JP2007513328A - 上部気道消化管癌の予測 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、一般的に、癌の診断に関する。本発明は、より具体的には、質量スペクトルデータに基づいてヒトまたは動物被検体の癌を早期に予測および検出する方法に関する。なお本出願は、2003年11月12日に出願された仮出願第60/519,340号の恩典を主張するものであり、これは参照により本明細書に組み込まれる。
本項で説明するアプローチは遂行可能であったが、必ずしも、以前に考案または遂行されていたアプローチとは限らない。従って、本明細書において特別の定めのない限り、本項で説明するアプローチは、本願の特許請求の範囲に対する先行技術ではなく、本項に含めることによって先行技術であると認められない。
質量スペクトルデータに基づいて哺乳動物における癌を検出する方法および装置が説明される。本発明の方法は、ヒトまたは動物被検体における癌の存在を検出するために、正常被検体の質量スペクトルデータと比較して1つまたは複数の分子種の濃度が上昇または低下しているかどうか、被検体の血清または血液からの質量スペクトルデータを分析することによって実施することができる。
1.0 概要
2.0 癌を予測する方法および装置
2.1 試料データの作成
2.2 予測モデルの作成
2.3 予測の実施
2.4 実験結果
2.5 予測を回帰問題として示す
3.0 実行メカニズム-コンピュータハードウェアの概要
4.0 拡張および代替
前述の背景において特定された必要性ならびに以下の説明のために明らかになるであろう他の必要性および目的は本発明において実現される。本発明は、1つの局面において、哺乳動物において肺癌、頭頚部癌を予測する方法を含む。本明細書で使用する「予測する」は、このような癌を診断すること、このような癌の経過を予測すること、およびこのような癌を発症する可能性を予測することを含む。肺癌として、小細胞癌ならびに非小細胞癌(例えば、扁平上皮癌、腺癌、および大細胞癌)が挙げられる。当技術分野において公知の「頭頚部癌」として、頭部および頚部(口、鼻腔、眼、耳、喉頭、咽頭、および頭蓋底を含む)において生じる全ての悪性腫瘍が挙げられる。頭頚部癌の例として、下咽頭癌、喉頭癌、口唇癌、口腔癌、悪性黒色腫、鼻咽頭癌、口腔咽頭癌、副鼻腔癌、鼻腔癌、唾液腺癌、および甲状腺癌が挙げられるが、これに限定されない。
今から、例示的な態様を、図1A、図1B、図2A、および図2Bに関して説明する。図1Aは、癌スクリーニングモデルを作成する方法の例示的な態様の概要を示す流れ図である。図1Bは、図1Aの方法におけるデータおよび関連要素の使用を示すデータ流れ図である。図2Aは、哺乳動物における肺癌、頭頚部癌を予測する方法の例示的な態様の概要を示す流れ図である。図2Bは、図2Aの方法におけるデータおよび関連要素の使用を示すデータ流れ図である。
最初に図1Aを見ると、ブロック102において、試料集団の血清からスペクトル試料データが作成される。図1Bに示したように、癌個体および正常個体の両方からなる集団120において、個体1人1人から血清試料122が得られる。血清試料122を質量分析計130にかけて、それぞれの血清試料124のスペクトルウエイト値を得る。
本明細書に記載のプロセスの用途の1つは、スペクトルデータ値を、正常個体と、肺、頭部、または頚部の扁平上皮癌(「SCC」)を発症する個体を表す複数の二値予後(binary outcome)の1つに分類することである。数学的分析のために、スペクトルデータ値はXで表され、予後はYで表される。本明細書のプロセスは、スペクトルデータ値を用いて、これらの予後を予測しようとする。それぞれのスペクトルXは、一般的に、Pで表される多数の値を含んでいる。例えば、ある検査では、スペクトルは、それぞれ個々のスペクトルのP=284,027のスペクトルデータ値で数値化された。
今から、図2Aを参照して、図1Aのプロセスにおいて作成されたモデルを用いて予測を実施するプロセスを説明する。
肺癌または頭頚部癌を有する191人の患者と143人の対照被験者からなる集団を選択した。対照集団の中には、一般的な集団で見られる頻度より高い頻度で喫煙個体または飲酒個体が含まれていた。希釈した血清試料を、直線モードで操作したMALDI質量分析にかけ、0〜180kdのデータを得た。Vansteenkiste, J. F., Eur Respir J Suppl, 34 :S115-121 (2001)。x軸に沿った0〜180kdの連続曲線としてデータを処理することによって、質量スペクトル全体に沿った点から情報を抽出した。LDAに使用するのに好ましい数のスペクトル特徴を、ピーク高さおよび患者と対照被験者との間で最も異なるように見えたピークに基づいて選択した。Fisher, RA, Ann Eugen, 7: 179-88 (1936)参照。P(特徴の数)のそれぞれの値について、前記のクロスバリデーションを用いて得られたROC曲線下の面積を計算した。これによって、曲線下面積(y軸)と共変量の数(x軸)の関数が得られた。ROC曲線下の面積はROC曲線の代表的な1数要約(one-number summary)である。
本明細書のアプローチをさらに理解するために、本明細書において表された予測問題を回帰問題として表すことができる。回帰の考えでは、この問題は、共変量Xjが観測される場合のYの期待値を推定することである。統計的な表記では、回帰問題は、
μ(Y|X1,...X?)=E[Y|X1,...,X?]
で表される。従って、本明細書のアプローチの目的は、観測データを用いて、yiおよびxij (i=1、...、Nおよびj=1、...、?)で表される、μ(Y|X1,...X?)を推定することである。
図6は、本発明の1つの態様を実行することができるコンピュータシステム500を示すブロック線図である。コンピュータシステム500は、バス502または情報を通信するための他の通信機構、およびバス502と連結している、情報を処理するためのプロセッサ504を備える。コンピュータシステム500はまた、バス502と連結している、プロセッサ504によって実行される情報および命令を保存するためのメインメモリー506(例えば、ランダムアクセスメモリー(「RAM」)または他の動的記憶装置)を備える。メインメモリー506はまた、プロセッサ504によって実行される命令を実行する間に一時変数または他の中間情報を保存するのに使用することができる。コンピュータシステム500は、さらに、バス502と連結している、プロセッサ504用の静的情報および命令を保存するための読み出し専用メモリー(「ROM」)508または他の静的記憶装置を備える。記憶装置510(例えば、磁気ディスク、光ディスク、固体記憶装置など)が情報および命令を保存するために設けられ、バス502に連結される。
前記の明細書において、本発明は、その特定の態様および実施例を参照して説明された。しかしながら、本発明のより広い精神および範囲から逸脱することなく、本発明に様々な修正および変更を加えることが可能なことは明らかであろう。従って、明細書および図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味で考慮されなければならない。
Claims (44)
- 癌スクリーニングモデルを保存するためのデータ構造が保存されているコンピュータ可読媒体であって、癌スクリーニングモデルが、5kd、10kd、12kd、15kd、20kd、45kd、47kd、54kd、64kd、および111kdからなる群より選択される複数の特定用スペクトルウエイトに対応する癌予測変数スペクトルウエイト値のパターンを含み、データ構造が、複数のデータフィールドを含み、各データフィールドが、特定用スペクトルウエイトに対応するスペクトルウエイト値を保存する、コンピュータ可読媒体。
- 保存されているスペクトルウエイト値の少なくとも1つが111kdの特定用スペクトルウエイトに対応する、請求項1記載のコンピュータ可読媒体。
- データ構造が5つのデータフィールドを含む、請求項1記載のコンピュータ可読媒体。
- データ構造が7つのデータフィールドを含む、請求項1記載のコンピュータ可読媒体。
- 複数のデータフィールドが、
5kdに対応する第1のスペクトルウエイト値を保存する第1のデータフィールド;
10kdに対応する第2のスペクトルウエイト値を保存する第2のデータフィールド;
12kdに対応する第3のスペクトルウエイト値を保存する第3のデータフィールド;
15kdに対応する第4のスペクトルウエイト値を保存する第4のデータフィールド;
20kdに対応する第5のスペクトルウエイト値を保存する第5のデータフィールド;
45kdに対応する第6のスペクトルウエイト値を保存する第6のデータフィールド;
47kdに対応する第7のスペクトルウエイト値を保存する第7のデータフィールド;
54kdに対応する第8のスペクトルウエイト値を保存する第8のデータフィールド;
64kdに対応する第9のスペクトルウエイト値を保存する第9のデータフィールド;および
111kdに対応する第10のスペクトルウエイト値を保存する第10のデータフィールド
を含む、請求項1記載のコンピュータ可読媒体。 - 上部気道消化管癌(upper aerodigestive tract cancer)を予測するための癌スクリーニングモデルを作成する方法であって、以下の工程を含む方法:
(a)第1の個体集団に由来する生物学的試料から得られたスペクトルウエイト値の第1のセットと、第2の個体集団に由来する生物学的試料から得られたスペクトルウエイト値の第2のセットとを比較する工程であって、
第1の集団の個体は、上部気道消化管癌を発症するリスクが高いが、上部気道消化管癌を有さないことが臨床的に確かめられており、かつ、
第2の集団の個体は、上部気道消化管癌を有することが臨床的に確かめられている、工程;ならびに
(b)工程(a)に基づいて、第1の集団の個体と第2の集団の個体を区別しかつ5kd、10kd、12kd、15kd、20kd、45kd、47kd、54kd、64kd、および111kdからなる群より選択される特定用スペクトルウエイトに対応する複数の癌予測変数スペクトルウエイト値のパターンを含む、癌スクリーニングモデルを作成する工程。 - 第2の集団の個体が、肺癌を有することが臨床的に確かめられている、請求項6記載の方法。
- 肺癌が小細胞癌を含む、請求項7記載の方法。
- 肺癌が非小細胞癌を含む、請求項7記載の方法。
- 非小細胞癌が扁平上皮癌を含む、請求項9記載の方法。
- 非小細胞癌が腺癌を含む、請求項9記載の方法。
- 非小細胞癌が大細胞癌を含む、請求項9記載の方法。
- 第2の集団の個体が頭頚部癌を有することが臨床的に確かめられている、請求項6記載の方法。
- 頭頚部癌が、下咽頭癌、喉頭癌、口唇癌、口腔癌、悪性黒色腫、鼻咽頭癌、口腔咽頭癌、副鼻腔癌、鼻腔癌、唾液腺癌、および甲状腺癌からなる群より選択される、請求項13記載の方法。
- 生物学的試料が血清を含む、請求項6記載の方法。
- 生物学的試料が気管支洗浄試料を含む、請求項6記載の方法。
- 生物学的試料が痰を含む、請求項6記載の方法。
- 生物学的試料が生検試料を含む、請求項6記載の方法。
- スペクトルウエイト値の第1のセットを作成する工程をさらに含む、請求項6記載の方法。
- スペクトルウエイト値の第2のセットを作成する工程をさらに含む、請求項6記載の方法。
- スペクトルウエイト値の第1のセットおよび第2のセットを作成する工程をさらに含む、請求項6記載の方法。
- 上部気道消化管癌の有無の確認が病歴および身体検査に基づく、請求項6記載の方法。
- 身体検査が診断検査を含む、請求項22記載の方法。
- 個体における上部気道消化管癌の予測に用いられるデータを保存しているコンピュータ可読媒体製品であって、以下の工程を含む方法によって製造される、コンピュータ可読媒体製品:
(a)第1の個体集団に由来する生物学的試料から得られたスペクトルウエイト値の第1のセットと、第2の個体集団に由来する生物学的試料から得られたスペクトルウエイト値の第2のセットとを比較する工程であって、
第1の集団の個体は、上部気道消化管癌を発症するリスクが高いが、上部気道消化管癌を有さないことが臨床的に確かめられており、かつ、
第2の集団の個体は、上部気道消化管癌を有することが臨床的に確かめられている、工程;
(b)工程(a)に基づいて、第1の集団の個体と第2の集団の個体を区別しかつ5kd、10kd、12kd、15kd、20kd、45kd、47kd、54kd、64kd、および111kdからなる群より選択される特定用スペクトルウエイトに対応する複数の癌予測変数スペクトルウエイト値のパターンを含む、癌スクリーニングモデルを作成する工程;ならびに
(c)癌スクリーニングモデルに対応する情報をコンピュータ可読媒体に保存する工程。 - 個体における上部気道消化管癌を予測する方法であって、以下の工程を含む方法:
(a)個体に由来する生物学的試料から得られた試験スペクトルウエイト値と、5kd、10kd、12kd、15kd、20kd、45kd、47kd、54kd、64kd、および111kdからなる群より選択される特定用スペクトルウエイトに対応する複数の癌予測変数スペクトルウエイト値を含む癌スクリーニングモデルにおける癌予測変数スペクトルウエイト値とを比較する工程;ならびに
(b)複数の試験スペクトルウエイト値が、その対応する癌予測変数スペクトルウエイト値の25%またはそれ以上の範囲内であれば、個体を、上部気道消化管癌を有するとまたはその発症の可能性が高いと特定する工程。 - 複数の癌予測変数スペクトルウエイト値の少なくとも1つが111kdの特定用スペクトルウエイト値に対応する、請求項25記載の方法。
- 癌スクリーニングモデルが5つのスペクトルウエイト値を含む、請求項25記載の方法。
- 癌スクリーニングモデルが7つのスペクトルウエイト値を含む、請求項25記載の方法。
- 癌スクリーニングモデルが10つのスペクトルウエイト値を含む、請求項25記載の方法。
- 複数の試験スペクトルウエイト値が、その対応する癌予測変数スペクトルウエイト値の20%またはそれ以上の範囲内である、請求項25記載の方法。
- 複数の試験スペクトルウエイト値が、その対応する癌予測変数スペクトルウエイト値の15%またはそれ以上の範囲内である、請求項25記載の方法。
- 複数の試験スペクトルウエイト値が、その対応する癌予測変数スペクトルウエイト値の10%またはそれ以上の範囲内である、請求項25記載の方法。
- 複数の試験スペクトルウエイト値が、その対応する癌予測変数スペクトルウエイト値の5%またはそれ以上の範囲内である、請求項25記載の方法。
- 生物学的試料から試験スペクトルウエイト値を得る工程をさらに含む、請求項25記載の方法。
- 生物学的試料が血清を含む、請求項25記載の方法。
- 生物学的試料が痰を含む、請求項25記載の方法。
- 生物学的試料が気管支洗浄試料を含む、請求項25記載の方法。
- 生物学的試料が生検試料を含む、請求項25記載の方法。
- 以下の工程を含む方法によって癌スクリーニングモデルを作成する工程をさらに含む、請求項25記載の方法:
(a)第1の個体集団に由来する生物学的試料から得られたスペクトルウエイト値の第1のセットと、第2の個体集団に由来する生物学的試料から得られたスペクトルウエイト値の第2のセットとを比較する工程であって、
第1の集団の個体は、上部気道消化管癌を発症するリスクが高いが、上部気道消化管癌を有さないことが臨床的に確かめられており、かつ、
第2の集団の個体は、上部気道消化管癌を有することが臨床的に確かめられている、工程;ならびに
(b)工程(a)に基づいて、第1の集団の個体と第2の集団の個体を区別しかつ5kd、10kd、12kd、15kd、20kd、45kd、47kd、54kd、64kd、および111kdからなる群より選択される特定用スペクトルウエイトに対応する複数の癌予測変数スペクトルウエイト値のパターンを含む、癌スクリーニングモデルを作成する工程。 - スペクトルウエイト値の第1のセットを作成する工程をさらに含む、請求項39記載の方法。
- スペクトルウエイト値の第2のセットを作成する工程をさらに含む、請求項39記載の方法。
- スペクトルウエイト値の第1のセットおよび第2のセットを作成する工程をさらに含む、請求項39記載の方法。
- 以下の工程を含む方法を実施するための、コンピュータにより実行可能な命令を保存しているコンピュータ可読媒体:
(a)個体に由来する生物学的試料から得られた試験スペクトルウエイト値と、5kd、10kd、12kd、15kd、20kd、45kd、47kd、54kd、64kd、および111kdからなる群より選択される特定用スペクトルウエイトに対応する複数の癌予測変数スペクトルウエイト値を含む癌スクリーニングモデルにおける癌予測変数スペクトルウエイト値とを比較する工程;ならびに
(b)複数の試験スペクトルウエイト値が、その対応する癌予測変数スペクトルウエイト値の25%またはそれ以上の範囲内であれば、個体を、上部気道消化管癌を有するとまたはその発症の可能性が高いと特定する工程。 - 無形のコンピュータ可読媒体を含む、請求項43記載のコンピュータ可読媒体。
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