JP2007322005A - オーブンの扉の構造 - Google Patents

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Toshimasa Tanaka
利政 田中
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Abstract

【課題】加熱状態の扉を開いて作業をするときに、扉の端部に腕を接触させて火傷しないよう改良したオーブンの扉の構造を提供する。
【解決手段】扉11の開成時に扉11の端部11aに沿って並立するガード板13と、前記扉11の開閉に伴って前記ガード板13を回動させるために設けられる回動手段とを有するオーブンの扉11の構造である。
【選択図】図2

Description

本発明は、オーブンの扉の構造に関するものであり、更に詳しくは、加熱状態の扉を開いて作業をするときに、この扉の端部に腕を接触させて火傷しないよう改良した、オーブンの扉の構造に関するものである。
従来のオーブンとしては、図5に示すような多段式のオーブン1が知られている。このオーブン1は、炉を有するユニット2を複数段重ねた状態に設置しており、それぞれのユニット2ごとに扉3が設けられている。また、扉3の前面側には把手4が設けられており、中央部には二重構造の断熱ガラス5が設けられている(特許文献1、2参照)。
このような構成のオーブン1の扉3の構造について説明する。図6及び図7に示すように、扉3の下部には、回動軸6が設けられており、この回動軸6の両端部が軸受け7、軸受け7により回動自在に支持されている。
また、回動軸6の一端部とユニット2の上部との間には、扉スプリング8が接続している。この扉スプリング8は、扉3の開閉時において開閉力又は制動力を回動軸6に付与して、扉3の開閉操作をスムーズにおこなう役割を果たしている。
意匠登録第1128482号公報 特開2004−267103号公報
この従来例の多段式のオーブン1においては、加熱状態の扉3を開いて作業をするときに(図7参照)、この扉3の端部3aに腕などを接触させて火傷を負うおそれがある。特に下段から3段目程度よりも上段のユニット2を使用するときには、腕を前方に高く伸ばして作業をするので、扉3の端部3aに腕を接触させやすいこととなる。また、女性など小柄で身長の低い人ほど腕をいっそう高く伸ばす必要があるので、扉3の端部3aに腕を接触させやすく火傷事故のおそれが高くなる。
従って、従来例における多段式のオーブン1においては、前方に伸ばした腕を扉3の端部3aに接触させて火傷を負う事故を防止することに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は、オーブンの扉の構造であって、該扉の開成時に扉の端部に沿って並立するガード板と、前記扉の開閉に伴って前記ガード板を回動させるために設けられる回動手段とを有することを特徴とするオーブンの扉の構造を提供するものである。
また、前記回動手段は、前記ガード板の基部が接続する回動シャフトと、該回動シャフトに一端部が連結するワイヤと、前記ワイヤが係合する滑車装置と、前記ワイヤの他端部が連結すると共に前記扉を回動自在に支持する回動軸とから少なくとも構成されることとしたものである。
そして、前記回動シャフトの端部には、スプリング装置が設けられている構成としたものである。
本発明に係るオーブンの扉の構造は、オーブンの扉の構造であって、該扉の開成時に扉の端部に沿って並立するガード板と、前記扉の開閉に伴って前記ガード板を回動させるために設けられる回動手段とを有することによって、加熱状態の扉を開いて作業をするときに、扉の端部にガード板が並立しているので、腕などを端部に接触させて火傷を負う事故を防止できるという優れた効果を奏する。
また、回動手段は、前記ガード板の基部が接続する回動シャフトと、該回動シャフトに一端部が連結するワイヤと、前記ワイヤが係合する滑車装置と、前記ワイヤの他端部が連結すると共に前記扉を回動自在に支持する回動軸とから少なくとも構成されることによって、扉を開くと回動軸の回動に伴いワイヤの他端部が引っ張られる。同時にワイヤの一端部が引っ張られて回動シャフトを回動させるので、扉の開成時にガード板が扉の端部に沿って並立する。
また、扉を閉めると回動軸の回動に伴いワイヤの他端部が押し出される。同時にワイヤの一端部が押し出されて回動シャフトを回動させるので、扉の閉成時にガード板が扉の端部に沿って倒伏する。つまり、扉の開閉に伴ってガード板が回動して並立又は倒伏するという優れた効果を奏する。
そして、回動シャフトの端部には、スプリング装置が設けられていることによって、回動シャフトを回動方向に付勢するので、ガード板の回動がスムーズであるという優れた効果を奏する。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、理解容易のため、従来例に対応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
まず、図1から図3において、符号11はオーブンの扉を示し、この扉11は、従来例のものと同様に、前面側に把手4が設けられており、また、中央部には二重構造の断熱ガラス5が設けられている。そして、扉11の下部には、回動軸6が設けられており、この回動軸6の両端部が、軸受け7、軸受け7により回動自在に支持されている。
更に、従来例のものと同様に、回動軸6の一端部とユニットの上部との間には、図示しない扉スプリングが接続しており、この扉スプリングが、扉11の開閉時において開閉力又は制動力を回動軸6に付与して、扉11の開閉操作をスムーズにしている(図6参照)。
扉11及び該扉11に隣接する枠部12には、図1から図3に示すように、ガード板13と、このガード板13を扉11の開閉に伴って回動させるために設けられる回動手段とを有する。ガード板13は、扉11の開成時に扉11の端部11aに沿って並立し(図2参照)、閉成時に扉11の端部11aに沿って倒伏する(図1参照)。
回動手段は、ガード板13の基部13aが連結する回動シャフト14と、回動シャフト14に一端部15aが連結するワイヤ15と、ワイヤ15が係合する滑車装置17と、ワイヤ15の他端部15bが連結すると共に扉11を回動自在に支持する回動軸6とから構成されている。
ガード板13は、アルミニウム板又は耐熱性の合成樹脂板で形成されており、図4に示すように、扉11の端部11aに沿って並立できる横長の板状に形成されている。また、ガード板13の表面には、複数の孔部13cが設けられており、この孔部13cの存在によってガード板13の軽量化及び放熱性の向上が図られている。更に、図1に示すように、ガード板13の先端部13bはL字状に折曲しており、また、ガード板13の基部13aは、ネジ止め等の保持手段19により回動シャフト14が連結している。
回動シャフト14は、図3に示すように、所定の長さを有し、端部近傍において軸受け20、軸受け20により回動自在に支持されている。また、回動シャフト14の一方の端部には、スプリング装置18が設けられており、他方の端部は、ワイヤ15の一端部15aが連結部21を介して連結している。
スプリング装置18は、スプリング18aの一端部18bが回動シャフト14の一方の端部に取り付けられ、また、スプリング18aの他端部18cがスプリング止めカラー18dに取り付けられ、このスプリング止めカラー18dが扉11の所定部位に取り付けられてなる。
このように構成されたスプリング装置18は、図1に示すように、回動シャフト14を矢印D方向に付勢している。従って、回動シャフト14を矢印D方向にスムーズに回動させることができるのである。なお、スプリング止めカラー18dの回動操作で付勢力を適宜に調整できるようになっている。
ワイヤ15は、前述のように、一端部15aが回動シャフト14に連結部21を介して連結しており、途中で滑車装置17に係合して、他端部15bが回動軸6に連結部22を介して連結している。
滑車装置17は、図3に示すように、プーリー17aと、このプーリー17aに延設されるシャフト17bと、このシャフト17bを回動自在に保持するブラケット17cと、シャフト17bの端部に設けられるカラー17dとを有しており、ブラケット17cが枠部12にネジ16止め手段で固定されている。このような構成の滑車装置17は、ワイヤ15をプーリー17aに係合させており、回動軸6の回動に伴うワイヤ15の引張力を低減している。
回動軸6は、所定の長さを有し、前述のように、扉11の下部に設けられており、この回動軸6の両端部が、軸受け7、軸受け7により回動自在に支持されている。また、回動軸6は、ワイヤ15の他端部15bを連結部22を介して連結しており、回動軸6の回動に伴って、ワイヤ15を矢印A方向に引っ張り、又は矢印B方向に押し出すようになっている。
以上のように構成された回動手段は、扉11を開くと回動軸6が矢印A方向に回動し、これに伴ってワイヤ15の他端部15bが矢印A方向に引っ張られる。同時にワイヤ15の一端部15aが矢印C方向に引っ張られて、これに伴い回動シャフト14を矢印C方向に回動させ、扉11の開成時にガード板13が扉11の端部11aに沿って並立する(図2参照)。従って、加熱状態の扉11を開いて作業をするときに、扉11の端部11aに腕など接触させて火傷を負うことがない。
また、扉11を閉めると回動軸6が矢印B方向に回動し、これに伴ってワイヤ15の他端部15bが矢印B方向に押し出される。同時にワイヤ15の一端部15aが矢印D方向に押し出されて、これに伴い回動シャフト14を矢印D方向に回動させ、扉11の閉成時にガード板13が扉11の端部11aに沿って倒伏する(図1参照)。この場合、ガード板13は扉11から所定の間隔を開けて離隔するので、熱くならないのである。なお、回動シャフト14は、スプリング装置18によって矢印D方向に付勢されているので、回動シャフト14の回動がスムーズである。
扉11を閉成した状態を示す側面の縦断面図である。 扉11を開成した状態を示す側面の縦断面図である。 回動手段の要部を説明する、扉11の正面図である。 ガード板13の正面図である。 従来例に係る多段式のオーブン1の斜視図である。 従来例に係るオーブン1の扉3の構造を説明する正面図である。 従来例に係るオーブン1の扉3の構造を説明する側面の縦断面図である。
符号の説明
1 オーブン
2 ユニット
3 扉
3a 端部
4 把手
5 断熱ガラス
6 回動軸
7 軸受け
8 扉スプリング
11 扉
11a端部
12 枠部
13 ガード板
13a基部
13b先端部
13c孔部
14 回動シャフト
15 ワイヤ
15a一端部
15b他端部
17 滑車装置
16 ネジ
17aプーリー
17bシャフト
17cブラケット
17dカラー
18 スプリング装置
18aスプリング
18b一端部
18c他端部
18dスプリング止めカラー
19 保持手段
20 軸受け
21 連結部(プーリー)
22 連結部(プーリー)

Claims (3)

  1. オーブンの扉の構造であって、
    該扉の開成時に扉の端部に沿って並立するガード板と、
    前記扉の開閉に伴って前記ガード板を回動させるために設けられる回動手段と
    を有することを特徴とするオーブンの扉の構造。
  2. 前記回動手段は、
    前記ガード板の基部が接続する回動シャフトと、
    該回動シャフトに一端部が連結するワイヤと、
    前記ワイヤが係合する滑車装置と、
    前記ワイヤの他端部が連結すると共に前記扉を回動自在に支持する回動軸と
    から少なくとも構成されることを特徴とする請求項1に記載のオーブンの扉の構造。
  3. 前記回動シャフトの端部には、スプリング装置が設けられていること
    を特徴とする請求項2に記載のオーブンの扉の構造。
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