JP2007313205A - 液体容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】底部材1と、有底筒状で、底部材1の中央部に配設され、内部に液体が収容される内容器16と、底部材1の外縁部に配設され、内容器16との間に空間部を形成する外装体14と、外装体14の上方開口部に配設され、内容器16を支持する肩部材15と、肩部材15に回動可能に取り付けられ、内容器16を閉鎖する蓋部材3とを備える。外装体14は、金属製板材を円筒状とし、上端開口部にカーリング部18を形成する。肩部材15は、カーリング部18を仮止めする、少なくとも2箇所の係止受部16cと、外装体14をネジ止め固定する1箇所のネジ止め部36bとを、略均等に備える。
【選択図】図3
Description
図1乃至図4は、本実施形態に係る電気湯沸かし器を示す。この電気湯沸かし器は、大略、底部1、胴部2、及び、蓋部3で構成されている。以下の説明では、注水側を前方、その反対側を後方と記載する。
底部1は合成樹脂材料を成形加工したもので、図5に示すように、略円形状の板材の前方側を内側(後方側)に窪ませた形状で、外縁部には上方に突出する周壁1aが形成され、その内側上面には補強リブが形成されている。補強リブは、略周方向に形成される内周リブ4及び外周リブ5と、略径方向に複数箇所に形成される補助リブ6とで構成されている。内周リブ4は、その内側で後述する内容器16の底面側外周部分をガイドする。外周リブ5は、後述する断熱部材17の下端部に当接又は近傍に位置し、断熱部材17の内外周間での熱対流を防止する。これにより、保温性能が高められる。また外周リブ5の途中3箇所には、断熱部材17の下端部を支持するための台座部7が形成されている。
胴部2は、図1乃至図4、図7乃至図9に示すように、外装体14、肩部材15、内容器16、及び、断熱部材17を備える。
外装体14は、図7に示すように、金属製板材を円筒状としたもので、上下端の周縁部には内側に丸められたカーリング部18が形成されている。外装体14の後方側上下端部には、図2に示すように、第1切欠部19及び第2切欠部20がそれぞれ形成されている。但し、各切欠部19、20には、加工が困難であるためカーリング部18は形成されていない。第1切欠部19は、後述するヒンジケース35を配置するために形成されている。第1切欠部19を構成する内縁は、ヒンジケース35の挿入溝35aに挿入される。第1切欠部19の近傍には、外装体14を肩部材15に固定するためのネジ孔14aが形成されている。第2切欠部20は電池ケース9及び電気接続部8を配置するために形成されている。第2切欠部20を構成する内縁は、底部1の電池ケース9及び電気接続部8に形成された挿入溝1bに配置される。
肩部材15は合成樹脂材料を成形加工したもので、図10に示すように、外装体14の上方開口部内に配設される環状部25と、外装体14の上方開口部内に嵌合され、前方で注水部の上面側を構成する外枠26とで構成されている。
環状部25の内周面は、図4及び図10(b)に示すように、その下半部が内径寸法の小さくなった段付き形状に形成されている。段付き形状とすることにより形成された環状面27には、図11に示すように、内外周2重の環状突部27aが形成され、後述する内容器16の鍔部16aがパッキン16bを介して載置されるようになっている。また環状部25の外周面下半部には、上下方向に延びる複数の補強リブ25aが周方向に並設されている。補強リブ25aは下方に向かうに従って徐々に突出寸法が小さくなるように傾斜しており、後述する断熱部材17を組み付ける際の案内として機能する。
外枠26は、図10に示すように、外縁部が下方に向かって延設され、その内側の環状部25との間には補強リブが形成され、複数箇所に落下防止片28がネジ止めされている。
内容器16は、図3に示すように、板状の導電性金属材料を有底円筒状に形成したもので、上方開口縁部が外径側に延設された鍔部16aとなっている。また鍔部16aよりも所定寸法下方側には、内側に向かって膨出するくびれ部16dが形成されている。内容器16の底面には基板ボックス16eが取り付けられ、そこには、内容器16に収容した液体を、前記水位管22を介して外部に吐出するための揚水ポンプ22eや加熱及び保温するためのヒータ22fのほか、揚水ポンプ22eやヒータ22fへの通電制御等を行うための制御機器が設けられている。
断熱部材17は、図4及び図11に示すように、内面円筒パネル44と外面円筒パネル45を所定間隔で配設し、上下周縁部で接合一体化した真空ジャケットで構成されている。内面円筒パネル44は、上端開口部が外径方向に膨出する拡開部となっており、この拡開部が外面円筒パネル45の内周面に接合一体化される。内面円筒パネル44の外面には図示しない銅箔が配設され、熱輻射性が高められている。また外面円筒パネル45は、外方にのみ突出するような断面波形形状に形成されている。これにより、強度が高められると共に、内部空間が確保される。内部空間は真空引きされており、断熱性能が高められている。
蓋部3は、図15に示すように、蓋本体46と蓋カバー47とで構成されている。
蓋本体46は、転倒時の液漏れ防止用の栓体(図示せず)を備え、ヒンジ部48を中心として回動自在に肩部材15のヒンジ受部32に支持され、内容器16の上方開口部に侵入して閉鎖する。蓋本体46内の空き領域には、ウレタン等の断熱材を収容することもできる。
蓋カバー47は、図16に示すように、合成樹脂材料を板状に成形加工したもので、上面が膨出するような湾曲面(三次元形状)となっている。そして、この湾曲面には装飾用のフィルム49が一体化されている。蓋カバー47の後方側には蒸気孔50が形成されている。蒸気孔50の内縁には下面側に突出する筒部51が形成されている。また蓋カバー47の前方側には、開閉レバー47aが配置される凹所52が形成されている。さらに蓋カバー47の外縁部は下方に向かって突出し、後方部には前記ヒンジ部48を覆うヒンジ覆部53が形成されている。
続いて、前記構成からなる電気湯沸かし器の組立方法について説明する。
次に、前記構成からなる電気湯沸かし器の動作について説明する。但し、以下の説明では、本実施形態に係る電気湯沸かし器に特有の構成に関するものの一部についてのみ言及するに留め、他は省略する。
1a…周壁
1b…挿入溝
1c…ネジ止め部
2…胴部
3…蓋部(蓋部材)
4…内周リブ
5…外周リブ
6…補助リブ
7…台座部
8…電気接続部
9…電池ケース
9a…係止凹部
10…電池カバー
10a…係止部
10b…ベンディング部
11…爪部
12…リード線
13…ガイド枠
14…外装体
14a…ネジ孔
15…肩部材
16…内容器
16a…鍔部
16b…パッキン
16c…係止受部
16d…くびれ部
16e…基板ボックス
17…断熱部材
18…カーリング部
19…第1切欠部
20…第2切欠部
21…窓部
22…水位管
22a…引出部
22b…揚水部
22c…注水部
22d…接続部
22e…揚水ポンプ
22f…ヒータ
22g…ガイド突部
23…目隠し部材
23a…挿通孔
24…圧接片
24a…ミシン目
25…環状部
25a…補強リブ
26…外枠
26a…ハンドル
26b…軸受孔
27…環状面
27a…環状突部
28…落下防止片
28a…支持面
28b…屈曲部
29…外側リブ
30…円弧リブ(当接部)
31…補助リブ
32…ヒンジ受部
33…支持部
34…抜止突部
35…ヒンジケース
35a…挿入溝
35b…補助リブ
36…湾曲部
36a…矩形孔
36b…ネジ止め部
37…収容部
38…操作表示パネル
38a…液晶パネル
38b…基板ホルダ
38c…操作表示基板
39a…LED
39b…光センサ
40…円筒リブ
41…補強用ボス部
42…アンダーカバー
42a…注水口
43…環状リブ
44…内面円筒パネル
45…外面円筒パネル
46…蓋本体
47…蓋カバー
47a…開閉レバー
48…ヒンジ部
49…フィルム
50…蒸気孔
51…筒部
52…凹所
53…ヒンジ覆部
54…固定側金型
55…可動側金型
56…凹部
56a…突出部
56b…吸引孔
Claims (7)
- 底部材と、
有底筒状で、前記底部材の中央部に配設され、内部に液体が収容される内容器と、
前記底部材の外縁部に配設され、前記内容器との間に空間部を形成する外装体と、
前記外装体の上方開口部に配設され、前記内容器を支持する肩部材と、
前記肩部材に回動可能に取り付けられ、前記内容器を閉鎖する蓋部材と、
を備え、
前記外装体は、金属製板材を円筒状とし、上端開口部にカーリング部を形成され、
前記肩部材は、前記カーリング部を仮止めする、少なくとも2箇所の係止受部と、前記外装体をネジ止め固定する1箇所のネジ止め部とを、略均等に備えたことを特徴とする液体容器。 - 前記係止受部は、前記肩部材に形成される補強リブに形成したアンダーカット部で構成したことを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
- 前記外装体は、下端開口部にもカーリングを形成され、
前記底部材は、前記カーリング部が配置される段部と、前記外装体をネジ止め固定するネジ止め部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体容器。 - 筒状で、内面円筒パネルと外面円筒パネルを上下開口部で接合一体化し、両部材の間に形成される空間を真空引きしてなり、前記内容器と外装体との間の空間部に配設される断熱部材をさらに備え、
前記肩部材は、外縁部に周壁を備えた外枠と、前記内容器を支持する環状部とで構成され、
前記断熱部材の上方開口部を、前記肩部材の周壁と環状部の間に位置させたことを特徴とする請求項3に記載の液体容器。 - 前記肩部材の外枠に、前記環状部が損傷して外枠と分断されたとしても、前記内容器の脱落を防止する落下防止部を取り付けたことを特徴とする請求項4に記載の液体容器。
- 前記肩部材の環状部は、前記内容器の鍔部を支持する段部を備え、
前記落下防止部は、周方向に沿って均等に配置される複数の落下防止片からなり、該落下防止片は、前記段部の下面を支持可能な支持面を備えたことを特徴とする請求項5に記載の液体容器。 - 前記肩部材は、前記蓋部材を回動可能に支持するヒンジ部と、該ヒンジ部から蓋部材を取り外し可能とするヒンジケースとを備え、
前記外装体は、前記ヒンジケースが配置される切欠部を形成され、
前記ヒンジケースは、前記切欠部を構成する内縁が挿入される挿入受部を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の液体容器。
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