JP2007313048A - 安全ベルト用バックル - Google Patents

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JP2007313048A
JP2007313048A JP2006146156A JP2006146156A JP2007313048A JP 2007313048 A JP2007313048 A JP 2007313048A JP 2006146156 A JP2006146156 A JP 2006146156A JP 2006146156 A JP2006146156 A JP 2006146156A JP 2007313048 A JP2007313048 A JP 2007313048A
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plate
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Motohiro Fujita
基弘 藤田
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Abstract

【課題】タングプレートを係合部材に装着させる安全ベルト用のバックルにおいて、タングプートが片効き状態となるのを防止して、装着時における安全性を確保する。
【解決手段】係合部材に、タングプートを係合させた場合、タングプレートの上下片間に入り込む板材を配置させ、板材の上下辺がタングプレートの上下片部に接触又は近接し、タングプレートが、差し入れ方向側に傾斜するのを防止するように形成した安全ベルト用バックル。
【選択図】図1

Description

この発明は、建設工事現場等の高所で作業を行なう際に、作業者の腰に装着する安全ベルトのバックルに関するものである。
バックルを装着した安全ベルトは、安全ベルトの装着や取り外しをワンタッチ操作により行なうことが出来、最近の安全ベルトは、バックル式の安全ベルトが多用されている。
このような安全ベルト用バックルとして、特開2002−313号の公報に記載のものが知られている。
特開2002−313号公報
特開2002−313号公報に記載のものは、バックルを、係合部材とタングプレートから構成し、係合部材にバネ付勢された一対のロック片を組み込むとともに、タンクグプレートの差し入れ部を「コ」字状形状にし、その上下片部に係合孔を形成し、タングプレートを係合部材の前方から差し入れることにより、タングプレートに形成した上下の孔に、それぞれのロック片を係合させ、それによりタングプレートを係合部材に係合させ得る構成となっているのである。
従って、タングプレートを係合部材に装着させる際に、タングプートが傾斜状になって入り込んだ場合、一方のロック片によりタングプレートの一方の片部が係合されるが、他方のロック片によりタングプレートの他方片部が係合されないような状態となり、また、両方の片部がロックされていたタングプレートのロック状態が偶然に外れて、片効き状態となる危険性があるのである。
一対のロック片を配置した係合部材と、係合部材に形成した係合突起に係合するよしに形成したタングプレートとから成り、タングプレートを係合部材の前方から差し入れることにより、タングプレートを係合部材に係合させるように構成した安全ベルト用のバックルにおいて、係合部材に、タングプートを係合させた場合、タングプレートの上下片間に入り込む板材を配置させ、板材の上下辺がタングプレートの上下片部に接触又は近接させることによって、タングプレートが傾斜して誤作動を起こすのを防止しようとするものである。
この発明にかかる安全ベルト用バックは、係合部材の前方からタングプレートを差し入れた場合、タングプレートの上下片の間に入り込む板材を配置させた構成となっているため、タングプレートを係合部材に係合させた場合に、板材の上下辺がタングプレートに接触又は近接した状態となるため、タングプレートが係合部材内で傾斜し、係合突起が片効き状態となって不用意に外れるのを防止し、作業中における作業員の安全性を向上させるという利点があるのである。
図面に基づいてこの発明の実施例を説明すると、安全ベルトの一方端部には取り付けられる係合部材2と、安全ベルト11の他方端部に取り付けられるタングプレート3とから成り、係合部材2は、基部側に安全ベルトの端部を装着させるための細長状の切り込み孔12を、また、先端部にタングプレート3の挿入口13が形成されており、その中央部には2本の固定軸14・14が立設されており、該固定軸14・14にバネ6を組み込んでロック片を4取り付けることにより、ロック片4・4が常時外側方向を向くように付勢された構成となっているのである。
また、ロック片4・4の後方部には、バネ15により前方側に付勢する制御板16の幅狭部17が入り込んだ構成となっており、ロック片4・4を押し下げた場合、制御板16の後端突出部18・18がロック片4・4の後端部に入り込むことにより、ロック片4・4が押し下がったままの状態になり、タングプレート3を係合部材2の前方からスムーズに挿入させ得るように構成されているのである。
係合部材2の前方側からタングプレート3を押し入れた場合、タングプレート3の先端部が制御板15の先端部に当接して後方側に押しやった状態となり、後端突出部18・18によるロック片4・4の制御が外れ、ロック片4・4は外側方向への制御が復活し、ロック片4・4の係合突起5・5がタングプレート2の孔7・7内に入り込み、係合部材2とタングフレート3とが係合状態となるのである。
また、係合部材2の後方部には、2本の支柱20・20が立設されており、その上端部と、前方側に立設した2本の固定軸14・14の上端部とに、板材9に形成した4個の孔21を差し入れた後、その上端部にカシメ加工を施すことにより、係合部材2に板材9が固定され、係合部材2に、タングプート3を係合させた場合、タングプレート3の上下片8・8間に板材9の先端部が入り込むようになっており、板材9の上下辺10・10がタングプレート3の上下片部8・8に接触又は近接して、係合部材2に対してタングプレート3が傾斜した状態となるのを防止する構成となっているのである。
タングプレート3は、金属板を打ち抜き加工することにより、基端部側にベルト挿通孔22を形成するとともに、先端部を「コ」字状に折り曲げ、その上下片8・8に、係合突起5内に入り込む孔7を形成した構成となっているのである。
バックルを構成する係合部材2、並びに、タングプレート3は上記のような構成でとなっており、安全ベルトの一方端部を係合部材2のベルト通し孔12に、また、安全ベルトの他方端部をタングプレート3に形成したベルト通し孔12に係合させることによって安全ベルトに構成し、また、係合部材2の上面部は、樹脂ケースで覆われた構成となっているのである。
係合部材の分解斜視図である。 タングプレートの斜視図である。 バックルの全体を示す正面図である。
符号の説明
2 係合部材
3 タングフレート
4 ロック片
5 係合突起
8 上下片
9 板材
10 板材9の上下辺




Claims (1)

  1. 係合突起5がバネ6により外側方向を向くように付勢された一対のロック片4・4を配置した係合部材2と、上下片8・8に係合突起5内が入り込む孔7を形成したタングプレート3とから成り、タングプレート3を係合部材2の前方から差し入れることにより、タングプレート3を係合部材2に係合させるように構成した安全ベルト用のバックルにおいて、係合部材2に、タングプート3を係合させた場合、タングプレート3の上下片8・8間に入り込む板材9を配置させ、板材9の上下辺10・10がタングプレート3の上下片部8・8に接触又は近接し、タングプレート3が、差し入れ方向側に傾斜するのを防止するように形成したことを特徴とする安全ベルト用バックル。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081588A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Sanko Industries Co Ltd バックル

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JP2013081588A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Sanko Industries Co Ltd バックル

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