JP2007517689A - インクジェット印刷装置のインクリザーバにインクボトルを連結する装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、インクジェットプリンタ用のインク供給装置に関する。本発明によるインク供給装置は、出口ネックに固着されたキャップ組立体(96)を備えたインクボトル(16)と、インク充填通路を備えたインクリザーバ(12)と、インク充填通路内に配置されるインサート受け部(14)とを有する。インサート受け部(14)は、入口端及び出口端を備えたプローブを有する。インク供給装置は更に、作動組立体を有し、この作動組立体は、インクボトルのキャップ組立体(96)とインサート受け部(14)のプローブとを噛合わせることによって、インクボトル(16)をインクリザーバ(12)とを連結する。
Description
本発明の実施形態は、概略的には、インクジェット印刷装置に関し、より詳しくは、インクジェット印刷装置のインクリザーバにインクボトルを連結するための改善された装置及び方法に関する。
典型的には、インクは、使い捨て型インクボトルを用いることによりインクジェット印刷装置に供給される。インクボトルは、インクリザーバに取付けられ、インクリザーバは、インクをインクボトルからインクリザーバの中に通すことを可能にする噛合い構造を有している。各インクボトルは、一定量のインク、一般的には1パイント又は1リットルのインクを収容している。インクジェット印刷装置を連続的に使用するとき、インクボトル内のインクが徐々に排出される。インクボトルが完全に枯渇したら、枯渇したインクボトルを新しいインクボトルに交換する。
インクボトルを交換されるとき、過剰のインクがインクジェット印刷装置内及び/又はオペレータ上にこぼれたり、漏れたりすることがある。例えば、オペレータがインクボトルを交換するためにこれを掴むとき、加えられた力によってボトルが圧迫され、それにより、過剰のインクがボトルから噴出する。こぼれたインクは、インクジェット印刷装置内部及び外部(例えば周囲の床)及びオペレータを汚してしまう。
かくして、インクボトルとインクリザーバとを相互連結するより効率的な装置及び方法の要望がある。また、インク漏れ及び汚れを最小に留めてこれらの構成要素を互いに連結したり分離したりすることができる装置及び方法の要望がある。
本発明の或る実施形態は、インクボトルと、インクリザーバと、インサート受け部と、作動組立体とを有する、インクジェットプリンタ用のインク供給装置を提供する。インクボトルは、出口ネックに固定されたキャップ組立体を有している。インクリザーバは、インク充填通路を有している。インサート受け部はインク充填通路内に配置され、且つ入口端及び出口端を備えたプローブを有している。作動組立体は、インクボトルのキャップ組立体とインサート受け部のプローブとを噛合わせることにより、インクボトルとインクリザーバとを連結させるように構成されている。
キャップ組立体は、中央スタッドを備えた主本体と、出口を備えたカバーシールドとを有している。このカバーシールドは、主本体上に移動可能に固着され、中央スタッドは、予備噛合い位置において、上記出口とシール係合し、カバーシールドは、インクボトルがインクリザーバに噛合わされるとき、上記出口が中央スタッドから遠ざかるように移動させられる。
キャップ組立体は、少なくとも1つのクリップを有し、インクボトルのネックは、隆起部を有している。クリップは、インクボトルに対してキャップ組立体を回転させ、捩り又はねじ留めすることなく、隆起部にスナップ係合(パチンと係合)してキャップ組立体をネックに固着させるように構成されている。
作動組立体は、内面及び外面を有する壁を備えたアクチュエータを有し、内面からは突出部が内方に延びている。作動組立体は、内方に延びているガイド部材を備えた主ハウジングを更に有し、アクチュエータは主ハウジング内に回転可能に保持される。アクチュエータの外面は、ガイド部材を移動可能に保持するように構成された少なくとも1つのガイドチャネルを有している。
キャップ組立体には、主本体のような固定内部本体と、この固定内部本体の上に配置される可動カバーシールドを設けてもよい。カバーシールドは、アクチュエータの突出部を受入れ且つ保持する溝を有している。アクチュエータの移動により、内部本体に対するカバーシールドの移動が引起こされる。
アクチュエータは、インクボトルをインクリザーバと噛合わせるために、半円形等の弧状に形成され且つ垂直軸線を中心に回転されるのがよい。また、作動組立体は、キャップ組立体の少なくとも一部をプローブ内に移動させるように構成されるのがよい。
また、本発明の或る実施形態は、インクをインクボトルから導くことができるように構成されたインクボトル出口を備えたインクボトルと、インクがインクボトルからインクリザーバに流れることを可能にするインクボトル出口に連結できるリザーバ入口を備えたインクリザーバと、インクボトル出口とリザーバ入口とを整列させるように構成されたインクボトル位置決め部材と、インクリザーバに対して回動するように構成されたレバーのようなインクボトル固定部材とを有するインク供給装置を提供する。インクボトル固定部材は、第1位置において、インクリザーバの上方にインクボトルを支持する。インクボトル固定部材は、第2位置まで回動して、インクボトルをインクリザーバと噛合わせる。
装置はまた、ベースを備えたインサート受け部を有し、ベースは、それとの間に内部キャビティを形成する壁が一体に形成されている。ベースを貫くように配置されたインク通路を備えたプローブは、インクボトル固定部材が第2位置に回動するとき、インクをインクボトルからインクリザーバに導くように構成されている。インサート受け部は、ベースを貫くように形成されたインクドレンを更に有し、このインクドレンは、内部キャビティ内に保持された過剰なインクがインクリザーバ内に導かれることを可能にする。
装置は更に、少なくとも1つのスプリング部材を有し、このスプリング部材は、インクボトルがインクリザーバから取外されるときに、インクボトルをリザーバから離れる方向に押しやるように機能する。また、スプリング部材は、キャップ組立体を閉じることを補助する。
インクボトルはまた、主本体を備えた出口キャップと、ワッシャ状ダイアフラムと、スプリットダイアフラムとを有している。プローブは、インクボトルがインクリザーバに噛合わされるときに両ダイアフラムと摺動式に係合し、両ダイアフラムは、インクボトルがインクリザーバに噛合わされるときにプローブと摺動式に係合する。ワッシャ状ダイアフラムは、キャップ組立体の主本体の表面とスプリットダイアフラムとの間に挟まれる。スプリットダイアフラムは部分的に形成されたスリットを有し、プローブは、それがスプリットダイアフラムと摺動式に係合するときに、部分的に形成されたスリットを孔あけして開口を形成する。この開口は、プローブがスプリットダイアフラムから取外されると閉じる。
インクボトル固定部材は、インクボトルに形成された湾曲面と摺動可能に係合するピンを有している。ピンは、第2位置に向かって湾曲面上で摺動して、インクボトルをインクリザーバの方向に押しやる。インクボトル固定部材は、第1位置において、インクボトルをインクリザーバの上方に支持する少なくとも1つのボトル押出し部材を有している。
装置はまた、位置決め突出部を備えたブラケットを有している。また、インクボトルには、それがブラケット内に適正に固定されるように位置決め突出部に連結される構成の位置決め構造を設けることができる。
また、本発明の或る実施形態は、インクジェットプリンタのインクボトルをインクリザーバに噛合わせる方法を提供する。本発明の方法は、インクボトル位置決め部材により保持されたインクボトルがインクリザーバとの予備噛合い位置に位置するように、インクボトル位置決め部材をインクリザーバに対して第1方向に回動させ、インクボトルの連結構造をインクリザーバの連結構造に整合させる段階を有している。この方法はまた、インクボトル固定部材をインクリザーバに対して第2方向に回動させることにより、インクボトルをインクリザーバとの完全噛合い位置に付勢する段階を有している。前記回動により、インクボトル固定部材がインクボトルの一部の上で摺動され、これにより、インクボトルとインクリザーバとを連結させる充分な力が加えられる。
また、この方法には、インクをインクボトルからインクリザーバに導くことができるプローブを、少なくとも一方のダイアフラムとシール係合させる段階と、第1ダイアフラムを、第2ダイアフラムとインクボトルの出口部材の内部孔あき面との間に挟む段階とを設けることができる。
少なくとも一方のダイアフラムには、弱化領域が形成される。弱化領域には、プローブにより、このプローブが通る開口を孔あけする。開口は、プローブが第1ダイアフラムから取外されると閉じられる。また、本発明の方法は、プローブが一方のダイアフラムから取外されるときに、両ダイアフラム間の過剰なインクを吸引する段階を有している。プローブがインクボトルから完全に離脱されると、過剰インクがインクリザーバ内に排出される。
本発明の或る実施形態は、インクボトルのキャップ組立体を、アクチュエータ組立体の作動チャンバ内に固定する段階を有し、該固定段階は、キャップ組立体と、アクチュエータ組立体のアクチュエータとを操作により係合させることからなり、キャップ組立体と、流体をインクリザーバに導くことができるプローブとを連結させるべくアクチュエータを第1方向に付勢する段階を更に有する、プリンタ装置のインクリザーバにインクボトルを連結する方法を提供する。付勢段階は、キャップ組立体の固定本体に対してキャップ組立体のカバーシールドを移動させることによりキャップ組立体を開くことからなり、移動段階はカバーシールドをプローブ内に移動させることからなる。
この方法はまた、アクチュエータを第2方向に付勢してキャップ組立体をプローブから離れる方向に移動させることにより、インクボトルをインクリザーバから分離させる段階を有している。このような移動はまた、キャップ組立体を閉じるように作用する。
本発明の上記概要並びに或る実施形態についての以下の詳細な説明は、添付図面を参照することにより一層良く理解できるであろう。本発明を例示する目的で、添付図面には或る実施形態が示されている。しかしながら、本発明は添付図面に示された構造及び器具に限定されないものと理解すべきである。
図1は、本発明の一実施形態によるインクボトル連結装置10を示す分解斜視図である。インクボトル連結装置10は、インクリザーバ12と、インサート受け部14と、インクボトル16と、出口キャップ96とを有している。図1に示すように、インクリザーバ12は、インクジェット印刷装置(図示せず)のハウジング(図示せず)内に形成された受け部(図示せず)に噛合うガイドポスト17を有している。
図2は、本発明の一実施形態によるインクリザーバ12を示す斜視図である。インクリザーバ12は、主本体18を有し、この主本体18は、側壁22、後壁24、前壁26及び頂壁28に一体に形成されたベース20によって構成されている。これらの壁22、24、26、28は、インクを受入れ且つ保持するように構成された内部キャビティ(図示せず)を形成している。サクション戻しチャネル30、レベル検出チャネル32及びインク充填通路34が、サクション頂壁28を貫くように形成され、インクリザーバ12とインクボトル16等の他の構成要素(後述)との間の流体導管を構成している。インサート受け部14は、インク充填通路34内に嵌合する寸法を有している。選択的には、インサート受け部14は、インクリザーバ12又はインクボトル16のいずれかに一体に形成されてもよい。
インクリザーバ12の後壁24近くに、インクボトル位置決め部材36が配置されている。インクボトル位置決め部材、即ち、ブラケット36は、側壁38を有し、この側壁38は、インクボトルガイド壁40と一体に形成されている。側壁38はガイドポスト42を有し、このガイドポスト42は、インクリザーバ12の側壁22に形成された位置決め部材受け部(図示せず)と回動可能に係合し、それにより、インクボトル位置決め部材36がインクリザーバ12に対して符号Aで示す弧状経路に沿って回動、即ち、回転することを可能にする。インクボトルガイド壁40は、その遠位端46を通るように形成されたネック係合溝44を有している。
インクリザーバ12の前壁26の近くに、インクボトル固定部材48が配置されている。インクボトル固定部材、即ち、レバー48は側壁50を有し、この側壁50に、それらを互いに連結するハンドル52が一体に形成されている。側壁50は、インクリザーバ12の側壁22に形成された受け部(図示せず)により回転可能に保持された枢着ガイドポスト54を有し、それにより、インクボトル固定部材48がインクリザーバ12に対して符号Bで示す弧状経路に沿って回動することを可能にする。インクボトル固定部材38の側壁50の近位端には、カム形状ボトル押出し部材56も設けられている。インクボトル固定部材48を図2に示す非係合位置に回動させると、カム形状ボトル押出し部材56は、ガイドポスト54及び側壁50の縁部57よりも上方に延びる。側壁50にはノッチ58も形成されている。側壁50の遠位端55には、ピンキャビティ60が形成されている。ピンキャビティ60は、側壁50の遠位側内面49からボトル係合領域64内へと内方に延びているピン62を受入れ且つ保持するように構成されている。
変形例として、ロック用カム部材をインクボトル固定部材48に連結してもよい。ロック用カム部材は、インクボトル固定部材48の移動とは逆の移動範囲にわたって回動するように構成されるのがよい。ロック用カム部材は、インクボトル16をインクリザーバ12に対して所定位置に固定的にロックするのに使用されるのがよい。
図3は、インク充填通路34により受入れられ且つ保持されるように構成されたインサート受け部14を示す斜視図である。インサート受け部14は全体として円筒状の主本体66を有し、この主本体66は、円筒壁70が一体に形成されたベース68を有し、それにより、これらの間に内側キャビティ72が形成されている。円筒状の主本体66は、インクリザーバ12(例えば図2に示す)の頂壁28(例えば図2に示す)に形成され且つ主本体66に一致する開口内に嵌合されるように形成されている。即ち、頂壁28は、インサート受け部14の円筒状主本体66及びベース68を支持する開口を包囲する凹状ベース部分を有している。インクドレン74が円筒壁70及び/又はベース68を貫いて形成され、内側キャビティ72内に収集されたインクを充填通路(例えば図2に示されている)を通してインクリザーバ12内に排出することを可能にするように構成されている。プローブ76が、ベース68の中心に且つベース68の平面に対してほぼ垂直に配置されている。図3に示すように、プローブ76はベース68を貫いて延びている。プローブ76は、その全長にわたって延びるインク通路78を備えたチューブ状構造を有している。プローブ76は、入口端、即ち、インクボトル噛合い端77と、出口端、即ち、インクリザーバデポジット端79とを有している。インクリザーバデポジット端79は、インクがオーバーフローすることを防止するためにべべル状になっている。例えば、インクリザーバデポジット端79は、米国特許第4,831,389号の図3に詳細に示され且つ説明されているニードルと同様にべべル状又はスカラップ状にされるのがよい。選択的には、インサート受け部14には、1つ以上のインクドレン74を設けてもよい。
図4は、インクを収容し且つ小出しするように構成されたインクボトル16を示す斜視図である。インクボトル16は主本体80を有し、この主本体80は、ベース82と、側壁84と、前壁86と、後壁88と、頂壁90とにより構成されている。前壁86は、中央ブロック89の両側に形成されたピン摺動湾曲面87を有している。インク出口部92がベース82から下方に延びている。インク出口部92はネック94を有し、このネック94は、それを貫いて延び且つインクボトル16の内部(図示せず)と流体連通しているチャネル(図示せず)を有している。出口キャップ96(図1に図示)は、ネック94の少なくとも一部の上に配置された出口を有している。更に後述するように、出口キャップ96は、プローブ76のインクボトル噛合い端77に噛合うように構成されている。即ち、出口キャップ96は、その出口がインク通路78と整列するように、インサート受け部14の内側キャビティ72内に嵌合する。かくして、インクは、インクボトル16からネック94、出口キャップ96の出口及びプローブ76のインク通路78を通ってインクリザーバ12内に進行する。
図5は、インクボトル位置決め段階中のインクボトル連結装置10を示す横断面図である。インクボトル位置決め部材36は、符号A′の方向に回動され、その結果、インクボトルガイド壁40がインクリザーバ12の頂壁28上に位置している。図5に示すように、インクボトル16のネック94は、ネック係合溝44内に配置されている。即ち、ネック94は、ネック係合溝44内に着脱可能に固定されるように構成されている。ネック係合溝44は、その中にネック94を挿入したときに、出口キャップ96がインサート受け部14と整列してそれと噛合い、即ち、インクボトル16がインクリザーバ12と整列してそれと噛合うように形成されている。この段階では、ボトル押出し部材56がインクボトルガイド壁40に当接し、ボトルガイド壁40をインクリザーバ12の頂壁28の上に予備噛合い状態に支持しているので、出口キャップ96とインサート受け部14とは噛合わされていない。かくして、出口キャップ96は、予備噛合い状態に支持される。
図6及び図7は、インクボトル連結装置10が完全噛合い位置にあるところを示す図面である。図7に最も良く示すように、インクボトル固定部材48は、符号B′で示す方向に上方に回動されている。図6及び図7に示すように、インクボトル固定部材48を符号B′の方向に回動させると、ボトル押出し部材56がインクボトルガイド壁40から後退してそれから離れ、それにより、インクボトル16が符号Cで示すようにインクリザーバ12の頂壁28に向かって下方に移動することを許す。その結果、インクボトル16は、インサート受け部14と噛合っているネック94及び出口キャップ96を介して、インクリザーバ12と噛合い、即ち、連結される。インクボトル固定部材48が符号B′の方向に上方に移動し続けると、出口キャップ96はインサート受け部14に更に噛合わされる。インクボトル固定部材48のノッチ58は、インクボトルガイド壁40に対して跨ぐ関係をなすように移動する。また、ピン62は、湾曲面87(図4に図示)上を摺動し、湾曲面87は、符号Bにより定められる方向のピン62の弧状運動に一致する形状を有している。ピン62を湾曲面87上で摺動させるとき、ピン62はインクボトル16に下向きの力を及ぼし、出口キャップ96をインサート受け部14と完全に噛合わせる。インクボトル16及びインクリザーバ12が完全噛合い位置にあるとき、ピン62が及ぼす符号Cの方向の力は、インクボトル16とインクリザーバ12との連結を確実に維持するのを補助する。
インクボトル16をインクリザーバ12から分離させるには、ハンドル52を符号B″で示す方向に引下げる。ハンドル52が符号B″の方向に移動すると、それに応答して、インクボトル固定部材48全体が移動する。かくして、ボトル押出し部材56が上方に移動してインクボトルガイド壁40に当接し、このインクボトルガイド壁40を上方に移動させる。インクボトルガイド壁40が上方に移動すると、インクボトル16を支持しているインクボトルガイド壁40がインクボトル16を上方に押しやる事実により、出口キャップ96がインサート受け部14から押出される。
オペレータがインクボトル16自体を掴むことなしに、インクボトル16が取出されるので、インクボトル16は圧迫されない。従って、過剰なインクがインクボトル16から噴出されない。また、過剰なインクはインサート受け部14の内側キャビティ72(図3参照)内に収集され、インクドレン74(図3参照)を通してインクリザーバ12内に排出される。かくして、本発明の実施形態は、インクボトル16を最少量のインク残留、こぼれ及び汚れでリザーバ12から取出す装置10及び方法を提供する。
図8は、出口キャップ96及びプローブ76を示す図面である。明瞭化のため、インサート受け部14の主本体66を示していない。図8(及び図5及び図6)を参照すると、出口キャップ96は円筒状の主本体98を有し、この主本体98は、インク出口部92のネック94と固定的に係合するように構成された開端部100と、部分閉端部102とを有し、部分閉端部102は、それを貫くように形成された通路104を有している。ワッシャ状ダイアフラム106が、それを貫くように形成された通路108を有し、円筒状主本体98内に形成されたキャビティ内に配置されている。スプリットダイアフラム110がダイアフラム106の上に配置され、その結果、ダイアフラム106は円筒状主本体98の内部の上面とスプリットダイアフラム110との間に挟まれる。部分的なスリット112がスプリットダイアフラム110の側部111と側部113との間に且つスプリットダイアフラム110の底面に形成されている。スリット112は、孔であってもよいし、構造的弱さをもつ同様な領域であってもよい。好ましくは、スリット112は、孔あけ部材が係合しないとき以外、ダイアフラム110を完全に貫くようには延びていない。出口キャップ96は、クリッピング、クリンピング、ねじ留め、接着等を含む種々の方法によりインクボトル16のネック94に取付けられるのがよい。例えば、出口キャップ96は、それに対応するネック94の構造とねじ係合してもよいし、スナップ係合してもよい。ダイアフラム106、110は、エラストマー材料で形成されてもよいし、他の種々の弾性、液密及び気密材料で形成されてもよい。変形例として、外側キャップ96は、ダイアフラム106又は110のうちの一方のみを含んでいてもよい。また、変形例として、外側キャップ96は、追加のダイアフラム106、110を含んでもよい。インクボトル連結装置10の更なる変形の実施形態は、「孔あけ可能なダイアフラム閉鎖体を備えたインクボトル」と題する米国特許第6,079,823号に開示されているような孔あけ可能なダイアフラム閉鎖体を含んでもよく、この米国特許をここに援用する。
ダイアフラム106、110の各々は、インクボトル16内に収容されるインクの表面張力よりも小さい特定の表面エネルギを有している。かくして、インクの小滴がダイアフラム105、110の中を通って漏れることを実質的に防止する。例えば、ダイアフラム106、110の表面エネルギは約20ダイン/cmであり、一方、インクの表面張力は約35ダイン/cmである。
出口キャップ96とインサート受け部14との噛合いプロセス中、プローブ76のインクボトル噛合い端77は、出口キャップ96の通路104を通り抜ける。通路104を通り抜けた後、インクボトル噛合い端77は、ダイアフラム106の通路108の中を摺動し且つ進行する。プローブ76と開口108との間の摺動式係合は、開口108の直径がプローブ76のインク通路78の直径より小さいという事実により、液密及び気密シールを形成する。プローブ76が開口108の中を摺動するとき、ダイアフラム106がプローブ76の外面にくっつき、それにより、プローブ76にシール係合する。
プローブ76が出口キャップ96の中に更に摺動すると、プローブは、スプリットダイアフラム110に係合する。スプリットダイアフラム110は、その外面に、スリット112の不完全な形態によって形成された薄い膜を有している。プローブ76がスリット112内に押し込まれると、スリット112にプローブ76が刺さり、スリット112は、プローブ76がスリット112を完全に通り抜けることを可能にする距離にわたって裂かれる。スリット112の残余の裂かれていない部分は、プローブ76の外面にくっつき、即ち、一致して、漏れに対するバリヤを形成する。即ち、スプリットダイアフラム110は、プローブ76の外面にくっつき、それにより、プローブ76にシール係合する。プローブ76は、好ましくは、最大量のインクがインクボトル16からプローブ76内に進行することを可能にする距離だけスプリットダイアフラム110の中を進行させる。即ち、プローブ76は、インクボトル16内での堰き止め効果を最小にするように寸法決めされている。
プローブ76が出口キャップ96から摺動式に分離されるとき、ダイアフラム106、110がプローブ76の外壁にくっつく。ダイアフラム106は、符号Dで示す方向に下方にめくれ返り、又は、移動する。ダイアフラム106のめくれ返りにより、ダイアフラム110の上下に保持された過剰な流体が、ダイアフラム106とスプリットダイアフラム110との間の空間内に吸引され、即ち、送り込まれる。プローブ76が出口キャップ96から完全に分離された後、ダイアフラム110の側部111、113は、ダイアフラム110を形成するエラストマー材料の性質により、互いにスナツプ式に戻り、これによりスリット112を閉じる。
ダイアフラム106とスプリットダイアフラム110との間に残留する任意の流体は、プローブ76がダイアフラム106から離脱するまで所定位置に留まる。プローブ76の完全な離脱後、ダイアフラム106がスプリットダイアフラム110に当接するように素早く所定位置に戻るため、通路108は、残留流体をプローブ76内に、引き続いてインクリザーバ12に排出するオリフィスとして機能する。インクボトル16内に残留する他の任意の追加の流体は、ダイアフラム110のスリット112が閉じることにより形成される液密及び気密バリヤのため、インクボトル16内に留められる。かくして、出口キャップ96は、流体の漏れ及び流体による汚れを防止する。
図9は、本発明の一実施形態によるインクジェット印刷装置114を示す斜視図である。印刷装置114はハウジング116を有し、このハウジング116は、印刷チャンバ118と、制御ユニット120と、インクボトル連結装置10、10′とを収容している。一方のインクボトル連結装置10はインクの供給に使用され、他方のインクボトル連結装置10′はメークアップ流体の供給に使用される。インクボトル連結装置10、10′の噛合い構造は、異なっていてもよい。即ち、インクボトル連結装置10、10′の出口キャップ96(前述)は、これらがそれぞれのインクボトル連結装置10、10′のインサート受け部14(前述)のみに連結されるように異ならせるのがよい。選択的には、インクボトル連結装置10′の出口キャップ96は、インクボトル連結装置10のインサート受け部14には連結されないが、インクボトル連結装置10の出口キャップ96は、インクボトル連結装置10′のインサート受け部14に連結(又はこれらの逆の関係に連結)されるように構成されてもよい。
また、印刷装置114は、ハウジング116の内部に取付けられ且つインクボトル16、16′に連結されるブラケットを含むのがよい。これらのブラケットは、インクボトル16、16′をハウジング116内に固定する補助をする。また、ブラケットには、或る形式のインクボトル16又は16′のみを受入れることができるキーを設けられるのがよい。
図10〜図17には、本発明の一実施形態によるインクジェット印刷装置に使用できるように構成されたインクボトル122が示されている。インクボトル122は、主本体124を有し、この主本体124は、ベース126と、側壁128と、前壁130と、後壁132と、頂壁134とにより形成されている。前壁130は、中央ブロック138の両側に形成されたピン摺動湾曲面136を有している。インク出口(図示せず)がベース126から下方に延びている。インク出口は、ネック(図示せず)を有し、このネックは、それを貫いて延び且つインクボトルの内部(図示せず)に流体連通しているチャネル(図示せず)を備えている。このネックは、例えば図4に示したネック94と同様に構成される。キャップ組立体140がネックの上に配置される。更に後述するように、キャップ組立体140は、例えば図3に示したインサート受け部14のようなインサート受け部のプローブと噛合うように構成される。かくして、インクは、インクボトル122からキャップ組立体140を通ってインクリザーバ内に進行する。
インクボトル122はまた、側壁128と、頂壁134と、後壁132との結合部の近く配置された凹部142を有している。凹部142は、インクボトル122の頂部に示されているが、インクボトル122の他の位置に配置されてもよい。例えば、凹部142は、頂壁134、又は後壁132、又はいずれか1つの側壁128に配置されてもよい。また、1つ以上の凹部142がインクボトル122に形成されてもよい。凹部142は、インクジェット印刷装置のハウジングブラケットに形成されたそれに対応する突出部と噛合う位置決め構造として機能する。選択的には、インクボトル122は、ハウジングブラケットに形成されたそれに対応する凹部と噛合う突出部を含んでもよい。
キャップ組立体140は、ほぼ円筒状の主本体143を有し、この主本体143は、これから下方に延びる傾斜先端部144を有している。傾斜先端部144の遠位端148には、インク出口通路146が形成されている。主本体143はまた、これから外方に延びる周方向上隆起部150と、この周方向上隆起部150から間隔を隔て且つ主本体143から外方に延びる周方向下隆起部152とを有している。周方向上隆起部150は、インクボトル122のベース126の近くに配置され、一方、周方向下隆起部152は、ベース126から遠位側に配置されている。
キャップ組立体140は、閉位置にあるところが示されている。インクがインクボトル122からキャップ組立体140を通って流れることができるようにするため、キャップ組立体140は、図11に示す矢印Yの方向に押される。キャップ組立体140が矢印Yの方向に摺動されて開かれると、内側チャネルが開かれ且つインクがインク出口通路146を通ることができる。キャップ組立体の一例について、図23〜図25に関連して更に説明する。
図18は、インクボトル位置決め段階中の本発明の一実施形態によるインクボトル連結装置200を示す斜視図である。連結装置200は、上記実施形態と同様に、インクリザーバ212に連結されるように構成されたインクボトル122を有している。インクボトル122は、インクジェット印刷装置のブラケット216内に固定される。ブラケット216は側壁217を有し、この側壁217は頂壁219と一体に形成され、これらの間に内部キャビティ215を形成している。頂壁219は、内部キャビティ215内に延びる突出部221を有している。インクボトル122は、突出部221が凹部142内に噛合うように内部キャビティ215内に配置され、凹部142は、例えば、図10に示されている。突出部221が凹部142内に噛合うことにより、適当なインクボトル122が連結装置200とともに使用されることが確保される。換言すれば、もし特定のインクボトルが、突出部221と噛合う形状の凹部142を備えていない場合には、このインクボトルを内部キャビティ215内に固定することができず、従って、連結装置200と使用できない。
図19は、インクボトル位置決め段階中の本発明の一実施形態によるインクボトル連結装置200の内部の断面図である。キャップ組立体140は、遠位端148に配置されたワイパシール222を有している。ワイパシール222の下には環状干渉部材224が配置され、この環状干渉部材224は、完全閉鎖時、主圧力シールになるように構成されている。追加シール226は、内側管腔228を拭くように構成され、且つ、閉鎖体が完全に開かれるとき及び閉じられるとき、1次シールを形成する。追加シールは、管腔の先端部と閉鎖先端部の内部シリンダとの間の干渉部材になる。キャップ組立体140が矢印Yの方向に押されて開かれると、インクは、インクボトル122から、キャップ組立体140のインクチャネル230を通って、インク出口通路146から出ることができる。次に、インクは、インサート受け部14を通ってインクリザーバ内に進行する。キャップ組立体140は、図23〜図25に示すキャップ組立体と同様であるのがよい。
図20は、本発明の一実施形態によるインクボトル連結装置200が完全噛合い位置にあるところを示す斜視図である。図21は、本発明の一実施形態によるインクボトル連結装置200が完全噛合い位置にあるところを示す内部の断面図である。図20及び図21に示すように、周方向隆起部150、152は、開/閉機構のリフト/プレート上のフォークとの緩い滑り嵌めを可能にする公称距離だけ間隔を隔てている。
図20及び図21に示すように、インクボトル122は、リフトプレート234に対する適正位置を確保し且つ閉鎖体をプローブに対して軸線方向に或る程度位置決めするため、ガイド232を用いて所定位置に案内される。インクボトル122が上下方向に移動することを可能にするために(これは、閉鎖体を分解するのに要する力よりも小さい或る公称抵抗をもって行う)、スプリング部材236がプローブ組立体231の下に配置され、それにより、係合部品のあらゆる嵌合誤差を吸収することを可能にする。
図18〜図21に示した装置200は、インクボトル122を(ボトルガイド内に)厳重に保持し、キャップ組立体140は、プローブ組立体231のプローブ147に対して押されて開閉される。インクボトル122をボトルガイド232内に挿入し且つインサート受け部140の周方向隆起部150、152をリフトプレートの上下に正しく位置決めした後、レバー240を所定位置まで持上げ、それにより、周方向隆起部150、152の少なくとも一方に力を及ぼすことによって、リフトプレート234がキャップ組立体140を押圧してこれを開ける。その後、レバー240を持上げ続けると、レバー240とリフトプレート234との間に隙間が存在する充分な余裕ができ、それにより、レバー240から延びる2つのフィンガ状突出部によって、リフトプレート234に下向きの力が加えられる。リフトプレート234に加えられる下向きの力は、キャップ組立体に迅速な力を加えてインク出口通路146を開かせるのに充分なものである。レバー240を更に持上げると、レバー240から内方に延びる2つの円筒ピン242がピン摺動面136と摺動係合し、レバー240を所定位置にロックする。
キャップ組立体140をスプリング付勢することにより、レバー240が下降されるとき、リフトプレート234が上方に移動してインク出口通路146を閉じることを補助し、キャップ組立体140の全移動範囲に亘ってプローブ/ワイパのシール係合を維持することができる。一般に、キャップ組立体は、例えばスポーツドリンクボトル、シャンプーボトル及び洗剤液ボトルに見られるキャップと同様に開/閉する。即ち、キャップは液体が通ることができるように主本体から外方に押圧されており、且つ主本体内に押されていてインク出口通路146をシール閉鎖する。
キャップ組立体140は、スナッピングにより(パチンと音を立てて)閉じるように構成できる。スナッピングは、インクが通過できないようにキャップ組立体140が閉じられたことをオペレータに知らせる。従って、オペレータは、インクボトル122を、インクリザーバ212から安全に取外せることを知ることができる。
図22は、本発明によるインクボトル連結装置300の分解斜視図である。インクボトル連結装置300は、出口ネック(図示せず)の回りに固定されたキャップ組立体304を備えたボトル302と、インサート受け部308と一体に形成された(又は一体されなくてもよい)ロータリアクチュエータ組立体306と、インクリザーバ310とを有している。
ロータリアクチュエータ組立体306は、インサート受け部308の円筒状主本体312がインクリザーバ310のインク充填通路314内に固定的に装着されるように、インクリザーバ310の上方に配置される。インサート受け部308はプローブ309を備え、このプローブ309は、ロータリアクチュエータ組立体306の作動チャンバ316の近くに配置された入口端311と、インサート受け部308がインク充填通路314内に装着されたときにインクリザーバ310内に配置されるように構成された出口端313とを有している。
インクボトル302をロータリアクチュエータ組立体306に向かって矢印Dの方向に移動させ、キャップ組立体304をロータリアクチュエータ組立体306の作動チャンバ316内に配置する。ロータリアクチュエータ組立体306は、キャップ組立体304を、開位置と閉位置との間で選択的に作動させるように構成されている。
図23は、キャップ組立体304の斜視図である。キャップ組立体304は、主本体318と、カバーシェル322とを有し、主本体18は、外方に延びる中央スタッド320と、それを包囲する流体通路321とを有している。主本体318は、複数のラッチ、クリップ、突起等(図24及び図25に関連して後述する)を有し、これらのラッチ等は、それに対応し且つインクボトル302(図22)のネックの外面に形成された構造体(例えば隆起部)に対してスナップ係合するように構成されている。従って、キャップ組立体304は、インクボトル302のネック上にスナップ嵌合されるように構成されている。より詳しくは、キャップ組立体304をインクボトル302内へと矢印Eの方向に直線的に押圧して、インクボトル302に固定させる。しかしながら、キャップ組立体304は、インクボトル302に対して螺着即ち回転的に連結されることはない。変形例として、キャップ組立体304は、ネック上に螺着すべく、インクボトル302のネックに螺合するように構成できる。
カバーシェル322は、主本体318上に摺動自在に保持されるように構成されている。カバーシェル322は、ノズル326が一体に形成されたアクチュエータ受入れカラー324を有している。ノズル326は、主本体318の中央スタッド320と整列する出口327を有している。アクチュエータ受入れカラー324は、上方の周方向隆起部即ち棚部328を有し、この棚部328は、ノッチ、チャネル又は溝332により下方の周方向隆起部即ち棚部330から分離されている。例えば図10〜図17に関連して示したキャップ組立体140は、キャップ組立体304と同様に構成できる。
図24は、閉位置にあるキャップ組立体304の断面図である。前述のように、主本体318は複数のクリップ334を有し、クリップ334は、インクボトル(図22)のネック(図示せず)に形成された隆起部とスナップ係合するように構成されている。
カバーシェル322はまた、ノズル326のベース337の近くに形成されたタブ、突出部又は隆起部336を有している。隆起部336は、キャップ組立体304の内部に向かって内方に延びており、且つ主本体318内に形成されたスロット、ディボット(divot)、溝又はチャネル338内に固定的に保持されるように構成されている。キャップ組立体304に、閉じたキャップ組立体304から流体が漏れ、滲出し又は出ることを防止する複数のシール部材が設けられるのがよい。
キャップ組立体304を開くには、カバーシェル322を、主本体318に対して矢印Fの方向に移動させる。隆起部336は、充分な力が加えられたときにチャネル338から分離されるように構成されている。
図25は、開位置にあるキャップ組立体304の断面図である。前述のように、カバーシェル322は、主本体318から離れるように矢印Fの方向に移動されている。カバーシェル322を矢印Fの方向に移動させて、隆起部336をチャネル338から取出す。カバーシェル322の移動は、主本体318の遠位端に形成された制限隆起部340により制限される。隆起部336が制限隆起部340に係合するまでカバーシェル322を矢印Fの方向に移動させると、主本体318に対する矢印F方向のカバーシェル322の移動が停止される。
開位置では、流体が、主本体318の中央スタッド320を包囲する通路から、カバーシェル322の出口327内に流れ、従って、キャップ組立体304から出る。キャップ組立体304を閉じるには、チャネル338が隆起部336に確実に係合し且つ出口327が中央スタッドの周囲とシール係合するまで、カバーシェル322を主本体318に向かって矢印Fと逆方向に移動させる。
図26は、ロータリアクチュエータ組立体306の分解斜視図である。前述のように、ロータリアクチュエータ組立体306は、インサート受け部308と一体に形成されてもよいし、一体に形成されなくてもよい。インサート受け部308は、円筒状の主本体312を有し、この主本体312の外周部には、ガスケット、Оリング又は他のシール部材342と、プローブ309の出口端313の外周部に配置されるように構成された出口シール部材344とが取付けられている。
プローブ309は、その出口端313が主本体312から下方に延び且つその入口端311が主本体312の内部に上方に延びるように、主本体312の内部に固定される。主本体312のベース347とプローブ309のカラー348との間に、スプリング346が配置され、閉鎖作動時にキャップ組立体304(図22〜図25に関連して示されている)を閉じるのを補助している。
アクチュエータ組立体306は半円筒状の主ハウジング350を有し、この主ハウジング350は、ベース354と一体に形成された側壁352を備え、ベース354と側壁352との間に作動チャンバ316が形成される。ベース354は、開口356を形成する縁部355を有している。ベース354は、インサート受け部308の主本体312の周方向上縁部に連結されてもよいし、この上縁部と一体に形成されてもよい。
側壁352には、これを貫通する通路360が形成されている。通路360は、作動チャンバ316内に延びるガイドシリンダ(ボルト、ねじ等)362を受入れ且つ保持するように構成されている。
アクチュエータ364は、作動チャンバ316内で回転可能に固定される。アクチュエータ364は、内面368及び外面370を備えた半円形壁366を有している。内面368の内周部に沿って、内周隆起部のような内方に延びた突出部372が形成されている。外面370にはガイドチャネル374、376が形成されており、これらのガイドチャネルはガイドシリンダ362と協働して、アクチュエータ364を矢印Gで示す方向に回転させるときに、作動チャンバ316内でアクチュエータ364を垂直方向に移動させる。ハンドル371が壁366の端部から外方に延びており、且つ使用者がアクチュエータ364を矢印Gで示す方向に回転させることができるように構成されている。
作動チャンバ316の上方で、ガイドスリーブ380が主ハウジング350に固定されている。ガイドスリーブ380は、ネック(図示せず)を受入れ且つ保持するように構成されたネック受入れチャネル382を有している。ガイドスリーブ380には、アクチュエータ組立体306と整列してこれを安定化させるように構成された位置決め部材384が固定される。
図27は予備噛合い段階中のインクボトル連結装置300を示す斜視図である。インクボトル302は、ネック受入れチャネル382内に固定されたネック(図示せず)を介してアクチュエータ組立体306内に固定される。インクボトル302をインクリザーバ310に完全に連結するには、ハンドル371を矢印G′の方向に回転させる。
図28は、予備噛合い段階中のインクボトル連結装置300を示す図27の28−28線を通る横断面図である。図29は、予備噛合い段階中のキャップ組立体304及びプローブ309を示す拡大横断面図である。図28及び図29に示すように、突出部372が、カバーシェル322の上下の隆起部328、330によって形成された溝332内に摺動可能に受入れられる。更に、図28及び図29に示すように、ネック受入れチャネル382は、キャップ組立体304の出口327がプローブ309の入口端311に適正に整列することを確保する。
キャップ組立体304とプローブ309とを連結するには、ハンドル371(例えば図26及び図27参照)を矢印G′で示す回転方向に回転させる。ハンドル371を回転させると、アクチュエータ364の全体がハンドル371と一緒に回転する。ガイドシリンダ362(図26)は、ガイドシリンダチャネル374、376と協働して、アクチュエータ364、従ってカバーシェル322を、プローブ309に向かって矢印Fの方向に下方に押しやる。
図30は、完全噛合い段階中のインクボトル連結装置300を示す斜視図である。ハンドル371を矢印G′の方向に押して、インクボトル302とインクリザーバ310とを完全に噛合わせ、それにより、キャップ組立体304(図30では隠れている)を開き且つプローブ309(図30では隠れている)に噛合わせ、流体をインクボトル302からインクリザーバ310に通じさせる。
図31は、完全噛合い段階中のインクボトル連結装置300を示す図30の31−31線を通る横断面図である。図32は、完全噛合い段階中のキャップ組立体304及びプローブ309を示す拡大横断面図である。図31及び図32に示すように、アクチュエータ364は、キャップ組立体304を開き、それにより、アクチュエータ364及びカバーシェル322をプローブ309に向かって矢印Fの方向に下方に移動させる。従って、開いたキャップ組立体304の出口327が、プローブ309の入口端311内に噛合わされている。プローブ309の入口端311は、カバーシェル322の遠位端の輪郭に一致するように構成されており、これにより、カバーシェル322がプローブ309の入口端31内に噛合わされると、プローブ309の入口端311とカバーシェル322の遠位端との間のシール係合が形成される。
プローブ309からカバーシェル322を取外すには、ハンドル371(図30)を矢印G″の方向に回転させて、アクチュエータ364を同方向に移動させる。ガイドシリンダ362(図26)はガイドチャネル374、376と協働して、カバーシェル322の隆起部336がキャップ組立体304の主本体318のチャネル338内にスナップ係合するまで、アクチュエータ364従ってカバーシェル322を、プローブ309から離れるように矢印F″の方向に移動させ(図24及び図25に関連して前述した通りである)、それにより、キャップ組立体304を閉じる。
完全噛合い位置にある間、スプリング346は、プローブ309内に噛合ったカバーシェル322の力により圧縮される。前述のように、スプリング346は、連結力とは逆方向の力を加える。従って、装置300を分離させるとき、即ち、カバーシェル322がプローブ309から離れる方向に付勢されるとき、スプリング346は、F′の方向の力をプローブに加え、カバーシェル322を押して閉位置に戻すことを補助する。
本発明の実施形態は、インクジェット印刷装置のインクボトルを、インクリザーバに連結する、より効率の良い装置及び方法を提供する。本発明の実施形態は、インクボトルをインクリザーバに位置決めし又は分離することにより引起こされる流体の漏れ及び汚れを最小にする装置及び方法を提供する。
以上、本発明を或る実施形態に関して説明したが、当業者ならば、本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更をなし得ることは理解されよう。また、特定の状況又は材料に適合させるため、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の教示に多くの変更を行うことができるであろう。従って、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に包含される全ての実施形態を含むものである。
Claims (42)
- インクジェットプリンタ用のインク供給装置であって、
出口ネックに固定されたキャップ組立体を備えたインクボトルと、
インク充填通路を備えたインクリザーバと、
前記インク充填通路内に配置され、入口端及び出口端を備えたプローブを有するインサート受け部と、
前記インクボトルのキャップ組立体と前記インサート受け部のプローブとを噛合わせることによって、前記インクボトルを前記インクリザーバと噛合わせるように構成された作動組立体と、を有し、
前記作動組立体は、前記インクリザーバと前記インクボトルとが互いに編み合わされているとき、前記キャップ組立体を前記プローブから分離させることによって、前記インクリザーバと前記インクボトルとを分離させるように構成される、インクジェットプリンタ用インク供給装置。 - 前記キャップ組立体は、予備噛合い位置において閉じられ、前記インクボトルをインクリザーバと噛合わせたときに開かれる、請求項1に記載のインク供給装置。
- 前記キャップ組立体は、中央スタッドを備えた主本体と、出口を備えたカバーシールドと、を有し、前記カバーシールドは、前記主本体上に移動可能に固定され、前記中央スタッドは、予備噛合い位置において前記出口とシール係合し、
前記カバーシールドは、前記インクボトルをインクリザーバに噛合わせるとき、前記出口が中央スタッドから遠ざかるように移動させられる、請求項2記載のインク供給装置。 - 前記キャップ組立体は少なくとも1つのクリップを有し、前記ネックは隆起部を有し、前記少なくとも1つのクリップは、前記隆起部とスナップ係合して、前記キャップ組立体を前記ネックに固定する、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記作動組立体は、内面及び外面を有する壁を備えたアクチュエータを有し、突出部が前記内面から内方に延びる、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記キャップ組立体は、固定された内部本体と、この内部本体の上に配置された可動のカバーシールドと、を有し、前記カバーシールドは、前記突出部を受入れ且つ保持する溝を有し、前記アクチュエータの移動により、前記カバーシールドを前記内部本体に対して移動させる、請求項5記載のインク供給装置。
- 前記アクチュエータは半円形であり、前記アクチュエータは、前記インクボトルを前記インクリザーバと噛合わせるために垂直軸線を中心に回転される、請求項5記載のインク供給装置。
- 前記作動組立体は、前記キャップ組立体の少なくとも一部を前記プローブ内に移動させる、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記作動組立体は、更に、内方に延びるガイド部材を備えた主ハウジングを有し、前記アクチュエータは、前記主ハウジング内に回転可能に保持され、前記アクチュエータの外面は、前記ガイド部材を移動可能に保持するように構成された少なくとも1つのガイドチャネルを有する、請求項5記載のインク供給装置。
- 更に、前記キャップ組立体を前記プローブと整列させるように構成されたインクボトル位置決め部材を有する、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記キャップ組立体は、第1周方向隆起部及び第2周方向隆起部を有し、前記インクボトル位置決め部材は、前記第1周方向隆起部及び第2周方向隆起部の少なくとも一部の間に配置されるように構成される、請求項10記載のインク供給装置。
- 前記作動組立体は、更に、前記インクリザーバに対して回動するように構成されたインクボトル固定部材を有し、前記インクボトル固定部材は、第1位置において前記インクボトルを前記インクリザーバの上に支持し、前記インクボトルを前記インクリザーバと噛合わせるために第2位置まで回動する、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記インクボトル固定部材は水平軸線を中心に回動する、請求項12記載のインク供給装置。
- 前記インサート受け部は、ベースを有し、このベースに、それとの間に内部キャビティを形成する壁が一体に形成され、前記プローブは、前記ベースを貫くように配置されたインク通路を備え、前記インクボトル固定部材が前記第2位置に回動するとき、インクを前記インクボトルから前記インクリザーバに導くように構成される、請求項12記載のインク供給装置。
- 前記インサート受け部は、更に、前記ベースを貫くように形成されたインクドレンを有し、このインクドレンは、前記内部キャビティ内に保持された過剰のインクが前記インクリザーバ内に導かれることを可能にする、請求項14記載のインク供給装置。
- 前記キャップ組立体は、更に、主本体及びシール部材を有する、請求項2記載のインク供給装置。
- 前記シール部材はダイアフラムであり、前記プローブは、前記インクボトルが前記インクリザーバ内に噛合わされるときに前記ダイアフラムと摺動可能に係合し、前記ダイアフラムは、前記インクボトルが前記インクリザーバ内に噛合わされるときに前記プローブとシール係合する、請求項15記載のインク供給装置。
- 前記キャップ組立体は、更に、それが閉位置にあるときにインクが漏れないようにシールするように構成された少なくとも1つのシール部材を有する、請求項1記載のインク供給装置。
- 更に、前記インサート受け部内に配置された少なくとも1つのスプリング部材を有し、このスプリング部材は、前記インクボトルが前記インクリザーバから取外されるとき、前記インサートキャップ組立体を閉じることを補助する、請求項1記載のインク供給装置。
- 更に、少なくとも1つのスプリング部材を有し、このスプリング部材は、前記インクボトルが前記インクリザーバから取外されるとき、前記インクボトルを前記インクリザーバから離れる方向に押すように作用する、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記インクボトル固定部材は、前記インクボトルに形成された湾曲面と摺動可能に係合するピンを有し、このピンは、前記第2位置に向かって前記湾曲面上で摺動し、それにより、前記インクボトルを前記インクリザーバの方向に押しやる、請求項12記載のインク供給装置。
- 前記インクボトル固定部材は、前記第1位置において前記インクボトルを前記インクリザーバの上に支持する少なくとも1つのボトル押出し部材を有する、請求項12記載のインク供給装置。
- 更に、位置決め突出部を備えたブラケットを有し、前記インクボトルは、それを前記ブラケット内に適正に固定するために前記位置決め突出部に噛合うように連結される位置決め構造を有する、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記位置決め構造は凹状領域である、請求項23記載のインク供給装置。
- 前記凹状領域は、前記インクボトルの上部分の近くに配置される、請求項24記載のインク供給装置。
- 前記キャップ組立体は、主本体と、ワッシャ状ダイアフラムと、スプリットダイアフラムとを有し、前記プローブは、前記インクボトルが前記インクリザーバに噛合わされるときに前記両ダイアフラムと摺動式に係合し、前記両ダイアフラムは、前記インクボトルが前記インクリザーバに連結されるときに前記プローブと摺動式に係合する、請求項1記載のインク供給装置。
- 前記ワッシャ状ダイアフラムは、前記出口キャップの主本体の表面とスプリットダイアフラムとの間にサンドイッチされていることを特徴とする請求項26記載の装置。
- 前記スプリットダイアフラムは部分的に形成されたスリットを有し、前記プローブは、それが前記スプリットダイアフラムと摺動式に係合するとき、前記部分的に形成されたスリットを孔あけして開口を形成する、請求項26記載のインク供給装置。
- 前記開口は、前記プローブが前記スプリットダイアフラムから取外されるときに閉じる、請求項28記載のインク供給装置。
- インクを収容するインクボトルと、
インクリザーバと、
予備噛合い位置においてインクボトルをインクリザーバに整合させるように構成されたインクボトル位置決め部材とを有し、該インクボトル位置決め部材は、インクリザーバに対して、予備噛合い位置へと第1方向に回動するように構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用インク供給装置。 - インクボトル位置決め部材により保持されたインクボトルがインクリザーバとの予備噛合い位置に位置するように、インクボトル位置決め部材をインクリザーバに対して第1方向に回動させる段階を有し、インクボトルの連結構造がインクリザーバの連結構造に整合され、
インクボトル固定部材をインクリザーバに対して第2方向に回動させることにより、インクボトルをインクリザーバとの完全噛合い位置に付勢する段階を更に有し、前記回動により、インクボトル固定部材がインクボトルの一部の上で摺動され、これにより、インクボトルとインクリザーバとを連結させる充分な力が加えられることを特徴とするインクジェットプリンタのインクボトルをインクリザーバに連結する方法。 - インクボトルをインクジェットプリンタのインクリザーバに連結するとき及び取外すときに漏れを最小にする方法において、
第1ダイアフラムを、第2ダイアフラムとインクボトルの出口部材の内部孔穿き面との間にサンドイッチする段階と、
インクをインクボトルからインクリザーバに導くことができるプローブを、第1及び第2ダイアフラムにシール係合させる段階とを有する、方法。 - 前記第1ダイアフラムに弱化領域を形成する段階と、該弱化領域に、プローブにより該プローブが通る開口を穿孔する段階とを更に有する、請求項32記載の方法。
- 前記プローブが第1ダイアフラムから取外されると開口を閉じる段階を更に有することを特徴とする請求項33記載の方法。
- 前記プローブが一方のダイアフラムから取外されるときに、両ダイアフラム間の過剰インクを吸引する段階を更に有する、請求項32記載の方法。
- 前記プローブがインクボトルから完全に離脱されるときに、過剰インクをインクリザーバ内に排出する段階を更に有する、請求項32記載の方法。
- プリンタ装置のインクリザーバにインクボトルを連結する方法において、
インクボトルのキャップ組立体を、アクチュエータ組立体の作動チャンバ内に固定する段階を有し、該固定段階は、キャップ組立体と、アクチュエータ組立体のアクチュエータとを操作により係合させることからなり、
キャップ組立体と、流体をインクリザーバに導くことができるプローブとを連結させるべくアクチュエータを第1方向に付勢する段階を更に有する、方法。 - 前記付勢段階は、キャップ組立体の固定本体に対してキャップ組立体のカバーシールドを移動させることによりキャップ組立体を開くことからなり、前記移動段階はカバーシールドをプローブ内に移動させることからなる、請求項37記載の方法。
- 前記付勢段階は、垂直軸線の回りでアクチュエータを回転させることからなる、請求項37記載の方法。
- 前記キャップ組立体を、インクボトルのネックにリニア方向にスナップ固定することからなる、請求項37記載の方法。
- 前記アクチュエータを第2方向に付勢してキャップ組立体をプローブから離れる方向に移動させることにより、インクボトルをインクリザーバから分離させる段階を更に有する、請求項37記載の方法。
- 前記アクチュエータを第2方向に付勢する段階は、キャップ組立体を閉じることからなる、請求項41記載の方法。
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