JP2007322011A - スラリー燃料の製造方法並びに可燃性粉末の燃焼方法及び燃焼システム - Google Patents

スラリー燃料の製造方法並びに可燃性粉末の燃焼方法及び燃焼システム Download PDF

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Abstract

【課題】トナー、粉体塗料廃材をはじめとする焼却困難な可燃性粉体をスラリー燃料として有効利用できるようにする。
【解決手段】固液混合槽4内に所定量の液体燃料を供給すると共に、該液体燃料の液面上に可燃性粉体を飛散して供給しながら、低速撹拌機21、中速撹拌機22、及び高速撹拌機23を運転して固液混合槽4内の液体燃料と可燃性粉体との撹拌混合を行う。固液混合槽4内に対する可燃性粉体の定量供給が完了した時点から所定時間経過後に高速撹拌機23の運転を終了し、次いで中速撹拌機22の運転を終了し、その後は低速撹拌機21の運転のみ続行する。そして、得られたスラリー燃料を、撹拌機33を備えるスラリー貯蔵槽32に移送して撹拌すると共に、そのスラリー燃料をスラリー貯蔵槽32から燃焼装置35に供給して燃焼させる。
【選択図】図1

Description

本発明は可燃性粉体の燃料化技術に係わり、特にトナー、粉体塗料等の製造工程で発生する規格外の可燃性粉体を利用してスラリー燃料を製造する方法、並びに可燃性粉体をスラリー燃料として燃焼させる方法及びシステムに関する。
複写機などで使用されるトナーは、カーボンブラックその他で着色した軟化点40℃前後、粒径4〜16μmの樹脂微粉末であるが、その製造工程においては規格外の廃材が大量に発生する。
従来、その種のトナー廃材に代表される可燃性粉体をセメントキルン等の大型炉で焼却処分した例はあるが、中小の炉では可燃性粉体の安定供給、安定燃焼のコントロールが難しく、そのコントロール不良により粉塵爆発を起こす等、その取り扱いは非常に難しいものであった。
一方、液体中に可燃性粉体を分散させたスラリー燃料として、COM(石炭/石油スラリー:Coal Oil Mixture)が一般に良く知られるが、比重差が2倍以上となる可燃性粉体(見掛比重0.3〜0.4)と液体を均一に混合することは困難で、通常の撹拌機による混合では大きな粒径物(ダマ)や気泡、早期分離を発生してしまうという難点があった。
ここに、液状アスファルトなどの高粘度の液体と炭酸カルシウムなどの粉体との混合を行う装置として、液面上に粉体を飛散して供給する分散機と、回転駆動速度が異なる3つの撹拌機とを付設した固液混合タンクが知られている(例えば、特許文献1)。
実公昭62−42740号公報
しかしながら、特許文献1の固液混合タンクによれば、分散機により粉体を液面上に飛散して供給することにより、粉体が「ダマ」となる造粒現象を防止することはできても、3つの撹拌機を同一時間連続して運転した場合には多量の気泡を発生してしまうという問題があった。
又、特許文献1の固液混合タンクを用いて液体燃料と可燃性粉体との撹拌混合を行うことにより、造粒現象を発生せずして可燃性粉体を液体燃料中に良好に分散させることができたとしても、その両者は早期に分離してしまうので、可燃性粉体をスラリーの状態で液体燃料と同時に燃焼させることはできなかった。
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的はトナーや粉体塗料廃材をはじめとする可燃性粉体をスラリー燃料として有効利用できるようにすることにある。
本発明は上記目的を達成するため、
第1撹拌翼を有する低速撹拌機と、その第1撹拌翼よりも高速で回転駆動される第2撹拌翼を有する中速撹拌機と、その第2撹拌翼よりも高速で回転駆動される第3撹拌翼を有する高速撹拌機とが付設される固液混合槽を用いてスラリー燃料を製造する方法であり、
前記固液混合槽内に所定量の液体燃料を供給すると共に、該液体燃料の液面上に可燃性粉体を飛散して供給しながら、前記低速撹拌機、中速撹拌機、及び高速撹拌機を運転して固液混合槽内の液体燃料と可燃性粉体との撹拌混合を行い、
前記固液混合槽内に対する可燃性粉体の定量供給が完了した時点から所定時間経過後に前記高速撹拌機の運転を終了し、次いで前記中速撹拌機の運転を終了して前記低速撹拌機の運転のみ続行することを特徴とするスラリー燃料の製造方法を提供する。
又、上記方法により得られるスラリー燃料を撹拌機付きのスラリー貯蔵槽に移送して撹拌すると共に、そのスラリー燃料をスラリー貯蔵槽から燃焼装置に供給して該スラリー燃料に含まれる可燃性粉体をその分散媒である液体燃料と同時に燃焼させることを特徴とする可燃性粉体の燃焼方法を提供する。
更に、可燃性粉体をスラリー燃料として燃焼させるためのシステムであって、
液体燃料中に可燃性粉体を分散させてスラリー燃料を調製する固液混合槽と、この固液混合槽に供給すべき液体燃料を貯蔵する貯油槽と、前記固液混合槽に供給すべき可燃性粉体を貯蔵する貯粉槽と、前記固液混合槽内における液体燃料と可燃性粉体との撹拌混合により得られるスラリー燃料を燃焼させる燃焼装置とを備えると共に、
前記固液混合槽には、該固液混合槽内に供給された液体燃料の液面上に前記貯粉槽からの可燃性粉体を飛散して供給する粉体散布機と、その可燃性粉体と液体燃料との撹拌混合を行う撹拌手段とが付設され、
その撹拌手段は、第1撹拌翼を有する低速撹拌機と、その第1撹拌翼よりも高速で回転駆動される第2撹拌翼を有する中速撹拌機と、その第2撹拌翼よりも高速で回転駆動される第3撹拌翼を有する高速撹拌機とから成り、
前記燃焼装置の前段には、前記固液混合槽から移送されるスラリー燃料を収容する撹拌機付きのスラリー貯蔵槽が設けられることを特徴とする可燃性粉体の燃焼システムを提供する。
本発明に係るスラリー燃料の製造方法によれば、低速撹拌機、中速撹拌機、及び高速撹拌機により可燃性粉体と液体燃料との撹拌混合を行い、固液混合槽内に対する可燃性粉体の定量供給が完了した時点から所定時間経過後に高速撹拌機の運転を終了し、次いで中速撹拌機の運転を終了して低速撹拌機の運転のみ続行するようにしていることから、気泡を殆ど発生せずして液体燃料中に可燃性粉体を短時間で良好に分散させることができ、しかも高速撹拌機と中速撹拌機の運転終了後も低速撹拌機の運転を続行することから、可燃性粉体と液体燃料の分離を防止して可燃性粉体の均一分散状態を維持し、その可燃性粉体を液体燃料と同時に良好に燃焼させ、各種燃焼装置の燃料として有効利用する事ができる。
又、本発明に係る燃焼方法では、固液混合槽内で調製したスラリー燃料をスラリー貯蔵槽に移送することから、固液混合槽内においてスラリー燃料を新たに調製して多量のスラリー燃料を備蓄し、これを燃焼装置に途切れなく供給することができ、しかもスラリー貯蔵槽に移送したスラリー燃料も当該貯蔵槽内にて撹拌するので、可燃性粉体を燃焼装置で燃焼するまで液体燃料中に均一に分散させておく事ができる。
一方、本発明に係る燃焼システムによれば、低速、中速、及び高速の3つの撹拌機から成る撹拌手段が付設される固液混合槽、固液混合槽に供給すべき液体燃料を貯蔵する貯油槽、固液混合槽に供給すべき可燃性粉体を貯蔵する貯粉槽、固液混合槽内における液体燃料と可燃性粉体との撹拌混合により得られるスラリー燃料を燃焼させる燃焼装置、及び固液混合槽から移送されるスラリー燃料を収容する撹拌機付きのスラリー貯蔵槽を備えることから、トナー、粉体塗料廃材などの可燃性粉体を液体燃料に分散させてスラリー燃料を調製しながら、そのスラリー燃料に含まれる可燃性粉体を液体燃料に分散させた状態のまま燃焼装置で良好に燃焼させることができる。
以下、図面に基づき本発明を詳しく説明する。図1は、本発明に係る可燃性粉体の燃焼システムの構成例を示す系統図である。
図1において、1は所定の容積を有する貯油槽であり、この貯油槽1内には灯油や重油といった石油類、あるいはアルコールなどの液体燃料が貯蔵される。
一方、2は所定の容積を有する貯粉槽であり、その内部には樹脂微粉末(エポキシ系、ポリオレフェン系、ポリエステル系、又はポリスチレン系)を主成分とするトナー、粉体塗料廃材などから成る可燃性粉体が貯蔵される。尚、可燃性粉体は図示せぬタンクローリ車などにより輸送され、これが圧送パイプ3を通じてタンクローリ車などの粉体供給源から貯粉槽2内に適宜圧送される。
4は可燃性粉体と液体燃料を撹拌混合してスラリー燃料を調製する固液混合槽であり、この固液混合槽4と貯油槽1は送油管5を介して連結され、固液混合槽4と貯粉槽2は該貯粉槽2の下部に付設されるテーブルフィーダ6を介して連結される。
送油管5には、ポンプ7と電磁弁8が介在され、電磁弁8を開放してポンプ7を起動することにより、貯油槽1に貯蔵された液体燃料が送油管5を通じて固液混合槽4内に供給されるようになっている。
又、貯粉槽2に貯蔵された可燃性粉体は、テーブルフィーダ6の起動により該テーブルフィーダ6の排出口に備えた電磁弁6Aを通じて固液混合槽4内に供給されるようになっている。
尚、固液混合槽4の下部にはロードセル9が設けられ、その出力信号により固液混合槽4内に供給される液体燃料と可燃性粉体の重量が制御されるようになっている。つまり、ポンプ7とテーブルフィーダ6(電磁弁6Aを含む)は、ロードセル9の出力信号に基づいて順次駆動制御されるのであり、これにより液体燃料と可燃性粉体を所定の混合比で混合できるようになっている。
特に、固液混合槽4には、その内部に供給された液体燃料の液面上に可燃性粉体を飛散して供給する粉体散布機10と、固液混合槽4内にて可燃性粉体と液体燃料との撹拌混合を行う撹拌手段20とが付設される。尚、粉体散布機10と撹拌手段20は、固液混合槽4の上部を覆う上蓋4Aにより支持される。
粉体散布機10は、下端部がテーパ状に広げられると共に上蓋4A上に突出する上端が電磁弁6Aの一端部に接続される案内筒11と、案内筒11内の下端部に位置付けられるインペラ12と、インペラ12を高速回転させるモータ13とで構成され、そのモータ13でインペラ12が回転されることによる遠心力により可燃性粉体が案内筒11の下端から放射状に飛散されるようになっている。
一方、撹拌手段20は、回転駆動速度が異なる低速、中速、及び高速のそれぞれ3つの撹拌機21,21,23から構成される。
本例において、低速撹拌機21はイカリ型の撹拌翼21A(第1撹拌翼)を有するもので、その撹拌翼21Aがモータ21Bで回転駆動(例えば、50rpm)される構成とされる。又、中速撹拌機22はパドル又はプロペラ型の撹拌翼22A(第2撹拌翼)と該撹拌翼22Aを回転させるモータ22Bとから成り、その撹拌翼22Bが低速撹拌機の撹拌翼21Aよりも高速(例えば、150rpm)で回転駆動されるようになっている。更に、高速撹拌機23は平行する複数の円盤のそれぞれに複数のピンを直角に貫通せしめた形態の撹拌翼23A(第3撹拌翼)を有するもので、その撹拌翼23Aが専用のモータ23Bにより中速撹拌機の撹拌翼22Aよりも高速(例えば、500rpm)で回転駆動されるようになっている。
そして、上記のような粉体散布機10と撹拌手段20を備える固液混合槽4によれば、液体燃料の液面上に対して粉体散布機10から可燃性粉体が飛散して供給されることにより、可燃性粉体が「ダマ」となる造粒現象が防止され、しかも3つの撹拌機21〜23の運転により可燃性粉体を液体燃料中に短時間で均一に分散させることができる。
ここで、固液混合槽4にはポンプ30を介在させた配管31を介してスラリー貯蔵槽32が連結連通され、固液混合槽4内における可燃性粉体と液体燃料との撹拌混合により得られるスラリー燃料が配管31を通じてスラリー貯蔵槽32に移送されるようになっている。
スラリー貯蔵槽32は、固液混合槽4と同程度の容積を有するもので、これには撹拌機33が付設される。この撹拌機33は、本例においてイカリ型の撹拌翼33Aとパドル型の撹拌翼33Bとを同軸上に設けたもので、それら撹拌翼33A,33Bがモータ33Cにより回転駆動される構成とされる。
又、図1から明らかなように、スラリー貯蔵槽32の後段にはサービスタンク34を介して燃焼装置35が設けられる。
サービスタンク34は図示せぬフロートスイッチを備えた小型のタンクで、スラリー貯蔵槽32とはポンプ36を介在させた配管37により連結連通される。又、燃焼装置35はボイラや加熱乾燥機(キルン)などの熱源としてスラリー燃料を燃焼させるバーナであり、この燃焼装置35とサービスタンク34はポンプ38を介在させた配管39により接続される。
しかして、ポンプ38の駆動により燃焼装置35にスラリー燃料が連続的に供給され、これによりサービスタンク34内のスラリー燃料が減少すると、上記フロートスイッチが作動してポンプ36が起動され、これによりスラリー貯蔵槽32に収容されたスラリー燃料が配管37を通じてサービスタンク34に供給されるようになっている。
ここで、以上のように構成されるシステムを用いてスラリー燃料を製造する方法と可燃性粉体を燃焼する方法について説明する。
先ず、ポンプ7の起動により貯油槽1内の液体燃料を固液混合槽4内に供給する。又、このとき低速撹拌機21を起動して、固液混合槽4内に供給された液体燃料を撹拌する。尚、固液混合槽4内に所定量の液体燃料が供給されると、これがロードセル9により検知されてポンプ7が自動停止される。
しかして、固液混合槽4内に所定量の液体燃料が供給されたら、テーブルフィーダ6と粉体散布機10を起動し、更に電磁弁6Aを開放して貯粉槽2内の可燃性粉体を固液混合槽4内における液体燃料の液面上に飛散して供給すると共に、これと同時に中速撹拌機22と高速撹拌機23とを起動し、先に起動した低速撹拌機21を含む3つの撹拌機21〜23の運転により固液混合槽4内の可燃性粉体と液体燃料の撹拌混合を行う。
尚、固液混合槽4内に所定量の可燃性粉体が供給されると、これがロードセル9により検知されてテーブルフィーダ6と粉体散布機10が自動停止され、電磁弁6Aが閉鎖状態となり、これにより固液混合槽4内に対する可燃性粉体の定量供給を完了する。
固液混合槽4内に対する可燃性粉体の定量供給後も各撹拌機の運転を続行するが、図2のタイミングチャートに示すように、固液混合槽4内に対する可燃性粉体の定量供給が完了した時点Tから所定時間(液体燃料と可燃性粉体の性状等により変わるが概ね10〜60秒)経過後に高速撹拌機23の運転を終了し、高速撹拌機23の運転終了時Tから所定時間(液体燃料と可燃性粉体の性状等により変わるが概ね5〜60分)経過後には中速撹拌機22の運転を終了し、その後は低速撹拌機21の運転のみ続行して該低速撹拌機21による撹拌混合を行う。
尚、高速撹拌機23と中速撹拌機22は、起動時Tから運転終了時T,Tまで連続運転モードとして連続運転されるが、可燃性粉体の供給完了時Tからそれぞれの運転終了時T,Tまでを間欠運転モードとして間欠運転するようにしてもよい。
又、低速撹拌機21は、スラリー貯蔵槽32に対するスラリー燃料の移送後に運転終了されるが、これは燃焼装置35の運転時間等に起因する燃料消費量によって変化する。但し、スラリー燃料の移送後、固液混合槽4にて新たなスラリー燃料調製を必要とする場合には、低速撹拌機21を運転したまま、空の固液混合槽4に対して貯油槽1から液体燃料の供給を開始する。
ここで、スラリー貯蔵槽32に移送されたスラリー燃料は撹拌機33により撹拌されつつ、サービスタンク34のフロートスイッチが作動する度にポンプ36の起動を以ってサービスタンク34に供給される。又、サービスタンク34のスラリー燃料は、ポンプ38の駆動により燃焼装置35に供給されて燃焼されるのであり、このためスラリー燃料の分散質である可燃性粉体は、分散媒である液体燃料中に分散したまま該液体燃料と同時に燃焼し、水の加熱や含水物の乾燥に供される。
以上、本発明について説明したが、サービスタンクは必ずしも必要でなく、これを省略してスラリー貯蔵槽に燃焼装置を直結するようにしてもよい。又、本発明では可燃性粉体にトナー、粉体塗料廃材を用い、これをスラリー燃料として資源化することができるが、可燃性粉体としてはトナー、粉体塗料廃材ほか、種々の可燃性粉体の廃材を好適に利用することができる。
本発明に係る燃焼システムの構成例を示す系統図 スラリー燃料調製に係るタイミングチャート
符号の説明
1 貯油槽
2 貯粉槽
4 固液混合槽
10 粉体散布機
20 撹拌手段
21 低速撹拌機
21A 第1撹拌翼
22 中速撹拌機
22A 第2撹拌翼
23 高速撹拌機
23A 第3撹拌翼
32 スラリー貯蔵槽
33 撹拌機
35 燃焼装置

Claims (3)

  1. 第1撹拌翼を有する低速撹拌機と、その第1撹拌翼よりも高速で回転駆動される第2撹拌翼を有する中速撹拌機と、その第2撹拌翼よりも高速で回転駆動される第3撹拌翼を有する高速撹拌機とが付設される固液混合槽を用いてスラリー燃料を製造する方法であり、
    前記固液混合槽内に所定量の液体燃料を供給すると共に、該液体燃料の液面上に可燃性粉体を飛散して供給しながら、前記低速撹拌機、中速撹拌機、及び高速撹拌機を運転して固液混合槽内の液体燃料と可燃性粉体との撹拌混合を行い、
    前記固液混合槽内に対する可燃性粉体の定量供給が完了した時点から所定時間経過後に前記高速撹拌機の運転を終了し、次いで前記中速撹拌機の運転を終了して前記低速撹拌機の運転のみ続行することを特徴とするスラリー燃料の製造方法。
  2. 請求項1の方法により得られるスラリー燃料を撹拌機付きのスラリー貯蔵槽に移送して撹拌すると共に、そのスラリー燃料をスラリー貯蔵槽から燃焼装置に供給して該スラリー燃料に含まれる可燃性粉体をその分散媒である液体燃料と同時に燃焼させることを特徴とする可燃性粉体の燃焼方法。
  3. 可燃性粉体をスラリー燃料として燃焼させるためのシステムであって、
    液体燃料中に可燃性粉体を分散させてスラリー燃料を調製する固液混合槽と、この固液混合槽に供給すべき液体燃料を貯蔵する貯油槽と、前記固液混合槽に供給すべき可燃性粉体を貯蔵する貯粉槽と、前記固液混合槽内における液体燃料と可燃性粉体との撹拌混合により得られるスラリー燃料を燃焼させる燃焼装置とを備えると共に、
    前記固液混合槽には、該固液混合槽内に供給された液体燃料の液面上に前記貯粉槽からの可燃性粉体を飛散して供給する粉体散布機と、その可燃性粉体と液体燃料との撹拌混合を行う撹拌手段とが付設され、
    その撹拌手段は、第1撹拌翼を有する低速撹拌機と、その第1撹拌翼よりも高速で回転駆動される第2撹拌翼を有する中速撹拌機と、その第2撹拌翼よりも高速で回転駆動される第3撹拌翼を有する高速撹拌機とから成り、
    前記燃焼装置の前段には、前記固液混合槽から移送されるスラリー燃料を収容する撹拌機付きのスラリー貯蔵槽が設けられることを特徴とする可燃性粉体の燃焼システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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