JP2007332695A - 電子錠装置及び音声認証ロッカーシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】音声認証技術を利用してロッカーの施錠及び開錠操作を、ユーザ通信端末からの音声入力により可能とし、煩雑な操作を不要にするとともに、荷預人と荷受人が異なる場合でも各ユーザ通信端末からの音声入力により同一ロッカーの利用を可能にして、操作性と利便性を向上する音声認証ロッカーシステムを提供すること。
【解決手段】ユーザ通信端末1のユーザの音声を音声認証サーバ3に登録しておくことにより、ロッカー7を利用する際に、ユーザ通信端末1,10から音声認証サーバ3に発呼してロッカー利用に関する情報を音声入力するだけで、ロッカーの利用が可能になるため、煩雑な操作を不要にすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザ通信端末1のユーザの音声を音声認証サーバ3に登録しておくことにより、ロッカー7を利用する際に、ユーザ通信端末1,10から音声認証サーバ3に発呼してロッカー利用に関する情報を音声入力するだけで、ロッカーの利用が可能になるため、煩雑な操作を不要にすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ロッカー、家屋、宅配ボックス等の扉に設けられた錠を制御する電子錠装置及び音声認証ロッカーシステムに関する。
従来、携帯電話機の普及と付加機能の多様化に伴い、携帯電話機のインフラを利用した様々なサービスが提案されている。例えば、駅等の公共施設に設置されるコインロッカーの施錠と開錠を携帯電話機からの操作により制御可能とするサービスが提案されている。
例えば、特許文献1には、第1利用者からの移動端末を通じた施錠要求に応じて施錠し、第2利用者からの移動端末を通じた開錠要求に対しては第1利用者の認証情報の入力を要求し、認証情報が適正であれば開錠する施錠制御装置が開示されている。
また、特許文献2には、データセンタはURLへアクセスしてきた携帯電話にIDを付与すると共に操作画面を送信し、携帯電話は操作画面から施錠要求又は開錠要求を送信することにより、ロッカーの施錠と開錠を可能にするロッカーシステムが開示されている。
特許第3643354号公報
特開2003−278421号公報
しかしながら、上記従来の施錠制御装置では、第1利用者から移動端末を通じて送信される施錠要求により施錠した施錠装置(ロッカー)は、第2利用者から移動端末を通じて送信される開錠要求に応じて要求する第1利用者の認証情報の認証により開錠する構成となっているが、第2利用者が第1利用者の認証情報を忘れてしまうと、開錠することができなくなる。この場合、第2利用者は、再度第1利用者に対して認証情報を問い合わせる必要があり、却って利用者に対して煩雑な処理を強要することになる。また、悪意のある第三者に第1利用者の認証情報を取得された場合は成りすましが可能になる。
また、上記従来のロッカーシステムでは、携帯電話はデータセンタから受信する操作画面から施錠要求及び開錠要求を送信することになっているが、やはり利用者に対して煩雑な操作を強要することになり、また、携帯電話は操作画面が狭いため、高齢者等にとっては操作が困難である。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、煩雑な操作を排除すると共に施錠者が遠隔から開錠操作することができ、生体認証レベルのセキュリティを実現した電子錠装置及び音声認証ロッカーシステムを提供することを目的とする。
本発明の電子錠装置は、施錠時に施錠者の生体特徴情報を取得して施錠対象鍵に対する鍵情報として登録する鍵情報登録手段と、施錠対象鍵の開錠に際して施錠者の生体特徴情報からなる鍵情報を当該施錠者が操作する通信端末から通信網経由で取得する鍵情報取得手段と、前記鍵情報取得手段で取得した鍵情報と前記鍵情報登録手段に登録されている当該施錠者の鍵情報とを比較して開錠の要否を判定する開錠判定手段と、前記開錠判定手段が開錠判定した場合は前記施錠対象鍵を開錠する錠制御手段とを具備したことを特徴とする。
この構成によれば、施錠時に施錠者の生体特徴情報を登録すると共に開錠に際して施錠者の生体特徴情報からなる鍵情報を当該施錠者が操作する通信端末から通信網経由で取得して比較し、開錠の要否を判定するので、施錠者が遠隔から自分の意思で開錠操作することができ、生体認証レベルのセキュリティを実現できる。
また本発明は、上記電子錠装置において、前記鍵情報登録手段は、施錠者の発話音声から取得される音声データを鍵情報として登録し、前記鍵情報取得手段は、施錠者が操作する通信端末から通信網経由で送信される発話音声から音声データを鍵情報として取得し、前記開錠判定手段は、施錠時に登録された音声データと開錠に際し取得した音声データとを照合して同一施錠者であるか否か判定する音声認証を行うことを特徴とする。
これにより、施錠時に登録された施錠者の音声データと開錠に際し施錠者が通信端末から送信してきた発話音声の音声データとを照合して音声認証を行うので、通信端末で接続して発話するといった極めて容易な作業で開錠操作できるものとなる。
また本発明は、上記電子錠装置において、前記生体特徴情報は施錠者の顔画像であることを特徴とする。
この構成によれば、音声データと同様に顔画像をキー情報として用いることができる。
また本発明は、上記電子錠装置において、前記通信端末と通信網を経由して接続可能なサーバ上に、前記鍵情報登録手段、前記鍵情報取得手段及び開錠判定手段を構築したことを特徴とする。
これにより、サーバにおいて登録キー情報の管理並びに開錠制御が可能になり、施錠対象鍵側の変更を最小限に抑えることができる。
また本発明は、上記電子錠装置において、前記鍵情報登録手段は、施錠者の発話音声から取得される音声データを鍵情報として登録し、前記鍵情報取得手段は、開錠者が操作する通信端末にインストールされたアプリケーションであって、通信網を経由して施錠者の操作する通信端末と回線接続した状態で、通話中に前記施錠者の発話音声から鍵情報となる音声データを取得し、前記開錠判定手段は、前記開錠者が操作する通信端末から鍵情報となる音声データを受け取ることを特徴とする。
これにより、開錠者が操作する通信端末を施錠者の操作する通信端末と回線接続した状態で、通話中に施錠者の発話音声から鍵情報となる音声データを取得するので、開錠者が施錠者に通信端末で開錠を依頼する会話から自動的にキー情報となる音声データを取得することができ、施錠者は開錠者から受けた通話の中でキー情報を渡すことができる。
また本発明の音声認証ロッカーシステムは、ロッカーに荷物を預ける場合に荷預人が通信端末に入力した発話音声を通信網経由で受信して当該発話音声データを鍵情報として登録するユーザ音声登録手段と、荷受人が前記ロッカーから荷物を取り出す場合、前記荷預人が通信端末にて通信網経由で接続してきた際に当該荷預人の発話音声を取得する発話取得手段と、前記発話取得手段で取得された発話音声のうち鍵情報に相当する音声データを取り出して前記荷預人の鍵情報と比較し音声認証する音声認証手段と、音声認証された場合は該当ロッカーの開錠を制御する制御情報を生成するロッカー管理手段と、生成された制御情報にしたがって該当ロッカーの開錠を制御する鍵制御手段とを具備したことを特徴とする。
また本発明は、上記音声認証ロッカーシステムにおいて、前記通信端末と通信網を経由して接続可能なサーバ上に、前記ユーザ音声登録手段、前記発話取得手段及び前記音声認証手段を構築したことを特徴とする。
また本発明は、上記音声認証ロッカーシステムにおいて、発話取得手段は、荷受人が操作する通信端末にインストールされたアプリケーションであって、通信網を経由して荷預人の操作する通信端末と回線接続した状態で、通話中に前記荷預人の発話音声から鍵情報に相当する音声データを取得することを特徴とする。
本発明によれば、煩雑な操作を排除すると共に施錠者が遠隔から開錠操作することができ、ロッカー等を利用する際の操作性を向上することができる。
以下、本発明の電子錠装置をロッカーの施錠システムに適用した一実施の形態について説明するが、本発明はロッカー以外にも家屋の扉や宅配ボックスの扉等の施錠/開錠を制御する電子錠装置にも適用可能である。
本実施の形態に係る音声認証ロッカーシステムは、ロッカーに荷物を預ける荷預人がユーザ通信端末から音声認証サーバに回線接続して音声鍵情報をサーバに預け(登録)、その後にロッカーから荷物を受け取る荷受人が荷預人のユーザ通信端末に電話して開錠を依頼し、荷預人がユーザ通信端末から入力した発話音声を音声鍵情報として取り込んで施錠時に登録した音声鍵情報と照合して開錠する。
図1は、本実施の形態の音声認証ロッカーシステムの全体構成を示す図である。図1において、音声認証ロッカーシステムは、ユーザ通信端末1,10と、音声認証サーバ3と、ユーザ管理サーバ4と、ロッカー管理サーバ5と、電子キーシステム6と、ロッカー7と、から構成される。ユーザ通信端末1、10と音声認証サーバ3は、電話網2を介して接続される。
ユーザ通信端末1,10は、ユーザの発話音声を入力する機能と有線又は無線により電話網2に接続して通話可能にする通信機能とを有する。ユーザ通信端末1、10として、携帯電話端末、固定電話端末、通話機能を搭載したPDA等を用いることができるが、本実施の形態では携帯電話端末を用いた例を説明する。
上記ユーザ通信端末1,10からの要求に応じて音声登録及び音声認証を行うのが音声認証サーバ3である。音声認証サーバ3は、電話網2経由で接続したユーザ通信端末1,10に音声ガイダンスを与える音声ガイダンス機能、発話音声の音声認識を行う音声認識機能、登録された音声データとなる声紋プロファイルに基づいて音声認証を行う音声認証機能、音声入力されたロッカー情報を音声認識してテキスト形式のロッカー情報として送信するロッカー情報送信機能等を有する。
ユーザ管理サーバ4は、入力された発信者番号情報からユーザ情報を作成して登録するユーザ情報登録機能、音声認証サーバ3による音声認証結果に基づいてユーザ認証するユーザ認証機能、ロッカー情報を取得するロッカー情報取得機能、取得したロッカー情報をロッカー管理サーバ5に送信するロッカー情報送信機能を有する。ユーザ認証については音声認証に代えることも可能である。
上記ユーザ認証結果及びロッカー情報に応じてユーザ通信端末1,10のユーザが利用しようとするロッカーの施錠・開錠制御を行うのがロッカー管理サーバ5である。ロッカー管理サーバ5は、ユーザ管理サーバ4からユーザ認証結果を取得する認証結果取得機能、ユーザ管理サーバ4からロッカー情報を取得するロッカー情報取得機能、取得したロッカー情報によりユーザ通信端末1,10のユーザが利用しようとするロッカーの利用状態を管理するとともに、当該ロッカーの施錠及び開錠を制御する制御情報を生成するロッカー管理機能を有する。
上記ロッカーの施錠及び開錠の制御情報に応じて、該当するロッカーの施錠又は開錠動作を実行するのが電子キーシステム6である。本実施の形態は、各構成要素(3〜6)をLAN又はWAN等のネットワークを介した接続で音声認証ロッカーシステム構築しているが、分散配置せずに1つのサーバ上に構築するようにしても良いし、特定の構成要素(例えば、音声認証サーバ3、ユーザ管理サーバ4、ロッカー管理サーバ5だけを同一サーバ上に構築してもよい。
図2は、音声認証サーバ3の構成を示すブロック図である。図2において、音声認証サーバ3は、音声ガイダンス対応部11と、発信者番号取得部12と、鍵情報登録手段としてのユーザ音声登録部13と、鍵情報取得手段としての発話取得部14と、ユーザ音声データベース(以下、ユーザ音声DBという)15と、開錠判定手段としての音声認証部16と、音声認識部17と、認証結果/利用情報取得部18と、から構成される。
音声ガイダンス対応部11は、電話網2を介してアクセスしてくるユーザ通信端末1等に対して、当該音声認証ロッカーシステムの利用に関する音声ガイダンスを行う。音声ガイダンス対応部11は、アクセス時のユーザ通信端末1からの受信信号(発信者番号通知信号)を発信者番号取得部12に出力し、音声ガイダンス開始後にユーザ通信端末1から受信するユーザ音声信号をユーザ音声登録部13又は発話取得部14に出力する。また、音声ガイダンス対応部11は、認証結果/利用情報取得部18からユーザ認証結果が入力されると、そのユーザ認証結果を示す音声信号をユーザ通信端末1に送信する。
発信者番号取得部12は、音声認証サーバ3にアクセスしてきたユーザ通信端末1,10の発信者番号通知信号からユーザ通信端末1、10の発信者番号を取得する。発信者番号取得部12は、取得した発信者番号をユーザ管理サーバ4に通知してユーザ情報登録されているか否かの問い合わせを行う。そして、発信者番号取得部12は、登録問合せの結果、未登録が確認された場合には、ユーザ音声登録処理の開始指示をユーザ音声登録部13に出力し、取得した発信者番号を含むユーザ情報登録指示をユーザ管理サーバ4に通知するとともに、ユーザ音声の登録開始指示をユーザ音声登録部13に通知する。また、発信者番号取得部12は、登録問合せの結果、登録が確認された場合には、開錠のためのユーザ音声認証開始指示を音声ガイダンス対応部11に通知する。
ユーザ音声登録部13は、発信者番号取得部12からユーザ音声登録指示が通知されると、音声ガイダンス対応部11によりユーザ音声登録の音声ガイダンスを行わせる。当該音声ガイダンスに従ってユーザ通信端末1から入力された登録ワードを、音声ガイダンス対応部11で受けてユーザ音声登録部13へ渡す。ユーザ音声登録部13が登録ワードのユーザ音声信号をユーザ音声データに変換し、そこから音声特徴量である声紋プロファイルを取り出して音声データとしてユーザ音声DB15に登録する。ユーザ音声登録終了後、ユーザ音声登録部13は、音声ガイダンス対応部11によりロッカー情報を取得するための音声ガイダンスを実行させる。ユーザ音声DB15に登録する音声データは声紋プロファイルに限定されるものではなく、声紋以外の種類のデータであっても良い。
発話取得部14は、開錠時に音声ガイダンス対応部11からの音声ガイダンスに従いユーザ通信端末1から送信される登録ワードのユーザ発話音声信号を取得すると、音声データに変換して音声認証部16に出力する。また、発話取得部14は、音声ガイダンス対応部11によるロッカー情報を取得するための音声ガイダンスによりユーザ通信端末1から受信する利用ロッカーに関するユーザ音声信号をユーザ音声データに変換して音声認識部17に出力する。
ユーザ音声DB15は、ユーザ音声登録部13から入力される声紋プロファイルをユーザ毎に登録するデータベースである。
音声認証部16は、開錠時に発話取得部14から入力される登録ワードのユーザ発話音声から声紋プロファイルを抽出し、ユーザ音声DB15に登録された該当ユーザの声紋プロファイルと比較して音声認証を行う。音声認証結果はユーザ管理サーバ4に送信する。
音声認識部17は、音声認識用の辞書データベースを格納し、施錠時及び開錠時に発話取得部14から入力されるユーザ音声データにより利用ロッカーのロッカー番号(例えば、各ロッカーに付与された管理番号等)を認識し、ロッカー情報としてユーザ管理サーバ4に送信する。
認証結果/利用情報取得部18は、ユーザ管理サーバ4からユーザ認証結果又はロッカーの利用情報を受信し、そのユーザ認証結果又はロッカー利用に関する音声ガイダンスを音声ガイダンス対応部11に指示する。
図3は、ユーザ管理サーバ4の構成を示すブロック図である。図3において、ユーザ管理サーバ4は、ユーザ登録応答部21と、ユーザ情報登録部22と、ユーザ認証部23と、ユーザデータベース(以下、ユーザDBという)24と、ロッカー情報取得部25と、から構成され、各部はバス26を介して相互に接続されている。
ユーザ登録応答部21は、音声認証サーバ3から発信者番号を含むユーザ登録問い合わせを受信すると、その発信者番号に基づいてユーザDB24を検索して該当ユーザの登録の有無を判別し、その判別結果を音声認証サーバ3に通知する。
ユーザ情報登録部22は、音声認証サーバ3から発信者番号を含むユーザ情報登録指示の通知を受信すると、その発信者番号に基づいて登録用のユーザ情報を生成してユーザDB24に登録する。
ユーザ認証部23は、音声認証サーバ3から音声認証結果を受信すると、ユーザDB24から該当するユーザ情報を検索してユーザ認証処理を実行し、そのユーザ認証結果を音声認証サーバ3とロッカー管理サーバ5に送信する。
ユーザDB24は、ユーザ情報登録部22により生成されたユーザ情報が登録されるデータベースである。
ロッカー情報取得部25は、音声認証サーバ3からロッカー情報を受信すると、そのロッカー情報をロッカー管理サーバ5に転送する。
図4は、ロッカー管理サーバ5の構成を示すブロック図である。図4において、ロッカー管理サーバ5は、認証結果取得部31と、ロッカー情報取得部32と、ロッカー管理部33と、ロッカーデータベース(以下、ロッカーDBという)34と、から構成され、各部はバス35を介して相互に接続されている。
認証結果取得部31は、ユーザ管理サーバ4からユーザ認証結果を受信してロッカー管理部33に出力する。
ロッカー情報取得部32は、ユーザ管理サーバ4からロッカー情報を受信してロッカー管理部33に出力する。
ロッカー管理部33は、電子キーシステム6を介してロッカーの利用状態を管理する為、ユーザ管理サーバ4から受信するロッカー情報をユーザ毎にロッカーDB34に登録するとともに、その各ロッカーの利用状態に応じたロッカーの施錠及び開錠を制御する制御信号を電子キーシステム6に送信する。このため、ロッカー管理部33は、入力されたユーザ認証結果によりユーザ通信端末1のユーザが認証されたことを確認すると、当該ユーザ情報と入力されたロッカー情報とを対応付けてロッカーDB34に登録して、各ロッカーの利用状態を管理する。また、ロッカー管理部33は、ロッカー情報をロッカーDB34に登録した後、該当ロッカーの施錠及び開錠を制御する為、該当ロッカー番号を含むロッカー制御情報を電子キーシステム6に送信する等の処理を実行する。
ロッカーDB34は、ロッカー管理部33によりロッカー情報とユーザ情報が対応付けて登録されるデータベースである。
図5は、電子キーシステム6の構成を示すブロック図である。図5において、電子キーシステム6は、制御情報取得部41と、ロッカー施錠/開錠制御部42と、ロッカー利用情報送信部43と、ロッカーI/F部44と、から構成され、各部はバス45により相互に接続されている。
制御情報取得部41は、ロッカー管理サーバ5からロッカー制御情報を受信してロッカー施錠/開錠制御部42に出力する。
ロッカー施錠/開錠制御部42は、入力されるロッカー制御信号からロッカー番号と施錠か開錠かを認識し、該当ロッカーの施錠又は開錠するためのロッカー制御信号を生成してロッカーI/F部44に出力する。
ロッカー利用情報送信部43は、ロッカーI/F部44から利用中のロッカーの動作状態信号を受信すると、利用開始時間情報等を付加したロッカー利用情報をロッカー管理サーバ5に送信する。
ロッカーI/F部44は、ロッカー施錠/開錠制御部42から入力されるロッカー制御信号に基づいて、該当するロッカー7に対して施錠制御信号又は開錠制御信号を出力して施錠及び開錠動作を制御するとともに、ロッカー7から動作状態(施錠又は開錠)信号を受信してロッカー利用情報送信部43に出力する。
図1のロッカー7の各ロッカーは、電子キーシステム6により施錠と開錠が制御されるように構成されているが、ユーザが荷物を預ける際に、該当ロッカーが電子キーシステム6により開錠され、荷物を収納した後に扉を閉めることにより、当該扉は自動的に施錠されるように構成されているものとする。
次に、図1のユーザ通信端末1のユーザがロッカー7を利用して荷物を預ける際の音声認証ロッカーシステムの動作について、図6に示すラダーチャートを参照して説明する。この場合、ユーザ通信端末1のユーザは荷預人になり、ユーザ通信端末10のユーザが荷受人になるものとする。
図6において、ユーザ通信端末1のユーザは、音声認証ロッカーシステムを利用するため、音声認証サーバ3に発呼する(ステップS11)。音声認証サーバ3内の発信者番号取得部12は、音声ガイダンス対応部11により受信された発信者番号通知信号からユーザ通信端末1の発信者番号を取得し、取得した発信者番号をユーザ管理サーバ4に通知してユーザ登録されているか否かの問い合わせを行う(ステップS12)。
ユーザ管理サーバ4内のユーザ登録応答部21は、音声認証サーバ3から発信者番号を含むユーザ登録問い合わせを受信すると、その発信者番号に基づいてユーザDB24を検索して該当ユーザの登録の有無を判別し、その判別結果を音声認証サーバ3に通知する(ステップS13)。
音声認証サーバ3内の発信者番号取得部12は、登録問合せの結果(登録/未登録)に応じたガイダンスを音声ガイダンス対応部11からユーザ通信端末1に送信させる(ステップS14)。具体的には、発信者番号取得部12は、登録問合せの結果、未登録が確認された場合には、ユーザ音声の登録開始指示をユーザ音声登録部13及び音声ガイダンス対応部11に通知する。音声ガイダンス対応部11は、鍵情報登録用の所定の言葉である登録ワード(例えば、荷預人の名前、ユーザ通信端末1の電話番号等)を発話するように促すガイダンスを流す。
また、音声認証サーバ3内の発信者番号取得部12は、未登録が確認された場合には、ユーザ管理サーバ4に対して発信者番号と共にユーザ情報登録指示を通知する(ステップS15)。ユーザ管理サーバ4内のユーザ情報登録部22は、音声認証サーバ3から発信者番号を含むユーザ情報登録指示の通知を受信すると、その発信者番号に基づいて登録用のユーザ情報を生成してユーザDB24に登録するユーザ情報登録処理を実行する(ステップS16)。
ユーザ通信端末1のユーザは、ステップS14の音声ガイダンスに従い、登録ワードとなる言葉(例えば、自分の電話番号、名前)をユーザ通信端末1に対して発する。ユーザ通信端末1は音声認証サーバ3に対して登録ワードのユーザ音声信号を送信する(ステップS17)。
音声認証サーバ3内のユーザ音声登録部13は、音声ガイダンスに応答してユーザ通信端末1から入力されたユーザ音声信号を受信すると、受信したユーザ音声信号をユーザ音声データに変換して声紋プロファイルを取り出す。発信者番号取得部12により取得された発信者番号と声紋プロファイルとをユーザ音声DB15に音声鍵情報として登録する(ステップS18)。ユーザ音声DB15に登録された音声鍵情報は、荷物受け取り時の音声認証に利用される。
音声認証サーバ3内の認証結果/利用情報取得部18は、引き続いてロッカー情報の音声入力を促す音声ガイダンスを行う(ステップS19)。ユーザ通信端末1のユーザは、ステップS19の音声ガイダンスに従い、利用するロッカーのロッカー情報(ロッカー番号(例えば、各ロッカーに付与された管理番号等))をユーザ通信端末1に対して発する。ユーザ通信端末1は音声認証サーバ3に対してロッカー情報となる言葉のユーザ音声信号を送信する(ステップS20)。
音声認証サーバ3内の発話取得部14は、音声ガイダンス対応部11を介してユーザ通信端末1からロッカー情報を含むユーザ音声信号を受信して、音声認識部17に出力する。音声認識部17は、入力されたユーザ音声信号を認識し、その音声認識結果として上記ロッカー情報をユーザ管理サーバ4に送信する(ステップS21)。
ユーザ管理サーバ4内のロッカー情報取得部25は、音声認証サーバ3からロッカー情報を受信すると、そのロッカー情報をロッカー管理サーバ5に転送する(ステップS22)。ロッカー管理サーバ5内のロッカー情報取得部32は、ユーザ管理サーバ4からロッカー情報を受信してロッカー管理部33に出力する。ロッカー管理部33は、入力されたロッカー情報に基づいて、当該ユーザ通信端末1のユーザ情報とロッカー番号等とを対応付けてロッカーDB34に登録する(ステップS23)。
次いで、ロッカー管理部33は、ロッカー情報をロッカーDB34に登録した後、該当ロッカーの開錠を制御する為、該当ロッカー番号を含むロッカー開錠制御情報を電子キーシステム6に送信する(ステップS24)。
電子キーシステム6内の制御情報取得部41は、ロッカー管理サーバ5からロッカー開錠制御情報を受信してロッカー施錠/開錠制御部42に出力する。ロッカー施錠/開錠制御部42は、入力されるロッカー開錠制御信号からロッカー番号と開錠を認識し、該当ロッカーを開錠するためのロッカー開錠制御信号を生成してロッカーI/F部44を介して該当ロッカーに出力する(ステップS25)。これにより、ユーザ通信端末1のユーザは、該当ロッカーが開錠されるため、荷物をロッカー内に収納した後、ロッカーの扉を閉めることにより、当該ロッカーは自動的に施錠される。
そして、電子キーシステム6内のロッカー利用情報送信部43は、ロッカーI/F部44から利用中のロッカーの動作状態信号を受信すると、利用開始時間情報等を付加した状態情報をロッカー管理サーバ5に送信する(ステップS26)。
ロッカー管理サーバ5内のロッカー管理部33は、状態情報を受信すると、付加された利用開始時間情報をロッカーDB34内の該当するレコードに登録し、利用開始を確認する利用情報をユーザ管理サーバ4に送信する(ステップS27)。
ユーザ管理サーバ4内のロッカー情報取得部25は、ロッカー管理サーバ5から利用情報を受信して音声認証サーバ3に転送する(ステップS28)。音声認証サーバ3内の認証結果/利用情報取得部18は、ユーザ管理サーバ4から利用情報を受信すると、利用開始の音声ガイダンスを音声ガイダンス対応部11に指示する。音声ガイダンス対応部11は、その指示に応じてロッカーの利用を開始したこと示す音声ガイダンスをユーザ通信端末1に送信する(ステップS29)。
次いで、ユーザ通信端末1のユーザは、荷受人である別のユーザ通信端末10のユーザ情報(発信者番号等)を音声により音声認証サーバ3に送信する(ステップS30)。音声認証サーバ3内の発話取得部14は、荷受人である通信端末10のユーザ情報(発信者番号等)を含むユーザ音声信号を受信すると、そのユーザ音声データに変換して音声認識部17に出力する。音声認識部17は、入力されたユーザ音声データから通信端末10のユーザ情報(発信者番号等)を認識してテキスト化し、その荷受人データをユーザ管理サーバ4に送信する(ステップS31)。
ユーザ管理サーバ4内のロッカー情報取得部25は、音声認証サーバ3から荷受人データを受信してロッカー管理サーバ5に転送する(ステップS32)。ロッカー管理サーバ5内のロッカー情報取得部32は、ユーザ管理サーバ4から荷受人データを受信してロッカー管理部33に出力する。ロッカー管理部33は、入力された荷受人データをロッカーDB34内の該当するレコードに登録し(ステップS33)、受領通知をユーザ管理サーバ4に送信する(ステップS34)。
ユーザ管理サーバ4内のロッカー情報取得部25は、ロッカー管理サーバ5から受領通知を受信して音声認証サーバ3に転送する(ステップS35)。音声認証サーバ3内の認証結果/利用情報取得部18は、ユーザ管理サーバ4から受領通知を受信すると、受領通知の音声ガイダンスを音声ガイダンス対応部11に指示する。音声ガイダンス対応部11は、その指示に応じて荷受人受領通知を音声によりユーザ通信端末1に送信する(ステップS36)。
以後、荷受人受領通知を聞いたユーザ通信端末1のユーザは、切断操作を行って、音声認証ロッカーシステムとの間の通話を終了する。
以上の処理により、荷物がロッカー内に収容されると共に、当該ロッカーを開錠するための鍵情報が音声認証サーバ3に登録される。また、ロッカー管理サーバ5内のロッカーDB34には、荷預人であるユーザ通信端末1のユーザ情報と、ロッカー情報と、利用開始時間情報と、荷受人であるユーザ通信端末10のユーザ情報と、が対応付けて登録されたことになる。今回のユーザ通信端末1のロッカーの利用によりロッカーDB34に登録されたデータテーブルの例を図7に示す。図7では、ロッカー情報としてロッカー管理番号「RC12345678」、荷預人情報としてユーザ通信端末1のユーザの発信者番号「09012345678」、荷受人情報としてユーザ通信端末10のユーザの発信者番号「09023456789」、利用開始情報として利用開始日時「2005/10/01 10:10」を登録した場合を示している。更に、このデータテーブルでは、利用終了情報と、利用ユーザに対する課金情報とを対応付けて管理するようにしている。ユーザへの課金は、このデータテーブルに登録される課金情報に基づいて行うものとする。例えば、音声認証ロッカーシステムを運用する企業や通信端末を運用する企業が、課金情報に基づいて一定の期間毎にユーザの口座から利用料金を纏めて引き落とす等の課金処理を行うものとする。
したがって、本実施の形態の音声認証ロッカーシステムでは、従来の鍵の代わりにユーザ通信端末からの音声入力により利用可能としたため、従来のロッカーのように現金は不要となり、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、荷預人と荷受人が同一ユーザである場合、ロッカー管理サーバ5内のロッカーDB34には、荷預人と荷受人には同一のユーザ情報が登録される。
次に、ユーザ通信端末1のユーザ、すなわち、荷預人によりロッカーに預けられた荷物を別のユーザ通信端末10のユーザ、すなわち、荷受人がロッカーから荷物を取り出す際の処理について、図8に示すラダーチャートを参照して説明する。
上記ロッカーに預けられた荷物を受け取る荷受人は、ロッカーの前から遠隔地に居る荷預人に対して何らかの通信手段を使ってロッカーの鍵を開けるように依頼する。
開錠の依頼を受けた荷預人がユーザ通信端末1から音声認証サーバ3へ発呼する(ステップS11)。音声認証サーバ3内の発信者番号取得部12は、音声ガイダンス対応部11により受信された発信者番号通知信号からユーザ通信端末1の発信者番号を取得し、取得した発信者番号をユーザ管理サーバ4に通知してユーザ登録されているか否かの問い合わせを行う(ステップS12)。
ユーザ管理サーバ4内のユーザ登録応答部21は、音声認証サーバ3から発信者番号を含むユーザ登録問い合わせを受信すると、その発信者番号に基づいてユーザDB24を検索して該当ユーザの登録の有無を判別し、その判別結果を音声認証サーバ3に通知する(ステップS13)。
ここでは、ユーザ通信端末1のユーザは、ロッカーに荷物を預けて鍵情報を登録しているので、ユーザDB24に発信者番号及びロッカー情報等が登録されている。音声認証サーバ3内の発信者番号取得部12は、音声ガイダンス対応部11に指示して鍵情報登録時と同じ言葉(例えば、荷預人の名前、ユーザ通信端末1の電話番号等の登録ワード)を発するように促すガイダンスを音声ガイダンス対応部11からユーザ通信端末1に送信させる(ステップS14)。
ユーザ通信端末1のユーザは、ガイダンスにしたがって鍵情報登録時と同じ登録ワード(例えば、荷預人の名前、ユーザ通信端末1の電話番号等)を発する。このユーザ音声信号はユーザ通信端末1から音声認証サーバ3へ送信される(ステップS17)。
音声認証サーバ3では、ステップS14のガイダンス以降に音声ガイダンス対応部11がユーザ通信端末1から受信したユーザ音声データを、発話取得部14が取り込んで音声認証部16へ入力する。すなわち、発話取得部14は、ユーザがガイダンスに応じて鍵情報登録時と同じ言葉(登録ワード)を発声した際に受信されるユーザ音声データをリアルタイムで音声認証部16へ入力するように作用する。音声認証部16は、発話取得部14からリアルタイムで入力されるユーザ音声データの先頭から音声認証処理を開始する。ここで、ユーザがガイダンスに応じて登録ワードだけを発話していれば、取得されたユーザ音声データ全体が鍵情報に相当する部分となるが、登録ワード以外の言葉も発話していればユーザ音声データのうちの一部分が鍵情報に相当する部分となる。登録ワードと共に他の言葉を発話していても、登録ワード部分を鍵情報に相当する部分として抽出して音声認証することができる。音声認証部16は、今回受信した鍵情報に相当する部分の声紋プロファイルと荷物を預けた際に鍵情報として登録された荷預人の声紋プロファイルとを比較して音声認証を行う(ステップS41)。具体的には、ユーザ音声DB15に登録されているユーザ通信端末1のユーザの声紋プロファイルと比較し、一致度を評価する。評価値が所定値を超えれば、音声認証に成功したことになる。
ユーザ管理サーバ4は、音声認証に成功した音声認証結果を受けると(ステップS42)、ユーザ通信端末1のユーザについてユーザ認証を行い(ステップS43)、ユーザ認証結果をロッカー管理サーバ5及び音声認証サーバ3へ送信する(ステップS44)。
音声認証サーバ3は、ユーザ認証結果を受けて(音声認証に成功した場合)、音声ガイダンス対応部11からロッカー情報を発話するようにガイダンスを流す(ステップS45)。荷預人は、ロッカー前に居る荷受人から事前にロッカー管理番号を取得し、ユーザ通信端末1にロッカー情報となるロッカー管理番号を音声入力する。ユーザ通信端末1は音声入力されたロッカー情報のユーザ音声信号を音声認証サーバ3へ送信する(ステップS46)。
音声認証サーバ3は、ユーザ通信端末1から受信したロッカー情報の発話音声を音声認識部17で認識処理し、音声認識結果としてのロッカー情報をユーザ管理サーバ4へ送り(ステップS47)、ユーザ管理サーバ4が当該ロッカー情報をロッカー管理サーバ5へ転送する(ステップS48)。そして、ロッカー管理サーバ5が該当ロッカーを開錠するロッカー開錠制御情報を電子キーシステム6へ送る(ステップS49)。
電子キーシステム6内の制御情報取得部41は、ロッカー管理サーバ5からロッカー開錠制御情報を受信してロッカー施錠/開錠制御部42に出力する。ロッカー施錠/開錠制御部42は、入力されるロッカー開錠制御信号からロッカー番号と開錠を認識し、該当ロッカーを開錠するためのロッカー開錠制御信号を生成してロッカーI/F部44を介して該当ロッカーに出力する(ステップS50)。
これにより、ユーザ通信端末10のユーザは、該当ロッカーが開錠されるため、ロッカー内から荷物を取り出した後、ロッカーの扉を閉めることにより、当該ロッカーは自動的に施錠される。ロッカーI/F部44から利用中のロッカーの動作状態信号が送信される。電子キーシステム6内のロッカー利用情報送信部43は、ロッカーI/F部44から利用中のロッカーの動作状態信号を受信すると、利用終了時間情報を付加したロッカー利用情報をロッカー管理サーバ5に送信する(ステップS51)。
ロッカー管理サーバ5内のロッカー管理部33は、ロッカー利用情報を受信すると、付加された利用時間終了情報と、課金情報をロッカーDB34内の該当するレコードに登録し、利用終了を確認する終了通知をユーザ管理サーバ4に送信する(ステップS52)。
ユーザ管理サーバ4内のロッカー情報取得部25は、ロッカー管理サーバ5から終了通知を受信して音声認証サーバ3に転送する(ステップS53)。音声認証サーバ3内の認証結果/利用情報取得部18は、ユーザ管理サーバ4から終了通知を受信すると、利用終了の音声ガイダンスを音声ガイダンス対応部11に指示する。音声ガイダンス対応部11は、その指示に応じてロッカーの利用を終了したこと示す音声ガイダンスをユーザ通信端末10に送信する(ステップS54)。
以後、利用終了通知を聞いたユーザ通信端末10のユーザは、切断操作を行って、音声認証ロッカーシステムとの間の通話を終了する。
以上の処理により、ロッカー管理サーバ5内のロッカーDB34には、図9に示すように、利用終了情報として利用終了日時「2005/10/03 14:20」と、課金情報「ユーザA ○○○円」とを登録した場合を示している。
以上のように、本実施の形態では、ロッカーに荷物を預ける際に音声鍵情報も同時に預け、ロッカーから荷物を受け取る際に遠隔地に居る荷預人自身が自分の意思に基づいて音声認証サーバ3で音声認証を受けてロッカーを開錠することができる。荷預人と荷受人が異なる場合に荷受人の音声データが登録されていなくても利用可能であり、より簡便な操作で当該ロッカーシステムを利用することができる。
以上の説明では生体特徴情報の一つとして声紋プロファイルを用いたが、本発明は声紋プロファイル以外の生体特徴情報を鍵情報として利用可能である。例えば、顔画像の特徴点を抽出した顔画像データを用いることができる。音声認証機能に代えて顔画像認証機能をシステム側に搭載することになる。
例えば、カメラ機能を搭載したユーザ通信端末1で荷預人の顔を撮影し、撮影した顔画像データを認証サーバへ送信する。認証サーバでは、ユーザ通信端末1から受信した顔画像データから特徴点を抽出して鍵情報としてユーザ顔画像DBに登録する。ユーザ管理サーバ4には、上記同様にロッカー管理番号及びユーザ通信端末1を登録する。
一方、荷受人がロッカーの前から荷預人であるユーザ通信端末1のユーザに電話して開錠を依頼する。ユーザ通信端末1のユーザは、ユーザ通信端末1から登録時に撮影した顔画像又は今回撮影した顔画像データを認証サーバへ送信する。認証サーバが、今回受信した顔画像の特徴点と登録されている当該荷預人の顔画像の特徴点とを比較して、一致すれば、上記同様にユーザ管理サーバ4、ロッカー管理サーバ5を経由して電子キーシステム6を制御して開錠させる。
このように、生体特徴情報の一つとして顔画像データを用いた場合も、荷預人が遠隔から自分の意思でロッカーを開錠でき、荷物の受け渡しを円滑に行うことができる。
次に、荷受人が荷預人の指定したロッカー前から、荷預人に電話して荷預人の発話音声を荷受人側の端末で取得し、荷受人側の端末から荷預人の発話音声で音声認証を掛けるようにした実施の形態について説明する。
図10はユーザ通信端末10の機能ブロック図である。ユーザ通信端末10は、一般的な携帯電話機で構成されており、基地局又はアクセスポイント等と無線通信する無線通信部51と、送受信データを変復調するベースバンド処理部52と、インストールされたプログラムをCPUが読み込んで実行することにより実現されるアプリケーション部53とを備えている。アプリケーション部53は、ユーザ通信端末10と他のユーザ通信端末1とで回線接続して通話中に他のユーザ通信端末1での発話音声である受話音声を通話中に取得する会話取得部54と、会話取得部54が取得した受話音声から所定の言葉の声紋プロファイルを抽出する声紋プロファイル抽出部55とを備える。さらに、ユーザ通信端末10は、近距離通信手段の一つとして赤外線通信部56を備え、声紋プロファイル抽出部55で抽出した声紋プロファイルを赤外線送信することができるように構成されている。
図11は電子キーシステム60の機能ブロック図である。図5に示す電子キーシステム6と同一機能ブロックには同一符号を付している。本例では、ユーザ通信端末10と赤外線通信する赤外線通信部46と、赤外線通信部46で受信した声紋プロファイルを取得して音声認証サーバ3に送信して音声認証を行わせる声紋プロファイル取得部47とを備える。その他の構成は図5に示す電子キーシステム6と同一である。なお、図11では声紋プロファイルをロッカー管理サーバ5、ユーザ管理サーバ4経由で音声認証サーバ3へ直接入力するように構成することもできる。
次に、荷受人がロッカーから荷物を取り出す際の処理について、図12に示すラダーチャートを参照して説明する。ユーザ通信端末10のユーザである荷受人が、使用したい本ロッカーシステムに係るロッカーの前からユーザ通信端末10で荷預人であるユーザのユーザ通信端末1に電話を掛けて回線接続し(ステップS60)、鍵情報として登録した言葉(登録ワード)の発話を依頼する。例えば、登録ワードがロッカー管理番号と名前であれば、ロッカー管理番号と名前を発話してもらう。
ユーザ通信端末10ではベースバンド処理部52が音声信号を復調してスピーカから音声出力する。会話取得部54は、通話中の音声から荷預人によるロッカー管理番号と名前の発話音声を取得する。声紋プロファイル抽出部55は、会話取得部54が通話中の音声から取得したロッカー管理番号と名前の発話音声を分析して声紋プロファイルを抽出する(ステップS61)。抽出したて声紋プロファイルはメモリの所定領域に一旦格納される。
荷受人は抽出した声紋プロファイルを、赤外線通信を利用して電子キーシステム側に送信する操作を行う。例えば、アプリケーション部53が提供する操作画面に従って赤外線通信部56から声紋プロファイル及びユーザ通信端末1の電話番号を送信する(ステップS62)。電子キーシステム60の赤外線通信部46ではユーザ通信端末10から受信した声紋プロファイル及び電話番号を声紋プロファイル取得部47へ入力する。声紋プロファイル取得部47は、ロッカー管理サーバ5と通信してロッカー管理部33へ音声認証要請を出すと共に声紋プロファイル及び電話番号を渡す(ステップS63)。ロッカー管理部33はユーザ管理サーバ4経由又は直接に音声認証サーバ3へ声紋プロファイル及び電話番号を送信する。
音声認証サーバ3は、音声認証部16が声紋プロファイル及び電話番号を受け取り、予め音声鍵情報が登録されているユーザ音声DB15から電話番号に基づいて、ユーザ通信端末1のユーザが登録した音声鍵情報を取り出す。そして、電子キーシステム60側から送られてきた声紋プロファイルと登録されている音声鍵情報とを照合する。両者が一致していれば音声認証が完了する(ステップS64)。
音声認証部16の音声認証結果はユーザ管理サーバ4へ送られる(ステップS65)。ユーザ管理サーバ4ではユーザ認証を行い(ステップS66)、ユーザ認証結果をロッカー管理サーバ5へ送信する(ステップS67)。ロッカー管理サーバ5は、該当ロッカーを開錠するロッカー開錠の制御情報を電子キーシステム6へ送る(ステップS68)。
電子キーシステム6内の制御情報取得部41は、ロッカー管理サーバ5からロッカー開錠制御情報を受信してロッカー施錠/開錠制御部42に出力する。ロッカー施錠/開錠制御部42は、入力されるロッカー開錠制御信号からロッカー番号と開錠を認識し、該当ロッカーを開錠するためのロッカー開錠制御信号を生成してロッカーI/F部44を介して該当ロッカーに出力する(ステップS69)。以降の処理は、図6に示すステップS51からステップS54と同じである。但し、ステップS54で荷預人のユーザ通信端末1に音声ガイダンスをするのではなく、音声認証サーバ3から電子メール等の適当な通信手段で利用結果をユーザ通信端末1へ通知する。
このように、ユーザ通信端末1、10による荷預人と荷受人との通話中に、会話音声を取り込んで鍵情報として登録した登録ワードと同じ発話音声の声紋プロファイルを抽出し、この声紋プロファイルを音声認証サーバ3へ送信し、音声認証してからロッカーを開錠するようにしたので、極めて簡単に荷預人から荷受人へ音声鍵情報を渡すことができる。
なお、図10に示すユーザ通信端末10はアプリケーション部53の声紋プロファイル抽出部55で声紋プロファイルを抽出しているが、ユーザ通信端末10では声紋プロファイルを抽出せずに発話音声データを電子キーシステム60又は音声認識サーバ3に渡してシステム側で声紋プロファイルを抽出するように構成しても良い。
また、図13に示すようにユーザ通信端末10に音声認証部58を設け、ユーザ通信端末10上で音声認証まで行い、音声認証がされたことを示す情報をキーにしてロッカーを開錠するように構成することもできる。荷受人はロッカーの前で電子ロッカーシステム60と赤外線通信で荷預人がユーザ音声DB15に登録した音声鍵情報を取り込む。電子ロッカーシステム60の声紋プロファイル取得部47が音声鍵情報を登録した荷預人の電話番号に基づいて音声認証サーバ3から音声鍵情報を取り込み、赤外線通信でユーザ通信端末10へ送信する。ユーザ通信端末10では赤外線通信で取得した音声鍵情報を音声認証部58へ入力する。
荷受人がユーザ通信端末10から荷預人のユーザ通信端末1に回線接続する。そして、ユーザ通信端末10では声紋プロファイル取得部47が通話中にユーザ通信端末1のユーザの発話音声を取得し、取得した会話音声から登録ワードに相当する発話音声を取り込み、声紋プロファイル抽出部55が声紋プロファイルを抽出して音声認証部58へ入力する。音声認証部58は、赤外線通信で取得した音声鍵情報と通話中の会話から取得した登録ワードの声紋プロファイルとを照合して音声認証を行う。音声認証に成功した場合は、認証成功情報を赤外線通信部56から電子キーシステム60へ送信する。認証成功情報の送信操作はアプリケーション部53が提供する操作が目に従うものとする。
電子キーシステム60では赤外線通信部46から受信した認証成功情報が制御情報取得部41に入力される。そして、制御情報取得部41が認証成功情報の入力を受けて開錠制御信号をロッカー施錠/開錠制御部42へ出力する。ロッカー施錠/開錠制御部42は、入力されるロッカー開錠制御信号からロッカー番号と開錠を認識し、該当ロッカーを開錠するためのロッカー開錠制御信号を生成してロッカーI/F部44を介して該当ロッカーを開錠させる。
このように、クライアント上で音声認証して、認証結果を電子キーシステム60側に赤外線通信で渡してロッカーの鍵を開けるようにしても良い。
本発明は、施錠者が遠隔で開錠する電子錠装置及び音声認証ロッカーシステムに適用可能である。
1、10 ユーザ通信端末
2 電話網
3 音声認証サーバ
4 ユーザ管理サーバ
5 ロッカー管理サーバ
6 電子キーシステム
7 ロッカー
11 音声ガイダンス対応部
12 発信者番号取得部
13 ユーザ音声登録部
14 発話取得部
15 ユーザ音声DB
16 音声認証部
17 音声認識部
18 認証結果/利用情報取得部
21 ユーザ登録応答部
22 ユーザ情報登録部
23 ユーザ認証部
24 ユーザDB
25 ロッカー情報取得部
31 認証結果取得部
32 ロッカー情報取得部
33 ロッカー管理部
34 ロッカーDB
41 制御情報取得部
42 ロッカー施錠/開錠制御部
43 ロッカー利用情報送信部
44 ロッカーI/F部
2 電話網
3 音声認証サーバ
4 ユーザ管理サーバ
5 ロッカー管理サーバ
6 電子キーシステム
7 ロッカー
11 音声ガイダンス対応部
12 発信者番号取得部
13 ユーザ音声登録部
14 発話取得部
15 ユーザ音声DB
16 音声認証部
17 音声認識部
18 認証結果/利用情報取得部
21 ユーザ登録応答部
22 ユーザ情報登録部
23 ユーザ認証部
24 ユーザDB
25 ロッカー情報取得部
31 認証結果取得部
32 ロッカー情報取得部
33 ロッカー管理部
34 ロッカーDB
41 制御情報取得部
42 ロッカー施錠/開錠制御部
43 ロッカー利用情報送信部
44 ロッカーI/F部
Claims (8)
- 施錠時に施錠者の生体特徴情報を取得して施錠対象鍵に対する鍵情報として登録する鍵情報登録手段と、
施錠対象鍵の開錠に際して施錠者の生体特徴情報からなる鍵情報を当該施錠者が操作する通信端末から通信網経由で取得する鍵情報取得手段と、
前記鍵情報取得手段で取得した鍵情報と前記鍵情報登録手段に登録されている当該施錠者の鍵情報とを比較して開錠の要否を判定する開錠判定手段と、
前記開錠判定手段が開錠判定した場合は前記施錠対象鍵を開錠する錠制御手段と、
を具備したことを特徴とする電子錠装置。 - 前記鍵情報登録手段は、施錠者の発話音声から取得される音声データを鍵情報として登録し、
前記鍵情報取得手段は、施錠者が操作する通信端末から通信網経由で送信される発話音声から音声データを鍵情報として取得し、
前記開錠判定手段は、施錠時に登録された音声データと開錠に際し取得した音声データとを照合して同一施錠者であるか否か判定する音声認証を行うことを特徴とする請求項1記載の電子錠装置。 - 前記生体特徴情報は施錠者の顔画像であることを特徴とする請求項1記載の電子錠装置。
- 前記通信端末と通信網を経由して接続可能なサーバ上に、前記鍵情報登録手段、前記鍵情報取得手段及び開錠判定手段を構築したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子錠装置。
- 前記鍵情報登録手段は、施錠者の発話音声から取得される音声データを鍵情報として登録し、
前記鍵情報取得手段は、開錠者が操作する通信端末にインストールされたアプリケーションであって、通信網を経由して施錠者の操作する通信端末と回線接続した状態で、通話中に前記施錠者の発話音声から鍵情報となる音声データを取得し、
前記開錠判定手段は、前記開錠者が操作する通信端末から鍵情報となる音声データを受け取ることを特徴とする請求項1記載の電子錠装置。 - ロッカーに荷物を預ける場合に荷預人が通信端末に入力した発話音声を通信網経由で受信して当該発話音声データを鍵情報として登録するユーザ音声登録手段と、
荷受人が前記ロッカーから荷物を取り出す場合、前記荷預人が通信端末にて通信網経由で接続してきた際に当該荷預人の発話音声を取得する発話取得手段と、
前記発話取得手段で取得された発話音声のうち鍵情報に相当する音声データを取り出して前記荷預人の鍵情報と比較し音声認証する音声認証手段と、
音声認証された場合は該当ロッカーの開錠を制御する制御情報を生成するロッカー管理手段と、
生成された制御情報にしたがって該当ロッカーの開錠を制御する鍵制御手段と、
を具備した音声認証ロッカーシステム。 - 前記通信端末と通信網を経由して接続可能なサーバ上に、前記ユーザ音声登録手段、前記発話取得手段及び前記音声認証手段を構築したことを特徴とする請求項6記載の音声認証ロッカーシステム。
- 発話取得手段は、荷受人が操作する通信端末にインストールされたアプリケーションであって、通信網を経由して荷預人の操作する通信端末と回線接続した状態で、通話中に前記荷預人の発話音声から鍵情報に相当する音声データを取得することを特徴とする請求項6記載の音声認証ロッカーシステム。
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JP2006167067A JP2007332695A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 電子錠装置及び音声認証ロッカーシステム |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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