JP2007310752A - 喫煙エリアシステム - Google Patents

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哲也 加藤
Hiroaki Ikarugi
博昭 怒木
Yukihiro Kanda
之裕 神田
Tsuneaki Hirayama
常明 平山
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Abstract

【課題】喫煙エリアにおける喫煙状況を把握するとともに、喫煙エリアに設置された空気清浄機の状態を把握可能な喫煙エリアシステムを提供する。
【解決手段】喫煙者の喫煙が許容される喫煙エリアと、少なくとも吸引口がその喫煙エリアの空間に開口するように設けられてモータにより駆動され、喫煙エリアの喫煙による煙を含む空気を浄化する空気清浄機と、その空気清浄機の駆動に伴う空気清浄機関連データを収集する空気清浄機関連データ収集手段と、その空気清浄機関連データに基づいて喫煙エリアの利用に関するデータを生成する利用関連データ生成手段と、を含むことを特徴とする喫煙エリアシステムとして提供可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、喫煙エリアシステム、例えば、IDカード等により入退出管理を行う空気清浄機を備えた喫煙エリアシステムに関するものである。
厚生労働省により平成15年5月1日に施行された「健康増進法」では、「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない」と定められている。
また、労働者の健康確保と快適な職場環境の形成を図る観点から、一層の受動喫煙防止対策の充実を図るための、「(新)職場における喫煙対策のためのガイドライン」が策定され、受動喫煙を確実に防止する観点から、可能な限り非喫煙場所にたばこの煙が漏れない喫煙室の設置が推奨されている。これにより、事業場内でも喫煙者・非喫煙者のための喫煙室が考案されている(特許文献1参照)。
また、喫煙室が設けられることで非喫煙者の受動喫煙は大きく改善されるが、喫煙者は喫煙室のような閉ざされた空間で喫煙するため、喫煙者の喫煙による主流煙に加えて喫煙室内の残存する副流煙を吸うことで、喫煙者の身体の健康に更なる影響を及ぼすという問題も発生する。
また、所定の部屋あるいは区画への入退出を管理するための入退出管理システムが考案されている(特許文献2,3参照)。
特開2005−308237号公報 特開平09−305815号公報 特開平11−185086号公報
特許文献1のような喫煙室が設けられることで非喫煙者の受動喫煙は大きく改善されるが、空気清浄機や排煙装置のない喫煙室では、喫煙者の喫煙による主流煙に加えて喫煙室内の残存する副流煙を吸うことで、喫煙者の身体の健康に更なる影響を及ぼすという問題も発生する。また、空気清浄機や排煙装置のある喫煙室でも、副流煙を全く吸わないということはない。さらに、喫煙室内の空気が清浄になると、快適に喫煙できることになり、かえって喫煙本数の増加につながってしまい、喫煙者の健康に悪影響を及ぼすという問題が発生する。
空気清浄機に含まれて空気を浄化するためのフィルタは、浄化能力が所定のレベルを下回った場合に交換する必要があるが、交換時期は喫煙室の利用状況によって異なる。空気清浄機によってはフィルタ交換時期であることを示すランプが点灯するものもあるが、空気清浄機の状態を把握するために定期的に喫煙室を巡回してフィルタを交換する必要があるかを確認しなければならないという問題がある。特に、広範囲に複数の喫煙室が設置されている事業場では、喫煙室を巡回するための手間やコストは小さくない。この手間を省くために、フィルタ交換時期が最も短い喫煙室に合わせて、全ての喫煙室のフィルタを交換するとなると、十分使用可能なフィルタまで交換することになり、不経済であり省資源の流れに反する。
また、喫煙室において入退室管理を行っている事例はない。
上記問題を背景として、本発明の課題は、喫煙エリアにおける喫煙状況を把握するとともに、喫煙エリアに設置された空気清浄機の状態を把握可能な喫煙エリアシステムを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための喫煙エリアシステムは、喫煙者の喫煙が許容される喫煙エリアと、少なくとも吸引口がその喫煙エリアの空間に開口するように設けられてモータにより駆動され、喫煙エリアの喫煙による煙を含む空気を浄化する空気清浄機と、その空気清浄機の駆動に伴う空気清浄機関連データを収集する空気清浄機関連データ収集手段と、その空気清浄機関連データに基づいて喫煙エリアの利用に関するデータを生成する利用関連データ生成手段と、を含むことを特徴とする。
上記構成によって、空気清浄機以外の機器を用いずに喫煙エリアの利用に関するデータを生成することが可能となり、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて有効活用することができるとともに喫煙エリアシステムを低コストで構成することが可能となる。ここで、喫煙エリアとは、いわゆる喫煙室のような閉空間の他に、車両,住居,建物内の所定の区画(仕切りの有無を問わない)等の喫煙が可能である空間のことをいう。
ここで、空気清浄機には、フィルタで物質を、捕獲(集塵,吸着)する,電気化学的に分解する,あるいは電気化学的に吸着する構成に加えて、汚れた空気を外部へ排出する換気扇,ファンの他、所定空間の空気を清浄化するものは、その構成,手段を問わず全てが含まれる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、喫煙エリアの利用に関するデータは、その喫煙エリア内の喫煙者が摂取する煙に起因する健康影響物質の摂取量の推定データであり、利用関連データ生成手段は、検出手段により検出される除去対象物質の濃度と空気清浄機の負荷データとに基づき、喫煙エリアに関するデータとして、喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成するものであるように構成することもできる。
上記構成によって、空気清浄機の負荷状況から、喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成できるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、喫煙エリアの利用に関するデータは、その喫煙エリア内の喫煙者が摂取する煙に起因する健康影響物質の摂取量の推定データであり、利用関連データ生成手段は、空気清浄機の負荷データに基づき、喫煙エリアに関するデータとして、喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成するものであるように構成することもできる。
上記構成によっても、空気清浄機の負荷状況から、喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成できるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムにおける空気清浄機は、喫煙の煙に起因する除去対象物質の捕獲量を検出する検出手段を備え、空気清浄機関連データは、その除去対象物質の捕獲量のデータであって、喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、喫煙エリアの利用に関するデータは、その喫煙エリア内の喫煙者が摂取する煙に起因する健康影響物質の摂取量の推定データであって、利用関連データ生成手段は、除去対象物の捕獲量のデータに基づき、喫煙エリアの利用に関するデータとして、喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成するものであるように構成することもできる。
上記構成によって、空気清浄機における除去対象物質の捕獲量から、喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成できるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、利用関連データ生成手段は、空気清浄機の負荷データに基づき、喫煙エリアの利用に関するデータとして、喫煙エリア内の喫煙者の人数若しくは人密度又は喫煙量の推定データを生成するように構成することもできる。
上記構成によって、空気清浄機の負荷状況から、喫煙エリア内の喫煙者の人数若しくは人密度又は喫煙量の推定データを生成できるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、利用関連データ生成手段は、所定期間における空気清浄機の負荷データの変化に基づき、喫煙エリアの利用に関するデータとして、喫煙エリア内の喫煙者の人数若しくは人密度又は喫煙量の変化状況を示す推定データを生成するように構成することもできる。
上記構成によっても、空気清浄機の負荷状況から、喫煙エリア内の喫煙者の人数若しくは人密度又は喫煙量の推定データを生成できるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムにおける空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、利用関連データ生成手段は、空気清浄機の負荷データに基づき、喫煙エリアの利用に関するデータとして、喫煙エリアを利用する喫煙者に対する利用対価を算出するように構成することもできる。
上記構成によって、空気清浄機の負荷データから、喫煙エリアを利用する喫煙者に対する利用対価を算出できるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。さらに、喫煙者に対して利用対価を示すことで節煙ないし禁煙への誘導がなされ、喫煙エリアの汚れの影響が小さくなる、環境への影響が小さくなる、喫煙エリアシステムの維持管理経費を低減できるという副次的効果も期待できる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、利用関連データ生成手段は、空気清浄機の負荷データに基づき、喫煙エリアの利用に関するデータとして、喫煙エリアの稼動コストのデータをリアルタイムで生成するように構成することもできる。
上記構成によって、空気清浄機の負荷データから、喫煙エリアの稼動コストのデータをリアルタイムで生成することができるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。
また、上記課題を解決するための喫煙エリアシステムは、喫煙者の喫煙が許容される喫煙エリアと、少なくとも吸引口がその喫煙エリアの空間に開口するように設けられてモータにより駆動され、喫煙エリアの喫煙による煙を含む空気を浄化する空気清浄機と、喫煙エリアの利用に関するデータを収集する利用関連データ収集手段と、その利用関連データに基づいて空気清浄機の駆動に関するデータを生成する空気清浄機駆動関連データ生成手段と、を含むことを特徴とする。
上記構成によって、空気清浄機以外の機器を用いずに空気清浄機の駆動に関するデータを生成することが可能となり、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて有効活用することができるとともに、喫煙エリアシステムを低コストで構成することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリアを利用する喫煙者の少なくとも人数を計数する利用者検出手段を備え、喫煙エリアの利用に関するデータは、喫煙エリア内に存在する喫煙者の人数のデータであり、空気清浄機は、その出力を増減する制御部を備えた出力可変式のものであって、空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は駆動電力を含む出力データであり、利用関連データ生成手段は、喫煙エリアに存在する喫煙者の人数のデータに基づき、空気清浄機関連データとして、人数が多いほど大きくなる、空気清浄機を駆動するための出力データを生成し、その生成された出力データに基づいて、制御部を介して空気清浄機が可変出力で駆動されるように構成することもできる。
上記構成によって、喫煙エリアに存在する喫煙者の人数に応じて空気清浄機を効率よく稼動させることができるので、消費電力を節約することもできる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリアを利用する喫煙者の少なくとの累積人数を計数する利用者検出手段を備え、喫煙エリアの利用に関するデータは、喫煙エリアを利用する喫煙者の累積人数のデータであり、気清浄機は、喫煙エリアの喫煙の煙に起因する除去対象物を捕獲する交換式又は目詰まり解消機能を有するフィルタを備え、空気清浄機関連データは、その空気清浄機のフィルタの交換時期又は目詰まり解消機能の作動時期のデータであって、利用関連データ生成手段は、喫煙エリアを利用する喫煙者の累積人数のデータに基づき、空気清浄機関連データとして、フィルタの交換時期又は目詰まり解消機能の作動時期のデータを生成するものであり、そのフィルタの交換時期又は目詰まり解消機能の作動時期のデータが報知手段により報知されるように構成することもできる。
喫煙状況は喫煙エリア毎に異なるので、空気清浄機のフィルタの交換時期又は目詰まり解消機能の作動時期も喫煙エリア毎に異なる。喫煙エリアの数が増えるとこれらの時期の管理も煩雑になるが、上記構成によって、時期の管理を簡単に行うことができる。また、必要以上に早くフィルタを交換してしまい、フィルタを無駄に使うということもなくなる。
また、上記課題を解決するための煙エリアシステムは、喫煙者の喫煙が許容される喫煙エリアと、少なくとも吸引口がその喫煙エリアの空間に開口するように設けられてモータにより駆動され、喫煙エリアの喫煙による煙を含む空気を浄化する空気清浄機と、その空気清浄機の駆動に伴う空気清浄機関連データを収集する空気清浄機関連データ収集手段と、喫煙エリアの利用に関するデータを収集する利用関連データ収集手段と、それら空気清浄機関連データと利用関連データとに基づいて喫煙エリアの利用状況に関するデータを生成する利用状況データ生成手段と、を含むことを特徴とする。
上記構成によって、空気清浄機以外の機器を用いずに喫煙エリアの利用状況に関するデータを生成することが可能となり、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて有効活用することができるとともに、喫煙エリアシステムを低コストで構成することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、喫煙エリア内における、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する濃度センサを備え、空気清浄機はその除去対象物質の濃度の高低に対応して出力を増減する制御部を備えたものであり、空気清浄機関連データは、所定時間内におけるその空気清浄機の回転数又は消費電力量の負荷データであり、喫煙エリアの利用に関するデータは、所定時間内のその喫煙エリアへの入場者数を計数する計数手段により求められる入場者数データであって、利用状況データ生成手段は、それらの空気清浄機の負荷データと入場者数データとの収集に基づいて、所定時間内における喫煙者の喫煙量を含む喫煙状況のデータを生成するように構成することもできる。
上記構成によって、空気清浄機の負荷データから、喫煙エリアの利用状況に関するデータを生成できるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて効率的に活用することが可能となる。
また、本発明の喫煙エリアシステムは、所定時間内における喫煙者の喫煙量を含む喫煙状況のデータとして、喫煙者の1人当たりの平均喫煙量のデータを生成するように構成することもできる。
上記構成によって、空気清浄機の負荷データから、喫煙エリアの利用状況に関するデータを生成し、さらに喫煙者の1人当たりの平均喫煙量のデータを生成することができるので、空気清浄機を本来の空気を清浄にする役割と合わせて有効活用することが可能となる。
以下、本発明の喫煙エリアシステムの実施形態を、図面を参照しながら説明する。喫煙エリアシステム100は、喫煙室1(喫煙エリア)とホストコンピュータ40とを含んで構成される。図1に喫煙室1の概略図を示す。喫煙室1は、図示しない排気ファンを含む排気装置2,空気清浄機3,給気口4,一酸化炭素濃度センサ6,粉塵濃度センサ7,制御装置8,表示器9,入退室のための入室用カードリーダ22,退室用カードリーダ23,扉24等を備えている。排気装置2,空気清浄機3,給気口4,一酸化炭素濃度センサ6,粉塵濃度センサ7,制御装置8,表示器9を含まない構成としてもよい。
喫煙室1の外部の非喫煙空間の汚染されていない清浄空気が給気口4を通過して喫煙室1の内部に流入し、喫煙時に発生する煙は天井に設けた排気装置2を通じて屋外に排出される。
空気清浄機3は、その上面にある吸込口10から煙草の煙を含む汚染空気をファン12によって吸引し、フィルタ11を介して除塵・脱臭され、清浄な空気に濾過し、下部の吹出口13から四方へ向けて排出する。また、ロータリエンコーダ等で構成される回転センサ14でファン12の回転数を検出して制御装置8へ送る。制御装置8はファン12の回転数のデータをホストコンピュータ40(図2参照)へ送る。
制御装置8は、図2のように周知のCPU8a,ROM8b,RAM8c,外部機器との通信を行う通信インターフェース(I/F)8e,信号の遣り取りを行う入出力回路8f,およびこれらが接続されるバスライン8d等を含むコンピュータとして構成され、CPU8aがROM8bに記憶される制御プログラム8pを実行することで、一酸化炭素濃度センサ6,粉塵濃度センサ7からのデータの取り込み、排気装置2への指令、あるいはローカルコントローラ21やホストコンピュータ40との間でデータの送受信を行う。制御装置8の構成をホストコンピュータ40に含める構成としてもよい。
図1に戻り、一酸化炭素濃度センサ6は周知の非分散形赤外線吸収式センサ等により構成される。非分散形赤外線吸収式とは、多くのガスが各々固有の赤外線波長を吸収する性質を利用して、ガスに全波長の赤外線を放射したとき、どの波長がどれくらい吸収されたかを調べて、ガス中の成分と濃度を測定する方式である。一酸化炭素が吸収する波長域の赤外線を受光素子により検出し、検出された赤外線量に応じた電気信号を制御装置8に伝達する。信号を受信した制御装置8は一酸化炭素濃度が一定値未満になるように排気装置2に指令信号を伝達する。排気装置2は指令信号に基づいて風量を変化させる。
粉塵濃度センサ7は周知の光散乱方式を用いて粉塵濃度を測定する。すなわち、気体に光(レーザ光)を照射すると、光は気体に含まれる粒子によって散乱しその強さは粒子の濃度に比例する。この散乱する光を光学系で集光した上、フォトダイオード等の光電変換素子によって電気信号に変換し計測する。電気信号は制御装置8に送られ、信号を受信した制御装置8は粉塵濃度が一定値未満になるように排気装置2に指令信号を伝達する。排気装置2は指令信号に基づいて風量を変化させる。
空気清浄機3,一酸化炭素濃度センサ6,および制御装置8の組み合わせで、喫煙室1内の一酸化炭素濃度が所定の値を超えた場合に、制御装置8から空気清浄機3に指令を送り、喫煙室1内の一酸化炭素を除去するようにしてもよい。
また、二酸化炭素濃度および酸素濃度を検出するためのセンサを設置して、喫煙室1内の二酸化炭素濃度と酸素濃度とのバランスが、大気中における通常のバランスと異なった場合に制御装置8から空気清浄機3に指令を送り、喫煙室1内の二酸化炭素を除去するようにしてもよい。
また、空気清浄機3と排気装置2を併用して、喫煙室1内の一酸化炭素あるいは二酸化炭素を除去するようにしてもよい。
また、ニコチンやタール等のにおいを発する物質(「におい物質」)の濃度を検出するためのセンサを設置して、喫煙室1内の「におい物質」の濃度変化から、喫煙室1内あるいは空気清浄機3への汚れの付着を判別してもよい。「におい物質」の濃度変化により、喫煙室1内あるいは空気清浄機3等の清掃やメンテナンスの時期を判定することができる。例えば、喫煙室1に喫煙者がいない時間が所定の時間経過した場合に、「におい物質」の濃度が所定の割合で変化(減少)しない場合は、空気清浄機3の浄化能力が低下していると判定できるので、メンテナンスの時期になったと判定できる。
表示器9は、制御装置8,ローカルコントローラ21,あるいはホストコンピュータ40から送られてくる情報を表示する。表示内容としては、現在の在室人数,一酸化炭素濃度,粉塵濃度等の喫煙室1内の状況が挙げられる。
また、喫煙室1には入室用カードリーダ22と退室用カードリーダ23が設置され、IDカード30により入退室を行う。図2を用いてその詳細について説明する。本発明の構成における入退室管理は、入室用カードリーダ22,退室用カードリーダ23,扉24,センサ部31と32,これらが接続されたローカルコントローラ21,およびローカルコントローラ21にネットワーク接続され、プリンタ35,カードライタ36が接続されたホストコンピュータ40等により行われる。
入室用カードリーダ22は喫煙室1の外側、退室用カードリーダ23は喫煙室1の内側に設置され、それぞれ、IDカード30の読取結果等の各種情報を表示する液晶ディスプレイ等の表示部22a,23a、音声メッセージを送出するスピーカ22b,23b、IDカード30に記憶された情報あるいはデータを読み取る読取部22c,23c、メカニカルキーを含み各種入力操作を行う操作部22d,23d、および生体認証部22e,23eを含んで構成される。また、操作部22d,23dとして、表示部22a,23aに含まれる周知のタッチパネルを用いてもよい。
ローカルコントローラ21は、例えば喫煙室1の外側の扉24の上方に設置され、CPU21a,ROM21b,RAM21c,外部機器との通信を行う通信I/F(インターフェース)21e,信号の遣り取りを行う入出力回路21f,およびこれらが接続されるバスライン21d等を含むコンピュータとして構成されている。ROM21bにはローカルコントローラ21を動作させるための制御プログラム21pおよびデータが記憶される。RAM21cには喫煙室1に入室が許可された喫煙者の識別コードが入室許可リストとして記憶される。RAM21cの代わりにフラッシュメモリ等の不揮発メモリを用いてもよい。
生体認証部22e,23eは、各人の指紋を読み取って認証する指紋読取センサ,指の中や掌を走る各人固有の静脈パターンを透過光で読み取り画像処理して認証する静脈センサ,あるいは虹彩や網膜を撮影し画像処理して認証する撮影装置を含んで構成される。指紋,静脈パターン,虹彩,網膜等の認証に必要なデータは、予めデータベース44zに喫煙者毎に登録されている。
IDカード30は、喫煙室1の利用を許可されているかを識別するための識別コード等のID情報が書き込まれているICカードあるいは磁気カード等の情報記録媒体である。IDカード30がICカードである場合、IDカード30を入室用カードリーダ22に近づけると、IDカード30と読取部22cとの間で通信が行われ、IDカード30から読み取られたID情報がローカルコントローラ21に送られる。
ローカルコントローラ21では、入室用カードリーダ22から送られた識別コードがRAM21cに記憶された入室許可リストに含まれているかの認証が行われる。入室用カードリーダ22から送られた識別コードが入室許可リストに含まれている場合は、当該喫煙者の入室が許可され、ローカルコントローラ21から扉24と枠間を通線するための通電金具25を介して開錠信号が送られ、電気錠26が開錠状態となり喫煙室1に入室することができる。
同様に、IDカード30を退室用カードリーダ23に近づけると、ローカルコントローラ21おいて認証が行われ、退室が許可された場合は電気錠26が開錠状態となり喫煙室1から退室することができる。
上記の入退室に関する情報はローカルコントローラ21からホストコンピュータ40に送られる。
また、表示部22a,23aの表示にしたがって、喫煙者が操作部22d,23dを操作してID、あるいはIDおよびパスワードを入力し、ホストコンピュータ40のデータベース44zに予め登録されている喫煙者毎のID,パスワードと照合して、入力されたID,パスワードと一致した場合に電気錠26を開錠状態として入退室を許可する構成としてもよい。
生体認証部22e,23eを用いる場合は、センサ等で読み取られた。指紋,静脈パターン,虹彩,網膜等が、予めデータベース44zに喫煙者毎に登録されたデータと一致した場合に電気錠26を開錠状態として入退室を許可する。
認証方法は、上述のIDカード30,ID入力,IDおよびパスワード入力,生体認証のうちの一つを用いても二つ以上の組み合わせを用いてもよい。二つ以上の組み合わせを用いる場合には、例えばIDカード30を忘れても生体認証を行って喫煙室1へ入室することが可能となる。さらに、例えば3回のように、所定の回数内で正しく認証されなかった場合(パスワード誤入力)には、該当するIDの喫煙者の入室を所定の期間(1時間,当日一杯等)禁止するようにしてもよい。
センサ部31,32は、喫煙室1の出入口の近傍に設置されて入退室の様子を撮影するカメラ(画像処理装置を含む),喫煙室1の出入口の床に設置される周知の体重センサ,あるいは喫煙室1の出入口の近傍に設置される周知の赤外線センサ等の各種センサで構成され、喫煙者の喫煙室1への出入りの状態を監視するものである。例えば、1枚のカードしか読み取られていないのに複数の喫煙者の出入りが撮影されている場合、出入りする喫煙者の体重を検出して所定の値を超えた場合、あるいは、複数の喫煙者の存在を示す熱源が検出された場合、1枚のIDカードで複数の喫煙者が出入りする、いわゆる「共連れ」等の不正入退室であると判定することができる。
図3を用いてホストコンピュータ40の構成について説明する。ホストコンピュータ40は、周知のパーソナルコンピュータあるいはワークステーションとして構成され、操作部42,表示部43,HDD(Hard Disk Drive)44,通信I/F(Interface)45,およびこれらが接続された制御回路41を備えている。
操作部42は、マウス等のポインティングデバイスやキーボードなどの操作手段により構成される。表示部43は、液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等の表示器により構成される。
HDD44には、ホストコンピュータ40を作動させるオペレーティングシステム(OS)として機能するOSプログラム44a,OSプログラム44a上で動作する上述の入退室管理を行う入退室管理プログラム44b,健康影響度を予測する健康影響度予測プログラム44c,空気清浄機モニタプログラム44e,データベース44z等が含まれる。
通信I/F45は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク50との間のインターフェース機能を有するネットワークアダプタを含んで構成され、通信ネットワーク50に接続されたローカルコントローラ21等の外部機器との通信を可能としている。通信ネットワーク50はLANの他にインターネット等の公衆回線網(図3の60)でもよく、ホストコンピュータ40を喫煙室1から離れた場所に設置することも可能である。例えば、ビルのフロア毎に喫煙室がある場合、1台のホストコンピュータ40で全フロアの喫煙室に設置されるローカルコントローラ21とのデータの遣り取りを行い、喫煙室を集中管理することができる。
制御回路41は、CPU41a,ROM41b,RAM41c,入出力インターフェース(I/O)41d,およびこれらが接続されるバスライン41e等を備えている。CPU41aは、HDD44に記憶されたOSプログラム44aに基づいて制御を行う。OSプログラム44aは、RAM41c上にてOS用ワークメモリ41c1を作業領域とする形で実行される。また、入退室管理プログラム44b,健康影響度予測プログラム44c,空気清浄機モニタプログラム44eは、RAM41c上においてアプリケーション用ワークメモリ41c2を作業領域とする形で実行される。
また、ホストコンピュータ40には、図2のようにプリンタ35等の各種周辺機器が接続され、操作部42,表示部43と合わせて、入退室データ、異常データ等の各種管理データの表示、出力、検索等を行う機能を有している。また、入退出管理プログラム44bによりIDカード30に識別コード等の情報を書き込むとともに、IDカード30を発行するカードライタ36も接続される。
ローカルコントローラ21を設けずに、ホストコンピュータ40の入退室管理プログラム44bにおいてIDカード30の認証および電気錠26の開錠を行う構成としてもよい。この場合、入室許可リストはデータベース44zに記憶される。
図4を用いて、喫煙者が喫煙室1に入室する際のローカルコントローラ21の処理について説明する。本処理は制御プログラム21pに含まれる。まず、喫煙者(Aとする)のIDカード30が入室用カードリーダ22(読取部22c)に近づけられて識別コードが入室用カードリーダ22から送られ、上記で説明した認証の結果、喫煙者Aの入室が許可された場合(S1:Yes)、喫煙者Aの入室を許可した旨の情報(入室者情報)をホストコンピュータ40に送る(S2)。
ホストコンピュータ40からは入室者(喫煙者A)情報に対応した報知データが送られてくるのでこれを受信し(S3)、その内容を表示部22aに表示し、必要に応じてスピーカ22bから音声メッセージを送出する(S4)。図6に表示の一例を示す。図6では当日の入室回数および喫煙本数が表示されている。また、当日に摂取した健康影響物質の量(後述)を表示してもよい。
喫煙室1内の表示器9に図6の内容を表示してもよい。また、表示器9に入室してからの経過時間を表示してもよい。
図5を用いて、喫煙者Aが喫煙室1に入室する際のホストコンピュータ40における喫煙データ(利用状況データ)更新,送信の処理について説明する。本処理は入退室管理プログラム44bおよび健康影響度予測プログラム44cに含まれる。まず、ローカルコントローラ21から喫煙者Aに関する入室者情報を受信した場合(S11:Yes)、データベース44zに記憶される喫煙者毎の喫煙データに含まれる入室履歴を更新する(S12)。
図7および図8に喫煙データの一例を示す。図7は当日の喫煙データの一例で、入室日時,退室日時,喫煙室1での在室時間,喫煙本数,直接摂取係数,間接摂取係数,総摂取係数,健康影響度,疾病率,およびそのときに居合わせた他の喫煙者等(各項目の詳細は後述)が記憶された例である。図8は喫煙データを上述の各パラメータ毎に集計したものである。各パラメータは1日毎に集計され、所定の日数分記憶される。また、所定の月数分の月間の各パラメータを集計したものを記憶してもよい。ステップS12では、入室日時欄の空き領域に入室日時を記憶する。記憶項目の詳細については後述する。また、喫煙者一人あたりの喫煙量を、喫煙者一人あたりの総摂取係数として求めて記憶してもよい。
喫煙本数は在室時間から算出する。例えば、煙草1本を吸うために要する時間を5分と見なす。これは、厚生労働省のホームページの「〜たばこと健康に関する情報ページ〜」の報告書・検討会等資料「平成11−12年度たばこ煙の成分分析について(概要)」(インターネットURL:http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/seibun.html,平成18年4月19日検索)におけるデータの”平均的”燃焼条件を基に、煙草1本を喫煙する際の吸煙回数を10回として算出されたものである。つまり、1回あたりの吸煙時間が2秒、吸煙間隔が30秒であるので、煙草1本を吸う時間は、((2+30)×9)+2=290秒=4分50秒となる。これに、煙草に火をつける時間、煙草を灰皿等で揉み消す時間、あるいは喫煙室1の出入りの時間を考慮すると5分となる。つまり、喫煙室1での在室時間が10分であれば喫煙本数は2本、3分であれば0.6本と算出する。
図5に戻り、例えば当日の喫煙室1の入退室履歴から、当日の喫煙室1の利用回数および喫煙本数等の報知データを取得あるいは算出して(S13)、ローカルコントローラ21へ送信する(S14)。
図9を用いて、喫煙者Aが喫煙室1から退室する際のローカルコントローラ21の処理について説明する。本処理は制御プログラム21pに含まれる。まず、喫煙者AのIDカード30が退室用カードリーダ23(読取部23c)に近づけられて識別コードが退室用カードリーダ23から送られ、上記で説明した認証の結果、喫煙者Aの退室が許可された場合(S21:Yes)、喫煙者Aの退室を許可した旨の情報(退室者情報)をホストコンピュータ40に送る(S22)。
ホストコンピュータ40からは退室者(喫煙者A)情報に対応した報知データが送られてくるのでこれを受信し(S23)、その内容を表示部23aに表示し、必要に応じてスピーカ23bから音声メッセージを送出する(S24)。図11に表示の一例を示す。図11では今回の喫煙室1における喫煙本数と、今月の直接摂取係数,間接摂取係数,総摂取係数,健康影響度,疾病率が表示されている。
上記の報知データの内容を当該喫煙者のIDカード30に記憶してもよい。
図10を用いて、喫煙者Aが喫煙室1から退室する際のホストコンピュータ40における喫煙データ更新,送信の処理について説明する。本処理は入退室管理プログラム44bおよび健康影響度予測プログラム44cに含まれる。まず、ローカルコントローラ21から喫煙者Aに関する退室者情報を受信した場合(S31:Yes)、データベース44zに記憶される喫煙者毎の喫煙データを更新する(S32)。
ステップS32では、入室日時欄に日時が記憶され退室日時欄が空欄となっている箇所(今回の入室に対応した欄)に退室日時を記憶する。次いで、退室日時から入室日時を差し引いたものを在室時間として記憶する。また、上述の方法で喫煙本数を求めて記憶する。そして、他の喫煙者の入退室履歴を参照して、喫煙者Aの在室時に喫煙室1にいた喫煙者を在室者欄に記憶する。
次に、今回の喫煙についての喫煙データ(直接摂取係数,間接摂取係数,総摂取係数,健康影響度,疾病率)の演算を行い(S33,後述)、データベース44zに記憶する(S34)。最後に、喫煙データの中から報知データを選択してローカルコントローラ21へ送信する(S35)。
図12を用いて、図10のステップS33に相当する喫煙データ演算処理について説明する。なお、以下の健康影響物質の摂取量算出方法は、一つを用いても二つ以上の組み合わせで用いてもよい。
(健康影響物質の摂取量算出方法1)
煙草1本を喫煙する際に喫煙者が吸い込む主流煙および副流煙に含まれる成分の量は、上述の厚生労働省のホームページのデータを参考に、煙草の銘柄別に、ニコチン,タール,一酸化炭素等の健康に影響を及ぼす物質(健康影響物質)の1本あたりの摂取量とその銘柄の喫煙者とを、主流煙からの摂取量と副流煙からの摂取量とについて、データベース44zにそれぞれ図13A,図13Bのように予め記憶しておく。そして、図13Aから喫煙者(A)が喫煙する煙草の銘柄に対応した主流煙による健康影響物質毎の摂取量を算出する(S41)。同様に、図13Bから副流煙による健康影響物質毎の摂取量を算出する(S42)。
なお、喫煙者毎の煙草の銘柄は、喫煙者の申告に基づいて予めデータベース44zに登録しておく。喫煙者毎に煙草の銘柄を登録しない場合には、例えば、年間消費本数の多い順に上位3銘柄の健康影響物質の1本あたりの摂取量の平均値を用いる。また、喫煙者毎の煙草の銘柄あるいはその銘柄の健康影響物質の1本あたりの摂取量をIDカード30に記憶してもよい。この場合、これらのデータを。ホストコンピュータ40からカードライタ36によりIDカード30に書き込む。そして、入室時にID情報とともに読み込む。
例えば、上述のように煙草1本を吸うために要する時間を5分とすると、喫煙室1の在室時間が10分であれば煙草を2本吸ったと見なされ、健康影響物質毎の摂取量は図13Aあるいは図13Bの喫煙者に対応した煙草の銘柄の数値の2倍の値となる。
(健康影響物質の摂取量算出方法2)
一酸化炭素濃度センサ6,粉塵濃度センサ7の検出値を用いて、喫煙者が副流煙から摂取する健康影響物質の量を算出してもよい。予め、煙草1本を燃焼させた場合に発生する一酸化炭素あるいは粉塵の総量を煙草の銘柄毎に測定してデータベース44z等に記憶しておく。喫煙室1内には喫煙者が摂取しなかった、総量から摂取量を差し引いた残量が存在している。この残量と総量との比から摂取率を求めて喫煙者が副流煙から摂取する各物質の摂取量を算出することができる。
(健康影響物質の摂取量算出方法3)
空気清浄機3のファン12の回転数から、喫煙者が副流煙から摂取する健康影響物質の量を算出してもよい。空気清浄機3は喫煙室1内の空気の状態を所定の状態に保つように動作するため、喫煙室1内の空気が汚れている場合は浄化能力を高めるためにファン12の回転数を上げ、喫煙室1内の空気の状態を所定の状態に近い場合にはファン12の回転数を下げる。この制御は空気清浄機3自体で行われる場合と、制御装置8あるいはホストコンピュータ40からの指令によって行われる場合のいずれでもよい。よって、例えば図14のように、ファン12の回転数と喫煙室1内に存在する健康影響物質の量(残量)についての関係を定義することができる。このように、上記の健康影響物質の摂取量算出方法2と同様の方法で、残量と総量との比から摂取率を求めて喫煙者が副流煙から摂取する各物質の摂取量を算出することができる。
また、煙草1本から発生する副流煙に含まれる健康影響物質の量は上述のように既知であるため、図14のように、ファン12の回転数と喫煙室1内に存在する健康影響物質の量(残量)についての関係から、喫煙室1内の喫煙者の人数を推定することもできる。
(健康影響物質の摂取量算出方法4)
空気清浄機3に含まれるフィルタ11に、健康影響物質(除去対象物質)の捕獲量を測定可能な、例えば重量センサで構成されるセンサ11a(図1参照)を取り付け、喫煙者が喫煙中に捕獲した健康影響物質の量から、喫煙者が摂取した健康影響物質の量を算出することができる。つまり、煙草1本に含まれる健康影響物質の量は成分分析等で求めることができるため、煙草1本に含まれる健康影響物質の量からフィルタ11で捕獲した健康影響物質の量を差し引けば、喫煙者が摂取した健康影響物質の量が求められる。
また、煙草1本から発生する副流煙に含まれる健康影響物質の量は上述のように既知であるため、フィルタ11で捕獲した健康影響物質の量あるいは変化量から、喫煙室1内の喫煙者の人数を推定することもできる。
喫煙者Aが喫煙室1に在室中に他の喫煙者(例えばB)が在室していた場合(S43:Yes)、図7のような喫煙者Aの喫煙データと喫煙者Bの喫煙データのそれぞれの入退室日時から、喫煙者Aと喫煙者Bとが重複して在室していた時間を算出する(S44)。そして、上述の健康影響物質の摂取量の算出方法のいずれかを用いて、喫煙者Bが喫煙する煙草の銘柄に対応した副流煙による健康影響物質の摂取量を算出する(S45)。この摂取量は煙草1本分の量であり、煙草1本分の喫煙時間を5分としているので、重複在室時間が3分であった場合は摂取量を3/5倍する。
そして、ステップS42で算出した喫煙者Aの副流煙による健康影響物質の摂取量とステップS45で算出した喫煙者Bの副流煙による健康影響物質の摂取量とを足し合わせて、副流煙による健康影響物質の摂取量の総和を求める(S46)。
健康影響物質の摂取量は物質毎の和として算出しても、全物質の摂取量の総和として算出してもよい。全物質の摂取量の総和として算出する場合、摂取量がμg単位と小さくても健康に対する影響が大きい物質については、μg→mgのように単位変換(つまり1000倍する)して総和を算出してもよい。また、物質毎に健康影響係数を設定して、その健康影響係数を加味した和を算出してもよい。
ホストコンピュータ40(データベース44z)に、喫煙室1以外で喫煙した際に摂取した健康影響物質の摂取量を喫煙者毎に記憶し、上記で算出した健康影響物質の摂取量に加える構成としてもよい。喫煙室1以外で喫煙した際に摂取した健康影響物質の摂取量は、喫煙室1以外で喫煙した喫煙本数から図13A(主流煙による摂取量)および図13B(副流煙による摂取量)を用いて算出することができる。
主流煙による健康影響物質の摂取量から直接摂取係数を算出する(S47)。直接摂取係数は、喫煙者が主流煙から摂取する健康影響物質の量を所定の数値で表したものである。上記で算出した主流煙による健康影響物質の摂取量をM1、肺胞に吸収される健康影響物質の吸収率をKa、肺胞内で血液に吸収される健康影響物質の吸収率をKb、直接摂取係数をK1とすると、K1=Kb×Ka×M1と表される。
同様に、上記で算出した副流煙による健康影響物質の摂取量から間接摂取係数を算出する(S48)。上記で求めた副流煙による健康影響物質の摂取量をM2、間接摂取係数をK2とすると、K2=Kb×Ka×M2と表される。
Ka,Kbは例えば0以上1以下の値となるが、図7,8,15の例では、Ka=0.8,Kb=0.6として直接摂取係数,間接摂取係数を算出している。物質毎にKa,Kbの値を定めてもよい。
そして、直接摂取係数と間接摂取係数の和を総摂取係数とする(S49)。
次に、総摂取係数から健康影響度を算出する(S50)。健康影響度は、非喫煙者を1とした場合の喫煙者の健康に影響を及ぼす度合いを表したもので、総摂取係数に所定の係数を乗じたものである。図7,8,15の例では、係数は1となっている。
総摂取係数あるいは健康影響度から疾病率を算出する(S51)。疾病率は、非喫煙者を1とした場合の、肺癌、心筋梗塞や狭心症に代表される虚血性心疾患等の特定の疾病になる可能性の高さを表したものである。独立行政法人 産業医学総合研究所のホームページ内の「研究情報」ページの、「研究トピックス」第12号(インターネットURL http://WWW.niih.go.jp/jp/current/topics/12_topi04.html,平成18年5月10日検索)によれば、我が国では喫煙によって男性(女性)の肺癌の死亡率が非喫煙者に比べ4.5(2.3)倍、喉頭癌32.5(3.3)倍、食道癌2.2(1.8)倍、動脈瘤2.4(4.4)倍、虚血性心疾患1.7(1.9)倍、脳血管疾患1.1(1.2)倍で全死因では1.3(1.3)倍であるという調査結果が記載されている。疾病率は、例えばこれらのデータに基づいて、今までの喫煙室1における累積喫煙本数、あるいは1日の喫煙本数を例えば5年間継続した場合の喫煙本数(あるいは健康影響物質の摂取量)を基に、上記死亡率の非喫煙者に対する比率を算出する。
健康影響度および疾病率は、主流煙による健康影響物質の摂取量のみから求めてもよい。
図15のように、ホストコンピュータ40では健康影響度予測プログラム44cにより、喫煙者毎の喫煙データ(喫煙状況データ)を表示部43に表示することができる。図15の例では、喫煙者の喫煙室1の利用状態と当月の喫煙データが表示されている。喫煙室1に入室すると状態欄に煙草のマークが表示される。また、疾病率が上限欄の数値を超えると、備考欄に「※」が表示される。
また、公衆回線網60を介して別のホストコンピュータ70を接続して、ホストコンピュータ40から喫煙データをホストコンピュータ70に送信して、データの管理をホストコンピュータ70で行う構成としてもよい。ホストコンピュータ70はWWW(World Wide Web)サーバでもよい。
また、ホストコンピュータ(40あるいは70)にネットワーク接続された他のパーソナルコンピュータ等の情報端末装置において、喫煙者が自身の所持するIDカード30の識別コード等を入力してホストコンピュータ(40あるいは70)にアクセス可能な構成として、喫煙者自身の喫煙データを情報端末装置の画面上に表示可能な構成としてもよい。
また、喫煙データがIDカード30に記憶可能な構成の場合には、ホストコンピュータ(40あるいは70)等の所定の端末装置に接続された図示しないカードリーダにIDカード30を近づけると、その喫煙データが当該端末装置の画面上に表示可能な構成としてもよい。
また、退室後,週初めや月初め等の所定のタイミングで、喫煙者のメールアドレス宛に喫煙データをホストコンピュータ(40あるいは70)から送信する構成としてもよい。送信される内容は喫煙者毎に設定可能で、喫煙データの少なくとも一部や喫煙データに基づいた節煙を促すメッセージ等が含まれる。
図16に、喫煙エリアの別例を示す。喫煙エリア80は閉ざされた空間ではなく、オープンスペースとなっている。よって、扉24や給気口4がない他は図1と同様の構成であるため図示していない。また、本構成では喫煙エリア80への入退場管理を周知のRFID(Radio Frequency IDentification:電波方式認識)タグを用いて行う。ローカルコントローラ81は図2のローカルコントローラ21と同様の構成であるが、入出力回路8fにRFIDリーダが含まれる。また、喫煙者(83,84)は、非接触ICチップを使った記憶媒体とアンテナ等が埋め込まれたプレート(RFIDタグ)82を所持している。記憶媒体には識別コード等のID情報が記憶されている。
喫煙者(83,84)が喫煙エリア80に接近し、ローカルコントローラ81から発信される電波をRFIDタグ82が受信すると、RFIDタグ82からID情報が返信される。このID情報をローカルコントローラ81が最初に受信したタイミングを入室日時とし、このID情報が受信していた状態から受信できなくなったタイミングを退室日時とする。
図17を用いて、図10のステップS33で実行される利用状況データ生成処理ついて説明する。本処理は空気清浄機モニタプログラム44eに含まれ、他の処理とともに繰り返し実行される。
まず、フィルタ11のセンサ11aで検出された、空気清浄機3の健康影響物質の捕獲量を取得する(S251)。次に、上述の方法で、この捕獲量から喫煙者の健康影響物質の摂取量を算出し、RAM41c等に記憶されている前回の処理で取得された摂取量との変化量を算出する(S252)。
次に、回転センサ14で検出された空気清浄機3のファン12の回転数を取得して、RAM41c等に記憶されている前回の処理で取得された回転数との変化量を算出する(S253)。
次に、空気清浄機3の消費電力量を取得する。消費電力量は空気清浄機3あるいは制御装置8に含まれる図示しない電力計から取得する方法や、ファン12(すなわちモータ)の回転数から算出する方法などがある。そして、RAM41c等に記憶されている前回の処理で取得された消費電力量との変化量を算出する(S254)。
上記で求めた健康影響物質の摂取量の変化量,ファン12の回転数の変化量,空気清浄機3の消費電力量の変化量,のうちの一つ以上を用いて、喫煙室1(あるいは喫煙エリア80)の在室人数を推定する(S255)。喫煙室1において、喫煙者が一人在室して喫煙した場合の健康影響物質の摂取量の変化量,ファン12の回転数の変化量,空気清浄機3の消費電力量の変化量は、それぞれ実験等で測定することができるので、その測定結果を喫煙室毎にデータベース44zに予め記憶しておく。
ファン12の回転数が推定された在室人数に対応する回転数と異なる場合は、適正な回転数になるようにホストコンピュータ40から空気清浄機3に含まれる制御回路(図示せず:構成は制御装置8に順ずる)に指令を送り、空気清浄機3はその指令に基づいて制御回路がファン12の回転数(ファン12を回転させるモータへの印加電圧)を変化させる(S256)。また、ホストコンピュータ40から制御装置8に指令を送り、制御装置8がファン12の回転数を変化させる構成でもよい。ホストコンピュータ40が直接ファン12の回転数を変化させる構成でもよい。
次に、上記で検出された空気清浄機2のファン回転数、または消費電力量の変化量から喫煙者毎の使用した電力量を算出し(S257)、喫煙者に対する利用料金を算出する(S258)。
最後に、喫煙室1の稼動コストを算出する(S259)。稼動コストは、例えば、本処理の処理間隔のような単位時間あたりの、消費電力料金,上述の喫煙者に対する利用料金,空気清浄機3の整備コスト,喫煙室1の清掃コスト等の和として求められる。
図18に、喫煙室の利用状況の表示例を示す。この表示は、ホストコンピュータ40の表示部43や喫煙室内の表示器9に表示される。上記で求められた在室人数等の他に、フィルタ11の処理能力(算出方法については後述)も表示されている。なお、これら表示内容は、例えば5分毎のような所定のタイミングでデータベース44zに利用状況ログとして記憶される。
図19を用いて、図10のステップS33で実行される空気清浄機モニタ処理について説明する。本処理は空気清浄機モニタプログラム44eに含まれ、他の処理とともに繰り返し実行される。
まず、上述のようにして、喫煙室1における今回の喫煙者(A)の喫煙本数を算出し(S201)、喫煙室1における総喫煙本数を更新する(S202)。次いで、今回の喫煙者Aが摂取した健康影響物質摂取量を算出し(S203)、喫煙室1における喫煙者の健康影響物質の総摂取係数を更新する(S204)。
各喫煙室に設置された空気清浄機の状態は、データベース44zに記憶され、ホストコンピュータ40の表示部43に表示される。図20にその一例を示す。図20の例では、空気清浄機毎に、設置場所,総喫煙本数,総摂取係数,フィルタ交換日,フィルタ11で処理可能な煙草の最大処理本数,フィルタ11で処理可能な最大摂取係数,フィルタ交換を報知するための基準が記憶されている。
次に、空気清浄機3のファン12の回転数を取得する(S205)。
次に、図20の空気清浄機の状態を参照し、当該空気清浄機(喫煙室)における総喫煙本数がフィルタ交換を報知するための基準を満たした場合(S206:Yes)、あるいは、当該空気清浄機における総摂取係数がフィルタ交換を報知するための基準を満たした場合(S206:No→S211:Yes)、フィルタ交換時期に達したことを報知する(S207)。
また、喫煙データから喫煙室1の累積利用人数を求め、この累積利用人数が予め定められる所定の値を上回った場合にフィルタ交換時期に達したことを報知する構成としてもよい。
また、フィルタ11に捕獲された健康影響物質を加熱あるいは再燃焼するなどして除去し、フィルタ11の目詰まりを解消する目詰まり解消機能を有する空気清浄機の場合には、センサ11aで検出された健康影響物質の捕獲量が所定の値(例えば捕獲可能上限の95%)を超えた場合に、目詰まり解消機能を実行する時期であることを報知する。
図20の例では、フィルタ交換を報知するための基準は95%となっているので、当該空気清浄機における総喫煙本数あるいは総摂取係数がそれぞれ最大処理本数あるいは最大摂取係数の95%に達したときにフィルタ交換時期であると判定する。
フィルタ交換時期に関する情報は、ホストコンピュータ40の表示部43の他に、入室用カードリーダ22の表示部22aおよび退室用カードリーダ23の表示部23aに表示してもよい。図21A,図21Bにその一例を示す。図21Bのように、あと何本喫煙可能か等の補足情報を表示してもよい。また、ホストコンピュータ40に予め登録された喫煙者等の宛先に電子メールで送信してもよい。
また、上述の喫煙データの出力と同様に、フィルタ交換時期に関する情報を公衆回線網60に接続されたホストコンピュータ70に送信,表示可能な構成としてもよい。
フィルタ11の交換時には、操作部42の操作により総喫煙本数,総摂取係数をゼロクリアし、フィルタ交換日を更新する。また、空気清浄機3に図示しないフィルタ交換スイッチを設け、フィルタ交換終了時に本スイッチを押下すると、制御回路8を介してホストコンピュータ40にフィルタ交換情報が送られて、総喫煙本数,総摂取係数のゼロクリアと、フィルタ交換日の更新を行う構成としてもよい。
フィルタ交換時期に達した場合に、空気清浄機3の空気清浄能力を維持するために、喫煙室1への入室を制限あるいは禁止してもよい(S208:詳細は後述)。
喫煙室1への入室の制限・禁止方法は以下のいずれか一つあるいは二つ以上の組み合わせを用いる。
(1)喫煙室1に同時に入室可能な人数を制限する。
(2)喫煙者の1日あたりの喫煙室1への入室回数を制限する。
(3)喫煙者の1日あたりの喫煙本数を制限する。
入室回数あるいは喫煙本数の制限値は、全喫煙者に対して一律な値としてもよいし、喫煙履歴(図7参照)に基づく喫煙者の喫煙状態に応じて個別の設定値を設けてもよい。
(4)次回の喫煙室1への入室を禁止する。
(5)喫煙室1への入室を全面禁止する。
また、フィルタ交換時期に達した場合は空気清浄能力が低下しているので、空気清浄機3が正常動作しているときには、ファン12の回転数を上げて空気清浄能力を維持しようとする。そこで、フィルタ交換時期に達した場合に、空気清浄機3のファン12の回転数が所定の回転数を下回る場合(S209:Yes)に、空気清浄機3の動作が異常であると判定し、その旨を報知してもよい(S210)。
一方、フィルタ交換時期に達していない場合(S206:No→S211:No)、空気清浄機3のファン12の回転数が所定の回転数を上回る場合(S209:No)に、空気清浄機3の動作が異常であると判定し、その旨を報知してもよい(S213)。また、このときに喫煙室1への入室を制限あるいは禁止してもよい(S214)。
例えば図14のように、喫煙室1内で検出される健康影響物質の量(つまり喫煙室1内の空気の汚れ具合)に応じて、ファン12の回転数は変化する。そこで、例えば健康影響物質量が50mgしか検出されていないにもかかわらず、ファン12が最大回転数の90%で回転している場合は、空気清浄機3の動作が異常であると判定することができる。
空気清浄機3の動作が異常であると判定された場合には、ホストコンピュータ40の表示部43に図22Aのような異常の発生した空気清浄機の設置場所や異常内容等を含むメッセージ画面が表示される。また、喫煙室1への入室を制限する場合には図22Bのようなメッセージが、喫煙室1への入室を禁止する場合は図22Cのようなメッセージが入室用カードリーダ22の表示部22aに表示される。上記メッセージはデータベース44zに記憶され、入室制限あるいは禁止の内容に応じて選択され、ローカルコントローラ21を介して入室用カードリーダ22に送られる。退室用カードリーダ23の表示部23aに表示してもよい。また、空気清浄機3の動作異常情報を公衆回線網60に接続されたホストコンピュータ70に送信,表示可能な構成としてもよい。
図23を用いて、喫煙室1への入室を制限・禁止する場合のホストコンピュータ40における処理について説明する。フィルタ交換時期に達したことを報知する際(図19のS207)に、ホストコンピュータ40からローカルコントローラ21にもフィルタ交換時期に達したことを通知する。
フィルタ交換時期に達した場合、入室用カードリーダ22でIDカード30が読み取られて認証が正しく行われた場合、ローカルコントローラ21から扉24の電気錠26の開錠を行ってもよいかの問合せデータが送られてくる。問合せデータを受信したら(S231)、喫煙者毎の入室履歴(図7参照)から喫煙室1の現在の在室人数を取得する(S232)。
在室人数が上述の入室制限によって定められる上限を下回る場合(S233:Yes)、当該IDカード30に対応する喫煙者の当日の喫煙履歴から喫煙室1への入室回数を取得する(S234)。
喫煙者の当日の入室回数が、上述の入室制限によって定められる喫煙者一人あたりの上限を下回る場合(S235:Yes)、当該喫煙者の当日の喫煙履歴から喫煙本数を取得する(S236)。
喫煙者の当日の喫煙本数が、上述の入室制限によって定められる喫煙者一人あたりの上限を下回る場合(S237:Yes)、喫煙室1への入室を許可し、その旨をローカルコントローラ21へ通知する。入室許可情報を受信したローカルコントローラ21は、電気錠26を開錠する(S238)。
一方、在室人数の上限を超えた場合(S233:No),喫煙者一人あたりの入室回数の上限を超えた場合(S235:No),あるいは喫煙者一人あたりの喫煙本数の上限を超えた場合(S237:No)は、当該喫煙者の入室を不許可とする(S239)。
図23の例では、在室人数,入室回数,喫煙本数の全てをAND条件として判定し入出を許可しているが、これらをOR条件として判定してもよい。また、いずれか二つの組み合わせを用いて判定してもよい。どの条件を用いるかは、ホストコンピュータ40において設定する。
また、在室人数,入室回数,喫煙本数の条件(上限値)を、空気清浄機3の空気清浄能力に応じて段階的に厳しくするようにしてもよい。すなわち、フィルタ11の交換時期が近づくにつれて上限値を小さくする。
図24A〜図24Cに入室用カードリーダ22の表示部22aの表示例を示す。図24Aは喫煙室1の在室人数を制限する場合の表示例である。図24Bは喫煙者の喫煙室1への入室回数および喫煙本数を制限する場合の表示例である。図24Cは入室を禁止する場合の表示例である。これらの表示用メッセージは、各判定条件に応じてデータベース44zに記憶され、上記で設定された内容に応じてローカルコントローラ21を介して入室用カードリーダ22に送られる。
また、現在は空気清浄機の本体を購入して使用する形態であるが、上述のような、健康影響物質のような除去対象物質の濃度等によってファンの回転が制御される空気清浄機であれば、その本体を貸し出し、この空気清浄機(図2のセンサ11a等)によって検出される除去された除去対象物質の量に応じて空気清浄機の利用量を利用者に請求する構成としてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
喫煙室の概観図。 入退室管理に関連する構成を示すブロック図。 ホストコンピュータのブロック図。 ローカルコントローラにおける入室処理を説明するフロー図。 ホストコンピュータにおける入室処理を説明するフロー図。 喫煙室に入室する際のカードリーダでの画面表示例を示す図。 喫煙者毎の当日の喫煙データの内容を示す図。 喫煙者毎の喫煙データの集計内容を示す図。 ローカルコントローラにおける退室処理を説明するフロー図。 ホストコンピュータにおける退室処理を説明するフロー図。 喫煙室から退室する際のカードリーダでの画面表示例を示す図。 喫煙データ算出処理を説明するフロー図。 煙草の銘柄毎の主流煙から摂取する健康影響物質の量を示す図。 煙草の銘柄毎の副流煙から摂取する健康影響物質の量を示す図。 ファン回転数と健康影響物質の量との関係を示す図。 ホストコンピュータにおける喫煙データの表示例を示す図。 喫煙室の入退場管理の別例を示す図。 利用状況データ生成処理を説明するフロー図。 利用状況データの表示例を示す図。 空気清浄機モニタ処理を説明するフロー図。 空気清浄機の状態の記憶例を示す図。 フィルタ交換時期の表示例を示す図。 フィルタ交換時期の表示の別例を示す図。 空気清浄機の異常時の表示例を示す図。 空気清浄機の異常時の表示の別例を示す図。 空気清浄機の異常時の表示のさらに別例を示す図。 喫煙室への入室を制限・禁止する処理を説明するフロー図。 入室制限時の表示例を示す図。 入室制限時の表示の別例を示す図。 入室制限時の表示のさらに別例を示す図。
符号の説明
1 喫煙室
2 排気装置
3 空気清浄機
6 一酸化炭素濃度センサ(検出手段)
7 粉塵濃度センサ(検出手段)
8 制御装置
9 表示器(報知手段)
14 回転センサ
21 ローカルコントローラ(喫煙者特定手段)
21e 通信I/F
22 入室用カードリーダ
22a,23a 表示部
22b,23b スピーカ
22d,23d 操作部
22e,23e 生体認証部
23 退室用カードリーダ
24 扉
40 ホストコンピュータ(空気清浄機関連データ収集手段,利用関連データ生成手段,空気清浄機駆動関連データ生成手段,利用状況データ生成手段)
41 制御回路
42 操作部
43 表示部(報知手段)
44z データベース
45 通信I/F
70 ホストコンピュータ
80 喫煙エリア
81 ローカルコントローラ(喫煙者特定手段)
82 RFIDタグ
100 喫煙室システム

Claims (14)

  1. 喫煙者の喫煙が許容される喫煙エリアと、
    少なくとも吸引口がその喫煙エリアの空間に開口するように設けられてモータにより駆動され、前記喫煙エリアの喫煙による煙を含む空気を浄化する空気清浄機と、
    その空気清浄機の駆動に伴う空気清浄機関連データを収集する空気清浄機関連データ収集手段と、
    その空気清浄機関連データに基づいて前記喫煙エリアの利用に関するデータを生成する利用関連データ生成手段と、
    を含むことを特徴とする喫煙エリアシステム。
  2. 前記喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、
    前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、
    前記喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータは、その喫煙エリア内の喫煙者が摂取する煙に起因する健康影響物質の摂取量の推定データであり、
    前記利用関連データ生成手段は、前記検出手段により検出される除去対象物質の濃度と前記空気清浄機の負荷データとに基づき、前記喫煙エリアに関するデータとして、前記喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成するものである請求項1に記載の喫煙エリアシステム。
  3. 前記喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、
    前記空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、
    前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、
    前記喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータは、その喫煙エリア内の喫煙者が摂取する煙に起因する健康影響物質の摂取量の推定データであり、
    前記利用関連データ生成手段は、前記空気清浄機の負荷データに基づき、前記喫煙エリアに関するデータとして、前記喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成するものである請求項1に記載の喫煙エリアシステム。
  4. 前記空気清浄機は、喫煙の煙に起因する除去対象物質の捕獲量を検出する検出手段を備え、
    前記空気清浄機関連データは、その除去対象物質の捕獲量のデータであって、
    前記喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータは、その喫煙エリア内の喫煙者が摂取する煙に起因する健康影響物質の摂取量の推定データであって、
    前記利用関連データ生成手段は、前記除去対象物の捕獲量のデータに基づき、前記喫煙エリアの利用に関するデータとして、前記喫煙者が摂取する健康影響物質の摂取量の推定データを生成するものである請求項1に記載の喫煙エリアシステム。
  5. 前記喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、
    前記空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、
    前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、
    前記利用関連データ生成手段は、前記空気清浄機の負荷データに基づき、前記喫煙エリアの利用に関するデータとして、前記喫煙エリア内の喫煙者の人数若しくは人密度又は喫煙量の推定データを生成するものである請求項1に記載の喫煙エリアシステム。
  6. 前記喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、
    前記空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、
    前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、
    前記利用関連データ生成手段は、所定期間における前記空気清浄機の負荷データの変化に基づき、前記喫煙エリアの利用に関するデータとして、前記喫煙エリア内の喫煙者の人数若しくは人密度又は喫煙量の変化状況を示す推定データを生成するものである請求項1に記載の喫煙エリアシステム。
  7. 前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、
    前記喫煙エリアは、入場する喫煙者を特定する喫煙者特定手段を備え、
    前記利用関連データ生成手段は、前記空気清浄機の負荷データに基づき、前記喫煙エリアの利用に関するデータとして、前記喫煙エリアを利用する喫煙者に対する利用対価を算出するものである請求項1に記載の喫煙エリアシステム。
  8. 前記喫煙エリアにおける、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する検出手段を備え、
    前記空気清浄機は、その除去対象物質の濃度の高低に対応してその出力を増減する制御部を備えた出力可変式のもので、
    前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は消費電力量を含む負荷データであって、
    前記利用関連データ生成手段は、前記空気清浄機の負荷データに基づき、前記喫煙エリアの利用に関するデータとして、前記喫煙エリアの稼動コストのデータをリアルタイムで生成するものである請求項1に記載の喫煙エリアシステム。
  9. 喫煙者の喫煙が許容される喫煙エリアと、
    少なくとも吸引口がその喫煙エリアの空間に開口するように設けられてモータにより駆動され、前記喫煙エリアの喫煙による煙を含む空気を浄化する空気清浄機と、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータを収集する利用関連データ収集手段と、
    その利用関連データに基づいて前記空気清浄機の駆動に関するデータを生成する空気清浄機駆動関連データ生成手段と、
    を含むことを特徴とする喫煙エリアシステム。
  10. 前記喫煙エリアを利用する喫煙者の少なくとも人数を計数する利用者検出手段を備え、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータは、前記喫煙エリア内に存在する喫煙者の人数のデータであり、
    前記空気清浄機は、その出力を増減する制御部を備えた出力可変式のものであって、
    前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機の回転数又は駆動電力を含む出力データであり、
    前記利用関連データ生成手段は、前記喫煙エリアに存在する喫煙者の人数のデータに基づき、前記空気清浄機関連データとして、前記人数が多いほど大きくなる、空気清浄機を駆動するための出力データを生成し、
    その生成された出力データに基づいて、前記制御部を介して前記空気清浄機が可変出力で駆動される請求項9に記載の喫煙エリアシステム。
  11. 前記喫煙エリアを利用する喫煙者の少なくとの累積人数を計数する利用者検出手段を備え、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータは、前記喫煙エリアを利用する喫煙者の累積人数のデータであり、
    前記空気清浄機は、前記喫煙エリアの喫煙の煙に起因する除去対象物を捕獲する交換式又は目詰まり解消機能を有するフィルタを備え、
    前記空気清浄機関連データは、その空気清浄機のフィルタの交換時期又は目詰まり解消機能の作動時期のデータであって、
    前記利用関連データ生成手段は、前記喫煙エリアを利用する喫煙者の累積人数のデータに基づき、前記空気清浄機関連データとして、前記フィルタの交換時期又は目詰まり解消機能の作動時期のデータを生成するものであり、
    そのフィルタの交換時期又は目詰まり解消機能の作動時期のデータが報知手段により報知される請求項9に記載の喫煙エリアシステム。
  12. 喫煙者の喫煙が許容される喫煙エリアと、
    少なくとも吸引口がその喫煙エリアの空間に開口するように設けられてモータにより駆動され、前記喫煙エリアの喫煙による煙を含む空気を浄化する空気清浄機と、
    その空気清浄機の駆動に伴う空気清浄機関連データを収集する空気清浄機関連データ収集手段と、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータを収集する利用関連データ収集手段と、
    それら空気清浄機関連データと利用関連データとに基づいて前記喫煙エリアの利用状況に関するデータを生成する利用状況データ生成手段と、
    を含むことを特徴とする喫煙エリアシステム。
  13. 前記喫煙エリア内における、喫煙の煙に起因する除去対象物質の濃度を検出する濃度センサを備え、前記空気清浄機はその除去対象物質の濃度の高低に対応して出力を増減する制御部を備えたものであり、
    前記空気清浄機関連データは、所定時間内におけるその空気清浄機の回転数又は消費電力量の負荷データであり、
    前記喫煙エリアの利用に関するデータは、前記所定時間内のその喫煙エリアへの入場者数を計数する計数手段により求められる入場者数データであって、
    前記利用状況データ生成手段は、それらの空気清浄機の負荷データと入場者数データとの収集に基づいて、前記所定時間内における喫煙者の喫煙量を含む喫煙状況のデータを生成する請求項12に記載の喫煙エリアシステム。
  14. 前記所定時間内における喫煙者の喫煙量を含む喫煙状況のデータとして、前記喫煙者の1人当たりの平均喫煙量のデータを生成する請求項13に記載の喫煙エリアシステム。
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