バックシート832の一体的延伸部(例えば、液体不透過性フィルムの延伸部又は液体不透過性フィルムを被覆する外側不織布の延伸部)と共に形成されている。それ故に、おむつ820のバックシート832は、狭い股区域を有するほぼ砂時計形である。おむつ20は、締着部材848も備えている。締着部材848は、締着テープの形体で設けられ、成形したタブ851及びベースパネル849を含む。ベースパネル849の大部分が、締着部材848をサイドパネル847に接合するために使用される。
本発明の特定の実施形態が例示され、説明されているものの、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、他の様々な変更及び修正が行われてもよいことが、当業者には明白である。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を冒頭の特許請求の範囲で扱うものとする。
本発明の締着部材を有するおむつの、1つの実施形態の斜視図。 図1の線II〜IIに沿った断面図。 広げた形体での、図1のおむつの平面図。 締着部材の拡大平面図。 図4の線V〜Vに沿った断面図。 図4に示す締着部材の概略平面図。 締着部材の輪郭縁部を示す概略平面図。 複数個の締着部材を形成するプロセスの概略図。 ランディングゾーン部材に接合した締着部材を示す概略正面図。 締着部材の別の実施形態。 締着部材の更に別の実施形態。 締着部材の更に別の実施形態。 別の締着部材を有するおむつの、別の実施形態の斜視図。

Claims (10)

  1. 縦方向及び横方向に延び、横方向中心線を有すると共に、ベースパネルと、前記ベースパネルから横方向に延びる成形したタブとを含む締着部材であって、
    前記成形したタブが、縦方向中心線、横方向中心線、遠位部分、及び近位部分を有すると共に、成形した上縁部及び成形した下縁部を含む輪郭縁部を有し、
    前記成形した上縁部と前記成形した下縁部が互いに、前記縦方向へ相対的に移動した場合に前記成形したタブの前記縦方向中心線に対して対称であり、また当該締着部材の前記横方向中心線に対して非対称である締着部材。
  2. 前記成形したタブが、
    前記成形した上縁部と前記成形した下縁部とで区分された前記成形したタブの前記縦方向中心線の中央に位置する中心点Xと、
    前記中心点Xを通る前記成形したタブの前記横方向中心線が、前記成形したタブの前記輪郭縁部と交差する点Cと、
    前記成形したタブの前記縦方向中心線が、前記輪郭縁部の前記成形した上縁部と交差する点Aと、
    前記成形したタブの前記縦方向中心線が、前記輪郭縁部の前記成形した下縁部と交差する点Bと、
    を有し、前記中心点Xから、前記点Cと前記点Bとの間で延びる前記輪郭縁部までの最長距離が、前記中心点Xから、前記点Aと前記点Cとの間で延びる前記輪郭縁部までの最長距離より長い、請求項1に記載の締着部材。
  3. 前記中心点Xから、前記点Cと前記点Bとの間で延びる前記輪郭縁部までの最長距離が、前記成形したタブの前記横方向中心線に対して下方へ約30°〜約60°の間で存在する、請求項2に記載の締着部材。
  4. 前記中心点Xから、前記点Aと前記点Cとの間で延びる前記輪郭縁部までの最長距離が、前記成形したタブの前記横方向中心線に対して上方へ約30°〜約60°の間で存在する、請求項3に記載の締着装置。
  5. 前記中心点Xから、前記点Cと前記点Bとの間で延びる前記輪郭縁部までの最長距離が、前記中心点Xから、前記点Aと前記点Cとの間で延びる前記輪郭縁部までの最長距離の約120%以上である、請求項2、3、又は4に記載の締着装置。
  6. 前記成形したタブの前記近位部分が凹所を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の締着部材。
  7. 前記成形したタブの前記遠位部分が、丸い上隅部及び丸い下隅部を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の締着部材。
  8. 前記丸い上隅部が前記丸い下隅部より大きい曲率半径を有する、請求項7に記載の締着部材。
  9. 前記成形したタブが、その上に配置した締着材料を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の締着部材。
  10. 前記ベースパネルが伸縮性を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の締着部材。
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