JP2007312731A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】刈取り穀稈を受けて後方上部へ移送し、脱穀装置へ供給する刈取装置の移送エレベータ装置の上部へ軸支している上部駆動軸には、移送する刈取り穀稈等が巻付くことがあったが、この巻付きを防止しようとするものである。
【解決手段】前記移送エレベータ装置12の左右両側に設けた左右支持枠12a、12b内上部の左右両側部に左上右上スプロケット14a、14bを軸支し、該左上右上スプロケット14a、14bに軸支した上部駆動軸13aを前記左右支持枠12a、12bで軸支して設けると共に、前記左上右上スプロケット14a、14bを軸支した上部駆動軸13aの左右外側部と内側部とには、前記上部駆動軸13aの軸外径部を覆う構成であって、円形状で着脱自在な左、右、中巻付防止カバー15a、15b、15cを設けたことを特徴とするコンバインの構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】前記移送エレベータ装置12の左右両側に設けた左右支持枠12a、12b内上部の左右両側部に左上右上スプロケット14a、14bを軸支し、該左上右上スプロケット14a、14bに軸支した上部駆動軸13aを前記左右支持枠12a、12bで軸支して設けると共に、前記左上右上スプロケット14a、14bを軸支した上部駆動軸13aの左右外側部と内側部とには、前記上部駆動軸13aの軸外径部を覆う構成であって、円形状で着脱自在な左、右、中巻付防止カバー15a、15b、15cを設けたことを特徴とするコンバインの構成とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、圃場内の植立穀稈を刈り取って脱穀選別するコンバインに関する。
特開2002−165508号公報で示すように、走行車台の下方に走行装置と上側に脱穀装置と前方部に掻込リール装置と第一刈刃装置とオーガ装置等とを有する刈取装置等とを設け、前記オーガ装置と前記脱穀装置との間に該オーガ装置から該脱穀装置に至る搬送エレベータ装置を設けている。該搬送エレベータ装置の上部には、上部駆動軸を設け、この上部駆動軸でこの搬送エレベータ装置のエレベータを回転駆動して、このエレベータで刈取り穀稈を上部へ移送し、脱穀装置へ供給する構成であるが、この上部駆動軸には、穀稈の巻付きを防止する巻付防止カバー等を設けていない構成である。
特開2002−165508号
刈取る穀稈を掻込リール装置で掻込みながら第一刈刃装置で刈取りされ、この刈取り穀稈は、オーガ装置から搬送エレベータ装置へ引継ぎされて、後方上部へ移送され、脱穀装置内へ引継ぎされ、この脱穀装置内で脱穀されるが、前記搬送エレベータ装置のエレベータを回転駆動する上部へ設けた上部駆動軸には、穀稈の巻付きを防止する巻付防止カバーが設けられていないことにより、この上部駆動軸に多量の穀稈が巻付くと、回転駆動が不可能になり、刈取り穀稈が上部へ移送されなくなったり、又、搬送エレベータ装置やエレベータ等が破損する問題があったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
上述のような課題を解決するために、この発明は、次のような技術手段を講じる。
このために、請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の下側に走行装置(3)を設け、該走行装置(3)の上側に脱穀装置(5)、及び、走行装置(3)の前方部には、機体前進方向前側から順次掻込リール装置(9)と刈刃装置(10)とオーガ装置(11)と移送エレベータ装置(12)等とからなる刈取装置(4)を設け、該刈取装置(4)で刈り取った穀稈を脱穀装置(5)へ移送供給して脱穀するコンバインにおいて、前記移送エレベータ装置(12)の左右両側に設けた左右支持枠(12a)、(12b)内上部の左右両側部に左上右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支し、該左上右上スプロケット(14a)、(14b)に軸支した上部駆動軸(13a)を前記左右支持枠(12a)、(12b)で軸支して設けると共に、前記左上右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支した上部駆動軸(13a)の左右外側部と内側部とには、前記上部駆動軸(13a)の軸外径部を覆う構成であって、円形状で着脱自在な左、右、中巻付防止カバー(15a)、(15b)、(15c)を設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
このために、請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の下側に走行装置(3)を設け、該走行装置(3)の上側に脱穀装置(5)、及び、走行装置(3)の前方部には、機体前進方向前側から順次掻込リール装置(9)と刈刃装置(10)とオーガ装置(11)と移送エレベータ装置(12)等とからなる刈取装置(4)を設け、該刈取装置(4)で刈り取った穀稈を脱穀装置(5)へ移送供給して脱穀するコンバインにおいて、前記移送エレベータ装置(12)の左右両側に設けた左右支持枠(12a)、(12b)内上部の左右両側部に左上右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支し、該左上右上スプロケット(14a)、(14b)に軸支した上部駆動軸(13a)を前記左右支持枠(12a)、(12b)で軸支して設けると共に、前記左上右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支した上部駆動軸(13a)の左右外側部と内側部とには、前記上部駆動軸(13a)の軸外径部を覆う構成であって、円形状で着脱自在な左、右、中巻付防止カバー(15a)、(15b)、(15c)を設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
前記コンバインで穀稈を収穫作業するときには、走行車台(2)下側の走行装置(3)で走行し、穀稈は走行車台(2)の前部へ設けた刈取装置(4)の掻込リール装置(9)で掻き込みされながら刈刃装置(10)で刈取りされる。刈取りされた穀稈はオーガ装置(11)内へ掻込みされ、このオーガ装置(11)で移送されて移送エレベータ装置(12)内へ供給される。この移送エレベータ装置(12)に引き継ぎされた被処理物は、後方上部へ移送されて脱穀装置(5)内へ供給されて脱穀選別される。
前記移送エレベータ装置(12)の左右両側には、左・右支持枠(12a)、(12b)を設けている。この左・右支持枠(12a)、(12b)内の上部の左右両外側部に左上・右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支して設けた上部駆動軸(13a)を該左・右支持枠(12a)、(12b)で軸支して設け、これら左上・右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支した、この上部駆動軸(13a)の左右両外側部と内側部とには、この上部駆動軸(13a)の軸外径部を覆う円形状の左・右・中巻付防止カバー(15a)、(15b)、(15c)を設け、この上部駆動軸(13a)の外径部には、穀稈、藁、及び藁屑等の巻付きの防止を図っている。
請求項2の発明においては、前記左右巻付防止カバー(15a)、(15b)と中巻付防止カバー(15c)の円形状の外径部の大きさを変えて設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインとしたものである。
左・右巻付防止カバー(15a)、(15b)と、中巻付防止カバー(15c)との円形状の外径部の大きさを変えている。例えば、左右両側の左・右巻付防止カバー(15a)、(15b)よりも中巻付防止カバー(15c)の外径部を小径にして、中巻付防止カバー(15c)よりも左・右巻付防止カバー(15a)、(15b)の方の巻付き防止を図っている。
請求項3の発明においては、前記上部駆動軸(13a)の前部には左右支持枠(12a)、(12b)を接続する接続軸(13c)を設け、該接続軸(13c)には巻付き物除去用の左右両外側の左右ステー(16a)、(16b)と中央部の中ステー(16c)とを設け、該左右ステー(16a)、(16b)と中央部の中ステー(16c)との装着角度を変えて設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインとしたものである。
前記接続軸(13c)に装着する巻付き物除去用の左・右両側に設ける左・右ステー(16a)、(16b)と、中央部の中ステー(16c)との装着角度を変えている。左・右巻付防止カバー(15a)、(15b)の外径部へ近接する上下位置と、中巻付防止カバー(15c)の外径部へ近接する上下位置とは、上下に位置を変えて設け、巻付き物の一方側を上下方向に移動させて、この巻付き物を傾かせることにより巻付き物の外れ作用が働き、この巻付き物の除去を容易にできる。
請求項1に記載の発明においては、上部駆動軸(13a)の外径部に対して、穀稈、藁、及び藁屑等の巻付きを防止できる。
請求項2に記載の発明においては、左・右巻付防止カバー(15a)、(15b)と、中巻付防止カバー(15c)との円形状の外径部の大きさを変えて設け、巻き付きの多い方を径大にすることにより、穀稈、藁、及び藁屑等の巻付きを防止できる。
請求項2に記載の発明においては、左・右巻付防止カバー(15a)、(15b)と、中巻付防止カバー(15c)との円形状の外径部の大きさを変えて設け、巻き付きの多い方を径大にすることにより、穀稈、藁、及び藁屑等の巻付きを防止できる。
請求項3に記載の発明においては、前記接続軸(13c)に設ける巻付き物除去用の左右両外側の左・右ステー(16a)、(16b)と中央部の中ステー(16c)との装着角度を変えて設けたことにより、巻付き物の一方側を上下方向に移動させて、この巻付き物を傾かせることにより外れ作用が働き、巻付き物の除去が容易にできる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行装置3の上側に走行車台2を設け、この走行車台2の前方部に立毛穀稈を刈取りする刈取装置4を設け、この刈取装置4の後方左側には、刈取り穀稈の供給を受けて、脱穀する脱穀装置5を走行車台2の左側へ載置している。又、走行車台2の右側前部に操作装置6aを設け、該操作装置6aの後側に操縦席6bを設け、この操縦席6bの下側にエンジン7a、及び燃料タンク7b等を載置している。走行車台2の右側後部に貯留タンク8を載置している。
コンバイン1の走行装置3の上側に走行車台2を設け、この走行車台2の前方部に立毛穀稈を刈取りする刈取装置4を設け、この刈取装置4の後方左側には、刈取り穀稈の供給を受けて、脱穀する脱穀装置5を走行車台2の左側へ載置している。又、走行車台2の右側前部に操作装置6aを設け、該操作装置6aの後側に操縦席6bを設け、この操縦席6bの下側にエンジン7a、及び燃料タンク7b等を載置している。走行車台2の右側後部に貯留タンク8を載置している。
前記刈取装置4は、前部より、掻込リール装置9と、刈刃装置10と、オーガ装置11と、移送エレベータ装置12等とを前部より、順次設けている。該移送エレベータ装置12を主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図2で示すように、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2の左上側面に脱穀装置5を載置している。又、走行車台2の前方部の刈取装置4で立毛穀稈を刈り取りして、後方上部へ傾斜させて設けた、移送エレベータ装置12で移送し、脱穀装置5内へ供給し、該脱穀装置5で引継ぎされ、この脱穀装置5内を移送しながら脱穀する。脱穀済みで選別済みの穀粒は、この脱穀装置5の右横側へ配設した貯留タンク8内へ供給されて一時貯留される。刈取装置4は、油圧駆動による伸縮シリンダ4aにより、土壌面に対して昇降する。
前記走行車台2の前方部には、図2で示すように、立毛穀稈を分離するナローガイド4b、及び分草体4cを設け、この分草体4cの後方上部には、立毛穀稈を引起し、及び掻込みする六角形状の掻込リール装置9は、油圧駆動による前伸縮シリンダ9aにより、上下回動自在に軸支して設け、この掻込リール装置9の各隅部には、左右方向に複数個の円形状のリール9bを回動自在に軸支して設けている。掻込みされた穀稈を刈取る刈刃装置10を、この掻込リール装置9の後方下部へ設け、この刈刃装置10の後側には、オーガ装置11を設け、このオーガ装置11内には、移送筒11aを回転自在に軸支して設け、この移送筒11aの外径左右両側に左・右移送螺旋プレート11b、11cと、中央部より左側寄りに複数本の掻込杆11d等を設けている。
前記オーガ装置11の後側で中央部より左側寄りには、このオーガ装置11と、後方上部に設けた脱穀装置5とを接続する移送エレベータ装置12を後方上部へ傾斜させて設けている。このオーガ装置11からこの移送エレベータ装置12内へ供給された穀稈は、この移送エレベータ装置12で後方上部へ移送されて、脱穀装置5内へ供給され、この脱穀装置5内で脱穀される。
前記移送エレベータ装置12は、図1〜図5で示すように、左・右支持枠12a、12bと、上・下支持枠12c、12dとにより、略箱形状に形成している。
前記移送エレベータ装置12の左・右支持枠12a、12bの上部には、上部駆動軸13aを、左右両側の支持メタル13dで軸支して設けると共に、下部には、下部軸13bを、左右両側の該支持メタル13dで軸支して設けている。該上部駆動軸13aの箱体内の左右両側部には、左上・右上スプロケット14a、14bを軸支して設け、下部軸13bの箱体内の左右両側部には、左下・右下スプロケット14c、14d(共に図示せず)を軸支して設け、これら左上・左下スプロケット14a、14cと、右上・右下スプロケット14b、14dとには、個別に移送チェン14d、14dを掛け渡し、これら移送チェン14d、14dには、移送板14eを所定間隔にボルト、及びナット等により装着して設けている。穀稈は、移送エレベータ装置12内の底部を各移送板14eで後方上部へ移送されて、脱穀装置5内へ供給される。
前記移送エレベータ装置12の左・右支持枠12a、12bの上部には、上部駆動軸13aを、左右両側の支持メタル13dで軸支して設けると共に、下部には、下部軸13bを、左右両側の該支持メタル13dで軸支して設けている。該上部駆動軸13aの箱体内の左右両側部には、左上・右上スプロケット14a、14bを軸支して設け、下部軸13bの箱体内の左右両側部には、左下・右下スプロケット14c、14d(共に図示せず)を軸支して設け、これら左上・左下スプロケット14a、14cと、右上・右下スプロケット14b、14dとには、個別に移送チェン14d、14dを掛け渡し、これら移送チェン14d、14dには、移送板14eを所定間隔にボルト、及びナット等により装着して設けている。穀稈は、移送エレベータ装置12内の底部を各移送板14eで後方上部へ移送されて、脱穀装置5内へ供給される。
前記上部駆動軸13aへ一方側の外端部には、入力プーリ13eを軸支し、この入力プーリ13eへ掛け渡したベルト13fにより、回転動力が入力される。
前記移送エレベータ装置12の左右両側の左・右支持枠12a、12bの上部に軸支した上部駆動軸13aへ軸支して設けた、左上・右上スプロケット14a、14bの外側部面と、左・右支持枠12a、12bの内側面との間と、これら左上・右上スプロケット14a、14bの間とには、この上部駆動軸13aの軸外径部を覆う円形状で着脱自在に左・右・中巻付防止カバー15a、15b、15cを軸支して設け、着脱自在な構成にするときには、円形状を略半分に分割して、両端部を重合させて、重合部をボルト、及びナットにより装着する。
前記移送エレベータ装置12の左右両側の左・右支持枠12a、12bの上部に軸支した上部駆動軸13aへ軸支して設けた、左上・右上スプロケット14a、14bの外側部面と、左・右支持枠12a、12bの内側面との間と、これら左上・右上スプロケット14a、14bの間とには、この上部駆動軸13aの軸外径部を覆う円形状で着脱自在に左・右・中巻付防止カバー15a、15b、15cを軸支して設け、着脱自在な構成にするときには、円形状を略半分に分割して、両端部を重合させて、重合部をボルト、及びナットにより装着する。
前記移送エレベータ装置12の外観形状を形成する、左・右支持枠12a、12bの上方部に軸支して設けた、上部駆動軸13aの左上・右上スプロケット14a、14bの外側部面と、この左・右支持枠12a、12bの内側面との間と、これら左上・右上スプロケット14a、14bの間とには、上部駆動軸13aの軸外径部を覆う円形状で着脱自在に左・右・中巻付防止カバー15a、15b、15cを軸支して設けたことにより、この上部駆動軸13aの外径部には、穀稈、藁、及び藁屑等の巻付きを確実に防止することができる。
前記移送エレベータ装置12の左・右支持枠12a、12bの上方部に設けた、上部駆動軸13aに軸支した、左上・右上スプロケット14a、14bの左右両外側部と、中央部とに設ける左・右巻付防止カバー15a、15bと、中巻付防止カバー15cとの円形状の外径部の大きさを、図2〜図4で示すように、左・右巻付防止カバー15a、15bの外径部を径大とし、中巻付防止カバー15cの外径部を径小にして、外径部の大きさを変えて設けている。
前記移送エレベータ装置12の上部駆動軸13aに軸支した、左上・右上スプロケット14a、14bの左右両外側部と、中央部とに設ける左・右巻付防止カバー15a、15bの円形状の外径部を径大とし、中巻付防止カバー15cの円形状の外径部を径小にして設けたことにより、巻付きの多い左右両外側部を径大にしたことにより、より確実に穀稈、藁、及び藁屑等の巻付きを防止することができる。
前記移送エレベータ装置12の外観形状を形成する、左・右支持枠12a、12bの上方部へ設けた、上部駆動軸13aの前側(下側)へ設けた接続軸13cは、これら左・右支持枠12a、12bで軸支して設け、この接続軸13cの外径部には、巻付き物を除去用の左右両外側と、中央部とには、図2〜図5で示すように、左・右・中取付板16d、16e、16fを固着して設け、これら左・右・中取付板16d、16e、16fには、巻付き物を除去用の左・右・中ステー16a、16b、16cを個別にボルト、及びナットにより、装着して設けている。
前記接続軸13cの外径部に装着する左・右取付板16d、16eは、上部駆動軸13aに対して、所定角度で下り傾斜させて、固着して設け、又、中取付板16fは、上部駆動軸13aに対して、所定角度で上り傾斜させて、固着して設けている。これら左・右取付板16d、16eに設ける左・右ステー16a、16bは、下り傾斜状態で装着され、又、中取付板16fに設ける中ステー16cは、上り傾斜状態に装着される。これにより、左上・右上スプロケット14a、14bの左右両外側とでは、左・右ステー16a、16bの先端部は、左・右巻付防止カバー15a、15bへ接触か、又は、近接する位置では、上部駆動軸13aの中心に対して、大きく下部へ位置させて設けている。左上・右上スプロケット14a、14b間では、中ステー16cの先端部は、中巻付防止カバー15cへ接触か、又は近接する位置では、上部駆動軸13aの中心に対して、小さく下部へ位置させて設け、左上・右上ステー16a、16bと、中ステー16cとの先端位置は、上下に段差を設けて、装着している。
前記接続軸13cへ設けた、左上・右上スプロケット14a、14bの左右両外側の左・右取付板16d、16eは、この接続軸13cへ下り傾斜させて設け、中間部の中取付板16fは、この接続軸13cへ上り傾斜させて設け、これにより、左・右ステー16a、16bは、この接続軸13cへ下り傾斜で設け、又、中ステー16cは、この接続軸13cへ上り傾斜で設けていることにより、これら左・右ステー16a、16bと、中ステー16cとでは、上下に段差があり、穀稈等が傾き、これにより、この穀稈に外れ作用が働き、外れよくなり、穀稈等の巻付きを防止することができる。
前記走行装置3の走行クローラ3aを巻き掛けする最終転輪3fの後方上部には、この走行クローラ3aを伸縮操作する調節具3cに設けたアイドル軸3dにアイドルローラ3eを軸支して設け、このアイドルローラ3eの外側部で、又、走行クローラ3aへ内装して設けた芯金3bの外側面には、図6、及び図7で示すように、丸棒材等よりなり、略U字形状に形成すると共に、このU字形状の前端部は、外側へ折曲させたガイド3hを、アイドル軸3dへ軸支して設けている。
これにより、前記ガイド3hをクローラ3aの芯金3bの外側へ設けたことにより、このクローラ3aの外れを防止することができる。又、アイドルローラ3eと一体で移動することにより、このガイド3hと、このアイドルローラ3eとの関係位置が変わることなく、より外れることを防止できる。
前記ガイド3hの下側前端部と、最終転輪3fと前側の転輪3j部とに設けた後内ガイド3mとの後端部とは、図8で示すように、側面視において、重合状態に設けている。
これにより、前記ガイド3hと、後内ガイド3mとの両者で走行クローラ3aの外れを防止することにより、より確実に外れを防止することができる。
これにより、前記ガイド3hと、後内ガイド3mとの両者で走行クローラ3aの外れを防止することにより、より確実に外れを防止することができる。
図8〜図10で示すように、走行駆動軸(図示せず)と接合する駆動軸17aには、ホイルスプロケット17bを軸支して設け、このホイルスプロケット17bの外側で、駆動軸17aには、円形状の円ガイド17cを軸支すると共に、この円ガイド17cの内側面は、走行クローラ3aの芯金3bの外側面へ位置させて、設けている。又、このホイルスプロケット17bの後方下部には、所定間隔で転輪3j、3jを設け、この各転輪3jには、前内ガイド17dを設けている。
これにより、前記円ガイド17cを設けたことにより、走行クローラ3aの外れを防止することができる。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース18内の伝動機構18aの伝動経路中には、図2で示すように、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ18bを設けている。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース18内の伝動機構18aの伝動経路中には、図2で示すように、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ18bを設けている。
前記貯留タンク8内へ貯留した穀粒を機外へ排出するこの貯留タンク8の後側には、図2で示すように、縦移送螺旋19aを内装した排出支持筒19を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒19の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋20aを伸縮自在に内装した排出オーガ20を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
大豆収穫用のコンバイン21の刈取装置21aは、図11、及び図12で示すように、前部には、図1で示す穀粒収穫用のコンバイン1の部品を共用使用の分草体4c、及びナローガイド4bを設け、この分草体4cの後側には、前方下部から後方上部へ所定角度で傾斜する左右一対の移送装置22を、上下二段に四条列を設けている。この各移送装置22の移送ケース22a内には、移送ベルト22bに、所定間隔で複数個の移送ラグ22cを設けた、この移送ベルト22bを掛け渡して設け、この各移送ベルト22間へ大豆稈を掻込み、後方上部へ移送しながら、この移送装置22の前端近傍の下部に設けた回転自在な回転刃装置23の回転刃23aで切断して、更に、後方上部の移送終端部へ移送する。
前記各移送装置22で後方上部へ移送された大豆稈は、この各移送装置22の後側へ設けた、共用使用のオーガ装置11内へ供給され、このオーガ装置11で引継ぎされて、中央部より左側より部へ左右両側から移送されて、共用使用の移送エレベータ装置12内へ供給され、この移送エレベータ装置12で引継ぎされて、後方上部へ移送されて、共用移送する脱穀装置5内へ供給され、この脱穀装置5で引継ぎされて、この脱穀装置5内で脱穀される。
前記左右一対の移送装置22、22の左側部のこの各移送装置22には、図11で示すように、各回転センサ25を設け、各回転刃装置23の回転刃23aの回転数を検出させている。又、左右両外側の左右一対の移送装置22、22の内側部には、ゲージホイル装置24を二箇所へ上下回動自在に設けている。このゲージホイル装置24は、支持杆24aの前端部へホイル24bを回転自在に軸支している。
これにより、前記支持杆26の前端部へガイド板26aを設けたことにより、回転刃23aの前部より供給される。大豆稈、枯茎、及び枯葉等を確実に切断することができ、このために、詰りの発生を確実に防止できる。
前記下側の移送装置22の下側には、支持杆26を設け、この支持杆26の前端部には、図12で示すように、回転刃装置23の回転刃23aより、下方へ突出(L1)したガイド板26aを設けている。
前記各回転刃装置23の各回転刃23aの回転数を、図13で示すように、前側の操作装置6aの左側前部に設けた補助モニタ装置6cへ表示させて、運転作業者が認識できるようにしている。
これにより、前記回転装置23の回転刃23aの回転数が回転センサ25で検出され、補助モニタ装置6cへ表示されることにより、回転の可否が判定できることにより、切断不良、及び詰り等の不具合を解消することができる。
前記回転装置23の回転刃23aの回転数は、回転センサ25で検出され、この検出により、ゲージホイル装置24を自動で上下回動移動制御する構成である。
これにより、前記回転装置23の回転刃23aの回転数は、回転センサ25で検出され、回転刃23の上下位置が自動で上下回動移動制御されることにより、各移送装置22へ大豆稈の詰りを防止することができる。このために、運転作業者が安心して大豆収穫作業ができる。
これにより、前記回転装置23の回転刃23aの回転数は、回転センサ25で検出され、回転刃23の上下位置が自動で上下回動移動制御されることにより、各移送装置22へ大豆稈の詰りを防止することができる。このために、運転作業者が安心して大豆収穫作業ができる。
2 走行車台
3 走行装置
4 刈取装置
5 脱穀装置
9 掻込リール装置
10 刈刃装置
11 オーガ装置
12 移送エレベータ装置
12a 左支持杆
12b 右支持杆
13a 上部駆動軸
13c 接続軸
14a 左上スプロケット
14b 右上スプロケット
15a 左巻付防止カバー
15b 右巻付防止カバー
15c 中巻付防止カバー
16a 左ステー
16b 右ステー
16c 中ステー
3 走行装置
4 刈取装置
5 脱穀装置
9 掻込リール装置
10 刈刃装置
11 オーガ装置
12 移送エレベータ装置
12a 左支持杆
12b 右支持杆
13a 上部駆動軸
13c 接続軸
14a 左上スプロケット
14b 右上スプロケット
15a 左巻付防止カバー
15b 右巻付防止カバー
15c 中巻付防止カバー
16a 左ステー
16b 右ステー
16c 中ステー
Claims (3)
- 走行車台(2)の下側に走行装置(3)を設け、該走行装置(3)の上側に脱穀装置(5)、及び、走行装置(3)の前方部には、機体前進方向前側から順次掻込リール装置(9)と刈刃装置(10)とオーガ装置(11)と移送エレベータ装置(12)等とからなる刈取装置(4)を設け、該刈取装置(4)で刈り取った穀稈を脱穀装置(5)へ移送供給して脱穀するコンバインにおいて、前記移送エレベータ装置(12)の左右両側に設けた左右支持枠(12a)、(12b)内上部の左右両側部に左上右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支し、該左上右上スプロケット(14a)、(14b)に軸支した上部駆動軸(13a)を前記左右支持枠(12a)、(12b)で軸支して設けると共に、前記左上右上スプロケット(14a)、(14b)を軸支した上部駆動軸(13a)の左右外側部と内側部とには、前記上部駆動軸(13a)の軸外径部を覆う構成であって、円形状で着脱自在な左、右、中巻付防止カバー(15a)、(15b)、(15c)を設けたことを特徴とするコンバイン。
- 前記左右巻付防止カバー(15a)、(15b)と中巻付防止カバー(15c)の円形状の外径部の大きさを変えて設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
- 前記上部駆動軸(13a)の前部には左右支持枠(12a)、(12b)を接続する接続軸(13c)を設け、該接続軸(13c)には巻付き物除去用の左右両外側の左右ステー(16a)、(16b)と中央部の中ステー(16c)とを設け、該左右ステー(16a)、(16b)と中央部の中ステー(16c)との装着角度を変えて設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006148364A JP2007312731A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006148364A JP2007312731A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007312731A true JP2007312731A (ja) | 2007-12-06 |
Family
ID=38847168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006148364A Pending JP2007312731A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007312731A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012157280A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
-
2006
- 2006-05-29 JP JP2006148364A patent/JP2007312731A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012157280A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
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