JP2007328994A - 燃料電池の加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容積当たりの加湿性能が高く、耐久性に優れた燃料電池の加湿装置を提供する。
【解決手段】中空糸膜9の内部を流れる第1のガスと、中空糸膜9の外部を流れる第2ガスとの間で水分交換を行う加湿装置1であって、第2のガスの入口側と出口側とで、前記第2のガスが相対的に湿潤かつ低温である側に、相対的に孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜9Aを配置し、一方、前記第2のガスが相対的に乾燥かつ高温である側に、相対的に孔径の小さいかつ耐熱性の高い中空糸膜9Bを配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池の加湿装置に関し、詳細には、容積当たりの加湿性能を高める技術に関する。
従来、例えば燃料電池システムにおいて好適に使用される加湿装置として、中空糸膜を用いた加湿装置が知られている(例えば、特許文献1など参照)。中空糸膜を用いた加湿装置は、中空糸膜内部の細孔への毛管凝縮作用を利用して、中空糸膜内部を流れる湿潤気体から水分を分離して中空糸膜外部に移動させ、中空糸膜外部を流れる乾燥気体を加湿するものである。
燃料電池システムでは、このような加湿装置を、燃料電池スタックから排出後の水蒸気を豊富に含んだ湿潤気体と、燃料電池スタックに供給前の乾燥した乾燥気体との間で水分交換を行って、乾燥気体を加湿するための加湿装置として利用している。
この場合、加湿装置は、例えば中空糸膜の束をハウジング内に収容した中空糸膜モジュールを有する構成とされ、湿潤気体を湿潤気体導入管から中空糸膜内を流れるように中空糸膜モジュール内に流入させ、また、乾燥気体を乾燥気体導入管から、ハウジングの全周に亘って所定間隔で形成された複数の乾燥気体流入孔を介して中空糸膜の外部を流れるように中空糸膜モジュール内に流入させる。
そして、中空糸膜内外における水蒸気分圧の差によって湿潤気体の水分を中空糸膜外に透過させ、この透過した水分によって中空糸膜外を流れる乾燥気体を加湿している。その後、加湿された乾燥気体は、乾燥気体導出管から流出し、燃料電池スタックへと供給される。
特開2002−66265号公報
上述した従来の加湿装置で設計上の問題として、中空糸膜として水蒸気透過膜を用いた場合、水蒸気透過膜の水蒸気透過性能は膜の孔径が大きいものほど性能が高くなる一方、湿潤気体から乾燥気体側への水蒸気以外の空気漏れ(以下、クロスリークという)の発生量も高くなるという問題点があり、一定以上の孔径を有する中空糸膜を加湿器に用いることには限界があった。
クロスリーク量は、中空糸膜の孔径と、雰囲気の相対湿度で決定され、孔径が大きいほど相対湿度が低いほど発生し易い。一方、加湿器内部には、大きな相対湿度の分布が存在している。従来技術では、最も乾燥した部位の環境に合わせてクロスリークが起きない膜を選定し加湿器に用いていたが、クロスリーク量の少ない膜は水蒸気透過性能が低いという問題点があった。
また、使用上の問題において、従来技術の加湿器では、水蒸気透過に伴い水蒸気透過中空糸膜細孔表面の親水処理剤が剥離することによって膜表面の物性が疎水性化され、水蒸気の毛管凝縮が阻害され、結果として水蒸気透過性能が低下(以下、ドライアップという)していた。
水蒸気透過性能は、経時的に低下し続け、単位時間当りの低下代は運転温度が高い程大きくなるため、目標とする運転温度より高い耐熱性の中空糸膜を選択する必要があった。膜の組成を調整することで耐熱性をあげることが例えば特開2005−009022号公報に記載があるが、一方で、耐熱性能が高い膜は元の親水処理剤の含有量が少ない為、初期の水蒸気透過性能が低くなるという問題点があった。
そこで本発明は、上記した実状に鑑みて提案されたものであり、容積当たりの加湿性能が高く、耐久性に優れた燃料電池の加湿装置を提供することを目的とする。
本発明は、中空糸膜の内部を流れる第1のガスと、前記中空糸膜の外部を流れる第2ガスとの間で水分交換を行う加湿装置であって、前記加湿装置は、複数本の中空糸膜からなる中空糸膜束をケース内に収容してなる中空糸膜モジュールと、前記中空糸膜モジュール全体を覆うハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記中空糸膜の内部を通る第1のガスを前記ハウジングに導入する第1ガス導入管と、前記中空糸膜の内部を通った前記第1のガスを前記ハウジングの外部に導出する第1ガス導出管と、前記中空糸膜の外部を通る第2のガスを前記ハウジングに導入する第2ガス導入管と、前記中空糸膜の外部を通った第2のガスを前記ハウジングの外部に導出する第2ガス導出管とを備え、前記第2のガスの入口側と出口側とで、前記第2のガスが相対的に湿潤かつ低温である側に、相対的に孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜を配置し、一方、前記第2のガスが相対的に乾燥かつ高温である側に、相対的に孔径の小さいかつ耐熱性の高い中空糸膜を配置したことを特徴としている。
本発明によれば、中空糸膜モジュール内に介在する温度分布及び湿度分布に着目し、中空糸膜の外部を通る第2のガスの湿度が相対的に高く、温度が相対的に低い部分に孔径の大きい中空糸膜を配置することで、容積当たりの加湿性能が高く、耐久性に優れた加湿器を得ることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「第1実施形態」
図1は第1実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図、図2(A)は図1のA−A線における横断面図、図2(B)は中空糸膜の要部拡大斜視図である。
本実施の形態の加湿装置1に接続される燃料電池2は、水素ガスが供給されるアノードと酸素を含有する空気(酸化剤ガス)が供給されるカソードとが電解質・電極触媒複合体(膜電極接合体(MEA:membrane electrode assembly))を挟んで重ね合わせた発電セルを、多段積層したスタック構造をなし、電気化学反応により化学エネルギを電気エネルギへと変換する。
アノードでは、供給される水素が、水素イオンと電子に解離し、水素イオンは電解質を通り、電子は外部回路を通って電力を発生させ、カソードにそれぞれ移動する。カソードでは、供給された空気中の酸素と上記水素イオンおよび上記電子が反応して水が生成されて外部に排出される。
燃料電池2の電解質には、高エネルギ密度化、低コスト化、軽量化などを考慮して、例えば固体高分子電解質を用いる。固体高分子電解質は、例えばフッ素樹脂系イオン交換膜など、イオン(プロトン)伝導性の高分子膜からなり、飽和含水することによりイオン伝導性電解質として機能することから、この燃料電池2においては水を供給して供給ガス(酸化剤ガス)を加湿することが必要となる。
加湿装置1は、図1に示すように、湿潤気体、具体的には燃料電池(燃料電池スタック)2から排出された水蒸気を豊富に含む水素ガス又は空気(以下、湿潤気体と称する。)と、乾燥気体、具体的にはコンプレッサ3で加圧・昇温された燃料電池2に供給するための水素ガス又は空気(以下、乾燥気体と称する。)との間で水分交換を行って乾燥気体を加湿するものであり、水透過膜として中空糸膜を用いた中空糸膜モジュール(中空糸膜束とそれを収容するケースのこと)を備えている。
以上のような構成の水透過膜型の加湿装置1では、例えば乾燥した乾燥気体(加湿される非加湿ガスである第1のガス)が中空糸膜内に供給される一方で、中空糸膜の外側に水分を含んだ湿潤気体(第2のガス)が供給されると、中空糸膜内の厚さ方向に形成された細孔(毛細管)内に水分が凝縮(毛細管凝縮)し、中空糸膜の内外における水蒸気分圧差により、水分が当該中空糸膜の外側から内側へと透過する。空気は中空糸膜内の細孔内に水分が凝縮されることによって流れが阻害され、結果的に湿潤気体中の水蒸気のみが選択的に乾燥気体側へ透過する。この透過した水分は、中空糸膜束の内側に供給された乾燥気体と接触し気化することで加湿される。水分の透過としては、前記した場合の他、湿潤気体を中空糸膜の内部に流し、乾燥気体を中空糸膜の外側に流す場合のどちらでも水交換が行われる。
加湿装置1は、図1及び図2に示すように、複数本の中空糸膜を束ねてなる中空糸膜束4とこの中空糸膜束4を内部に収容する筒状のケースである収容ケース5とからなる中空糸膜モジュール6と、この中空糸膜モジュール6全体を覆うハウジング7とを備えている。
中空糸膜束4は、長手方向に亘って貫通する細孔である流通路8を内部に形成した断面円形状の細長いストロー形状をなす中空糸膜9からなり、それら中空糸膜9の複数本を束ねて円柱形状とされたものである。この中空糸膜9の中心部に形成された流通路8には、前記したコンプレッサ3で加圧・昇温された乾燥した酸化剤ガス(第1のガス)が導入される。中空糸膜9は、複数本を束ねて円柱体とされた後、その両端にポッティング剤(接着剤)にて固定される。
収容ケース5は、円柱体とされた中空糸膜束4をその内部に収容する、両端が開放された筒状のケースとして形成されている。この収容ケース5の外周壁には、燃料電池2から排出される湿潤気体を中空糸膜9の外側を通って前記中空糸膜束4の内部へと流入させるためのガス導入孔と、中空糸膜束4内部を流れた湿潤気体を中空糸膜モジュール6外へと導出させるためのガス導出孔とが形成されている。これらガス導入孔及びガス導出孔は、図示は省略するが、後述する第2ガス導入管と第2ガス導出管の近傍部にそれぞれ複数形成されている。
ハウジング7は、中空糸膜9の内部に形成された流通路8を通る第1のガスである乾燥気体(酸化剤ガス)をハウジング7に導入する第1ガス導入管10と、中空糸膜9の内部を通った第1のガスをハウジング7の外部に導出する第1ガス導出管11と、中空糸膜9の外部を通る第2のガスである湿潤気体(燃料電池2から排出された水分を豊富に含んだオフガスである排出ガス)をハウジング7に導入する第2ガス導入管12と、中空糸膜9の外部を通った第2のガスをハウジング7の外部に導出する第2ガス導出管13と、を有している。
第1ガス導入管10と第1ガス導出管11は、第1のガスの流れ方向における前記ハウジング7の両端7a、7bにそれぞれ配置されている。これら第1ガス導入管10及び第1ガス導出管11は、何れもハウジング7の直径よりも小さな径とされた円筒形のパイプとして形成されている。
第2ガス導入管12と第2ガス導出管13は、第1のガスの流れ方向とほぼ垂直に交差する前記第2のガスの流れ方向における前記ハウジング7の側面に配置されている。ハウジング7は、ハウジング7内の中空糸膜束4の長手方向が、水平になるように配置され、第2ガス導入管12は、前記ハウジング7の下側側面7cに配置され、第2ガス導出管13は、前記ハウジング7の上側側面7dに配置されている。これら第2ガス導入管12と第2ガス導出管13は、何れもハウジング7の直径よりも小さな径とされた円筒形のパイプとして形成され、第1のガスの流れ方向における前記ハウジング7のほぼ中央部に設けられている。
このように構成された加湿装置1では、コンプレッサ3で加圧・昇温された酸化剤ガス(第1のガス)は、第1ガス導入管10からハウジング7内へ導入され、前記中空糸膜モジュール6の各中空糸膜9に形成された流通路8をそれぞれ流れる。一方、燃料電池2のカソードから排出された水分を含む湿潤気体(第2のガス)は、第2ガス導入管12からハウジング7内へ導入され、前記中空糸膜9の外部を流れる。
水分を含む湿潤気体(排出ガス)が中空糸膜9の外部を流れると、各中空糸膜9内に形成された毛管(流通路8)内に水分が凝縮(毛細管凝縮)、分離し、乾燥気体(酸化剤ガス)との水蒸気分圧差により、当該水分が中空糸膜9の外側から内側へ透過する。この透過した水分が乾燥気体と接触、気化することで、各中空糸膜9の内部を流れる乾燥気体が加湿される。加湿された乾燥気体(酸化剤ガス)は、第1ガス導出管11からハウジング7の外部へ導出された後、前記した燃料電池2に供給される。第2ガス導入管12から導入された湿潤気体は、水分交換終了後、第2ガス導出管13からハウジング7の外部へと導出される。
ところで、従来の加湿器においては、クロスリーク量を燃料電池システムが要求する値以下に抑えるため想定している運転条件内で、当該クロスリーク量が最も大きくなる乾燥状態でのリーク量を目標とするリーク量以下に抑えるよう中空糸膜を選定していた。クロスリーク量は、中空糸膜9の流通路8における孔径と、気体の相対湿度による表面の濡れ状態で決定され、孔径が大きいほど、また、相対湿度が低いほど発生し易い。なお、クロスリークとは、中空糸膜9の流通路8に水の凝縮(毛管凝縮)が起きずに空気が透過する現象をいう。
一方、加湿器内の中空糸膜9は、高い水交換性能を持つため、内部に大きな相対湿度の分布を有している。湿潤気体入口付近(第2ガス導入管12付近)は、相対湿度が高いため、孔径の大きい中空糸膜を使ってもクロスリーク量が少なく、高い加湿性能を同時に得られる。図1の実施形態では、第2ガス導入管12の湿潤気体入口付近では湿度が高いため、この第2ガス導入管12の近傍に設けられた中空糸膜を、その他の部位の中空糸膜に比べて孔径の大きい中空糸膜とする。
具体的には、図2(A)に示すように、湿潤気体(第2のガス)の入口側(第2ガス導入管12側)と出口側(第2ガス導出管13側)とで、前記湿潤気体が相対的に湿潤かつ低温である第2ガス導入管12の近傍部に、相対的に孔径の大きい(流通路8Aが大きい)かつ耐熱性の低い中空糸膜9Aを配置し、一方、湿潤気体が相対的に乾燥かつ高温である第2ガス導出管13の近傍部に、相対的に孔径の小さい(流通路8Bが小さい)かつ耐熱性の高い中空糸膜9Bを配置する。図1では、相対的に孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜9Aを配置した領域をSAで表し、相対的に孔径の小さいかつ耐熱性の高い中空糸膜9Bを配置した領域をSBで表している。
本実施形態の燃料電池の加湿装置によれば、中空糸膜モジュール6内に存在する温度分布と湿度分布に着目し、中空糸膜9の外部を通る第2のガスの湿度が相対的に高く、温度が相対的に低い部分に孔径の大きい中空糸膜9Aを配置することで、容積当たりの加湿性能が高く、耐久性に優れた加湿器となる。
また、本実施形態の燃料電池の加湿装置によれば、第1のガスを加湿される非加湿ガス(酸化剤ガス)とし、さらに第2ガス導入管12側で孔径が大きく耐久性の低い中空糸膜9Aを配置し、第2ガス導出管13側で孔径が小さく耐久性の高い中空糸膜9Bを配置しているので、湿潤気体入口付近である第2ガス導入管12近傍部は相対湿度が高いことから孔径の大きな中空糸膜9Aを使ってもクロスリーク量が少なく、高い加湿性能を得ることができる。
また、本実施形態の燃料電池の加湿装置によれば、第1ガス導入管10と第1ガス導出管11をハウジング7の端面7a、7bに、第2ガス導入管12と第2ガス導出管13をハウジング7の側面7c、7dに配置したので、第1のガスの流れに対して第2のガスをほぼ垂直に交差する方向に流すことができる。
また、本実施形態の燃料電池の加湿装置によれば、第2ガス導入管12をハウジング7の下側側面7cに配置し、第2ガス導出管13をハウジング7の上側側面7dに配置したので、湿潤気体の経路が狭いほど気体が圧縮される作用で凝縮しやすくなることから凝縮した液水は重力の影響で鉛直方向下方に溜まり、凝縮水が溜まるにつれ、中空糸の素材によっては糸の膨張がおき、さらに凝縮水が経路を塞ぐことで凝縮しやすい構造となる。
「第2実施形態」
図3は第2実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。
第2実施形態における燃料電池の加湿装置では、図3に示すように、第2ガス導入管12および第2ガス導出管13は前記ハウジング7の上側側面7dにそれぞれ配置し、前記中空糸膜モジュール6内部に溜めた水(液水)を用いて乾燥気体である非加湿ガス(第1のガス)を加湿するようにしたものである。本実施形態の加湿装置では、その他の構成については第1実施形態と同様であり、第1実施形態と共通する部材には同一の符号を付すと共にその説明は省略するものとする。
第1実施形態では、第2ガス導入管12をハウジング7の下側側面7cに設けると共に第2ガス導出管13をハウジング7の上側側面7dに設けたが、第2実施形態では、これら第2ガス導入管12及び第2ガス導出管13を共にハウジング7の上側側面7dの両端近傍部にそれぞれ設けている。
また、本実施形態の加湿装置では、相対的に孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜9Aを配置した領域SAが液水の介在する領域(範囲)となるため、この領域SAには単位断面積あたりの中空糸膜9の本数(中空糸充填密度)を他の部位(前記した相対的に孔径の小さいかつ耐熱性の高い中空糸膜9Bを配置した領域SB)に比べて多くしている。
このように構成した燃料電池の加湿装置によれば、ハウジング7の上側側面7dに第2ガス導入管12を設けたので、中空糸膜モジュール6内の底部に凝縮によって液水が介在する。そのため、この実施形態の加湿装置では、加湿性能向上、ドライアップ防止、クロスリーク量低下の効果を得ることができる。
また、中空糸膜9を水蒸気が透過するには、湿潤気体(第2のガス)側からみて水蒸気から中空糸膜9内部へ液体になって入る凝縮、中空糸膜9内部の液体状態での拡散、中空糸膜9表面から乾燥気体(第1のガス)側へ水蒸気として蒸発という3段階のプロセスを経て成る。ここで加湿媒体が液体の場合、第1段階のプロセスである凝縮が省略されるため、加湿性能向上には有利である。
本実施形態では、上記現象に着目し中空糸膜モジュール6内部で凝縮して発生する液水を積極的に利用する構成としている。液水が介在する範囲(ハウジング7のほぼ中心から底部に亘る範囲)では、前述のようにクロスリークが発生し難い状況にあるので、その他の部位に比べ、ドライアップやクロスリークが発生しやすい性質を持つ水蒸気透過膜を使用することができ、加湿器全体の水蒸気透過性能を高くすることとなり、結果として加湿器の熱劣化によって起こる性能低下により決定される当該加湿器1の使用可能時間が延びる。
また、従来構造では、中空糸膜9の充填密度は湿潤気体の流れに不均一な部分を生じさせることが要因で一定以上高くできなかったが、液水が介在する範囲では、湿潤気体を常に一定量供給する必要が無いため、中空糸膜9の充填密度を高くすることが可能となる。したがって、本実施形態の加湿装置によれば、液水が介在する範囲に、単位断面積あたりの中空糸膜9の本数をその他の部位に比べて多くしたので、水交換性能をより一層高めることができる。
「第3実施形態」
図4は第3実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。
第3実施形態における燃料電池の加湿装置では、図4に示すように、中空糸膜9の内部を通る第1のガスを燃料電池2から排出された湿潤気体とし、中空糸膜9の外部を通る第2のガスを加湿される非加湿ガスである乾燥気体とした。また、本実施形態の加湿装置では、第2ガス導入管12側で耐熱性の高い中空糸膜9Bを配置し、第2ガス導出管13側で耐熱性の低い中空糸膜9Aを配置している。本実施形態の加湿装置では、その他の構成については第1実施形態と同様であり、第1実施形態と共通する部材には同一の符号を付すと共にその説明は省略するものとする。
第1実施形態では、第1ガス導入管10を介して中空糸膜9の内部(流通路8)にコンプレッサ3で加圧・昇温させた乾燥気体(酸化剤ガス)を第1のガスとして流す一方で、第2ガス導入管12を介して中空糸膜9の外部を燃料電池2から排出された水分を豊富に含んだ湿潤気体(排出ガス)を第2のガスとして流したが、第3実施形態では、第1ガス導入管10には燃料電池2から排出された湿潤気体を第1のガスとして流し、第2ガス導入管12にはコンプレッサ2からの乾燥気体を第2のガスとして流す。
ドライアップは、中空糸膜9内部の親水化処理剤の脱水反応によって進行する現象であり、中空糸膜9雰囲気の温度及び相対湿度によって決定され、温度が高いほど、相対湿度が低いほどドライアップし易い傾向をもつ。前述の通り、加湿器1の内部では、温度及び湿度ともに分布を持っており、乾燥気体入口付近は気体温度が高く、相対湿度が低いため最もドライアップし易い部位である。
水蒸気透過膜は、水交換性能、熱交換性能がともに高いため、ドライアップする条件となっているのは加湿器1の一部となる。しかし、一度入口付近からドライアップが始まると、下流の相対湿度が時間とともに低下し、ドライアップする領域も増大し、結果として運転時間が経過するにつれ加湿器全体の水蒸気透過性能は低下しつづける。
そこで、乾燥気体入口近傍のみ(第1実施形態における相対的に孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜9Aを配置した領域SA)を耐熱性の高い糸(中空糸膜)とすることで、入口近傍の中空糸膜9だけでなく加湿器全体のドライアップを防止できる。乾燥気体入口近傍以外の部位(第1実施形態における相対的に孔径の小さいかつ耐熱性の高い中空糸膜9Bを配置した領域SB)では、通常の水蒸気透過性能が高い中空糸膜9を用いることで、加湿器全体の水蒸気透過性能を高くでき、結果として加湿器1の熱劣化によって起こる性能低下により決定される前記加湿器1の使用可能時間を延ばすことができる。
「第4実施形態」
図5は第4実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。
第4実施形態における燃料電池の加湿装置では、図5に示すように、図4で示した第3実施形態の加湿装置における第2ガス導入管12を第1ガス導入管10近傍部に配置すると共に第2ガス導出管13を第1ガス導出管11近傍部に配置することで、第1のガスと第2のガスの中空糸膜モジュール6内流れ方向を同一方向(パラレルフロー)となるように流入させたものである。本実施形態の加湿装置では、その他の構成については第3実施形態と同様であり、第3実施形態と共通する部材には同一の符号を付すと共にその説明は省略するものとする。
一般的に2流体間で、熱移動や物資移動を行う場合、2流体を対向に流すカウンターフローが2流体を平行に流すパラレルフローよりも効率的であることが一般的に知られている。従来技術の加湿器もこの思想で設計されており、一般的には、カウンターフローに近い構成とする。
ところが、加湿装置1の中の雰囲気に着目した場合、カウンターフローの構成では、湿潤気体出口近傍(第2ガス導出管13の近傍部)に乾燥気体が導入されることになり、当該部位では高温で乾燥しやすい条件になっている。そこで、本実施形態の加湿装置1では、前記したように構成してパラレルフローとすることで、最もドライアップし易い乾燥気体入口付近に湿潤気体を流入させ、雰囲気の相対湿度を上昇させてドライアップを防止することが可能となる。
「第5実施形態」
図6は第5実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。
第5実施形態における燃料電池の加湿装置では、図6に示すように、第2ガス導入管12側を第2ガス導出管13側よりも熱交換性能の高い糸としたものである。本実施形態の加湿装置では、その他の構成については第3実施形態と同様であり、第3実施形態と共通する部材には同一の符号を付すと共にその説明は省略するものとする。
具体的には、第3実施形態の構成に加えて、第2ガス導入管12側に設けられる部分(第1実施形態における相対的に孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜9Aを配置した領域SA)に配置した中空糸膜9には、第2ガス導出管13側に設けられた部分(第1実施形態における相対的に孔径の小さいかつ耐熱性の高い中空糸膜9Bを配置した領域SB)に配置した中空糸膜9よりも熱交換性能の高い糸を使用する。
一般的な燃料電池システムでは、コンプレッサ(圧縮機)3の下流に熱交換器を設ける。これは、圧縮によって乾燥気体の温度が高くなるが、中空糸膜モジュール6を用いた加湿装置1や、燃料電池スタックの耐熱性によって所定の温度まで下げる必要があったからである。一方、燃料電池システム簡素化のために、部品点数削減が求められている。そこで、本実施形態の加湿装置1におけるように、乾燥気体温度が高い第2ガス導入口近傍部(第2ガス導入管12の近傍側)に熱交換性能の高い糸を使って積極的に熱交換を行うことで、熱交換器を削減し同時に下流の中空糸膜9の雰囲気温度を低減させ長寿命化を達成させることができる。
「第6実施形態」
図7は第6実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図、図8は図7のB−B線における横断面図である。
第6実施形態における燃料電池の加湿装置では、図7及び図8に示すように、中空糸膜モジュール6の円周方向内側を外側より耐熱性の高い糸としたものである。本実施形態の加湿装置では、その他の構成については第3実施形態と同様であり、第3実施形態と共通する部材には同一の符号を付すと共にその説明は省略するものとする。
具体的には、円柱形状とされた中空糸膜モジュール6のうち中心部分SCに設けた中空糸膜9Cを、その外周部分SDに設けた中空糸膜9Dに対して耐熱性の高い糸とする。
中空糸膜モジュール6の円周方向では、内側(中心側)が湿潤気体の温度が高く、相対湿度も低いので、本実施形態のように、中空糸膜モジュール6の内側を外側よりも耐熱性の高い糸を用いることで、耐久性を大幅に高めることができる。
「その他の実施形態」
以下に、他の実施形態について説明する。実施形態6の変形例として、中空糸膜モジュール6の中心部SCには耐熱性の高い中空糸膜を使用し、その外周部分SDには孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜を使用するようにしてもよい。
また、他の実施形態としては、加湿装置1に対して風の当たらない位置に対応する中空糸膜を、それ以外の位置(風の当たる位置)に対応する中空糸膜に対して耐熱性の高い糸を持たせてもよい。
また、この他、強度の高い中空糸膜を、肉厚上げしたり、樹脂の種類を変更したり、グラスファイバ等で補強したりすることにより機械的強度を上げたものを用いてもよい。
また、この他、透過性能の高い糸を、それ以外の中空糸膜に比べて親水処理剤の含有率を高くしたり、それ以外の中空糸膜に比べて構造を変更(例えば空孔体積を大きく)したり、それ以外の中空糸膜に比べて肉厚を薄くしたり、或いはそれ以外の中空糸膜に比べて熱伝導性の高い物質、例えば金属やカーボンナノチューブを混合したものとしてもよい。
第1実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。 図2(A)は図1のA−A線における横断面図、図2(B)は中空糸膜の要部拡大斜視図である。 第2実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。 第3実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。 第4実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。 第5実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。 第6実施形態における燃料電池の加湿装置の一例を示す構成図である。 図7のB−B線における横断面図である。
符号の説明
1…加湿装置
2…燃料電池
3…コンプレッサ
4…中空糸膜束
5…収容ケース
6…中空糸膜モジュール
7…ハウジング
7a、7b…ハウジングの両端
7c、7d…ハウジングの側面
8…流通路
9…中空糸膜
10…第1ガス導入管
11…第1ガス導出管
12…第2ガス導入管
13…第2ガス導出管

Claims (12)

  1. 中空糸膜の内部を流れる第1のガスと、前記中空糸膜の外部を流れる第2ガスとの間で水分交換を行う加湿装置であって、
    前記加湿装置は、
    複数本の中空糸膜からなる中空糸膜束をケース内に収容してなる中空糸膜モジュールと、前記中空糸膜モジュール全体を覆うハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、
    前記中空糸膜の内部を通る第1のガスを前記ハウジングに導入する第1ガス導入管と、
    前記中空糸膜の内部を通った前記第1のガスを前記ハウジングの外部に導出する第1ガス導出管と、
    前記中空糸膜の外部を通る第2のガスを前記ハウジングに導入する第2ガス導入管と、
    前記中空糸膜の外部を通った第2のガスを前記ハウジングの外部に導出する第2ガス導出管とを備え、
    前記第2のガスの入口側と出口側とで、前記第2のガスが相対的に湿潤かつ低温である側に、相対的に孔径の大きいかつ耐熱性の低い中空糸膜を配置し、一方、前記第2のガスが相対的に乾燥かつ高温である側に、相対的に孔径の小さいかつ耐熱性の高い中空糸膜を配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  2. 請求項1に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第1のガスが、加湿される非加湿ガスであり、
    前記第2ガス導入管側で前記孔径が大きくかつ耐久性の低い中空糸膜を配置し、
    前記第2ガス導出管側で前記孔径が小さくかつ耐久性の高い中空糸膜を配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  3. 請求項2に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第1ガス導入管と前記第1ガス導出管を前記ハウジング端面に、前記第2ガス導入管と前記第2ガス導出管を前記ハウジング側面に配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  4. 請求項3に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記ハウジングを前記中空糸膜束の長手方向が水平となるよう配置し、
    前記第2ガス導入管は前記ハウジングの下側側面に配置し、前記第2ガス導出管は前記ハウジングの上側側面に配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  5. 請求項3に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第2ガス導入管および前記第2ガス導出管は前記ハウジングの上側側面に配置し、前記中空糸膜モジュール内部に溜めた水を用いて非加湿ガスを加湿する
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  6. 請求項5に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    液水の介在する範囲の単位断面積あたりの中空糸膜本数をその他の部位に比べて多くした
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  7. 請求項1に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第2のガスが、加湿される非加湿ガスであり、
    前記第2ガス導入管側で耐熱性の高い中空糸膜を配置し、
    前記第2ガス導出管側で耐熱性の低い中空糸膜を配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  8. 請求項7に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第1ガス導入管と前記第1ガス導出管を前記ハウジング端面に、前記第2ガス導入管と前記第2ガス導出管を前記ハウジング側面に配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  9. 請求項8に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第2ガス導入管は前記ハウジングの下側側面に配置し、前記第2ガス導出管は前記ハウジングの上側側面に配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  10. 請求項9に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第1のガスと前記第2のガスのモジュール内流れ方向が同一方向となるように流入させた
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  11. 請求項1に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第2のガスが、加湿される非加湿ガスであり、
    前記第2のガス導入管側は前記第2ガス導出管側より熱交換性能の高い糸とし、
    前記第1ガス導入管と前記第1ガス導出管を前記ハウジング端面に、前記第2ガス導入管と前記第2ガス導出管を前記ハウジング側面に配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
  12. 請求項1に記載の燃料電池の加湿装置であって、
    前記第2のガスが、加湿される非加湿ガスであり、
    前記中空糸膜モジュール円周方向内側を外側より耐熱性の高い糸とし、
    前記第1ガス導入管と前記第1ガス導出管を前記ハウジング端面に、前記第2ガス導入管と前記第2ガス導出管を前記ハウジング側面に配置した
    ことを特徴とする燃料電池の加湿装置。
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