JP2007505665A - 円形ソレノイドコイルを備えた磁気勾配捲線システム - Google Patents

円形ソレノイドコイルを備えた磁気勾配捲線システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007505665A
JP2007505665A JP2006526667A JP2006526667A JP2007505665A JP 2007505665 A JP2007505665 A JP 2007505665A JP 2006526667 A JP2006526667 A JP 2006526667A JP 2006526667 A JP2006526667 A JP 2006526667A JP 2007505665 A JP2007505665 A JP 2007505665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradient
coil
magnetic field
machine
coils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006526667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4716992B2 (ja
Inventor
ユベール,ガイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Commissariat a lEnergie Atomique CEA filed Critical Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Publication of JP2007505665A publication Critical patent/JP2007505665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4716992B2 publication Critical patent/JP4716992B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/385Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/385Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils
    • G01R33/3856Means for cooling the gradient coils or thermal shielding of the gradient coils
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/385Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils
    • G01R33/3858Manufacture and installation of gradient coils, means for providing mechanical support to parts of the gradient-coil assembly

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】NMR機械用の磁場強度勾配(x、y)を生成する。
【解決手段】曲線状傾斜磁場を管内に配置されたコイルにより置き替える。管はトンネルNMR機械の検査空間の環状外周(6)に分布される。本発明は、すべての必要な方向において各管に同じ組のコイル要素を設け、選択された電流を供給することにより、要求を受けると磁場強度勾配を生成することが可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明の主題は核磁気共鳴(NMR)機械、特に、医療分野に使用可能なものに関するが、それに限定されない。本発明の目的は画像の作成を支援することであり、従って、試験されているある体積の種々の部分の励起の弁別を、一時的または永続的な空間の磁気コーディングを追加することにより、可能にすることである。これらのコーディングは傾斜磁場コイルにより適用される。本発明の目的は、NMR機械の操作条件を変えることにより、特に主磁場(main field)を増加させ、同時に勾配の強度を増加させ、かつNMR機械が発生する音響ノイズを減らすことにより、傾斜磁場コイルを改善することである。
核磁気共鳴の分野ではいくつかのタイプの機械が知られている。永久磁石を備えた、しばしばトンネル構造を提供しない機械はほぼ0.15テスラの磁場を配向させることを企図したものである。抵抗または超電導タイプのトンネル機械は本発明に関して特に有利である。実地では、本発明は、より超電導タイプの機械用に企図され、電流配向場は標準的な臨床用途においてほぼ1.5〜3テスラ、医学実験用にはほぼ4〜4.5テスラであり、(例えば、米国、シカゴでは)技術水準の機械用には9テスラより多く、そして最近のほとんどのプロジェクトでは11.74テスラに達している。特許文献1(ヨーロッパ特許出願公開第221810号明細書)から核磁気共鳴イメージングに関する助言が得られる。特許文献1は、また、所定の大きさに対してできるだけ直線状である傾斜磁場コイルを設計する方法を示している。特許文献2(国際出願公開第89/03031号パンフレット)も、傾斜磁場コイル、特に特許文献2に示されたものに対して、どのようにすれば渦電流の問題を解決することが可能であるかを示している。
これらの特許文献に示されているように、傾斜磁場パルスが一時的であるという性質が、これらの傾斜磁場コイルを与える磁場の線形性の問題(一般に一様性の問題といわれており、この用語は本明細書の以下の部分において使用される)に加えて、パルス化されている性質に関連した問題に対しても、解決を必要としている。NMR機械の操作磁場の強度の増加が大きいと、得られる画像の品質が良くなり、これにより検知可能なNMR信号の周波数が増加する。上述のより強力な磁場の機械に対しては、この周波数は500MHzに達する。低磁場機械用に設計された傾斜磁場コイルを常時使用していると有効な磁場傾斜成分(機械の操作磁場に対して平行に配向された成分)の感度のかなりな損失を生じる。これは、10ミリテスラ/mの大きさの傾斜磁場勾配が1テスラで動作する機械にとって充分であるためである。しかしながら、約10テスラで動作する機械に対しては100〜150ミリテスラ/mの勾配が望ましい。従って、空間を識別する要素のより大きな変動を生成することが可能な傾斜磁場コイル(または傾斜磁場と略称する)を製造することが必要である。
そのようなより高い傾斜磁場はいくつかのタイプの問題を生じる。まず、そのような勾配を可能にする傾斜磁場コイルによる電力の消散が大きく、数十kWのオーダーである。従って有効な冷却システムを設置してこれらの傾斜磁場が患者と、主超電導磁化コイルが収容されている低温保持装置(cryostat)が温度上昇しないようにすることが必要である。
さらに、現在使用されているイメージング・シーケンスでは急速シーケンスは、持続時間が数ミリ秒のオーダーである傾斜磁場パルスの適用を含み、傾斜磁場パルスの増減時間は1ミリ秒のオーダーであることが必要である。
関与している電力レベルでは、傾斜磁場コイルは機械の動作磁場において、電磁力による非常に急な加速を受ける。これらの加速により、一方では短期間に機械が劣化し、他方では検査中の患者が耐えられないレベルの騒音が発生する。騒音の制約も、特に脳を検査において、特定の知的作業の際に脳のどの領域がストレスを受けるかを示すことが望まれるときに、特に問題となる制約である。従って、集中を妨げられるレベルの騒音を受けながら患者に特に知的な作業を行う(例えば、暗算で加算または乗算を行う)ことを要求することは困難である。
従って、このタイプの実験は人間で想定されるものであるけれども、動物に行われる前臨床実験は、これらの動物もこれらの騒音レベルに曝されるならば、不可能である。
これらの問題はもちろんすべて解決されなければならないが、一方で傾斜磁場コイルの大きさを制限して検査のために充分に大きな有効容積を残すことを考慮に入れる必要がある。目安として、当技術分野においていまや標準的慣行であるので、有効な検査体積は円形断面のトンネルであり、その直径は約550mmであることが必要であり、傾斜磁場コイルはこの有効トンネル体積と低温保持装置の壁の内側の体積間に存在する環状空間内に保持される必要がある。低温保持装置内のこの体積は直径約1000mmの円形トンネルを提供する。
さらに、傾斜磁場パルスのパルス化された性質により渦電流の出現による寄生現象が生じ、これらの渦電流は一方では機械の温度を上昇させ、他方では傾斜磁場が存在している間、傾斜磁場の線形性を破壊する。特に上述の特許文献から知られているように、この問題を回避するために、補償コイルを考案して環状空間内に収容することは既知である。
傾斜磁場コイルであって、電流の復帰が円の周囲にわたって行われ、この円の直径は傾斜磁場を形成するのに有効な電流が流れる直径よりも大きい、傾斜磁場コイルを生成することが可能であることが非特許文献1(アン・ダ・イェオ著、「静穏磁気共鳴イメージング傾斜磁場」2000年10月、オーストラリア、クイーンズランド大学出版、第31頁以降[“Quiet magnetic resonance imaging gradients”by An Da Yeo in October 2000,University of Queensland in Australia,page31 et seq.])の論文により既知である。しかしながら、ここに提示されている解決法の欠点は、配向傾斜磁場に適合するπ/2を越えない角度のセクター(扇形(sectors))を2個だけしか生成することができないことである。その理由は、X−傾斜磁場コイルとY傾斜磁場コイルの両方を配置する必要があり、これらのコイルが同じ一般的マンドレル上に存在すると、これら2組のコイルのそれぞれに利用可能な空間が、それぞれπ/2の開きを有する、2つの円筒状セクター(sectors)に限定される。この開きにおける制限により、実地では、傾斜磁場の所望の線形性を得ることが妨げられる。
ヨーロッパ特許出願公開第221810号明細書 国際出願公開第89/03031号パンフレット アン・ダ・イェオ著、「静穏磁気共鳴イメージング傾斜磁場」2000年10月、オーストラリア、クイーンズランド大学出版、第31頁以降("Quiet magnetic resonance imaging gradients"by An Da Yeo in October 2000,University of Queensland in Australia,page31 et seq.)
本発明の目的は、これらの問題の全て、特に製造上の問題を解決することである。というのは、上述の論文により示された解決法は工業的規模で実施することができないからである。本発明においては、傾斜磁場を生成するために、利用可能な環状空間は円形ソレノイドコイルが嵌め込まれている管を設置するのに充てられている。好ましくは、これらの管は相互に接触して、管のシート(sheet)を形成している。しかしながら、少なくとも理論的には、より直径の小さい管のシートを幾層か有するようにすることも想定可能である。各シートはこの環状空間内に同心円状に配置されることになるであろう。
管内のこれらのコイルの配置により、冷却が改善されること、使用により課せられた線形性の制約に従うこと、音響雑音を低減すること、および渦電流を制限することが可能であることのお蔭で、期待された結果を達成することが可能になることが以下に示される。
雑音の消失は、主磁場に平行な軸線を有している管内に嵌め込まれたコイルのソレノイド構造に由来するとともに、それらのコイルが自己の構造に関して半径方向にのみ応力を受け、電磁気的応力の結果生じるトルクがゼロであることに由来する。
また、これらの推奨された構造、特にXおよびY傾斜磁場に関して、従来の傾斜磁場コイルに対して垂直の磁場配向を有するものは、低温保持装置の遮蔽体(shields)または種々の金属壁に、感知し得るほどの低さの渦電流をしか生じないので、これに対してはもはや補償することは不必要であることが示される。
従って、本発明の原理の一つは、台形コイルを製造する代わりに、上述の論文により示唆されているもののような円形コイルを製造することである。本発明の別の基本的な思想は、円筒状セクターの開口度(開き(opening))を減少させることである。π/2を用いる代わりに、円筒状セクターのより小さな部分を用いて、それにより空いた空間に、他の管、従って他のコイルも配置する。本発明に規定されているように供給されたこれら他のコイルは、生成された傾斜磁場の線形性の向上に寄与する。
従って、本発明の主題は、傾斜磁場を生成する装置を収容する円筒状環状空間を有する円筒型NMR機械であって、前記傾斜磁場生成装置は円筒状ソレノイドコイルを備え、前記ソレノイドコイルの直径が前記環状空間の厚み内に内接し、前記ソレノイドコイルの軸線が前記主磁場に平行であることを特徴とするNMR機械である。
本発明により、NMR機械は、冷却が改善され、使用により課せられた線形性の制約に従うことが可能となり、音響雑音が低減され、および渦電流を制限することが可能になる等の効果を奏する。
本発明は以下の説明を読み、添付図面を参照することにより、より明瞭に理解されよう。これらの説明および図面は単なる例示のためのものであり、本発明をなんら限定するものではない。
図1はごく概略的に本発明のNMR機械を図示する。この機械は超電導ドメインにおいて、円筒状、環状トンネル型の低温保持室1を備え、低温保持室1は金属外壁2と金属内壁3により拘束されている。実地では、これらの壁2および3は非導電性材料、特にエポキシ樹脂で作製することができる。しかしながら、機械的強度および遮蔽の理由から、これらの壁は常に金属で作製されているので、有害な渦電流が発生する結果となっていることが判明している。この低温保持室により囲まれる容積内には、シールド4が置かれており、このシールド4は半径r1の有効円筒状内部領域5を画成している。低温保持室内に収容されているコイルは上記トンネルの軸線にほぼ平行な強力な一様な磁場Bo を生成する。
従って、本発明の機械は、領域5と壁3の間に、傾斜磁場生成装置を収容するための円筒状環状空間6を備えている。実地では、この環状空間6内に内蔵された装置は空間内の種々の方向に配向した磁場を生成する。配向磁場Bo のようには配向していないこれらの磁場の成分は有効なNMR信号の変形(modification)に二次的にのみ寄与する(従って、Bo の値および問題の傾斜磁場の値の場合に無視し得る)。このように、これらの磁場のうち有利かつ有効な唯一の成分は磁場Bo に沿って配向した成分である。この有効な成分は一般にBz 成分と呼ばれる。この機械は直交基準座標系に対して基準をとっており、z軸は一様な磁場Bo の方向と共線的(collinear)であり、かつトンネル機械の母線に平行である。供給された種々の組の傾斜磁場コイルに応じて、一点における有効成分Bz の振幅の増加は、Y傾斜磁場に関してはxOz平面に平行である、この点を含む平面の縦座標Yによって決まる、X傾斜磁場に関してはyOz平面に平行である、この点を含む平面の横座標xの関数であり、あるいはZ傾斜磁場に関してはxOy平面に平行である、この点を含む平面の次元zの関数としてみることができる。
図1は、特に、上述の論文により推奨された解決策を示し、その解決策では有効電流帰還(useful current return)7および8により、開口角(angular opening)π/2の、実質的に台形断面のコイルを製造することになるが、これらは工業的生産についても振動に対する機械的抵抗性についても適していない。
本発明では、図2は円筒状環状空間6が円形ソレノイドコイルを収容している状態を図示しており、円形ソレノイドコイルの、値(大きさ)2aの直径9が、この環状空間6の厚み10内に内接している。まず、分かることは、環状空間の厚み10はこの空間6の全厚みに等しいことである。空間6の内外周に存在する追加の環状装置は所望の改良の結果であり、これらは必須ではない。図示の実施形態では、環状空間6はこのように12本の管により占められており、これらの管はプラスチック等の電気的に絶縁性の材料で作製された壁11により形成される。管11の内部には傾斜磁場を生成するコイルが嵌め込まれている。これらについては後に説明する。好ましくは、これらの管は相互に接触している。ここで、これらの管は単一のシート(一層)として分布されており、各管の直径は実質的に空間6の厚み10を占めている。しかしながら、管の直径を小さくしていくつかのシート(数層)を設けることも想定できる。
図示の実施形態において、XまたはY傾斜磁場を形成する管は、好ましくは偶数、すなわち2n本である。しかしながら、Z傾斜磁場を形成するには、偶数本の管である必要はない。
後に述べる好適な実施形態では、各管は他の管の組と正確に同一のコイルの組を設けてある。このコイルの組はZ傾斜磁場およびZ軸に垂直に選ばれた方向における傾斜磁場を生成することが可能である。種々のコイルを制御することによりXまたはY配向傾斜磁場を生成するように種々のコイルを設計する方法を後に示す。
本発明を理解するのに有用ないくつかの基本的な概念を以下に示す。中心Oおよび半径rmaxの磁気的に空虚な球体の内部に、各成分Bx 、By およびBz がそのゼロ・ラプラシアンを有する。従って、ΔBz =0であり、かつBz は下式:
Figure 2007505665
−Bz は 原点0の磁場B0 および係数Hn 、Im n およびJm n により完全に記載され;
−r0 は基準長さ、例えば問題としている球体の半径;かつ
−Wm n は、|Wm n m n (cos(θ)|≦1となるように便宜的に導入された数値的重み係数、例えば|Pn{cos(θ)|である。
の球面調和関数で単一の展開により表現される。これらの条件下、係数Hn 、Im n およびJm n は半径r0 の球体上のBz の非一様性に直接に最大の寄与を提供する。
磁場源が対称性を持つならば、ある項Hn 、Im n および/またはJm n はゼロとなる。Ozの周りに軸対称である電流源システムについては、特にz型傾斜磁場については、磁気的に空虚な球体の内部のBz の拡大(expansion)は
Figure 2007505665
に減少する。
加えて、ソースシステムがxOy平面に対して対称または反対称であるならば、それぞれ奇数次の項または偶数次の項はゼロとなる。勾配δBz /δzを生成するために、反対称を用いると、拡大は次式で表される。
Figure 2007505665
そのようなシステムは原点でゼロ磁場を生じるので、B0 は単に基準磁場である。成分H1 は勾配の値を与えるが、これは第1の項がH1 z/r0 と表され、高次の項H2p+1 は欠陥を生じるからである。本発明により特定されるように、コイルの数と寸法を選択することにより、傾斜磁場の線形性が改善され、これはまずH3 を消去し、次いで仕様に到達するまでH5 等を消去することにより行う。
δBz /δxおよびδBz /δy傾斜磁場を生成するソース電流システムの場合はもっと複雑である。まず、思い出されるのは、上述の理由から磁場の成分Bz にのみ関心があるということである。例えば、勾配δBz /δxを生成するには、ソース電流のシステムはxOy平面およびyOz平面に対して対称でなければならない。従って、Bz の拡大は次項のみを含む。
Figure 2007505665
そのようなシステムは原点においてゼロ磁場を生成するので、B0 は単に基準磁場である。成分I1 1 は勾配を与えるが、これは第1の項はI1 1 x/r0 と表され、高次の項I2q+1 wp+1は欠陥を生じるからである。
そうであるので、本発明の思想は、図1を参照して説明した、実質的に台形コイル部分を生じる方法以外で回路を閉じることである。特に、この思想は上述の理由から円形のコイルを作製することである。さらに、この思想は、第1に、m≧3次の項を消去することであり、これは複数のコイルに適切に選ばれた強度の電流を同時に供給することにより行われる。第2に、この思想はX傾斜磁場用のコイルおよびY傾斜磁場用のコイルを使用することであり、あるコイルは両方のタイプの傾斜磁場に対して同時に用いることが可能である。
実地では、そのような傾斜磁場システムを、Ozに平行な軸線を有し、Ozから等距離の一組の同一の管の原理に従って作製するには、偶数の、好ましくはできるだけ大きな直径の管を主磁石(直径約1000mm)により囲まれる環状空間6の内部に持つことができることが必要である。
さらに、管の層または複数層の内部に内接させることが可能な最大の円筒は患者とアンテナの通過を許容しなければならない(すなわち、直径約550mmの自由空間)。
n=12本の管を用いた解決策を採用するのが好ましいことが見出された。この場合、管の半径aと管の内側および外側に対して接線方向であり、かつ環状空間6を画成する円筒の半径r1およびr2の間の関係は下記の通りである。これは、n=12に対して、緊密に接触する管に対する下記の式:a=r1(sinπ/n)/(1−sinπ/n)=r2(sinπ/n)/(1+sinπ/n)は下記を与えるからである。
a=0.349198r1 =0.205605r2
1 =2.863703a
2 =4.863703a
2 /r1 =1.698396
1 /r2 =0.588791
従って、一実施形態では、設定するように選ばれた寸法によって、厳密に接触する管に対して
1 =275mm; a=96mm; r2 =467mm、または
2 =450mm; a=92.5mm; r1 =265mm、または
1 =275mm; r2 =450mm; a=87.5mm
となる。もちろん、管が相互に接触する必要はないが、より効果的にするために問題としている機械において利用可能な空間の最大量を使用することが望ましい。
後に残る問題は、出力の消散を最小にすることにより所望の線形性を得るための、管当りのコイルの数、それらの寸法および電流密度(値および波形)を見出すことである(また、自己インダクタンスを制限して走査速度仕様に合致するようにすることも可能である)。本発明においてなされた制限と選択はX(またはY)傾斜磁場コイルおよびZ傾斜磁場コイルを収容し、管はすべて同一にして工業的生産を容易にすることである。Z傾斜磁場に対しては、管のZコイルは、それらがxOy平面の一方の側または他の側にあるかによって、すべて同じ電流+Iまたは−Iで、パルス化されるようにも選ばれる。X傾斜磁場に対しては、軸線がxOz平面内にある2つのX管がそれらの一つの場合は電流+Iでパルス化され、他方の場合は電流−Iでパルス化され、これら2本の管に隣接する最初の4本の管は+I√(3/2)または−I√(3/2)でパルス化され、4本の第2の隣接管は+I/2または−I/2でパルス化される。すなわち、10本の管が合計で最初の2本の傾斜磁場の3倍の傾斜磁場を生成し、従って、m≧3次の非一様な項がすべて確実に消去されるようにし、最初の非ゼロ項がm=11次に出現する。Y傾斜磁場に対しては、手順は同様であり、上述の文章において「xOz平面」を「yOz平面」に置き替えれば充分である。同時にX傾斜磁場とY傾斜磁場を生成することが望まれる場合は、コイルの内の若干のものにこれら2つの傾斜磁場に相当する電流の代数和を供給することが必要になる。
同じ電流を輸送するコイルはすべて同じ増幅器により電流を供給されてもよく、これはコイルを適切に(+と−を別々に)直列接続することにより行われるが、他の組合せを選んで出力のより小さい増幅器にすることも可能である。例えば、管毎にまたは半管毎に、一方ではZコイルおよび他方ではXYコイルをパルス化して、それぞれ24個または48個の増幅器とすることも可能である。
図3は11のような管に嵌め込む傾斜磁場コイルの製造方法を示す。図3は円形ソレノイドコイル示し、円形ソレノイドコイルの回転軸線12は管11の中心に基礎を置いており、かつZ軸に平行である。図3に示されているのは機械の中心xOy平面の線13である。図3に図示されたコイルはコイルの内部空間14は開放されていてもよいことを示している。この空間を占領する方法、及び/又はコイル冷却に用いる方法は後に説明する。コイルは、その中を流れる電流の方向に応じて、矢の先端を示す標識15または矢羽を示す標識16を備え、コイル中の電流の回転方向を示している。
単純なZ傾斜磁場を製造するには、各管で必要とされることのすべては、2つのコイル要素17および18を平面13に関して対称にし、電流がそれぞれ逆方向回転して流れるようにすることである。これらの要素17および18の組は単純なZ傾斜磁場、すなわち1次の一様な傾斜磁場(H3 、H5 等は非ゼロである)を生成する。Oz軸の周りに全ての管が規則的分布しているので、非ゼロ項In m またはJn m だけが、n+mが奇数、mは管の数の整数倍であり、常に≦nであり、それによって、12本の管の場合、それらを完全に無視可能にすることが保証される。しかしながら、非一様項Hn が残っている。接触要素17および18が、管内の縦長空間21により相互に分離した2つの要素19および20により置き替えられると、3次一様Z傾斜磁場(H3 =0)を得ることが可能である。同様に、5次一様Z傾斜磁場(H3 =H5 =0)を得るには、2つの要素19および20の組を4つの要素21および22、ならびに23および24の組で置き替える。2つの要素21および22は接触し、逆回転である。2つの要素23および24は、これらの逆回転であるが、要素19および20よりも大きな距離によって相互に分離されている。この場合、非一様性は残りの項H7 、H9 等から生じ、実地では一様性をさらに改善しようとして構造を複雑にしなくても大いに満足がゆく。しかしながら、このことは、同じ原理により、例えばコイルの数を増やすことにより可能となる。下表は本発明によりZ傾斜磁場の一様性を得る原理を要約したものであり、3本の一様に分布した管のみの場合に相当する(12本の管を用いる実地の場合では、非ゼロ項In m またはJn m がm=12を越えてはじめて出現することは上述の通りである)。
Figure 2007505665
xOy平面に関する反対称性のために、×により抹消した項は0であり、同一に供給された3本の管が一様に分布しているために、\により末梢した項は0であり、そして各管内のコイルの配置のために、/で抹消した項は0である(本実施形態では5次一様性)。
単一X傾斜磁場に関しては、これは中間平面13に中心がある単一のコイル要素27により得ることが可能である。この場合、一様な1次X傾斜磁場が得られる。注意すべきことは、X傾斜磁場に対して、電流は共にコイル要素27を形成している、平面13に関して左の疑似コイル要素28を通って平面の右の疑似コイル要素29を通る方向と同じ方向に流れることである。3次一様傾斜磁場を得るには、管内に、コイル要素27の代わりに、空間32により相互に分離された2つのコイル要素30および31を設置することが必要である。要素30および31内の電流は同じ方向に循環する。同様に、5次一様X傾斜磁場を得るには、要素30及び31を、同じ空間36および37でそれぞれ相互に分離された要素33、34および35の3つ組で置き替えることが必要である。下表は12本の管の組に対して本発明のZ傾斜磁場の一様性を得る原理を要約したものである。
Figure 2007505665
xOy平面およびyOz平面に関する対称性のために×で抹消した項は0であり、上述のように供給された10本の管(2本は±I、4本は±I√(3/2)、および4本は±I/2)内の電流の分布のために\で抹消した項は0であり、そして各管内のコイルの配置のために/で抹消した項は0である(本実施形態では3次一様性)。
第3頁の底部(訳注:段落0010)に示した本発明の最終紹介において、混成傾斜磁場、すなわち、5次一様Z傾斜磁場と3次一様X傾斜磁場が、5次一様Z傾斜磁場と3次一様X傾斜磁場を組み合わせることにより、形成される。実地では、ギャップ25および26が、コイル30および31をそれらの中に導入するように変形される。空間32自体を拡大してコイル21および22をその中に収容する。実際上の理由から、コイル21および22自体は設定された空間により相互に分離され、電流が帰還できるように、かつ機械設置要素を設置できるようにしている。最後に、一方ではコイル30および23の間、他方ではコイル31および24の間のギャップ38および39は、並びに一方ではコイル21および30の間、他方ではコイル22および31の間のギャップ40および41が残っている。一実施形態では、中心空間42は20mmに制限される。
このように動作することにより、5次一様Z傾斜磁場および3次一様X傾斜磁場を得ることが可能である。この配置は、Z傾斜磁場の一様性をX(またはY)傾斜磁場の一様性に対して助長する。これは、Z傾斜磁場が、種々の理由から、よりよい一様性から利益を受ける必要がある限り、許容することができる。
しかしながら、X傾斜磁場の一様性が不十分であるならば、本発明によれば、これを向上させることが可能であり、特に5次の非一様性を3つのコイル33、34および35を各管に用いることにより消去することが可能である。このとき、同じ管内にZ傾斜磁場を生成するコイルのための充分な空間がもはや存在しないが、後に説明するように、これは従前のコイルにより達成することが可能である。
コイル30および31、または33、34および35を生成される一様性に応じて供給するために、図2はX傾斜磁場に対して、電子回路43が、NMR機械で実行されるイメージング・シーケンスに必要とされる波形(上昇時間、下降時間)および持続時間を有する一時的パルス44を生成する。パルスを代表する信号44が可変利得調節増幅器45に導入される。
上記シーケンスを管理するコンピューティング・システムにより生成された、増幅器45に印加される制御信号は係数を乗じた公称電流値を印加するが、ここでは係数は、xOz平面にある管46内に配置されたコイルについては、1に等しい。
管46と接触する管47(その管47の軸線、ここでは12、がZ軸を通る平面内にあり、xOz平面に対してπ/6傾斜している)は√(3/2)に等しい係数を乗じた電流を供給される。管47と接触し、管47からさらにπ/6だけ偏心した管48については、電流は1/2倍である。管48と接触し、yOz平面内にある管49については、係数は0に等しい。管48と接触する管50については、係数は−1/2に等しく、管47と対称な管51については、係数は−√(3/2)に等しく、そして管46とZ軸に関して対称な管52については、係数は−1に等しい。図の左に配置され、xOz平面に関して管46〜52と対称である管については、係数の値は同じである(Y軸の下方では負であり、Y軸の上方では正である)。
従って、コイルの電流は、円形空間の周囲の周りの、上記コイルを収容する管を配置する角度の余弦(cosine)に比例する。この電流分布は図5−aにおいて繰り返されるが、図5−bに示すように、オフセットが15°である代替例を用いることも可能である。
Z傾斜磁場については、Zコイル、すなわち各管46〜52のコイル21、22、23および24(および図2のX軸の左側部分状の対称的なもの)が公称電流値で作動される。
変形例として、X傾斜磁場が3次よりも高次にわたって一様でなければならない場合、管46〜52およびそれらと対称のものにX(またはY)傾斜磁場のみを生成するように企図されたコイルを充填する対策をとることが可能である。この場合、Z傾斜磁場を生成する傾斜磁場コイルを作製するために、2つの空間を用意し、これらを空間6のそれぞれの側に有効厚み10で配置する。図2において、これらは区間53および54である。この場合、これらの空間はその中に、上述の文献に記載されているように、既知の環状型のZ傾斜磁場コイルを設置するのに用いられる。
管内に混成コイルを設置することが可能である場合は、Z傾斜磁場により生成される渦電流の影響を除去することが必要であることがある。これらはX傾斜磁場の場合のものよりも高い。この場合、補償Z傾斜磁場コイルが空間53(または空間54に、あるいは多分両方に)配置される。このコイルは上述の特許文献2に記載されている型のものである。従って、図2は、補償コイルが空間53に配置されているならば、本発明の構造の一つの特に有利な効果を示す。これは、Z傾斜磁場の場合、55および56のような矢印で示され、管内に配置されたコイル内を流れる電流はすべて所与の向き(機械の平面13に対して所与の位置について)である。この方向55または56は問題としているコイルの直径上の対向する側によって、従来の補償Z傾斜磁場コイル内を流れる電流の方向と同じ向きまたは反対の向きである。従って、ひとつの特に有利な効果が方向56および57が同じ向き(あるいは種々のコイルにおける電流の種々の分布により方向55および57である)。これから、補償磁場は磁場の傾斜を増加させるのに役立つが、依然として低温保存室1の壁2および3の渦電流を除去することが分かる。実際には、このように推奨された構造では、同じ補償された傾斜磁場が得られるが、傾斜磁場コイル内および補償コイル内で電力が消散される。
X(またはY)傾斜磁場コイルによる渦電流効果を補償するコイルに関しては、生成された磁場の形状のお蔭で、渦電流が引用した文献に記載された構造における傾斜磁場の場合よりも弱いこと、およびそれらを補償する手間を省くことが可能であることを示すことができる。
現在に至るまで、提示されたコイルはX傾斜磁場を形成するのに用いられている。もちろん、アセンブリを90°回転させることにより、同じコイルをY傾斜磁場を形成するのに使用することが可能である。実地では、xOz平面およびyOz平面についての対称性は、採用された管の数は4の倍数であることを意味するが、しかし、これは絶対に必要であるという訳ではない−後で12本の管が好ましい解決策である理由を説明する。
X軸に沿う傾斜磁場パルス44が他のY軸に沿う傾斜磁場パルスと同時であるならば、ある管に対する増幅器はイメージング・シーケンスを確立するシーケンサーにより生成された適切な複合順序により制御される必要がある。
しかしながら、注意すべきことに、このように動作することにより、顕著な結果が得られ、それにより、xOz平面の一方では、全ての管46〜52および他方ではそれらに対称のものには第3頁の底部に示したものと同じコイルの組が設けられ、それにより、他方では、各グループのコイルが増幅器で制御される。1つの増幅器を用いてZ傾斜磁場コイル21、22、23および24を(コイルが磁場B0 に沿って上流端に向かって、または下流端に向かって配置されているかによって電流の方向を保存することに注意して)供給し、そしてもう1つの増幅器を用いてXまたはY傾斜磁場を形成する要素30および31を供給する。これらのコイル中の電流の振幅は、コイルを収容する管11の空間10における位置的配置によって決まる。従って、12本の管に対して、24の増幅器を設置する。出力が弱い増幅器を多数設けることも、先に説明したように、可能である。
図4は17〜18、21〜24、27、30〜31、または33〜35のようなコイル要素の例示的例を示す。そのようなコイルは一組の管状スリーブ殻形成された螺旋状巻きからなる。例えば、スリーブ60は純粋な銅で作製されているが、これは高い機械的応力に耐える必要がないためであるが、その結果、導電性が高いという利点がある。一実施形態では、そのようなスリーブの厚み61は10mmである。スリーブ60を電気放電加工機内に置いて、この管60の壁の厚みに向かって真っ直ぐに螺旋状溝63を切削する。この溝は壁の各側に出現する。一実施形態では、溝は1mmの10分の1の幅を持つ。矩形断面を持つものはこのようにして容易に製造することが可能である。このようにして製造された構造が弱くなるのを防止するために、螺旋状溝63はガラスビーズを充填した非透過性接着剤を充填して、接着剤の高度が低いにもかかわらず、各巻きの間の間隔が維持されるようにする。
スリーブ60は、正確に同じ方法で調製された他のスリーブ64内に入れ子にしてもよいが、螺旋状溝65は逆のピッチにして環状空間62が冷却液を通過する余地を残すようにする。一実施形態では、この空間の幅は1mmである。実地では、溝63および65はちょうどスリーブ60または64の端部まで作製されないため、66および67のような末端リングはそれらのそれぞれの端部に残存する。コイル60の巻き内を流れる電流は末端リング66により選択され、末端リング66自体は、スリーブ60がきつく滑り込まされているスリーブ64の末端リング67に接続された、リング68に接続される。スリーブ64の巻きの他端における電流は同様に選択され、次のスリーブの末端リング内に注入され、以下同様である。スリーブ60、64以降はこのように、マトリョーシカ(ロシア人形)のように、相互に入れ子構造になっている。一つのスリーブから他のスリーブに、電流が、2つの隣接する末端リングを接続するリング、例えば68を介して導通される。リング68は一方では電気的接続性を提供し、他方では所望のコイル要素を形成するスリーブを例えばボルト69を用いて機械的に保持する役割をしている。従って、偶数(例えば4)個のスリーブを相互に積み重ねて、末端接続が同じ側になるようにし、あるいは、奇数(例えば5)個のスリーブを積み重ねて末端接続がコイルの各側でなされるようにすることが可能である。コイル要素により生成される傾斜磁場への寄与はスリーブの直径が大きいほど大きいことが分かる。
リング、例えば68は、また円形セグメント、例えば70の形状のスロットを複数穿ってある。スロット70は絶縁冷却液、例えば熱転移オイルを流すために用いられる。絶縁液体は、管11に入る際に、スリーブ60および64、または64と次のスリーブ、以下同様、の間にある環状空間を通って平行に流入する。他端では、冷却液は管11内で膨張し、管11はこのようにして冷却された要素を備えるので、下流で同じ管内に配置された他の要素を冷却する。このように動作することにより、高い傾斜磁場出力を生成するとともに、大きな冷却能力を有することが可能になる。
傾斜磁場の一様性および強度を調整するために、コイルの寸法だけでなく、これらのコイルの各要素の各スリーブが収容している巻き63および65の数と分布も変えることができる。従って、スリーブの数を増減し、螺旋63または65のピッチを急にしたり緩やかにしたりすることが可能である。
図5−aおよび図5−bは上述したことに従う管の分布(図5−a)と、アセンブリ全体を15°ずらした、これらの管の他の分布を比較して示す。図5−bの場合、X傾斜磁場を得るには、xOz平面に最も近い管の増幅器に対する倍率係数に、管の横座標が正であるかまたは負であるかによって、係数+1または−1を適用することが必要である。これらの最初の4本の管に隣接する4本の管は倍率係数0.732と、相当する符号を割り当てられる。yOz平面に最も近い対称的に配置された4本の管は、管の横座標が正であるかまたは負であるかによって、係数0.268または−0.268を割り当てられる。Y傾斜磁場を得るには、アセンブリ全体を90°ずらすだけでよい。
12本の(そして図5−aにおけるように10本の管だけでない)管が傾斜磁場の生成に寄与する図5−bに示す構造を用いて動作することにより、生成された傾斜磁場は、頂上のコイルにより生成された傾斜磁場の3.106倍である。しかしながら、関与した電力の生成された傾斜磁場の振幅に対する比は変更されない−両方の場合で、この比は同じである。図5−bに示す構造は、それにもかかわらず、公称電流を送ることが可能な増幅器が、最大振幅よりも3%高い傾斜磁場を生成することを可能にする。
これらの結果が正当であることは以下の通りである。
XまたはY傾斜磁場管内の電流の分布を計算する文脈内で、X傾斜磁場を、Oz軸から糖距離であり、かつ一様に分布された、すなわち角度的にπ/n分離された2n本の管を備えるように選択される。
さらに、要求された対称性を満足するために考慮すべき2つの可能な場合がある。
場合1:Ox軸が管の一方の軸線を切る。
場合2:Ox軸が2本の連続する管の間を、それらから等距離で通過する。
Y傾斜磁場に対しては、状況は同じであるが、Oz軸に垂直なOy軸に関してであることに注意すべきである。
nが偶数である、すなわち管の総数が4の倍数(4、8、12等)であるならば、状況はX傾斜磁場とY傾斜磁場に対して同じである。しかし、nが奇数(管の総数が2、6、10、14等)である場合、X傾斜磁場に対する1つの場合と、Y傾斜磁場に対するもう1つの場合が存在する。
得られた主な結果をここにX傾斜磁場について示す。
2q+1=3の項
Figure 2007505665
を除去するために、少なくとも6本の管(n≧3)でなければならない。
場合1では、Ox軸を切る2本の管は電流±I(+はyOz平面の一方の側に配置された管に対してであり、−は他方にたいしてである。注:この±変換は本明細書の残りの部分を通して使用される)でパルス化される必要があり、4本の隣接する管(前の各管の各側に2本)は
Figure 2007505665
例えば、n=3に対して±I/2、およびn=4に対して±I/√(2)でパルス化される必要がある。
場合2では、n=3に対して、Ox軸に最も近い4本の管を電流±Iでパルス化する必要がある。n>3に対して、Ox軸に最も近い4本の管を±Iで、次の4本の管を
Figure 2007505665
でパルス化する必要がある。
2q+1が3次よりも高次である他の項
Figure 2007505665
も除去されるが、5次の項は除去されないことに注意すべきである。
本発明の一つの重要な特徴としては、n≧5に対して、すなわち10本より多い管に対して、従って好ましい数12に対して、項
Figure 2007505665
は2q+1=3と2q+1=5に対して同時に0にすることが可能であり、これはより高次の2q+1の除去をも伴っている(12本の管の場合、全ての2q+1≦10次がこのように除去される)ことが挙げられる。
このようにするには、場合1では、2本の管をOx軸に沿って電流±Iでパルス化し、かつ4本の隣接する管を
Figure 2007505665
でパルス化し、そして次の4本の管を
Figure 2007505665
でパルス化し、これは、n=6、すなわち12本の管に対しては、±√(I/2)および±I/2を与える。
管を配置する角度の余弦(cosine)との数字の一致がこの12本の管の場合のみに生じ、従って一般的な性質ではないことに注意すべきである。
場合2では、Ox軸に最も近い4本の管を電流±Iでパルス化し、4本の隣接する管を
Figure 2007505665
でパルス化し、そして、n>5に対して、次の4本の隣接する管を
Figure 2007505665
で、すなわち、n=6(12本の管)に対して、±0.732051Iおよび0.267949Iでパルス化することが必要であるが、これらは小数点第3位にまで丸めることが可能である。
従って、本発明はX傾斜磁場コイル、例えば管47および48に収容されたものを得ることが可能であり、これらX傾斜磁場コイルは、(増幅器59のお蔭で)追加の電流を供給されるので、Y傾斜磁場の生成に寄与する。従って、傾斜磁場の第1の組のコイルは、第2の組の傾斜磁場のコイルを含むといえる。このことは図5−aの場合も同じである。図5−bの場合、第1のX傾斜磁場を生成する第1の組のコイルは、第2のY傾斜磁場を生成する第2の組のコイルである。第1の組のコイルは第2の組のコイルをすべて含み、逆に第2の組のコイルは第1の組のコイルをすべて含む。
以上のように、本発明にかかる核磁気共鳴(NMR)機械は画像の作成を支援するのに有用であり、特に、医療分野に使用可能なものに適している。
本発明の装置を収容するのに利用可能な環状空間を有するNMR機械のトンネルを示す概略図である。 図1に示す本発明の機械の変形例を主磁場に垂直な、すなわち前記トンネルの軸線に垂直な平面における断面図である。 図2の各管内に、Z傾斜磁場、X(もしくはY)傾斜磁場、またはXZ(もしくはYZ)混合もしくは混成傾斜磁場を生成するように作製された傾斜磁場コイルの概略図である。 前記管の一つの中に配設された傾斜磁場コイルの要素の一実施形態を表す図である。 種々のコイルの機械内の位置に応じた、かつ使用する傾斜磁場の所与の向きに対する電流供給値を示す図である。 種々のコイルの機械内の位置に応じた、かつ使用する傾斜磁場の所与の向きに対する電流供給値を示す図である。
符号の説明
1 低温保持室
2 金属外壁
3 金属内壁
4 シールド
5 内部領域
6 環状空間
7、8 有効電流帰還
9 直径
10 環状空間の厚み
11 壁(管)
12 回転軸線
13 平面
14 内部空間
15、16 標識
17、18 コイル要素
19、20、21、22、23、24、27 (コイル)要素
21 縦長空間
28、29 疑似コイル要素
30、31 コイル要素
32 空間
33、34、35 (コイル)要素
36、37 空間
38、39、40、41 ギャップ
42 中心空間
44 信号(パルス)
45 増幅器
46、47、48、49、50、51、52 管
53 空間
55、56、57 方向
60、64 スリーブ
61 スリーブの厚み
62 環状空間
63、65 螺旋状溝(巻き、螺旋)
66、67 末端リング
68 リング
69 ボルト
70 スロット
o 配向磁場
x 、By 、Bz 成分
n 、Im n 、Jm n 係数
O 中心(原点)
max 最大半径
0 は基準長さ
m n 重み係数

Claims (17)

  1. 傾斜磁場を生成する装置を収容する円筒状環状空間(6)を有する円筒型核磁気共鳴(NMR)機械(1〜3)であって、前記傾斜磁場生成装置は円筒状ソレノイドコイル(21〜24、30、31)を備え、前記ソレノイドコイルの直径(2a)が前記環状空間の厚み(10)内に内接し、前記ソレノイドコイルの軸線が主磁場の方向に平行であることを特徴とするNMR機械。
  2. 前記装置は、前記機械の第1の半径方向に第1の傾斜磁場(X)を生成する第1の組の円形ソレノイドコイルと、前記機械の第2の半径方向に第2の傾斜磁場(Y)を生成する第2の組の円形ソレノイドコイルを備え、前記第1の方向は前記第1の方向に垂直であり、前記第2の組は前記第1の組と同じであり、かつ前記機械内に前記機械の回転の軸線に関して90°回転された位置に存在し、前記第1の組のコイルは前記第2の組のコイルを含むことを特徴とする、請求項1に記載の機械。
  3. その直径が前記環状空間内に内接し、かつ第1の方向(z)に傾斜磁場(Z)を生成する円形ソレノイドコイル(21〜24)が同じ管内内接し、前記第1の方向に傾斜した方向(x)において傾斜磁場(X)を生成する他のソレノイドコイル(30、31)とこの円筒状環状空間において同軸であることを特徴とする、請求項1または2に記載の機械。
  4. 前記環状空間は、内壁(4)および/または外壁(3)上に、前記機械の母線に沿って配向された傾斜磁場を生成する環状コイル(53、54)と、これら2つの壁の間に存在する厚み(10)において、この母線の方向(z)に垂直な方向に傾斜磁場(X,Y)を生成するソレノイドコイルを含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の機械。
  5. 前記傾斜磁場を生成する装置は、前記環状空間の厚みにおいて、第1の傾斜磁場を第1の方向(x)に生成する第1のソレノイドコイルであって、前記第1のコイルはそれらの間に、前記機械に対して放射状であり、かつこの方向を含む第1の平面(xOz)に関して、および/またはこの第1の平面に垂直な第2の放射状平面(yOz)に関して対称性を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機械。
  6. 前記円形ソレノイドコイルは、前記環状空間の周囲の周りに、同軸の、好ましくは接触した2n個のソレノイドコイルの配置で分布され、nは好ましくは6に等しいことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の機械。
  7. 前記円形ソレノイドコイルは、前記環状空間の周囲の周りに、同軸の2n個のソレノイドコイルの配置で分布され、複数のコイルがXおよび/またはYおよび/またはZ傾斜磁場を生成する電流の組合せを同時に供給されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の機械。
  8. 傾斜磁場を生成するコイルを通って流れる電流の1つの成分が公称電流値に、前記コイルを前記円形空間の周囲の周りに配置する角度の余弦を乗じたものに比例することを特徴とする、請求項7に記載の機械。
  9. 傾斜磁場を生成するコイルを通って流れる電流の1つの成分が公称電流値に、前記コイルを前記円形空間の周囲の周りに配置する角度に応じて、かつ、nが6に等しい場合に、係数1、0.732または0.268を乗じたものに比例することを特徴とする、請求項7に記載の機械。
  10. 前記環状空間は、前記周囲の周りに分布された複数の接触する管を備え、前記円形ソレノイドコイルを収容するようにし、管の半径aは、
    a=r1(sinπ/n)/(1−sinπ/n)=r2(sinπ/n)/(1+sinπ/n)
    により与えられ、前記式において、Nは管の数を表し、r1 およびr2 はそれぞれ前記環状空間の内半径および外半径であることを特徴とする、請求項1〜9に記載の機械。
  11. 前記環状空間は、前記周囲の周りに分布された複数の接触する管を備え、前記円形ソレノイドコイルを収容するようにし、管に内に嵌め込まれた前記コイルの前記構造と位置は他の管、好ましくは他の全ての管内に嵌め込まれたコイルの構造と位置にと同じであることを特徴とする、請求項1〜10に記載の機械。
  12. 前記環状空間は、前記周囲の周りに分布された複数の接触する管を備え、前記円形ソレノイドコイルを収容するようにし、6つのコイル(21〜24、30、31)が管内に嵌め込まれ、これら6つのコイルの構造と位置は前記管の前記軸線(12)に垂直である管の中心平面(13)に関して対称であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の機械。
  13. 円形ソレノイドコイルは個々の電力供給装置により電力を供給されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の機械。
  14. 前記円形ソレノイドコイルは、導電性円形スリーブ(60)に沿う、細長い、好ましくは矩形状断面の螺旋状巻きから形成され、任意の1つのコイルの複数のスリーブは同心円状であり、相互に入れ子構造になっていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の機械。
  15. 冷却液が2つのスリーブの間の環状空間を通って流れることを特徴とする、請求項14に記載の機械。
  16. 前記傾斜磁場生成装置は前記機械の母線の方向(z)における傾斜磁場のためのパルスのパルス化された性質による渦電流効果を補償する装置のみを備えることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の機械。
  17. 前記傾斜磁場生成装置は前記機械の母線に垂直な方向(x、y)における傾斜磁場を生成する円形ソレノイドコイルのみを備え、前記機械の母線と共線的方向に傾斜磁場を生成する傾斜磁場コイルは前記環状空間の外部(53、54)に配置された環状コイルの形状で作成されることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の機械。
JP2006526667A 2003-09-15 2004-09-02 円形ソレノイドコイルを備えた磁気勾配捲線システム Expired - Fee Related JP4716992B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0350541A FR2859791B1 (fr) 2003-09-15 2003-09-15 Machine de rmn avec bobines de gradient perfectionnees
FR0350541 2003-09-15
PCT/FR2004/050411 WO2005029110A2 (fr) 2003-09-15 2004-09-02 Systeme d’enroulement de gradient magnetique comprenant des bobines solenoidales circulaires

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007505665A true JP2007505665A (ja) 2007-03-15
JP4716992B2 JP4716992B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=34203541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006526667A Expired - Fee Related JP4716992B2 (ja) 2003-09-15 2004-09-02 円形ソレノイドコイルを備えた磁気勾配捲線システム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7403009B2 (ja)
EP (1) EP1692534B1 (ja)
JP (1) JP4716992B2 (ja)
AU (1) AU2004274686B2 (ja)
CA (1) CA2539175C (ja)
FR (1) FR2859791B1 (ja)
IL (1) IL174332A0 (ja)
WO (1) WO2005029110A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009513211A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 コミサリア、ア、レネルジ、アトミク ソレノイド型勾配コイルを有するnmr機械
JP2009513212A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 コミサリア、ア、レネルジ、アトミク 管内に組み込まれたソレノイド型勾配コイルを有するnmr機械

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2978834B1 (fr) 2011-08-01 2014-05-16 Commissariat Energie Atomique Procede et systeme de generation de gradients de champ magnetique pour machine d'imagerie a rmn
FR2999723B1 (fr) 2012-12-14 2015-03-06 Commissariat Energie Atomique Dispositif de generation d'un champ magnetique orientable et localement homogene.

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03133428A (ja) * 1989-09-29 1991-06-06 Siemens Ag 核スピントモグラフィ装置用テセラルグラジエントコイル
US5530355A (en) * 1993-05-13 1996-06-25 Doty Scientific, Inc. Solenoidal, octopolar, transverse gradient coils

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8432439D0 (en) * 1984-12-21 1985-02-06 Oxford Magnet Tech Magnet assembly
FR2588997B1 (fr) 1985-10-18 1987-11-20 Thomson Cgr Procede de realisation d'une bobine de gradient et bobine obtenue par ce procede
FR2621125B1 (fr) 1987-09-28 1989-12-08 Thomson Cgr Systeme de bobines de gradient pour machine de rmn
DE19913124C1 (de) * 1999-03-23 2000-10-26 Siemens Ag Schaltbare longitudinale Gradientenspule

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03133428A (ja) * 1989-09-29 1991-06-06 Siemens Ag 核スピントモグラフィ装置用テセラルグラジエントコイル
US5530355A (en) * 1993-05-13 1996-06-25 Doty Scientific, Inc. Solenoidal, octopolar, transverse gradient coils

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009513211A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 コミサリア、ア、レネルジ、アトミク ソレノイド型勾配コイルを有するnmr機械
JP2009513212A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 コミサリア、ア、レネルジ、アトミク 管内に組み込まれたソレノイド型勾配コイルを有するnmr機械

Also Published As

Publication number Publication date
EP1692534B1 (fr) 2013-05-15
WO2005029110A3 (fr) 2005-08-18
CA2539175A1 (en) 2005-03-31
FR2859791B1 (fr) 2007-06-08
US7403009B2 (en) 2008-07-22
CA2539175C (en) 2013-07-09
JP4716992B2 (ja) 2011-07-06
IL174332A0 (en) 2006-08-01
AU2004274686B2 (en) 2010-04-01
US20070052418A1 (en) 2007-03-08
WO2005029110A2 (fr) 2005-03-31
FR2859791A1 (fr) 2005-03-18
EP1692534A2 (fr) 2006-08-23
AU2004274686A1 (en) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112098912B (zh) 用于磁共振成像的铁磁增强系统及提供该系统的方法
US7417432B2 (en) Asymmetric ultra-short gradient coil for magnetic resonance imaging system
EP0629873A1 (en) Combined self shielded gradient coil and shimset
JP2581536B2 (ja) 磁石装置およびその使用方法
EP1761794B8 (en) Magnetic resonance imaging system with iron-assisted magnetic field gradient system
EP0231879A2 (en) Self-shielded gradient coils for nuclear magnetic resonance imaging
EP0629875A1 (en) Magnetic resonance gradient coil and RF screen
WO2013109240A1 (en) Shim insert for high-field mri magnets
CN111220937B (zh) 具有槽的海尔贝克磁体布置系统
US7786730B2 (en) NMR machine comprising solenoid gradient coils which are incorporated into tubes
JP5198275B2 (ja) ソレノイド型勾配コイルを有するnmr機械
US6255928B1 (en) Magnet having a shim for a laminated pole piece
US20210173024A1 (en) Swaged component magnet assembly for magnetic resonance imaging
JP4084584B2 (ja) 磁気共鳴装置用のシム装置
US6278276B1 (en) Phased array gradient coil set with an off center gradient field sweet spot
US20110080239A1 (en) Compact superconducting magnet configuration with active shielding, wherein the shielding coil damps the field maximum of the main coil as well as associated magnetic resonance tomograph, NMR spectrometer and ion cyclotron resonance mass spectrometer
JP4716992B2 (ja) 円形ソレノイドコイルを備えた磁気勾配捲線システム
JPH11221201A (ja) 磁気共鳴像形成装置及び方法
US10809328B2 (en) High density magnetic resonant imaging gradient driver with integrated cooling
US20140239954A1 (en) Method and System for Generating Magnetic Field Gradients for an NMR Imaging Machine
JP2838106B2 (ja) 核磁気共鳴イメージング装置
JP2002102205A (ja) 磁気共鳴イメージング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100818

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100826

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100921

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100929

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101018

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees