JP2007333711A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】自車から降車して目的地まで徒歩で移動する際に、車載用ナビゲーション装置で探索した経路をGPS機能がない携帯電話に転送しても、継続してナビゲーションを行い、ユーザを正確に目的地に案内する「車載用ナビゲーション装置」を提供することである。
【構成】車載用ナビゲーション装置に携帯電話を接続した際に、携帯電話にGPS機能があるか否かを判定する。携帯電話にGPS機能があると判定された場合は、自車位置から目的地までの経路と経路周辺の地図データを携帯電話に送信し、携帯電話にGPS機能がないと判定された場合は、自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を携帯電話に送信する。
【選択図】図1
【構成】車載用ナビゲーション装置に携帯電話を接続した際に、携帯電話にGPS機能があるか否かを判定する。携帯電話にGPS機能があると判定された場合は、自車位置から目的地までの経路と経路周辺の地図データを携帯電話に送信し、携帯電話にGPS機能がないと判定された場合は、自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を携帯電話に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載用ナビゲーション装置に係わり、特に、携帯電話と接続して、該携帯電話に自車位置から目的地までの経路を送信する車載用ナビゲーション装置に関する。
車載用ナビゲーション装置は通常、ユーザに事前に車載用ナビゲーション装置に目的地を入力させ、GPSで取得した自車位置から目的地までの経路を探索してユーザを目的地まで案内する。しかし、自動車を降りて徒歩あるいは自転車等の移動手段で目的地へ移動する場合のナビゲーションについては全く考慮されておらず、降車後も継続して使用することは不可能であった。
このような課題を解決するための従来技術として、車載用ナビゲーション装置を携帯電話と接続して、該携帯電話に自車位置から目的地までの経路情報を送信する車載用ナビゲーション装置がある(特許文献1参照)。具体的には、車載用ナビゲーション装置で出発地から目的地までの経路を探索して、この経路を携帯電話に転送して記憶させる。その後、携帯電話が備えるGPS受信部で測定した現在位置を用いて目的地まで案内する。これにより、自車から降車後も継続してナビゲーションを行い、ユーザを目的地に案内できる。
特開2002−181555号公報
しかしながら、従来技術において、車載用ナビゲーション装置で探索した経路をGPS機能がない携帯電話に転送する場合には、携帯電話で現在位置を測定することができないため、ユーザを正確に目的地に案内することができなかった。
従って、本発明の目的は、自車から降車して目的地まで徒歩で移動する際に、車載用ナビゲーション装置で探索した経路をGPS機能がない携帯電話に転送しても、継続してナビゲーションを行い、ユーザを正確に目的地に案内する車載用ナビゲーション装置を提供することである。
従って、本発明の目的は、自車から降車して目的地まで徒歩で移動する際に、車載用ナビゲーション装置で探索した経路をGPS機能がない携帯電話に転送しても、継続してナビゲーションを行い、ユーザを正確に目的地に案内する車載用ナビゲーション装置を提供することである。
本発明は、携帯電話と接続して、該携帯電話に自車位置から目的地までの経路を送信する車載用ナビゲーション装置であり、自車位置を測定する自車位置測定部と、地図データを記憶する地図データ記憶部と、前記自車位置と前記地図データとに基づいて、自車位置から目的地までの経路を探索して記憶する経路探索部と、前記経路探索部により探索された探索経路と前記地図データとに基づいて、自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を生成するテキスト案内情報生成部と、前記携帯電話にGPS機能があるか否かを判定するGPS携帯電話判定部と、前記GPS携帯電話判定部により前記携帯電話にGPS機能があると判定された場合は、前記経路探索部で探索された探索経路と該探索経路周辺の地図データを前記携帯電話に送信し、前記GPS携帯電話判定部により前記携帯電話にGPS機能がないと判定された場合は、少なくとも、前記テキスト案内情報生成部で生成されたテキスト案内情報を前記携帯電話に送信する送信部とを備えている。
上記車載用ナビゲーション装置は、自車の駐停車を判定する駐停車判定部を更に備え、前記駐停車判定部により自車が駐停車していると判定された場合、前記送信部は前記携帯電話に情報を送信する。
上記車載用ナビゲーション装置のテキスト案内情報生成部は、前記探索経路上に存在する目標物と該目標物までの案内とを記述したテキスト案内情報を生成する。
上記車載用ナビゲーション装置のGPS携帯電話判定部は、前記携帯電話から機種情報を取得する機種情報取得部と、少なくともGPS機能の有無データを含む携帯電話情報を記憶する携帯電話情報記憶部とを備え、前記機種情報取得部により取得した機種情報と、前記携帯電話情報記憶部に記憶された携帯電話情報に基づいて、前記携帯電話にGPS機能があるかを否かを判定する。
本発明によれば、携帯電話と接続して、該携帯電話に自車位置から目的地までの経路を送信する際に、前記携帯電話にGPS機能があるか否かを判定し、前記携帯電話にGPS機能があると判定された場合は、経路探索部で探索された探索経路と該探索経路周辺の地図データを前記携帯電話に送信し、前記携帯電話にGPS機能がないと判定された場合は、少なくとも、テキスト案内情報生成部で生成されたテキスト案内情報を前記携帯電話に送信するように構成したため、車載用ナビゲーション装置で探索した経路をGPS機能がない携帯電話に転送しても、継続してナビゲーションを行い、ユーザを正確に目的地に案内することができる。
本発明によれば、自車位置から目的地までの経路を携帯電話へ送信する際、自車が駐停車された時に行うように構成したため、ユーザの降車直後から継続してナビゲーションを行うことができる。
(A)車載用ナビゲーション装置の構成
図1は、本発明に係る車載用ナビゲーション装置の構成図である。
自車位置測定部1は、自立センサ(距離センサ、方向センサ)やGPS受信機を備え、自立センサやGPS受信機の出力信号に基づいて自車位置を測定する。記憶媒体制御部3はCPU4からの指示により、自車位置周辺の地図データを地図記憶媒体(DVD、HDD等)2から読み取ってバス18を介して地図バッファ5に保存する。地図描画部6は、地図バッファ5に保存された地図データに基づいて自車位置周辺の地図画像を発生して、画面制御部7に入力し、画面制御部7は入力された地図画像を表示部8に表示する。操作部9は、例えば目的地入力等が操作でき、操作部9からの各種操作情報はCPU4に処理され、必要なユニットに入力される。操作画面描画部10は、操作部9の操作による各種入力に基づいて必要な操作画面を発生し、画面制御部7は、該操作画面を表示部8に単独あるいは地図画面上に重ねて表示する。
次に、自車位置から所望する目的地までの経路探索について説明する。ユーザにより操作部9から所望する目的地(地名や住所)が入力されると、記憶媒体制御部3は、この目的地に関する情報(目的地名や経緯度)を地図記憶媒体2から取得し、この目的地情報を経路探索部11に入力する。そして、経路探索部11は、目的地情報に基づいて自車位置から目的地までの経路を探索して経路記憶部12に記憶する。その後、経路描画部13は経路記憶部12に記憶された経路を描画して画面制御部7に入力し、画面制御部7は該経路画像を地図画像上に重ねて表示部8に表示する。
図1は、本発明に係る車載用ナビゲーション装置の構成図である。
自車位置測定部1は、自立センサ(距離センサ、方向センサ)やGPS受信機を備え、自立センサやGPS受信機の出力信号に基づいて自車位置を測定する。記憶媒体制御部3はCPU4からの指示により、自車位置周辺の地図データを地図記憶媒体(DVD、HDD等)2から読み取ってバス18を介して地図バッファ5に保存する。地図描画部6は、地図バッファ5に保存された地図データに基づいて自車位置周辺の地図画像を発生して、画面制御部7に入力し、画面制御部7は入力された地図画像を表示部8に表示する。操作部9は、例えば目的地入力等が操作でき、操作部9からの各種操作情報はCPU4に処理され、必要なユニットに入力される。操作画面描画部10は、操作部9の操作による各種入力に基づいて必要な操作画面を発生し、画面制御部7は、該操作画面を表示部8に単独あるいは地図画面上に重ねて表示する。
次に、自車位置から所望する目的地までの経路探索について説明する。ユーザにより操作部9から所望する目的地(地名や住所)が入力されると、記憶媒体制御部3は、この目的地に関する情報(目的地名や経緯度)を地図記憶媒体2から取得し、この目的地情報を経路探索部11に入力する。そして、経路探索部11は、目的地情報に基づいて自車位置から目的地までの経路を探索して経路記憶部12に記憶する。その後、経路描画部13は経路記憶部12に記憶された経路を描画して画面制御部7に入力し、画面制御部7は該経路画像を地図画像上に重ねて表示部8に表示する。
次に、車載用ナビゲーション装置から携帯電話へ経路情報を送信する制御について説明する。
ユーザが図示しない携帯電話を車載用ナビゲーション装置の通信インターフェース14を介して接続し、携帯電話より自車位置から目的地までの経路情報を送信するように要求されると、CPU4は、車速センサ15の出力信号を取得して自車が駐停車しているか否かを判定する。なお、駐停車判定処理は図示しないサイドブレーキやギアポジション等を併用して行うこともできる。CPU4により、自車が駐停車していないと判定された場合、CPU4は、自車が駐停車されるまで待機する。一方、CPU4により、自車が駐停車していると判定された場合、CPU4は、携帯電話から機種情報(例えば機種名等)を取得する。そして、CPU4は、この携帯電話の機種情報と携帯電話情報記憶部16に記憶されている機種名データ及びGPS機能の有無データ等の携帯電話情報(図2)とに基づいて、接続された携帯電話にGPS機能があるか否かを判定する。CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能があると判定された場合、CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図画像と自車位置から目的地までの経路とを読み出して携帯電話に送信する。一方、CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能がないと判定された場合、CPU4は、テキスト案内情報生成部17に自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を生成するように指示する。これにより、テキスト案内情報生成部は、地図バッファ5に保存された自車位置周辺の地図データと経路記憶部12に記憶された自車位置から目的地までの経路とを読み出して、自車位置から目的地までの経路上に存在する目標物を抽出し、該目標物と該目標物までの案内とを記述したテキスト案内情報を生成する(図3)。CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図画像と自車位置から目的地までの経路情報とを読み出して携帯電話に送信するとともに、テキスト案内情報生成部17により生成されたテキスト案内情報を携帯電話に送信する。
ユーザが図示しない携帯電話を車載用ナビゲーション装置の通信インターフェース14を介して接続し、携帯電話より自車位置から目的地までの経路情報を送信するように要求されると、CPU4は、車速センサ15の出力信号を取得して自車が駐停車しているか否かを判定する。なお、駐停車判定処理は図示しないサイドブレーキやギアポジション等を併用して行うこともできる。CPU4により、自車が駐停車していないと判定された場合、CPU4は、自車が駐停車されるまで待機する。一方、CPU4により、自車が駐停車していると判定された場合、CPU4は、携帯電話から機種情報(例えば機種名等)を取得する。そして、CPU4は、この携帯電話の機種情報と携帯電話情報記憶部16に記憶されている機種名データ及びGPS機能の有無データ等の携帯電話情報(図2)とに基づいて、接続された携帯電話にGPS機能があるか否かを判定する。CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能があると判定された場合、CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図画像と自車位置から目的地までの経路とを読み出して携帯電話に送信する。一方、CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能がないと判定された場合、CPU4は、テキスト案内情報生成部17に自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を生成するように指示する。これにより、テキスト案内情報生成部は、地図バッファ5に保存された自車位置周辺の地図データと経路記憶部12に記憶された自車位置から目的地までの経路とを読み出して、自車位置から目的地までの経路上に存在する目標物を抽出し、該目標物と該目標物までの案内とを記述したテキスト案内情報を生成する(図3)。CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図画像と自車位置から目的地までの経路情報とを読み出して携帯電話に送信するとともに、テキスト案内情報生成部17により生成されたテキスト案内情報を携帯電話に送信する。
(B)GPS機能付き携帯電話の構成
図4は、GPS機能付き携帯電話の構成図である。GPS機能付き携帯電話は、携帯電話の処理全体を制御するCPU21と、GPS衛星からの電波を受信して現在位置や速度を測定するためのGPS受信部22と、移動体通信事業者の無線基地局を介して通話を行う移動体通信部23と、移動体通信部23に音声信号をマイク及びスピーカにより入出力する音声入出力部24と、ユーザが各種操作を指示する操作部25と、情報を画面表示する表示部26と、車載用ナビゲーション装置から送信される自車位置から目的地までの経路を記憶する経路情報記憶部27と、GPS機能付き携帯電話の機種名等を記憶する機種情報記憶部28と、車載用ナビゲーション装置と通信を行う通信インターフェース29とから構成される。
GPS機能付き携帯電話が車載用ナビゲーション装置から自車位置から目的地までの経路を受信して表示する制御について説明する。ユーザが、GPS機能付き携帯電話と車載用ナビゲーション装置(図1)を通信インターフェース29を介して接続する。そして、ユーザが操作部25から車載用ナビゲーション装置に対し、自車位置から目的地までの経路を送信するように指示すると、車載用ナビゲーション装置はCPU21に機種情報(機種名データ)の送信要求を行う。これにより、CPU21は、機種情報記憶部28から機種情報(機種名データ)を読み出して車載用ナビゲーション装置に送信する。その後、車載用ナビゲーション装置は、自車位置から目的地までの経路と自車位置周辺の地図データとを重ねた画像をCPU21に送信する。CPU21は、この画像を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、CPU21は、GPS受信部22で測定された現在位置を取得して、経路情報記憶部27に記憶された画像に現在位置マーク31を重ねて表示部26に表示する(図5)。また、現在位置マーク31はGPS受信部22により順次、現在位置を測定されることにより更新される。
図4は、GPS機能付き携帯電話の構成図である。GPS機能付き携帯電話は、携帯電話の処理全体を制御するCPU21と、GPS衛星からの電波を受信して現在位置や速度を測定するためのGPS受信部22と、移動体通信事業者の無線基地局を介して通話を行う移動体通信部23と、移動体通信部23に音声信号をマイク及びスピーカにより入出力する音声入出力部24と、ユーザが各種操作を指示する操作部25と、情報を画面表示する表示部26と、車載用ナビゲーション装置から送信される自車位置から目的地までの経路を記憶する経路情報記憶部27と、GPS機能付き携帯電話の機種名等を記憶する機種情報記憶部28と、車載用ナビゲーション装置と通信を行う通信インターフェース29とから構成される。
GPS機能付き携帯電話が車載用ナビゲーション装置から自車位置から目的地までの経路を受信して表示する制御について説明する。ユーザが、GPS機能付き携帯電話と車載用ナビゲーション装置(図1)を通信インターフェース29を介して接続する。そして、ユーザが操作部25から車載用ナビゲーション装置に対し、自車位置から目的地までの経路を送信するように指示すると、車載用ナビゲーション装置はCPU21に機種情報(機種名データ)の送信要求を行う。これにより、CPU21は、機種情報記憶部28から機種情報(機種名データ)を読み出して車載用ナビゲーション装置に送信する。その後、車載用ナビゲーション装置は、自車位置から目的地までの経路と自車位置周辺の地図データとを重ねた画像をCPU21に送信する。CPU21は、この画像を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、CPU21は、GPS受信部22で測定された現在位置を取得して、経路情報記憶部27に記憶された画像に現在位置マーク31を重ねて表示部26に表示する(図5)。また、現在位置マーク31はGPS受信部22により順次、現在位置を測定されることにより更新される。
(C)GPS機能なし携帯電話の構成
図6は、GPS機能なし携帯電話の構成図である。GPS機能なし携帯電話は、GPS受信部22(図4)を備えないことを除き、図4のGPS機能付き携帯電話の構成と同様である。
GPS機能なし携帯電話が車載用ナビゲーション装置より自車位置から目的地までの経路を受信して表示する制御について説明する。ユーザが、GPS機能なし携帯電話と車載用ナビゲーション装置(図1)を通信インターフェース29を介して接続する。そして、ユーザが、操作部25から車載用ナビゲーション装置に対し、自車位置から目的地までの経路を送信するように指示すると、車載用ナビゲーション装置はCPU21に機種情報(機種名データ)の送信要求を行う。これにより、CPU21は、機種情報記憶部28から機種情報(機種名データ)を読み出して車載用ナビゲーション装置に送信する。その後、車載用ナビゲーション装置は、自車位置から目的地までの経路と自車位置周辺の地図データとを重ねた地図画像及び自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報(図3)をCPU21に送信する。CPU21は、この地図画像及びテキスト案内情報を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、操作部25から地図画像表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27から地図画像(図7)を読み出して表示部26に表示する。また、操作部25からテキスト案内情報表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27からテキスト案内情報を読み出して表示部26に表示する。なお、上記処理は操作部25からの操作により表示切替が可能である。
図6は、GPS機能なし携帯電話の構成図である。GPS機能なし携帯電話は、GPS受信部22(図4)を備えないことを除き、図4のGPS機能付き携帯電話の構成と同様である。
GPS機能なし携帯電話が車載用ナビゲーション装置より自車位置から目的地までの経路を受信して表示する制御について説明する。ユーザが、GPS機能なし携帯電話と車載用ナビゲーション装置(図1)を通信インターフェース29を介して接続する。そして、ユーザが、操作部25から車載用ナビゲーション装置に対し、自車位置から目的地までの経路を送信するように指示すると、車載用ナビゲーション装置はCPU21に機種情報(機種名データ)の送信要求を行う。これにより、CPU21は、機種情報記憶部28から機種情報(機種名データ)を読み出して車載用ナビゲーション装置に送信する。その後、車載用ナビゲーション装置は、自車位置から目的地までの経路と自車位置周辺の地図データとを重ねた地図画像及び自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報(図3)をCPU21に送信する。CPU21は、この地図画像及びテキスト案内情報を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、操作部25から地図画像表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27から地図画像(図7)を読み出して表示部26に表示する。また、操作部25からテキスト案内情報表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27からテキスト案内情報を読み出して表示部26に表示する。なお、上記処理は操作部25からの操作により表示切替が可能である。
(D)車載用ナビゲーション装置の経路送信処理
図8は、車載用ナビゲーション装置の経路送信処理のフローチャートである。なお、本願発明の実施例として、ユーザが最初に目的地(例えば東京都庁)の最寄りの駐車場(例えば新宿駅西口駐車場)まで自動車で移動した後、駐車場において降車して目的地までの残りの行程を徒歩で移動する場合を用いて説明する。また、自車位置から目的地までの経路探索は操作部9(図1)からの指示により行われているものとする。
まず、ユーザは、車載用ナビゲーション装置と携帯電話とを接続する(ステップS1)。この時、接続方法は、ケーブルによる有線接続でもBluetooth等の無線接続でもよい。次に、ユーザはCPU4に対して携帯電話の操作部25から経路送信を指示する(ステップS2)。この指示により、CPU4は、最初に車速センサ15の出力信号を取得して自車が駐停車しているか否かを判定する(ステップS3)。なお、この駐停車判定処理は図示しないサイドブレーキやギアポジション等を利用して行うこともできる。CPU4により、自車が駐停車していないと判定された場合、CPU4は、自車が駐停車されるまで待機する。一方、CPU4により、自車が駐停車していると判定された場合、CPU4は、携帯電話から機種情報(例えば機種名データ)を取得する(ステップS4)。そして、CPU4は、この携帯電話の機種情報と携帯電話情報記憶部16に記憶されている機種名データ及びGPS機能の有無データ等の携帯電話情報(図2)とに基づいて、接続された携帯電話にGPS機能があるか否かを判定する(ステップS5)。
CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能があると判定された場合、CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図データと自車位置から目的地までの経路とを重ねた地図画像とを読み出して携帯電話(CPU21)に送信する(ステップS6)。CPU21は、この地図画像を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、CPU21は、GPS受信部22で測定された現在位置を取得して、経路情報記憶部27に記憶された画像に現在位置マーク31を重ねて表示部26に表示する(図5)。その後、ユーザは、表示部26に表示された地図画像を参照して目的地に移動する。この時、GPS受信部22により随時、現在位置が測定される。この測定結果に応じて、CPU21は現在位置マーク31を更新する。
一方、CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能がないと判定された場合、CPU4は、テキスト案内情報生成部17に自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を生成するように指示する。この指示により、テキスト案内情報生成部は、地図バッファ5に保存された自車位置周辺の地図データと経路記憶部12に記憶された自車位置から目的地までの経路とを読み出して、自車位置から目的地までの経路上に存在する目標物(例えば京王プラザホテル)を抽出し、該目標物と該目標物までの案内(方角や距離)とを記述したテキスト案内情報を生成する(図3)(ステップS7)。次に、CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図データと自車位置から目的地までの経路とを重ねた地図画像とを読み出して携帯電話(CPU21)に送信するとともに、テキスト案内情報生成部17により生成されたテキスト案内情報を携帯電話に送信する(ステップS8)。CPU21は、この地図画像及びテキスト案内情報を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、操作部25から地図画像表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27から地図画像(図7)を読み出して表示部26に表示する。また、操作部25からテキスト案内情報表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27からテキスト案内情報を読み出して表示部26に表示する。なお、上記処理は操作部25からの操作により表示切替が可能である。その後、ユーザは、表示部26に表示される地図画像及びテキスト案内情報を参照して目的地に移動する。
上記処理により、車載用ナビゲーション装置で探索した経路をGPS機能がない携帯電話に転送しても、継続してナビゲーションを行い、ユーザを正確に目的地に案内することができる。
図8は、車載用ナビゲーション装置の経路送信処理のフローチャートである。なお、本願発明の実施例として、ユーザが最初に目的地(例えば東京都庁)の最寄りの駐車場(例えば新宿駅西口駐車場)まで自動車で移動した後、駐車場において降車して目的地までの残りの行程を徒歩で移動する場合を用いて説明する。また、自車位置から目的地までの経路探索は操作部9(図1)からの指示により行われているものとする。
まず、ユーザは、車載用ナビゲーション装置と携帯電話とを接続する(ステップS1)。この時、接続方法は、ケーブルによる有線接続でもBluetooth等の無線接続でもよい。次に、ユーザはCPU4に対して携帯電話の操作部25から経路送信を指示する(ステップS2)。この指示により、CPU4は、最初に車速センサ15の出力信号を取得して自車が駐停車しているか否かを判定する(ステップS3)。なお、この駐停車判定処理は図示しないサイドブレーキやギアポジション等を利用して行うこともできる。CPU4により、自車が駐停車していないと判定された場合、CPU4は、自車が駐停車されるまで待機する。一方、CPU4により、自車が駐停車していると判定された場合、CPU4は、携帯電話から機種情報(例えば機種名データ)を取得する(ステップS4)。そして、CPU4は、この携帯電話の機種情報と携帯電話情報記憶部16に記憶されている機種名データ及びGPS機能の有無データ等の携帯電話情報(図2)とに基づいて、接続された携帯電話にGPS機能があるか否かを判定する(ステップS5)。
CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能があると判定された場合、CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図データと自車位置から目的地までの経路とを重ねた地図画像とを読み出して携帯電話(CPU21)に送信する(ステップS6)。CPU21は、この地図画像を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、CPU21は、GPS受信部22で測定された現在位置を取得して、経路情報記憶部27に記憶された画像に現在位置マーク31を重ねて表示部26に表示する(図5)。その後、ユーザは、表示部26に表示された地図画像を参照して目的地に移動する。この時、GPS受信部22により随時、現在位置が測定される。この測定結果に応じて、CPU21は現在位置マーク31を更新する。
一方、CPU4により、接続された携帯電話にGPS機能がないと判定された場合、CPU4は、テキスト案内情報生成部17に自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を生成するように指示する。この指示により、テキスト案内情報生成部は、地図バッファ5に保存された自車位置周辺の地図データと経路記憶部12に記憶された自車位置から目的地までの経路とを読み出して、自車位置から目的地までの経路上に存在する目標物(例えば京王プラザホテル)を抽出し、該目標物と該目標物までの案内(方角や距離)とを記述したテキスト案内情報を生成する(図3)(ステップS7)。次に、CPU4は、画面制御部7から自車位置周辺の地図データと自車位置から目的地までの経路とを重ねた地図画像とを読み出して携帯電話(CPU21)に送信するとともに、テキスト案内情報生成部17により生成されたテキスト案内情報を携帯電話に送信する(ステップS8)。CPU21は、この地図画像及びテキスト案内情報を受信して経路情報記憶部27に記憶する。そして、操作部25から地図画像表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27から地図画像(図7)を読み出して表示部26に表示する。また、操作部25からテキスト案内情報表示が指示されると、CPU21は、経路情報記憶部27からテキスト案内情報を読み出して表示部26に表示する。なお、上記処理は操作部25からの操作により表示切替が可能である。その後、ユーザは、表示部26に表示される地図画像及びテキスト案内情報を参照して目的地に移動する。
上記処理により、車載用ナビゲーション装置で探索した経路をGPS機能がない携帯電話に転送しても、継続してナビゲーションを行い、ユーザを正確に目的地に案内することができる。
上記実施例では、車載用ナビゲーション装置で探索した自車位置から目的地までの経路及びテキスト案内情報を携帯電話に送信するようにしたが、PDA等の携帯端末に送信することもできる。
上記実施例では、携帯電話の操作部25から車載用ナビゲーション装置に対して経路送信要求を行ったが、車載用ナビゲーション装置の操作部9からCPU4に経路送信指示を行い、携帯電話に対して経路を送信することもできる。
上記実施例では、最寄りの駐車場を利用する場合の例を用いて説明したが、自動車を停車させる場所は、各種店舗や各種施設等でもよい。
上記実施例では、GPS携帯電話判定処理を携帯電話から取得した機種名データと携帯電話情報記憶部16に記憶されている機種名データ及びGPS機能の有無データの携帯電話情報とに基づいて行った。しかし、携帯電話からGPS機能有無を示すデータを含む機種情報を取得することによりGPS携帯電話判定を行うこともできる。
その他、車載用ナビゲーション装置及び携帯電話の構成や制御手順等についても、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
4、21…CPU
11…経路探索部
16…携帯電話情報記憶部
17…テキスト案内情報生成部
22…GPS受信部
27…経路情報記憶部
28…機種情報記憶部
11…経路探索部
16…携帯電話情報記憶部
17…テキスト案内情報生成部
22…GPS受信部
27…経路情報記憶部
28…機種情報記憶部
Claims (4)
- 携帯電話と接続して、該携帯電話に自車位置から目的地までの経路を送信する車載用ナビゲーション装置において、
自車位置を測定する自車位置測定部と、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記自車位置と前記地図データとに基づいて、自車位置から目的地までの経路を探索して記憶する経路探索部と、
前記経路探索部により探索された探索経路と前記地図データとに基づいて、自車位置から目的地までの経路案内をテキスト形式としたテキスト案内情報を生成するテキスト案内情報生成部と、
前記携帯電話にGPS機能があるか否かを判定するGPS携帯電話判定部と、
前記GPS携帯電話判定部により前記携帯電話にGPS機能があると判定された場合は、前記経路探索部で探索された探索経路と該探索経路周辺の地図データを前記携帯電話に送信し、前記GPS携帯電話判定部により前記携帯電話にGPS機能がないと判定された場合は、少なくとも、前記テキスト案内情報生成部で生成されたテキスト案内情報を前記携帯電話に送信する送信部とを、
備えたことを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 自車の駐停車を判定する駐停車判定部を更に備え、
前記駐停車判定部により自車が駐停車していると判定された場合、前記送信部は前記携帯電話に情報を送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の車載用ナビゲーション装置。 - 前記テキスト案内情報生成部は、前記探索経路上に存在する目標物と該目標物までの案内とを記述したテキスト案内情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1記載の車載用ナビゲーション装置。 - 前記GPS携帯電話判定部は、前記携帯電話から機種情報を取得する機種情報取得部と、
少なくともGPS機能の有無データを含む携帯電話情報を記憶する携帯電話情報記憶部とを備え、
前記機種情報取得部により取得した機種情報と、前記携帯電話情報記憶部に記憶された携帯電話情報に基づいて、前記携帯電話にGPS機能があるかを否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1記載の車載用ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006169417A JP2007333711A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | 車載用ナビゲーション装置 |
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JP2006169417A JP2007333711A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | 車載用ナビゲーション装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8532574B2 (en) | 2009-08-05 | 2013-09-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Destination information sharing for the automobile environment |
US9279696B2 (en) | 2013-10-25 | 2016-03-08 | Qualcomm Incorporated | Automatic handover of positioning parameters from a navigation device to a mobile device |
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2006
- 2006-06-19 JP JP2006169417A patent/JP2007333711A/ja not_active Withdrawn
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