JP2007329680A - 無線通信端末装置、及びその制御方法 - Google Patents

無線通信端末装置、及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが移動している場合であっても最適なアクセスポイントにアクセスできるようにする無線通信端末装置、及びその制御方法を提供するものである。
【解決手段】本発明による無線通信端末装置は、無線LAN通信機能を有する無線通信端末装置であって、自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記自端末装置の移動方向を前記取得した位置情報に基づいて算出する移動方向算出手段と、前記算出された移動方向に対して所定角度をなす方向に存在する無線LANのアクセスポイントを選択の候補として取得し、そのうちの1つを選択するアクセスポイント選択手段と、前記選択されたアクセスポイントとの通信を実行する無線LAN通信手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信端末装置、及びその制御方法に関し、特に、例えば無線LAN通信機能を有する携帯端末装置、及びその制御方法に関するものである。
近年、無線LAN通信機能を備える携帯通信端末も現れており、このような携帯通信端末は、例えば駅、空港、ショッピングセンター等の人が集まる場所に設置された無線LAN用のアクセスポイントと無線通信することにより、このアクセスポイントを介してインターネットに接続して比較的高速なデータ通信を可能にしている。
その一方で、IEEE802.11などに代表される無線LANシステムでは、上述のアクセスポイントはサービス提供機器を中心に孤立セルで構成されており、その孤立セルの外側ではサービスを受けられない。また、通常、被サービス機器(端末)は孤立セル間を移動することはないし、システムもそのような状況を前提に構成されていない。
従って、従来は、サービスを受けたいときにアクセスポイントをまず探索し、見つかったリストの中からユーザが選択し使用していた。
しかしこれでは場所を移動する毎にその作業をユーザに強いることになり、ユーザにとって非常に不便であった。
そこで、このような問題点を解決するために、無線LAN通信を常時試みることをしないで、無線LAN接続可能なエリアに携帯通信端末が入れば速やかに無線LAN接続によりデータ通信を実行する携帯通信端末が考えられている(特許文献1)。これによれば、 無線LAN通信機能を備える携帯通信端末は、エリア情報記憶部に無線LANのアクセスポイントと通信できる可能性があると推定される地理的範囲を特定するためのエリア情報を記憶しており、位置検出部でGPSにより携帯通信端末の所在位置を検出し、所在位置とエリア情報とに基づいて、アクセスポイントと通信できる可能性があると推定される地理的範囲内に存在するか否かを判定する。肯定的に判定がなされた場合には、漸く無線LANのアクセスポイントとの通信を試み始める。
特開2005−80071号公報
しかしながら、特許文献1に記載の携帯通信端末では、端末(ユーザ)の所在位置に近接したエリアのアクセスポイントを選択できるようにしただけで、ユーザの移動方向を考慮に入れていないため、必ずしも最適なアクセスポイントに接続できるとは限らない。例えば、ユーザが車等で移動している場合には、いくら端末の所在位置から近いからといってそのアクセスポイントが移動方向と異なればアクセスしようとしても意味が無い。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが移動している場合であっても最適なアクセスポイントにアクセスできるようにする無線通信端末装置、及びその制御方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明による無線通信端末装置は、無線LAN通信機能を有する無線通信端末装置であって、自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記自端末装置の移動方向を前記取得した位置情報に基づいて算出する移動方向算出手段と、前記算出された移動方向に対して所定角度をなす方向に存在する無線LANのアクセスポイントを選択の候補として取得し、そのうちの1つを選択するアクセスポイント選択手段と、前記選択されたアクセスポイントとの通信を実行する無線LAN通信手段と、を備えることを特徴とする。このような構成によれば、単に近いだけでなく、ユーザが移動している方向に合致した最適なアクセスポイントにアクセスすることができる。
さらに、無線通信端末装置は、前記自端末装置の移動速度を前記位置情報に基づいて算出する移動速度算出手段と、前記算出された移動速度が所定値以上か否かを判定する移動速度判定手段と、を備え、前記アクセスポイント選択手段は、前記移動速度が所定値以上であった場合には、前記自端末装置と所定距離以上のアクセスポイントのみを選択の候補とする。
さらに、無線通信端末装置は、前記自端末装置がデータ通信中であるか否かを判断する端末状態判定手段を備え、前記アクセスポイント選択手段は、前記自端末装置がデータ通信中であると判断された場合には、前記自端末装置との距離は考慮せずにアクセスポイントを選択する。
さらに、無線通信端末装置は、無線電話通信を実行するための電話通信手段と、前記アクセスポイント選択手段によって選択すべきアクセスポイントが存在しない場合には前記電話通信手段による通信を実行する通信制御手段と、を備える。
前記アクセスポイント選択手段は、前記選択の候補のうち、通信料金の一番安価なアクセスポイントを選択する。
また、本発明による制御方法は、無線LAN通信機能を有する無線通信端末装置の制御方法であって、自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得工程と、前記自端末装置の移動方向を前記取得した位置情報に基づいて算出する移動方向算出工程と、前記算出された移動方向に対して所定角度をなす方向に存在する無線LANのアクセスポイントを選択の候補として取得し、そのうちの1つを選択するアクセスポイント選択工程と、前記無線LAN機能を用いて、前記選択されたアクセスポイントとの通信を実行する無線LAN通信工程と、を備えることを特徴とする。このような構成によれば、単に近いだけでなく、ユーザが移動している方向に合致した最適なアクセスポイントにアクセスするように無線通信端末装置を制御することができる。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明の無線通信端末装置、及びその制御方法によれば、無線通信端末装置の移動方向を考慮して通信すべきアクセスポイントを決定しているので、ユーザが移動している場合であっても最適なアクセスポイントにアクセスできるようになる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<ハードウェアブロック構成>
図1は本発明に係る無線通信端末装置1の内部の構成例を示すブロック図である。無線通信端末装置1は、CPU101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、通話通信制御部104、RFアンテナ105、GPS制御部106、GPSアンテナ107、無線LAN通信制御部108、無線LANアンテナ109、入力部110、記憶部111、音声コーデック112、スピーカ113、マイクロフォン114、表示制御部115、LCD(表示部)116、ドライブ117、ドライブ117に挿入されるリムーバブルメディア118で構成されている。
図1において、CPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されている制御プログラムをRAM(Random Access Memory)103に展開し、制御バス119を介して無線通信端末装置1の全体の動作を制御する。例えば、CPU101は、文章を作成することがユーザにより指示されたとき、所定の文章作成プログラムを起動させ、表示制御部115を制御し、文章作成画面をLCD116に表示させたりする。またCPU101は、各種の処理を実行する上において必要なデータなどをRAM103に記憶させる。また、例えば、入力部110を通じたユーザ操作に応じて、電話接続を行って、WebページをLCD116上に表示することもできる。
ROM102には、少なくとも、後述の図2及び図4のフローチャートで示される動作を実行するための制御プログラムが格納されている。
通話通信制御部104は、RFアンテナ105を介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信し、例えば、通常モード時において、アンテナで受信されたRF(Radio Frequency)信号を増幅して周波数変換処理、アナログディジタル変換処理、スペクトラム逆拡散処理等の所定の処理を施し、得られた音声データを音声コーデック112に出力する。また、通信制御部104は、音声コーデック112から音声データが供給されてきたとき、ディジタルアナログ変換処理、周波数変換処理、およびスペクトラム拡散処理等の所定の処理を施し、得られた音声信号をRFアンテナ105から送信する。
GPS制御部106は、GPSを構成する複数の衛星からの信号を、GPSアンテナ107を介して受信し、所定の演算を行うことにより、無線通信端末装置1の所在位置の緯度及び経度を示す位置情報を得る機能を有する。GPSを利用して取得される位置情報は、例えば、緯度及び経度をそれぞれ度、分、秒、1/100秒までの精度で表した情報である。
無線LAN通信制御部108は、無線LANアンテナ109を介して無線LANのアクセスポイントと通信を行う機能を有する。無線LAN通信そのものの制御は、従来の無線LAN機能を有する端末における制御と同様であり、例えば入力部110を通じたユーザ操作に応じて無線LAN接続を行って、例えばWebページをLCD116に表示する。
表示制御部115は、LCD116の表示を制御し、各種情報をテキストやイメージなどで表示させる。入力部110は、キーパッド(数字キー)、十字キー&決定キー等により構成され、それらに対するユーザの操作を検出し、それらのボタンが押下されたとき、対応する信号をCPU101に出力する。
記憶部111は、例えば電話帳として登録されている氏名や電話番号、発信履歴および着信履歴、並びに送受信した電子メールなどを記憶する。
音声コーデック112は、通話通信制御部104から供給されてきた音声データを音声信号に変換し、対応する音声信号をスピーカ113から出力する。また、音声コーデック112は、マイクロフォン114により集音されたユーザの音声を音声データに変換し、それを通話通信制御部104に出力する。
CPU101、ROM102、RAM103、通話通信制御部104、GPS制御部106、無線LAN通信制御部108、入力部110、記憶部111、音声コーデック112、及び表示制御部115は、制御バス119を介して相互に接続されている。また、通話通信制御部104、GPS制御部106、無線LAN通信制御部108、表示制御部115、記憶部111、及び音声コーデック112は、データバス120を介して相互に接続されている。
なお、制御バス119には、必要に応じてドライブ117が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは、半導体メモリなどのリムーバブルメディア118が適宜装着され、そこから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて無線通信端末装置1にインストールされる。
<基本的動作>
図2は、本発明の実施形態による無線通信端末装置1におけるアクセスポイント選択処理の基本的動作を説明するためのフローチャートである。なお、図2における各ステップの動作主体は、特に断らない場合には図1におけるCPU101である。
図2において、ステップS201では、例えば数10秒の時間間隔で繰り返しGPS制御部106を動作させ、無線通信端末装置1の位置を検出することにより、その現在位置情報を取得する。また、厳密な現在位置を知る必要が無い場合には、GPSを用いて位置を検出しなくても携帯電話通信の基地局の位置を示す情報を取得することにより無線通信端末装置1の現在位置を認識するようにしても良い。
また、ステップS202では、無線通信端末装置1(自端末装置)があるアクセスポイントの周辺のアクセスポイント情報を取得する。この周辺のアクセスポイント情報は、例えばROM102に予め予め記憶してあるものから取得しても良い。ただし、無線LANのアクセスポイントの数は固定のものではなく増減するので、無線LANや電話接続によるデータ通信によりインターネットに接続して最新の情報を取得し、そこから周辺のアクセスポイント情報を取得するようにしてもよい。この周辺のアクセスポイント情報には、各アクセスポイントの位置(座標)、プロバイダ情報、各アクセスポイントがカバーするネットワーク内での通信料金(ローミング費用など)、通信速度、カバー範囲の広さに関する情報等が含まれる。これらの情報に関しては、各アクセスポイントと対応させてリストが作成され、そのリストがRAM103に一時的に格納される。また、ここで「周辺のアクセスポイント」とは、現在位置から見て各方向(例えば周囲8方向)にある最近接したアクセスポイントと定義しても良いし、或いは最近接したもの及び次に近接したものをも含むようにしても良い。さらに、無線通信端末装置1の移動速度に応じて、取得する周辺のアクセスポイントの範囲を可変にするようにしても良い。
ステップS203では、ステップS202で取得した各周辺アクセスポイントと無線通信端末装置1との距離を算出する。この距離は、ステップS201で取得した無線通信端末装置1の位置座標とステップS202で取得した各アクセスポイントの位置座標とから求められる。この距離情報も上述のリストに追加されるようにしてもよい。
続いてステップS204では、ステップS203で求められた各アクセスポイントとの距離情報に基づいて無線通信端末装置1からの距離が近い順に周辺アクセスポイント情報をソートする。そして、距離が近い順にソートされた情報を有するリスト(選択可能なアクセスポイントのリスト)を基に以下のアクセスポイントの選択処理が実行される。
ステップS205では、ステップS204で作成したリストから通信料金が一番安いアクセスポイントを選択する。そして、ステップS206では、その一番安いアクセスポイントが、無線通信端末装置1から一番距離が近いものか否かが判断される。一番近いと判断されれば、処理はステップS208に移行し、一番近いものではない場合には処理はステップS207に移行する。
ステップS207では、当該選択したアクセスポイントを上述のリストから削除する。そして、ステップS204乃至S206において、同様の処理が実行される。
ステップS208では、選択されたアクセスポイントであってステップS205及びS206で一番安く距離が一番近いものにアクセス(通信)処理を実行する。
ステップS209では、そのアクセス処理が成功し、無線通信端末装置1と選択されたアクセスポイントとの通信が開始したかが判断される。通信が失敗したと判断された場合には、処理はステップS210に移行し、当該アクセスポイントが上述のリストから削除され、再度アクセスポイントの選択処理が実行される。通信が成功したと判断されれば処理は終了する。なお、無線通信端末装置1は絶えず移動しているので、ステップS209で選択されたアクセスポイントとの通信が成功したとしても処理がステップS201に戻るようにしてアクセスできる次のアクセスポイントが無いかモニタリングするようにしてもよい。
以上が本実施形態によるアクセスポイント選択処理の基本動作である。しかし、無線通信端末装置1が移動している場合には、距離が近いものが最適なアクセスポイントとは限らない。いくら近いアクセスポイントであっても移動方向と全く異なる方向にあるアクセスポイントと通信をしようとしても意味が無いからである。
そこで、以下に、無線通信端末装置1の移動方向及び移動速度をも考慮して最適なアクセスポイントを選択する処理について説明する。
<改良された選択処理の概念>
図3は、無線通信端末装置1の移動方向及び移動速度を考慮した最適なアクセスポイント選択処理の概念を示す図である。
図3において、301乃至305は散在する各周辺アクセスポイントのカバー範囲を示している。また、P1乃至P3は、無線通信端末装置1の移動の軌跡を示しており、各位置座標情報は所定時間間隔毎にGPSによって取得されたものである。Pcは現在の無線通信端末装置1の位置を示している。さらに、矢印Aは無線通信端末装置1の過去の位置情報によって求められた移動方向ベクトルを示している。
上述したアクセスポイントの選択処理によれば近くて安いアクセスポイントが選択されるようにしているので、無線通信端末装置1がアクセスポイント1にいる場合にはアクセスポイント2が選択される可能性がある。しかし、図3で示されるように移動方向が矢印Aで示される方向であるのでアクセスポイント2は最適なものではない。従って、改良された選択処理では、移動方向Aに沿ったアクセスポイント3、4及び5が選択の候補としてリストアップされることになる。つまり、例えば、アクセスポイント(各カバー範囲301乃至305の中心位置)が無線通信端末装置1から見て後ろ方向(移動方向Aと垂直な線よりも後ろの方向)にある場合には選択候補から除くようにする。
また、例えば、無線通信端末装置1が現在位置Pcにいる場合、その移動速度が所定値以上であって端末装置1の状態が例えばコンテンツをダウンロードしていないときは、アクセスポイント4を選択しても直ぐに通過してしまうため選択しても無意味なことがある。そのようなときには、アクセスポイント4を選択候補から外し、次のアクセスポイント5を最優先で選択するような処理を行うようにしてもよい。
なお、無線LANは高速であるため、無線通信端末装置1が何れかのアクセスポイントのカバー範囲内にある場合、高速通信を望むときにはなるべく無線LANでの通信を実行し、カバー範囲外にある場合には電話通信によるデータ通信を実行するようにすればよい。従って、例えば、一定以上の量を有するコンテンツをダウンロードする場合、無線通信端末装置1が無線LANの各アクセスポイントと通信を行っているときに一定以上の量をダウンロードするようにし、無線LANのアクセス範囲外では電話通信でコンテンツ再生が途切れない程度の量をダウンロードするか、若しくはその範囲外では全くダウンロードをしない(これは無線LANを用いて充分な量のコンテンツがダウンロードできたことが前提となる)。
<改良された選択処理の動作>
図4は、改良された選択処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図4における各ステップの動作主体は、特に断らない場合には図1におけるCPU101である。
図4において、ステップS401では、例えば数10秒の時間間隔で繰り返しGPS制御部106を動作させ、無線通信端末装置1の位置を検出することにより、その現在位置情報を取得する。また、厳密な現在位置を知る必要が無い場合には、GPSを用いて位置を検出しなくても携帯電話通信の基地局の位置を示す情報を取得することにより無線通信端末装置1の現在位置を認識するようにしても良い。
また、ステップS402では、無線通信端末装置1(自端末装置)があるアクセスポイントの周辺のアクセスポイント情報を取得する。この周辺のアクセスポイント情報は、例えばROM102に予め予め記憶してあるものから取得しても良い。ただし、無線LANのアクセスポイントの数は固定のものではなく増減するので、無線LANや電話接続によるデータ通信によりインターネットに接続して最新の情報を取得し、そこから周辺のアクセスポイント情報を取得するようにしてもよい。この周辺のアクセスポイント情報には、各アクセスポイントの位置(座標)、プロバイダ情報、各アクセスポイントがカバーするネットワーク内での通信料金、通信速度、カバー範囲の広さに関する情報等が含まれる。これらの情報に関しては、各アクセスポイントと対応させてリストが作成され、そのリストがRAM103に一時的に格納される。また、ここで「周辺のアクセスポイント」とは、現在位置から見て各方向(例えば周囲8方向)にある最近接したアクセスポイントと定義しても良いし、或いは最近接したもの及び次に近接したものをも含むようにしても良い。さらに、無線通信端末装置1の移動速度に応じて、取得する周辺のアクセスポイントの範囲を可変にするようにしても良い。
ステップS403では、ステップS402で取得した各周辺アクセスポイントと無線通信端末装置1との距離を算出する。この距離は、ステップS401で取得した無線通信端末装置1の位置座標とステップS402で取得した各アクセスポイントの位置座標とから求められる。この距離情報も上述のリストに追加されるようにしてもよい。
続いてステップS404では、ステップS403で求められた各アクセスポイントとの距離情報に基づいて無線通信端末装置1からの距離が近い順に周辺アクセスポイント情報をソートし、暫定的に選択可能なアクセスポイントのリストを作成する。
ステップS405では、無線通信端末装置1の移動方向を算出する。例えば、無線通信端末装置1が図3の現在位置Pcにあるとすると、通過点P1乃至P3、及びPcに基づいてベクトル情報として移動方向が算出される。
ステップS406では、ステップS405で求められた移動方向と異なる方向のアクセスポイントがステップS404で取得されたリストから削除される。ここで、「方向が異なる」とは、図5に示されるように移動方向(矢印A)と所定角度θをなす方向の範囲内にアクセスポイントがない場合をいう。とすれば、図5においては、アクセスポイント1、2及び3は方向が異なるので上述のリストから削除されることになる。なお、所定角度θはユーザによって適宜設定を変更できるようにしてもよい。
続いてステップS407において、無線通信端末装置1の移動速度が算出される。この移動速度は、GPSによって取得された端末装置1の過去の位置情報(P1乃至P3)、現在の位置情報(Pc)、及び各位置の時間情報より算出される。
そして、ステップS408では、ステップS407で取得した移動速度が所定値V以上か否かが判断される。移動速度が所定値V以上であれば、処理はステップS409に移行し、V以上でなければ処理は図2のステップS204に移行する。
ステップS409では、無線通信端末装置1の状態、例えばコンテンツをダウンロード中か否か(端末がデータ通信中か否か)が判断される。ダウンロード中でなければ処理はステップS410に移行し、ダウンロード中であれば処理は図2のステップS204に移行する。
ステップS410では、ステップS406で得られたリストから端末装置1からの処理が所定距離D以下のアクセスポイントを削除する。これは、移動速度が速く、しかもコンテンツをダウンロードしていなければ、直ぐに通過してしまう可能性のあるアクセスポイントにアクセスしても意味がないからである。端末装置1とアクセスポイントとの距離についてもう少し具体的に説明する(単純な例を挙げる)と、端末装置1は、現在の位置をGPS機能により緯度及び経度で取得できる。例えば、図3において、時間t1のときの位置を(x1,x2)、時間t2のときの位置(x2,y2)とすると、同じ時間の間に同じ方向に進む単純な動きの場合、予想される(t2+t1)後の時間t3のときの位置(x,y)は(x2,y2)+((x2,y2)−(x1,y1))となる。そして、アクセスポイントの位置を(a,b)とすると、距離は((x−a)+(y−b)1/2で示されるので、その値がD以下か否かで判断される。
そして、図2のステップS204では、選択可能なアクセスポイントのリストが取得される。ここでは例えば、再度無線通信端末装置1からの距離が近いものの順にリストの情報をソートするようにする。
以下の処理は図2のステップS205乃至S210と同様なので説明を省略する。なお、ステップS209で選択されたアクセスポイントとの通信が成功した場合、ステップS201に戻るのではなく、ステップS401に戻るようにする。
なお、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても本発明は実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ上のメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータのCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
また、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されるようにしてもよい。
<実施形態の効果>
本実施形態によれば、ユーザが移動している場合であっても移動方向を考慮してアクセスポイントを選択するようにしているので、最適なアクセスポイントにアクセスできる。
また、本実施形態によれば、端末装置の移動速度が所定値V以上か否かを判定し、所定値V以上であった場合には、端末装置と所定距離以上のアクセスポイントのみを選択の候補とするようにしているので、直ぐに通過してしまうようなアクセスポイントにアクセスしてしまうというような無駄な通信を回避することができる。
さらに、本実施形態によれば、端末装置がデータ通信中であるか否かを判断し、データ通信中であると判断された場合には、端末装置との距離は考慮せずにアクセスポイントを選択するようにしているので、データ通信による情報のダウンロードが途中で中断するという事態を極力回避することができる。
さらに、本実施形態によれば、無線電話通信を実行するための電話通信機能を備え、選択すべき無線LANのアクセスポイントが存在しない場合には電話通信機能による通信を実行するようにしているので、無線LANによるデータ通信の補完を実現することができる。
また、本実施形態では、アクセスポイントの選択の候補のうち、通信料金の一番安価なものを選択するようにしているので、移動方向及び移動速度に適したアクセスポイントの中でもより安価なアクセスポイントと通信をすることでき、ユーザの経済的負担をも軽減することができる。
本発明に係る無線通信端末試験装置1の基本構成を示すブロック図である。 本発明によるアクセスポイント選択処理の基本動作を説明するためのフローチャートである。 本発明による改良されたアクセスポイント選択処理の概念を説明するための図である。 本発明による改良されたアクセスポイント選択処理の動作を説明するためのフローチャートである。 図4のステップS406の「異なる方向」の意味を説明するための図である。

Claims (10)

  1. 無線LAN通信機能を有する無線通信端末装置であって、
    自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記自端末装置の移動方向を前記取得した位置情報に基づいて算出する移動方向算出手段と、
    前記算出された移動方向に対して所定角度をなす方向に存在する無線LANのアクセスポイントを選択の候補として取得し、そのうちの1つを選択するアクセスポイント選択手段と、
    前記選択されたアクセスポイントとの通信を実行する無線LAN通信手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信端末装置。
  2. さらに、前記自端末装置の移動速度を前記位置情報に基づいて算出する移動速度算出手段と、
    前記算出された移動速度が所定値以上か否かを判定する移動速度判定手段と、を備え、
    前記アクセスポイント選択手段は、前記移動速度が所定値以上であった場合には、前記自端末装置と所定距離以上のアクセスポイントのみを選択の候補とすることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末装置。
  3. さらに、前記自端末装置がデータ通信中であるか否かを判断する端末状態判定手段を備え、
    前記アクセスポイント選択手段は、前記自端末装置がデータ通信中であると判断された場合には、前記自端末装置との距離は考慮せずにアクセスポイントを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信端末装置。
  4. さらに、無線電話通信を実行するための電話通信手段と、
    前記アクセスポイント選択手段によって選択すべきアクセスポイントが存在しない場合には前記電話通信手段による通信を実行する通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の無線通信端末装置。
  5. 前記アクセスポイント選択手段は、前記選択の候補のうち、通信料金の一番安価なアクセスポイントを選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の無線通信端末装置。
  6. 無線LAN通信機能を有する無線通信端末装置の制御方法であって、
    自端末装置の位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記自端末装置の移動方向を前記取得した位置情報に基づいて算出する移動方向算出工程と、
    前記算出された移動方向に対して所定角度をなす方向に存在する無線LANのアクセスポイントを選択の候補として取得し、そのうちの1つを選択するアクセスポイント選択工程と、
    前記無線LAN機能を用いて、前記選択されたアクセスポイントとの通信を実行する無線LAN通信工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  7. さらに、前記自端末装置の移動速度を前記位置情報に基づいて算出する移動速度算出工程と、
    前記算出された移動速度が所定値以上か否かを判定する移動速度判定工程と、を備え、
    前記アクセスポイント選択工程では、前記移動速度が所定値以上であった場合には、前記自端末装置と所定距離以上のアクセスポイントのみを選択の候補とされることを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. さらに、前記自端末装置がデータ通信中であるか否かを判断する端末状態判定工程を備え、
    前記アクセスポイント選択工程では、前記自端末装置がデータ通信中であると判断された場合に、前記自端末装置との距離は考慮されずにアクセスポイントが選択されることを特徴とする請求項6又は7に記載の制御方法。
  9. さらに、電話通信手段を用いて、無線電話通信を実行するための電話通信工程と、
    前記アクセスポイント選択工程で選択すべきアクセスポイントが存在しない場合には前記電話通信手段による通信を実行する通信制御工程と、
    を備えることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の制御方法。
  10. 前記アクセスポイント選択工程では、前記選択の候補のうち、通信料金の一番安価なアクセスポイントが選択されることを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の制御方法。
JP2006158974A 2006-06-07 2006-06-07 無線通信端末装置、及びその制御方法 Pending JP2007329680A (ja)

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