JP2007307057A - 遊技機システム - Google Patents

遊技機システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007307057A
JP2007307057A JP2006137988A JP2006137988A JP2007307057A JP 2007307057 A JP2007307057 A JP 2007307057A JP 2006137988 A JP2006137988 A JP 2006137988A JP 2006137988 A JP2006137988 A JP 2006137988A JP 2007307057 A JP2007307057 A JP 2007307057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
gaming machine
game
player
management server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006137988A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Ebihara
信夫 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2006137988A priority Critical patent/JP2007307057A/ja
Publication of JP2007307057A publication Critical patent/JP2007307057A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】遊技者が携帯端末機を用いて特定のサーバに接続した際に、各遊技場毎に特有の特典を携帯端末機に付与することのできる遊技機システムを提供する。
【解決手段】遊技機311において実行された遊技機データを受信が可能な携帯端末機312と、携帯端末機312との間でネットワーク網313を介して通信可能な遊技者対応サーバ314と、この遊技者対応サーバ314との間でネットワーク網313を介して通信可能な遊技機メーカ管理サーバ315、及び遊技場管理サーバ316とを備える。そして、遊技者対応サーバ314は、携帯端末機312より送信された遊技機データに基づいて、遊技機メーカ管理サーバ315、及び遊技場管理サーバ316に接続して、特典データを取得し、取得した特典データを携帯端末機312に送信する。その結果、携帯端末機312にて特典データを取得することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機、パチスロ機等の遊技機おける遊技履歴を基に収支予測、収支データを算出して遊技者に提供する遊技機システムに係り、特に、特定の管理サーバへ接続した際に、遊技機を管理する遊技場管理サーバより、遊技場特有の情報を携帯端末機に提供する技術に関する。
例えば、パチンコ機等の遊技機では、遊技者は、収支を向上させるために、遊技を行った遊技機に対して投入した金額、回収した金額を示す収支データ、或いは大当たり回数、識別情報の変動表示回数等の遊技履歴データをソフト的に記録し、或いはメモ用紙等に書き取り、これらの遊技履歴のデータを攻略ソフトなどに入力して、今後の収支予想、遊技台の選択についての情報を取得することを行っている。しかし、このような作業は、コンピュータ技術に疎いお年寄り等にとっては、うまく使いこなすことができないのが現状である。
このような問題を解決する従来例として、例えば特開2006−61307号公報(特許文献1)に記載されているものが知られている。該特許文献1では、携帯電話機を遊技機に接続して、該遊技機における遊技履歴データを携帯電話機に転送し、更に、携帯電話機をネットワークを介して特定のサイトが管理するサーバにアクセスし、遊技機データを特定のサーバに送信する。そして、特定のサーバにて、攻略ソフト等により遊技履歴を解析し、その解析結果を遊技者の自宅のパソコン等に転送する。これに加え、特定のサーバに接続した場合には、遊技機に関する特典を付与する。即ち、遊技者に対して、簡単な操作で遊技履歴の解析結果のデータ、及び特典を提供している。
特開2006−61307号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例は、遊技者が接続する特定のサーバは、遊技機メーカが管理しているサーバであるので、遊技者に対して各遊技機の機種毎の特典を提供するに留まり、遊技者が遊技する遊技場に関する特典が提供されるものでは無い。即ち、遊技者は、遊技場におけるイベント情報等の遊技場特有の情報が欲しいにも関わらず、このような情報は提供されず、何とか遊技場毎の特有の情報を取得したいという要望が高まりつつあった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、遊技者が携帯端末機を用いて特定のサーバに接続した際に、各遊技場毎に特有の特典を上記携帯端末機に付与することのできる遊技機システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、遊技が実行される遊技機と、前記遊技機において実行された遊技に関するデータである遊技機データを、当該遊技機と接続して受信が可能な携帯端末機と、前記携帯端末機との間でネットワークを介して通信可能な特定のサーバと、前記特定のサーバとの間で前記ネットワークを介して通信可能な、遊技機の製造元となる遊技機メーカ管理サーバ、及び遊技機を管理する遊技場管理サーバとを備え、前記特定のサーバは、前記携帯端末機より送信された前記遊技機データに基づいて、前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバに接続して、前記遊技機データに応じた特典データを各前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバより取得する特典データ取得手段と、当該取得した特典データを前記携帯端末機に送信する制御を行う送信制御手段を備えることを特徴とする。
請求項1の発明では、遊技者が遊技した遊技機に対して、携帯端末機を接続することにより、遊技機に記憶されている遊技履歴データ等の遊技機データを携帯端末機に転送し、該携帯端末機に記憶する。その後、携帯端末機に記憶されている遊技機データを、ネットワークを介して特定のサーバに送信すると、該特定のサーバの特典データ取得手段は、遊技者が遊技した遊技機の遊技機メーカ管理サーバ、及び遊技者が遊技した遊技機を管理する遊技場管理サーバに接続し、これらの各サーバから遊技機データに対応する特典データを取得し、更に、送信制御手段は、この特典データを携帯端末機に送信する。従って、遊技者に対し、極めて簡単な方法で特定のサーバへの接続を行わせることができ、且つ、遊技者が最も欲している遊技場特有の特典データ(例えば、イベント情報等)を遊技者に提供することができる。
請求項2に記載の発明は、前記特定のサーバは、前記遊技機データに対応して遊技者に提供するための遊技者提供データを複数種類記憶する記憶手段を備え、前記送信制御手段は、前記携帯端末機より送信された前記遊技機データに基づいて、前記記憶手段に記憶された前記遊技者提供データを前記携帯端末機に送信する制御を行うことを特徴とする。
請求項2の発明では、携帯端末機を用いて遊技機データを特定のサーバに送信すると、該遊技機データに対応する遊技者提供データが、特定のサーバに設けられている記憶手段より読み出され、この遊技者提供データが携帯端末機に送信されるので、極めて簡単な操作で遊技者に対して遊技者提供データを提供することができる。
請求項3に記載の発明は、前記遊技機データは、遊技者が前記遊技機において実行した遊技の履歴を示す遊技履歴データであり、前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバは、前記遊技履歴データに応じて、前記携帯端末機に付与する前記特典データの大小を決定する制御を行う特典データ決定制御手段を各々備えることを特徴とする。
請求項3の発明では、特典データ決定制御手段により、遊技者の遊技履歴データに応じて該遊技者に対して付与する特典データの大小が決定することが可能となるので、遊技履歴データに応じて、重要度の高い特典、及び重要度の低い特典を分類して提供することができる。例えば、長時間遊技を行ったときの方が、短時間遊技を行ったときよりも、より重要度の高い特典を提供する構成とすれば、長時間遊技した方が、より重要度の高い特典が得られるという付加価値を付与することができる。
請求項4に記載の発明は、前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバにおける前記特典データ決定制御手段は、前記遊技履歴データに応じて前記携帯端末機に付与する特典データを、所定期間毎に変更して決定する制御を行うことを特徴とする。
請求項4の発明では、遊技履歴データに応じて前記携帯端末機に付与する特典データが、所定期間毎に変更されるので、遊技者に対して異なる特典を提供することができ、遊技者の期待感を向上させることができる。
本発明に係る遊技機システムでは、遊技者が所持する携帯端末機を遊技機に接続して遊技機データを取得し、この遊技機データをネットワークを介して特定のサーバに送信するという極めて簡単な作業で、遊技機メーカ管理サーバ、及び遊技場管理サーバよりの特典が携帯端末機に送信されるので、遊技者に対して、遊技を行う遊技機特有の特典及び遊技場特有の特典を容易に提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機システム301の構成を示すネットワーク接続図である。同図に示すように、この遊技機システム301は、遊技場に設けられ遊技者が遊技する遊技機311と、遊技者が携帯可能な携帯端末機312と、それぞれネットワーク網313に接続された遊技者対応サーバ(特定のサーバ)314、遊技機メーカ管理サーバ315、及び遊技場管理サーバ316を備えている。
遊技機311は、例えばパチンコ機であり、後述するように遊技機311には、当該遊技機311のID、遊技機311が設置されている遊技場のID、遊技日時、投入された遊技球数、払い出された遊技球数、大当たり遊技実行回数、確率変動回数等の、各種の履歴データが遊技機データとして記憶されている。
携帯端末機312は、例えば、携帯電話機、モバイルパソコン、携帯ゲーム機等であり、遊技機311に接続して該遊技機311より遊技機データを取得し、且つ取得した遊技機データをネットワーク網313に無線或いは有線で接続して遊技者対応サーバ314に送信する。更に、該遊技者対応サーバ314より送信された遊技機データに基づく収支データ、収支予想データ等の遊技者提供データ、或いは遊技機311や遊技場に関する特典データを受信する。
遊技者対応サーバ314は、携帯端末機312より送信された遊技機データに基づいて、遊技機データに基づく遊技者提供データを作成して、この遊技者提供データを携帯端末機312に送信すると共に、遊技機の製造元となる遊技機メーカよりの特典データ、或いは遊技者が遊技した遊技機311が設置されている遊技場に関する特典データを、遊技機メーカ管理サーバ315、或いは遊技場管理サーバ316から取得して、携帯端末機312に送信する。
遊技機メーカ管理サーバ315は、遊技機311の製造元となるメーカが管理するサーバであり、遊技機311についての種々の情報が記憶されており、必要に応じて該メーカが製造する遊技機311に関する情報をネットワーク網313を経由して配信する。
遊技場管理サーバ316は、遊技機311が設置されている遊技場が管理するサーバであり、遊技場に関する各種の特典情報、例えば、イベント情報、出玉情報、狙い目となる遊技機情報等が記憶されている。そして、必要に応じて、上記の特典情報をネットワーク網313を経由して配信する。
次に、図2〜図5を参照して、遊技機311(この例では、パチンコ機)の構成について説明する。図2は遊技機311の外観を示す斜視図、図3は分解斜視図、図4は正面図、図5は制御回路を示すブロック図である。
図2、図3に示すように、遊技機311は、前面に開口12aが形成された本体枠12と、その本体枠12における開口12aの内部に配設される各種の部品と、本体枠12の前方に開閉自在に軸着された扉11とから構成されている。この扉11は、開口12aを前面から閉鎖するためのものであり、通常閉鎖した状態で遊技が行われる。また、本体枠12の前面には、上皿20,下皿22,発射ハンドル26等が配設されている。
本体枠12の開口12a内部には、後述するように、各種の画像を表示するための液晶表示装置32と、スペーサ31、及び遊技盤14等が配設されている。
遊技盤14は、その前面側に、発射された遊技球が流下する遊技領域15を有している。この遊技領域15は、ガイドレール30に囲まれ、遊技球が転動可能な領域である。また、遊技盤14における遊技領域15には複数の障害釘13が打ちこまれている。また、図4に示すように、遊技盤14上の右上部端付近には、現在のラウンド数を表示するためのラウンド数表示器51が設けられている。
液晶表示装置32は、スペーサ31を挟んで、遊技盤14の背後に設けられている(図3参照)。この液晶表示装置32は、遊技に関する画像の表示を可能とする表示部32aを有している。この表示部32aは、遊技盤14の全部または一部に、スペーサ31を挟んで、背面側から重なるように配設される。この液晶表示装置32における表示部32aには、演出用の識別情報画像、各種の演出画像が表示される。
スペーサ31は、透過性を有した材料で形成されており、中央に大きな円形状の貫通穴31aが設けられている。該貫通穴31aの上部には、電飾ユニット53が設けられている。電飾ユニット53は、特別図柄表示器33、普通図柄表示器35、特別図柄保留ランプ34a〜34d、及び普通図柄保留ランプ50a〜50dを有している。
扉11には、透過性を有する保護板19が配設されている。この保護板19は、扉11が閉鎖された状態で遊技盤14の前面に対面するように配設されている。
発射ハンドル26は、本体枠12に対して回動自在に設けられており、図5に示す発射装置130を構成する。また、発射ハンドル26とは反対側となる図中右側には、駆動装置である発射ソレノイド(図示せず)が設けられ、更に、該発射ハンドル26の周縁部には、タッチセンサ(図示せず)が設けられている。このタッチセンサが遊技者により触れられたときに、遊技者により発射ハンドル26が握られていると検知される。
そして、発射ハンドル26が遊技者によって握られ、且つ、反時計回り方向へ回動操作されたときには、発射ソレノイドに電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤14に順次発射され、遊技が進められる。更に、図4に示す発射パワー増加ボタン80、及び発射パワー減少ボタン82を操作することにより、発射される遊技球の勢いを調節することができる。
また、図4に示すように、遊技盤14には、2つのガイドレール30(30a及び30b)と、障害物55,57と、通過ゲート54a,54bと、第2ワープ経路49と、障害物58と、始動口25と、羽根部材48を備えた特定遊技専用入賞アタッカー44と、シャッタ40を備えた大入賞口39と、ラウンド数表示器51とが設けられている。
遊技盤14の上部には障害物55が設けられ、遊技盤14の略中央には障害物57が設けられている。この障害物57下部には、特別図柄変動表示を開始させるための始動口25が設けられている。また、遊技盤14の中央部の右側にも障害物58が設けられている。
遊技盤14の左側に設けられている2つのガイドレール30は、遊技領域15を区画する外レール30aと、その外レール30aの内側に配設された内レール30bとから構成される。発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレール30に案内されて、遊技盤14の上部に移動し、電飾ユニット53上を通過して、前述した複数の障害釘13(図2参照)、遊技盤14上に設けられた障害物55,57,58等との衝突により、その進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって流下する。
また、障害物55の左端部には、入賞口24が形成されている。この入賞口24に遊技球が入賞すると、遊技盤14の背後において、第1ワープ経路47を経由し、更に、レール状の第2ワープ経路49に沿って移動し、障害物57の背後に導かれる。障害物57の背後に導かれた遊技球は、障害物57に囲まれた排出口(図示せず)から遊技盤14の表側に排出され、当該遊技盤14へと流下する。
図3,図4に示した遊技盤14の後方(背面側)に配設されている液晶表示装置32の表示部32aには、特別図柄表示器33において表示される特別図柄と関連する演出画像として、3桁の識別情報が表示される。そして、始動口25に遊技球が入球すると識別情報の変動表示が開始され、その後停止表示される。この停止表示された識別情報が同一の数字、例えば、「7−7−7」であったときに、大当たり遊技状態へ移行し、大入賞口39のシャッタ40が例えば、30秒間、15回開放される。
更に、特定遊技専用入賞アタッカー44が、障害物58の下流に設けられている。この特定遊技専用入賞アタッカー44は、左右の両側に羽根部材(所謂、普通電動役物)48が設けられている。この羽根部材48は、上記した識別情報が連番となる数字、例えば、「1−2−3」であったときに、遊技状態が2R大当たり遊技状態に移行され、遊技球を受け入れ易い開放状態となるように駆動される。
また、本体枠12に設けられた発射パワー増加ボタン80と、発射パワー減少ボタン82は、遊技者に操作されることによって、主制御回路60(図5参照)に制御信号を送信する。主制御回路60は、受信した制御信号に応じた勢いで遊技球を発射するように、払出・発射制御回路126に制御信号を送信する。このため、遊技者は、遊技中に遊技球を発射する勢いの調節のために、発射パワー増加ボタン80と、発射パワー減少ボタン82を操作するだけで、発射ハンドル26を操作する必要がなくなり、より遊技に集中することができる。
更に、本体枠12の前面側には、携帯端末機312と接続して当該パチンコ機311に関する履歴データ等の遊技機データを出力するための出力端子261が設けられている。
次に、遊技機311の制御回路について図5を参照して説明する。同図に示すように、該遊技機311における制御回路は、主制御回路60と、副制御回路200と、各種のセンサ、スイッチ類と、ランプ74、及び払出・発射制御回路126に大別して構成されている。
主制御回路60は、メインCPU66と、メインROM(読み出し専用メモリ)68と、メインRAM(読み書き可能メモリ)70とを備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。
メインCPU66には、メインROM68、及びメインRAM70等が接続されており、該メインROM68に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。このメインCPU66は、例えば、始動口25に遊技球が入賞した際に、15R大当たり遊技状態或いは2R大当たり遊技状態への移行抽選を行う。また、メインCPU66は、払出・発射制御回路126より与えられる、遊技領域15(図4参照)内に発射した遊技球の個数、及び払い出した遊技球の個数に算出し、算出したデータをシリアル通信用IC72を介して副制御回路200に送信する。
メインROM68には、メインCPU66により遊技機311の動作を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり判定テーブルや、演出を選択する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種のテーブルが記憶されている。
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
また、この主制御回路60は、所定の周波数のクロックパルスを生成するリセット用クロックパルス発生回路62と、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路64と、後述する副制御回路200に対してコマンドを供給するためのシリアル通信用IC72とを備えており、これらは、メインCPU66に接続されている。
また、主制御回路60には、各種の装置が接続されており、図5に示すように、V・カウントセンサ102と、カウントセンサ104,105と、一般入賞球センサ106,108,110,112と、通過球センサ114,115と、始動入賞球センサ116と、普通電動役物ソレノイド118と、大入賞口ソレノイド120と、シーソーソレノイド122と、バックアップクリアスイッチ124と、発射パワー増加ボタン80と、発射パワー減少ボタン82とが接続されている。
V・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域に設けられている。このV・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に出力する。
カウントセンサ104は、大入賞口39における特定領域とは異なる一般領域に設けられている。このカウントセンサ104は、大入賞口39における一般領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に出力する。
カウントセンサ105は、特定遊技専用入賞アタッカー44に設けられている。このカウントセンサ105は、特定遊技専用入賞アタッカー44を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に出力する。
一般入賞球センサ106,108,110,112は、一般入賞口56a〜56dにそれぞれ設けられている。これらの一般入賞球センサ106,108,110,112は、各一般入賞口56a〜56dを遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に出力する。
通過球センサ114,115は、通過ゲート54a,54bにそれぞれ設けられている。この通過球センサ114,115は、通過ゲート54a,54bをそれぞれ遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に出力する。
始動入賞球センサ116は、始動口25に設けられている。始動入賞球センサ116は、始動口25に遊技球が入球したことを検出して、所定の検知信号を主制御回路60に出力する。
普通電動役物ソレノイド118は、リンク部材(図示せず)を介して羽根部材48に接続されており、2R大当たり遊技を実行する場合、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、羽根部材48を開放状態とする。2R大当たり遊技を実行しない場合(例えば、通常遊技状態や15R大当たり遊技状態等)、普通電動役物ソレノイド118は、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、羽根部材48を閉鎖状態とする。
大入賞口ソレノイド120は、図4に示すシャッタ40に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シャッタ40を駆動させ、大入賞口を開放状態または閉鎖状態とする。
シーソーソレノイド122は、板形状でシャッタ40内部に設けられているシーソー(図示せず)に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シーソーを変位させ、そのシーソーの傾斜を変更する。このシーソーが傾斜された結果、特定領域を通過しやすくなるようにまたは一般領域を通過しやすくなるように切り替える。
バックアップクリアスイッチ124は、パチンコ機311に内蔵されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
発射パワー増加ボタン80は、本体枠12に設けられている。この発射パワー増加ボタン80は、遊技者に操作されると、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。主制御回路60は、受信した検知信号に基づいて、払出・発射制御回路126から発射装置130の発射ソレノイドへの電力供給を制御する。
発射パワー減少ボタン82は、本体枠12に設けられている。この発射パワー減少ボタン82は、遊技者に操作されると、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。主制御回路60は、受信した検知信号に基づいて、払出・発射制御回路126から発射装置130の発射ソレノイドへの電力供給を制御する。
また、主制御回路60には、払出・発射制御回路126が接続されている。この払出・発射制御回路126には、遊技球の払出を行う払出装置128、遊技球の発射を行う発射装置130、カードユニット150が接続されている。
この払出・発射制御回路126は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット150から供給される貸し球制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。また、払出・発射制御回路126は、発射装置130に対して発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる操作を行う。また、発射装置130には、前述した発射ソレノイド、タッチセンサ等の遊技球を発射させるための装置が備えられている。更に、払出・発射制御回路126は、遊技領域15内に発射した遊技球の数、及び賞球により払い出した遊技球の数を計数し、この計数結果をメインCPU66に出力する。
発射ハンドル26が遊技者によって握持され、且つ、時計回り方向へ回動操作されたときには、発射ソレノイドに対して、前述した発射パワー増加ボタン80や発射パワー減少ボタン82の操作に応じた電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が発射ソレノイドにより遊技盤14に順次発射される。
更に、主制御回路60には、ランプ74の制御を行うランプ制御回路76が接続されており、このランプ制御回路76には、ランプ74が接続されている。ランプ制御回路76は、ランプ74に対してランプ(LED)制御信号を出力する。なお、ランプ74には、白熱電球、LED等、具体的には、特別図柄保留ランプ34a〜34d,普通図柄保留ランプ50a〜50d,特別図柄表示器33,普通図柄表示器35,ラウンド数表示器51等が含まれる。
一方、シリアル通信用IC72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに応じて、液晶表示装置32における表示制御、スピーカ46より出力する音声に関する制御、白熱ランプ或いはLED等のランプ132の制御、履歴データを含む遊技機データの出力制御等を行う。
副制御回路200は、サブCPU206と、プログラムROM208と、ワークRAM210と、液晶表示装置32における表示制御を行うための表示制御回路250と、スピーカ46より出力する音声に関する制御を行う音声制御回路230と、装飾ランプ等のランプ132の制御を行うランプ制御回路240から構成されている。副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210等が接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、後述するように、主制御回路60から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路200の制御を行う。
具体的には、サブCPU206は、変動表示手段としての液晶表示装置32の表示部32aへの画像表示を制御する。即ち、表示部32aの中央部に横3列となる識別情報を変動表示させ、その後停止表示させる制御を行う。また、サブCPU206は、主制御回路60より送信された、遊技領域15内に発射された遊技球の個数、及び賞球として払い出された遊技球の個数のデータを受信し、後述する履歴データ記憶部260に記憶する処理を行う。
プログラムROM208には、サブCPU206により遊技機311の遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
また、プログラムROM208には、複数種類の演出パターンが記憶されている。この演出パターンは、特別図柄の変動表示に関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特別遊技の実行中の演出パターンが記憶されている。この特別遊技の実行中の演出パターンは、特別遊技におけるラウンドゲームに関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特定遊技の実行中の演出パターンが記憶されている。この特定遊技の実行中の演出パターンは、特定遊技におけるラウンドゲームに関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特定遊技の予告演出パターンが記憶されている。また、プログラムROM208には、リーチ演出の表示期間を定めたリーチ時間テーブルが記憶されている。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。例えば、リーチ演出時間を制御するためのタイマ変数、演出パターンを選択するための演出表示選択用乱数カウンタ等、各種の変数等が位置付けられている。
なお、本実施形態においては、メインCPU66の一時記憶領域としてメインRAM70を、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
また、表示制御回路250は、サブCPU206の制御下で、識別情報の変動表示画像、各種の演出画像を液晶表示装置32に出力する処理を行う。
音声制御回路230は、サブCPU206の制御下で、予め記憶されている各種の音声信号をスピーカ46に出力する処理を行う。
ランプ制御回路240は、白熱ランプやLED等の装飾用のランプ132に接続されており、これらの装飾用のランプ132の点灯、消灯を制御する。
履歴データ記憶部260は、当該パチンコ機311の機種、遊技機番号等の遊技機ID、このパチンコ機311が設置されている遊技場ID等の、パチンコ機311固有のID情報、及び、遊技者が遊技した遊技日時、投入された遊技球数、払い出された遊技球数、大当たり遊技実行回数、確率変動回数等の、各種の履歴データが遊技機データとして記憶される。
履歴データ出力制御部262は、履歴データ記憶部260に記憶されている各遊技機データを、出力端子261に接続される携帯端末機312からの読み取り要求に応じて、出力する処理を行う。
次に、図6〜図9を参照して、携帯端末機312、遊技者対応サーバ(特定のサーバ)314、遊技機メーカ管理サーバ315、及び、遊技場管理サーバ316の構成について説明する。
図6は、携帯端末機312(この例では、携帯電話機)の構成を示すブロック図である。同図に示すように、該携帯端末機312は、図5に示した遊技機(パチンコ機)311の出力端子261と接続可能な接続用コネクタ401と、データ取得部402と、主制御部404と、メモリ403と、操作部410と、表示制御部406と、表示部407と、音声処理部408と、マイク409a、スピーカ409bと、無線通信回路405を備えている。
データ取得部402は、接続用コネクタ401を図5に示した出力端子261に接続した状態で、主制御部404の制御下で、接続用コネクタ401を介して履歴データ記憶部260(図5参照)に記憶されている遊技機データを読み込む処理を行う。
主制御部404は、データ取得部402で読み取った遊技機データをメモリ403に記憶する処理、遊技者による操作部410の操作に応じてメモリ403に記憶された遊技機データを無線通信回路405を介してネットワーク網313へ送信する処理、表示制御部406に表示対象となる画像データを出力する処理、及び音声処理部408における音声信号の入力、出力処理等の総括的な処理を行う。
無線通信回路405は、無線によりネットワーク網313と接続可能であり、メモリ403に記憶されている遊技機データをネットワーク網313に出力し、且つ、ネットワーク網313を経由して当該携帯端末機312に対して送信された各種データ(後述する収支データ、特典データ等)を受信する。また、該無線通信回路405は、詳細説明については省略するが、携帯電話機としての通信機能を備えている。
表示制御部406は、各種の通信に関する画像データを表示部407に表示する処理を行う。更に、無線通信回路405を介して受信した、上記の収支データ、特典データ等を表示部407に表示することにより、これらのデータを遊技者に提供する。
音声処理部408は、マイク409aより入力された音声信号を取り込み、通信用の音声データとして無線通信回路405に出力すると共に、無線通信回路405にて受信された音声データをスピーカ409bより音声として出力する処理を行う。
なお、本実施形態に係る携帯端末機312は、一例として携帯電話機を用いる場合を例に挙げたが、モバイルパソコン、携帯ゲーム機等のネットワーク網313と接続可能な携帯機であれば良い。また、上記した携帯端末機312では、接続用コネクタ401を用いて、遊技機311の出力端子261と接続して遊技機データを取得する例について説明したが、狭域無線システム等を用いて、接続用コネクタ401及びケーブル等を用いずに遊技機データを取得することも可能である。
図7は、遊技者対応サーバ314の詳細な構成を示すブロック図である。同図に示すように、該遊技者対応サーバ314は、送受信制御部(送信制御手段)411と、主制御部412(特典データ取得手段)と、遊技機ID・遊技場IDデータベース413と、アプリケーション用ハードディスク414と、特典データ記憶部415と、収支データ記憶部416を備えている。
送受信制御部411は、主制御部412の制御下でネットワーク網313に接続して、各種データの送信、受信の制御を行う。具体的には、携帯端末機312より送信された遊技機データを受信し、該遊技機データに基づいて作成された収支データ等の遊技者提供データを送信する等の処理を行う。詳細については後述する。
主制御部412は、携帯端末機312より送信された遊技機データを受信した際に、この遊技機データに含まれる遊技機ID、及び遊技場IDに基づいて、遊技機の製造元となるメーカ情報、及び遊技機が設置されている遊技場の情報を取得する処理、メーカ情報に基づいて当該遊技機メーカが管理している遊技機メーカ管理サーバ315に遊技機データを送信し、且つこの遊技機メーカ管理サーバ315より送信された特典データを受信して特典データ記憶部415に記憶する処理(特典データ取得手段としての機能)、遊技場の情報に基づいて当該遊技場が管理する遊技場管理サーバ316に遊技機データを送信し、且つこの遊技場管理サーバ316より送信された特典データを受信して特典データ記憶部415に記憶する処理、遊技機データに含まれる各種の履歴データに基づいて攻略ソフトを用いて収支データや収支予想データ等の遊技者提供データを求め、これを収支データ記憶部416に記憶する処理、特典データ記憶部415に記憶されている特典データ、及び収支データ記憶部416に記憶されている収支データ或いは収支予測データ等の遊技者提供データを携帯端末機312に送信する処理、及びその他の主たる制御を行う。
遊技機ID・遊技場IDデータベース413は、遊技機IDとこの遊技機の製造元となるメーカとの対応データ、及び遊技場IDとこの遊技場を設置している遊技場との対応データを記憶している。
アプリケーション用ハードディスク414は、遊技機データに含まれる遊技機の履歴データとして、例えば、遊技機内へ投入した遊技球の個数、払い出された遊技球の個数等の履歴データに基づいて、収支データ、或いは収支予想データを算出する攻略ソフトが記憶されている。
特典データ記憶部415は、後述する遊技機メーカ管理サーバ315或いは遊技場管理サーバ316より与えられる各特典データを記憶する。
収支データ記憶部(記憶手段)416は、攻略ソフトで算出された収支データ、或いは収支予測データを記憶する。
図8は、遊技機メーカ管理サーバ315の詳細な構成を示すブロック図である。同図に示すように、遊技機メーカ管理サーバ315は、送受信制御部421と、主制御部422と、特典データ用データベース423を備えている。
送受信制御部421は、ネットワーク網313を介して、遊技者対応サーバ314より送信される遊技機データを受信すると共に、該遊技者対応サーバ314に特典データを送信する。
主制御部422は、遊技者対応サーバ314より送信された遊技機データに含まれる履歴データに基づいて、特典データ用データベース423に記憶されてる各種の遊技メーカに関する特典データから所望する特典データを選択して、遊技者対応サーバ314に送信する。
特典データ用データベース423は、遊技機メーカに関する各種の特典データ、例えば、新機種情報や遊技機の攻略法等のデータが記憶されている。また、特典データ用データベース423に記憶される特典データは、遊技機メーカの管理者により適宜更新される。
図9は、遊技場管理サーバ316の詳細な構成を示すブロック図である。同図に示すように、遊技場管理サーバ316は、送受信制御部431と、主制御部432と、特典データ用データベース433と、遊技機データチェック処理部434(特典データ決定制御手段)を備えている。
送受信制御部431は、ネットワーク網313を介して、遊技者対応サーバ314より送信される遊技機データを受信すると共に、該遊技者対応サーバ314に特典データを送信する。
主制御部432は、遊技者対応サーバ314より送信された遊技機データに含まれる履歴データに基づいて、特典データ用データベース433に記憶されてる各種の遊技場に関する特典データから所望する特典データを選択して、遊技者対応サーバ314に送信する。
特典データ用データベースは、遊技機メーカに関する各種の特典データ、例えば、イベント情報、新台の入れ替え情報等のデータが記憶されている。また、特典データ用データベース433に記憶される特典データは、遊技場の管理者により適宜更新される。
遊技機データチェック処理部434は、遊技者対応サーバ314より送信された遊技機データに含まれる遊技の履歴データに基づき、遊技機データの重みを区分し、区分した重みに応じた特典データを特典データ用データベース433から読み出す処理を行う。例えば、遊技機で遊技した遊技時間が短い場合、中程度の場合、及び長い場合の3つの重みに区分し、遊技時間が長いほど、より重要度の高い特典データを選択して読み出す処理を行う。また、同一の携帯端末機312より複数回の遊技機データの送信が行われた場合には、それぞれ異なる特典データが選択されるように、特典データを読み出す処理を行う。
ここで、上述した遊技機メーカ管理サーバ315についても、遊技場管理サーバ316と同様に、遊技機データの重みを区分し、区分した重みに応じた重要度となる特典データを提供するように構成することも可能である。
次に、上述のように構成された本実施形態に係る遊技機システム301の動作について、図10〜図14に示すフローチャート、及び図15に示す表示例を参照して説明する。
図10は、携帯端末機312による送信処理を示すフローチャートである。遊技者が遊技機311において遊技を終了すると、該遊技機311の履歴データ記憶部260に各種の遊技機データが記憶される。
ステップS11では、遊技者は、遊技機311の出力端子261(図5参照)に接続用コネクタ401を接続して所定の転送操作を行うと、遊技機311から携帯端末機312へ遊技機データが転送され、遊技機データが取得される。
ステップS12では、主制御部404は、取得した遊技機データをメモリ403に記憶する。
ステップS13では、メモリ403に記憶された遊技機データを、無線通信回路405により、ネットワーク網313を経由して遊技者対応サーバ314に送信する。その後、送信処理を終了する。
図12は、遊技者対応サーバ314による処理手順を示すフローチャートである。ステップS31では、携帯端末機312より送信された遊技機データを受信する。ステップS32では、受信された遊技機データに含まれる履歴データに基づき、攻略ソフトを用いて収支データ、或いは収支予想データ等の遊技者対応データを作成する。そして、作成した収支データ、収支予想データ等の遊技者対応データを収支データ記憶部416に記憶する。
ステップS33では、遊技機データに含まれる遊技機ID、及び遊技場IDに基づいて、当該遊技機の製造元となる遊技機メーカ、及び当該遊技機が設置されている遊技場を特定する。
ステップS34では、特定された遊技機の製造元となるメーカの遊技機メーカ管理サーバが存在するか否かが判定される。そして、遊技機メーカ管理サーバが存在する場合には、ステップS35に処理を進め、存在しない場合には、ステップS36に処理を進める。ステップS35では、ネットワーク網313を経由して、特定された遊技機メーカ管理サーバ315に遊技機データを送信する。
また、ステップS36では、特定された遊技場の遊技場管理サーバが存在するか否かが判定される。そして、遊技場管理サーバが存在する場合には、ステップS37に処理を進め、存在しない場合には、ステップS38に処理を進める。ステップS37では、ネットワーク網313を経由して、特定された遊技場管理サーバ316に遊技機データを送信する。
その後、ステップS38では、後述する遊技機メーカ管理サーバ315より送信される特典データ、及び遊技場管理サーバ316より送信される特典データを受信する。ステップS39では、受信された各特典データを特典データ記憶部415に記憶する。
ステップS40では、上記のステップS32の処理で算出し収支データ記憶部416に記憶した収支データ等の遊技者提供データ、及び特典データ記憶部415に記憶した遊技機メーカに関する特典データ、遊技場に関する特典データを、ネットワーク網313を経由して携帯端末機312に送信する。その後、処理を終了する。
図13は、遊技機メーカ管理サーバ315における処理を示すフローチャートである。まず、ステップS51では、遊技者対応サーバ314より送信された遊技機データを受信する。ステップS52では、遊技機データに含まれる遊技機IDに対応する特典データを、特典データ用データベース423より検索し、ステップS53では、検索した特典データをネットワーク網313を経由して遊技者対応サーバ314に送信する。その後、処理を終了する。
図14は、遊技場管理サーバ316における処理を示すフローチャートである。まず、ステップS61では、遊技者対応サーバ314より送信された遊技機データを受信する。ステップS62では、遊技機データチェック処理部434は、遊技機データに含まれる遊技の履歴データの重みを判定する。この重みの判定処理は、上記したように、例えば、遊技者が遊技した時間が長いほど、より重みが大きいと判定される。
ステップS63では、ステップS62の重みの判定処理で求められた重みに応じた特典データを、特典データ用データベース433より検索する。ステップS64では、検索した特典データをネットワーク網313を経由して遊技者対応サーバ314に送信する。その後、処理を終了する。
図11は、携帯端末機312による特典データの受信処理を示すフローチャートである。受信処理において、まずステップS21では、遊技者対応サーバ314より送信された収支データ或いは収支予想データ等の遊技者提供データ、及び特典データを受信する。
次いで、ステップS22において、受信した収支データ或いは収支予想データ等の遊技者提供データ、及び特典データを表示部407に表示する。こうして、携帯端末機312による受信処理が終了する。
次に、携帯端末機312の表示部407に表示される表示例について図15を参照して説明する。図15(a)は、収支データの表示例であり、遊技者がその遊技機に投資した金額、払い戻された金額、及びこれらの差額である収支金額が表示される。また、図15(b)は、遊技の履歴データとして、遊技時間、大当たり回数、及び確変回数が表示された表示例である。これにより、遊技者は簡単な手法で、自身が遊技した遊技機についての収支データ、或いは履歴情報を取得することができる。
図15(c)は、遊技機メーカ管理サーバ315より提供される特典データの表示例であり、一例として、遊技機メーカが新たに出荷する新台の導入情報が表示される。これにより、遊技者は、遊技機メーカについての情報を取得することができる。
図15(d)〜(f)は、遊技場管理サーバ316より提供される特典データの表示例であり、(d)、(e)、(f)の順に、より重要度の高い情報となっている。即ち、上述した図14のステップS62の処理で遊技機データの重みが高いと判定されたときに提供される特典データが図15(f)、中程度と判定されたときに提供される特典データが図15(e)、そして、遊技機データの重みが低いと判定されたときに提供される特典データが図15(d)である。
そして、図15(d)では、特典データとして、対応する遊技場において、1月1日に大放出イベントが行われるという情報が提供される。また、図15(e)では、特典データとして、1月1日に大放出イベントが行われ、更に、「CR源氏物語」で多くの出玉が期待できるという情報が提供される。更に、図15(f)では、特典データとして、1月1日に大放出イベントが行われ、更に、「CR源氏物語」の「211〜220番台」で多くの出玉が期待できるという情報が提供される。こうして、遊技機データの重みがより大きいほど、より重要な特典データが提供されるのである。
このようにして、本実施形態に係る遊技機システムでは、携帯電話機等の携帯端末機312を、遊技機311に設けられた出力端子261に接続して、当該遊技機311の遊技機データを取得し、更に、ネットワーク網313を経由して遊技者対応サーバ314に送信することにより、遊技者対応サーバ314では、遊技機データに基づいて収支データ、収支予想データや、大当たり回数、確変回数等の履歴データ等の遊技者提供データが求められ、これらの遊技者提供データが携帯端末機312に送信されので、遊技者は極めて簡単な方法で、遊技機311で遊技したことについての履歴データ或いは収支データ等を取得することができる。
また、遊技者対応サーバ314に遊技機データを送信することにより、遊技した遊技機311に対応する遊技機メーカ管理サーバ315よりの特典データを取得することができるので、今後の遊技の方針について役立てることができる。
更に、遊技した遊技機が設置される遊技場についての特典データを取得することができるので、遊技者が行き来する遊技場でのイベント情報等、その地域特有の情報を取得することができ、今後の遊技場選び、或いは遊技機選びに役立てることができる。また、遊技機データの重みに応じて、遊技場に関する特典データの重要度が異なり、例えば、より長い時間遊技した方が、より重要度の高い特典データを取得できるので、遊技意欲を向上させることができる。
また、同一の遊技者が携帯端末機312を用いて複数回遊技機データを送信した場合には、その都度異なる特典データが送信される構成とすることにより、遊技者に対して前回とは異なる特典が与えられるのではないかという期待感を持たせることができる。
以上、本発明の遊技機システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上記した実施形態では、遊技機としてパチンコ機を例に挙げて説明したが、パチスロ機等の他の遊技機についても適用することができる。
携帯端末機を用いて遊技者対応サーバへ接続した際に、遊技機を管理する遊技場管理サーバより、遊技場特有の情報を取得する上で極めて有用である。
本発明の一実施形態に係る遊技機システムの構成を示すネットワーク接続図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技機の外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技機の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技機の正面図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技機の制御回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る携帯端末機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技者対応サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技機メーカ管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技場管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る携帯端末機における送信処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る携帯端末機における受信処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技者対応サーバでの処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技機メーカ管理サーバでの処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る遊技場管理サーバでの処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る遊技機システムに係る携帯端末機に表示される各種データを示す説明図である。
符号の説明
11 扉
12 本体枠
14 遊技盤
15 遊技領域
19 保護板
20 上皿
22 下皿
24 入賞口
25 始動口
26 発射ハンドル
30 ガイドレール
31 スペーサ
32 液晶表示装置
32a 表示部
33 特別図柄表示器
34a〜34d 特別図柄保留ランプ
35 普通図柄表示器
39 大入賞口
40 シャッタ
44 特定遊技専用入賞アタッカー
46 スピーカ
47 第1ワープ経路
48 羽根部材
49 第2ワープ経路
50a〜50d 普通図柄保留ランプ
51 ラウンド数表示器
53 電飾ユニット
54a,54b 通過ゲート
55,57,58 障害物
56a〜56d 一般入賞口
60 主制御回路
62 リセット用クロックパルス発生回路
64 初期リセット回路
66 メインCPU
68 メインROM
70 メインRAM
72 シリアル通信用IC
74 ランプ
76 ランプ制御回路
80 発射パワー増加ボタン
82 発射パワー減少ボタン
102 V・カウントセンサ
104,105 カウントセンサ
106,108,110,112 一般入賞球センサ
114,115 通過球センサ
116 始動入賞球センサ
118 普通電動役物ソレノイド
120 大入賞口ソレノイド
122 シーソーソレノイド
124 バックアップクリアスイッチ
126 払出・発射制御回路
128 払出装置
130 発射装置
132 ランプ
150 カードユニット
200 副制御回路
206 サブCPU
208 プログラムROM
210 ワークRAM
230 音声制御回路
240 ランプ制御回路
250 表示制御回路
260 履歴データ記憶部
261 出力端子
262 履歴データ出力制御部
301 遊技機システム
311 遊技機
312 携帯端末機
313 ネットワーク網
314 遊技者対応サーバ
315 遊技機メーカ管理サーバ
316 遊技場管理サーバ
401 接続用コネクタ
402 データ取得部
403 メモリ
404 主制御部
405 無線通信回路
406 表示制御部
407 表示部
408 音声処理部
409a マイク
409b スピーカ
410 操作部
411 送受信制御部
412 主制御部
413 データベース
414 アプリケーション用ハードディスク
415 特典データ記憶部
416 収支データ記憶部
421 送受信制御部
422 主制御部
423 特典データ用データベース
431 送受信制御部
432 主制御部
433 特典データ用データベース
434 遊技機データチェック処理部

Claims (4)

  1. 遊技が実行される遊技機と、
    前記遊技機において実行された遊技に関するデータである遊技機データを、当該遊技機と接続して受信が可能な携帯端末機と、
    前記携帯端末機との間でネットワークを介して通信可能な特定のサーバと、
    前記特定のサーバとの間で前記ネットワークを介して通信可能な、遊技機の製造元となる遊技機メーカ管理サーバ、及び遊技機を管理する遊技場管理サーバとを備え、
    前記特定のサーバは、前記携帯端末機より送信された前記遊技機データに基づいて、前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバに接続して、前記遊技機データに応じた特典データを各前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバより取得する特典データ取得手段と、当該取得した特典データを前記携帯端末機に送信する制御を行う送信制御手段を備えることを特徴とする遊技機システム。
  2. 前記特定のサーバは、前記遊技機データに対応して遊技者に提供するための遊技者提供データを複数種類記憶する記憶手段を備え、前記送信制御手段は、前記携帯端末機より送信された前記遊技機データに基づいて、前記記憶手段に記憶された前記遊技者提供データを前記携帯端末機に送信する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機システム。
  3. 前記遊技機データは、遊技者が前記遊技機において実行した遊技の履歴を示す遊技履歴データであり、前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバは、前記遊技履歴データに応じて、前記携帯端末機に付与する前記特典データの大小を決定する制御を行う特典データ決定制御手段を各々備えることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の遊技機システム。
  4. 前記遊技機メーカ管理サーバ、及び前記遊技場管理サーバにおける前記特典データ決定制御手段は、前記遊技履歴データに応じて前記携帯端末機に付与する特典データを、所定期間毎に変更して決定する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の遊技機システム。
JP2006137988A 2006-05-17 2006-05-17 遊技機システム Withdrawn JP2007307057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137988A JP2007307057A (ja) 2006-05-17 2006-05-17 遊技機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137988A JP2007307057A (ja) 2006-05-17 2006-05-17 遊技機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007307057A true JP2007307057A (ja) 2007-11-29

Family

ID=38840468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006137988A Withdrawn JP2007307057A (ja) 2006-05-17 2006-05-17 遊技機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007307057A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030736A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Kyoraku Sangyo Kk 特典提供システムおよび遊技機
JP2013183853A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Sankyo Co Ltd 遊技システム、遊技機、および、管理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030736A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Kyoraku Sangyo Kk 特典提供システムおよび遊技機
JP2013183853A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Sankyo Co Ltd 遊技システム、遊技機、および、管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5328855B2 (ja) 遊技機
JP2005323764A (ja) 弾球遊技機及びシミュレーションプログラム
JP5904642B2 (ja) 遊技機
JP2007259896A (ja) 遊技システム
JP5655016B2 (ja) 遊技機
JP2007190101A (ja) 遊技機
JP2008012020A (ja) 遊技機
JP2007117500A (ja) 遊技機
JP2007167277A (ja) 遊技機、及びシミュレーションプログラム
JP6496537B2 (ja) 遊技機
JP2007307057A (ja) 遊技機システム
JP5913212B2 (ja) 遊技機
JP6075525B2 (ja) 遊技機
JP5839355B2 (ja) 遊技機
JP6353515B2 (ja) 遊技機
JP6353516B2 (ja) 遊技機
JP2016106827A (ja) 遊技機
JP2009233026A (ja) 弾球遊技機模擬再現装置、弾球遊技機および弾球遊技機管理システム
JP2009034172A (ja) 遊技機
JP2008183197A (ja) 遊技機
JP2009233140A (ja) 遊技機
JP6283473B2 (ja) 遊技機
JP6075524B2 (ja) 遊技機
JP5665096B2 (ja) 遊技機
JP2008154869A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20100128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761