JP2007334865A - データ処理方法、データ処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の比較対象のオブジェクトと複数の分析対象オブジェクトから成る個々のアイランドが複数ある場合に、個々のアイランドについて比較対象のオブジェクトから分析対象オブジェクトを説明しその逆も説明しやすい空間を形成し、それらを尊重しつつ、かつ複数のアイランドの空間の座標軸の順序、符号、尺度等を調和させる処理を組み合わせてマッピングすることで、調和しつつ統合された多次元空間を形成することができる。
【選択図】 図11
Description
そして、上記オブジェクトセットを構成するオブジェクト間の連結度合いの強さを示す行列データを、Web上で上記2つのオブジェクトセットを構成するオブジェクトの双方が出現したWebページまたは記事の数をカウントし、そのカウント値を要素データとして生成する。
このような行列データを演算処理して、例えば、2つのオブジェクトセットの各オブジェクトの所定空間内での座標を生成し、その座標に当該オブジェクトをマッピングすることが可能である。
当該手法によれば、2つ以上のオブジェクトセットの組によって規定される一つのアイランドについて、当該2つのオブジェクトセットの各オブジェクトの関係を把握可能な空間を形成できる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を説明する。
先ず、本実施形態の構成要素と、本発明の構成要素との対応関係を説明する。
サブジェクト行列データXが本発明の行列データXの一例であり、アトリビュート行列データYが本発明の行列データYの一例である。
また、アイランドA(n,m)が本発明のアイランドの一例である。
分析装置10は、所定の計算処理サーバに計算処理要求をネットワークを介して出し、それによって得た情報を基に、情報提供サーバが提供する情報内における分析対象のオブジェクトの位置づけを分析する処理を行う。
インタフェース21は、外部からデータを入力する。インタフェース21は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等の通信網に接続され、これらを介して外部の装置からデータを入力する。
ディスプレイ22は、処理回路25からの表示信号に応じた画面を表示する。
操作部23は、キーボード、マウス、タッチパネルなどであり、ユーザの操作に応じた操作信号を処理回路25に出力する。
メモリ24は、処理回路25によって実行されるプログラムPRG、並びに処理回路25の処理に用いられるデータを記憶する。
処理回路25は、メモリ24から読み出したプログラムPRGを実行して、以下に示すデータ処理装置1の動作を統括的に制御する。すなわち、本実施形態で説明する処理回路25の処理は、プログラムPRGに記述されたコードを処理回路25が実行して行われる。なお、当該処理の一部あるいは全部を、専用のハードウェア(回路)を用いて実現してもよい。
プログラムPRGは、例えば、半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスクあるいは磁気ディスク等の記録媒体に記録される。
[対象行列データE1]
対象行列データE1は、N個のオブジェクトセットSB−OBS#1〜#NからなるN個のサブジェクトと、M個のオブジェクトセットAB−OBS#1〜#Mからなるアトリビュートとによって、N×M個のアイランドとして規定されている。
各アイランドを構成するサブジェクトを構成するオブジェクトセットSB−OBS#nおよびアトリビュートを構成するオブジェクトセットAB−OBS#mの各々は、複数のオブジェクトで構成される。
そして、対象行列データE1の要素データのうち、サブジェクトを構成するオブジェクトセットSB−OBS#nのオブジェクトSOBと、アトリビュートを構成するオブジェクトセットAB−OBS#mのオブジェクトAOBとの交点に対応する要素データが、オブジェクトSOBとオブジェクトAOBとの接続する強度の値を示している。
本実施形態では、サブジェクトのオブジェクトセットSB−OBS#nを構成するオブジェクトSOBとしては、例えば、社会主体語(親、家族、上司、店等)、商品名、企業名等がある。
また、アトリビュートを構成するオブジェクトセットAB−OBS#mを構成するオブジェクトAOBとしては、例えば、社会イメージ(低俗、ハイセンス、予想外等)や商品イメージ(優秀、成長、安定等)等がある。
なお、本実施形態では、説明の簡単化のため、サブジェクトやアトリビュートを構成するオブジェクトセットを各1つとしているが、それぞれ複数あっても良い。
本実施形態において、上記接続関係値は、例えば、ネットワーク上に公開されている情報を対象に、比較対象オブジェクトと基準対象オブジェクトとの双方を含む情報を検索サーバ(検索エンジン)を用いて検索した場合のヒット数を示している。当該情報は、例えば、Webページやブログの記事の数等である。すなわち、接続関係は、各比較対象オブジェクトと基準対象オブジェクトとの間の関連度を示している。
本実施形態において、上記接続関係値は、上記ヒット数の他、例えば、情報提供サーバ4が提供する情報(Webページ)を、上記関連度を分析する所定の内容分析アルゴリズムで分析して、その分析結果をも考慮して決定されてもよい。
分析対象行列データEは、上記分析対象行列データE1の各要素データを平準化したデータである。
分析行列データEの各要素は、分析行列データE1の各要素を、累積度数分布を当てはめて0〜1の範囲になるように変換された値を示す。
また、当該値は、オブジェクト同士を接続する強度を示すものであれば、度数や関係の有無を(0,1)で示す計数型のデータや、出現頻度そのものや相関度を示す相関係数などの計量型のデータでも良い。
アトリビュート行列データYは、アイランドA(n,m)のアトリビュートを構成するオブジェクトセットAB−OBS#m内の複数のオブジェクトの各々について、所定のr次元(r≧2)の座標系の座標を示している。
アトリビュート行列データYは、s行r列の行列データである。
ここで、sは、アイランドA(n,m)のアトリビュートの全てのオブジェクトセットAB−OBS#m内の全てのオブジェクトの数を示している。
本実施形態では、r=3であるため座標系は3次元であり、その1軸、2軸および3軸の座標が示されている。
サブジェクト行列データXは、アイランドA(n,m)のサブジェクトを構成するオブジェクトセットSB−OBS#n内の複数のオブジェクトの各々について、所定のr次元(r≧2)の座標系の座標を示している。
サブジェクト行列データXは、t行r列の行列データである。
ここで、tは、アイランドA(n,m)のサブジェクトオブジェクトセットSB−OBS#n内のオブジェクトの数を示している。
本実施形態では、r=3であるため座標系は3次元であり、その1軸、2軸および3軸の座標が示されている。
当該演算については後に詳細に説明する。
先ず、分析装置10の処理回路25は、メモリ24に記憶されている図2に示す対象行列データEを構成するアイランドA(n,m)のなかで、図3に示すように、分析対象とするアイランドA(n,m)を選択(特定)する。
処理回路25は、分析対象として選択したアイランドA(n,m)のなかで、空間形成処理を最初に行うピポットアイランドを選択する。
また、処理回路25は、選択したピポットアイランドが、対象行列データEの左上端のアイランドA(n,m)でない場合には、そのピポットアイランドを当該左上端に移動する処理を行う。処理回路25は、当該移動により、当該ピポットアイランドと、サブジェクトオブジェクトセットSB−OBS#nあるいはアトリビュートオブジェクトセットAB−OBS#mを共通にする他のアイランドA(n,m)も移動する。
なお、図4に示すルックアップテーブルデータLUTは、右上側欄のみを対象に「1」を入力している。
ピボットアイランドを選べば、それが行列データX,Yの何れを初期値として演算を開始するかに関わらず、多くの場合同一の直交空間が得られる。
具体的には、処理回路25は、図7に示すように、ピポットアイランドA(1,1)から出発し、ピポットアイランドA(1,1)に対してサブジェクトあるいはアトリビュートが共通のアイランドA(n1,m1)を子供ピポットアイランドA(n1,m1)とし、子供ピポットアイランドA(n1,m1)はピポットアイランドA(1,1)にスター結合し、常にピポットアイランドA(1,1)に戻りながら計算処理を行う。
次に、処理回路25は、子供ピポットアイランドA(n1,m1)から出発し、子供ピポットアイランドA(n1,m1)に対してサブジェクトあるいはアトリビュートが共通のアイランドA(n2,m2)を孫ピポットアイランドA(n2,m2)とし、孫ピポットアイランドA(n2,m2)は子供ピポットアイランドA(n1,m1)にスター結合し、常に子供ピポットアイランドA(n1,m1)に戻りながら計算処理を行う。
処理回路25は、分析対象の全てのアイランドA(n,m)について上記処理を順に行い、最終的にピポットアイランドA(1,1)に戻る。
図8は、ピポットアイランドA(1,1)についての空間地図作成方法について説明するためのフローチャートである。
ステップST11:
処理回路25は、メモリ24からピポットアイランドA(1,1)の行列データAを読み出す。本実施形態において、各アイランドの行列データをAとする。
ステップST12:
処理回路25は、ステップST11で読み出した行列データAの要素データの平方根を計算して行列データa(1,1)を生成する。
次に、処理回路25は、下記式(1),(2)により、D1、D2を計算する。
式(1),(2)に示すdiag(Z)は、行列Zの対角要素のみからなる行列を示す。なお、本実施形態において、空間を構成する次元数をrとする。
D1=diag(ata) …(1)
D2=diag(aat) …(2)
処理回路25は、変数gに初期値「0」を代入する。
処理回路25は、初期設定処理を行う。
処理回路25は、Xで演算を開始する(行列データXを初期値として演算を開始する)場合に、下記式(3)に示すように、ZにX0を代入する。ここで、X0はt行r列の乱数行列である。
Z=X0 …(3)
Z=Y0 …(4)
処理回路25は、gに「1」を加算してインクリメントを行う。
処理回路25は、Xで開始する場合に、下記式(5),(6)に示すように、Y(g),X(g)を順に計算する。
[数5]
Y(g)=getY_fromX(g‐1)
…(5)
X(g)=getX_fromY(g)
…(6)
X(g)=getX_fromY(g‐1)
…(7)
Y(g)=getY_fromX(g)
…(8)
「Y=getY_fromX」は、処理回路25によって下記式(9)〜(11)に示すStep1.1-1.3に基づいて計算される。
ここで、式(9)は、行列データXを適当に変換して行列データZを生成する処理に対応している。
式(10)は、Zの平均をゼロにする正規化処理(座標系の各軸の接続行列による重みづけ平均をゼロにする処理)に対応している。
式(11)は、各次元(座標軸)を直交化させ分散を1とする処理に対応している。
step1.1: Z= f1(X)
…(9)
step1.2: Z=Z‐u(ut Z/s)
…(10)
step1.3: Y=(s1/2)Gram(Z)
…(11)
f1(X)=D1‐1/2AtX
又は、=D1‐1AtX
…(12)
また、上記式(11)に示すGram(Z)は、Zに対するグラムシュミット変換である。
ここで、式(13)は、行列データYを適当に変換して行列データZを生成する処理に対応している。
式(14)は、Zの平均をゼロにする正規化処理に対応している。
式(15)は、各次元(座標軸)を直交化させ、分散を1とする処理に対応している。
step2.1: Z= f2(Y)
…(13)
step2.2: Z=Z-v(vtZ/t)
…(14)
step2.3: X=(t1/2)Gram(Z)
…(15)
f2(Y)=D2‐1/2AY
又は、=D2‐1AY
…(16)
上記式(14)に示すvは、長さtの単位ベクトルである。tは当該アイランドにおけるサブジェクトを構成する全てのオブジェクトの総数である。
処理回路25は、gが十分に収束したか、すなわち収束条件を満たしたか否かを判断し、満たしたと判断するとステップS18に進む。収束条件は、例えば、gが所定の数に達したか又はX(g)とX(g-1)のr次元の距離やY(g)とY(g-1)の距離が十分収束したか 等である。
処理回路25は、各アイランドの最終的なY(g)、X(g)をアイランドA(n,m)の行列データY,Xとして特定し、それをメモリ24に書き込む。
当該受け渡し処理により、上記生成した各アイランドA(n,m)の空間地図(座標空間)を構成する各次元の軸の順番と方向を、複数のアイランド(n,m)間で近づける。
当該受け渡し処理は、処理回路25によって、例えば、以下のように行われる。以下、繰り返し法について説明する。
<1>一番基になる親のピボットとなるアイランドを決める。
・親ピボットと共通のサブジェクトを持つすべてのアイランドと、共通のアトリビュートを持つすべてのアイランドを子供ピボットとする。
・同様に各子供ピボットのサブジェクトまたはアトリビュートを共有するアイランドを孫ピボットとする。
・以下同様にサブジェクトまたはアトリビュートを継承する各段階のピボットアイランドを各その親ピボットからのスター結合で階層的に段階を踏んで接続してルートを形成する。
<2>各アイランドの軸の順序と方向を近つけるために、1)で初期値を決め、2)XまたはYの各軸の接続行列による重み付平均を生成しその平均をゼロ等の定数とする。3)XまたはYの各軸を直交化する。4)XまたはYの各軸の分散を1等の定数とする。5)得られた結果XまたはYをYまたはXに代入し、6)終了条件を調べる。2)から7)までを繰返して多次元直交座標空間を得るとき、各アイランドを回るルートと、その際の初期値とを処理する。
・一番基になる親のピボットとなるアイランドの初期値は、乱数でも特異値分解による特異値ベクトルでも良い。
・それ以降の初期値は、ルートで規定された直前のアイランドの、空間形成処理で得られたX,Yを使う。
・各アイランドで先行して決められたルートを回るとき、各段階での親ピボットとスター結合された子供アイランドで、第1回目の工程の処理をした後、その結果を持って各親ピボットに戻る。
<3>こうして規定の回数または、X,Yが収束するまで計算した結果のX,Yを保存する。
上述した受け渡し処理により、各アイランドA(n,m)の空間地図(座標空間)を構成する各次元の軸の順番と方向を、複数のアイランド(n,m)間で近づけることができる。
当該座標受け渡し(行列データX,Yの初期値としての受け渡し)は、例えば、図7を用いて説明した順序で各アイランドA(n,m)の空間地図形成の演算を行う過程で順次行われる。
[受け渡し元のアイランドA(n,m)がXで開始する演算により地図作成する場合]
(1)アイランドA(n,m+1)に対して座標受け渡しを行う場合(図9(A))
処理回路25は、アイランドA(n,m)についてXで開始する演算により空間形成処理を行ってサブジェクト行列データX(n,m)およびY(n,m)を生成する。ここで、X(n,m)およびY(n,m)は、アイランドA(n,m)のサブジェクト行列データXおよびアトリビュート行列データYを示している。
そして、処理回路25は、上記生成した行列データX(n,m)を、アイランドA(n,m+1)の空間形成処理の初期値として受け渡す。
処理回路25は、アイランドA(n,m+1)の空間形成処理において、受け取ったX(n,m)を前述した式(12)に基づいた処理を行ってX(n,m+1)の初期値として用いて、Xで開始する演算により空間形成処理を行い、Y(n,m+1)およびX(n,m+1)を順に生成する。
その後、X(n,m+1)を用いて、前述した演算「getY_fromX」により、Y(n,m+1)を生成する。
処理回路25は、アイランドA(n,m)についてXで開始する演算により空間形成処理を行ってサブジェクト行列データX(n,m)を生成する。
次に、処理回路25は、前述した「getY_fromX」の演算を行ってアトリビュート行列データY(n,m)を生成する。
ここで、Y(n,m)は、アイランドA(n,m)のアトリビュート行列データYを示している。
そして、処理回路25は、上記生成した行列データY(n,m)を前述した式(16)に基づいた処理を行って、アイランドA(n+1,m)の空間形成処理の初期値として受け渡す。
処理回路25は、アイランドA(n+1,m)の空間形成処理において、受け取ったY(n,m)を、Y(n+1,m)の初期値として用いて、Yで開始する演算により空間形成処理を行い、X(n+1,m)およびY(n+1,m)を順に生成する。
その後、処理回路25は、Y(n+1,m)を用いて、前述した演算「getX_fromY」により、X(n+1,m)を生成する。これにより、Yベースで締める。
(1)アイランドA(n+1,m)に対して座標受け渡しを行う場合(図10(C))
処理回路25は、アイランドA(n,m)の空間形成をYで開始する演算により行い、アトリビュート行列データY(n,m)を生成する。
そして、処理回路25は、アイランドA(n+1,m)の空間形成において、アトリビュート行列データY(n,m)を、アトリビュート行列データY(n+1,m)の初期値として受け渡す。
処理回路25は、アイランドA(n+1,m)の空間形成処理において、受け取ったY(n,m)を、Y(n+1,m)の初期値として用いて、Yで開始する演算により空間形成処理を行い、X(n+1,m)およびY(n+1,m)を順に生成する。
処理回路25は、アイランドA(n,m)の空間形成をYベースで行い、アトリビュート行列データY(n,m)を生成する。
次に、処理回路25は、前述した「getX_fromY」の演算を行ってサブジェクト行列データX(n,m)を生成する。
そして、処理回路25は、アイランドA(n,m+1)の空間形成において、サブジェクト行列データX(n,m)を、サブジェクト行列データX(n,m+1)の初期値として受け渡す。
処理回路25は、アイランドA(n,m+1)の空間形成処理において、受け取ったX(n,m)を、X(n,m+1)の初期値として用いて、Xベースの空間形成処理を行い、Y(n,m+1)およびX(n,m+1)を順に生成する。
なお、線形変換よるマッピング処理法式を用いる場合には、各アイランドの各々について、個別に独立して、乱数を初期値として発生し、それぞれについて前述した処理により空間地図作成処理を行い、その後、線形変換により、共通のサブジェクトまたはアトリビュートのオブジェクトのXあるいはYをそれぞれYあるいはXに、上記A(n,m+1)またはA(n+1,m)としてピボットを継承しつつ、線形変換式で受け渡して演算処理を行う。
なお、線形変換よるマッピング処理法式を用いる場合には、各アイランドの各々について、個別に独立して、特異値分解により、それぞれについて前述した処理により空間地図作成処理を行い、その後、線形変換により、共通のサブジェクトまたはアトリビュートのオブジェクトのXあるいはYをそれぞれYあるいはXに、上記A(n,m+1)またはA(n+1,m)としてピボットを継承しつつ、線形変換式で受け渡して演算処理を行う。
ベースとなるアイランドをAI,Jとしその空間地図生成処理で得られた座標をXI,J、YI,Jとし、その他任意のアイランドをAi,jとしその空間地図生成処理で得られた座標をXi,j、Yi,jとしたとき、これらについて処理回路25は、座標受け渡し処理で、例えば次のような処理を行う。
1) サブジェクトXが共通のとき、
タイプα1: NewXi,j ←Xi,j Bx …(17)
タイプα2: NewYi,j ←Yi,j Bx …(18)
ここで、Bxは(Xi,j t Xi,j)-1 Xi,j t
XI,Jである。
2) アトリビュートYが共通のとき、
タイプβ1: NewY i,j ← Yi,j By …(19)
タイプβ2: NewX i,j ← Xi,j B
…(20)
ここで、Byは(Yi,j t Yi,j)-1 Yi,j t
YI,Jである。
3)XかYが直接つながらない場合(共通のものがない場合):
Ai,jが、親ピボットから直接でなく子供ピボットからつながる時は、その子供ピボットをAI,Jとし、Ai,jは孫として、サブジェクトXが共通のときは、タイプα1とα2のBxを用いてNewX,NewYを求める。
アトリビュートが共通のときは、β1、β2のByを用いてNewX、NewYに変換する。同様に、共通のXまたはYを継承しながらベースに戻るまで変換しつないで行く。
図11は、図1に示す分析装置10の全体動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST31:
処理回路25は、図2に示す対象行列データE1,Eを生成し、その要素データを平準化して対象行列データEを生成する。処理回路25は、対象行列データEをメモリ24に書き込む。
処理回路25は、メモリ24に記憶されている図2に示す対象行列データE1,Eを構成するアイランドA(n,m)のなかから、空間地図形成(ルート)の基点となる一つのピポットアイランドA(1,1)を選択(特定)する。
処理回路25は、ルックアップテーブルデータLUTを基に、例えば、図5および図6に示すように、複数のアイランドA(n,m)の各々について、ピポットアイランドA(1,1)を起点として他のアイランドA(n,m)とサブジェクトあるいはアトリビュートが共通であることを条件に親子関係を規定し、当該親子関係が継承される関係にあるアイランドA(n,m)を分析可能アイランドとして選択する。
処理回路25は、ステップSTT33で選択した分析可能アイランドについて、ピポットアイランドA(1,1)を起点として親子関係に従って分析対象のアイランドA(n,m)の空間地図形成の演算を順序を決定する。
具体的には、処理回路25は、図7に示すように、ピポットアイランドA(1,1)から出発し、ピポットアイランドA(1,1)に対してサブジェクトあるいはアトリビュートが共通のアイランドA(n1,m1)を子供ピポットアイランドA(n1,m1)とし、子供ピポットアイランドA(n1,m1)はピポットアイランドA(1,1)にスター結合し、常にピポットアイランドA(1,1)に戻りながら計算処理を行うように上記順序を決定する。
次に、処理回路25は、子供ピポットアイランドA(n1,m1)から出発し、子供ピポットアイランドA(n1,m1)に対してサブジェクトあるいはアトリビュートが共通のアイランドA(n2,m2)を孫ピポットアイランドA(n2,m2)とし、孫ピポットアイランドA(n2,m2)は子供ピポットアイランドA(n1,m1)にスター結合し、常に子供ピポットアイランドA(n1,m1)に戻りながら計算処理を行うように上記順序を決定する。
処理回路25は、ステップST34で上記決定したルートを使ってアイランドA(n,m)を順に選択する。
処理回路25は、ステップST35で選択したアイランドA(n,m)の空間地図を図8等を用いて説明した手順で作成する。
当該空間地図の作成において、ピポットアイランドA(n,m)以外は、直前のアイランドA(n,m)の空間地図作成で得られた行列データXあるいはYを初期値として用いる(座標値受け渡し)。当該座標受け渡しは、図9および図10を用いて説明したように、受け渡し元のアイランドA(n,m)と、受け渡し先のアイランドA(n+1,m)またはA(n,m+1)との関係に基づいて、行われる。
処理回路25は、最終的にピポットアイランドA(1,1)に戻ったという終了条件を満たしたか否か判断し、肯定判定の場合にはステップST38に進み、否定判定の場合にはステップST35に戻る。
処理回路25は、終了条件を満たしたか否か判断し、肯定判定の場合にはステップST39に進み、否定判定の場合にはステップST35に戻る。終了条件は、ピポットアイランドA(1,1)におけるXかY又はその両方が収束したか、あるいは十分な回数を計算したかで判断する。肯定判定の場合にはステップST39に進み、否定判定の場合にはステップST35に戻る。
処理回路25は、ステップST38までの処理によって得られた各アイランドA(n,m)の行列データX,Yを基に、任意のアイランドA(n,m)のサブジェクおよびアトリビュートを選択してマップを生成する。
本実施形態では、ステップST38までの処理によって、分析対象の複数のアイランドA(n,m)の軸の順序や向きを近づけることができる。すなわち、サブジェクトやアトリビュートのオブジェクトの軸の相関を高めることができる。
図12は、図11に示すステップST39のマッピング処理を説明するためのフローチャートである。
ステップST41:
処理回路25は、上記空間地図を生成したアイランドA(n,m)のなかで、作成するマップでベースとするアイランドA(n,m)を選択し、そのマップを生成する。
当該マップの生成は、例えば、上記選択したアイランドA(n,m)のサブジェクト行列データXおよびアトリビュート行列データYを基に規定される座標に、各オブジェクトを割り当てる処理である。
処理回路25は、図13の一番左のA1.繰返繰返法のケースにおいては、ステップST41までの処理で得られた各アイランドA(n,m)の計算結果X、Yを選ぶとともに、表現のベースとなるアイランドA(n,m)の次元数、表現する軸を選び、ベースアイランドと他のアイランドから、複数のオブジェクトを選んで表示する。
1)タイプ1:処理回路25は、選択した行列データX,Yをそのまま、ベースアイランドの空間地図内に重ねて表示する。NewX、NewYがベースアイランドに表示される座標値である。
タイプ1.1: NewX←X
タイプ1.2: NewY←Y
2)タイプ2:処理回路25は、選択した行列データXをそのまま、ベースアイランドの空間地図内に重ねて表示する。また、処理回路25は、選択した行列データYは、下記タイプ2.1またはタイプ2.2またはタイプ2.3を選んで変換した後に、ベースアイランドの空間地図内に重ねて表示する。
ここで、D1は、前述した式(1)で定義される。また、Aは、アイランドの行列データである。本実施形態において、NewX,Yは、上記変換後のX,Yである。
タイプ1.1: NewX←X
タイプ2.1: NewY← D1‐1/2AtX
タイプ2.2: NewY ← D1‐1AtX
タイプ2.3: NewY ←getY_fromX
3)タイプ3:処理回路25は、選択した行列データYをそのまま、ベースアイランドの空間地図内に重ねて表示する。また、処理回路25は、選択した行列データXは、下記タイプ3.1またはタイプ3.2またはタイプ3.3を選んで変換した後に、ベースアイランドの空間地図内に重ねて表示する。
タイプ1.2:
NewY←Y
タイプ3.1: NewX← D2‐1/2AY
タイプ3.2: NewX← D2‐1AY
タイプ3.3: NewX ←getX_fromY
処理回路25は、図13の一番左のA1.繰返繰返法の以外のケースにおいては、ステップST41までの処理で得られた各アイランドA(n,m)の計算結果X、Yを選ぶとともに、表現のベースとなるアイランドA(n,m)の次元数、表現する軸を選び、ベースアイランドと他のアイランドから、複数のオブジェクトを選んで表示する。
この場合、ベースのアイランドをピボットとし、サブジェクトXあるいはアトリビュートYを共有するアイランドについては、前記設定したルートに従って、親からピボットを継承しながら座標を前記線形式(17),(18)またはタイプ1.1,1.2,2.1,2.2,2.3,3.1,3.2,またはタイプ3.3で変換しながら、座標をベースにマッピンする。
処理回路25は、選択されたアイランドA(n,m)のサブジェクトオブジェクトセットSB−OBS#nあるいはアトリビュートオブジェクトセットAB−OBS#mの各オブジェクトの代表座標を計算し、それをステップST41のマップ上に割り当てる。
当該代表座標としては、各オブジェクトを構成する複数の要素データの平均座標またはタイプ2.1,2.2, ,3.1または3.2を用いる。
また、処理回路25は、上記表示において、表示するオブジェクトと表示しないオブジェクトを、ユーザからの指示あるいは自動的に決定し、表示するオブジェクトのみについて、それに関連する座標に画像を表示する。
また、処理回路25は、上記表示において、表現した座標空間で、オブジェクトやオブジェクトのカテゴリーや属性を代表する記号から多次元の空間上で距離の近いオブジェクトを距離に応じたランクをつけて、空間マップ上にそのランクを表現したり、表形式で表現する処理を行ってもよい。
また、処理回路25は、表現した座標空間で、ある対象基準で該当するオブジェクトの存在領域を、色付けや線で結ぶ処理を行ってもよい。
そのため、これらのオブジェクトがネットワーク上の情報においてユーザによってどのように認識されているかを、分類項目の内容を基に意味づけて把握することが可能になる。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、本実施形態における「オブジェクト」は、言葉、記号、ロゴマーク、シンボル、アニメ、動画あるいは写真等、いずれを指し示すものでもよい。
また、本実施形態のオブジェクトは、サブジェクトを構成するオブジェクトを名詞を含むオブジェクトセットで構成し、アトリビュートを構成するオブジェクトを形容詞または副詞を含むオブジェクトセットで構成してもよい。また、対象行列データEが示す接続する強度としてウェッブやブログや文書等のメデイアにおける出現頻度を用いてもよい。
4…情報提供サーバ
6…検索サーバ
9…ネットワーク
20…データ線
21…インタフェース
22…ディスプレイ
23…操作部
24…メモリ
25…処理回路
Claims (23)
- 複数の比較対象となるオブジェクトからなるサブジェクトと複数の比較基準となるオブジェクトからなるアトリビュートによって構成されるアイランドが複数あり、前記アイランドが、当該アイランドを構成するオブジェクト全部又は一部をお互いに共有する場合にコンピュータが実行するデータ処理方法であって、
前記アイランドの各々において、前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトがアトリビュートを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記サブジェクトの前記オブジェクト同士を近い位置に布置し、また前記アトリビュートを構成する前記オブジェクトが前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記アトリビュートの前記オブジェクト同士を近い位置に布置するような、複数次元の座標空間を構成する演算処理を行う第1の工程と、
前記第1の工程で構成した前記アイランドの前記座標空間の各次元を構成する各軸の順番と方向を、前記複数のアイランド間で近づける演算処理を行う第2の工程と
を有するデータ処理方法。 - 前記複数のアイランドのなかから、前記サブジェクトあるいはアトリビュートの一部または全てが共通であることを条件に親子関係を規定した場合に、所定のピポットアイランドを起点として、前記親子関係が継承される前記複数のアイランドについて、前記演算を実行する継承のルートを決定するルート決定工程
をさらに有し、
前記演算工程は、前記ルート決定工程で決定した前記継承ルートを使い、前記分析対象の複数のアイランドについて前記演算処理を行う
請求項1に記載のデータ処理方法。 - 前記アイランドのサブジェクトおよびアトリビュートのオブジェクトの複数次元の座標をそれぞれ示す行列データをXおよびYとし、接続強度を示す行列データをAとした場合に、
前記第1の工程は、
他の前記アイランドから受け取った前記行列データXあるいはYを初期値として置き換える処理と、当該置き換える処理をした後にXにAの転置行列を重みとして乗じて重み付平均化してYを生成あるいはYにAの行列を重みとして乗じて重み付平均化してXを生成する処理と、当該平均化の結果を正規化する処理と、当該正規化の結果を基に各次元を直交化させかつ分散を一定数にする処理で新たな前記行列データYあるいはXを生成する処理と、前記生成したYあるいはXにAの行列あるいはAの転置行列を重みとして乗じて重み付平均化してXあるいはYを生成する処理と、当該平均化の結果を正規化する処理と、当該正規化の結果を基に各次元を直交化させてかつ分散を一定数にして新たな前記行列データXあるいはYを生成する処理とを、XあるいはYが収束するまであるいは規定の回数に達する終了条件を満たすまで順に繰り返す前記演算処理を行う
請求項1または請求項2に記載のデータ処理方法。 - 前記アイランドのサブジェクトおよびアトリビュートのオブジェクトの複数次元の座標をそれぞれ示す行列データをXおよびYとし、接続強度を示す行列データをAとした場合に、
前記第1の工程は、各アイランド毎に独立に特異値分解法で前記行列データXあるいはYを生成し、
前記第2の工程は、前記ルート決定工程で決定したルートを使って、共通のサブジェクトまたはアトリビュートのオブジェクトのXあるいはYをそれぞれYあるいはXに変換し、前記ピボットの親子関係を継承すつつYあるいはXを受け渡してピボットに写像する演算処理をする
請求項1または請求項2に記載のデータ処理方法。 - 前記アイランドのサブジェクトおよびアトリビュートのオブジェクトの複数次元の座標をそれぞれ示す行列データをXおよびYとし、接続強度を示す行列データをAとした場合に、
前記第1の工程は、
各アイランド毎に独立に行列データXあるいはYの初期値として乱数を与える処理と、XにAの転置行列を重みとして乗じて重み付平均化してYを生成あるいはYにAの行列を重みとして乗じて重み付平均化してXを生成する処理と、当該平均化の結果を正規化する処理と、当該正規化の結果を基に各次元を直交化させかつ分散を一定数にする処理で新たな前記行列データYあるいはXを生成する処理と、前記生成したYあるいはXにAの行列あるいはAの転置行列を重みとして乗じて重み付平均化してXあるいはYを生成する処理と、当該平均化の結果を正規化する処理と、当該正規化の結果を基に各次元を直交化させてかつ分散を一定数にして新たな前記行列データXあるいはYを生成する処理とを、XあるいはYが収束するまであるいは規定の回数に達する終了条件を満たすまで順に繰り返す前記演算処理を行い、
前記第2の工程は、前記ルート決定工程で決定したルートを使って、共通のサブジェクトまたはアトリビュートのオブジェクトのXあるいはYをそれぞれYあるいはXに変換し、前記ピボットの親子関係を継承しながらYあるいはXを受け渡してピボットに写像する演算処理をする
請求項1または請求項2に記載のデータ処理方法。 - 前記アイランドのサブジェクトおよびアトリビュートのオブジェクトの複数次元の座標をそれぞれ示す行列データをXおよびYとし、接続強度を示す行列データをAとした場合に、
前記第1の工程は、
他の前記アイランドから受け取った前記行列データXあるいはYを初期値として置き換える処理と、当該置き換える処理をした後にXにAの転置行列を重みとして乗じて重み付平均化してYを生成あるいはYにAの行列を重みとして乗じて重み付平均化してXを生成する処理と、当該平均化の結果を正規化する処理と、当該正規化の結果を基に各次元を直交化させかつ分散を一定数にする処理で新たな前記行列データYあるいはXを生成する処理と、前記生成したYあるいはXにAの行列あるいはAの転置行列を重みとして乗じて重み付平均化してXあるいはYを生成する処理と、当該平均化の結果を正規化する処理と、当該正規化の結果を基に各次元を直交化させてかつ分散を一定数にして新たな前記行列データXあるいはYを生成する処理とを、XあるいはYが収束するまであるいは規定の回数に達する終了条件を満たすまで順に繰り返す前記演算処理を行い、
前記第2の工程は、前記ルート決定工程で決定したルートを使って、共通のサブジェクトまたはアトリビュートのオブジェクトのXあるいはYをそれぞれYあるいはXに変換し、前記ピボットの親子関係を継承しながらYあるいはXを受け渡してピボットに写像する演算処理をする
請求項1または請求項2に記載のデータ処理方法。 - 前記受け渡し元のアイランドと受け渡し先のアイランドとで前記サブジェクトの一部または全部が共通のときは、前記受け渡し元のアイランドにおいて計算した行列データXを前記受け渡し先のアイランドに受け渡し、
前記受け渡し元のアイランドと受け渡し先のアイランドとで前記アトリビュートの一部または全部が共通のときは、前記受け渡し元のアイランドにおいて計算した行列データYを前記受け渡し先のアイランドに受け渡すことで前記親子関係を継承する
請求項1〜6のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 前記複数のアイランドのなかで選択したベースアイランドの前記複数次元の行列データを基に、r次元の空間内に、当該ベースアイランドの前記サブジェクトあるいはアトリビュートのオブジェクトが示す座標に画像を表示するマップを生成するベースマップ生成工程と、
前記複数のアイランドのなかで選択した分析アイランドの複数次元の行列データXおよびYの少なくとも一方を前記べースマップ生成工程で生成したマップにマッピングし、当該マッピングした座標に画像を表示する分析アイランドマッピング工程と
をさらに有する請求項1〜6のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 前記アイランドの各々を任意の初期値を持って当該アイランドに基づいて、前記複数のオブジェクトに対応する前記行列データの要素データで構成されるベクトルの近似度が高まるに従って、当該複数のオブジェクトを座標系内の近い位置に配置させる演算を行い、当該アイランドのサブジェクトおよびアトリビュートのオブジェクトの複数次元の座標をそれぞれ示す行列データXおよびYを生成した結果を、前記第2の工程において、前記アイランドの座標の順序と方向性とを調整する処理を行う工程を有し、
さらに当該工程の処理の結果をを重ねて表示する第3の工程を有する
請求項1〜8のいずれかに記載のデータ処理法。 - 前記オブジェクトは、言葉、記号、ロゴマーク、シンボル、アニメ、映像や写真に関するもの示す
請求項1〜9のいずれかに記載のデータ処理方法。 - オブジェクトは、前記サブジェクトを構成するオブジェクトを名詞を含むオブジェクトセットで構成し、前記アトリビュートを構成するオブジェクトを形容詞や副詞を含むオブジェクトセットで構成し、前記接続する強度をウェッブやブログや文書等のメデイアにおける出現頻度で構成する
請求項1〜10のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 前記接続する強度を示す行列Aのデータタイプは、前記サブジェクトと前記アトリビュートのオブジェクト同士が関係がある場合を1とし関係がない場合を0とするか、メンバーシップ関数のように所属度を0から1の範囲で規定するか、あるいは両者が同時生起する確率や頻度など計量値または計数値を使うものである
請求項1〜11のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 前記接続する強度を示す行列Aのデータは、アイランド毎に、前記第1の工程の演算処理を行う前に桁を揃えたり、0と1の空間に写像して平準化処理を行って得られる
請求項1〜12のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 各アイランドが単数または複数のオブジェクトセットを持ちそれらが共通のオブジェクトセットまたは共通の複数のオブジェクトを含んでいる
請求項1〜13のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 座標を画像に表示する工程において、オブジェクトのカテゴリーや属性を代表する記号とその座標をその平均値で計算して表示する
請求項1〜14のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 座標を画像に表示する工程において、表現するオブジェクトや表現しないオブジェクトを隠す選択をする
請求項1〜15のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 座標を画像に表示する工程において、オブジェクトがどのカテゴリーや属性を示す記号と、色付けしたり、その代表値線で結んで表現する
請求項1〜16のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 表現した座標空間で、オブジェクトやオブジェクトのカテゴリーや属性を代表する記号から多次元の空間上で距離の近いオブジェクトを距離に応じたランクをつけて、空間マップ上に表現したり、表形式で表現する
請求項1〜17のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 表現した座標空間で、2次元空間に布置されたオブジェクトの持つ計量特性やオブジェクトの密度を棒グラフや等高線で表現する
請求項1〜18のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 表現した座標空間で、ある対象基準で該当するオブジェクトの存在領域を、色付けや
線で結んで、表現する
請求項1〜19のいずれかに記載のデータ処理方法。 - 複数の比較対象となるオブジェクトからなるサブジェクトと複数の比較基準となるオブジェクトからなるアトリビュートによって構成されるアイランドが複数あり、前記アイランドが、当該アイランドを構成するオブジェクト全部又は一部のをお互いに共有する場合にコンピュータが実行するデータ処理装置であって、
前記アイランドの各々において、前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトがアトリビュートを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記サブジェクトの前記オブジェクト同士を近い位置に布置し、また前記アトリビュートを構成する前記オブジェクトが前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記アトリビュートの前記オブジェクト同士を近い位置に布置するような、複数次元の座標空間を構成する演算処理を行う座標空間構成手段と、
前記座標空間構成手段で構成した前記アイランドの前記座標空間の各次元を構成する各軸の順番と方向を、前記複数のアイランド間で近づける演算処理を行う調整手段と
を有するデータ処理装置。 - 複数の比較対象となるオブジェクトからなるサブジェクトと複数の比較基準となるオブジェクトからなるアトリビュートによって構成されるアイランドが複数あり、前記アイランドが、当該アイランドを構成するオブジェクト全部又は一部をお互いに共有する場合にコンピュータが実行するコンピュータが実行するプログラムであって、
前記アイランドの各々において、前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトがアトリビュートを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記サブジェクトの前記オブジェクト同士を近い位置に布置し、また前記アトリビュートを構成する前記オブジェクトが前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記アトリビュートの前記オブジェクト同士を近い位置に布置するような、複数次元の座標空間を構成する演算処理を行う第1の手順と、
前記第1の手順で構成した前記アイランドの前記座標空間の各次元を構成する各軸の順番と方向を、前記複数のアイランド間で近づける演算処理を行う第2の手順と
を有するプログラム。 - 複数の比較対象となるオブジェクトからなるサブジェクトと複数の比較基準となるオブジェクトからなるアトリビュートによって構成されるアイランドが複数あり、前記アイランドが、当該アイランドを構成するオブジェクト全部又は一部をお互いに共有する場合にコンピュータが実行するコンピュータが実行するプログラムあるいは当該プログラムで処理された結果を記録した記録媒体であって、
前記アイランドの各々において、前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトがアトリビュートを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記サブジェクトの前記オブジェクト同士を近い位置に布置し、また前記アトリビュートを構成する前記オブジェクトが前記サブジェクトを構成する前記オブジェクトと接続する強度のデータからなるベクトルが近くなるに従って前記アトリビュートの前記オブジェクト同士を近い位置に布置するような、複数次元の座標空間を構成する演算処理を行う第1の手順と、
前記第1の手順で構成した前記アイランドの前記座標空間の各次元を構成する各軸の順番と方向を、前記複数のアイランド間で近づける演算処理を行う第2の手順と
を有するプログラムを記録し、またはそれで処理された結果を記録した記録媒体。
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