JP2007317708A - 短光パルスの増幅圧縮装置及び増幅圧縮方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペデスタルフリーの高エネルギ短光パルスを生成する光パルスの増幅圧縮装置と方法を提供すること。
【解決手段】光パルスを増幅し、該光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御するチャープファイバ増幅器4aと、チャープファイバ増幅器4aで増幅されチャープ制御された前記光パルスを圧縮する回折素子圧縮器5、5′と、を有し、回折素子圧縮器5、5′は回折素子圧縮器5、5′の回折素子で分光された前記光パルスの分光スペクトルの前記所定の波長領域をカットする空間フィルタ機構54、54′を有することを特徴とする光パルスの増幅圧縮装置。
【選択図】図1
【解決手段】光パルスを増幅し、該光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御するチャープファイバ増幅器4aと、チャープファイバ増幅器4aで増幅されチャープ制御された前記光パルスを圧縮する回折素子圧縮器5、5′と、を有し、回折素子圧縮器5、5′は回折素子圧縮器5、5′の回折素子で分光された前記光パルスの分光スペクトルの前記所定の波長領域をカットする空間フィルタ機構54、54′を有することを特徴とする光パルスの増幅圧縮装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、短光パルスを増幅して圧縮することで高エネルギ短光パルスを生成する短光パルスの増幅圧縮装置及び増幅圧縮方法に関する。
これまで、高エネルギ(高パワー)でパルス幅がfs〜psオーダの短光パルスを発生させる高エネルギ短光パルス発生装置として、FCPA(Fiber Chirp Pulse Amplification)技術を用いた装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。これは、ファイバ増幅器での非線形現象や光損傷を防ぐために、モードロックファイバレーザからの短光パルスをチャープファイバ伸長器でチャープ(光パルスの周波数ν(ν=c/λ、cは光速、λは波長)が時間と共に変化)したパルス幅の広い光パルスを作り、ファイバ増幅器で増幅したのち、圧縮器で圧縮して高エネルギ短光パルスを発生させるものである。
一方、ペデスタルフリーの(パルスの立ち上がり、立ち下がりにこぶのない)短光パルスを生成させる方法として、回折格子圧縮器中で分光された短光パルスの分光スペクトルの短波長側と長波長側とを空間フィルタでカットする方法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開平8−46276号公報
J.P. Heritage, et. al., "Spectral windowing of frequency- modulated optical pulses in a grating compressor", Appl. Phys. Lett. Vol. 47, No.2, 1985年7月15日, pp.87-89
FCPA技術では、圧縮器でのチャープ補償が不十分でペデスタルフリーの短光パルスを生成することが難しかった。例えば、回折格子対圧縮器の場合、回折格子間隔を調節することで線形チャープ(周波数が時間とともに線形に変化する)は補償されるが、非線形チャープを補償することができず、ペデスタルフリーの短光パルスを生成することができなかった。
また、回折格子圧縮器中で分光された短光パルスの分光スペクトルの短波長側と長波長側とを空間フィルタでカットする方法は、短光パルスがもつ非線形チャープが空間フィルタでカットする短波長側と長波長側とに分布しない場合はペデスタルフリーの高エネルギ短光パルスを生成することができなかった。例えば、高エネルギ化するために上流にファイバ増幅器を配設すると、回折格子圧縮器に入射する短光パルスのチャープは、ファイバ増幅器の利得の波長特性や非線形光学効果(自己位相変調)によって複雑に変化し、回折格子圧縮器で補償できる線形チャープが短光パルスの分光スペクトルの中心部分に分布するとは限らず、長波長側に偏ったり、複雑に分布する。その結果、スペクトルの両側を空間フィルタでカットすると、回折格子圧縮器で補償できる線形チャープが分布する波長成分までも除去され、ペデスタル除去の効率が低下するのみならず、十分なパルス圧縮ができなくなる。
本発明は、従来の短光パルスの増幅圧縮装置と方法の上記問題に鑑みてなされたものであり、ペデスタルフリーの高エネルギ短光パルスを生成する短光パルスの増幅圧縮装置と方法を提供することを課題とする。
課題を解決するためになされた本発明に係る短光パルスの増幅圧縮装置は、短光パルスを増幅し、該短光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御するチャープファイバ増幅器と、前記チャープファイバ増幅器で増幅されチャープ制御された前記短光パルスを圧縮する回折素子圧縮器と、を有し、前記回折素子圧縮器は該回折素子圧縮器の回折素子で分光された前記短光パルスの分光スペクトルの前記所定の波長領域をカットする空間フィルタ機構を有することを特徴としている。
回折素子圧縮器に入射する短光パルスの非線形チャープがチャープファイバ増幅器で所定の波長領域に分布するように制御されており、その波長領域が回折素子圧縮器中の空間フィルタ機構でカットされるので、ペデスタルフリーの高エネルギ短光パルスを生成することができる。
また、前記所定の波長領域が短波長領域或いは長波長領域であることが好ましい。
これにより、回折素子圧縮器の構成要素と空間フィルタ機構との機械的な干渉を除くことができる。
課題を解決するためになされた本発明に係る短光パルスの増幅圧縮方法は、短光パルスを増幅し、該短光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御する増幅制御ステップと、前記増幅制御ステップで増幅されチャープ制御された短光パルスを回折素子圧縮器で圧縮する圧縮ステップと、前記回折素子圧縮器の回折素子で分光された前記短光パルスの分光スペクトルの前記所定の波長領域をカットするカットステップと、を有することを特徴としている。
増幅制御ステップで短光パルスの非線形チャープが所定の波長領域に分布するように制御され、その所定の波長領域がカットステップでカットされるので、ペデスタルフリーの高エネルギ短光パルスを生成することができる。
回折素子圧縮器に入射する短光パルスの非線形チャープがチャープファイバ増幅器で所定の波長領域に分布するように制御されており、その波長領域が回折素子圧縮器中の空間フィルタ機構でカットされるので、ペデスタルフリーの高エネルギ短光パルスを生成することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の増幅圧縮装置の概略構成図である。図2は、図1のC−C断面矢視図と分光スペクトル波形である。
短光パルスの増幅圧縮装置は、短光パルスを増幅し、該短光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御するチャープファイバ増幅器4aと、回折素子圧縮器5と、回折素子51で分光された分光スペクトルの所定の波長領域をカットする空間フィルタ機構54と、を備えている。6は、圧縮器5からの出力パルスPoutを取り出すビーム結合器である。
チャープファイバ増幅器4aは、入射短光パルスPinの波長に利得を持つファイバ利得媒質41aと、その利得媒質41aをポンプすることができる波長のポンプ光を発生するポンプ光源42aと、波長分割多重ファイバカップラ43aと、を備えている。例えば、入射短光パルスPinの波長が1.55μmの場合、Erドープファイバをファイバ利得媒質41aに用い、ポンプ光源42aに波長1.48μmのレーザ光を発生するレーザダイオードを用いる。ポンプ光源42aの入力パワーを制御すると、利得媒質41aの利得の波長特性と利得が変化する。利得が変化して増幅率が高くなると、ファイバ利得媒質41a中を伝播する光パルスによって非線形光学効果(自己位相変調)が誘起され、伝搬する短光パルスのチャープが変化する(入射短光パルスPinがチャープを持たない場合はチャープが与えられる)。ポンプ光源42aがレーザダイオードの場合は、ダイオードに流す電流(LD電流)で入力パワーが変わるので、LD電流で入射短光パルスPinのチャープを制御することができる。
回折素子圧縮器5は、例えば回折格子対からなるトレーシータイプで、平行配置された回折格子51、52と、折り返しミラー53と、空間フィルタ機構54と、を備えている。回折素子としては、回折格子の他に、プリズムやホログラフィックグレーティングなどを用いることができる。チャープファイバ増幅器4aで増幅され、チャープ制御された短光パルスは、回折格子51で短波長は大きく、長波長は小さく回折され、発散光になる。その発散光は、次の回折格子52で平行ビームになり、折り返しミラー53で折り返される。したがって、平行ビーム区間のC−C断面矢視図は、図2Aに示すように、紙面に平行で中心軸CLと直交するy軸方向に広がった楕円形状をしている。また、このy軸方向に広がったビームのスペクトル波形は、図2Bに示すように、ビームの左端l(エル)が短波長端λsに、ビームの中心CLが中心波長λ0に、ビームの右端rが長波長端λlに対応する。なお、短光パルスの線形チャープは、回折格子51と52の間隔を調節することで補償される。
空間フィルタ機構54は、例えば、回折格子52と折り返しミラー53の間の平行ビーム区間に配置されるナイフエッジである。ナイフエッジ54は、紙面に平行で中心軸CLと直交するy軸方向に挿入され、図2Aでは、ビームの左端lから中心軸CL方向へのビームがカットされる。このカットされるビームは、図2Bの波長軸では、短波長端λsから中心波長λ0方向への波長領域に対応する。
次に本実施形態の増幅圧縮装置の動作を説明する。
(増幅制御ステップ)ナイフエッジ54が平行ビームをカットしない位置に後退させられた初期状態で、ポンプ光源42aのLD電流を調節して伝搬する短光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御する。この制御は、圧縮器5からの出力短光パルスPoutを第2高調波発生−周波数分解光ゲート法(SHG−FROG法)を用いて解析することで行われる。すなわち、Poutを信号光と参照光とに分けてSHG結晶に入射させ、第2高調波を分光器で分光する。信号光の入射タイミングを制御してSHG結晶に入射させることで得られる分光スペクトルを測定することで、スペクトログラムを作成する。このスペクトログラムは、横軸に時間を、縦軸に第2高調波の波長をとり、強度を濃淡表示するもので、これから、Poutの波長成分がどの時間に分布しているか直感的に知ることができる。したがって、ポンプ光源42aのLD電流を調節してはスペクトログラムを作成して、Poutの波長成分がどの時間に分布しているかを調べることで、短光パルスPoutの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御することができる。
(圧縮ステップ)Poutのパルス幅が最短になるように、回折格子51と52の間隔を調整して増幅制御ステップで増幅されチャープ制御された短光パルスを圧縮する。
(カットステップ)回折素子圧縮器5の回折格子51で分光された短光パルスの分光スペクトルにおいて、増幅制御ステップで制御された所定の波長領域をカットするように、ナイフエッジ54を挿入する。これにより、ペデスタルフリーの短光パルスPoutを生成することができる。
また、所定の波長領域が短波長領域であり、ナイフエッジ54を回折格子51の反対側から挿入することで所定の波長領域をカットすることができる。その結果、空間フィルタ機構54と回折格子51との機械的な干渉を避けることができる。
以下、実施例について図面を参照して説明する。図3は、本発明に係る短光パルスの増幅圧縮装置を備えた実施例の短光パルス発生装置の概略構成図である。図4及び図5は、それぞれ図3の発生装置から発生された短光パルスのスペクトログラム及び自己相関波形である。図6は、自己相関幅とナイフエッジ挿入量との関係を示すグラフである。
本実施例の短光パルス発生装置は、FCPA技術を用いた装置で、フェムト秒光パルス発生器1と、ファイバ伸長器2と、パルス間引き器3と、ファイバ増幅器4と空間フィルタリング機構を備える回折格子圧縮器5´とからなる増幅圧縮装置と、を有している。11a、11b、11cは全反射ミラーである。
フェムト秒光パルス発生器1は、波長1557nm、スペクトルバンド幅7nm、パルス時間幅300fs、平均出力10mWの光パルス列を繰り返し周波数30MHzで発生する。
ファイバ伸長器2は、正常分散特性を持つ長さ240mの光ファイバである。この場合、ファイバ伸長器2は、300fsのパルス幅を400psに伸長すると共に、光パルスに正チャープを与える。
パルス間引き器3は、LiNbO3結晶を用いた導波路型光変調器で、30MHzのパルス列を一定間隔毎に間引き、150kHz〜1MHzの繰り返し周波数に変換する。
ファイバ増幅器4は、前置増幅器4aと主増幅器4bとからなる。前置増幅器4aは、Erがドープされた光ファイバ利得媒質41aと、ポンプ光源としてのレーザダイオード42a、及び波長分割多重ファイバカップラー43aを有している。レーザダイオード42aは、ファイバピッグテール付で、波長1.48μm、出力500mWのCWレーザを発生する。このレーザダイオード42aの励起電流を調整することで伝搬する光パルスに与えるチャープ量を制御する。主増幅器4bは、ErとYbを共ドープした二重クラッドファイバ41bと、レーザダイオード42bを有している。レーザダイオード42bは、波長975nm、出力4WのCWレーザを発生する。レーザダイオード42bから発生されたレーザはレンズ44でコリメートされ、二重クラッドファイバ41bの第1クラッドに結合される。この増幅器4で繰り返し周波数200kHzのとき平均出力600mW、パルスエネルギ2.5μJ、パルス幅250psのパルス列が得られる。
回折素子圧縮器5′は、図1に示す実施形態の圧縮器5で回折格子52を再帰反射手段52’に変更した以外は、基本的に構成要素が同じである。すなわち、本実施例の圧縮器5′は、回折格子51′と、回折格子51′に対向配置され、回折格子51′から出射される短光パルスを回折格子51′に再帰反射させる再帰反射手段52’と、回折格子51′及び再帰反射手段52’を通過してくる短光パルスを反射して回折格子51′及び再帰反射手段52’に再び戻してやるように配置された反射鏡53′と、反射鏡53′の前に配置された空間フィルタ機構54′と、を有している。
再帰反射手段52′は、例えば、図3に示すような反射鏡2枚を反射面が直交するように配置したコーナーミラー、或いは、直角プリズムなどである。
空間フィルタ機構54′は、回折格子51′で分光されコリメートされた短光パルスを短波長側からカットできるように、ナイフエッジ542′と、ナイフエッジ542′を矢印A方向に移動させる移動ステージ541′と、を備えている。
以下、本実施例の動作及び動作結果を説明する。先ず、ナイフエッジ542′が平行ビームをカットしない位置に後退させられた初期状態で、Poutのパルス幅が最短になるようにコーナーミラー52′の位置を調整する。次に、レーザダイオード42aの励起電流を調整してそのときのPoutをSHG−FROG法を用いて解析する。ペデスタル成分に対応するスペクトルが短波長側に集中して分布するように調整と解析を繰り返した結果が、図4Aのスペクトログラムである。また、このときのPoutの自己相関波形が図5Aである。図4Aから波長779nm以下の短波長成分が時間−10〜+10psに渡って分布していることがわかる。これは、図5Aの自己相関波形において、ペデスタル成分が波長779nm以下の波長成分で構成されていることを示している。
次に、移動ステージ541′を移動させ、ナイフエッジ542′で平行ビームを短波長側から順次カットする。図5Bは、ナイフエッジ542′を4mm挿入したときの、すなわち、平行ビームの短波長側を幅4mmカットしたときの自己相関波形で、これから、ほぼペデスタルフリーの短光パルスが得られていることがわかる。すなわち、ナイフエッジを挿入しないとき36%あったペデスタル成分(図5A)が8%まで低減された。なお、このときのスペクトログラムでは、図4Bに示すように、778nm以下の短波長成分がなくなっている。また、図6から、ナイフエッジ542′の挿入量が4mmまで、自己相関幅が変化せず、すなわち半値全幅(FWHV)が1.4psの短光パルスが得られることがわかる。
本実施例では、空間フィルタリング機構54′が、短波長側のみカットする構成になっているが、短波長と長波長の両側をカットするフィルタリング機構にすると、パルス幅が広がってしまう。これは、図4Aのスペクトログラムが示すように、長波長成分は、時間0ps付近に分布しており、チャープが補償されている状態にあるにも拘わらず、その長波長成分がカットされるためである。
回折素子圧縮器でチャープが補償されない波長成分のみカットすることが望ましい。本実施例のように、片側(短波長)カットする構成にすることで、1)構成部品が少ない、2)コンパクトな、3)フィルタ(ナイフエッジ)の位置調整が容易な、4)外部の機械的な衝撃にロバストな、空間フィルタ機構が可能になる。さらに、移動ステージ541′のストロークを大きくしてナイフエッジ542′が平行ビームを全てカットするようにすることで、光シャッターの機能を持たせることができる。
本実施例では、波長1557nmの光パルスの増幅圧縮であったが、本発明の短光パルスの増幅圧縮装置は、チャープパルス増幅器とパルス圧縮器を用いた短光パルス発生装置に適用可能であり、例えば、波長1.06μm帯におけるチャープファイバ増幅器と圧縮器の組み合わせにも適用することができる。
精密機械産業や電子機器産業における部品の微細加工、透明材料のマーキング、トリミング、或いは光学機器産業における顕微鏡の光源などに利用される可能性が極めて高い。
4a・・・・・・チャープファイバ増幅器
5、5′・・・・回折素子圧縮器
54、54′・・空間フィルタ機構
5、5′・・・・回折素子圧縮器
54、54′・・空間フィルタ機構
Claims (3)
- 短光パルスを増幅し、該短光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御するチャープファイバ増幅器と、
前記チャープファイバ増幅器で増幅されチャープ制御された前記短光パルスを圧縮する回折素子圧縮器と、を有し、
前記回折素子圧縮器は該回折素子圧縮器の回折素子で分光された前記短光パルスの分光スペクトルの前記所定の波長領域をカットする空間フィルタ機構を有することを特徴とする短光パルスの増幅圧縮装置。 - 前記所定の波長領域が短波長領域或いは長波長領域であることを特徴とする請求項1に記載の短光パルスの増幅圧縮装置。
- 短光パルスを増幅し、該短光パルスの非線形チャープを所定の波長領域に分布するように制御する増幅制御ステップと、
前記増幅制御ステップで増幅されチャープ制御された前記短光パルスを回折素子圧縮器で圧縮する圧縮ステップと、
前記回折素子圧縮器の回折素子で分光された前記短光パルスの分光スペクトルの前記所定の波長領域をカットするカットステップと、を有することを特徴とする短光パルスの増幅圧縮方法。
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JP2006142702A JP2007317708A (ja) | 2006-05-23 | 2006-05-23 | 短光パルスの増幅圧縮装置及び増幅圧縮方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013131778A (ja) * | 2013-03-29 | 2013-07-04 | Hamamatsu Photonics Kk | パルス幅変換装置および光増幅システム |
US8797641B2 (en) | 2009-09-01 | 2014-08-05 | Hamamatsu Photonics K.K. | Pulse-width converting apparatus and optical amplifying system |
CN106033863A (zh) * | 2016-01-12 | 2016-10-19 | 长沙学院 | 一种高损伤阈值的强激光啁啾脉冲压缩装置及压缩方法 |
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2006
- 2006-05-23 JP JP2006142702A patent/JP2007317708A/ja active Pending
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