JP2007319727A - 空気精製装置の監視方法及び空気精製装置の監視システム - Google Patents

空気精製装置の監視方法及び空気精製装置の監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】超低露点温度の空気を供給するための空気精製装置の露点温度を好適に監視し、露点温度の異常上昇を事前に検出し、高露点温度の空気が精製装置の出口から排出されることを未然に防止する。
【解決手段】吸着剤を充填した吸着装置において、筒体12aにおける入口と出口との間における出口寄りの空気を引き出し管21によってサンプリングする。サンプリングした空気の露点温度を露点温度計33によって計測して、計測値を制御装置41に出力する。計測値がしきい値を超えている場合には、制御装置41は、警報装置42を作動させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、空気精製装置の監視方法およびそのシステムに関するものであり、特に露点温度が−100℃以下の乾燥空気を供給する空気精製装置の監視に適したものである。
圧力スイング(PSA)式、温度スイング(TSA)式、圧力温度スイング(PTSA)式のような、吸着剤を充填した筒を複数本用いて吸着・(加熱)再生を繰り返す空気精製装置において、精製空気の露点温度の上昇は供給先装置の故障を引き起こす可能性があるため、露点温度上昇時の早期発見、排出防止は極めて重要である。
装置出口の露点温度が予想以上に上昇する要因としては以下の事が考えられる。
(1)吸着・(加熱)再生の繰り返しによる吸着剤の劣化
(2)装置の処理流量以上の空気が装置内に流れてしまった場合
(3)想定以上の高露点の空気が装置内に流れてしまった場合
これらに対応するために従来は、装置出口の精製空気を露点温度計で計測、モニタリングを行い、出口露点温度の下降特性から露点温度上昇の警報を発する手法が取られている。(特許文献1)
特開平9−47630号公報
必要な精製空気の露点温度が比較的高い(例えば露点温度が−60℃よりも高い)場合には、安価な露点計が市販されているため、従来の方法では問題にならないが、超低露点(例えば露点温度が−100℃よりも低い露点温度)の空気を露点温度計で測定するためには、非常に高価な露点温度計を必要とする。また、従来のように出口空気の露点温度を計測する方法では、供給空気の露点温度が上昇してから検出するために、検出した時にはすでに高露点温度の空気が排出されてしまうといった、タイムラグの問題がある。
以上のように超低露点用の空気精製装置においては、露点温度が上昇した際の高露点空気の排出を未然に防止する簡便な方法が未だ無いのが実状である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、高価な露点計を用いることなく、例えば露点温度が−100℃以下の超低露点温度の空気を供給するための空気精製装置を好適に監視し、露点温度の異常上昇を事前に検出して、高露点温度の精製空気が供給されるのを未然に防止することを目的としている。
前記目的を達成するため、本発明は、吸着剤を充填した吸着装置を有し、当該吸着装置の入口から導入した原料空気を前記吸着剤で精製して、前記吸着装置の出口から導出する空気精製装置において、前記吸着装置内の入口と出口との間に形成される吸着帯よりも下流側の空気をサンプリングし、当該サンプリングした空気の露点温度を計測して、前記空気精製装置を監視することを特徴としている。
図1に示したように、吸着剤1を充填した吸着装置2では、一定の長さ(上下方向の長さ)の水分濃度、すなわち吸着装置内の空気の水分濃度の変化が上流側から下流側にむけて顕著な部分(吸着帯)Xを保ちながら、入口3側から順に、当該吸着帯Xが、筒体4内を下流側となる出口5側へと移動していく事が知られている。そこでこの常に低濃度である領域の空気、すなわち前記吸着装置2内の入口3と出口5との間における吸着帯Xよりも下流側の空気をサンプリングし、当該サンプリングした空気の露点温度を計測することで、吸着帯Xが異常に早く出口5側に移動している事を検出し、出口5から高露点空気が排出される前に異常を発見する事ができる。すなわち高露点温度の空気が出口5から排出されることを未然に防止することができる。また吸着帯Xよりも下流側の空気は未だ超低露点温度の空気を精製する途中のものであるから、入手が容易な一般的な露点温度計を用いることができる。また実際の装置では安全面から、必要吸着剤量よりも多めに吸着剤1を筒体4内に充填している場合がある。そのため吸着装置2における出口5側の領域は、吸着開始から終了まで常に比較的低濃度であるのが一般的である。したがってこのような吸着装置2における出口5側の領域の空気をサンプリングするようにしてもよい。
なお本発明における吸着装置には、吸着筒、吸着塔などその名称、形状を問わず、吸着剤を充填して、原料空気導入用の入口部と処理済の空気を導出する出口部を有するものも含まれる。
またサンプリングは、吸着装置内の空気の流れに沿った複数個所、すなわち上流側から下流側に沿って複数個所で行うようにしてもよい。これによって、吸着帯の移動を刻々と検出することができる。この場合、さらに露点温度を計測した結果、上流側の露点温度が所定値を超えた場合には警報を発し、下流側の露点温度が所定値を超えた場合には空気精製装置を停止するようにしてもよい。
吸着装置を複数備えている場合には、前記サンプリングした空気を、再生運転する吸着装置の再生空気として用いるようにしてもよい。
さらに吸着装置を複数備え、各吸着装置が精製運転と再生運転とを切り替えて運転する場合には、前記計測した露点温度に基づいて、当該切り替えを行うようにしてもよい。
別な観点によれば、本発明の監視システムは、吸着剤を充填した吸着装置を有し、当該吸着装置の入口から導入した原料空気を前記吸着剤で精製して、前記吸着装置の出口から導出する空気精製装置を監視するシステムであって、前記吸着装置内における出口寄りの領域の空気を、吸着装置外部に抜き出すサンプリング経路と、前記サンプリング経路を流れる空気の露点温度を計測する露点温度計とを有することを特徴としている。
これによって、本発明の監視方法を好適に実施することができ、高露点温度の空気が空気精製装置の出口から排出されてしまうことを未然に防止することができる。
かかるシステムにおいて、前記サンプリング経路は、前記領域内において空気の流れに沿って複数個所に設定されていてもよい。また前記露点温度計による計測結果に基づいて、警報を発するか又は前記空気精製装置の運転を制御する制御装置を有するようにしてもよい。
吸着装置を複数備えている場合、露点温度計は各吸着装置からのサンプリング経路が合流した後の下流側に設置するようにしてもよい。これによって露点温度計を共有することができる。
本発明によれば、高価な露点計を用いることなく、超低露点温度の空気を供給するための空気精製装置を好適に監視し、露点温度の異常上昇をすばやく検出して、高露点温度の空気が精製装置の出口から排出されることを未然に防止することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、実施の形態にかかる監視システム11の構成の概略を示しており、本実施の形態では、吸着装置として機能する2本の吸着筒12、13を備えている。各吸着筒12、13は同一構成である。吸着筒12の筒体12aの内部には、例えばシリカゲル、ゼオライト、活性アルミナ等、空気精製の際に使用される吸着剤が充填されている。また筒体12aの内部には、吸着剤を再生する際に使用するヒータ12bが設けられている。吸着筒13も、同様に筒体13aの内部に、吸着剤が充填され、ヒータ13bが設けられている。
吸着筒12、13の上部には、配管21、22が接続され、第1の合流管23によって配管21、22は合流している。第1の合流管23には精製空気導出管24が接続されている。また配管21、22間には、第2の合流管25が接続されている。この第2の合流管25にも前記精製空気導出管24が接続される。第1の合流管23、第2の合流管25においては、精製空気導出管24との接続部を挟んで、各々逆止弁U1、U2、U3、U4が各々設けられている。第1の合流管23を流れる気体は、逆止弁U1、U2の作用により、逆止弁U1、U2が相対する吸着筒側への流路を閉止しているため、精製空気導出管24側へのみ流れる。また同様に、第2の合流管25を流れる気体は、逆止弁U3、U4の作用により、逆止弁U3、U4が相対する吸着筒側への流路を閉止しているため、吸着筒12又は13側の一方へのみ流れる。したがって第1の合流管23は、精製空気の導出系に使用され、第2の合流管25は、吸着筒12、13の再生系に使用される。
吸着筒12、13の筒体12a、13aには、引き出し管31の両端が接続されている。そしてこの引き出し管31には、さらに配管32が設けられ、この配管32には、配管32内を流れる空気の露点温度を計測する露点温度計33が設けられている。これによって、吸着筒12、13の筒体12a、13a内における精製途中の空気は、引き出し管31、配管32によって構成されるサンプリング経路によってサンプリングされ、その露点温度を計測することができる。配管32は、分岐管34、35に分岐し、分岐管34は第2の合流管25における精製空気導出管24との接続部と逆止弁U3との間に接続され、分岐管35は第2の合流管25における精製空気導出管24との接続部と逆止弁U4との間に接続されている。
分岐管34、35には、各々電磁バルブV1、V2が設けられ、さらにその下流側には、圧力開放弁や管径を拡大させるなどした圧力開放装置36、37が各々設けられている。また引き出し管31には、配管32の接続部を挟んで各々電磁バルブV3、V4が設けられている。
露点温度計33で計測した露点温度は、制御装置41へと出力され、制御装置41は、予め設定してある露点温度のしきい値と比較し、計測値がしきい値を超えている場合には、警報ブザー、警報ランプなどの警報装置42を作動するようになっている。
吸着筒12、13の下部には、配管51、52が接続され、各配管51、52は合流管53によって接続されている。この合流管53には、原料ガス導入管54が接続されている。合流管53には、原料ガス導入管54の接続部を挟んで各々電磁バルブV5、V6が設けられている。
合流管53における電磁バルブV5、V6の設置箇所よりも各々吸着筒12寄りの箇所、吸着筒13寄りの箇所には、各々フィンチューブ55、56の一端部が接続され、フィンチューブ55、56の他端部は、ヘッダ管57に接続されている。そしてこのヘッダ管57には、再生ガス排出管58が接続されている。再生ガス排出管58を流れる気体は、流量計59を経た後システム外に排出される。ヘッダ管57には、再生ガス排出管58との接続部を挟んで、電磁バルブV7、V8が設けられている。
実施の形態にかかる監視システム11は以上の構成を有しており、その運転例について説明すると、図1に示した状態では、吸着筒12が精製運転を行い、吸着筒13が再生運転を行っている。
すなわち図1に示した状態の監視システム11においては、電磁バルブV1、V4、V6、V7が閉鎖し、電磁バルブV2、V3、V5、V8が開放しており、ヒータ12bはOFF、ヒータ13bはON状態にある。この状態で原料ガス導入管54からシステム内に原料ガス、例えば露点温度が−20℃の原料ガスが供給されると、原料ガスは、配管51を経て吸着筒12の筒体12a内に導入され、筒体12a内の吸着剤によって精製処理される。
精製処理に付され、所定の露点温度、例えば−100℃にまで精製、乾燥された精製空気は、配管21、第1の合流管23(開放された流路部分)、精製ガス導出管24を経て、目的空間等へと供給される。このとき、第1の合流管23を流れる精製空気の一部は、第2の合流管25を経て分流し、再生を必要とする吸着筒13の筒体13a内へと導入される。吸着筒13ではヒータ13bがON状態にあり、導入された精製空気を再生ガスとして用い、筒体13a内の吸着剤の再生処理がなされる。再生に付され昇温したガスは、配管52から合流管53を経てフィンチューブ56へと流れ、そこである程度降温された後、ヘッダ管57、再生ガス排出管58を経て、システム外へと排出される。
そして吸着筒12において精製運転されている間、吸着筒12の筒体12a内における精製途中の空気は、引き出し管31、配管32によってサンプリングされ、露点温度計33によってその露点温度が逐次計測され、計測結果は制御装置41へと出力されている。
既述したように、筒体12a内に充填されている吸着剤は、精製運転が開始されると入口側となる筒体12aの下部側から濃度が高くなっていき、それに伴って吸着帯が次第に出口側となる筒体12aの上部へと移動していくが、初期状態においては、図3に示したように、吸着帯は筒体12aの下部側に位置している。本実施の形態では、引き出し管31によって、筒体12a内の出口側(上部側)の領域の精製途中の空気をサンプリングしているので、サンプリングした精製途中の空気の露点温度は、予め設定したしきい値、例えば−60℃を下回っており、制御装置41では正常運転として判断する。
かかる場合、何らかの原因で急に吸着帯が上昇した場合、従来のように、出口空気の露点温度を計測していたのでは、出口空気、つまり供給空気の露点温度が上昇してから検出することになるために、検出した時にはすでに高露点温度の空気が排出されてしまうおそれがあった。
しかしながら本実施の形態にかかる監視システム11によれば、筒体12a内の出口側(上部側)の領域の精製途中の空気をサンプリングしているので、出口空気がそのような高露点温度、例えば−20℃に達する前の段階で、これを検出することができる。そして露点温度計33がそのようなしきい値を超える露点温度を計測すると、制御装置33は異常と判断し、警報装置42を作動させてそのことを外部に報知することができる。したがって、目的空間に高露点空気が供給されることを未然に防止する事が可能である。
しかも露点温度計33は精製途中の空気の露点を検出するので、例えば−100℃の超低露点温度を検出できる高性能の露点温度計は不要であり、例えば−60℃が検出できる、よりグレードの低い露点温度計を用いることができる。
また本実施の形態では、露点温度計33で計測された後の空気は、分岐管35を通じて第2の合流管25へと流れ吸着筒13の再生に使用されるから、サンプリングした空気を有効に再利用することができ、配管21から一部を取り出して再生用に廻している精製空気の量を低減することができる。なお吸着筒12では精製運転をしているので、サンプリングした空気は加圧状態にあり、一方再生運転している吸着筒23では大気圧状態であるから、サンプリングした空気はそのままでは再生用に供することができないが、本実施の形態においては、圧力開放装置37によって圧力を開放した後に第2の合流管25へと流れているので、支障はない。
なお上記した例において制御装置41は、サンプリングした空気の露点温度がしきい値を超えていた場合には、警報装置42を作動するようにしていたが、これに替えて、あるいは当該警報装置42による警報と共に、システム全体を停止したり、あるいは吸着筒12の精製運転、吸着筒13の再生運転を切り替えて吸着筒12を再生運転、吸着筒13を精製運転するようにシステムを制御するようにしてもよい。そのように切り替え制御を行うようにすれば、一定時間で吸着・再生を切替えるのではなく、負荷が小さい時、例えば流量が少ない、露点温度が低いときに、前もって切り替えする事ができるから、通常よりも長時間でサイクル運転するようになり、吸着剤の寿命を延ばすことできる。
かかる場合、サンプリング経路を複数設定して、吸着筒におけるサンプリング箇所を空気の流れに沿って複数設定すれば、さらに細かい制御を実施することが容易である。
例えば図5に示したように、吸着筒12の上下方向に位置を変えて、複数の引き出し管、例えば引き出し管61、62を接続し、吸着筒12内を流れる空気の流れに沿って異なった位置の空気をサンプリングし、各々を露点温度計63、64で計測するようにしてもよい。こうすることで、吸着筒12内の露点温度の上昇、すなわち吸着帯の移動をより詳しく検出することができる。
図5のように構成した場合、引き出し管62、すなわち上流側で検出した露点温度がしきい値を超えた場合には、制御装置41は、警報装置42を作動させ、引き出し管61、すなわち下流側、で検出した露点温度がしきい値を超えた場合には、制御装置41は、例えばシステムを停止したり、吸着筒の精製運転、再生運転を切り替える信号Sを出力するように構成することで、より一層、吸着筒内の実際の露点温度状況に応じたシステムの運用が行え、吸着剤の寿命の延伸やメンテナンスサイクルの延長を図る事ができる。
なお本発明においては、上記したように吸着装置内で精製されている途中の空気をサンプリングしてその露点温度を計測するようにしているため、例えばあるサンプリング位置における露点温度と、そのときの入口露点温度、すなわち吸着装置に導入される原料空気の露点温度との相関関係を予め調べておけば、サンプリングした空気の露点温度から、原料空気の露点温度を推定することができる。したがって、吸着装置の入口側に原料空気の露点温度を計測するためのセンサ等を別途設置する必要が無い。
本発明は、吸着剤を用いて空気、各種ガスを精製する精製装置に対して有用である。
本発明の原理を示す説明図である。 本実施の形態にかかる監視システムの構成の概略を示す説明図である。 本実施の形態にかかる監視システムにおいて、精製運転の初期状態にある吸着筒の様子を示す説明図である。 本実施の形態にかかる監視システムにおいて、吸着筒内の露点温度が上昇したときの吸着筒の様子を示す説明図である。 複数個所でサンプリングを行う吸着筒の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 吸着剤
2 吸着筒
3 入口
4 筒体
5 出口
11 監視システム
12、13 吸着筒
12a、13a 筒体
31 引き出し管
32 配管
33 露点温度計
41 制御装置
42 警報装置

Claims (8)

  1. 吸着剤を充填した吸着装置を有し、当該吸着装置の入口から導入した原料空気を前記吸着剤で精製して、前記吸着装置の出口から導出する空気精製装置において、
    前記吸着装置内の入口と出口との間に形成される吸着帯よりも下流側の空気をサンプリングし、当該サンプリングした空気の露点温度を計測して、前記空気精製装置を監視することを特徴とする、空気精製装置の監視方法。
  2. 前記サンプリングは、吸着装置内の空気の流れに沿った複数個所で各々行い、
    前記露点温度の計測の結果、上流側の露点温度が所定値を超えた場合には警報を発し、下流側の露点温度が所定値を超えた場合には空気精製装置を停止することを特徴とする、請求項1に記載の空気精製装置の監視方法。
  3. 吸着装置を複数備えている場合には、前記サンプリングした空気を、再生運転する吸着装置の再生空気として用いることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の空気精製装置の監視方法。
  4. 吸着装置を複数備え、各吸着装置が精製運転と再生運転とを切り替えて運転する場合には、前記計測した露点温度に基づいて、当該切り替えを行うことを特徴とする、請求項1に記載の空気精製装置の監視方法。
  5. 吸着剤を充填した吸着装置を有し、当該吸着装置の入口から導入した原料空気を前記吸着剤で精製して、前記吸着装置の出口から導出する空気精製装置を監視するシステムであって、
    前記吸着装置内における出口寄りの領域の空気を、吸着装置外部に抜き出すサンプリング経路と、
    前記サンプリング経路を流れる空気の露点温度を計測する露点温度計とを有することを特徴とする、空気精製装置の監視システム。
  6. 前記サンプリング経路は、前記領域内において空気の流れに沿って複数個所に設定されていることを特徴とする、請求項5に記載の空気精製装置の監視システム。
  7. 前記露点温度計による計測結果に基づいて、警報を発するか又は前記空気精製装置の運転を制御する制御装置を有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の空気精製装置の監視システム。
  8. 前記吸着装置を複数備え、露点温度計は各吸着装置からのサンプリング経路が合流した後の下流側に設置されていることを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の空気精製装置の監視システム。
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