JP2007330922A - 汚染土壌浄化方法及び汚染土壌浄化装置 - Google Patents

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通夫 森田
Toshiharu Kameyama
敏治 亀山
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Abstract

【課題】従来の汚染土壌浄化方法では、汚染土壌中に生息する微生物に酸素を十分に供給できない。
【解決手段】本発明による汚染土壌浄化方法は、酸素溶解水生成装置1を用いて水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を生成し、微生物の生息する汚染土壌10Zと酸素溶解水生成装置との間に、汚染土壌の汚濁水を酸素溶解水生成装置に戻すための汚濁水回収路61を設けるとともに、酸素溶解水生成装置から汚染土壌に酸素溶解水5Wを供給するための酸素溶解水供給部を設けることによって、汚染土壌から汚濁水回収路、酸素溶解水生成装置、酸素溶解水供給部を経て汚染土壌に戻る水の循環閉ループ経路100を形成し、この循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から酸素溶解水生成装置への汚濁水の回収と、酸素溶解水生成装置による汚濁水を用いた酸素溶解水の生成と、酸素溶解水生成装置から汚染土壌への酸素溶解水の供給とを繰り返す。
【選択図】図1

Description

本発明は、汚染土壌中に生息する微生物に酸素を十分に供給できて汚染土壌の浄化を促進可能な汚染土壌浄化方法及び汚染土壌浄化装置に関する。
汚染土壌に酸素を過分に含む過飽和水を供給して汚染土壌中の微生物の活動を活発化させることによって、汚染土壌中の汚染物質の分解作用を早めて汚染土壌を浄化する方法が知られている。
特開平10−216696号公報
気体は水に溶けるが、大気(空気)中酸素が水に溶ける溶解量(=酸素溶解水中の溶存酸素量(Dissolved Oxygen))は、水温によって大きく異なり、水温0℃では最大14.16mg/L(リットル)、水温35℃では7.04mg/Lである。また、微生物の活性適温は30℃〜40℃である。
上記従来技術によれば、加圧水作成槽内に地下水を供給して滞留させるとともに空気を供給して圧力を上昇させ、地下水を加圧することによって酸素を過分に含む過飽和水を生成しているため、空気中の酸素以外の気体(ガス)も水中に溶解してしまうことによって酸素の溶解が妨げられ、水中への酸素の溶解量が少なくなる。また、土壌を微生物の活性適温に近くするために水温を上げれば、水中への酸素の溶解量がさらに少なくなると考えられる。したがって、従来技術によれば、水温を上げて土壌を微生物の活性適温にできたとしても、水温条件及び空気中の酸素以外の他の気体も水中に溶けてしまうという現象によって、過飽和水中の酸素量が少なくなってしまい、汚染土壌中に生息する微生物に酸素を十分に供給できないといった課題があった。
また、従来技術では、水中に空気を供給して酸素を水中に溶解させる方法により過飽和水を生成している。即ち、空気曝気によって過飽和水を生成していると考えられるため、水中に溶解されずに放散される酸素の量が多くなり、水中への酸素の溶解効率が悪い。この場合、加圧水作成槽内に供給された空気の酸素が水中に溶ける割合は、供給した空気の数パーセント程度であると考えられる。よって、供給空気の無駄な消費量が多くなり、不経済であるという課題があった。
本発明による汚染土壌浄化方法は、酸素溶解水生成装置を用いて水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を生成し、微生物の生息する汚染土壌と酸素溶解水生成装置との間に、汚染土壌の汚濁水を酸素溶解水生成装置に戻すための汚濁水回収路を設けるとともに、酸素溶解水生成装置から汚染土壌に酸素溶解水を供給するための酸素溶解水供給部を設けることによって、汚染土壌から汚濁水回収路、酸素溶解水生成装置、酸素溶解水供給部を経て汚染土壌に戻る水の循環閉ループ経路を形成し、この循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から酸素溶解水生成装置への汚濁水の回収と、酸素溶解水生成装置による汚濁水を用いた酸素溶解水の生成と、酸素溶解水生成装置から汚染土壌への酸素溶解水の供給とを繰り返すことを特徴とする。
酸素溶解水は、酸素溶解水生成装置の酸素溶解室内において大気圧以上の圧力に保たれた酸素中に水を通すことによって生成されたことも特徴とする。
微生物培養槽を設け、微生物の生息する汚染土壌と微生物培養槽との間に、汚染土壌中の微生物を微生物培養槽に戻すための微生物回収路を設けるとともに、微生物培養槽から汚染土壌に微生物を供給するための微生物供給部を設けることによって、汚染土壌から微生物回収路、微生物培養槽、微生物供給部を経て汚染土壌に戻る微生物の循環閉ループ経路を形成し、この循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から微生物培養槽への微生物の回収と、微生物培養槽による微生物の培養と、微生物培養槽から汚染土壌への微生物の供給とを繰り返すことも特徴とする。
水の循環閉ループ経路、あるいは、水の循環閉ループ経路及び微生物の循環閉ループ経路のうちの1つ以上の経路に微生物への栄養分を混入したことも特徴とする。
水の循環閉ループ経路、あるいは、水の循環閉ループ経路及び微生物の循環閉ループ経路のうちの1つ以上の経路に酵素を混入したことも特徴とする。
本発明による汚染土壌浄化装置は、水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を生成する酸素溶解水生成装置と、酸素溶解水生成装置に酸素を供給する酸素供給手段と、酸素溶解水生成装置に供給された酸素の圧力を大気圧以上に設定する酸素圧力調整手段と、汚染土壌の汚濁水を酸素溶解水生成装置に回収するための汚濁水回収路と、酸素溶解水生成装置により汚濁水から生成された酸素溶解水を汚染土壌に供給するための酸素溶解水供給部と、汚染土壌から汚濁水回収路、酸素溶解水生成装置、酸素溶解水供給部を経て汚染土壌に戻る水の循環閉ループ経路とを備え、この水の循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から酸素溶解水生成装置への汚濁水の回収と、酸素溶解水生成装置による汚濁水を用いた酸素溶解水の生成と、酸素溶解水生成装置から汚染土壌への酸素溶解水の供給とを繰り返す汚染土壌浄化装置であって、酸素溶解水生成装置は、酸素溶解室を備え、酸素供給手段及び酸素圧力調整手段により酸素溶解室内で大気圧以上の圧力に保たれた酸素中に水を通すことによって酸素溶解水を生成することを特徴とする。
水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を生成する酸素溶解水生成装置と、酸素溶解水生成装置に酸素を供給する酸素供給手段と、酸素溶解水生成装置に供給された酸素の圧力を大気圧以上に設定する酸素圧力調整手段と、微生物培養槽と、汚染土壌の汚濁水を酸素溶解水生成装置に回収するとともに汚染土壌の微生物を微生物培養槽に回収するための回収路と、酸素溶解水生成装置により汚濁水から生成された酸素溶解水と微生物培養槽で培養された微生物とを汚染土壌に供給するための供給部と、汚染土壌から回収路、酸素溶解水生成装置及び微生物培養槽、供給部を経て汚染土壌に戻る循環閉ループ経路とを備え、この循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から酸素溶解水生成装置への汚濁水の回収と、汚染土壌から微生物培養槽への微生物の回収と、酸素溶解水生成装置による汚濁水を用いた酸素溶解水の生成と、微生物培養槽での微生物の培養と、酸素溶解水生成装置から汚染土壌への酸素溶解水の供給と、微生物培養槽から汚染土壌への微生物の供給とを繰り返す汚染土壌浄化装置であって、酸素溶解水生成装置は、酸素溶解室を備え、酸素供給手段及び酸素圧力調整手段により酸素溶解室内で大気圧以上の圧力に保たれた酸素中に水を通すことによって酸素溶解水を生成することも特徴とする。
回収路は、汚染土壌から酸素溶解水生成装置に汚濁水を回収するための汚濁水回収路と、汚染土壌から微生物を微生物培養槽に回収するために一端が微生物培養槽に連結され他端が汚濁水回収路に連結された微生物回収路とにより形成され、供給路は、酸素溶解水生成装置から汚染土壌に酸素溶解水を供給するための酸素溶解水供給路と、微生物培養槽から汚染土壌に微生物を供給するために一端が微生物培養槽に連結され他端が酸素溶解水供給路に連結された微生物供給路とにより形成されたことも特徴とする。
酸素溶解水生成装置は、酸素溶解室に水を取込むための水取込口と酸素溶解水を酸素溶解室の外に出す酸素溶解水出口とを繋ぐ水路とを備え、水路が螺旋状に延長する螺旋路により形成されたことも特徴とする。
本発明の汚染土壌浄化方法によれば、水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を微生物の生息する汚染土壌に対して循環供給するため、汚染土壌中の微生物に酸素を十分に供給でき、汚染土壌中の微生物の活動を活発化させることができるので、汚染土壌の浄化を促進できる。
酸素溶解室内において大気圧以上の圧力に保たれた酸素中に水を通すことによって上記高濃度の酸素溶解水を生成することによって、水中への酸素の溶解効率が良くなる。つまり、酸素溶解室内に供給した酸素を無駄なくすべて水中に溶解させることができて、経済的となる。
微生物を汚染土壌に循環供給して、汚染土壌中の微生物を増やすことによって、微生物による汚染土壌の浄化作用を向上できる。
微生物への栄養分を汚染土壌に供給することによって、微生物の活動を活発化させることができ、微生物による汚染土壌の浄化作用を向上できる。
酵素を汚染土壌に供給することによって、微生物の活動を活発化させることができ、微生物による汚染土壌の浄化作用を向上できる。
本発明の汚染土壌浄化装置によれば、酸素溶解室内に供給した酸素を無駄なく水中に溶解させることができて、上記高濃度の酸素溶解水を効率的に生成できるので、経済的な汚染土壌浄化装置を提供できる。さらに、上記高濃度の酸素溶解水を微生物の生息する汚染土壌に対して循環供給できるため、汚染土壌中の微生物に酸素を十分に供給でき、汚染土壌中の微生物の活動を活発化させることができるので、汚染土壌の浄化を促進できる。
また、微生物の生息する汚染土壌に対して、上記高濃度の酸素溶解水と微生物とを循環供給できる構成としたので、汚染土壌中の微生物の活動をより活発化させることができ、汚染土壌の浄化をさらに促進できる。
回収路は、汚濁水回収路と微生物回収路とにより形成され、供給部は、酸素溶解水供給路と微生物供給路とにより形成された構成としたので、汚濁水の回収及び供給の制御と、微生物の回収と供給の制御とを個別に行えるようになり、汚染土壌の汚染状態に合った循環供給制御を行える。
また、酸素溶解水生成装置は、酸素溶解室の水取込口と酸素溶解水出口とを繋ぐ水路とを備え、水路が螺旋状に延長する螺旋路により形成されたことで、酸素溶解室内の酸素と溶解室水路を流下する水とが互いに接触する面積を増やすことができ、水中への酸素の溶解効率を良くできるので、経済的な汚染土壌浄化装置を提供できる。
図1及び図2は本発明の最良の形態1を示す。図1は汚染土壌浄化方法を実現するために廃棄物処分場に設置された汚染土壌浄化装置を示し、(a)は廃棄物処分場の上から見た場合の汚染土壌浄化装置を示し、(b)は廃棄物処分場を断面で示した場合においての汚染土壌浄化装置の設置状態を示す。図2は微生物培養槽を断面で示す。
図1を参照し、汚染土壌浄化装置を説明する。
汚染土壌浄化装置1は、酸素溶解水生成装置2、酸素供給手段3、酸素圧力調整手段4、酸素溶解水供給手段5、汚濁水回収手段6、水の循環閉ループ経路100を備える。
汚染土壌浄化装置1は、例えば、廃棄物埋立部10Xに廃棄物10Yが埋め立てられることによって廃棄物埋立部10Xと隣接する土壌が汚染土壌10Zとなる廃棄物処分場10に設置される。
図2を参照し、酸素溶解水生成装置2の構造を説明する。
酸素溶解水生成装置2は、酸素溶解室11、制御装置12、酸素溶解室11内に設けられた圧力計13、圧力計13で計測された圧力値を表示する圧力表示器14、酸素を酸素溶解室11内に導く酸素導入管15、酸素導入管15に設けられた酸素圧力調整用の流量調整弁16、水を酸素溶解室内に導く水導入管17、水導入管に設けられた水取込量調整用の流量調整弁18、酸素溶解室11内で生成された酸素溶解水5W(図1参照)を酸素溶解水生成装置2の外に導く酸素溶解水導出管19、酸素溶解水導出管19に設けられた酸素溶解水供給量調整用の流量調整弁20を備える。流量調整弁16、18、20は、制御装置12による電子制御によって弁開度が制御される電磁弁が使用される。尚、接続管9によって管と管とが互いに連結される。
酸素供給手段3は、高圧酸素ボンベ21と、高圧酸素ボンベ21と酸素導入管15とを互いに繋ぐ酸素連結管22とにより形成される。
酸素圧力調整手段4は、圧力計13と、酸素導入管15に設けられた流量調整弁16と、制御装置12とにより形成される。即ち、酸素圧力調整手段4の制御装置12は、酸素溶解室11内の酸素圧力値を圧力計13から入力し、この酸素圧力値に基づいて生成した制御信号4aによって流量調整弁16の弁開度を調整することにより酸素溶解室11内への酸素取込量を調節して、酸素溶解室11内の酸素の圧力を大気圧以上の一定値に保つ。
酸素溶解水供給手段5は、酸素溶解水供給部としての酸素溶解水供給路51と酸素溶解水供給制御手段52とにより形成される。
酸素溶解水供給路51は、酸素溶解水導出管19と、酸素溶解水導出管19に設けられた流量調整弁20と、酸素溶解水導出管19の出口と互いに連結されて酸素溶解水を廃棄物処分場10の上方から廃棄物処分場10に散水するための配水管27により形成される。配水管27は、管が複数に分岐されて吐出口28が複数形成される。
酸素溶解水供給制御手段52は、酸素溶解水導出管19に設けられた図外の流量計と、酸素溶解水導出管19に設けられた流量調整弁20と、制御装置12とにより形成される。供給制御手段52の制御装置12は、流量計からの酸素溶解水の流量値を入力し、この流量値に基づいて生成した制御信号5aによって当該流量値が目標値となるように流量調整弁20の弁開度を制御することによって、配水管27から廃棄物処分場10に散布される酸素溶解水の量を制御する。
汚濁水回収手段6は、汚濁水回収路61と汚濁水回収制御手段62とにより形成される。
汚濁水回収路61は、ポンプ24と、ポンプ24と廃棄物処分場10の廃棄物埋立部10Xの底に設けられた汚濁水貯留部10T(図1参照)とを互いに繋ぐ汲み上げ管25と、ポンプ24と水導入管17とを互いに繋ぐ連結管26とにより形成される。
汚濁水回収制御手段62は、ポンプ24と、水導入管17に設けられた図外の流量計と、水導入管17に設けられた流量調整弁18と、制御装置12とにより形成される。汚濁水回収制御手段62の制御装置12は、ポンプ制御信号24aをポンプ24に出力してポンプ24の駆動及び停止を制御するとともに、流量計からの水の流量値を入力し、この流量値に基づいて生成した制御信号6aによって当該流量値が目標値となるように流量調整弁18の弁開度を制御する。
即ち、汚染土壌浄化装置1は、汚染土壌10Zから汚濁水回収路61、酸素溶解水生成装置2、酸素溶解水供給路51を経て汚染土壌10Zに戻る水の循環閉ループ経路100を備え、この水の循環閉ループ経路100経由で、汚染土壌10Zから酸素溶解水生成装置2への汚濁水10W(図1参照)の回収と、酸素溶解水生成装置2による汚濁水10Wを用いた酸素溶解水5Wの生成と、酸素溶解水生成装置2から汚染土壌10Zへの酸素溶解水5Wの供給とを繰り返す。
酸素溶解水生成装置2の酸素溶解室11の水取込口30と酸素溶解室11の酸素溶解水出口31とを繋ぐ水路は、酸素溶解室11内において上下方向に延長する螺旋状の水路(以下、螺旋水路32という)により形成される。尚、図2の断面図においては、螺旋水路32の一部を断続的に図示し、この螺旋水路32を介して流れる水の流れを矢印Wで示した。
螺旋水路32は、水と接触する路面部33、路面部33における酸素溶解室11の中心側の路縁より立ち上がる側壁部34と、路面部33における酸素溶解室11の内壁面35側の路縁より立ち上がる側縁部36とを備えて上下方向に螺旋状に延長する螺旋路により形成され、この螺旋路の側縁部36と内壁面35とが溶接やねじなどにより互いに連結されることによって酸素溶解室11の内壁面35に固定されたものである。
螺旋水路32を備えることによって、酸素溶解室11の水取込口30を経由して螺旋水路32の路面部33上を流れる水は、薄い水膜状となって流下する。このため、螺旋水路32の路面部33上を薄い水膜状で流れる水と酸素溶解室11内の酸素との接触面積が増えるので、酸素が水中に溶解しやすくなり、水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を効率的に生成できる。
次に、酸素溶解水生成装置2による酸素溶解水生成方法を説明する。
高圧酸素ボンベ21の図外の開閉栓を開放することにより、酸素が酸素連結管22、酸素導入管15、流量調整弁16を経由して酸素溶解室11内に圧送される。酸素溶解室11内の酸素の圧力は圧力計13により検出され、圧力計13で検出された圧力値が制御装置12に出力される。制御装置12は、圧力計13からの検出値に基づいて流量調整弁16の弁開度を制御し、酸素溶解室11内の酸素の圧力値を目標設定値、即ち、大気圧(1気圧)より高い一定値に保つ。目標設定値は、例えば、1.5〜2気圧程度である。
制御装置12は、酸素溶解室11内の酸素の圧力値が目標設定値に保たれた状態において、ポンプ制御信号24aをポンプ24に出力してポンプ24を駆動する。これにより、循環閉ループ経路100経由で、汚染土壌10Zから酸素溶解水生成装置2への汚濁水10Wの回収と、酸素溶解水生成装置2による汚濁水10Wを用いた酸素溶解水5Wの生成と、酸素溶解水生成装置2から汚染土壌10Zへの酸素溶解水5Wの供給とが繰り返される。
酸素溶解水生成装置2による汚濁水10Wを用いた酸素溶解水5Wの生成は、汚濁水10Wが酸素溶解室11内の螺旋水路32の路面部33上を薄い水膜状で流れる過程において、汚濁水10Wと酸素とが互いに接触して酸素が水中に溶解し、水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水5Wが生成される。この場合、汚濁水10Wに溶解している酸素と酸素溶解室11内の酸素とが入れ替わって、酸素溶解室11内の酸素が汚濁水10W中に溶解する。
本形態1では、例えば、雨水や地下水の染み出しによって汚濁水貯留部10Tに溜まった汚染土壌10Zの汚濁水10Wがポンプ24で汲み上げられて酸素溶解水生成装置2に供給されたり、あるいは、まず図外の水貯留槽などから水が酸素溶解水生成装置2に供給されることによって、酸素溶解水生成装置2内に取り込まれた水が酸素中に通されて上述した高濃度の酸素溶解水5Wが生成される。この酸素溶解水5Wが配水管27を経由して廃棄物処分場10に廃棄された廃棄物10Y上に散布され、その後、酸素溶解水5Wが廃棄物10Yを経由して汚濁水貯留部10Tに溜まった汚濁水10Wがポンプ24で汲み上げられて酸素溶解水生成装置2に戻されて再び酸素溶解水が生成されて廃棄物10Y上に散布されるというように、汚染土壌10Zからの汚濁水10Wの回収と、酸素溶解水生成装置2による酸素溶解水5Wの生成と、酸素溶解水生成装置2から汚染土壌10Zへの酸素溶解水5Wの供給とを繰り返すので、廃棄物処分場10の汚染土壌10Z中に生息する微生物に十分な水分と十分な酸素とを供給でき、微生物の活動が活性化され、汚染土壌10Zの浄化が促進される。
最良の形態1によれば、酸素の圧力値を大気圧以上の目標設定値に保った状態の酸素溶解室11内に水を送り込み、また、螺旋水路32を経由させて水を流下させることによって、水中への酸素の溶解効率を向上でき、水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を効率的に生成できる。つまり、酸素溶解室11内に供給した酸素を無駄なくすべて水中に効率的に溶解させることができて、経済的となる。最良の形態1では、水温0℃で酸素溶解量(=酸素溶解水中の溶存酸素量(Dissolved Oxygen))が70mg/L程度、水温35℃で酸素溶解量が34mg/L程度の酸素溶解水5Wを効率的に生成できる。
また、曝気によって酸素溶解水を生成する方法の場合、水に含まれる小粒状物質である懸濁物質(Suspended Solid)が気泡の回りに付着することによって酸素と水との接触面積が減少するため、酸素が水中に溶けにくくなる。
一方、最良の形態1では、酸素溶解室11内に満たされた酸素中に水を通すことによって酸素溶解水5Wを生成するので、気泡が生じず、懸濁物質によって酸素と水との接触面積が減少することがないので、酸素を水中に効率的に溶解させることができ、水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水5Wを効率的に生成できるので、経済性に優れた汚染土壌浄化方法及び汚染土壌浄化装置1を提供できる。
最良の形態2
廃棄物処分場10に、上述した酸素溶解水5Wの他に、微生物を供給することにより、汚染土壌10Z中の微生物を増やすことによって、微生物による汚染土壌10Zの浄化作用を向上できる。
供給する微生物としては、人、動物体、植物等の生物に有用な微生物を供給する。例えば、糸状菌・カビ、酵母、枯草菌、中温性放線菌、高温性放線菌、エンテロバクター、好気性セルロース分解菌、嫌気性セルロース分解菌、アンモニア酸化細菌、亜硝酸酸化細菌、脱窒菌である。
以下、図3を参照し、微生物培養槽71を追加した最良の形態2による汚染土壌浄化装置1を説明する。図3(a)は廃棄物処分場の上から見た場合の汚染土壌浄化装置を示し、図3(b)は廃棄物処分場を断面で示した場合においての汚染土壌浄化装置の設置状態を示す。
最良の形態2による汚染土壌浄化装置1は、最良の形態1の汚染土壌浄化装置1の構成に加えて、微生物培養槽71、供給部としての供給路72、回収路73を備える。
供給路72は、酸素溶解水生成装置2からの酸素溶解水5Wと微生物培養槽71からの微生物とを汚染土壌10Zに供給するための路である。
供給路72は、酸素溶解水生成装置2から汚染土壌10Zに酸素溶解水5Wを供給するための酸素溶解水供給路51と、微生物培養槽71から汚染土壌10Zに微生物を供給するために一端が微生物培養槽71に連結され他端が酸素溶解水供給路51に連結された微生物供給部としての微生物供給路74とにより形成される。
微生物供給路74は、流量調整弁75を備え、この流量調整弁75の弁の開閉が制御装置12により制御されることで、微生物培養槽71から汚染土壌10Zへの微生物の供給量が制御される。
回収路73は、汚染土壌10Zからの汚濁水10Wを酸素溶解水生成装置2に回収するとともに汚染土壌10Zからの微生物を微生物培養槽71に回収するための路である。
回収路73は、汚染土壌10Zから酸素溶解水生成装置2に汚濁水10Wを回収するための汚濁水回収路61と、汚染土壌10Zから微生物を微生物培養槽71に回収するために一端が微生物培養槽71に連結され他端が汚濁水回収路61のポンプ24に連結された微生物回収路76とにより形成される。
微生物回収路76は、流量調整弁77を備え、この流量調整弁77の弁の開閉が制御装置12により制御されることで、汚染土壌10Zから微生物培養槽71への微生物の回収量が制御される。
即ち、最良の形態2による汚染土壌浄化装置1は、微生物供給路74が酸素溶解水供給路51に並列に接続され、微生物回収路76が汚濁水回収路61に並列に接続されたことで、水の循環閉ループ経路100と微生物の循環閉ループ経路101とを備えた構造である。
最良の形態2によれば、水の循環閉ループ経路100と微生物の循環閉ループ経路101とを備え、これら循環閉ループ経路100;101経由で、汚染土壌10Zから酸素溶解水生成装置2への汚濁水10Wの回収と、汚染土壌10Zから微生物培養槽71への微生物の回収と、酸素溶解水生成装置2による汚濁水10Wを用いた酸素溶解水5Wの生成と、微生物培養槽71での微生物の培養と、酸素溶解水生成装置2から汚染土壌10Zへの酸素溶解水5Wの供給と、微生物培養槽71から汚染土壌10Zへの微生物の供給とを繰り返すことができるため、微生物の活動がより活性化され、汚染土壌10Zの浄化が促進される。
また、水の循環閉ループ経路100と微生物の循環閉ループ経路101とを備えた構成において、制御装置12による各流量制御弁の開度制御によって、汚濁水10Wの回収及び酸素溶解水5Wの供給制御と、微生物の回収及び供給の制御とを個別に行えるようになり、汚染土壌10Zの汚染状態に合った循環供給制御が可能となる。
最良の形態3
最良の形態1における水の循環閉ループ経路100、あるいは、最良の形態2における水の循環閉ループ経路100及び微生物の循環閉ループ経路101のうちの1つ以上の経路に、微生物への栄養分や、酵素を混入することによって、微生物の活動をさらに活発化させることができ、微生物による汚染土壌の浄化作用を向上できる。
栄養分としては、窒素やたんぱく質を供給する。
酵素としては、プロテアーゼなどの糖分を供給する。
最良の形態4
本発明の汚染土壌浄化方法及び汚染土壌浄化装置は、油や揮発性有機化合物(VOC)などで汚染された汚染土壌を浄化したい場合にも使用できる。
例えば、汚染土壌において最良の形態1や最良の形態2の酸素溶解水供給路51を地下水位より下の位置まで届くように設置し、汚染土壌中を流れる地下水の流れと同じ方向に向けて酸素溶解水5Wや微生物を供給するとともに、汚濁水や微生物を酸素溶解水生成装置2や微生物培養槽71に回収することによって、汚染土壌に酸素溶解水や微生物を循環させる構成とすることにより、微生物による油や揮発性有機化合物の生分解がより促進され、汚染土壌を浄化できる。
この場合、最良の形態3のように、栄養分や、最良の形態4の酵素も汚染土壌に供給すれば、浄化効果をより向上できる。
上記では、制御装置12による電子制御方式で流量調整弁を制御する例を示したが、人が人力で流量調整弁などを調整する方式としてもよい。
螺旋水路32は、路面部33における酸素溶解室11の内壁面35側の路縁と当該内壁面35とが溶接などによって互いに連結されることによって酸素溶解室11の内壁面35に固定された構成のものでもよい。
酸素溶解水供給路51を用いずに酸素溶解水出口31から廃棄物10Y上に酸素溶解水を散布する構成の酸素溶解水供給部としてもよい。微生物供給路74を用いずに微生物培養槽71の微生物出口71a(図3(b)参照)から廃棄物10Y上に微生物を散布する構成の微生物供給部としてもよい。酸素溶解水供給路51を用いずに酸素溶解水出口31から廃棄物10Y上に酸素溶解水を散布し、かつ、微生物供給路74を用いずに微生物出口71aから廃棄物10Y上に微生物を散布する構成の供給部としてもよい。
汚染土壌浄化装置の設置図(最良の形態1)。 微生物培養槽の断面図(最良の形態1)。 汚染土壌浄化装置の設置図(最良の形態2)。
符号の説明
1 汚染土壌浄化装置、2 酸素溶解水生成装置、3 酸素供給手段、
4 酸素圧力調整手段、5 酸素溶解水供給手段、5W 酸素溶解水、
6 汚濁水回収手段、10W 汚濁水、10Z 汚染土壌、11 酸素溶解室、
30 水取込口、31 酸素溶解水出口、32 螺旋水路(螺旋路)、
51 酸素溶解水供給路(酸素溶解水供給部)、61 汚濁水回収路、
71 微生物培養槽、72 供給路(供給部)、73 回収路、
74 微生物供給路(微生物供給部)、100 水の循環閉ループ経路、
101 微生物の循環閉ループ経路。

Claims (9)

  1. 酸素溶解水生成装置を用いて水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を生成し、微生物の生息する汚染土壌と酸素溶解水生成装置との間に、汚染土壌の汚濁水を酸素溶解水生成装置に戻すための汚濁水回収路を設けるとともに、酸素溶解水生成装置から汚染土壌に酸素溶解水を供給するための酸素溶解水供給部を設けることによって、汚染土壌から汚濁水回収路、酸素溶解水生成装置、酸素溶解水供給部を経て汚染土壌に戻る水の循環閉ループ経路を形成し、この循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から酸素溶解水生成装置への汚濁水の回収と、酸素溶解水生成装置による汚濁水を用いた酸素溶解水の生成と、酸素溶解水生成装置から汚染土壌への酸素溶解水の供給とを繰り返すことを特徴とする汚染土壌浄化方法。
  2. 酸素溶解水は、酸素溶解水生成装置の酸素溶解室内において大気圧以上の圧力に保たれた酸素中に水を通すことによって生成されたことを特徴とする請求項1に記載の汚染土壌浄化方法。
  3. 微生物培養槽を設け、微生物の生息する汚染土壌と微生物培養槽との間に、汚染土壌中の微生物を微生物培養槽に戻すための微生物回収路を設けるとともに、微生物培養槽から汚染土壌に微生物を供給するための微生物供給部を設けることによって、汚染土壌から微生物回収路、微生物培養槽、微生物供給部を経て汚染土壌に戻る微生物の循環閉ループ経路を形成し、この循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から微生物培養槽への微生物の回収と、微生物培養槽による微生物の培養と、微生物培養槽から汚染土壌への微生物の供給とを繰り返すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の汚染土壌浄化方法。
  4. 水の循環閉ループ経路、あるいは、水の循環閉ループ経路及び微生物の循環閉ループ経路のうちの1つ以上の経路に微生物への栄養分を混入したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の汚染土壌浄化方法。
  5. 水の循環閉ループ経路、あるいは、水の循環閉ループ経路及び微生物の循環閉ループ経路のうちの1つ以上の経路に酵素を混入したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の汚染土壌浄化方法。
  6. 水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を生成する酸素溶解水生成装置と、酸素溶解水生成装置に酸素を供給する酸素供給手段と、酸素溶解水生成装置に供給された酸素の圧力を大気圧以上に設定する酸素圧力調整手段と、汚染土壌の汚濁水を酸素溶解水生成装置に回収するための汚濁水回収路と、酸素溶解水生成装置により汚濁水から生成された酸素溶解水を汚染土壌に供給するための酸素溶解水供給部と、汚染土壌から汚濁水回収路、酸素溶解水生成装置、酸素溶解水供給部を経て汚染土壌に戻る水の循環閉ループ経路とを備え、この水の循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から酸素溶解水生成装置への汚濁水の回収と、酸素溶解水生成装置による汚濁水を用いた酸素溶解水の生成と、酸素溶解水生成装置から汚染土壌への酸素溶解水の供給とを繰り返す汚染土壌浄化装置であって、酸素溶解水生成装置は、酸素溶解室を備え、酸素供給手段及び酸素圧力調整手段により酸素溶解室内で大気圧以上の圧力に保たれた酸素中に水を通すことによって酸素溶解水を生成することを特徴とする汚染土壌浄化装置。
  7. 水中に溶解した気体がすべて酸素である高濃度の酸素溶解水を生成する酸素溶解水生成装置と、酸素溶解水生成装置に酸素を供給する酸素供給手段と、酸素溶解水生成装置に供給された酸素の圧力を大気圧以上に設定する酸素圧力調整手段と、微生物培養槽と、汚染土壌の汚濁水を酸素溶解水生成装置に回収するとともに汚染土壌の微生物を微生物培養槽に回収するための回収路と、酸素溶解水生成装置により汚濁水から生成された酸素溶解水と微生物培養槽で培養された微生物とを汚染土壌に供給するための供給部と、汚染土壌から回収路、酸素溶解水生成装置及び微生物培養槽、供給部を経て汚染土壌に戻る循環閉ループ経路とを備え、この循環閉ループ経路経由で、汚染土壌から酸素溶解水生成装置への汚濁水の回収と、汚染土壌から微生物培養槽への微生物の回収と、酸素溶解水生成装置による汚濁水を用いた酸素溶解水の生成と、微生物培養槽での微生物の培養と、酸素溶解水生成装置から汚染土壌への酸素溶解水の供給と、微生物培養槽から汚染土壌への微生物の供給とを繰り返す汚染土壌浄化装置であって、酸素溶解水生成装置は、酸素溶解室を備え、酸素供給手段及び酸素圧力調整手段により酸素溶解室内で大気圧以上の圧力に保たれた酸素中に水を通すことによって酸素溶解水を生成することを特徴とする汚染土壌浄化装置。
  8. 回収路は、汚染土壌から酸素溶解水生成装置に汚濁水を回収するための汚濁水回収路と、汚染土壌から微生物を微生物培養槽に回収するために一端が微生物培養槽に連結され他端が汚濁水回収路に連結された微生物回収路とにより形成され、供給部は、酸素溶解水生成装置から汚染土壌に酸素溶解水を供給するための酸素溶解水供給路と、微生物培養槽から汚染土壌に微生物を供給するために一端が微生物培養槽に連結され他端が酸素溶解水供給路に連結された微生物供給路とにより形成されたことを特徴とする請求項7に記載の汚染土壌浄化装置。
  9. 酸素溶解水生成装置は、酸素溶解室に水を取込むための水取込口と酸素溶解水を酸素溶解室の外に出す酸素溶解水出口とを繋ぐ水路とを備え、水路が螺旋状に延長する螺旋路により形成されたことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の汚染土壌浄化装置。
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