JP2007323306A - リアルタイム利用制御を伴う電子データ共有方法およびシステム - Google Patents

リアルタイム利用制御を伴う電子データ共有方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】共有電子データの内容が更新された場合や共有電子データが削除された場合に、内容を更新または削除を徹底する。
【解決手段】共有電子データの内容変更を行う権利を有する有権者が、その共有電子データの内容変更を行った場合、あるいは、共有電子データの削除を行う権利を有する有権者が、その共有電子データを削除した場合、評価器4は、保存されているダウンローダー情報を取得し、該情報の利用者側ノードに利用中の複製された共有電子データの内容の更新または削除を要求した後、前記複製された共有電子データの利用を継続させ、または利用を制限し、または利用を中止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者からの共有電子データの複製の利用要求に対して、あらかじめ設定された利用ルールを用いて利用認可判定を行い、該判定結果が許諾の場合、該複製された共有電子データを利用者に利用させる電子データ共有システムに関する。
高速ネットワークやICT(Information and Communication Technology)技術の普及に伴い、公私問わず電子データを共有して利用することのニーズが高まってきており、この種の電子データ共有システムが特許文献1などで提案されている。
ここで、電子データを共有することの敷居が低くなっている一方、誤って共有させてしまったデータの流出が問題となっている。複製されたデータを更新・削除しようにも複製されたデータの所在が分からないことが多く、共有電子データの内容を更新/削除したり、利用ルールを更新したりした際に、既に利用中のデータは影響を受けず、再度の利用認可判定において初めて変更が反映されることになる。そのため、いつまでも古いデータを持たれていることによる不整合や不利益が発生する場合があり、提供者側に不安が残る。
特開2005−063400号公報
一度、電子データを共有すると、キャッシュ(複製された電子データ)が乱立し、各利用者のローカル環境にずっと残り続けることで、キャッシュの更新や削除を徹底できない恐れがあり、気軽に電子データを共有できない。誤って共有してしまった電子データ、あるいは状況が変化して共有すべきではなくなった電子データの流出を防ぐ必要がある。
本発明の目的は、共有電子データの内容が更新された場合や共有電子データが削除された場合に、内容の更新または削除を徹底する、電子データ共有方法およびシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の電子データ共有方法は、利用認可判定者側装置にある評価器が、許諾を与えた利用者側装置の識別情報を保存しておき、共有電子データの内容変更を行う権利を有する有権者が、その共有電子データの内容変更を行った場合、あるいは、共有電子データの削除を行う権利を有する有権者が、その共有電子データを削除した場合、評価器が、前記の保存されている識別情報を取得し、該識別情報の利用者側装置に利用中の複製された共有電子データの内容の更新または削除を要求した後、前記の複製された共有電子データの利用を継続させ、または利用を制限し、または利用を中止させる。
本発明は、共有電子データの内容が更新された場合や共有電子データが削除された場合に速やかに利用中の複製された共有電子データを突き止め、内容を更新または複製データを削除した上で、必要に応じて、利用を制限または複製された共有電子データを削除して利用を中止させるようにしたものである。
また、共有電子データの利用ルールの内容変更を行う権利を有する有権者が、その共有電子データの利用ルールの内容変更を行った場合、速やかに利用中の複製された共有電子データを突き止め、評価器が、利用認可判定を再度行い、その結果に基づき、必要に応じて、利用を制限または複製された共有電子データを削除して利用を中止させるようにしてもよい。
本発明によれば、いったん電子データを共有した後、内容の更新や削除、あるいは利用ルールの更新を行う際に、利用中のキャッシュについても更新や削除が反映されるため、電子データを気軽に安心して共有することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の電子データ共有システムのブロック図である。
本実施形態の電子データ共有システムはアップデーター1とストレージ・マネージャ2とストレージ3と評価器4とワールド・レコグナイザー5とダウンローダー6とメモリ・マネージャ7とメモリ8とAPマネージャ9とAP(Application Program)10で構成されている。ブロック1〜5は電子データ提供者・管理者側の機能を実現するものであり、ブロック6〜10は電子データ利用者側の機能を実現するものである。全てのブロックはネットワーク経由または端末ローカルにソフトウェア的に結合されている。どのブロックがどの物理的な端末にあっても構わない。通常、ノードは1〜10のブロック全てを有している。ここで、ノードはネットワーク上に存在する常駐型プロセスのことで、様々な局面において異なる性格を帯びる。利用者がそれを使って情報の利用認可要求や情報の利用を行う際には利用者ノードとなり、情報を管理・格納する際には情報管理ノードとなり、利用認可判定を行う際には利用認可判定ノードとなる。全てのブロックは、複数存在してもよい。
アップデーター1は、共有電子データの内容を更新したり、共有電子データを削除したり、共有電子データの利用ルールを更新したりする権利を有する有権者からの前記操作の要求を受け付け、評価器4経由でストレージ・マネージャ2に、操作の実行を要求し、その結果を評価器4経由で受け取り、有権者に示すものである。
ストレージ・マネージャ2は、共有電子データおよびその利用ルールなどの付属情報を管理するものであり、アップデーター1による、評価器4を経由した、ストレージ3への共有電子データ登録・更新要求や、ダウンローダー6による、評価器4を経由した、ストレージ3からの共有電子データ取得要求などを受け付け、これに応答する。ストレージ・マネージャ2は、ストレージ3に対し共有電子データの操作を行い、応答を受け取り、評価器4に対し、共有電子データの内容が更新/削除されたことや利用ルールが更新されたことを通知する。評価器4への通知は、評価器4からの問合せに応じる形でもよい。一つのストレージ・マネージャー2は複数のストレージ3を管理してもよい。
ストレージ3は、共有電子データおよびその利用ルールなどの付属情報を保管するもので、ストレージ・マネージャ2からの要求に基づき、共有電子データの操作を実現する。ストレージ3は、一つの物理的なストレージあるいは複数の物理的なストレージを透過的に一つの仮想的なストレージと見なしたものにより構成される。後者の場合、閾値秘密分散法などの情報分割アルゴリズムを用いて共有電子データを分散させてもよい。
評価器4は、アップデーター1の依頼により、共有電子データの利用認可判定を行うもので、利用認可判定結果が許諾の場合、共有電子データの更新/削除・利用ルールの更新をストレージ・マネージャ2に要求する。また、評価器4は複製された共有電子データ(以下、複製共有電子データと言う)をダウンローダー6に渡す。さらに、評価器4は、ダウンローダー6の依頼により、複製共有電子データの利用認可判定を行い、利用認可判定結果が許諾の場合、複製共有電子データをダウンローダー6に渡す。利用認可判定には、利用ルールを用いるが、その際、ワールド・レコグナイザー5から、判定に必要な属性やコンテキストの値を取得する。評価器4は、信頼性を高めるために複数で利用認可判定を行ってもよい。評価器4は、どのダウンローダー6に対して複製共有電子データを渡したのかを管理する。評価器4は、定期的に各ダウンローダー6に対して通信可能性を検証してもよい。評価器4は、利用ルール変更時に各ダウンローダー6を通じて、再利用認可判定を行う。
ワールド・レコグナイザー5は、利用認可判定に必要な属性やコンテキストの値を取得し、評価器4に渡す。ワールド・レコグナイザー5は、その取得する属性やコンテキストの値ごとに複数存在してもよい。ここで、属性とは、利用者のIDや所属グループ、資格、本人性認証結果、利用回数など利用者個人に属する属性や利用者端末のHDD残量やセキュリティ対策度など利用者端末に属する属性などを指す。また、コンテキストとは、時刻など環境や状況を指す。ワールド・レコグナイザー5は、前記属性値を利用者端末装置などから取得し、前記コンテキストの値を自らが存在する端末装置の時計などから取得する。
ダウンローダー6は、AP10からの利用要求を受け付け、これに応答を返すものであり、評価器4に認可判定を要求すると共に共有電子データとその許諾条件および必要に応じてその付属情報を受け取る。ダウンローダー6は、複製共有電子データ等を取得すると、メモリ・マネージャ7に対して、それらを一時的にメモリ8に格納することを依頼するとともに、APマネージャ9に対して、AP10が正しく利用を行っていることの監視を依頼する。ダウンローダー6は、評価器4からの要求に基づき、メモリ・マネージャ7に対して、複製共有電子データの内容の更新や削除を要求する。ダウンローダー6は、評価器4から受動的に通知を受けるだけでなく、定期的あるいは特定の属性やコンテキストの値が変更されるごとに評価器4に対して問合せを行うこととしてもよい。
メモリ・マネージャ7は、ダウンローダー6やAP10からメモリ8上の複数共有電子データの操作要求を受け付け、メモリ8を操作する。メモリ8は、複製共有電子データとその許諾条件および必要に応じて付属情報を保管するもので、メモリ・マネージャ7からの要求に基づき、複製共有電子データの操作を実現する。
APマネージャ9は、ダウンローダー6の依頼により、AP10が正しく複製共有電子データを利用していることを監視するものである。APマネージャ9は、ダウンローダー6から、利用中の複製共有電子データの内容が更新/削除されたことや利用ルールが更新されたことの通知を受け、AP10への利用制限・利用中止を強制し、ユーザへの通知を行う。APマネージャ9は、ダウンローダー6から受動的に通知を受けるだけでなく、定期的あるいは特定の属性やコンテキストの値が変更されるごとにダウンローダー6に対して問合せを行うこととしてもよい。一つのAPマネージャー9は、複数のAP10を管理してもよい。
AP10は、利用者からの複製共有電子データ利用要求を受け付け、利用を実現するものであり、複数種類あってもよい。AP10は、ダウンローダー6に対して、共有電子データの利用要求を行い、応答を得る。AP10は、メモリ・マネージャ7を介して、複製共有電子データにアクセスし、利用終了時には、メモリ・マネージャ7を介して、複製共有電子データを削除する。AP10は、APマネージャ9により、複製共有電子データを正当に利用しているか監視される。
各ブロックは一つの物理端末上にあってもよいし、全て別々の物理端末上にあってもよい。
図2は本実施形態における複製共有電子データの利用要求から利用開始までの動作を説明するシーケンス図である。
利用者がAP10に対し、複製共有電子データの利用を要求する(ステップ101)。AP10は、その要求をダウンローダー6に投げる(ステップ102)。ダウンローダー6は、その要求を評価器4に投げる(ステップ103)。評価器4は、複製対象となる共有電子データに対する利用ルールを取得し、その中から必要なパラメータ(属性やコンテキスト)を抽出し(ステップ104)、ワールド・レコグナイザー5に対し、上記パラメータの値の取得を要求する(ステップ105)。評価器4は、ワールド・レコグナイザー5から上記パラメータの値を取得し(ステップ106)、利用認可判定を行い(ステップ107)、利用認可判定結果が許諾であれば、ストレージ・マネージャ2に対して、複製共有電子データの取得を要求する(ステップ108)。ストレージ・マネージャ2は、ストレージ3に対し、複製共有電子データの取得を要求し(ステップ109)、ストレージ3から複製共有電子データを取得する(ステップ110)。評価器4は、ストレージ・マネージャ2から複製共有電子データを取得し(ステップ111)、許諾者として、ダウンローダー6にアクセスするための情報を保存する(ステップ112)。ダウンローダー6は、評価器4から複製共有電子データを取得する(ステップ113)。評価器4経由で複製共有電子データを取得するのではなく、ストレージ・マネージャ2から直接取得するようにしてもよい。ダウンローダー6は、メモリ・マネージャ7に対して、複製共有電子データと許諾条件および必要に応じて付属情報をメモリ8に格納することを要求する(ステップ114)。メモリ・マネージャ7は、メモリ8に上記複製共有電子データ等を格納することを要求する(ステップ115)。メモリ8は、それらを格納した後、メモリ・マネージャ7に対し、上記複製共有電子データ等の格納結果を応答する(ステップ116)。メモリ・マネージャ7は、ダウンローダー6に対して上記格納結果を応答する(ステップ117)。ダウンローダー6は、APマネージャ9に対して、AP10が複製共有電子データを利用する上で守るべき条件(許諾条件)を示すと共に、正当利用の監視を要求する(ステップ118)。APマネージャ9は、AP10が複製共有電子データを正当に利用しているかどうかを監視し(ステップ119)、不正利用を確認した場合、利用を中止させ、複製共有電子データをメモリ・マネージャ7を介して削除する。一方、ダウンローダー6は、AP10に利用認可判定結果を応答する(ステップ120)。AP10は、利用者に利用認可判定結果を応答し(ステップ121)、複製共有電子データの利用を開始させる。利用認可判定結果が許諾の場合、AP10は、メモリ・マネージャ7経由でメモリ8上の複製共有電子データを取得する。
図3は本実施形態における共有電子データの更新/削除から利用者環境への反映までの動作を示すシーケンス図である。
共有電子データの内容を更新したり削除することのできる権利を持つ有権者が、アップデーター1に対して、共有電子データの更新/削除を要求する(ステップ201)。アップデーター1は、その要求を評価器4に投げる(ステップ202)。評価器4は、共有電子データの内容の更新/削除に対する利用ルールを取得し、その中から必要なパラメータ(属性やコンテキスト)を抽出し(ステップ203)、ワールド・レコグナイザー5に対し、上記パラメータの値を要求し(ステップ204)、ワールド・レコグナイザー5から上記パラメータの値を取得し(ステップ205)、利用認可判定を行う(ステップ206)。利用認可判定結果が許諾であれば、ストレージ・マネージャ2に対して、複製共有電子データの内容の更新/削除を要求する(ステップ207)。ストレージ・マネージャ2は、ストレージ3に対し、複製共有電子データ内容の更新/削除を要求する(ステップ208)。ストレージ3は、複製共有電子データの内容更新/削除を行い、ストレージ・マネージャ2は、ストレージ3から、その結果応答を取得する(ステップ209)。ストレージ・マネージャ2は、その応答を評価器4に渡す(ステップ210)。評価器4は、その応答をアップデーター1に渡す(ステップ211)。アップデーター1はその結果を有権者に通知する(ステップ212)。
一方、評価器4は、更新/削除された共有電子データの複製データの利用を許諾された利用者のダウンローダー6情報を取得する(ステップ213)。上記全てのダウンローダー6に対して、複製共有電子データの内容更新/削除を要求する(ステップ214)。ダウンローダー6は、APマネージャ9に対して、複製共有電子データの利用の一時中断/中止を要求する(ステップ215)。APマネージャ9は、AP10に対して、複製共有電子データの利用の一時中断/中止を要求する(ステップ216)。また、ダウンローダー6は、メモリ・マネージャ7に対し、複製共有電子データの内容の更新/削除を要求する(ステップ217)。メモリ・マネージャ7は、メモリ8に対し、複製共有電子データの内容の更新/削除を要求する(ステップ218)。メモリ8は複製共有電子データの内容の更新/削除を実行し、その結果をメモリ・マネージャ7に応答する(ステップ219)。メモリ・マネージャ7は、ダウンローダー6にその応答を渡す(ステップ220)。
複製共有電子データの利用再開が可能であれば、ダウンローダー6は、APマネージャ9に利用再開を依頼する(ステップ221)。APマネージャ9は、AP10に利用再開を依頼する(ステップ222)。ダウンローダー6は評価器4に複製共有電子データの更新/削除が成功したことを報告してもよい。
図4は、本実施形態における複製共有電子データの利用ルールの更新から利用者環境への反映までの動作を示すシーケンス図である。
複製共有データの利用ルールを更新することのできる権利を持つ有権者が、アップデーター1に対して、複製共有電子データの利用ルールの更新を要求する(ステップ301)。アップデーター1は、その要求を評価器4に投げる(ステップ302)。評価器4は、複製共有電子データの利用ルールの更新に対する利用ルールを取得し、その中から必要なパラメータ(属性やコンテキスト)を抽出し(ステップ303)、ワールド・レコグナイザー5に対し、上記パラメータの値を要求し(ステップ304)、ワールド・レコグナイザー5から上記パラメータの値を取得し(ステップ305)、利用認可判定を行う(ステップ306)。利用認可判定結果が許諾であれば、ストレージ・マネージャ2に対して、複製共有電子データの利用ルールの更新を要求する(ステップ307)。ストレージ・マネージャ2は、その要求をストレージ3に投げる(ステップ308)。ストレージ3は、複製共有電子データの利用ルールを更新し、ストレージ・マネージャ2は、ストレージ3から、その結果応答を取得する(ステップ309)。ストレージ・マネージャ2は、その応答を評価器4に渡す(ステップ310)。評価器4は、その応答をアップデーター1に渡し(ステップ311)、アップデーター1はその結果を有権者に通知する(ステップ312)。
一方、評価器4は、更新した利用ルールが適用されるべき複製共有電子データの利用を許諾された利用者のダウンローダー6情報を取得し(ステップ313)、上記全てのダウンローダー6に対して、複製共有電子データの利用ルールの更新を要求する(ステップ314)。ダウンローダー6は、APマネージャ9に対して、複製共有電子データの利用の一時中断/中止を要求する(ステップ315)。APマネージャ9は、AP10に対して、複製共有電子データの利用の一時中断/中止を要求する(ステップ316)。
また、ダウンローダー6は、評価器4に対して、更新された利用ルールを用いて再利用認可判定を依頼する(ステップ317)。評価器4は、再利用認可判定を行う(ステップ318)。そのステップの内容は、適用する利用ルールは異なるがステップ303〜306と同様である。ダウンローダー6は、評価器4から再利用認可判定結果を取得する(ステップ319)。再利用認可判定結果が拒絶であれば、ダウンローダー6は、メモリ・マネージャ7に対し、複製共有電子データの削除を要求する(ステップ320)。メモリ・マネージャ7は、メモリ8に対し、複製共有電子データの削除を要求する(ステップ321)。メモリ8は複製共有電子データの削除を実行し、その結果をメモリ・マネージャ7に応答する(ステップ322)。メモリ・マネージャ7は、ダウンローダー6にその応答を渡す(ステップ323)。一方、再利用認可判定結果が許諾であれば、ダウンローダー6は、APマネージャ9に利用再開を依頼する(ステップ324)。APマネージャ9は、AP10に利用再開を依頼する(ステップ325)。ダウンローダー6は評価器4に複製共有電子データの再利用認可判定を行ったことを報告してもよい。
本発明の他の実施形態として、以下のことが考えられる。
利用者/利用者端末などの属性・資格が変化した際に、評価器4は、再度利用認可判定を行い、その結果に基づき、利用を継続させたり、利用を制限したり、複製共有電子データを削除して利用を中止させる。
時刻など環境が変化した際に、評価器4は、再度利用認可判定を行い、その結果に基づき、利用を継続させたり、利用を制限したり、複製共有電子データを削除して利用を中止させる。
利用が終了した利用者のノードは、利用認可判定者のノードにその旨を通知し、利用認可判定者が把握する許諾者は現在利用中の者のみとする。
利用認可判定者のノードが、利用者側のノードに通知するのを一定期間ごとに確認する。
複製共有電子データの内容を更新したり、利用を制限したり、複製共有電子データを削除して利用を中止させる際に、評価器4は利用者側のノードに警告を表示し、一定期間待つ。
複製共有電子データの内容を更新したり、利用を制限したり、複製共有電子データを削除して利用を中止させる際に、評価器4は利用者の承諾を得るまで待つ。
本発明の電子データ共有システムは、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータ内の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含む。
以下、具体例を説明する。
具体例1
共有電子情報=「人気ラーメン店Xに現在行列している客数」
利用ルール=「会員ならば閲覧可能」
有権者=「ラーメン店Xのスタッフ」
利用者=「会員A」
(1)会員Aが、「人気ラーメン店Xに現在行列している客数」を閲覧中とする
(2)ラーメン店Xのスタッフが現状に基づき「人気ラーメン店Xに現在行列している客数」の内容を更新する
(3)すると、会員Aの閲覧APの画面に表示されている「人気ラーメン店Xに現在行列している客数」が自動的に更新される。
具体例2
共有電子情報=「映像Y」
利用ルール=「会員ならば閲覧可能」
有権者=「映像配信会社のスタッフ」
利用者=「会員A」
(1)会員Aが「映像Y」を閲覧中とする。
(2)映像配信会社のスタッフが、「映像Y」に不適切な映像が含まれていることに気付き、「映像Y」を削除する。
(3)すると、会員Aの閲覧APの画面で流れている「映像Y」が終了する。オプションとして、その際、お詫びメッセージが表示される。
具体例3
共有電子情報=「Z社の顧客情報」
利用ルール=「Z社内端末からならば誰でも閲覧可能」→「Z社内端末から、かつZ社社員であれば閲覧可能」
有権者=「Z社担当者」
利用者=「Z社内端末を利用しているアルバイト」
(1)Z社内端末を利用しているアルバイトが、「Z社顧客情報」を閲覧中とする。
(2)Z社担当者が利用ルールを「Z社内端末からならば誰でも閲覧可能」から「Z社内端末から、かつZ社社員であれば閲覧可能」へと更新する。
(3)すると、Z社内端末を利用しているアルバイトの閲覧APの画面に表示されている「Z社顧客情報」が自動的に削除される。オプションとして、その際、メッセージが表示される。
本発明の一実施形態による電子データ共有システムのブロック図である。 図1の実施形態における複製共有電子データの利用要求から利用開始までの動作を示すシーケンス図である。 図1の実施形態における共有電子データの更新/削除から利用者環境への反映までの動作を示すシーケンス図である。 図1の実施形態における複製共有電子データの利用ルールの更新から利用者環境への反映までの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 アップデーター
2 ストレージ・マネージャ
3 ストレージ
4 評価器
5 ワールド・レコグナイザー
6 ダウンローダー
7 メモリ・マネージャ
8 メモリ
9 APマネージャ
10 AP
101〜121、201〜222、321〜325 ステップ

Claims (4)

  1. 利用者からの共有電子データの複製の利用要求に対して、利用認可判定者側装置にある評価器があらかじめ設定された利用ルールを用いて利用認可判定を行い、該判定結果が許諾の場合、利用者側装置が複製された共有電子データを取得し、該装置内にあるメモリに一時的に格納し、該複製された共有電子データを該利用者に利用させる電子データ共有方法において、
    前記評価器が、許諾を与えた利用者側装置の識別情報を保存しておき、
    共有電子データの内容変更を行う権利を有する有権者が、その共有電子データの内容変更を行った場合、あるいは、共有電子データの削除を行う権利を有する有権者が、その共有電子データを削除した場合、前記評価器が、前記の保存されている識別情報を取得し、該識別情報の利用者側装置に利用中の複製された共有電子データの内容の更新または削除を要求した後、前記複製された共有電子データの利用を継続させ、または利用を制限し、または利用を中止させる、
    ことを特徴とするリアルタイム利用制御を伴う電子データ共有方法。
  2. 共有電子データの利用ルールの内容変更を行う権利を有する有権者が、その共有電子データの利用ルールの内容変更を行った場合、前記評価器は、利用認可判定を再度行い、その結果に基づき、前記利用者側装置に前記複製された共有電子データの利用を継続させ、または利用を制限し、または利用を中止させる、請求項1に記載のリアルタイム利用制御を伴う電子データ共有方法。
  3. 利用者からの共有電子データの複製の利用要求に対して、利用認可判定者側装置にある評価器があらかじめ設定された利用ルールを用いて利用認可判定を行い、該判定結果が許諾の場合、利用者側装置が複製された共有電子データを取得し、該装置内にあるメモリに一時的に格納し、該複製された共有電子データを該利用者に利用させる電子データ共有システムにおいて、
    前記評価器が、許諾を与えた利用者側装置の識別情報を保存する手段と、共有電子データの内容変更を行う権利を有する有権者が、その共有電子データの内容変更を行った場合、あるいは、共有電子データの削除を行う権利を有する有権者が、その共有電子データを削除した場合に、前記の保存されている識別情報を取得し、該識別情報の利用者側装置に利用中の複製された共有電子データの内容の更新または削除を要求した後、前記共有電子データの利用を継続させ、または利用を制限し、または利用を中止させる手段とを有することを特徴とするリアルタイム利用制御を伴う電子データ共有システム。
  4. 前記評価器は、共有電子データの利用ルールの内容変更を行う権利を有する有権者が、その共有電子データの利用ルールの内容変更を行った場合、利用認可判定を再度行い、その結果に基づき、前記利用者側装置に前記複製された共有電子データの利用を継続させ、または利用を制限し、または利用を中止させる手段をさらに有する、請求項3に記載のリアルタイム利用制御を伴う電子データ共有システム。
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