JP2007306995A - シャツ仕上げ機及び人体型装着用のカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 カバーの前後の両側部に、カバー取り付け時の引き連れ皺ができることを防止し、シャツの仕上がり状態を良くすると共に、カバーの取り付け、取り外し作業の簡単化、迅速化を図り、またカバーを傷めることなく装着できるようにする。
【解決手段】 カバー1で被覆されている人体型2と、この人体型2の前後を押圧して人体型2に着せたシャツ3をプレス仕上げするプレス鏝4とを備える。人体型2を、前後に対向状に配置したプレート2a、2bで側面部2cを開口状に形成する。各プレート2a、2bの内面の両側位置に牽引部材12を介してフック11を吊り下げる。カバー1の前垂れ部1aと後垂れ部1bの両側部の直線状を呈する箇所を、管状の袋部1cに形成する。この袋部1c内に硬質性の棒15を収納する。この棒15の入った袋部1cにフック11を引っ掛けてカバー1の両側部を人体型2の内方に牽引する。
【選択図】 図1
【解決手段】 カバー1で被覆されている人体型2と、この人体型2の前後を押圧して人体型2に着せたシャツ3をプレス仕上げするプレス鏝4とを備える。人体型2を、前後に対向状に配置したプレート2a、2bで側面部2cを開口状に形成する。各プレート2a、2bの内面の両側位置に牽引部材12を介してフック11を吊り下げる。カバー1の前垂れ部1aと後垂れ部1bの両側部の直線状を呈する箇所を、管状の袋部1cに形成する。この袋部1c内に硬質性の棒15を収納する。この棒15の入った袋部1cにフック11を引っ掛けてカバー1の両側部を人体型2の内方に牽引する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シャツ仕上げ機に関し、更に詳しくは洗濯済みのワイシャツ等のシャツを人体型に着せた状態でプレス仕上げするシャツ仕上げ機、及びこの仕上げ機の人体型に装着して使用するカバーに関するものである。
従来この種の仕上げ機としては、例えばカバーで被覆されている人体型と、この人体型の前後を押圧して人体型に着せられているシャツをプレス仕上げする前後一対のプレス鏝とを備え、上記の人体型が、前後に対向状に配置されたプレートで側面部が開口状に形成されているものがある(例えば特許文献1参照)。
また従来、この種の仕上げ機の人体型を覆うカバーとしては、人体型の前側を覆う前身頃と後側を覆う後身頃とが1枚のシート状に形成され、周辺位置の管状の袋部に紐が通され、この紐を結んだり解くことで、人体型への装着や、脱着を可能にしているものがある(例えば同文献参照)。
また従来、この種の仕上げ機の人体型を覆うカバーとしては、人体型の前側を覆う前身頃と後側を覆う後身頃とが1枚のシート状に形成され、周辺位置の管状の袋部に紐が通され、この紐を結んだり解くことで、人体型への装着や、脱着を可能にしているものがある(例えば同文献参照)。
ところで従来、この種の仕上げ機は、図10Aに示されるように、人体型aを形成する前後一対状のプレートbの各内面の両側位置に鉤形状のフックcが設けられ、カバーdは人体型aに紐で縛り付けられた後、側部が上記のフックcに引っ掛けられて装着されていた。
従って従来、この種の仕上げ機は、同図Bに示されるように、カバーdのフックcの位置が引き攣れ、人体型aの前側、後側の両側部に皺eが付くのを避けられなかった。そのため従来機によると、この種の皺eが、シャツの前後の身頃に鏝痕として付き、シャツの仕上げに悪影響を及ぼす、という問題点があった。
またこの種の仕上げ機は、シャツを人体型に吸着し、プレス時に、シャツに含まれている水分を、人体型の中を介して吸引し、除去するよう構成されている。従ってこの種の仕上げ機は、シャツ仕上げ用の洗濯糊がカバーの布目や縫い目に入り込み、カバーが汚れるのを避けられないため、定期的にカバーの交換が必要になる。この場合、カバーの交換中は、仕上げ機の運転を停止する必要があるから、この種の仕上げ機及びカバーは、カバーの交換を簡単、迅速にできるよう形成されているのが望ましい。
しかるに従来は、上記の通り、人体型の左右の側部に設けられているフックの一つ一つにカバーの側部を引っ掛けてカバーを取り付ける構造であった。
従って従来のこの種のシャツ仕上げ機及びカバーによると、カバーの交換に手間暇がかかる、という問題点があった。また従来は、上記の通り、カバーの側部を人体型の中に引き寄せてフックに引っ掛ける構造のため、カバーの側部がフックで傷み、破ける惧れもあった。
特開2003−24699号公報
従って従来、この種の仕上げ機は、同図Bに示されるように、カバーdのフックcの位置が引き攣れ、人体型aの前側、後側の両側部に皺eが付くのを避けられなかった。そのため従来機によると、この種の皺eが、シャツの前後の身頃に鏝痕として付き、シャツの仕上げに悪影響を及ぼす、という問題点があった。
またこの種の仕上げ機は、シャツを人体型に吸着し、プレス時に、シャツに含まれている水分を、人体型の中を介して吸引し、除去するよう構成されている。従ってこの種の仕上げ機は、シャツ仕上げ用の洗濯糊がカバーの布目や縫い目に入り込み、カバーが汚れるのを避けられないため、定期的にカバーの交換が必要になる。この場合、カバーの交換中は、仕上げ機の運転を停止する必要があるから、この種の仕上げ機及びカバーは、カバーの交換を簡単、迅速にできるよう形成されているのが望ましい。
しかるに従来は、上記の通り、人体型の左右の側部に設けられているフックの一つ一つにカバーの側部を引っ掛けてカバーを取り付ける構造であった。
従って従来のこの種のシャツ仕上げ機及びカバーによると、カバーの交換に手間暇がかかる、という問題点があった。また従来は、上記の通り、カバーの側部を人体型の中に引き寄せてフックに引っ掛ける構造のため、カバーの側部がフックで傷み、破ける惧れもあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、カバーの前後の両側部に、カバー取り付け時の引き連れ皺ができることを防止し、シャツの仕上がり状態を良くすると共に、カバーの取り付け、取り外し作業の簡単化、迅速化を図り、またカバーを傷めることなく装着できるよう形成したシャツ仕上げ機、及びこの仕上げ機に使用する同様の効果を得られる人体型装着用のカバーを提供することにある。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、カバーの前後の両側部に、カバー取り付け時の引き連れ皺ができることを防止し、シャツの仕上がり状態を良くすると共に、カバーの取り付け、取り外し作業の簡単化、迅速化を図り、またカバーを傷めることなく装着できるよう形成したシャツ仕上げ機、及びこの仕上げ機に使用する同様の効果を得られる人体型装着用のカバーを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、カバー1で被覆されている人体型2と、この人体型2の前後を押圧して人体型2に着せられたシャツ3をプレス仕上げするプレス鏝4とを備え、上記の人体型2が、前後に対向状に配置されたプレート2a、2bで側面部2cが開口状に形成されているシャツ仕上げ機であって、上記の各プレート2a、2bの内面の両側位置に牽引部材12を介してフック11が吊り下げられ、上記カバー1の前垂れ部1aと後垂れ部1bの両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部1cに形成され、この袋部1c内に硬質性の棒15が収納され、この棒15の入った管状の袋部1cに上記のフック11が引っ掛けられてカバー1の両側部が人体型2の内方に牽引されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち本発明は、図1等に示されるように、カバー1で被覆されている人体型2と、この人体型2の前後を押圧して人体型2に着せられたシャツ3をプレス仕上げするプレス鏝4とを備え、上記の人体型2が、前後に対向状に配置されたプレート2a、2bで側面部2cが開口状に形成されているシャツ仕上げ機であって、上記の各プレート2a、2bの内面の両側位置に牽引部材12を介してフック11が吊り下げられ、上記カバー1の前垂れ部1aと後垂れ部1bの両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部1cに形成され、この袋部1c内に硬質性の棒15が収納され、この棒15の入った管状の袋部1cに上記のフック11が引っ掛けられてカバー1の両側部が人体型2の内方に牽引されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、牽引部材12としては、例えば引っ張りコイルバネやゴム紐等がある。フック11は、通常、各プレート2a、2bの両側位置の上下方向における略中央部に、1個づつ設けられるのが良い。なぜならこれによれば、最低の個数(1個)で、カバー1の側部の全体をバランス良く、且つ最低限の手間暇で効率良く牽引できることからである。なお本発明の場合、フック11の形態は任意である。またここで、硬質性の棒15としては、例えば金属製や硬質樹脂製の丸棒がある。本発明の場合、この棒15は、カバー1の直線状を呈する箇所の縦寸法(管状の袋部1cの長さ)と同じ長さに形成されているのが良いが、これに限定されるものではなく、カバー1の側部に引き攣れ皺が生じない範囲で、適宜の長さに形成されているのでも良い。
又本発明は、フック11が、手指を引っ掛けるためのリング状の取っ手14を備えて形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、取っ手14を介してフック11を人体型2の中から引き出し、管状の袋部1cに引っ掛ける操作を容易化できるからである。
なぜならこれによると、取っ手14を介してフック11を人体型2の中から引き出し、管状の袋部1cに引っ掛ける操作を容易化できるからである。
而して本発明のシャツ仕上げ機に使用する人体型装着用のカバー1としては、前垂れ部1aと後垂れ部1bの両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部1cに形成され、この袋部1c内に硬質性の棒15が収納されているものがある(請求項3)。
ここで、硬質性の棒15の意味やその長さ等は、上記と同様である。
ここで、硬質性の棒15の意味やその長さ等は、上記と同様である。
本発明のシャツ仕上げ機は、このように人体型を形成する前後一対状のプレートの内面の両側位置に牽引部材を介してフックが吊り下げられ、カバーの前垂れ部と後垂れ部の両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部に形成され、この袋部内に硬質性の棒が収納され、この棒の入った管状の袋部にフックが引っ掛けられてカバーの両側部が人体型の内方に牽引されているものである。
また本発明のカバーは、前垂れ部と後垂れ部の両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部に形成され、この袋部内に硬質性の棒が収納されているものである。
従って本発明の仕上げ機及びカバーは、フックが管状の袋部に引っ掛けられると、硬質性の棒により人体型の側部が上下方向の長い範囲にわたって人体型の内方に引かれるから、人体型に装着したカバーの前後の両側部に、皺が局部的に生じることを防止できる。
その結果本発明によると、この種の皺がシャツの仕上げに悪影響を及ぼすことを防止でき、シャツを綺麗に仕上げることができる。
また本発明によると、カバーの側部の全体を一度の操作で牽引できるから、カバーの交換作業を、簡単化、迅速化できる。
更に本発明は、フックを、棒の入った袋部に引っ掛けて牽引する構造であるから、これによれば、カバーの側部に無理な力が加わることを防止でき、カバーを傷めることがない。
また本発明のカバーは、前垂れ部と後垂れ部の両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部に形成され、この袋部内に硬質性の棒が収納されているものである。
従って本発明の仕上げ機及びカバーは、フックが管状の袋部に引っ掛けられると、硬質性の棒により人体型の側部が上下方向の長い範囲にわたって人体型の内方に引かれるから、人体型に装着したカバーの前後の両側部に、皺が局部的に生じることを防止できる。
その結果本発明によると、この種の皺がシャツの仕上げに悪影響を及ぼすことを防止でき、シャツを綺麗に仕上げることができる。
また本発明によると、カバーの側部の全体を一度の操作で牽引できるから、カバーの交換作業を、簡単化、迅速化できる。
更に本発明は、フックを、棒の入った袋部に引っ掛けて牽引する構造であるから、これによれば、カバーの側部に無理な力が加わることを防止でき、カバーを傷めることがない。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明のシャツ仕上げ機は、図1等に示されるように、カバー1で被覆されている人体型2と、この人体型2の前後を押圧して人体型2に着せられた例えばワイシャツ等のシャツ3をプレス仕上げするプレス鏝4とを備え、上記の人体型2が、前後に対向状に配置されたプレート2a、2bで側面部2cが開口状に形成されている。
本発明のシャツ仕上げ機は、図1等に示されるように、カバー1で被覆されている人体型2と、この人体型2の前後を押圧して人体型2に着せられた例えばワイシャツ等のシャツ3をプレス仕上げするプレス鏝4とを備え、上記の人体型2が、前後に対向状に配置されたプレート2a、2bで側面部2cが開口状に形成されている。
プレス鏝4は、この実施形態では図2に示されるように、人体型2の側方に配置され、人体型2の前後の位置にスライド動作自在に形成されている。またこのプレス鏝4は、内部にスチームが供給され、加熱可能に形成されている。5は、人体型2の両側に設けられている左右一対の支持腕である。この支持腕5は、エアシリンダ6により、下部の枢着軸7を中心に人体型2の側方に傾倒したり、人体型2の方向に起立可能に形成されている。支持腕5は、その上部に、シャツ3の袖先が差し込まれてセットされるアイロン台8と、シャツ3のタック及びカフスをプレス仕上げするための熱鏝9と、半袖シャツの袖先を挟み付けて固定するためのクランプ装置10等を備えて形成されている。
11は、先端11aが二つ割りの鉤爪状に形成されているフックである。このフック11は、上記の各プレート2a、2bの内面の両側位置に、牽引部材12を介して吊り下げられている。またこのフック11は、この実施形態では人体型2の側部の上下方向における略中央位置に、フック11を引き出すとき干渉しないよう、前側のプレート2aの方が、後側のプレート2bのフック11よりも、少し低い状態で高さがずらされて1個づつ設けられている。
13は、フック11を吊り下げるため、各プレート2a、2bの内面に溶接されている金属製の起立片である。この起立片13には、上辺から縦にスリット状の切り欠き13aが形成され、この切り欠き13aの下端13bが人体型2の内方に向かって鉤形に屈曲されている。牽引部材12は、この実施形態では引っ張りコイルバネで形成され、図7等に示されるように、その環状の基端12aが上記の切り欠き13aに係合されると共に、屈曲状の下端13bに係合され、起立片13に抜け落ちないよう取り付けられている。また牽引部材12としての引っ張りコイルバネの環状の先端12bは、フック11の基端の孔11bに輪掛けされている。
またフック11は、手指を引っ掛けるためのリング状の取っ手14を備えて形成されている。11cは、取っ手14をフック11に接続するための取付部である。この取付部11cは、フック11の板面部に、フック11の長手方向に沿って切断ライン11d(図3参照)が平行に入れられ、この切断ライン11dの間が凸湾曲状に押し出されることにより、取っ手14を輪掛け可能になるよう形成されている。
而して本発明のカバー1は、人体型2に掛けられてその前後を覆う前垂れ部1aと後垂れ部1bとが一枚のシート状に形成されている。そして前垂れ部1aと後垂れ部1bの両側部の直線状を呈する箇所が、管状の袋部1cに形成されている。この袋部1cは、前垂れ部1aと後垂れ部1bの両側部の生地が管状に折り返されると共に、端が縫合されることにより形成されている。そして本発明のカバー1は、この袋部1c内に硬質性の棒15としての、例えば金属製の丸棒が収納されている。上記のフック11は、この棒15の入った管状の袋部1cに引っ掛けられ、これによりカバー1の両側部が人体型2の内方に牽引されている。
また本発明のカバー1は、前垂れ部1aの下部の両側に、人体型2の側部の下方位置を覆う腰巻状の覆い部1dが接続されている。この覆い部1dは、人体型2の後側に回されて両端部が例えばファスナーで後垂れ部1bの下部の両側に連結されている。また前垂れ部1aと後垂れ部1bの周辺位置には、人体型2に前垂れ部1a等を一度の操作で取り付けるための紐(図示せず)が設けられている。またカバー1は、シャツ3の脇を張り出して緊張する弓形の脇張り出し部材16(図6参照)を覆うための弓覆い部1eが、腰巻状の覆い部1dに接続されている。脇張り出し部材16は、常時は人体型2の中に収納されている。なお1f(図1、図7等参照)は、面状のパッド材である。
次に本発明の使用例を説明する。
先ず作業者は、取っ手14に手指を掛け、吊り下げられている状態のフック11を、牽引部材12の牽引力に抗して人体型2の中から外側に引き出し、次にこのフック11をカバー1の管状の袋部1cに引っ掛ける(図1、図8、図9参照)。本発明は、上記の通り、袋部1c内に硬質性の棒15が収納されている。従ってカバー1はフック11で牽引されると、その牽引力がカバー1の側部に、上下方向の長い範囲にわたって均等に加わる。その結果、本発明によると、カバー1は、側部に局部的な皺が生じることなく、人体型2に綺麗に装着される。
先ず作業者は、取っ手14に手指を掛け、吊り下げられている状態のフック11を、牽引部材12の牽引力に抗して人体型2の中から外側に引き出し、次にこのフック11をカバー1の管状の袋部1cに引っ掛ける(図1、図8、図9参照)。本発明は、上記の通り、袋部1c内に硬質性の棒15が収納されている。従ってカバー1はフック11で牽引されると、その牽引力がカバー1の側部に、上下方向の長い範囲にわたって均等に加わる。その結果、本発明によると、カバー1は、側部に局部的な皺が生じることなく、人体型2に綺麗に装着される。
而してカバー1を取り付けるときは、先ず作業者は人体型2にカバー1の前垂れ部1aと後垂れ部1bを掛け、周辺位置の紐を使用して人体型2に縛り付ける。次に作業者は、弓形の脇張り出し部材16を弓覆い部1eで覆う。そしてカバー1の隅等の適宜位置から引き出されている紐や面状ファスナーを利用し、カバー1を人体型2に取り付ける。
なおカバー1を脱がす場合は、先ず作業者は取っ手14を利用してフック11を少し外方に引き、管状の袋部1cからフック11を取り外す。次に作業者は、上例と逆の手順で前垂れ部1aや後垂れ部1b、また弓覆い部1eを、人体型2及び脇張り出し部材16から取り外す。従って本発明によると、フック11を袋部1cに引っ掛けたり、袋部1cから取り外すことで、カバー1の側部の全体を人体型2に、簡単、迅速、綺麗に、また生地を傷めることなく着脱できる。
なおカバー1を脱がす場合は、先ず作業者は取っ手14を利用してフック11を少し外方に引き、管状の袋部1cからフック11を取り外す。次に作業者は、上例と逆の手順で前垂れ部1aや後垂れ部1b、また弓覆い部1eを、人体型2及び脇張り出し部材16から取り外す。従って本発明によると、フック11を袋部1cに引っ掛けたり、袋部1cから取り外すことで、カバー1の側部の全体を人体型2に、簡単、迅速、綺麗に、また生地を傷めることなく着脱できる。
1 カバー
1a 前垂れ部
1b 後垂れ部
1c 管状の袋部
2 人体型
2a 前側のプレート
2b 後側のプレート
2c 側面部
3 シャツ
4 プレス鏝
11 フック
12 牽引部材
15 硬質性の棒
1a 前垂れ部
1b 後垂れ部
1c 管状の袋部
2 人体型
2a 前側のプレート
2b 後側のプレート
2c 側面部
3 シャツ
4 プレス鏝
11 フック
12 牽引部材
15 硬質性の棒
Claims (3)
- カバーで被覆されている人体型と、この人体型の前後を押圧して人体型に着せられたシャツをプレス仕上げするプレス鏝とを備え、上記の人体型が、前後に対向状に配置されたプレートで側面部が開口状に形成されているシャツ仕上げ機であって、上記の各プレートの内面の両側位置に牽引部材を介してフックが吊り下げられ、上記カバーの前垂れ部と後垂れ部の両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部に形成され、この袋部内に硬質性の棒が収納され、この棒の入った管状の袋部に上記のフックが引っ掛けられてカバーの両側部が人体型の内方に牽引されていることを特徴とするシャツ仕上げ機。
- 請求項1記載のシャツ仕上げ機であって、フックが、手指を引っ掛けるためのリング状の取っ手を備えて形成されていることを特徴とするシャツ仕上げ機。
- 請求項1又は2記載のシャツ仕上げ機に使用する人体型装着用のカバーであって、前垂れ部と後垂れ部の両側部の直線状を呈する箇所が管状の袋部に形成され、この袋部内に硬質性の棒が収納されていることを特徴とする人体型装着用のカバー。
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