JP2007329539A - 無線送信装置及び無線送信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い周波数利用効率を維持しながら高品質な変調精度特性で無線通信を実現する無線送信装置を提供する。
【解決手段】周波数分割多元接続方式を用いて無線通信する無線送信装置において、送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換手段と、この変換された周波数領域信号を補正する補正手段と、この補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換手段と、この時間領域信号をアナログ信号に変換しアナログ信号処理手段へ送る信号変換手段とを備えており、上記補正手段が、上記信号変換手段及び上記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて当該周波数領域信号を補正する。
【選択図】図1
【解決手段】周波数分割多元接続方式を用いて無線通信する無線送信装置において、送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換手段と、この変換された周波数領域信号を補正する補正手段と、この補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換手段と、この時間領域信号をアナログ信号に変換しアナログ信号処理手段へ送る信号変換手段とを備えており、上記補正手段が、上記信号変換手段及び上記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて当該周波数領域信号を補正する。
【選択図】図1
Description
本発明は、周波数分割多元接続方式を用いて無線通信を行う無線送信装置及び無線送信方法に関し、特に、周波数特性を補正する技術に関するものである。
無線通信方式に周波数分割多元接続(以降、FDMA(Frequency Division Multiple Access)と表記する)方式がある。FDMA方式を利用する無線通信システムでは、利用可能な周波数帯域が所定の帯域幅で分割され、分割された各狭帯域(チャネル)が各ユーザ(端末)に割り当てられることにより、複数のユーザとの同時通信が実現される。
図6は、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)方式を利用する無線送信装置1000に関しデジタル信号処理を行う機能部の概略構成例を示すブロック図である。無線送信装置1000では、以下のようなデジタル信号処理が実施される。送信データが変調された信号は、周波数領域の信号に変換され(離散フーリエ変換(以降、DFT(Discrete Fourier Transform)と表記する)部101)、その送信データに応じた所定のチャネルに周波数マッピングされる(サブキャリアマッピング部102)。周波数マッピングされたデータは、時間領域の信号に変換され(逆高速フーリエ変換(以降、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)と表記する)部103)、サイクリックプレフィックス(以降、CPと表記する)が付加された後(CP挿入部104)、デジタル/アナログ変換回路(以降、DACと表記する)によりアナログ信号に変換される。変換されたアナログ信号は、アナログ回路によりアナログ信号処理が施され、アンテナから送信される。
ところで、上述のDFT部101のDFTサイズをNTXで示し、IFFT部103のIFFTサイズをNFFTで示した場合には、NTX<NFFTの関係が成り立つ。これにより、上述のような無線送信装置では、信号を時間領域から周波数領域へ変換する際にキャリア本数を柔軟に設計することができるため、周波数利用効率を増大できるメリットがあることが知られている。
また、図7は、上述のCP挿入部104におけるCP付加方法を示す図である。この方法は、時間領域における信号(シンボル)の最後尾の一部をコピーしてシンボルの先頭に付加するというものである。ここで、CPには、ガードインターバル(GI(Guard Interval))も含まれる。このようにCPを付加することにより、マルチパスフェージング環境下においても優れた伝送特性を得ることができる。
なお、本願発明に係る先行技術としては、以下の文献に開示されたものがある。
特表2001−522155号公報
しかしながら、上述のような従来の無線送信装置では、周波数利用効率を向上させようとすると、出力信号がアナログ回路(アナログ系デバイス)に起因する周波数特性の影響を受け、変調精度特性が劣化してしまうという問題点がある。アナログ回路に起因する周波数特性には、周波数に応じて出力信号が減衰してしまう振幅特性や周波数に応じて信号の遅れが生じる遅延特性(位相特性)がある。例として、フィルタ等で発生する信号歪み、DACで発生するアパーチャ効果等がある。このDACにおけるアパーチャ効果とは、DACの持つホールド回路により出力信号の高域側が削られてしまう現象であり、ナイキスト周波数の略全ての帯域を使おうとするとその現象による影響を受けやすくなってしま
う。
う。
図8は、アナログ回路における振幅特性の例を示す図であり、図9は、アナログ回路における遅延特性の例を示す図である。図8及び9では、左側のグラフがアナログ回路へ入力される信号を示し、右側のグラフがアナログ回路から出力される信号を示す。図8は、アナログ回路から出力される信号が入力された信号に比べて振幅が歪んでいることを示している。また、図9は、異なる周波数をそれぞれ持つ2つの信号F1及びF2がそれぞれアナログ回路に入力されることを示している。図9の右グラフに示されるように、アナログ回路が周波数に応じて遅延特性が異なることから、信号F2が信号F1に比べてより遅れて出力されている。
このようなアナログ回路の周波数特性の影響による問題点を解決する方法として、アナログ回路に含まれるフィルタ等のカットオフ特性を緩和する方法がある。しかし、このような方法を採れば、隣接するチャネルへの漏洩電力が大きくなるという新たな問題が発生する。また、畳み込み演算等により、時間領域で等価することによりこのような問題点を解決しようとした場合は、デジタル信号処理の回路規模が大きくなるという新たな問題が発生する。
本発明の目的は、高い周波数利用効率を維持しながら高品質な変調精度特性で無線通信を実現する無線送信装置を提供することにある。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明は、周波数分割多元接続方式を用いて無線通信する無線送信装置において、送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換手段と、この変換された周波数領域信号を補正する補正手段と、この補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換手段と、この時間領域信号をアナログ信号に変換しアナログ信号処理手段へ送る信号変換手段と、を備えており、上記補正手段が、上記信号変換手段及び上記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて当該周波数領域信号を補正する無線送信装置に関するものである。
ここで、上記アナログ信号処理手段は、例えば、増幅回路、帯域制限回路、周波数変換回路等である。そして、このアナログ信号処理手段及び上記信号変換手段(DAC)は、各手段に応じた所定の周波数特性を持つのが一般的である。この周波数特性には、周波数に応じて出力信号が減衰してしまう振幅特性や周波数に応じて信号の遅れが生じる遅延特性(位相特性)がある。
本発明では、周波数分割多元接続(FDMA)信号を生成する過程において、アナログ信号処理手段による処理が行われる前に、周波数領域信号に対して当該アナログ信号処理手段及び当該信号変換手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じた補正が行われる。
これにより、その補正後の信号が変換されて得られるアナログ信号が、当該アナログ信号処理手段及び当該信号変換手段の少なくとも一方によりその周波数特性の影響を受けたとしても、アナログ信号処理手段から出力される信号は、既にそれに応じた補正がなされていることにより、当該周波数特性の影響が打ち消された状態となる。
従って、本発明によれば、当該アナログ信号処理手段及び当該信号変換手段の少なくとも一方に起因する周波数特性の影響を受けず、変調精度誤差の小さい信号を送出することができる。
また、本発明に係る上記補正手段は、当該信号変換手段及び当該アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性の逆特性を当該周波数領域信号に掛け合わせることにより周波数領域信号を補正するようにしてもよい。
これにより、補正手段により逆特性が掛け合わされた後得られたアナログ信号が当該周波数特性の影響を受けた場合には、当該周波数特性は打ち消されることになる。
また、本発明に係る無線送信装置は、所定の周波数領域信号をその信号の元となる送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置手段を更に備えるようにしてもよい。この場合、上記補正手段は、この配置手段により帯域配置された周波数領域信号に対して補正を行うようにしてもよいし、この配置手段により帯域配置される前の周波数領域信号に対して補正を行うようにしてもよい。
本発明に係る上記補正手段は、周波数領域信号の補正にあたり、当該周波数特性として振幅特性及び位相特性の少なくとも一方に応じて補正するようにしてもよい。すなわち、補正手段は、当該アナログ信号処理手段及び当該信号変換手段の少なくとも一方により生ずる振幅特性及び位相特性の少なくとも一方の、逆特性を周波数領域信号に掛け合わせるようにしてもよい。
なお、本発明は、以上の各手段で実行される処理ステップを備える無線送信方法であってもよいし、以上の各手段における機能をコンピュータ上で実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
本発明によれば、高い周波数利用効率を維持しながら高品質な変調精度特性で無線通信を実現する無線送信装置を提供することができる。
〔実施の形態〕
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)に係る無線送信装置について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)に係る無線送信装置について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〈装置構成〉
本発明の実施形態における無線送信装置100は、SC−FDMA方式を利用した無線通信を実現する。以下、本実施形態における無線送信装置100の機能構成例について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態における無線送信装置100に関しデジタル信号処理部の機能構成例を示すブロック図である。また、図1に示される機能ブロックは、説明の便宜のため、1ユーザ(端末)への送信データに関するデジタル信号処理を担当する機能部を示しているものとする。無線送信装置100は、複数ユーザへの送信データを対象とする場合には、図1に示される機能部を複数備えるようにしてもよい。
本発明の実施形態における無線送信装置100は、SC−FDMA方式を利用した無線通信を実現する。以下、本実施形態における無線送信装置100の機能構成例について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態における無線送信装置100に関しデジタル信号処理部の機能構成例を示すブロック図である。また、図1に示される機能ブロックは、説明の便宜のため、1ユーザ(端末)への送信データに関するデジタル信号処理を担当する機能部を示しているものとする。無線送信装置100は、複数ユーザへの送信データを対象とする場合には、図1に示される機能部を複数備えるようにしてもよい。
本実施形態における無線送信装置100は、デジタル信号処理部として、DFT部101、サブキャリアマッピング部102、補正部110、IFFT部103、CP挿入部104等を備える。これら各機能部は、それぞれハードウェア回路で実現されてもよいし、メモリ等に格納されたプログラム等がCPU(Central Processing Unit)上で実行され
ることで実現されるようにしてもよい。なお、本実施形態における無線送信装置100は、図示しないデジタル信号処理機能については従来と同様であるため説明を省略する。
ることで実現されるようにしてもよい。なお、本実施形態における無線送信装置100は、図示しないデジタル信号処理機能については従来と同様であるため説明を省略する。
DFT部101は、ユーザへの送信データが所定の変調方式により変調された信号を受ける。DFT部101は、この変調信号をDFTにより周波数領域の信号に変換する。変換された周波数領域の信号は、サブキャリアマッピング部102へ送られる。なお、周波数領域の信号への変換には、高速フーリエ変換(FFT(Fast Fourier Transform))を用いるようにしてもよい。
サブキャリアマッピング部102は、その周波数領域の信号をその送信データの宛先となるユーザに対応するチャネル(狭帯域)にマッピングする。マッピングされるチャネルは、1つのチャネルであってもよいし、複数のチャネルであってもよい。サブキャリアマッピング部102は、このようなマッピングすべきチャネルに関する情報を保持する。キャリアマッピングされたサブキャリア信号は、補正部110へ送られる。
補正部110は、このサブキャリア信号に対し、後述するアナログ系回路が持つ周波数特性に応じた補正を行う。以下、DAC部及びアナログ回路をアナログ系回路と表記するものとする。補正部110によるこの補正は、当該サブキャリア信号に当該アナログ系回路が持つ周波数特性の逆特性を掛け合わせることで実現される。補正部110の詳細については後述する。補正部110により補正されたサブキャリア信号は、IFFT部103に送られる。
IFFT部103は、補正されたサブキャリア信号をIFFTにより時間領域の信号に変換する。時間領域の信号に変換された信号は、CP挿入部104へ送られる。なお、周波数領域の信号から時間領域の信号への変換には、逆離散フーリエ変換(IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform))を用いるようにしてもよい。
CP挿入部104は、この時間領域の信号にCPを挿入し、その信号をDAC部(図示せず)へ送る。
DAC部は、上述のデジタル信号処理部により補正された信号を受け、この信号をアナログ信号に変換する。変換されたアナログ信号は、アナログ回路に送られ所定のアナログ信号処理が施された後、アンテナから送信される。アナログ回路には、例えば、増幅回路、帯域制限回路、周波数変換回路等が含まれる。このとき、アナログ回路に入力されたアナログ信号は、先に「発明が解決しようとする課題」の項で述べたような当該アナログ回路に起因する周波数特性の影響を受ける。同様に、DAC部によりデジタル信号からアナログ信号へ変換される際に当該信号はアパーチャ効果(振幅特性)の影響を受ける。
しかしながら、本実施形態では、アナログ系回路へ入力される信号は、補正部110によりこのアナログ系回路が持つ周波数特性の逆特性が掛け合わされて補正されているため、アナログ系回路から出力される信号は、この周波数特性の影響が打ち消された状態となる。
〈〈補正部〉〉
以下、補正部110について図2を用いて詳細に説明する。図2は、補正部110の詳細機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、補正部110は、補正値記憶部115、乗算部113(113−1から113−4)及び加算部117(117−1及び117−2)を備える。
以下、補正部110について図2を用いて詳細に説明する。図2は、補正部110の詳細機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、補正部110は、補正値記憶部115、乗算部113(113−1から113−4)及び加算部117(117−1及び117−2)を備える。
補正値記憶部115は、アナログ系回路の周波数特性の逆特性を示す補正値を記憶する。アナログ系回路の周波数特性は、当該装置に搭載されるアナログ系回路のデバイス種類等に応じて決まるため、補正値記憶部115には、搭載されるアナログ系回路に応じた周
波数特性の逆特性が補正値として予め記憶される。アナログ系回路の周波数特性には、振幅特性と遅延特性(位相特性)があるため、各特性についての逆特性がそれぞれ補正値に含められる。例えば、アナログ系回路に含まれるフィルタが所定の周波数帯域Kヘルツ(Hz)において1デシベル(dB)減衰させる振幅特性を持つ場合に、補正値記憶部115は、補正値として周波数帯域Kにおいて−1デシベル(dB)を持つこととなる。
波数特性の逆特性が補正値として予め記憶される。アナログ系回路の周波数特性には、振幅特性と遅延特性(位相特性)があるため、各特性についての逆特性がそれぞれ補正値に含められる。例えば、アナログ系回路に含まれるフィルタが所定の周波数帯域Kヘルツ(Hz)において1デシベル(dB)減衰させる振幅特性を持つ場合に、補正値記憶部115は、補正値として周波数帯域Kにおいて−1デシベル(dB)を持つこととなる。
また、補正部110に入力されるサブキャリア信号は、複素信号であり、同相(Inphase)成分(以降、I成分と表記する)と直交(Quadrature)成分(以降、Q成分と表記す
る)とを持つため、当該補正値もI成分とQ成分とを持つ複素データとして記憶される。
る)とを持つため、当該補正値もI成分とQ成分とを持つ複素データとして記憶される。
補正部110は、入力されたサブキャリア信号に補正値記憶部115に記憶されている補正値を複素乗算(複素混合)する。すなわち、入力されたサブキャリア信号のI成分と補正値のI成分とが乗算された値(乗算部113−1)と、入力されたサブキャリア信号のQ成分と補正値のQ成分とが乗算された値(乗算部113−4)の負の値とが、加算された値(加算部117−1)をI成分とし、入力されたサブキャリア信号のI成分と補正値のQ成分とが乗算された値(乗算部113−2)と、入力されたサブキャリア信号のQ成分と補正値のI成分とが乗算された値(乗算部113−4)とが、加算された値(加算部117−2)をQ成分とするサブキャリア信号(補正後のサブキャリア信号)が出力される。出力されたサブキャリア信号は、IFFT部103へ送られる。
上述のように周波数領域で補正され時間領域に変換された信号がDAC部によりアナログ信号に変換されアナログ回路へ入力される。このDAC部による信号変換の際に当該入力された信号はDAC部における周波数特性の影響を受ける。更に、アナログ回路へ入力されたアナログ信号は、アナログ回路の周波数特性の影響を受け出力される。しかしながら、本実施形態ではアナログ回路からの出力信号は最終的にこの周波数特性の影響が打ち消された状態となる。
このように本実施形態におけるアナログ回路からの出力信号において周波数特性の影響が打ち消されている様子を図3及び4を用いて説明する。図3は、本実施形態のアナログ回路における振幅特性を示し、図4は、本実施形態のアナログ回路における遅延特性を示す。図3及び4では、それぞれ図中の左のグラフがそれぞれアナログ回路へ入力される信号を示し、図中の右のグラフがそれぞれアナログ回路から出力される信号を示す。図3及び4の左グラフで示す入力信号は、本来図8及び9の左グラフに示される信号であるところ、本実施形態では補正された信号となる。
具体的には、図3の左グラフに示すアナログ信号は、振幅特性に関し、図8の右グラフの振幅特性の逆特性として振幅の逆歪みが複素乗算された信号となっている。また、図4の左グラフに示すアナログ信号F2は、図9の右グラフに示す遅延特性の逆特性として信号F2を遅延時間分早めた(位相をずらした)信号となっている。これにより、図3及び4の右グラフに示す出力信号は、アナログ回路の周波数特性の影響を打ち消した状態の信号となる。
〈実施形態の作用効果〉
本実施形態による無線送信装置100では、SC−FDMA信号の生成過程であるデジタル信号処理部が、アナログ回路での信号歪みを回避するために、周波数領域において所定の信号補正を行う。
本実施形態による無線送信装置100では、SC−FDMA信号の生成過程であるデジタル信号処理部が、アナログ回路での信号歪みを回避するために、周波数領域において所定の信号補正を行う。
デジタル信号処理部では、ユーザへの送信データの変調信号が入力されると、DFT部101により当該変調信号が周波数領域の信号に変換される。当該周波数領域の信号は、サブキャリアマッピング部102により当該送信データの宛先となるユーザに割り当てら
れた所定のチャネルにマッピングされる。このようにキャリアマッピングされたサブキャリア信号は、補正部110に送られる。
れた所定のチャネルにマッピングされる。このようにキャリアマッピングされたサブキャリア信号は、補正部110に送られる。
補正部110は、予め、搭載されるアナログ系回路の周波数特性に応じた補正値(逆特性値)を補正値記憶部115に格納しており、サブキャリア信号にこの補正値を掛け合わす。アナログ系回路の周波数特性の逆特性が掛け合わされたサブキャリア信号は、IFFT部103により時間領域の信号に変換され、CP挿入部104によりCPが挿入された後、DAC部によりアナログ信号に変換される。
本実施形態では、DAC部に入力される信号は、補正部110によりDAC部におけるアパーチャ効果に応じた補正値が既に掛け合わされているため、DAC部から出力されるアナログ信号はこのアパーチャ効果が及ばないものと同様の信号となる。
DAC部から出力されるアナログ信号は、アナログ回路によりアナログ信号処理が施され、更に、そのデバイスに応じた周波数特性の影響を受ける。このとき、入力されるアナログ信号は既にこれらアナログ回路の周波数特性の逆特性が掛け合わされて補正された信号となっているため、アナログ回路から出力される信号はこの周波数特性の影響が打ち消された状態となる。
このように本実施形態では、アナログ系回路へ入力される前のデジタル信号処理において、アナログ系回路の周波数特性を考慮した周波数領域での補正が行われるため、無線送信装置100全体では周波数特性の影響を打ち消した状態で信号を送信することができる。すなわち、本実施形態の無線送信装置100は、変調精度特性を向上させ、ひいては、高い通信品質を実現する。
また、本実施形態の特徴である周波数領域での信号補正は、サブキャリア信号に所定の補正値を複素乗算するものであるため、特別の高性能アナログデバイスを必要とするものではないため、コスト並びに回路規模の増大を抑えることができる。
〈変形例〉
本発明の実施形態では、サブキャリアマッピング部102によりキャリアマッピングされた信号に対して補正部110が補正を行うように構成されるが、キャリアマッピングされる前の信号に対して補正部110が補正を行うように構成してもよい。
本発明の実施形態では、サブキャリアマッピング部102によりキャリアマッピングされた信号に対して補正部110が補正を行うように構成されるが、キャリアマッピングされる前の信号に対して補正部110が補正を行うように構成してもよい。
図5は、本実施形態における無線送信装置の変形例に関し、デジタル信号処理部の機能構成例を示すブロック図である。変形例における無線送信装置100では、DFT101から出力される周波数領域の信号は、補正部110へ入力され、補正部110により補正された後の信号は、サブキャリアマッピング部102へ入力される。
これにより、当該変形例では、補正部110は、サブキャリアマッピングされる前の周波数領域の信号に対して補正を行う。この場合の補正部110における補正方法並びに補正値記憶部115に記憶される補正値は、上述の実施形態の場合と同様である。補正部110は、入力される周波数領域の信号に対して、その信号がその後サブキャリアマッピング部102においてマッピングされるチャネルに対応する補正値を掛け合わせることになる。なお、複数のチャネルにマッピングされる送信データを扱う場合には、補正部110においても、サブキャリアマッピング部102が保持するマッピングすべきチャネルに関する情報を保持するようにしてもよい。
このような変形例における無線送信装置100においても、上述の実施形態と同様の効果を導くことができる。
[その他]
本実施形態は次の発明を開示する。各項に開示される発明は、必要に応じて可能な限り組み合わせることができる。
本実施形態は次の発明を開示する。各項に開示される発明は、必要に応じて可能な限り組み合わせることができる。
(付記1)
周波数分割多元接続方式を用いて無線通信する無線送信装置において、
送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換手段と、
前記周波数領域信号を補正する補正手段と、
前記補正手段により補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換手段と、
前記時間領域信号をアナログ信号に変換しアナログ信号処理手段へ送る信号変換手段と、を備え、
前記補正手段は、
前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて、前記周波数領域信号を補正する無線送信装置。(1)
(付記2)
前記補正手段は、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性の逆特性を前記周波数領域信号に掛け合わせることにより前記周波数領域信号を補正する付記1に記載の無線送信装置。(2)
(付記3)
前記変換手段により変換された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置手段を更に備え、
前記補正手段は、前記配置手段により帯域配置された周波数領域信号を補正する付記1に記載の無線送信装置。(3)
(付記4)
前記補正手段により補正された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置手段を更に備え、
前記逆変換手段は、前記配置手段により帯域配置された周波数領域信号を時間領域信号に変換する付記1に記載の無線送信装置。(4)
(付記5)
前記補正手段は、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性として、振幅特性及び位相特性の少なくとも一方に応じて補正する付記1に記載の無線送信装置。
周波数分割多元接続方式を用いて無線通信する無線送信装置において、
送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換手段と、
前記周波数領域信号を補正する補正手段と、
前記補正手段により補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換手段と、
前記時間領域信号をアナログ信号に変換しアナログ信号処理手段へ送る信号変換手段と、を備え、
前記補正手段は、
前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて、前記周波数領域信号を補正する無線送信装置。(1)
(付記2)
前記補正手段は、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性の逆特性を前記周波数領域信号に掛け合わせることにより前記周波数領域信号を補正する付記1に記載の無線送信装置。(2)
(付記3)
前記変換手段により変換された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置手段を更に備え、
前記補正手段は、前記配置手段により帯域配置された周波数領域信号を補正する付記1に記載の無線送信装置。(3)
(付記4)
前記補正手段により補正された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置手段を更に備え、
前記逆変換手段は、前記配置手段により帯域配置された周波数領域信号を時間領域信号に変換する付記1に記載の無線送信装置。(4)
(付記5)
前記補正手段は、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性として、振幅特性及び位相特性の少なくとも一方に応じて補正する付記1に記載の無線送信装置。
(付記6)
周波数分割多元接続方式を用いた無線送信方法において、
送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換ステップと、
デジタル信号をアナログ信号に変換する信号変換手段及びアナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて、前記周波数領域信号を補正する補正ステップと、
前記補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換ステップと、
を備える無線送信方法。(5)
(付記7)
前記補正ステップは、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性の逆特性を前記周波数領域信号に掛け合わせることにより前記周波数領域信号を補正する付記6に記載の無線送信方法。
周波数分割多元接続方式を用いた無線送信方法において、
送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換ステップと、
デジタル信号をアナログ信号に変換する信号変換手段及びアナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて、前記周波数領域信号を補正する補正ステップと、
前記補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換ステップと、
を備える無線送信方法。(5)
(付記7)
前記補正ステップは、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性の逆特性を前記周波数領域信号に掛け合わせることにより前記周波数領域信号を補正する付記6に記載の無線送信方法。
(付記8)
前記変換ステップにより変換された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応す
る周波数帯域に配置する配置ステップを更に備え、
前記補正ステップは、前記配置ステップにより帯域配置された周波数領域信号を補正する付記6に記載の無線送信方法。
前記変換ステップにより変換された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応す
る周波数帯域に配置する配置ステップを更に備え、
前記補正ステップは、前記配置ステップにより帯域配置された周波数領域信号を補正する付記6に記載の無線送信方法。
(付記9)
前記補正ステップにより補正された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置ステップを更に備え、
前記逆変換ステップは、前記配置ステップにより帯域配置された周波数領域信号を時間領域信号に変換する付記6に記載の無線送信方法。
前記補正ステップにより補正された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置ステップを更に備え、
前記逆変換ステップは、前記配置ステップにより帯域配置された周波数領域信号を時間領域信号に変換する付記6に記載の無線送信方法。
(付記10)
前記補正ステップは、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性として、振幅特性及び位相特性の少なくとも一方に応じて補正する付記6に記載の無線送信方法。
前記補正ステップは、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性として、振幅特性及び位相特性の少なくとも一方に応じて補正する付記6に記載の無線送信方法。
100、1000 無線送信装置
101 離散フーリエ変換(DFT)部
102 サブキャリアマッピング部
103 逆高速フーリエ変換(IFFT)部
104 サイクリックプレフィックス(CP)挿入部
110 補正部
113−1から113−4 乗算部
117−1及び117−2 加算部
115 補正値記憶部
101 離散フーリエ変換(DFT)部
102 サブキャリアマッピング部
103 逆高速フーリエ変換(IFFT)部
104 サイクリックプレフィックス(CP)挿入部
110 補正部
113−1から113−4 乗算部
117−1及び117−2 加算部
115 補正値記憶部
Claims (5)
- 周波数分割多元接続方式を用いて無線通信する無線送信装置において、
送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換手段と、
前記周波数領域信号を補正する補正手段と、
前記補正手段により補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換手段と、
前記時間領域信号をアナログ信号に変換しアナログ信号処理手段へ送る信号変換手段と、を備え、
前記補正手段は、
前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて、前記周波数領域信号を補正する無線送信装置。 - 前記補正手段は、前記信号変換手段及び前記アナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性の逆特性を前記周波数領域信号に掛け合わせることにより前記周波数領域信号を補正する請求項1に記載の無線送信装置。
- 前記変換手段により変換された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置手段を更に備え、
前記補正手段は、前記配置手段により帯域配置された周波数領域信号を補正する請求項1に記載の無線送信装置。 - 前記補正手段により補正された周波数領域信号を前記送信データの送信先に対応する周波数帯域に配置する配置手段を更に備え、
前記逆変換手段は、前記配置手段により帯域配置された周波数領域信号を時間領域信号に変換する請求項1に記載の無線送信装置。 - 周波数分割多元接続方式を用いた無線送信方法において、
送信データが変調された信号を周波数領域信号に変換する変換ステップと、
デジタル信号をアナログ信号に変換する信号変換手段及びアナログ信号処理手段の少なくとも一方で生ずる周波数特性に応じて、前記周波数領域信号を補正する補正ステップと、
前記補正された周波数領域信号を時間領域信号に変換する逆変換ステップと、
を備える無線送信方法。
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JP2015065665A (ja) * | 2010-01-12 | 2015-04-09 | レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) | Ofdm変調波送信装置、ofdm変調波送信方法、及びプログラム |
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- 2006-10-13 US US11/546,909 patent/US20080123617A1/en not_active Abandoned
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