JP2007511726A - 移動式の弾薬コンテナ及び移動式のバンカー及び/又はシェルター並びにこのようなコンテナ及びバンカー(シェルター)を製造するための方法及び強化マットの使用 - Google Patents
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Abstract
本発明は、移動式の好ましくは円形の弾薬コンテナ、バンカー又はシェルターを製造するための強化マットの使用に関する。この強化マットは、ファブリックストランドによって形成された複数の好ましくは少なくとも10層の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層を含む。このファブリック層は、強化マットの厚さを横切ってファブリック層のメッシュサイズ又は開口幅が変化するよう構成及び配置され、セメントモルタル又はコンクリートをファブリックに浸透させる際にふるい効果が得られ、それにより異なるサイズのコンクリート骨材粒が強化マットの厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにしている。
Description
爆発防護を目的として、移動式の弾薬コンテナは、一般に金属又は金属合金、しかし特には鋼から作られている。
コンクリートから作られた固定式の弾薬庫が国際公開第99/42678号パンフレットにより公知である。
鋼のコンテナは、内圧による静的負荷にさらされて破裂すると、結果として数個の大きな断片になる。コンテナは、最も弱い箇所、たいていは溶接線に沿って割れる。しかしながら、コンテナは、その内部の爆発物の爆発によって高い動的負荷にさらされると、多数の小片に砕ける。同様の現象はコンクリートの場合にも見受けられる。爆発の圧力下における鉄筋コンクリート及びプレストレスト・コンクリートから作られた部材の典型的な挙動は部材の破砕であり、それは部材の厚さには関係ない。爆風に加えてこの破砕は実質的な潜在的危険を表している。砕けたコンクリート断片は、放たれる爆風によりその周囲領域において擬似的な破砕弾になる。
本発明の根本的な目的は、コンテナ内部の爆発物が爆発した場合に効果的な保護を提供するコンクリートから作られた比較的薄肉の移動式弾薬コンテナを提供することである。
本発明のさらなる根本的な目的は、外壁に作用する衝撃又は爆発から生じる力に対する効果的な保護を提供する比較的薄肉の移動式バンカー又はシェルターを提供することである。
驚いたことに、特に好適な弾薬コンテナ及び/又はバンカー又はシェルターは、国際公開第01/23685号パンフレットに記載されている強化マットをそれらの製造のために使用することで製造できることが明らかとなった。この強化マットは、ロープから形成された少なくとも10層の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層を有し、このファブリック層は、強化マットの厚さを横切ってファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅が変化するよう形成及び配置され、セメントモルタル又はコンクリートを浸透させる際にスクリーニング効果が得られ、それにより異なるサイズのコンクリート骨材粒が部材厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにしている。
さらなる本発明に従ったコンクリートから作られた弾薬コンテナ及び/又はバンカー又はシェルターを製造するためには、強化マットを使用することが有利であり、この強化マットにおいては、ファブリック層の隣接する層間に押し広げ体が意図的に配置され、この押し広げ体は、特に個々のファブリック層が結束部材によってそれらの平面に対して垂直に互いに結合された場合には、剛性を調整することに加えてスペーサの機能も有する。
移動式の弾薬コンテナを製造するためのこのような強化マットの本発明に従った使用により、ファブリック層のメッシュ幅がコンテナの外側から内側へ大きくなるようファブリック層が配置された場合に爆発防護が有意に向上する。このように、スクリーニング効果によってコンクリート骨材及び/又はコンクリート骨材粒のフィルタリングが行われ、結果として内壁領域により大きな骨材粒が配置され、外壁領域により小さな骨材粒が配置される。内壁側に大きな骨材粒が配置することで、生じる任意の圧縮力に対する抵抗性が向上し、この作用は、爆発の際に、最も高い圧縮力がコンテナの内側で有効である円筒形の弾薬コンテナに関して特にプラスの影響を有する。
バンカー及び/又はシェルターを製造する場合には、それらは衝撃又は爆発から生じる力によって外側から作用されるため、ファブリック層のメッシュ幅は内側から外側へ大きくするべきである。
スクリーニング効果は、メッシュ幅を変更すること及び/又は層において上下及び/又は並列に配置され、それぞれが同じメッシュ幅であるファブリック層を意図的にずらすことにより実現される。壁構造は、単層、多層又は多殻であることができる。
コンクリートから作られた移動式の特には円筒形の弾薬コンテナ及び/又はバンカー又はシェルターは、0.5〜3.5mmの線サイズと約5〜60mmの範囲のホール及び/又はメッシュ幅を有する溶着された格子層の形態の複数のファブリック層を含む強化材を含有することを特徴としている。このような強化材はまた、ミクロ強化材として記載される場合もある。
したがって、ミクロ強化の丈夫なコンクリートは、約40mmの最小壁厚さを有する比較的薄肉のコンテナ及び/又はバンカー又はシェルターを製造するのに使用され、移動式の弾薬又は爆発物用コンテナ及び/又はバンカー又はシェルターとして使用することができる。
さらなる本発明によれば、コンテナ及び/又はバンカー又はシェルターは、一体的に、即ち、継ぎ目なしに鋳造することができるか又は円筒形セグメントから製造することができ、これは手作業の輸送及び/又は組み立てのために部品をより軽くするという利点を有する。
コンテナ及び/又はバンカー又はシェルターは、好ましくは残りの部分の壁と同じ構造であるスライディングドアとして設計されたコンクリート部品を備えている。本発明によれば、ドアによって形成される部分、例えば、円弧部分は、爆発の際、ドアのブレーシング(bracing)がコンテナの内壁及び/又はバンカーの外壁にドアを押し付ける力によって達成されるよう実際のドアの開口よりも大きい。
弾薬コンテナは、好ましくはコンテナの円筒部と実質的に同じ強化マット構造である蓋を備えている。コンテナに対する蓋の固定は、爆発の際、蓋が折りたたまれて開き、それにより実際的に所定の破壊点を形成するように作られるべきである。
さらなる変形態様は圧力逃がし開口を備えた蓋であり、この蓋はコンテナに対してしっかりと固定される。
コンテナの上部は、選択的には円錐台の形状を有することができる。
本発明による弾薬コンテナは、図面を参照して以下に詳細に説明される。バンカー又はシェルターの場合には適切に変更された構造が適用される。
図1に図式的に示される弾薬コンテナ1は、例えば、高さh=2.6m、外径Dout=200cm及び内径Din=190cmである。しかしながら、あるいはまた、コンテナは最小50cmのより小さい内径を有することができる。
円筒形の壁は、0.5〜3.5mmの線サイズと5〜60mmのメッシュ幅を有する溶着された格子層の形態の複数のファブリック層を含む強化材を有する。
断面図2aによれば、コンテナ内壁の対応する溝形のくぼみに係合する外側に突き出した締結端をその丸い円周に有するドア2が設けられている。ガイドレール3がコンテナの内側に設けられ、このガイドレール3に沿ってドア2を、それが図示されない好適なガイドに沿って内側に押された場合にスライドさせるようにして移動させることができる。
図3はドア領域の外側のコンテナ壁を示している。
図4は、コンテナの蓋の領域とコンテナのベースプレートの領域における断面図を示し、これらは締結部材4によって円筒形のコンテナ壁に固定されている。ベースプレートと蓋は、円筒形のコンテナ壁と同じ構造であることが好ましい。しかしながら、ベースプレートを省くことも可能である。
図5は単殻のコンテナ壁1の概略図であり、図5bはコンテナ壁1の内側に設けられた吸収層、例えば、ポリマーのコンクリートシェル7を備えた多層壁構造を示し、図5cは一方の内側にもう一方を配置しかつ互いに間隔をあけて配置した2つの円筒形コンテナ壁1、1’を含む多殻構造を示している。
図6a及び図6bは、それぞれ垂直断面及び水平断面を示し、これらの断面から、図9a〜9cに示され、複数のファブリック層を含む強化マットであって、そのホール及び/又はメッシュ幅がコンテナの内側から外側へ小さくなる強化マットに使用された場合、異なるサイズのコンクリート骨材粒の配置を確認することができる。
図7は、2つの型枠体5の間で達成されるセメントモルタル及び/又はコンクリートの濾過作用の下からの図である。ここで、コンクリートの浸透は、内側から外側へ小さくなるファブリック層のメッシュ幅を有する強化マットが用いられる場合には内側から達成されることになり、一方で、コンクリートの浸透は、等しいサイズのメッシュ幅を有するファブリック層が用いられる場合には外側から生じることができる。
図8aは、エッジストリップを備えたドア2の領域の水平断面を示し、このエッジストリップは、ドアが閉められるとコンテナの内側で対応するくぼみに係合する。図8bは、コンテナ開口の領域に内側に突き出した円周方向の取付用ストリップが形成され、一方で、ドア2がその外側に円筒形壁の取付用ストリップの後ろで係合する円周方向の取付用ストリップを備えているドア構成のある形態を示している。
図9bは、複数のファブリック層10、即ち、幅広メッシュのファブリック層10a、中間のメッシュ幅を有するファブリック層10b、及び微細メッシュのファブリック層10cを含む強化マットの分解図を示している。図9aは、ファブリック層の間に組み入れられ、同時にスペーサの機能を有する押し広げ体11を示し、ここで、強化マットの一方の側からもう一方の側へメッシュ幅が小さくなっている。図9cは、個々のファブリック層がファブリック層の平面に対して垂直に互いに結合された強化マットの概略図である。
コンテナ、バンカー及びシェルターの幾何学的形状は、円筒形、即ち、円形には限定されず、むしろ、様々な断面のコンテナ、バンカー及びシェルターを継ぎ目なしに鋳造することができるか及び/又は製造することができる。
Claims (29)
- 移動式の好ましくは円筒形の弾薬コンテナを製造するための強化マットの使用であって、該強化マットが、ロープから形成された複数の好ましくは少なくとも10層の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層(10a、10b、10c)を含有し、該ファブリック層が、強化マットの厚さを横切ってファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅が変化するよう形成及び配置され、セメントモルタル又はコンクリートを浸透させる際にスクリーニング効果が得られ、それにより異なるサイズのコンクリート骨材粒が強化マットの厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにした、強化マットの使用。
- スペーサの機能を有する異なるサイズの押し広げ体がコンクリートの浸透の前に個々のファブリック層の間に配置される、請求項1に記載の強化マットの使用。
- ロープから形成された好ましくは最大10層又はそれ以上の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層を含む強化マットであって、該ファブリック層が、強化マットの厚さを横切って個々のファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅が変化するよう形成及び配置され、セメントモルタル又はコンクリートを浸透させる際にスクリーニング効果を得るために、ファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅がコンテナの外側から内側へ大きくなっており、それにより異なるサイズのコンクリート骨材物が強化マットの厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにした強化マットが内側及び外側の型枠体(5)の間に配置され、セメントモルタル又はコンクリートの浸透が内側から達成されることを特徴とする、移動式の特には円筒形の弾薬コンテナを製造する方法。
- 前記セメントモルタル又はコンクリートの浸透が、下部から生じるセメントモルタル又はコンクリート流によって少なくとも部分的に達成されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
- 約0.5〜3.5mmの範囲の線サイズと約5〜60mmの範囲のメッシュ幅を有する溶着された格子層の形態の複数の特には少なくとも10層のファブリック層を含む強化材を含有することを特徴とする、コンクリートから作られた移動式の特には円筒形の弾薬コンテナ。
- 前記弾薬コンテナが、セメントモルタル及び/又はコンクリート並びに異なるサイズのコンクリート骨材粒の浸透によって部材を形成するためにロープから形成された複数の好ましくは少なくとも10層の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層(10a、10b、10c)を含む強化マットを含有し、該ファブリック層が、強化マットの厚さを横切ってファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅が変化するよう形成及び配置され、セメントモルタル又はコンクリートを浸透させる際にスクリーニング効果が得られ、それにより骨材粒が部材厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにしたことを特徴とする、請求項4に記載の弾薬コンテナ。
- 前記スクリーニング効果が、メッシュ幅を変更すること及び/又は層において上下及び/又は並列に配置され、それぞれが同じメッシュ幅であるファブリック層をずらすことにより実現されることを特徴とする、請求項6に記載の弾薬コンテナ。
- 単層構造を有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の弾薬コンテナ。
- 一方の層がコンテナ壁の内側に設けられた吸収層、好ましくはポリマーのコンクリートシェルによって形成された多層構造を有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の弾薬コンテナ。
- 一方の内側にもう一方を配置しかつ互いに間隔をあけて配置された少なくとも2つの円筒形コンテナ壁(1、1’)を含む多殻構造を有することを特徴とする、請求項5に記載の弾薬コンテナ。
- 前記弾薬コンテナが、該コンテナ内壁の溝形のくぼみに係合する外側に突き出した円周方向の締結端を備えたドア(2)を有し、コンテナの内側に円周方向に延びるガイドレール(3)が設けられ、該ガイドレール(3)に沿ってドア(2)をスライドさせるようにして移動させることができることを特徴とする、請求項5又は6に記載の弾薬コンテナ。
- コンクリート板の形態の蓋(9’)及び任意選択のベースプレート(9)を有し、それらが約0.5〜3.5mmの範囲の線サイズと約5〜60mmの範囲のメッシュ幅を有する溶着された格子層の形態の複数のファブリック層を含む強化材を有し、該蓋が円筒形のコンテナ壁(1)に固定されることを特徴とする、請求項5又は6に記載の弾薬コンテナ。
- 円錐台の形状の蓋を有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の弾薬コンテナ。
- 前記蓋が、残りの蓋の領域よりも低い強度の領域の形態において所定の破壊点を有することを特徴とする、請求項12又は13に記載の弾薬コンテナ。
- ドア開口の領域に内側に突き出した円周方向の取付用ストリップを有し、ドアがその外側に円筒形壁の取付用ストリップの後ろで係合する円周方向の取付用ストリップを備えていることを特徴とする、請求項11に記載の弾薬コンテナ。
- ファブリックインサートのメッシュ幅が前記コンテナの外側から内側へ大きくなっていることを特徴とする、請求項6又は7に記載の弾薬コンテナ。
- 移動式の好ましくは円形のバンカー又はシェルターを製造するための強化マットの使用であって、該強化マットが、ロープから形成された複数の好ましくは少なくとも10層の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層(10a、10b、10c)を含有し、該ファブリック層が、強化マットの厚さを横切ってファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅が変化するよう形成及び配置され、セメントモルタル又はコンクリートを浸透させる際にスクリーニング効果が得られ、それにより異なるサイズのコンクリート骨材粒が強化マットの厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにした、強化マットの使用。
- スペーサの機能を有する異なるサイズの押し広げ体がコンクリートの浸透の前に個々のファブリック層の間に配置される、請求項16に記載の強化マットの使用。
- ロープから形成された好ましくは最大10層又はそれ以上の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層を含む強化マットであって、該ファブリック層が、セメントモルタル又はコンクリートを浸透させる際にスクリーニング効果を得るために、強化マットの厚さを横切ってファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅がバンカーの内側から外側へ大きくなるよう形成及び配置され、それにより異なるサイズのコンクリート骨材物が強化マットの厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにした強化マットが内側及び外側の型枠体の間に配置され、セメントモルタル又はコンクリートの浸透が外側から達成されることを特徴とする、移動式の特には円筒形のバンカー(シェルター)を製造する方法。
- 約0.5〜3.5mmの範囲の線サイズと約5〜60mmの範囲のメッシュ幅を有する溶着された格子層の形態の複数の特には少なくとも10層のファブリック層を含む強化材を含有することを特徴とする、コンクリートから作られた移動式の特には円形のバンカー(シェルター)。
- 前記バンカーが、セメントモルタル及び/又はコンクリート並びに異なるサイズのコンクリート骨材粒の浸透によって部材を形成するためにロープから形成された複数の好ましくは少なくとも10層の互いに間隔をあけて配置されたファブリック層(10a、10b、10c)を含む強化マットを含有し、該ファブリック層が、強化マットの厚さを横切ってファブリック層のメッシュ及び/又はホール幅が変化するよう形成及び配置され、セメントモルタル又はコンクリートを浸透させる際にスクリーニング効果が得られ、それにより骨材粒が部材厚さにわたって所定の層に実質的にそれらのサイズ順で固定されるようにしたことを特徴とする、請求項20に記載のバンカー。
- 前記スクリーニング効果が、メッシュ幅を変更すること及び/又は層において上下及び/又は並列に配置され、それぞれが同じメッシュ幅であるファブリック層をずらすことにより実現されることを特徴とする、請求項21に記載のバンカー。
- 単層構造を有することを特徴とする、請求項20又は21に記載のバンカー。
- 一方の層がバンカー壁の外側に設けられた吸収層、好ましくはポリマーのコンクリートシェルによって形成された多層構造を有することを特徴とする、請求項20又は21に記載のバンカー。
- 一方の内側にもう一方を配置しかつ互いに間隔をあけて配置された少なくとも2つの円筒形コンテナ壁(1、1’)を含む多殻構造を有することを特徴とする、請求項20に記載のバンカー。
- 成形されたコンクリート部品の形態の蓋(9’)及び任意選択のベースプレート(9)を有し、それらが0.5〜3.5mmの範囲の線サイズと約50〜60mmの範囲のメッシュ幅を有する溶着された格子層の形態の複数のファブリックインサートを含む強化材を有し、該蓋が円筒形のバンカー壁(1)に固定されることを特徴とする、請求項20又は21に記載のコンテナ。
- アーチ形の蓋を有することを特徴とする、請求項20又は21に記載のバンカー。
- 前記ファブリックインサートのメッシュ幅が前記バンカーの内側から外側へ大きくなっていることを特徴とする、請求項21又は22に記載のバンカー。
- 前記セメントモルタル又はコンクリートの浸透が、下部から生じるセメントモルタル又はコンクリート流によって少なくとも部分的に達成されることを特徴とする、請求項19に記載の方法。
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