JP2007515862A5 - - Google Patents
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Description
本発明は概ね通信システムに関する。特に本発明は、GERAN(GSM/EDGE無線アクセスネットワーク)無線アクセスネットワーク、およびフレキシブルレイヤー1(FLO)と呼ばれる特殊なタイプの物理レイヤーが用いられる、そのエアインターフェースに関する。
GSM(移動体通信用グローバルシステム)およびUMTS(汎用移動体通信システム)のような近代のワイヤレス通信システムでは、基地局と移動局(MS)との間などのネットワーク要素間のエアインターフェースを通じて様々な種類のデータを運搬することができる。運搬容量への一般的な需要は、例えば、利用可能となった新しいマルチメディアサービスに起因して高まり続けているので、既存のリソースを最大限に利用するために、さらに効率的な新しい技術が開発されている。
技術報告書、3GPP 45.902(非特許文献1)では、GERANのために提案された新しい物理レイヤーの1つであるフレキシブルレイヤー1の概念を開示している。その概念の独創性は、例えば、チャネルコーディングおよびインターリービングを含む物理レイヤーの構成が呼び出し設定の後に指定される、という事実に依存している。したがって、新しいサービスのサポートは、各リリースに関連する新しいコーディング構成のスキームを指定する必要なく、スムーズに扱うことができる。
FLO概念の開発作業には、幾分厳しい要件が与えられた。FLOは、例えば、異なるインターリービング深さのサポート、不等エラーの保護や検出、チャネルコーディングレートのグラニュラリティの低減、および異なる変調(8PSK、GMSKなど)のサポートを介して、並列データフローの基本物理サブチャネルへの多重化をサポートし、スペクトル効率の最適化を提供しなければならない。さらに、この解決策は、将来においても旧式とならず、また無線プロトコルスタックによってもたらされるオーバーヘッドを最小限に抑えなければならない。
GERANリリース5によれば、MACサブレイヤー(FLOのためのレイヤー2)は、3GPP TS 45.002(非特許文献2)において導かれる論理チャネル(トラフィックまたは制御)と基本物理サブチャネルとの間のマッピングを扱う。
UTRAN(UMTS無線アクセスネットワーク)において、MACは、エアインターフェースを通じて所与のQoS(サービスの質)によるデータフローを運搬するために、いわゆるトランスポートチャネル(TrCH)を用いる。その結果、呼出し設定で構成される複数のトランスポートチャネルを、同時にアクティブとすること、および物理レイヤーで多重化することができる。
以下、FLOの概念を採用することによって、上述のフレキシブルなトランスポートチャネルをGERANにも用いることができる。したがって、GERANの物理レイヤーは、1つまたは複数のトランスポートチャネルをMACサブレイヤーに提供することが可能である。これらのトランスポートチャネルのそれぞれは、特定のサービスの質(QoS)を提供している1つのデータフローを担送することができる。複数のトランスポートチャネルを、多重化することができ、同じ基本物理サブチャネルに同時に送信することができる。
トランスポートチャネルの構成、すなわち、入力ビットの数、チャネルコーディング、インターリービングなどを、トランスポートフォーマット(TF)として示す。さらに、複数の異なるトランスポートフォーマットを、単一のトランスポートチャネルに関連づけることができる。トランスポートフォーマットの構成は、RAN(無線アクセスネットワーク)によって完全に制御され、呼出し設定においてMSに送られる。TFの適切な翻訳は、データのデコーディングのために用いられる構成を定義するトランスポートフォーマットとともに、受信端において重要である。トランスポートフォーマットを構成する場合、RANは、例えば、複数の所定のCRC(周期的冗長検査)長とブロック長との間で選択することができる。
トランスポートチャネル上で、トランスポートブロック(TB)は、伝送時間間隔(TTI)基準でMACサブレイヤーと物理レイヤーとの間で交換される。各TTIに対して、トランスポートフォーマットインジケータ(TFIN)を介して、トランスポートフォーマットが選択および示される。換言すれば、TFINは、その特定のTTIの間に、その特定のTrCH上のその特定のトランスポートブロックにどのトランスポートフォーマットを使用するのかを示す。トランスポートチャネルが非アクティブである場合、ゼロのトランスポートブロックサイズ(空のトランスポートフォーマット)が選択される。
異なるトランスポートチャネルのトランスポートフォーマットの限られた数の組合せだけが可能となる。有効なトランスポートフォーマットの組み合わせは、トランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)と呼ばれる。基本物理サブチャネル上の一連の有効なTFCは、トランスポートフォーマットコンビネーションセット(TFCS)と呼ばれる。TFCSは、算出トランスポートフォーマットコンビネーション(CTFC)を介して送られる。
受信シーケンスをデコードするために、レシーバは、アクティブなTFCが無線パケットであるとわかっている必要がある。この情報は、トランスポートフォーマットコンビネーション識別子(TFCI)フィールドに伝送される。上述のフィールドは、基本的にレイヤー1ヘッダーであり、GSMのスチールビットと同じ機能を有する。TFCSの各TFCには一意のTFCIが割り当てられ、無線パケットを受信すると、これがレシーバにデコードされる第1の要素となる。デコードされたTFCI値を利用することによって、異なるトランスポートチャネルのためのトランスポートフォーマットを判定することができ、実際のデコードを開始することができる。
マルチスロットオペレーションの場合には、各基本物理サブチャネルに対して1つのFLOインスタンスがなければならない。各FLOインスタンスは、レイヤー3によって独立して構成され、その結果、自身のTFCSを得る。割り当てられた基本物理サブチャネルの数は、MSのマルチスロット機能に依存する。
当面は、FLOの使用が専用のチャネルだけに制限されるので、SACCH(低速付随制御チャネル)を、GERANリリース5に基づいて独立した論理チャネルとして扱わなければならない、26のマルチフレーム構造を保持することになる。
非特許文献[1]に示されるようなトランスポートフォーマットおよびチャネルの概念を図1に視覚化する。ここでは、例えば、FLOを通じて伝送されるコード化された音声を示す。音声は、異なるビットレートおよび付加的なコンフォート雑音発生モード(CNGモード)を有する3つの異なるモード(モード1、モード2、モード3)で運搬される。モード内部では、音声ビットは、例えば、音声の再構成の間、トランスポートチャネルの異なる重要性に基づいて、3つの異なるトランスポートチャネル(TrCHA 102、TrCHB 104、およびTrCHC 106)で表される3つの異なるクラスに分類される。ブロック内の数字、例えば、この実施例では任意であるが、凡例108で示されたブロックは、トランスポートチャネルおよびコーデックモード特定の方法において所要のビット数を示す。したがって、図から、TrCHAが4つのトランスポートフォーマット(0、60、40、30)を含み、TrCHBが3つのトランスポートフォーマット(0、20、40)を含み、TrCHCが2つのフォーマット(0、20)しか含まないことがわかる。トランスポートフォーマット上の異なるチャネルを参照し、同時にアクティブ化できる、その結果のトランスポートフォーマットコンビネーションTFC1乃至TFC4を、図において破線で示す。これら全ての有効な組合せは、CTFCを介して送られるTFCSを構成する。CTFC判定の例は、適切なTFCの選択において適用可能な技術に加えて、非特許文献[1]に見出される。
Iuモードの場合のFLOのプロトコルアーキテクチャを図2に示す。MACレイヤー208は、複数の論理チャネルか、またはTBF(一時的ブロックフロー)をRLCレイヤー206にあるRLCエンティティから物理レイヤー210にマップする。前記RLCレイヤー206は、例えば、PDCP(パケットデータコンバージェンスプロトコル)204からデータを受信し、RRC(無線リソースコントローラ)202によって制御される。現在の仕様では、非特許文献[1]の論理チャネルが使用されているが、おそらく将来的には、一時的ブロックフローの概念に置き換えられるであろう。TBFの概念は、非特許文献[3]に詳述されている。専用チャネル(DCH)は、アップリンクまたはダウンリンク方向における1つの専用のトランスポートチャネルとして使用することができる。3の異なるDCH、すなわち、CDCH(制御プレーンDCH)、UDCH(ユーザープレーンDCH)、およびADCH(関連DCH)が導入され、CDCHおよびUDCHはRLC/MACデータ運搬ブロックの伝送に使用され、ADCHはRLC/MAC制御ブロックの伝送のターゲットとなる。移動局は、複数のトランスポートチャネルを並行してアクティブにさせることができる。
FLOアーキテクチャを、特にFLOのためのレイヤー1に関して図3に示す。このバージョンでは、ワンステップのインターリービングだけを想定している。すなわち、1つの基本物理サブチャネル上の全てのトランスポートチャネルは同じインターリービング深さを有する。ツーステップのインターリービングを有する別のアーキテクチャの概説は、非特許文献[1]に開示されている。基本的なエラー検出は、周期的冗長検査によって行われる。トランスポートブロックは、そのブロックに付与されるチェックサムを計算するために、選択した生成多項式を用いるエラー検出302に入力される。次に、コードブロックと呼ばれる更新されたブロックが、追加的な冗長性を導く畳み込みチャネルコーダ304に送られる。レートマッチング306では、エンコードされたブロックのビットが反復またはパンクチャされる。ブロックサイズは変化させることができるので、トランスポートチャネル上のビット数も対応して変化させることが可能である。その結果、対応するサブチャネルの割り当てられた実際のビットレートに合致する全体的なビットレートを保持するために、ビットを反復またはパンクチャしなければならない。レートマッチングブロック306からの出力は、無線フレームと呼ばれる。トランスポートチャネルの多重化308では、レートマッチングブロック306から受信したアクティブなトランスポートチャネルTrCH(i)乃至TrCH(l)からの無線フレームのCCTrCH(コード化複合トランスポートチャネル)への多重化を行う。TFCIマッピング310において、TFCIは、CCTrCHのために構成される。TFCIのサイズは、必要なTFCの数に依存する。そのサイズは、エアインターフェース上の不必要なオーバーヘッドを避けるために、最小限に抑えられなければならない。例えば、3ビットのTFCIは、8つの異なるトランスポートフォーマットコンビネーションを示すことができる。これらが充分でない場合、実行のためには動的接続の再構成が必要である。TFCIは、(ブロック)コード化され、次いでバースト上のCCTrCH(これら2つは無線パケットを構成する)によってインターリーブされる(312)。選択したインターリービング技術は、呼出し設定において構成される。
RRCレイヤー、FLOのためのレイヤー3は、トラフィックチャネルの設定、再構成、およびリリースを管理する。新しい接続を作成すると、レイヤー3は、物理的、MAC、およびRLCレイヤーを構成するために、下位レイヤーに種々のパラメータを指示する。そのパラメータには、各トランスポートチャネルに設定されるトランスポートチャネルアイデンティティ(TrCHId)およびトランスポートフォーマット、変調パラメータを有するCTFCを介して設定されるトランスポートフォーマットコンビネーションセットなどが含まれる。さらに、レイヤー3は、CRCサイズ、レートマッチングパラメータ、トランスポートフォーマットの動的属性などのトランスポートチャネル特定のパラメータを提供する。トランスポートチャネルおよびトランスポートフォーマットコンビネーションセットは、例えば、非特許文献[4]の7.14.1項および7.19項に詳述される無線ベアラー手順を用いることによって、アップリンクおよびダウンリンク方向に別々に設定可能である。
さらに、レイヤー3は、TFCS内のトランスポートフォーマットコンビネーションの使用をさらに制限するために、トランスポートフォーマットコンビネーションサブセットに関する情報を含むことが可能である。このような情報は、「最小限の許容トランスポートフォーマットコンビネーション指数」、「許容トランスポートフォーマットコンビネーションリスト」、「非許容トランスポート形成組合せリスト」、などを経て形成することが可能である。
また明らかに、TFCSの再構成は、FLOにおいて漸次的に可能でなければならない。すなわち、追加、変更、または削除されるトランスポートチャネルまたはTFCに関する情報のみが、例えば変更無線ベアラーシグナリングによって、送ることができる。さまざまな再構成の後でも、全体的な構成は一致していなければならず、その構成は、例えば、リリースされるトランスポートチャネルを用いるTFCSから全てのTFCを削除することにより確実にされなければならない。
GERANにおけるリンク制御および、特にRRCプロトコルに関する現在の仕様(非特許文献[4]、[5]、[6])は、拡張測定報告に関連して、SACCH上の端末が、ENHANCED MEASUREMENT REPORTメッセージに組み込んだNBR_RCVD_BLOCKSパラメータを有する適切にデコードされたブロック数を、ネットワークにどのように報告するのかを記述している。ネットワークは、次いでデコード後に、ブロックエラーレート(BLER)を評価することが可能である。1つのDBPSCH上での、SACCHの報告期間中のブロックの最大数は、通常24である。同様に、適切にデコードされたブロック数の最大値は24であり、その明白な二進数の表現は5ビット、すなわち25=32(>24)を必要とするが、その場合の8つの値は基本的には未使用のままである。
GERANへのFLOの採用によって、最大24の無線パケットをSACCHの報告期間中に受信できるが、各無線パケットは、現在のコンセンサスによれば最大4つのトランスポートブロックを含むことができるので、合計で24×4のトランスポートブロックを、SACCHの報告期間中に適切にデコードすることが可能である。これは、FLOが基本物理サブチャネル当たりの無線パケットごとに最大4つのアクティブなトランスポートチャネル(−>トランスポートブロック)をサポートしなければならないことによる、FLOの要件に設定される現在の制限から導かれる。したがって、NBR_RCVD_BLOCKSパラメータのためにすでに固定した5ビットでは、(適切に)デコードされたブロック数を明白に表すには不十分である。パラメータが長くなることへの必要性を解決するように、新しいメッセージやパラメータを定義することができるが、そのような変更は、いくつもの仕様の変更や、実際にそれらに従う多数の装置(端末およびネットワーク要素)の変更が必要であり、さらにエアインターフェースを通じて伝送されるデータ量が増加させるので、好ましくない。
3GPP TR 45.902 V.6.2.0 Technical Specification Group GSM/EDGE, Radio Access Network; Flexible Layer One (Rel 6) 3GPP TS 45.002 V6.3.0 Technical Specification Group GSM/EDGE, Radio Access Network; Multiplexing and multiple access on the radio path (Rel 6) 3GPP TS 44.160 Technical Specification Group GSM/EDGE, General Packet Radio Service (GPRS); Mobile Station (MS) - Base Station System (BSS) interface; Radio Link Control/Medium Access Control (RLC/MAC) protocol Iu mode (Rel 6) 3GPP TS 44.118 Technical Specification Group GSM/EDGE, Radio Access Network; Mobile radio interface layer 3 specification; Radio Resource Control (RRC) protocol Iu Mode (Rel 5) 3GPP TS 45.008 Technical Specification Group GSM/EDGE Radio Access Network; Radio subsystem link control (Rel 6) 3GPP TS 44.018 Technical Specification Group GSM/EDGE Radio Access Network; Mobile radio interface layer 3 specification; Radio Resource Control (RRC) protocol (Rel 6)
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本発明は、FLOまたは対応する概念を用いて、エアインターフェース上のオーバーヘッドを増加させずに、ワイヤレスシステムにおいて適切にデコードされたトランスポートブロックの数の報告を可能にすることを目的とする。この目的は、実際のメッセージ定義や、パラメータ、パラメータサイズに関する上述の実際の既存の報告手順を用いることによって達成される。しかし、NBR_RCVD_BLOCKSパラメータのビットの意味は、報告期間中に適切にデコードされるトランスポートブロックの最大数に応じて適宜変更するように更新される。本発明の基本的な解決策において、適切にデコードされたブロックの数の二進数表現の最下位ビット(LSB)は、前記表現をNBR_RCVD_BLOCKSパラメータの固定した数字のビット(5)に適応させるために、必要に応じて切り捨てられる。また、元の表現とパラメータとの間の他の追加的または別のマッピングを使用することもできる。例えば、適切にデコードされたブロックの数に基づいて報告の分解能を変化させるために、非線形の報告スケールを利用することが可能である。
本発明の有用性は、複数の点に基づくものである。第一に、報告情報を送受信するための既存の手順は、依然として適用可能であり、メッセージ/パラメータの構造/サイズを変更する必要がない。第二に、適切に受信されたブロックの数が報告される分解能は状況に合わせて適応可能であり、受信したブロックのいくつかの特定の数(範囲)に関連するいくつかの特定のシナリオにおいて、より細かいグリッドを提供するように、または受信したブロックの最大数が増加したときに概ね低下させるように調整することができる。さらに、提供された解決策は、実装には幾分単純であり、従来技術と比べて実行している装置に多くの処理能力やメモリ空間を実質的に必要としない。本発明を用いるために、接続の終了の合間の追加的なシグナリングは不要である。
本発明によれば、エアインターフェースを通じて無線パケットのデータを運搬するように構成されるワイヤレスシステムにおいて、適切にデコードされたトランスポートブロックの数を報告するための方法であって、複数のトランスポートチャネルに関連する複数のトランスポートブロックが無線パケットに含まれ、報告期間中に複数の無線パケットが受信される、前記方法において、
前記報告期間中に適切にデコードされるトランスポートブロックの最大数に関する情報を獲得するステップと、前記報告期間中に適切にデコードされたトランスポートブロックの数を獲得するステップと、
前記獲得した情報に基づいて前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する表示を適応させるステップと、
前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する前記表示を送信するステップとを有することを特徴とする。
前記報告期間中に適切にデコードされるトランスポートブロックの最大数に関する情報を獲得するステップと、前記報告期間中に適切にデコードされたトランスポートブロックの数を獲得するステップと、
前記獲得した情報に基づいて前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する表示を適応させるステップと、
前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する前記表示を送信するステップとを有することを特徴とする。
本発明の他の側面において、1つの無線パケット内に含まれる複数のトランスポートブロックを受信し、報告期間中に複数の無線パケットが受信されるように構成されたワイヤレスシステムにおいて動作可能な装置であって、前記装置は、命令およびデータを処理および保存するように構成された処理手段及びメモリ手段と、データを運搬するように構成されたデータ運搬手段とを備え、さらに前記装置は、
前記報告期間中に前記適切にデコードされるトランスポートブロックの最大数に関する情報を獲得し、
前記報告期間中に適切にデコードされたトランスポートブロックの数を獲得し、
前記獲得した情報に基づいて前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する表示を適応させ、
前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する前記表示を送信するように構成されることを特徴とする。
前記報告期間中に前記適切にデコードされるトランスポートブロックの最大数に関する情報を獲得し、
前記報告期間中に適切にデコードされたトランスポートブロックの数を獲得し、
前記獲得した情報に基づいて前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する表示を適応させ、
前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する前記表示を送信するように構成されることを特徴とする。
本発明の更なる側面において、ワイヤレスシステムにおいて動作可能な装置であって、前記装置は無線パケット中のデータをエアインターフェースを通じて運搬し、複数のトランスポートブロックが無線パケットに含まれ、報告期間中に複数の無線パケットが運搬され、命令およびデータを処理および保存するように構成された処理手段及びメモリ手段と、データを運搬するように構成されたデータ運搬手段とを有する装置において、
前記報告期間中に端末に運搬されるトランスポートブロックの最大数に関する情報を獲得し、
前記端末によって前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する表示を受信し、
獲得した情報および受信した表示に基づいて、適切にデコードされたトランスポートブロックの実際の数を判定するように構成されることを特徴とする。
前記報告期間中に端末に運搬されるトランスポートブロックの最大数に関する情報を獲得し、
前記端末によって前記報告期間中に前記適切にデコードされたトランスポートブロックの数に関する表示を受信し、
獲得した情報および受信した表示に基づいて、適切にデコードされたトランスポートブロックの実際の数を判定するように構成されることを特徴とする。
「適応させる」という用語は、本願明細書において、獲得した情報に基づいてある表示を運搬可能な形式に適合させることを特に意味する。さらに、所定のデータフィールドの長さなどのいくつかの他の結果も、獲得した情報に加えて、その適応に影響を及ぼすことが可能である。例えば、その表示が、本発明の基本的な解決策と同様に、対応する数の、適応的に切り捨てした二進数表現である場合、最大の可能な数の範囲(〜適切に受信されたブロックの最大数)も、送信される所定の長さの指示パラメータも、その表示の最終的な形式を判定する。
本発明の一実施態様において、移動端末は、報告期間中に適切にデコードされたトランスポートブロックの数を報告するために、提案された方法を利用する。その移動端末は、デコードされたトランスポートブロックの最大数に基づいて適切な指示モデルを判定し、それに応じて、適切にデコードされたブロックの測定した数を示すパラメータをネットワークに伝送する。ネットワーク要素は、次いでそのパラメータを受信し、報告期間中に運搬されたトランスポートブロックの最大数に関する入手可能な情報に基づいてそれをデコードする。
従属請求項では、本発明の実施態様を開示する。
以下、本発明を添付の図面を参照することによりさらに詳細に説明する。図1、2、および3は、関連する従来技術の記述とともに、すでに述べたものである。
図4Aは、一例として、移動端末402がネットワーク404から無線パケットを受信する、本発明の実施態様のシナリオを記述したシグナリング図を示す。無線パケット406、408、および、410は、参照符号422によって示される報告期間中に受信される。端末402は、414、416、および418で、パケットに含まれるブロックをデコードし、例えば、単純な受信および利用可能な形式への復調、またはCRCが該ブロックで使用される場合、受信した相対物を有する(再)計算したCRC値のより高度な比較を意味することが可能である。
報告期間中にパケットに含まれるブロックを受信(およびデコーディング)した後、端末402は、420で、報告期間中に適切にデコードされたブロックの数を判定し、その表示を適応させて、ステップ412でその表示をネットワーク404に報告する。ネットワーク404は、424で、受信した表示および現在のTFC構造(可能な追加的条件による報告期間中にデコードされたブロックの最大数、以下に説明)に関する知識に基づいて、前記数を判定する。
既存のメッセージ(5ビットのNBR_RCVD_BLOCKSパラメータを有する)をそのままにしておくために、適切にデコードされたトランスポートブロックの数の二進数表現の最下位ビットを切り捨てることができる。その結果は、次いでNBR_RCVD_BLOCKSにマップされる。
切り捨てたLSBの数は、SACCHの報告期間中に適切にデコードされるトランスポートブロックの最大数に依存し、この最大数は、例えば、NbTBmaxパラメータによって示すことができる。
NbTBmaxの概念についてさらに展開し、特にSACCHの報告期間を考慮するために、最大24の無線パケットを受信することができる。その結果、無線パケットで適切にデコードすることができるトランスポートブロックの最大数は、DBPSCHのTFCSに依存する。NbTBmaxは、次のように計算することが出来る。
NbTBmax=24x(DBPSCHのTFCSのTFCにおけるアクティブなトランスポートチャネルの最大数)
ここで、トランスポートチャネルは、実際にトランスポートブロックを伝送する場合、すなわち、そのサイズが0より大きい場合、特定のTFCにおいて基本的にアクティブであるとみなされる。表記xは、乗算を示す。場合により、さらにNbTBmaxパラメータを判定するために、いくつかの補足条件も使用する。例えば、CRCを使用するトランスポートブロック(〜トランスポートチャネル)だけをNbTBmaxに含めることが可能である(図3のコードブロックを参照)。一方では、例えばTFCI=0を有する例えば最初のTFCであるシグナリングTFCを、NbTBmaxの計算から除外することができる。
NbTBmax=24x(DBPSCHのTFCSのTFCにおけるアクティブなトランスポートチャネルの最大数)
ここで、トランスポートチャネルは、実際にトランスポートブロックを伝送する場合、すなわち、そのサイズが0より大きい場合、特定のTFCにおいて基本的にアクティブであるとみなされる。表記xは、乗算を示す。場合により、さらにNbTBmaxパラメータを判定するために、いくつかの補足条件も使用する。例えば、CRCを使用するトランスポートブロック(〜トランスポートチャネル)だけをNbTBmaxに含めることが可能である(図3のコードブロックを参照)。一方では、例えばTFCI=0を有する例えば最初のTFCであるシグナリングTFCを、NbTBmaxの計算から除外することができる。
図4Bは、6つのTFCがDBPSCH上のFLOに対して定義される、TFCSの一例を示す。この例では、トランスポートチャネルAおよびトランスポートチャネルCだけがCRCを使用すると仮定する。1つのTFCにおいてCRCが使用されるアクティブなトランスポートチャネルの最大数は、したがって、1となる。その結果、NbTBmax=24×1=24となる。
図4Cは、5つのTFCがDBPSCH上のFLOに対して定義される、TFCSの別の例を示す。この例では、全てのトランスポートチャネルA、B、C、およびDがCRCを使用すると仮定する。1つのTFCにおいてCRCが使用されるアクティブなトランスポートチャネルの最大数は、したがって、3(TFC5)となる。その結果、NbTBmax=24×3=72 となる。
切り捨てるLSBの数は、呼出し設定においてネットワークから受信するTFCSからの端末によって計算することが可能であるので、例えば、新しい、または既存のメッセージの独立したパラメータを経て行うことができるが、明示的に信号を送る必要はない。両端ではTFCSを把握しており、また両端では、NBR_RCVD_BLOCKSに適応するように、どれくらいのビットが適切にデコードされたトランスポートブロックの数(0、1、または2)の二進数表現から切り捨てられたのかを把握している。
加えて、例えば呼び出し設定において、ネットワークは、トランスポートチャネルのサブセットだけを考慮するように(要求を送信するなどして)指示を出すことが可能である。例えば、図4Cにおいて、ネットワークは、チャネルTrCH AおよびB上のデコーディングの成功を監視するように端末に命じることが可能である。TFCのアクティブなトランスポートチャネル(Aおよび/またはB)の最大数は、その時点で2となる。結果的に、NbTBmax=24×2=48となり、1ビットの切り捨てが必要となる(表1参照)。
NbTBmaxの判定に対応して、適切にデコードされたトランスポートブロックの有効な数の計数には類似した原理を用いる。シグナリングTFCのブロックは、この数に含まれるとみなすことができない。例えば図4Bおよび図4Cにおいて、最初のTFC(例、TFCI=0を有するTPC 1)は、シグナリングのために予約されているかもしれない。さらに、トランスポートブロックは、適切に受信されるCRCに基づいてデコードされるとみなすことができる。あるブロックにCRCがない場合、そのブロックは計数されない。しかし、TFCS(場合によってはシグナリングTFCを除外したもの)が、CRCを利用するトランスポートチャネルがアクティブであるTFCを1つも含まない場合は、受信した全てのトランスポートブロックが適切にデコードされるとみなしてもよい。したがって、CRCは利用可能であればいつでも利用することが可能であるが、そうでなければ、計数は、例えば受信だけに基づくことになる。
上記の表を用いることによって、適切にデコードされたトランスポートブロックの数の二進数表現を、LSBを切り捨てることによって5ビット長の表示パラメータに適応させるので、前記数の元の分解能は、適応させている間に半分または4分の1になる。
適切にデコードされたトランスポートブロックの数を(5ビットのように)制限された長さに適合させるための、上述の切り捨ての単純な別の手段、またはその数に適用する他の適応技術として、単一のトランスポートチャネルに対してのみ前記数を常に計数することが可能である。当該のトランスポートの選択は、例えば、次のようにすることができる。
・ ネットワークによって呼出し設定において端末に送る。または、
・ 自動で、例えば、CRCを用いて第1のものを選択する。
・ ネットワークによって呼出し設定において端末に送る。または、
・ 自動で、例えば、CRCを用いて第1のものを選択する。
1つのトランスポートチャネルだけが計数される場合、SACCHの報告期間中に適切にデコードされた(トランスポート)ブロックの最大数は24のままである。
別の補足のまたは完全に独立した適応方法として、非線形の報告スケールが示される。
このスケールは、報告の分解能が、ある数より高くなるように作成されることができる。例えば、
・ 全てのブロックが送信され、少数のブロックが不適当になるために(すなわち、代表的な条件のために)、
・ そして最終的には、少数の適切なブロックだけが適切にデコードされる範囲のために(すなわち、報告期間ごとに少数のブロックだけが送信されるDTX(不連続伝送)の場合のために)
報告の分解能が高くなる。
このスケールは、報告の分解能が、ある数より高くなるように作成されることができる。例えば、
・ 全てのブロックが送信され、少数のブロックが不適当になるために(すなわち、代表的な条件のために)、
・ そして最終的には、少数の適切なブロックだけが適切にデコードされる範囲のために(すなわち、報告期間ごとに少数のブロックだけが送信されるDTX(不連続伝送)の場合のために)
報告の分解能が高くなる。
必然的に、開示した本発明の基本的な原理は、あらゆる特定の伝送方向または装置に制限されない。その原理は、アップリンクおよびダウンリンク方向、および、例えば、移動端末およびネットワーク要素(例えば、基地局(BS)、基地局コントローラ(BSC)、またはそれらを組み合わせたもの)のどちらでも使用することが可能である。
図5は、本発明の方法の流れ図を示したものである。方法の開始502で、ネットワークエンティティ(例えば、BS、BSC、またはそれらを組み合わせたもの)または移動端末のようなワイヤレス通信装置を指す装置は、例えば、本発明の方法を実行するソフトウェアをメモリにロードして開始することが可能である。さらに、必要なメモリ領域を初期化し、通信接続を確立することができる。ステップ504において、適切にデコードされるトランスポートブロックの最大数に関する情報が獲得される。このステップは、後述するステップ507の後に加えて、または代わりに実行することが可能であり、このオプションは図内で破線矢印によって示され、例えば、TFCSが報告期間中に実際に変更され、したがって、報告期間が終了してその表示が送られようとするまで、適切にデコードされたブロックの最大数が確実にわかっていない場合に特に好都合である。報告期間中に複数のTFCSを使用する場合はいつでも、適切なNbTBmaxを判定するために、複数の異なる手順を行うことができる。例えば、NbTBmaxは、報告期間中に使用する、異なるTFCSのNbTBmax値の最大値として定義することもできるし、NbTBmaxは、使用する異なるNbTBmax値の和として構成することもできる。ステップ504に戻り、端末は、例えば、TFCSおよびTFCが判定されて送られる時に、呼び出し設定において関連する基本的なデータを受信することができる。次いで、そのデータは、必要な数を判定するために、可能な追加的または特殊条件によって上述のように分析する。その情報はまた、特定のTFC/TFの削除、追加、または変更を含む(部分的な)TFCSの再構成を介して獲得することもできる。その情報はまた、問題となっている接続の端部間を考慮して伝送することもできる。端末に情報を提供しているネットワーク要素は、自身で情報を作成するか、または別のネットワーク要素から受信することが可能である。
ステップ506(および現在の報告期間が経過したかどうかを検査するステップ507)において、端末は、無線パケットに含まれるトランスポートブロックを受信する。ステップ508において、端末は、上述のルールを用いることによって、適切にデコードされたブロックの数を判定する。ステップ510において、端末は、ステップ512で送信される判定した数の表示を(例えば、メッセージのデータフィールド/パラメータとして)ネットワークに適応させる。適応は、例えば、必要に応じて前記数の二進数表現を切り捨てること、非線形マッピング表(一例として表4を参照)から適切な要素を選択すること、などを意味することができる。ステップ514において、適切にデコードされたブロックの数を処理および/または分析するネットワーク要素は、それらの表示を受信し、ステップ516において、その表示が関連する報告期間中に現行のTFC/TFCSの構成に基づいてデコードする。ネットワークは、いくつかの接続パラメータ(チャネルコーディングなど)をより適切に一般的および場合により変更された通信環境に適応させるために、デコードされた情報を用いることが可能である。この方法は、ステップ518で終了する。
図6は、ネットワーク要素(または独立した要素を組み合わせたもの)、または本発明に基づいてデータの処理および運搬が可能な移動端末のような装置の基本的なコンポーネントのための1つのオプションを示す。「移動端末」という用語は、現代の携帯電話に加えて、ワイヤレス通信が可能な、より高度なマルチメディア端末、携帯型、およびラップトップコンピュータなども指す。1つ以上の物理的なメモリチップに分割されたメモリ604は、例えば、コンピュータプログラム/アプリケーションの形態での必要なコード616と、(TFCS/TFC/報告期間/追加的な規定、および最大数/現在のトランスポートブロックの数の判定のための定義)構成データ612とを含む。処理ユニット602は、メモリ604に保存される命令616に基づいた方法の実際の実行に必要である。ディスプレイ606およびキーパッド610は、その装置のユーザーに、必要な装置の制御およびデータの視覚化手段(−ユーザーインターフェース)の提供にしばしば有用である任意のコンポーネントである。例えば、固定データ伝送インタフェースまたはトランシーバ、あるいはその両方)である、データ運搬手段608は、例えば、他の装置からの構成データの受信および/または構成データの他の装置への送信などの、データ交換を処理するために必要である。提案された方法を実行するためのコード616は、フレキシブルディスク、CD、またはメモリカードのような担体媒体によって保存および供給することができる。
本発明の範囲は、以下の請求項に見出すことができる。用いた装置、方法ステップ、適応技術などは、シナリオに依存する場合があり、それでも本発明の基本的な概念に合致するということに留意されたい。例えば、ビットの切り捨ては、非線形マッピングと同様に、示した実施例とは異なって行うことができる。また、パラメータ長が、上文に示したものとは異なる場合があることも明白である。
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