JP2007314092A - 車両への管の積載方法およびそのための装置 - Google Patents

車両への管の積載方法およびそのための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トラックなどの車両に、その荷台の幅の半分よりも外径の大きな2本の管を、幅方向のはみ出しや高さ方向の過大な突出を防止した状態で積載できるようにする。
【解決手段】縦長の車両11の荷台12における左右のうちの一方の側部に第1の管14を荷台12の長さ方向に沿って積載する。荷台12における左右のうちの他方の側部に、第2の管15を、この第2の管15の中心17が第1の管14の中心16の側方においてこの第1の管14の中心16よりも高い位置となるとともに、第2の管15の底部20が第1の管14の頂部21よりも低い位置となるように支持台19で支持した状態で、荷台12の長さ方向に沿って積載する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラックなどの車両への管の積載方法およびそのための装置に関する。
工場で生産された鋳鉄管等の管を出荷するときには、一般にトラックを用いて輸送することが行われている(特許文献1)。その場合には、縦長のトラックの荷台の長さ方向に沿って管を水平方向に積載することが通例である。
このような積載を行うときに、トラックの荷台の幅は決まっており、たとえば管の外径が荷台の幅の半分よりも若干大きい場合に2本の管を荷台に並列に積載すると、管の側部が荷台からはみ出してしまう。このようなはみ出しを生じる積載は、法令によって禁止されるのが普通である。その対策として、荷台において2本の管を上下に段積みすることが考えられるが、その場合は積載高さが大きなものとなってしまい、このような積載も法令によって禁止されるのが普通である。
特開平11−257543号公報(図5)
このため、従来においては、図5に示すように、トラック1の荷台2の幅Wの半分よりも若干外径Dの大きな管3を、この荷台2の中央部に積載してロープ4などにより固定したうえで、輸送を行っている。このため、荷台2における管3の両側に、荷を積載していないデッドスペース5、5が生じてしまっている。
そこで本発明は、このような問題点を解決して、トラックなどの車両に、その荷台の幅の半分よりも外径の大きな2本の管を、幅方向のはみ出しや高さ方向の過大な突出を防止した状態で積載できるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため本発明の積載方法は、縦長の車両の荷台における左右のうちの一方の側部に第1の管を前記荷台の長さ方向に沿って積載し、前記荷台における左右のうちの他方の側部に、第2の管を、この第2の管の中心が第1の管の中心の側方においてこの第1の管の中心よりも高い位置となるとともにこの第2の管の底部が第1の管の頂部よりも低い位置となるように支持台で支持した状態で、前記荷台の長さ方向に沿って積載するものである。
また本発明の、縦長の車両の荷台に管を積載させるための装置は、前記荷台上で管を支持可能な支持台を有し、この支持台は、前記荷台における左右のうちの一方の側部に第1の管を前記荷台の長さ方向に沿って積載したときに、前記荷台における左右のうちの他方の側部において、第2の管を、この第2の管の中心が第1の管の中心の側方においてこの第1の管の中心よりも高い位置となるとともにこの第2の管の底部が第1の管の頂部よりも低い位置となるように支持した状態で、前記荷台の長さ方向に沿って積載させることが可能であるようにしたものである。
本発明によれば、車両の荷台に、2本の管を、これらの管の外径の合計よりも少ない幅および高さで、コンパクトに効率良く積載することができる。
図1において、11はトラック、12はその縦長の荷台、13はあおり板である。荷台12には、第1の管14と第2の管15とが、それぞれ荷台12の長さ方向に沿った水平方向の姿勢で積載されている。これらの管14、15は、それぞれ、外面が塗装された鋳鉄管により構成されている。16は第1の管14の中心、17は第2の管15の中心である。これらの管14、15は、その外径が荷台12の幅Wの半分よりも若干大きい寸法となるように構成されている。18は、木製の角材などにより形成された台木で、荷台12においてこの荷台12の幅方向に設置されるとともに、複数の台木18が、荷台12の長さ方向に互いに距離をおいた状態で設置されている。
第1の管14は、荷台12における、トラック11の進行方向に向かって右側の側部において、台木18の上に設置されている。第2の管15は、荷台12における、トラック11の進行方向に向かって左側の側部において、支持台19により支持されている。詳しくは、第2の管15は、その中心17が第1の管14の中心16よりも左側かつ上側に位置するとともに、その底部20が、第1の管14の頂部21よりも低い位置になるように、支持台19によって支持されている。
支持台19は、鋼材などによって構成されるとともに、図2に示すように、平面視でロ字形となる基枠部25と、この基枠部25から上向きに設けられた一対の支柱部26a、26bと、支柱部26a、26bを補強するためにこれら支柱部26a、26bの上部と基枠部25との間にそれぞれ斜め方向に設けられた一対の補強部27、27と、一対の支柱部26a、26bの上端部どうしの間にわたされた上向きに凹状の円弧形の管受け部28と、この支持台19をフォークリフト・トラックを用いて運搬するときにそのフォークを挿入可能なようにチャンネル材で構成されたフォーク挿入部29とを一体に備えている。基枠部25には鎖30の一端が接続されており、この鎖30の他端側がシャックル31によって荷台12に連結されることで、支持台19を荷台12に固定できるように構成されている。
一方の支柱部26aは他方の支柱部26bよりも高くなるように構成されており、これによって、支持台19の管受け部28は、その円弧形状の一端部32が他端部33よりも高くなるように形成されている。その結果、支持台19は、図1に示すように第2の管15を水平方向に偏心させた状態で支持することになる。また図1に示すように、支持台19は、その管受け部28における高い方の一端部32が荷台12の側端部に位置し、かつ低い方の他端部33が荷台12の中央部に位置するように配置される。これにより、支持台19によって支持された第2の管15が荷台12から左の側方へ転落することを防止している。上記のように、第2の管15は、その底部20が第1の管14の頂部21よりも低い位置になるように、支持台19によって支持されているため、この支持台19によって支持された第2の管15は、支持台19の管受け部28の他端部33が一端部32よりも低く形成されているにもかかわらず、この他端部33の側では、第1の管14の頂部21によって、右側ヘ転動することが防止されている。荷台12の左端には、トラック11に備えられている支柱としてのスタンション34が立てられている。このスタンション34はその上端部が支持台19の一端部よりも高い位置まで、たとえば図示のように支持台19で支持された第2の管15の中心17よりも高い位置まで設けられており、それによっても、支持台19によって支持されている第2の管15が荷台12から左の側方へ転落することを防止している。
支持台19の管受け部28における第2の管15の外面に接触する部分、すなわち管受け部28における上向きの凹状の部分には、この管受け部28によって第2の管15を支持したときに第2の管15の外面の塗膜に傷が発生するのを防止するための、ゴムシート35が貼り付けられている。図1に示すように、第1の管14は、荷台12に積載したときに、その積載の安定状態を向上させるために、その側部36が支持台19の支柱部26bおよびこの支柱部26bに対応した補強部27に接触される。そして、これら支柱部26bおよび補強部27における、第1の管14の側部36の外面に接する部分には、同様に、これら支柱部26bおよび補強部27に第1の管14が接触したときに第1の管14の外面の塗膜に傷が発生するのを防止するための、ゴムシート35が貼り付けられている。
トラック11に管14、15を積載するときには、図3に示すように、荷台2の長さ方向に沿った2箇所の位置に、フォークリフト・トラックなどを用いて一対の支持台19、19を載せる。そして、図2に示す鎖30やシャックル31などを用いて、これらの支持台19、19を、荷台2の左側の位置に固定する。
次に、フォークリフト・トラックなどによって水平方向に支持した第2の管15を荷台12の上方へ運び込んで、この管15を支持台19、19に載せる。これによって、第2の管15は、支持台19、19によって、荷台12よりも上方でかつ荷台における左側の位置において、荷台12の長さ方向に沿って水平方向に支持される。荷台2における支持台19、19を固定した左側の部分には、図示のように適当数のスタンション34を設置しておく。
次に、荷台12の長さ方向に沿った複数の位置であって、支持台19、19が設けられている位置を除いた位置において、台木18を、荷台12の幅方向に設置する。そして、第2の管15と同様にフォークリフト・トラックなどによって水平方向に支持した第1の管14を、荷台12の上方へ運び込んで、この管14を台木18に載せる。このとき、図1に示すように管14の左側の側部36を支持台19の支柱部26bに接触させるとともに、この支柱部26bに対応した補強部27にも接触させる。また、管14の中心16よりも右側の部分におけるこの管1と台木18との間に、くさび37をはめ込んでおく。すると、管14は、支持台19に接触することで荷台12の上で左側へ転動することが防止され、またくさび37の作用によって、右側へ転動することが防止される。
なお、上記のように管14、15が鋳鉄管である場合には、これらの管14、15はそれぞれ一端に受口を有し、この受口はそれ以外の胴部よりも大径であるので、一方の管の受口と他方の管の胴部が接触したり、両方の管の受口どうしが接触したりすることの無いように、管14、15どうしの中心間距離を適宜に設定したり、両方の管14、15の受口どうしを管軸心方向にずらせたりすることが必要となることがある。
この状態で、たとえば図4に示すように両方の管14、15をロープ38で一体に荷台12に固定し、あおり板13を立てることで、積載作業が完了する。
このようにすることで、図1に示すように、トラック11の荷台12に、2本の管14、15を、その中心16、17どうしが左右方向に距離Sをおくとともに、上下方向に距離Hをおいた状態で積載し固定することができる。このため、トラック11の荷台12に、2本の管14、15を、これらの管14、15の外径の合計よりも少ない幅および高さで、コンパクトに効率良く、しかも安定した状態で、積載することができる。
所定の場所まで運搬した後に、トラックから管14、15を降ろす際には、上記と逆の順序で作業すればよい。すなわち、あおり板13を倒すとともにロープ38をほどき、くさび37を取り外して、第1の管14を荷台12から降ろし、次にスタンション34を取り外すとともに第2の管15を支持台19から持ち上げるようにして降ろす。最後に荷台12から支持台19を取り外せば、荷降ろし作業が完了する。
本発明の実施の形態の車両への管の積載方法およびそのための装置を説明するための、トラックに2本の管が積載された状態を示す図である。 図1における支持台の斜視図である。 トラックに一方の管を積載した状態を示す斜視図である。 トラックに両方の管を積載して固定した状態を示す斜視図である。 従来の車両への管の積載方法を示す図である。
符号の説明
11 トラック
12 荷台
14 第1の管
15 第2の管
16 中心
17 中心
19 支持台
20 底部
21 頂部

Claims (2)

  1. 縦長の車両の荷台における左右のうちの一方の側部に第1の管を前記荷台の長さ方向に沿って積載し、前記荷台における左右のうちの他方の側部に、第2の管を、この第2の管の中心が第1の管の中心の側方においてこの第1の管の中心よりも高い位置となるとともにこの第2の管の底部が第1の管の頂部よりも低い位置となるように支持台で支持した状態で、前記荷台の長さ方向に沿って積載することを特徴とする車両への管の積載方法。
  2. 縦長の車両の荷台に管を積載させるための装置であって、前記荷台上で管を支持可能な支持台を有し、この支持台は、前記荷台における左右のうちの一方の側部に第1の管を前記荷台の長さ方向に沿って積載したときに、前記荷台における左右のうちの他方の側部において、第2の管を、この第2の管の中心が第1の管の中心の側方においてこの第1の管の中心よりも高い位置となるとともにこの第2の管の底部が第1の管の頂部よりも低い位置となるように支持した状態で、前記荷台の長さ方向に沿って積載させることが可能であることを特徴とする車両への管の積載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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