JP2007327441A - 補助加圧給水ポンプ装置、給水又は給湯設備、給水又は給湯方法 - Google Patents

補助加圧給水ポンプ装置、給水又は給湯設備、給水又は給湯方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋内設置が可能な補助加圧給水ポンプ装置、及び該補助加圧給水ポンプ装置を備えた給水又は給湯設備を提供すること。
【解決手段】給湯管19から分岐された分岐管25の途中に接続され該分岐管25を通る高温湯102を加圧する加圧ポンプ32と、該加圧ポンプを駆動するキャンドモータと、該加圧ポンプの運転制御を行なう制御盤とを備え、キャンドモータのフレームと加圧ポンプのケーシングは密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封された構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、給水設備又は給湯設備において、給水栓やシャワー等の末端機器の圧力不足を補うために該末端機器が設置されている屋内の該末端機器の近傍に設置するのに好適な補助加圧給水ポンプ装置、補助加圧給水ポンプ装置を備えた給水又は給湯設備、及び給水又は給湯方法に関するものである。
従来の給水設備として、建物の屋上に設置した高架水槽に水を一旦蓄えて、その水槽の落差を利用して給水する給水設備が広く普及している。この給水設備では、上層階の末端機器に対して、十分な落差がとれずに給水栓やシャワー等の末端機器に圧力不足が発生し、十分な水圧を得ることができない場合があった。
また、従来の給水設備として、地上部又は地下に受水槽を設け、該受水槽に蓄えている水を加圧ポンプにより各階へ直接給水する給水設備も広く普及している。この給水設備では、加圧ポンプより最も遠い高い部分の末端機器で、配管の経年変化に伴い配管抵抗が高くなり、十分な水圧を得ることができなくなる場合があった。
また、従来の給湯設備では、熱源機より加熱して得られたお湯を貯湯槽に一旦蓄えて、貯湯槽許容圧力以下にて給湯する給湯設備が広く普及している。この場合の機器の端末圧力は、貯湯槽内圧力が労働安全衛生法に基づいて圧力容器の区分により0.17MPa以下に抑えられているため、特殊なシャワーヘッド等通常の末端機器より高い給湯圧力を要求する機器に対しては、シャワーに十分な圧力を得ることができない場合があった。なお、給湯設備の一例として特許文献1に開示されたものがある。
上記給水設備、給湯設備において、圧力不足が起こった場合、補助加圧給水ポンプ装置を追加して圧力不足を補う技術は従来からあった。図1は補助加圧給水ポンプ装置を備えた給湯設備の構成例を示す図である。図1において、10は屋外110に設置された貯湯ユニットであり、該貯湯ユニット10は貯湯槽11を備えている。該貯湯槽11の湯は循環配管13を通って給湯器ユニット12により加熱され、所定の高温(例えば90℃)に維持されている。貯湯槽11内の湯量が不足すると加圧給水管14から加圧された水100が減圧弁15を介して減圧され、給水管16及び分岐管17を通って補給水101として補給される。
18は高温湯102を供給する給湯管19に設けられた補助加圧給水ポンプ装置であり、該補助加圧給水ポンプ装置18は加圧ポンプ20を備え、該加圧ポンプ20で加圧された高温湯102は給湯管19を通って屋内120に供給される。屋内120はシャワー21やカラン22等末端機器が設置されており、給湯管19の高温湯102は混合弁23、24で給水管16からの水100と所定の割合で混合され、所定の温度に調節されたお湯103、104としてシャワー21やカラン22に供給される。また、図示は省略するが給水管の給水圧力が低い場合も、該給水管から分岐した分岐管に上記のような加圧ポンプを備えた補助加圧給水ポンプ装置18を設け、該分岐管を通る水を加圧するようにしている。このような従来の補助加圧給水ポンプ装置は、下記のようなポンプ軸封部の液漏れの問題があり、屋内に設置できない状況であった。
特開2005−308251号公報
上記のように従来の給水設備や給湯設備の末端機器の圧力不足に対しては、メカニカルシール型の加圧ポンプが用いられていた。軸封にメカニカルシールを採用した加圧ポンプは、メカニカルシールの寿命の点から数年ごとに軸封部の定期交換や、漏水発生後の部品交換を行わなければならなかった。また、漏水の問題より加圧ポンプ設備を屋外設置とし、定期的な保守点検を行う必要があった。
上記の理由で加圧ポンプ設備を屋外に設置した場合は、圧力不足を起こしている末端機器に個別に加圧ポンプ設備を設置することが難しく、設備全体の給水量をカバーする加圧ポンプ設備となるため、ポンプやモータ容量が大きくなる傾向があった。また、屋外設置により風雨対策や凍結防止策等を施すなど必要以上の装備を設ける必要があり、過剰なコストも発生するという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、屋内設置が可能な補助加圧給水ポンプ装置、補助加圧給水ポンプ装置を備えた給水又は給湯設備、及び給水又は給湯方法を提供することを目的とする。
上気課題を解決するため請求項1に記載の発明は、給水管から分岐された分岐管の途中に接続され該分岐管を通る給水を加圧する加圧ポンプと、該加圧ポンプを駆動するキャンドモータと、該加圧ポンプの運転制御を行なう制御盤とを備え、前記キャンドモータのフレームと前記加圧ポンプのケーシングは密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造であることを特徴とする補助加圧給水ポンプ装置にある。
請求項2に記載の発明は、給湯管から分岐された分岐管の途中に接続され該分岐管を通る給湯を加圧する加圧ポンプと、該加圧ポンプを駆動するキャンドモータと、該加圧ポンプの運転制御を行なう制御盤とを備え、前記キャンドモータのフレームと前記加圧ポンプのケーシングは密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造であることを特徴とする補助加圧給水ポンプ装置にある。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の補助加圧給水ポンプ装置において、 前記分岐管の前記加圧ポンプより下流側には前記加圧ポンプの発停に伴って水圧の変動を防止するアキュムレータタンク及び圧力スイッチを設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、給水源からの水を給水管及び該給水管から分岐する分岐管を通して末端機器に給水する給水設備、又は給湯源からの湯を給湯管及び給湯管から分岐する分岐管を通して末端機器に給湯する給湯設備において、前記分岐管の途中に請求項1乃至3のいずれか1項に記載の補助加圧給水ポンプ装置を設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、給水管又は給湯管及び該給水管又は給湯管から分岐する分岐管を通して末端機器に給水又は給湯する給水又は給湯方法であって、加圧ポンプと該加圧ポンプを駆動するキャンドモータがポンプケーシングとモータフレームが密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造となっている該加圧ポンプを用い、前記分岐管を通る水又は湯を加圧することを特徴とする。
請求項1及び2に記載の発明によれば、加圧ポンプを駆動するモータにキャンドモータを用い、該キャンドモータのフレームと加圧ポンプのケーシングは密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造の補助加圧給水ポンプ装置を採用することにより、漏水が発生することなく、屋内の末端機器の近傍に設置することが可能となる。その結果、圧力不足を起こしている特定の末端機器に絞り込んで、補助加圧給水ポンプ装置を設置すればよく、加圧に必要な給水量が給水栓又はシャワー等の末端機器1個分に特定することも可能である。よって、補助加圧給水ポンプ装置を小型で安価な装置とすることが可能で、モータ容量も小さく消費電力も最小にすることができる。また、他の機器への給水又は給湯圧を無駄に上昇させることなく、他の機器の使い勝手への影響もない。
請求項3に記載の発明によれば、分岐管の加圧ポンプより下流側にアキュムレータタンク及び圧力スイッチを設けたので、加圧ポンプの発停に伴って水圧の変動を吸収し、防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、分岐管の途中に請求項1乃至3のいずれか1項に記載の補助加圧給水ポンプ装置を設けたので、該分岐管に接続された末端機器に必要で且つ十分な水圧の給水又は給湯を供給できる給水又は給湯設備を安価な費用で提供することできる。
請求項5に記載の発明によれば、加圧ポンプと該加圧ポンプを駆動するキャンドモータがポンプケーシングとモータフレームが密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造となっている該加圧ポンプを用い、分岐管を通る水又は湯を加圧して末端機器に給水又は給湯するので、漏水が発生することなく、圧力不足を起こしている特定の末端機器に絞り込んで給水又は給湯量を加圧すればよく、加圧のための消費電力も最小にすることができる。また、他の機器への給水又は給湯圧を無駄に上昇させることなく、他の機器の使い勝手への影響もない。
以下、本願発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図2は本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置を備えた給湯設備の構成例を示す図である。図2において、図1と同一符号を付した部分は同一又は相当部分を示す。貯湯ユニット10は貯湯槽11を備え、該貯湯槽11の湯は循環配管13を通って給湯器ユニット12により加熱され、所定の高温(例えば90℃)に維持されている。貯湯槽11内の湯量が不足すると、給水管16及び分岐管17を通って補給水101が補給される点は、図1に示す給湯設備と同一である。
給湯管19から分岐した分岐管25の途中に補助加圧給水ポンプ装置30が接続され、該補助加圧ポンプ装置30の出口側には管26を介してアキュムレータタンク31及び圧力スイッチ33が接続されている。補助加圧給水ポンプ装置30は後に詳述するように、加圧ポンプ32と該加圧ポンプ32を駆動するキャンドモータ等を備え、分岐管25を通る高温湯102を加圧水ポンプ32で加圧し、管26に吐出すようになっている。加圧された高温湯102は混合弁23で給水管16からの水100と所定の割合で混合され、所定の温度に調節されたお湯103となってシャワー21に供給される。また、混合弁24では給湯管19からの高温湯102と給水管16からの水100を所定の割合で混合し、所定の温度に調節されたお湯104となってカラン22に供給される。補助加圧給水ポンプ装置30は後に詳述するように、ポンプ取扱液(ここでは高温湯102)が外部に漏出しない構造であり、屋内120のシャワー21の近傍に設置されている。
図3乃至図5は補助加圧給水ポンプ装置30の構成例を示す図であり、図3平面図、図4は側面一部断面図、図5は正面図(図4のA矢視図)である。補助加圧給水ポンプ装置30は加圧ポンプ32とキャンドモータMを備えている。加圧ポンプ32は、吸込口40a及び吐出口40bを備えたポンプケーシング40内にインペラ(羽根車)41が回転自在に配置された構成である。吸込口40aの先端部にはフランジパッキン44を介在させてチャッキ弁(逆止弁)43が組み込まれた中間弁ケース42が接続されている。また、吐出口40bの後端部にはフランジパッキン45を介在させて流量スイッチ46を取り付けた流量スイッチ取付ケーシング47が接続されている。
中間弁ケース42の先端部には分岐管25(図2参照)の端部が接続され、流量スイッチ取付ケーシング47の後端部には管26(図2参照)の端部が接続されている。加圧ポンプ32のインペラ41はキャンドモータMの回転軸48の先端にナット49で締付け固定されている。キャンドモータMの運転によりインペラ41が回転すると、中間弁ケース42の先端に接続された分岐管25からの高温湯102はチャッキ弁43を通って吸込口40aに吸い込まれ、吐出口40bに接続された流量スイッチ取付ケーシング47及び管26を通って混合弁23(図2参照)に送られる。流量スイッチ取付ケーシング47内を流れる高温湯102の流量は流量スイッチ46で検出される。なお、ポンプケーシング40の下端部にはドレン抜き栓50が設けられ、ポンプケーシング40の側部にはコック51が設けられている。
キャンドモータMは筒状のモータフレーム52を備え、該モータフレーム52内にステータ53が挿入固着されている。モータフレーム52の先端はポンプケーシング40の後端に密接して接続されている。ポンプケーシング40の後端にはOリング54を介在させてケーシングカバー55が取付けられている。キャンドモータMのステータ53の内周面はキャン56で覆われ、該キャン56の先端部はケーシングカバー55の中央部に形成された軸受ブラケット55aの外周にOリング57を介して密封状態で装着されている。モータフレーム52の後端中央部には筒状の軸受ブラケット52aが一体に形成されている。該軸受ブラケット52aの内周部には軸受ブッシュ59がOリング58を介在させて密封状態で装着されている。上記キャン56の後端は軸受ブラケット52aに端部に密着されている。これにより、モータのステータ53は外部や加圧ポンプ32で取り扱われるポンプ取扱液から完全に遮蔽された状態になっている。
キャンドモータMの回転軸48は上記軸受ブッシュ59とケーシングカバー55の軸受ブラケット55aにメタル61とスリーブ軸受60を介して回転自在に支持されている。該回転軸48の中央部にはモータのロータ62が固着している。また、モータフレーム52の軸受ブラケット52aに装着された軸受ブッシュ59の後端部にはOリング63を介してキャップ64が気密状態で取り付けられている。これにより、ポンプ取扱液(ここでは高温湯102)がキャン56の内部には侵入するが、外部に漏出しない密封構造となっている。
モータフレーム52の上部には電装ケース65が取り付けられ、電装ケース65内にはモータ起動用のコンデンサ66や該コンデンサ66をステータ53に接続するための配線やステータ53に電力を供給する配線が通るリードハトメ67が収納されている。また、電装ケース65の端部には電源コード71を取り付けるコードステー68が設けられている。また、モータフレーム52の側部には、電装台69が設けられ、該電装台69には加圧ポンプ32を運転するための制御盤を構成する各種部品が実装される。上記モータフレーム52はモータ脚70に支持されている。
図6はキャンドモータMや制御盤の結線図であり、キャンドモータMは主巻線L1と補助巻線L2を具備する単相交流電動機であり、コンデンサ66は主巻線L1と補助巻線L2の間に接続されている。プリント基板72には加圧ポンプ32(キャンドモータM)を運転するための制御盤を構成する各種電子部品が実装されている。電源プラグ73に接続された電源コード71の各芯線71a、71bはプリント基板72の端子72aに接続され、該プリント基板72から過負荷保護装置74を介して主巻線L1と補助巻線L2電力を供給することにより、ステータ53内に回転磁界が発生し、該回転磁界によりロータ62が回転する。プリント基板72は流量スイッチ46が接続され、加圧ポンプ32が空運転することを防止するようになっている。また、水圧の変動を防止する為の圧力スイッチ33が接続される。なお、図4において、75は緩撃ワッシャー、76はスラストカラーである。
図7はアキュムレータタンク31の断面構成を示す図である。アキュムレータタンク31は、管26(図2参照)が接続される接続部80aを有する半球状のセルカバー80を備え、該セルカバー80の側端部周縁に間にゴム膜81の周縁部を介在させて半球状のセルケース82の側端部周縁を当接し、ボルト・ナット84で締め付け互いに固着した構造である。セルケース82の中央部にはバルブ83が設けられ、セルケース82とゴム膜81の間の空間には該バルブを通して圧力が調整された気体が封入されている。セルカバー80とゴム膜81の間には管26内の高温湯102が流入しており、該高温湯102の圧力が加わっている。加圧ポンプ32の始動の遅れによる圧力低下をアキュムレータタンク31と圧力スイッチ33により未然に防止することができる。
図1に示す、従来の補助加圧給水ポンプ装置18では、加圧ポンプ20の軸封部にメカニカルシールを用いるので、軸封部の液漏れに配慮し、補助加圧給水ポンプ装置18を屋内120に設置することができなかった。これに対して上記構成の補助加圧給水ポンプ装置30では、加圧ポンプ32を駆動するモータにキャンとモータMを用い、ポンプ取扱液がキャン内に侵入するのを許容し、メカニカルシールのような軸封部を設けないから、定期的にメカニカルシールの保守点検も必要ない。ステータ53の内周面はキャン56で覆われており、ポンプ取扱液が、ステータ53内に侵入することない。従って、ステータ53内で電気絶縁不良等の事故が発生することがない。
また、モータフレーム52とポンプケーシング40が密着状態(気密状態)で接続しており、該ポンプケーシング40及びモータフレーム52の内部は外部と完全に遮蔽された構造(密封構造)であるから、ポンプ取扱水(ここでは高温湯102)が外部、即ち屋内に漏出することがない。高温のお湯が屋内に噴出して、火傷を負うという危険がない。従って、補助加圧給水ポンプ装置30をシャワー21等の人間が近づく末端機器の近傍に設置しても危険がない。
また、補助加圧給水ポンプ装置を屋外に特定した場合は、給湯設備の末端機器が多数ある場合、加圧に必要な給湯量が多くなる傾向にあり、補助加圧給水ポンプ装置が高価なものになり、且つモータ容量も大きくなり消費電力も増大する。これに対して上記構成の補助加圧給水ポンプ装置30では、屋内120に設置できるから、給水加圧を必要とする末端機器の近傍にすることが可能となる。その結果、圧力不足を起こしている特定の末端機器に絞り込んで補助加圧を行えばよく、加圧に必要な給湯量をシャワーや給水栓等の末端機器の1個分に特定することが可能なる。よって補助加圧給水ポンプ装置30を小型で安価とすることができ、モータ容量も小さく消費電力も最小とすることが可能となる。
なお、上記実施形態例では、貯湯ユニット10の貯湯槽11から、給湯管19や分岐管25を通して末端機器に給湯する給湯設備を例に説明したが、給湯源はこれに限定されるものではなく、要は給湯源からの湯を給湯管及び給湯管から分岐する分岐管を通して末端機器に給湯する給湯設備であれば、その分岐管に本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置を設けることにより、本発明に係る給湯設備を構成することができる。
また、上記実施形態例では、給湯設備を例に説明したが、給水設備であってもよい。即ち、給水源からの水を給水管及び該給水管から分岐する分岐管を通して末端機器に給水する給水設備の分岐管に本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置を設けることにより、本発明に係る給水設備を構成することができる。
また、上記実施形態例では、チャッキ弁(逆止弁)43をポンプケーシング40の吸込口40aに接続された、中間弁ケース42に組み込んでいるが、チャッキ弁(逆止弁)は給水管又は給湯管から分岐する分岐管に直接設けてもよい。また、このチャッキ弁(逆止弁)は必要ない場合もある。また、流量スイッチ46を設けているが、この流量スイッチ46も必要としない場合もある。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書、図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、加圧ポンプ32の構造やキャンドモータMの構造も上記実施形態に示すものには限定されない。
従来の給湯設備の構成例を示す図である。 本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置を備えた給湯設備の構成を示す図である。 本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置の構成例を示す平面図である。 本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置の構成例を示す側面一部断面図である。 本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置の正面図である。(図4のA矢視図である) 本発明に係る補助加圧給水ポンプ装置のキャンドモータMや制御盤の結線図である。 アキュムレータタンクの断面図である。
符号の説明
10 貯湯ユニット
11 貯湯槽
12 給湯器ユニット
13 循環配管
14 加圧給水管
16 給水管
17 分岐管
18 補助加圧給水ポンプ装置
19 給湯管
20 加圧ポンプ
21 シャワー
22 カラン
23 混合弁
24 混合弁
25 分岐管
26 管
30 補助加圧給水ポンプ装置
31 アキュムレータタンク
32 加圧ポンプ
33 圧力スイッチ
40 ポンプケーシング
41 インペラ(羽根車)
42 中間弁ケース
43 チャッキ弁(逆止弁)
44 フランジパッキン
45 フランジパッキン
46 流量スイッチ
47 流量スイッチ取付ケーシング
48 回転軸
49 ナット
50 ドレン抜き栓
51 コック
52 モータフレーム
53 ステータ
54 Oリング
55 ケーシングカバー
56 キャン
57 Oリング
58 Oリング
59 軸受ブッシュ
60 スリーブ軸受
61 メタル
62 ロータ
63 Oリング
64 キャップ
65 電装ケース
66 コンデンサ
67 リードハトメ
68 コードステー
69 電装台
70 モータ脚
71 電源コード
72 プリント基板
73 電源プラグ
74 過負荷保護装置
75 緩撃ワッシャー
76 スラストカラー
80 セルカバー
81 ゴム膜
82 セルケース
83 バルブ
84 ボルト・ナット
M キャンドモータ

Claims (5)

  1. 給水管から分岐された分岐管の途中に接続され該分岐管を通る給水を加圧する加圧ポンプと、該加圧ポンプを駆動するキャンドモータと、該加圧ポンプの運転制御を行なう制御盤とを備え、
    前記キャンドモータのフレームと前記加圧ポンプのケーシングは密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造であることを特徴とする補助加圧給水ポンプ装置。
  2. 給湯管から分岐された分岐管の途中に接続され該分岐管を通る給湯を加圧する加圧ポンプと、該加圧ポンプを駆動するキャンドモータと、該加圧ポンプの運転制御を行なう制御盤とを備え、
    前記キャンドモータのフレームと前記加圧ポンプのケーシングは密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造であることを特徴とする補助加圧給水ポンプ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の補助加圧給水ポンプ装置において、
    前記分岐管の前記加圧ポンプより下流側には前記加圧ポンプの発停に伴って水圧の変動を防止するアキュムレータタンク及び圧力スイッチを設けたことを特徴とする補助加圧給水ポンプ装置。
  4. 給水源からの水を給水管及び該給水管から分岐する分岐管を通して末端機器に給水する給水設備、又は給湯源からの湯を給湯管及び給湯管から分岐する分岐管を通して末端機器に給湯する給湯設備において、
    前記分岐管の途中に請求項1乃至3のいずれか1項に記載の補助加圧給水ポンプ装置を設けたことを特徴とする給水又は給湯設備。
  5. 給水管又は給湯管及び該給水管又は給湯管から分岐する分岐管を通して末端機器に給水又は給湯する給水又は給湯方法であって、
    加圧ポンプと該加圧ポンプを駆動するキャンドモータがポンプケーシングとモータフレームが密接し、且つポンプ取扱液が外部に漏出しない密封構造となっている該加圧ポンプを用い、前記分岐管を通る水又は湯を加圧することを特徴とする給水又は給湯方法。
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