JP2007508631A - デバイスの図形表示を作成するためのスタイルシートを備えたハードウェアデバイス - Google Patents
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Abstract
製造又はサービス据え付けは、作業を行うための幾つかのハードウェアデバイスを有する。少なくとも1つのこのようなデバイスは、デバイス又は据え付けの状態を示す状態データを作成し中央コンピュータ(10)に報告するためのコンピュータ又は他の手段(14)を有する。デバイスに関連するメモリは、デバイスの図形表示を作成するためのスタイルシートを有し、これによって中央コンピュータは、デバイスからスタイルシート並びに状態データにアクセスして、図形表示を作成し該図形表示に状態データを読み込むことができる。
【選択図】図4
【選択図】図4
Description
本発明は、製造又はサービス据え付けなどの据え付けの部分を形成することになるハードウェアデバイスに関する。
半導体プラントなどの最新の製造据え付けは、モニタリング、管理、サービス、及びメンテナンスを必要とする、ますます複雑化する数々のサブシステムを有する。例えば、半導体製造プラントは、真空及び排ガス処理サブシステム、並びに極低温システム及び超高純度ガス供給システムを有する。他の製造プラントは、段階的製造機器(部品挿入ツール、はんだ付け装置、プレス機、オーブン、及び同様のもの)を備えたコンベアシステムを有する。同様に、水又はガス供給システム、洗浄システム、及び下水システムなどのサービス据え付けは、ポンプ、バルブ、容器、及び及び同様のものを有する。これらのような据え付けは、流量パラメータ、温度、圧力、警報、状態、電気パラメータ、及び及び同様のものなどのパラメータ及びデータを生成するための容量が次第に増えている。これらの多くは、据え付けの制御のために据え付け時にローカルで使用される。警報などの他のものは、メンテナンスエンジニアのような適切なスタッフに対して緊急性の大小と共に報告する必要がある。
現在の据え付けモニタリング機器は、無線ページングシステムのページングメッセージに警報メッセージを埋め込み、該警報メッセージを予め定められたページャーアドレスに送る機能を提供する。当該アドレスを有するページャーを携帯している技術者は、警報を受け取り、警報の種類に関するある基本的な埋め込み情報を見ることができ、従って適切に応答して、必要とされる可能性のある何らかのメンテナンスに注意を向けることができる。同様に、このようなメッセージはEメールメッセージに埋め込み、Eメールアドレス又はセルラー無線ショートメッセージサービス(SMS)メッセージに送り、携帯電話に送ることができる。これらの構成は全て、私用エンドツーエンド配信システムを使用して、特定のメッセージを特定のアドレスに配信する。これらは、その柔軟性の点で制限される。例えば、ページャー及び他のこのようなデバイスは、特定の事象に応答する必要のあるサービス技術者にとっては有用であるが、これらは、単純なテキストメッセージ以外のどのようなデータも配信する能力の点で制限がある。
製造プラント又はサービス設備のような大きな据え付けを行い管理しているスタッフは、システムによって生成されたパラメータの全てについて完全に概観する必要がある。監視制御データ収集(SCADA)システムは、この情報の詳細なレベルを提供し、極めて融通性があり、種々の方法でこのような情報を表示するようにオペレータがプログラムすることができる。しかしながら、情報を必要としているユーザが据え付け現場にいない場合、ユーザは、その設備、特にその物理的なレイアウト及び特性を熟知していないことがあり、或いはユーザに対し意味のある形式で情報を配信するようにSCADAシステムをプログラムすることができない可能性がある。例えSCADAシステムのオペレータであっても、より意味のあるフォーマットで情報を配信するようにシステムを再プログラムする負担を可能な限り軽減すべきである。例えば、個々のハードウェアデバイス(例えば、ポンプ、排気ガス管理システム、タンク、又は何らかのこのようなデバイス)の製造者は、当該デバイスに関する情報の最適な提示方法を知るのにより有利な立場にある。新しいデバイスがシステムに据え付けられる場合に、SCADAシステムのオペレータが新しいデバイスによって供給される新しいデータを提示するためにシステムを再プログラムしなければならないのは不便である。同様に、機器の既存の部分が変更され又はアップグレードされる場合には、アップグレードされたデバイスにより意味のある方法でデータを提示することは(必要でない場合であっても)好都合とすることができる。
XML及びXSLスタイルシートなどのスタイルシートは、提示されることになるデータとは区別されたデータ表現を定義する方法を提供する。例えば、Art&LogicのH.Wolffによる「カスタマイズされた管理アプリケーションの作成(Creating a Customizable Management Application)」(www.artlogic.com/embedded/we/articles_customize.htmlで入手可能)では、ジャバスクリプト及びカスケーディングスタイルシートを説明しているが、据え付け又は機器の項目でこのようなスタイルシートを提供する方法又は場所への言及はなく、機器の複合又は統合部分に対処するために単一のスタイルシートを提供する場合の問題点又は欠点に関する言及又は提案もない。
Art&LogicのH.Wolffによる「カスタマイズされた管理アプリケーションの作成(Creating a Customizable Management Application)」
このような据え付けにおけるデータ表現のより融通性のある方法に対する必要性が存在する。
本発明の第1の態様によれば、据え付けにおいて作業を行うためのハードウェアデバイスが提供され、本デバイスは、該デバイス又は据え付けの状態を示す状態データを作成してコンピュータに報告するための手段を有する。このデバイスは、ポンプ、排気ガス管理システム、流量バルブ、タンク、プレス機、オーブン、コンベヤなどの据え付けのほとんどの何らかの能動又は受動要素とすることができる。状態データを作成し報告する手段は、デバイスに接続されたコンピュータであるのが好ましい。このデバイスは、デバイスの図形表示を作成するためのスタイルシートを記憶するメモリを(例えば関連するコンピュータに)有することによって特徴付けられ、これによってコンピュータ(例えばSCADAコンピュータ又は遠隔コンピュータ)は、スタイルシート並びにデバイスからの状態データにアクセスし、図形表示を生成して、図形表示に状態データを読み込むことができる。メモリは、ハードウェアデバイスの要素とすることができ、或いはハードウェアデバイスに接続されたコンピュータにスタイルシートをロードするためのコンパクトディスクのような別個のデータキャリアとすることができる。
本発明の第2の態様では、上述のようなハードウェアデバイスは、ハードウェアデバイスからスタイルシートを受信して状態データが読み込まれたハードウェアデバイスの図形表示を作成させることを可能にする、SCADAコンピュータ又はウェブサーバーのようなコンピュータと組み合わされて提供される。図形表示は、モニター上でコンピュータにローカルで表示することができ、或いはウェブサーバーとして動作するコンピュータによって、例えばウェブページのような表示可能な別のより遠隔のコンピュータに配信することができる。
本発明の別の態様によれば、SCADAコンピュータ或いはインターネット又はイントラネット接続を有する汎用コンピュータのようなコンピュータが、上述のハードウェアデバイスからスタイルシートを受信して、状態データが読み込まれたハードウェアデバイスの図形表示を作成するために提供される。コンピュータは、状態データを分析して得られた状態データを作成する手段と、得られた状態データをスタイルシートに更に読み込む手段とを有する。
このようにして、図形表示及び/又はスタイルシートは、種々のハードウェアデバイスから集められ、全据え付け又はその一部の豊富で意味のある表示でコンピュータで組み立てられる。このように、機器の単一の又は複合品目の複合スタイルシートは、別個のスタイルシートから構成することができる。
本発明の更なる態様によれば、各々が動作パラメータを感知し据え付けの状態を示す状態データをコンピュータに報告するための感知手段を有する、上述のような複数のハードウェアデバイスと、該ハードウェアデバイスからのスタイルシート及び状態データを受信して記憶し、複数のハードウェアデバイスの複合図形表示を作成し、該複合図形表示に状態データを読み込むためのハードウェアデバイスに接続されたコンピュータとを含む製造又はサービス据え付けが提供される。
本発明の更に別の態様は、モニターされることになる機器に接続するサーバーであって、インターネットプロトコル(IP)アドレスを有するサーバーが、機器からのデータを受信し記憶するためのデータベースと、そのIPアドレスによってサーバーをアドレス指定する遠隔アプリケーションに機器の現在の状態を表すデータ及び状態とは無関係の機器を表すスタイルシートとを伝達する手段を含む。このようにして、機器の図形表示は、スタイルシートから遠隔アプリケーションで作成することができ、図形表示は、機器の現在の状態を表すデータを読み込むことができる。
本発明の別の態様は、上述のサーバーに接続するためのコンピュータを提供し、該コンピュータは、このようなサーバーにアクセスするための手段と、機器の現在の状態を表すウェブページ及び状態データを定義する機器のスタイルシート表示をサーバーから受信して記憶し、そのファイルを読み込む手段と、状態データが読み込まれたファイルを遠隔コンピュータに伝達する手段とを含む。
方法及びコンピュータプログラムの形態の本発明の他の態様は、請求項で定義される。
本発明の好ましい実施形態を例証として図面を参照しながら説明する。
半導体プラント又は他の製造プラント、或いは実際には水洗浄システムのようなサービス据え付けなどの据え付けは、製造プロセスに沿った種々の段階で、流体及びガスの流れ、温度、圧力、流体レベル、警報、状態、化学センサーデータ、振動、雑音、電気パラメータ、及び事象の時間のようなパラメータを測定する多くのセンサー及び測定デバイスを有する。プロセスの各段階、例えばポンプ又は排気ガス管理システムでは、監視制御及びデータ収集(SCADA)システムに入力する必要のある一連のデジタル信号及びアナログ信号が存在することができる。
図1は、プロセッサ14を介したプロセスで機器の幾つかの品目に接続された1つ又はそれ以上のローカルエリアネットワーク(LAN)11、12、及び13を有する中央プロセッサ10を含むSCADAシステムを示している。図示の実施例では、LAN11は、商標名LonWorks(商標)バス、LAN12はイーサネット(登録商標。以下同様。)バス、及びLAN13はMODBUSタイプである。LAN12に接続されるのは、モニターされることになる機器のセンサー及び測定デバイスに全て接続されるデジタル入力15及びアナログ入力16を有するプロセッサ14である。プロセッサ14と同様の幾つかの他のプロセッサ(図示せず)が、同じ目的のために種々のバスに接続される。プロセッサ14は通常、モニターされている機器から種々の信号を収集し、これらを中央プロセッサ10に接続された特定のバス(11、12、又は13)用に好適なプロトコルに変換するためにプログラム可能なシステムを有する。或いは、特にイーサネットLAN12に接続されたプロセッサの場合には、プロセッサ14自体をサーバーとすることができる。
別のLAN20は、オペレータ及びメンテナンススタッフと通信する目的のために中央プロセッサ10に接続される。LAN20は、据え付けのオペレータの内部ネットワークである本明細書でオペレータLANと呼ばれるLAN22にファイアウォール21を通して接続される。LAN20はまた、別のファイアウォール25を通ってインターネット26に接続され、更に、インターネットを介して別のファイアウォール28を通り、据え付けにメンテナンスサービスを提供するメンテナンスサービスプロバイダーなどのサービスプロバイダのLAN30に接続される。ファイアウォール21と25の間のLAN20は通常、オペレータLAN22よりも安全ではないDMZ(非武装地帯)として知られている。
種々の他のサーバー及びコンピュータは、種々のLANに接続することができる。具体的には、イーサネットLAN20に接続されたオプションのサーバー40が示され、オペレータLAN22に接続されたコンピュータ41が示され、及びLAN30に接続された別のコンピュータ42が示されている。コンピュータ41及び42は、それぞれのLAN22及び30への他のコンピュータ接続にウェブページを供給するためのサーバーとすることができる。
動作中、モニターされている機器は、プロセッサ14の入力15及び16によって受信されるデジタル並びにアナログ信号及び割込を生成する。このデータ及びこれらの信号の一部又は全ては、必ずしも同じサイトに位置していないメンテナンスエンジニア又は同じローカルエリアネットワークに伝達される必要がある。
従来技術の構成では、これらの信号を使用してサーバー41及び42の一方を利用する技術者にテーブル及びチャートを提示することが知られていた。データの提示は、例えば事前に設計されたウェブページの形式のコンピュータ41又は42で決定されたフォーマットである。このような構成は、幾つかの理由において融通性がなく不完全である。データがユーザに表示される方式は、全て提示可能な機器の種々のタイプ又はバージョン(可能性のある将来のバージョン)からのデータが共通の形式であるように、ある程度汎用体である必要がある。モニターされている機器に固有の方式で提示される場合にデータが更に意味のあることにユーザが気付くのであれば、これは理想的でない。プロセッサ14が組み入れられる機器が変更される(例えばアップグレードされる)場合、ユーザに提示されるデータは最新のものとすることができるが、ユーザは新しい機器を熟知していない可能性があり、データが提示される方法を熟知しておらず、或いはこれによって混乱する可能性がある。データの他のどのような表示もコンピュータ41又は42でプログラムされる必要があり、特にコンピュータ41又は42が機器から遠隔位置にあるか、或いはそのコンピュータの技術者が機器に不慣れである場合には、これは容易な作業ではない。
従って、本発明の好ましい実施形態では、コンピュータ14は、該コンピュータ14によって報告されるデータが提示されることになる方式を定義する事前に記憶されたスタイルシートを有する。具体的には、スタイルシートは、コンピュータ14がその一部である機器の図形表示を定義し、デジタル及びアナログ入力及び出力15、16の少なくとも相対的物理的位置とこれらの入力及び出力を互いに関係付ける機器のトポロジー経路を示している。このスタイルシートは、サーバーとして動作するプロセッサ10に送られ、或いは該プロセッサが読み取り可能であり、コンピュータ41及び42などの遠隔コンピュータによって取り込まれる。
説明される実施形態の特に好ましい特徴によれば、種々のコンピュータ(コンピュータ14のような)からの幾つかのスタイルシートは、中央プロセッサ10でコンピュータ41及び42に送られ、もしくは該コンピュータが読み取り可能な高レベルの複合スタイルシートに組み立てられる。すなわち、コンピュータ14によって供給されたスタイルシートは、コンピュータ10によって集結される大きなスタイルシートのサブ部分である。スタイルシートは、ウェブページが組み立てられるのと同じ方式でコンピュータ10によって組み立てられる。ウェブページが組み立てられると、フレーム又は構造が定義され、図形及び他の構成要素がフレーム又は構造の適切な位置でルックアップされて配置される。同様に、複合スタイルシートは、コンピュータ14(及び他のコンピュータ)を監視し、複合スタイルシートの構成要素を供給する。複合スタイルシートの要素を発見するためにどこを監視するかに関する情報は、中央コンピュータ10の複合スタイルシート内に記憶される。従って、コンピュータ14がその一部である機器が変更され、異なるコンピュータ14に異なるスタイルシートが導入される場合、動作は変更されない。変更されるのは、コンピュータ14によって中央コンピュータ10に供給される複合スタイルシートの部分だけである。コンピュータ14によって供給されたスタイルシートが、機器(コンピュータ14がその一部である)の製造者によって供給されると、機器がアップグレードされる場合にスタイルシートもアップグレードすることができ、コンピュータ41又は42を使用するユーザは、アップグレードされたスタイルシートによって決定付けられるフォーマットで表示されたデータを特に新しい機器にカスタマイズされた機器の図形表示で確認することになる。
説明される構成は、性能の点で別の利点を有する。スタイルシートをデータから分離することによって、スタイルシートはデータを読み取るコンピュータに一度だけ送ればよく、その後、要求に応じてデータを更新することができる。これは、更新される場合常に十分にフォーマットされたデータを送る必要がある場合よりも、ネットワーク資源の稼働率の点でより効率的である。
これらの構成を達成する方法を更に詳細に説明する。
図2は、コンピュータ14の例示的な構成を示している。これは、イーサネットインターフェース52、デジタル入力/出力デバイス54、及びアナログ入力/出力デバイス56に接続されたマイクロプロセッサ50を含む。イーサネットインターフェース52は、イーサネットバス12に接続される。
デジタル入力15で感知又は入力されたパラメータは、デジタルI/Oデバイス54によって受信され、マイクロプロセッサ50に渡される。入力16で受信されたアナログ信号は、アナログI/Oデバイス56でデジタル化され、これらのデジタル値は、マイクロプロセッサ50に渡される。入力15及び16は、ポンプ、排気ガス管理システム、バルブ、又は製造もしくはサービス据え付けでの幾つかの異なる多様な要素のいずれか1つなどの据え付け機器に接続される。マイクロプロセッサ50に関連したメモリ58内には、入力15及び16からのデータが最終的には表示されることになる方式を定義する、XSLスタイルシートが記憶される。スタイルシート58は、入力15及び16に接続された機器のグラフィックイメージを含むのが好ましい。
動作中(好ましくは事前オペレーションシステムセットアップモードにおいて)、スタイルシート58は、イーサネットバス12に接続された外部コンピュータの要求に応じて、イーサネットインターフェース52を介してマイクロプロセッサ50から検索される。外部コンピュータ(例えばコンピュータ10)は、コンピュータ14の個々のIPアドレスをアドレス指定し、及び予め決められたフィアルネームでメモリ58に記憶されたXSLスタイルシートをアドレス指定することによってスタイルシートを検索する。
図3を参照すると、図2の構成に対する代替の構成が示されており、アナログ及びデジタルI/Oデバイスが、パーソナルコンピュータ82に接続されたプログラム可能なロジックコントローラ80に置き換えられている。この場合、XSLスタイルシートは、パーソナルコンピュータ82内のメモリ(例えば、CD−ROM又は他の媒体から当該コンピュータにロードされた)に配置される。
図4を参照すると、中央プロセッサ10が更に詳細に図示されており、プロセッサ14に結合されて示されている。中央プロセッサ10は、データ収集エージェント201を含み、その実施例は、FabWorks32(商標)エージェントである。データ収集エージェント201には、XMLパーサー203と第1データベース205とが接続されている。パーサー203には、スタイルシートデータベース207、規則データベース209、及びウェブサーバー211が接続されている。オプションのアナライザーソフトウェアモジュール206は、データ収集エージェント201とパーサー203との間に接続されて示されている。
動作中、ウェブサーバー211は、デバイスデータとXSLスタイルシートから得られたテンプレートから構成されるHTML又はASPウェブページを提供することになる。例えばスタイルシートは、所与の駆動ポンプ及び所与のブースター設定における累積ランタイム、サービスのランタイム、ゲートバルブ、水流量センサー、シールパージソレノイド、ガスバラスト、及び入口パージなどのパラメータのフィールドを定めることができる。このようなテンプレートでは、実累積ランタイム及びサービスなどのランタイム及びシールパージソレノイドのオン/オフ状態、ガスバラスト、及び入口パージのようなデータが要求される。このウェブページを作成するために、ウェブサーバー211は、単一の機器ビューXMLパーサー203からテンプレートフォーマットを受信し、該パーサーは、スタイルシートデータベース207からフォーマット定義を受信し、規則データベース209に記憶されたXML規則に従ってこれを渡す。スタイルシートデータベース207に記憶されたハードウェアの所与の要素についてまだスタイルシートが存在しない場合には、スタイルシートは、ハードウェアコンピュータ14から(その中のメモリ58から)取得され、これは、現在及び将来の使用のためにスタイルシートデータベース207内に記憶される。パーサー203は、データ収集エージェント201からウェブページのフィールドを読み込むためにデータを受信する。このエージェントは、データベース205からデータを受信し、更に、コンピュータ14から連続して受信されるデータストリーム220を使用してデータベース205のデータを更新する。
中央プロセッサ10(及び据え付け時の他の何らかのウェブサービングシステム又はサブシステム)に記憶されるように作成/要求されるデータは、以下の通りである。
・生データ−システムの現在の状態及びいずれかの接続されたサブシステムを表すデータ
・履歴データ−ローカルシステム及びいずれかの接続されたサブシステムからの定義時間期間を対象範囲として記憶されたアーカイブの「生データ」
・事象データ−ローカルシステム及びいずれかの接続されたサブシステムからの警報、警告、及び他の定義事象
・スナップショットデータ−記録された「事象データ」項目の時間に保持されていた「生データ」
・ニュースフィード−新しい「事象データ」項目が生じた助言の収集
・生データ−システムの現在の状態及びいずれかの接続されたサブシステムを表すデータ
・履歴データ−ローカルシステム及びいずれかの接続されたサブシステムからの定義時間期間を対象範囲として記憶されたアーカイブの「生データ」
・事象データ−ローカルシステム及びいずれかの接続されたサブシステムからの警報、警告、及び他の定義事象
・スナップショットデータ−記録された「事象データ」項目の時間に保持されていた「生データ」
・ニュースフィード−新しい「事象データ」項目が生じた助言の収集
データモデルは、ユーザ及び/又はデータ記録システムにデータを提示するためにこれらのファイルを使用するXMLデータ構造、XLSスタイルシート、及びウェブページを使用する。これらを本明細書で簡潔に説明する。
XMLファイル
「生データ」、「履歴データ」、「事象データ」、及び「スナップショットデータ」は全てXML構造ファイルに記憶される。警告、警報、又は他の事象であるどの事象も(ユーザ/設計者によって定義されるように)以下のように起こることになる。
「生データ」、「履歴データ」、「事象データ」、及び「スナップショットデータ」は全てXML構造ファイルに記憶される。警告、警報、又は他の事象であるどの事象も(ユーザ/設計者によって定義されるように)以下のように起こることになる。
「スナップショット」データファイルの作成は、定義事象の時間に記録された「生データ」を保持することになる。
「ニュースフィード」リッチサイトサマリー(RSS)ファイル及び/又はニュースシンジケーションジャバスクリプト、VBスクリプト(又は同等のもの)ファイル(以下の「スクリプトファイル」を参照)の作成。これらはユーザに関連事象の最新の「生データ」及び「スナップショットデータ」の両方をビューできるようにする関連ファイルを示すことになる。
XLSファイル
これらは、ローカルウェブサーバーのXMLデータを表すための方法を定義する。効率的には、これらは当該デバイスの図形表示のテンプレートとして機能する。また、これらを用いて、より高いレベルのシステムが、当該サブシステムで直接ビューされるのと同じ方式でサブシステムから記録されたデータを提示することができる。XLS変換の背景については付録Bを参照されたい。
これらは、ローカルウェブサーバーのXMLデータを表すための方法を定義する。効率的には、これらは当該デバイスの図形表示のテンプレートとして機能する。また、これらを用いて、より高いレベルのシステムが、当該サブシステムで直接ビューされるのと同じ方式でサブシステムから記録されたデータを提示することができる。XLS変換の背景については付録Bを参照されたい。
ASP/HTML(など)ファイル
これらのファイルは、XLSファイルによって定義されるフォーマットでレンダーされたXMLデータを提示するために使用される。サブシステムから取得されたXMLデータは、サブシステムXLSファイル又は好みに応じて使用される他のローカルXLSファイルを使用して提示することができる。データは、クライアント又はサーバー側処理のいずれかによってユーザに提示することができる。サーバー側は、実質上ブラウザに依存しないコードを生成することができる。
これらのファイルは、XLSファイルによって定義されるフォーマットでレンダーされたXMLデータを提示するために使用される。サブシステムから取得されたXMLデータは、サブシステムXLSファイル又は好みに応じて使用される他のローカルXLSファイルを使用して提示することができる。データは、クライアント又はサーバー側処理のいずれかによってユーザに提示することができる。サーバー側は、実質上ブラウザに依存しないコードを生成することができる。
スクリプトファイル
スクリプトファイルの実施例は、別のシステムによってインクルードファイルとして読み取り、モニターされるシステム上で事象が生じたことを関連するウェブページの読取り装置に通知することができるVBスクリプト又はジャバスクリプトファイルである。
スクリプトファイルの実施例は、別のシステムによってインクルードファイルとして読み取り、モニターされるシステム上で事象が生じたことを関連するウェブページの読取り装置に通知することができるVBスクリプト又はジャバスクリプトファイルである。
コンピュータ14から取得されたスタイルシートと同様に、イメージコンテンツをコンピュータ14から中央プロセッサ10によって検索することができる。このイメージコンテンツは、コンピュータ14に接続された機器(ポンプ、排気ガス管理システム、或いは他の要素もしくは要素の組立体)の図形表示の形式である。この図形表示は、ウェブサーバー211によって供給されることになるウェブページの追加要素を形成する。このイメージコンテンツの位置は、特定のデバイスについてのスタイルシート(すなわちコンピュータ14から送出しているスタイルシート)によって定義される。イメージコンテンツは、スタイルシートによって定義されたテンプレートを読み込む1つの要素(データと共に)である。イメージコンテンツは、XMLフォーマットで配信される。
XML文書で働く機能を有するソフトウェアアプリケーションは、場合によっては文書中に指定されたのとは異なるフォーマットでデータを表示又は構成する必要がある。このタスクを遂行するための唯一の方法が、プログラミング言語と対のXMLパーサーを使用することによりXML文書を適切なフォーマットにプログラム変換することが必要な場合、クロスプラットフォーム及び言語に依存しないXML言語を有する能力が失われることになる。どのプラットフォーム上及びどの言語でも使用することができるような、XML文書をHTML、フラットファイル、ワイヤレスマークアップ言語(WML)、及びXMLの他の形式などの種々のフォーマットに変換する方法が必要とされる。拡張可能なスタイルシート言語変換(XSLT)はこの必要性に対応しており、これらの変換について更に詳細に説明する。多くのXMLパーサーは、フルXSLTサポートを提供する。
本発明の好ましい実施形態の関心事は、多種多様なデバイス、インクルーディングブラウザ、携帯型情報端末(PDA)、ウェブ電話、及び全く別のデバイスによって費やされる種々のフォーマットにXML文書を変換するためのXSLTの能力である。また、XML文書の構造が文書内のデータを受け入れるアプリケーションにうまく適合しない状況において、変換を有用とすることができる。XML文書は、例えばデータベースにインポートされることになる適切なデータを含むことができるが、インポートを実行するアプリケーションが期待する方法では構成されない可能性がある。
XML文書をHTML又はWMLのような別のフォーマットに変換するプロセスは、処理エンジンの2つのタイプに依存する。まずパーサー203が提供され、これは、ソースコードをロードするためにXML文書をローディングできる。次に、拡張可能スタイルシート言語変換(XSLT)文書がロードされ、そのツリー構造が作成される。このツリー構造は、XSLT処理に対処するために最適化され、使用されるプロセッサに固有のものである。次いで、XSLTプロセッサは、XML文書構造を取り、XSLT文書(以下に説明される)において見つけた「テンプレート」に対して文書内のノードを合わせて、次に結果として得られた文書を出力する。第3ツリー構造(結果として得られた文書)は、XSLT文書に含まれる情報に基づいて動的に作成される。
XSLTは、特定の出力構造を処理し作成するためにテンプレートに依存する。スタイルシートは、テンプレート規則のセットを含む。テンプレート規則は2つの部分、すなわちソースツリーのノードに対して適合されたパターンと、結果として得られたツリーの部分を形成するためにインスタンス化することができるテンプレートとを有する。これにより、スタイルシートは、類似のソースツリー構造を有する文書の広いクラスに適用することができる。
テンプレートは、特定の目的のために再利用できる基本構造を提供する。例えば、作成された全てのレポートが同じに見えるよう組み込まれた特定の形式フィールドをテンプレートが有する場合に、レポートは該テンプレートから作成することができる。XSLTのテンプレートは、XML文書のノードに合うように構成される。XSLTテンプレートは、ソースXML文書の要素及び属性内に含まれるデータを処理及び構成する方法を提供する。これらは、ソースXML文書の特定のノードが発見されたときに処理することができるテンプレート構造を提供する。
上記で説明されたXSLTプロセッサには、ウォークスルーのための2つのツリー構造を備える。第1のものは、ソースXML文書のための構造であり、第2のものはXSLT文書自体である。これらの2つの構造が提供された後、XSLTプロセッサは、XML文書において見つけられた要素又は属性名をXSLTツリー構造に含まれるテンプレートに一致させようと試みる。このマッチングプロセスは、XSLT文書内に埋め込まれたXPath式を使用する。XML文書内に見つけられたノードがXSLT文書のテンプレートに一致するときには、当該テンプレートが処理される。
XSLT文書内に見つけられたテンプレートの処理は、標準的には、XML文書のルートノードを一致させるテンプレートで始まり、その子供に向かって進める。テンプレートが処理されると、出力文書を構築するのに使用される上述の第3のツリー構造に出力が加えられる。
テンプレートは多種多様なXML文書構造の処理を可能にし、XML文書が繰り返し項目を含む場合に極めて効率的である。要素、属性、テキストノードなどが見つけられる毎に、XPath式によって適切なテンプレートに合わせられる。所与のノードに一致するテンプレートがない場合には、このノードに対する処理は行われず、XML文書の次のセクションが処理される。一致するノードが見つけられた場合には、テンプレートは、ノード内に含まれるデータ/ノードに基づいて適切な出力構造の作成を処理する。
中央プロセッサ10は、例えばアナライザーソフトウェアモジュール206を使用して固有データをウェブサーバー211によって作成されたウェブページ230に加えることができる。このソフトウェアモジュールは、所与のデータストリーム上で傾向分析を実行する。例えば、ソフトウェアモジュールは、ローリング平均(統合)分析を実行するか、或いはデータの異常なスパイク(微分)を探索する。ソフトウェアモジュールはまた、機器の別個の品目から入来する種々の入りデータストリームを分析することができる。例えばソフトウェアモジュールは、パラメータの1つのストリームをパラメータの別のストリームと比較し、相関性又は異常性を探索することができる。ソフトウェアモジュールは、所与の段階への流入量を測定し、これを流出量と比較して、漏れを示す差異を探索する。これらは、実行可能な多くの分析機能の実施例に過ぎない。
分析ソフトウェア206は、パーサー203にその結果(得られたデータ)を配信(しかしながら、もちろんこれはその結果をデータベース205に戻すことができる)し、機器14からの状態データと組み合わせるか又はこれと置き換え、スタイルシートに従ってウェブサーバー211によって配信されたウェブページを読み込むようにするものとして示されている。必要であれば、スタイルシートは、得られたデータに対応するようにローカルで自動的に修正される。
このようにして、コンピュータ14は、記憶されたスタイルシートによって(全体的でない場合は部分的に)定義される方法で、コンピュータ14に記憶された当該機器のグラフィックイメージを使用してコンピュータ14に結合された機器に固有のデータを表すウェブページ225をイーサネットバス12を介して配信することができる。更に中央コンピュータ10は、ウェブページ225と同じレベルの情報を示すウェブページ230を配信することができるが、入りデータストリーム又はストリームの分析によって中央プロセッサ10が作成したデータを含み、並びにイーサネットバス12に接続された別のコンピュータから受信された別の図形表示を含む追加情報又はイメージを示す。これらの特徴は更に図5に示される。
図5は、各々がイーサネットバス12に接続されたコンピュータ(コンピュータ14に関して説明されたような)を有する第1ポンプ301及び他の3つのポンプ302、303、及び304を示している。これらのコンピュータの各々は個々の一意のIPアドレスを有することが示されている。これらのアドレスは、例証として、192.168.1.1から192.168.1.4として与えられている。ポンプ301から304内のコンピュータの各々は、各々がポンプのスタイルシート及び図形表示(XMLフォーマットで)を含むメモリ306から309を有する。中央プロセッサ10は、これらのスタイルシート及びこれらの図形表示を検索し、これらのコピー(306′から309′)をスタイルシートデータベース207内に記憶する。
動作中、中央プロセッサ10は、第1部分235及び第2部分236を有するウェブページを作成し、第1部分235は、各々がスタイルシートデータベース207内に記憶されたその対応するスタイルシートによって定義されるウィンドウ306″から309″を有する。ウェブページ230のレイアウト及び種々のウィンドウ306″から309″の相対位置は、セットアップファイル320で定義される。ウェブページの第2部分236は、その表示が1つ又はそれ以上の他のスタイルシートによって定義される他のデータ(例えば、ポンプ301から304の全てが接続される排気ガス管理システムからのデータ)を含むことができる。
種々のポンプ又は機器の他の品目からの種々のスタイルシート並びにこれらの関連するイメージデータは、図6に関してここで説明されるように中央プロセッサ10で階層方式で組み立てられる。図6では、固有のPLC401、PC402、及びメモリ403を有する排気ガス管理システム400に物理的且つ電気的に接続されたポンプ301から304が示されている。メモリ403に記憶されるのは、排気ガス管理システム400のスタイルシート及び図形表示である。PC402のメモリ内のスタイルシートは、サブイメージ及び表示(サブ要素スタイルシート306から309によって定義されるような)が挿入される他のフィールド用のウィンドウを定義する。従って、中央プロセッサ10がPC402からのスタイルシートを要求する場合、中央プロセッサはまた階層的に、PC402のスタイルシートによって参照された要素の全てからのサブスタイルシートを要求する。
図7は、図6のシステムの場合に表示することができる図5のウェブページ230を示している。図7は、ウェブページの右側部分236が排気ガス管理システム400のイメージ440で埋められているのを示している。イメージは、種々のパイプ及びバルブの実際の物理的構成を示している。イメージは、必ずしも縮尺通りではなく(縮尺通りであるのが好ましいが)、様式化することができるが、据え付けの要素間、特にコンピュータ14のようなコンピュータのデジタル及びアナログ接続15及び16にデータを供給するハードウェア及びデバイスの要素間の種々のトポロジー構成及び接続を少なくとも示している。
イメージ440は、各々が排気ガス管理システム400の出力に全て接続された対応するバルブ455から458を有する種々のパイプ451から454を示している。これはまた、排気ガス管理システム400の他の入口及び出口に接続された種々の他のバルブ460から463を示している。イメージ440は、拡張子がGIF又はTIF又はJPEG又はPDFのファイル、或いはメモリ430から検索される他のイメージファイルとすることができる。
ウェブページの左側セクション235には、ポンプ301から304の各々を示すウィンドウ306″から309″に追加のイメージが挿入される(上述のように)。一例として、ウィンドウ306″のイメージは、ポンプの値(例えば、入力及び出力圧力)を示すデータが現れるフィールド471及び472を備えたポンプのイメージ470を有するものとして示されている。ウィンドウ307″のイメージは、データが現れるフィールド又はボックスの構成を示しており、ウィンドウ308″のイメージは、グラフ形式での同様の情報を表す線形ゲージのイメージの形式でグラフ要素を示している。
データの他のフィールド又はグラフ表示は、ウェブページの右側セクションのイメージ440に重畳して、排気ガス管理システムのパラメータを示し、これらのパラメータについての測定ポイントの位置を示すことができる。代替として、或いはこれに加えて、排気ガス管理システム400のパラメータは、左側のウィンドウ480に表示することができる。
「生データ」、「履歴データ」、及び「事象データ」ファイルは、ローカルで作成されたデータ項目と、単一のファイルのXML構造内の「子」項目として記憶され(直接)、又はサブシステムファイルの別個のファイルコピーとして記憶され(間接)る、関連のサブシステム上の類似のファイルから記録されたデータとからなる。サブシステムが1つより多いシステムの子とすることができる点に留意されたい。その結果、例えば、所与のシステム(例えばPC402及びそれに関連する排気ガス管理システム)の「事象データ」ファイルはまた、下のレベル(例えばポンプ306−309)でサブシステムの「事象データ」ファイルを直接又は間接的に保持することになる。サブシステムが共用される場合もあり、この場合、所与のサブシステムからのデータの全てが上記のシステムのファイルに追加される可能性があり、或いは適切なサブセットだけが追加される場合もある。
別の階層レイヤが図8に示されるように構築することができる。この図では、最も低いレベルの単一レイヤが示され(例えばポンプ301から304のレベルで)、この上の統合されたレベルが示され(例えば排気ガス管理システム400のレベルで)、更に監視制御データ収集(SCADA)レベルが、例えば中央プロセッサ10のレベルで示されている。単純なレベルからのスタイルシート502及びこれに関連するデータ504は、統合レベルまで渡され、そこでスタイルシート502は、制御PCでそのデータ504と統合される。制御PCレベルでの別のデータ506は、完全なXML(又はHTML)文書510を形成するように統合することができる。更にデータ506は、中央プロセッサ10でSCADAレベルまで渡すことができ、別のスタイルシート512(及びスタイルシート502)と共に統合スタイルシート520を作成することができ、これは種々のデータストリームから収集されたデータを読み込むことができる。各レベルで、当該レベルからのイメージ、又は下のレベルからのイメージは、機器の全体据え付け又は組み立てを示す統合イメージに組み立てることができる。イメージは、ドメインでの機器の全要素に対して完全なものとすることができ、最も低いレベルでの機器と同程度の詳細にすることができる。
説明された方法では、単独のどのデバイスも定義されたフォーマット(例えばXML)でそのデータ(プッシュ又はポーリングされた)を提示することができ、当該データを外部の世界に提示示する方法を説明する監視モニタリングシステムに情報を渡すことができる。モニタリングソフトウェア(例えばSCADAシステムでの)は、システム内の機器の他の要素からXSLファイルを読み取り、これ又はこれらを使用して、デバイス自体によって提示されるのと同じレイアウトでファイルが読み取られるデバイスの図形表示をローカルに提示することができる。モニタリングソフトウェアは、その固有のデータをローカルデバイスによって提示されたものに付加することができ、更に発信元デバイスからのフォーマットと同じフォーマットを維持できる。例えばSCADA機器は、その機器だけが認識している警報及び事象を追加することができる。機器は、これらの警報及び事象をより低いレベルのデバイスによって提示されたデータ項目のリストに追加することができる。
制御階層は、オペレータがシステムを直接ビューしているか、又はモニタリングソフトウェア構造内の高いレベルでビューしているかに関わらず、構築された矛盾のない方法でのサブデバイスデータの提示を可能にする。データ構造はまた、システム対複数サブシステム階層をデータ構造で維持できるようにする。ユーザは、システムのデバイスによって提示された既存のスタイル及びレイアウトに基づいて固有のビューワを容易に設計することができる。
この階層構造を使用して、デバイス(ポンプなど)によって生成されたデータがXMLフォーマットで提示され、当該デバイスの図形表示がXSLファイル内で定義される。該XSLファイルは、事実上、モニタリングPC画面上で見えるべきデバイスの「テンプレート」になる。デバイスは、別のデバイスのサブ部分とすることができる(例えば、ポンプは統合された排ガス処理システムの一部とすることができる)。デバイス(例えばポンプ)のXSLテンプレートを用いて、統合システムのディスプレイ上にデバイスの外観を定めることができる。同様に、モニタリング監視制御及びデータ収集システム(SCADA)は、統合デバイス又は個々のデバイスからのXSLテンプレート(又は複数のテンプレート)を使用して、SCADAモニタリング画面上に外観を表示することができる。更にモニタリングデバイスは、XSLテンプレート上に提示されたデータに追加することができる。その結果、例えば、障害が発生したことをモニタリングデバイスが(例えばデータ分析によって)判断すると、モニタリングデバイスは、当該障害をエラー/問題が起こったデバイスによって提示された警報及び事象ページに追加することができる。
10 中央プロセッサ
14 プロセッサ
203 XMLパーサー
205 第1データベース
207 スタイルシートデータベース
209 規則データベース
211 ウェブサーバー
14 プロセッサ
203 XMLパーサー
205 第1データベース
207 スタイルシートデータベース
209 規則データベース
211 ウェブサーバー
Claims (17)
- 据え付けにおいて作業を行うためのハードウェアデバイスであって、前記デバイスが、該デバイス又は前記据え付けの状態を示す状態データを作成してコンピュータに報告する手段を有し、前記デバイスの図形表示を作成するためのスタイルシートを記憶するメモリによって特徴付けられ、これによって前記コンピュータは、スタイルシート並びに前記デバイスからの状態データにアクセスして、前記図形表示を生成し、前記状態データを前記図形表示に読み込むことができるハードウェアデバイス。
- 前記ハードウェアデバイスからのスタイルシートを受信して前記状態データが読み込まれた前記ハードウェアデバイスの図形表示を作成させることを可能にするコンピュータと請求項1に記載のハードウェアデバイスとの組合せ。
- 前記コンピュータは、インターネット/イントラネットウェブサーバーとして構成され、前記サーバーに接続された遠隔コンピュータに前記図形表示を配信して前記遠隔コンピュータで表示するようにすることを特徴とする請求項2に記載の組合せ。
- 請求項1に記載のハードウェアデバイスからスタイルシートを受信して、前記状態データが読み込まれた前記ハードウェアデバイスの図形表示を作成するためのコンピュータであって、該コンピュータが、前記状態データを分析して得られた状態データを作成する手段と、前記スタイルシートに前記得られた状態データを更に読み込む手段とを有することを特徴とするコンピュータ。
- 前記状態データを分析する手段が、データ傾向分析ソフトウェアモジュールを含むことを特徴とする請求項4に記載のコンピュータ。
- 前記据え付け内に種々のインターネットプロトコルアドレスを有するコンピュータによって通信する複数のハードウェアデバイスから状態データを受信する手段を更に含み、前記分析手段が、種々のハードウェアデバイスからのデータを比較することによって分析を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載のコンピュータ。
- 前記得られた状態データに対応するために前記スタイルシートを修正する手段を更に含むことを特徴とする請求項4、5、又は6に記載のコンピュータ。
- 前記状態データが拡張可能マークアップ言語(XML)であり、前記スタイルシートが拡張可能スタイルシート言語(XSL)であることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載のコンピュータ。
- 動作パラメータを感知し前記据え付けの状態を示す状態データをコンピュータに報告するための感知手段を各々が有する請求項1に記載の複数のハードウェアデバイスと、前記ハードウェアデバイスからのスタイルシート及び状態データを受信して記憶し、前記複数のハードウェアデバイスの複合図形表示を作成し、該複合図形表示に前記状態データを読み込むための前記ハードウェアデバイスに接続されたコンピュータとを含む製造又はサービス据え付け。
- モニターされることになる機器に接続するサーバーであって、インターネットプロトコル(IP)アドレスを有する前記サーバーが、前記機器からのデータを受信し記憶するためのデータベースと、前記サーバーをそのIPアドレスによってアドレス指定する遠隔アプリケーションに対して前記機器の現在の状態を表すデータ及び状態とは無関係の前記機器を表すスタイルシートを伝達する手段とを含み、これによって遠隔アプリケーションで前記機器の図形表示を前記スタイルシートから作成することができ、前記図形表示は、前記機器の現在の状態を表すデータを読み込むことができることを特徴とするサーバー。
- 前記データベースにインテロゲートして、前記遠隔アプリケーションからアクセス可能な動的ファイルを作成するアクティブサーバーページファイルを更に含むことを特徴とする請求項10に記載のサーバー。
- 請求項10の前記サーバーに接続するためのコンピュータであって、
前記サーバーにアクセスする手段と、
前記機器の現在の状態を表す、ウェブファイル及び状態データを定義する前記機器のスタイルシート表示を前記サーバーから受信して記憶し、該ファイルを読み込む手段と、
前記状態データが読み込まれた前記ファイルを遠隔コンピュータに伝達する手段と、
を含むコンピュータ。 - 前記受信手段はまた、前記機器から受信された状態データの分析によって前記サーバー上で得られた状態データを受信するように構成されており、前記得られた状態データを前記状態データに追加する手段が、前記同じスタイルシートを使用して前記得られた状態データと前記状態データとを共に表示することを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ。
- 前記状態データ及び前記得られた状態データに対応するために前記スタイルシートをローカルに修正する手段を更に含むことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ。
- 据え付けにおいて作業を行うためのハードウェアデバイスに関連したコンピュータにローディングするための命令及びデータを記憶したデータキャリアであって、前記命令及びデータが、前記コンピュータにロードされたときに前記コンピュータに前記デバイス又は前記据え付けの状態を示す状態データを作成して遠隔コンピュータに報告させ、前記デバイスの図形表示を作成させることが可能となる前記ハードウェアデバイスのスタイルシート表示を含み、これによって前記スタイルシート並びに状態データは、前記ハードウェアデバイス及びこれに関連したコンピュータからアクセスして、前記遠隔コンピュータで前記図形表示を作成し、該遠隔コンピュータで前記図形表示に前記状態データを読み込むことができることを特徴とするデータキャリア。
- 製造又はサービス据え付けを行う方法において、
前記据え付けにおいて作業を行うための少なくとも1つのハードウェアデバイスを準備する段階であって、前記デバイスは、該デバイス又は前記据え付けの状態を示す状態データを作成してコンピュータに報告するための手段を有し、前記デバイスの図形表示を作成するためのスタイルシートを記憶するメモリによって特徴付けられる段階と、
前記ハードウェアデバイスで動作パラメータを感知して、前記デバイスの状態を示す状態データをコンピュータに報告する段階と、
前記スタイルシート並びに前記状態データに前記デバイスから前記コンピュータによってアクセスする段階と、
前記デバイスの図形表示を作成する段階と、
前記スタイルシートを使用して前記図形表示に前記状態データを読み込む段階と、
を含む方法。 - 複数のハードウェアデバイスから複数のスタイルシートを受信して記憶し、前記複数のハードウェアデバイスの複合図形表示を作成して、前記複合図形表示に前記状態データを読み込む段階を更に含む請求項16に記載の方法。
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