JP2007319305A - 磁石付きずれ防止テーブルナプキン - Google Patents

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Abstract

【課題】使用中にずれたり下に落ちることない、テーブルナプキンの提供。
【解決手段】従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン1の表面の中心部に紐2によって雄雌対の磁石3・4を装着する。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に置いたテーブルナプキンを二つ折りにした状態で衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、食事の際に衣服の汚れを防止するために使用するテーブルナプキンに関するものである。
従来、レストランや結婚式場などで、食事の際に使用されるテーブルナプキンは、麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる、ほつれ防止のために端縫いを施した、56cmから69cm四方の正方形の布であるが、これを膝の上に置いて食事をしていると、ずれて下に落ちそうになる、若しくは落ちてしまう、という欠点がある。
また最近では、焼肉レストランなどで、紐を首の後ろで結んで衣類の汚れ防止のための胸当てとする小ぶりの紙のエプロンを置いている店もあり、これに対する特許も出願されている。
その特許とは、市販の紙ナプキン若しくはファッションペーパーの裏面上部2ヶ所に幅約3センチメートル長さ約2センチメートル程の剥離紙で覆った粘着部を設けており、食事の際には、その剥離紙を剥がし、衣類の前面に貼って、衣類の汚れを防止する、というものである。
しかし、高級なレストランや結婚式などでは紙のナプキンやエプロンは相応しくない。また、上記の特許のように接着部で衣類にナプキンを貼ると、剥がすときに衣類を傷める事も予想される。
実開平7−30845号公報
レストラン等で食事の際に使用するテーブルナプキンが使用しているうちに、ずれて下に落ちそうになる、若しくは下に落ちてしまうことを防止する。
従来からある、麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布でできたテーブルナプキン、例えば標準で56cmから69cm四方の正方形のテーブルナプキンの隅、若しくは、二つ折りにして使用する場合は中心部に、相互が磁気的な引力により引き合う対の磁石を設けることによって、使用者の衣類に対の磁石で挟むことによりテーブルナプキンを固定するものである。
用いる磁石部材として、少なくとも対の中の片側の磁石部材の保磁力が80000A/m以上あり、且つ飽和磁束密度0.1T以上あることが望ましい。このような材料として、SmCoやSmCo17等が主成分のSmCo系磁石やNdFe14を主成分とするようなNdFeB系磁石、BaFe1219やSrFe1219等のハードフェライト等が挙げられ、それぞれの焼結磁石、またはプラスチック材料と混ぜて作製されるプラスチック磁石を用いる。このようなハード磁石を用いて対の磁石にする場合と、片側だけをFe,Ni等からなるソフト磁性材料、またはMnZnフェライトのような酸化物のソフト磁性材料、更にSUS304のような磁性のあるステンレス等の素材にしても同様な効果が得られる。磁石としては、希土類磁石は高く、また焼結磁石の場合には割れや欠けが発生しやすいために好ましくはプラスチック磁石を用いることが望ましい。
上記のようなマグネットを用いて作製したテープ状のものや磁石からなるボタンにおいて、着磁ベクトルはなるべく、対の相互が付き合う面に垂直方向が望ましく、場合によっては双方の磁石の面においてNSが共存するように領域に分けて着磁することでも良い。例えば一つの磁石において、中心部をN、外側をSとして、対の片側の磁石を中心部をS、外側をNとするようなボタンや、磁石からなるテープの長手方向に対して、NSNSと並んだようにて着磁するものである。
磁石部材をテーブルナプキンに装着しやすいものにするために、磁石部材に穴を開けたり、または磁石部材に糸を通す非磁性部材を付け、それらの穴に糸を通じてテーブルナプキンに固定化することが好ましい。また、磁石部材を接着剤でテーブルナプキンに固定化しても同様な効果が得られ、同様に磁石部材をテーブルナプキンの素材に熱融着させても同様な効果が得られる。または、磁石部材の代わりに強磁性を示す繊維を縫い付けることでも同様な効果がある。
ナプキンに磁石が付いた状態の場合には、洗濯する際にお互いに磁気的な力により絡み合う場合があるので、これを防止するナプキンにはソフト磁性材料から出来たボタンを装着しておき、実際に使用する際にソフト磁性材料から出来たボタンにハード磁性材料から出来た磁石を片方、もしくは両方に付け、対となる両方のボタンを磁気的に付けるものである。このような方法でも同様な効果が得られる。
ナプキンの素材として、ナイロン、ポリエチレン等の合成繊維、麻、綿等の繊維から作製されても良く、特に生地を限定するものではない。
磁石によってテーブルナプキンを衣類に固定することによって、使用中にテーブルナプキンがずれて下に落ちることなく、安心して食事を続けることができる。また、磁石はテーブルナプキンの洗濯によって接合力が低下することもなく半永久的に使用できるので経済的であり、衣類を傷めることもない。
図1は実施例1を二つ折りした図である。従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン1の表面の中心部に紐2によって対の10mm径の磁石3・4を糸で縫いつけて装着する。この対の磁石材料として、片側をSUS304にし、相手側をBaFe1219を主成分とするハードフェライトの焼結磁石とし、糸を通じる0.5mmの穴を付けた。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に置いたテーブルナプキンを二つ折りにした状態で衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。また、テーブルナプキンを衣類に固定する手段が磁石であるために衣類を傷めることもなく、テーブルナプキンを洗濯しても半永久的に接合力が低下することもない。更に、畳み方によっては紐2と磁石3・4は使用前のテーブルナプキンのホルダーとしても利用できる。
図2は実施例2を二つ折りした図である。従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン5を二つ折りした中心線上の任意の場所2箇所に紐6によって対の磁石7・8を装着する。この対の磁石として、直径10mmの厚み1mmのNdFeB系の磁石を用いた。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に置いたテーブルナプキンを二つ折りにした状態で衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。また、テーブルナプキンを衣類に固定する手段が磁石であるために衣類を傷めることもなく、テーブルナプキンを洗濯しても半永久的に接合力が低下することもない。更に、畳み方によっては紐2と磁石3・4は使用前のテーブルナプキンのホルダーとしても利用できる。
図3は実施例3の平面図である。従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン9を二つ折りした中心線上の両端に紐11によって雄雌対の磁石12・13を装着する。磁石12・13は、片側をSUS304にし、もう片側にストロンチウムフェライトのプラスチック磁石を用いた。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に置いたテーブルナプキンを二つ折りにした状態で衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。また、テーブルナプキンを衣類に固定する手段が磁石であるために衣類を傷めることもなく、テーブルナプキンを洗濯しても半永久的に接合力が低下することもない。更に、畳み方によっては紐11と磁石12・13は使用前のテーブルナプキンのホルダーとしても利用できる。
実施例1、2、3、ではテーブルナプキンに磁石を付ける場所として、中心や端等に装着したものを示したが、テーブルナプキンに装着する磁石の位置や個数は限定されるものではなく、少なくとも一対の磁石を装着したテーブルナプキンを磁石が服を挟むことにより服に固定化するものであり、テーブルナプキンに装着する磁石の位置も限定されるものではない。
図4は実施例4の平面図である。従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン14の中心部に、中心線15を跨いだ任意の場所2箇所に対の磁石16・17を装着する。磁石としてはサマリウムコバルト磁石のプラスチック磁石とした。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に広げたテーブルナプキンを衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。また、テーブルナプキンを衣類に固定する手段が磁石であるために衣類を傷めることもなく、テーブルナプキンを洗濯しても半永久的に接合力が低下することもない。
図5は実施例5の平面図である。従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン18の中心線19を跨ぐ形で対の磁石20・21を任意の場所2箇所に縫い付けて装着する。この対の磁石として、直径10mmの厚み1mmのバリウムフェライトの焼結磁石を用いた。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に置いたテーブルナプキンを二つ折りにした状態で衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。また、テーブルナプキンを衣類に固定する手段が磁石であるために衣類を傷めることもなく、テーブルナプキンを洗濯しても半永久的に接合力が低下することもない。
図6は実施例6の平面図である。従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン22の、使用する際に手前側になる辺の中心部に、対の磁石23・24を接着剤で装着する。この対の磁石として、直径10mmの厚み1mmのバリウムフェライトのプラスチック磁石を用いた。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に広げたテーブルナプキンを衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。また、テーブルナプキンを衣類に固定する手段が磁石であるために衣類を傷めることもなく、テーブルナプキンを洗濯しても半永久的に接合力が低下することもない。
図7は実施例7の平面図である。従来の麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなる布製のテーブルナプキン25の、使用する際に手前側になる辺の2隅に、対の磁石26・27を縫い付ける同じ生地で挟むようにして中に入れて縫い付けて装着する。この対の磁石として、直径10mmの厚み1mmのNdFeB系のプラスチック磁石の円盤を用いた。この磁石によって、テーブルナプキンの使用者は膝の上に広げたテーブルナプキンを衣類に固定できるために、使用中にテーブルナプキンがずれたり、下に落ちたりすることがない。また、テーブルナプキンを衣類に固定する手段が磁石であるために衣類を傷めることもなく、テーブルナプキンを洗濯しても半永久的に接合力が低下することもない。
実施例7に示した対の磁石26・27として、磁石の保磁力や飽和磁束密度を変えたプラスチック磁石を作り、対の磁石が付く力を厚み2mmのナイロン生地を挟んで評価した結果、表のようになった。磁石としてバリウムフェライトの組成としてBa1−xZnFe1219の組成を変えて、保磁力を変えて、飽和磁束密度はポリフェニレンサルファイドの樹脂量を変えて調節を行った。この結果、少なくとも保磁力は80000A/m以上で、且つ飽和磁束密度0.1T以上あることが望ましいことが分かる。
Figure 2007319305
レストランや結婚式などでは、食事の際に、衣類の汚れ防止のために、テーブルナプキンを膝の上に置いて使用する事が多いが、使用中にずれたり下に落ちたりすることがある。本発明では、テーブルナプキンに雄雌対の磁石を設けることによって、テーブルナプキンを使用者の衣類に固定することができ、ずれたり、下に落ちることを防止できる。また、テーブルナプキンを何度洗濯しても磁石の接合力は落ちないので半永久的に使用出来、経済的である。また利用者にとっては、磁石によってテーブルナプキンを固定するために、衣類を傷めることがなく、産業上の利用価値は高いと思われる。
実施例1を二つ折りにした図である。 実施例2を二つ折りにした図である。 実施例3の平面図である。 実施例4の平面図である。 実施例5の平面図である。 実施例6の平面図である。 実施例7の平面図である。
符号の説明
1 ナプキン本体
2 紐
3 磁石の雄
4 磁石の雌
5 ナプキン本体
6 紐
7 磁石の雄
8 磁石の雌
9 ナプキン本体
10 ナプキン本体の中心線
11 紐
12 磁石の雄
13 磁石の雌
14 ナプキン本体
15 ナプキン本体の中心線
16 磁石の雄
17 磁石の雌
18 ナプキン本体
19 ナプキン本体の中心線
20 磁石の雄
21 磁石の雌
22 ナプキン本体
23 磁石の雌
24 磁石の雄
25 ナプキン本体
26 磁石の雌
27 磁石の雄

Claims (3)

  1. 麻や綿や化繊、若しくはそれらを混紡した素材からなるテーブルナプキンにおいて、相互が磁気的な引力により引き合う対の磁石部材を装着して、それら対の磁石部材によりテーブルナプキンを衣服に固定化することを特徴とするテーブルナプキン。
  2. 請求項1に記載の磁気的な引力により引き合う対の部材として、どちらか一方、または両方の保磁力が80000A/m以上を持ち、且つ飽和磁束密度が0.1T以上であることを特徴とする磁石部材。
  3. 請求項1に記載の磁気的な引力により引き合う対の部材をテーブルナプキンに固定化する方法として、穴を開けた磁石部材をテーブルナプキンの片面に縫い付ける、または糸を通じてぶら下げる状態にすることを特徴とする磁石部材の装着方法。
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