JP2007304237A - 現像ローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 軸一体型マグネットローラを使用する場合、軸部の摩耗が発生し、その結果現像スリーブが偏心し、画像不良の原因となる場合がある。
【解決手段】 マグネットローラ軸部外径と軸受の軸方向長さを規定することにより、軸部の摩耗が防止され、現像ローラの偏心が防止でき、画像不良がなくなる。「少なくとも、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる軸部一体型マグネットローラと、スリーブと、フランジと、軸受けとを備える現像ローラであって、マグネットローラ軸部の最大外径寸法Aと、軸受の軸方向長さBとが、「B≧0.8×A」なる関係を満たすことを特徴とする現像ローラ。」で解決する。また、前記軸受の材質が摺動性樹脂を含むことを特徴とする現像ローラで解決する。
【選択図】 図4
【解決手段】 マグネットローラ軸部外径と軸受の軸方向長さを規定することにより、軸部の摩耗が防止され、現像ローラの偏心が防止でき、画像不良がなくなる。「少なくとも、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる軸部一体型マグネットローラと、スリーブと、フランジと、軸受けとを備える現像ローラであって、マグネットローラ軸部の最大外径寸法Aと、軸受の軸方向長さBとが、「B≧0.8×A」なる関係を満たすことを特徴とする現像ローラ。」で解決する。また、前記軸受の材質が摺動性樹脂を含むことを特徴とする現像ローラで解決する。
【選択図】 図4
Description
この発明は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に組み込まれる現像ローラに関する。
従来の複写機、プリンタ、ファクシミリ等における粉末トナーを用いた画像形成装置に組み込まれるマグネットローラは、次のような樹脂磁石材料で構成されている。
(1)軸部一体型マグネットローラにおいて、軸部の外周部に軸部よりも高い耐摩耗性を有する金属またはプラスチックからなる保護スリーブを設けることにより、軸部の摩耗や損傷を防止することができる(特許文献1)。
(2)樹脂磁石材料によりロール部と一体成形された軸部を支持する軸受部材として潤滑性及び耐摩耗性に優れた合成樹脂により成形されたすべり軸受を用いることにより、軸部の摩耗を防止することができる(特許文献2)。
特開平8−234561号公報。
特開平11−176631号公報。
しかしながら、特許文献1は、軸部の摩耗や損傷は防止できるが、保護スリーブという部品点数が増加し、該保護スリーブを固着する手間が必要となるため、コストアップの原因となり、また、該保護スリーブが外れ、スリーブがロックする場合もある。
また、特許文献2は、潤滑性及び耐摩耗性に優れた合成樹脂製すべり軸受を用いることにより、ある程度軸部の摩耗は防止できるが、軸受の軸方向長さによっては、軸部が摩耗する場合がある。
本発明では、鋭意検討の結果、従来技術の問題点・課題を、下記のように新たに捉えなおした。「従来技術では、軸部の外径と軸受の軸方向長さとの関係を規定の範囲にしなければ、軸部が摩耗する」と、原因に関する推定をし、その原因を解決するための手段を検討した。結果、下記の発明を完成するに至った。
本発明の第1は、
「少なくとも、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる軸部一体型マグネットローラと、スリーブと、フランジと、軸受けとを備える現像ローラであって、マグネットローラ軸部の最大外径寸法Aと、軸受の軸方向長さBとが、「B≧0.8×A」なる関係を満たすことを特徴とする現像ローラ。」、である。
「少なくとも、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる軸部一体型マグネットローラと、スリーブと、フランジと、軸受けとを備える現像ローラであって、マグネットローラ軸部の最大外径寸法Aと、軸受の軸方向長さBとが、「B≧0.8×A」なる関係を満たすことを特徴とする現像ローラ。」、である。
本発明は、また、「前記軸受の材質が摺動性樹脂を含むことを特徴とする現像ローラ。」、である。
本発明(請求項1)により、軸部一体型マグネットローラの軸部の摩耗が防止でき、結果的にスリーブの偏心が防止でき、良好な画質が得られる。
また、本発明(請求項2)により、軸受を樹脂製となるため低コストとなり、また、現像ローラ全体の軽量化にも寄与できる。
本発明の第1は、
「少なくとも、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる軸部一体型マグネットローラと、スリーブと、フランジと、軸受けとを備える現像ローラであって、マグネットローラ軸部の最大外径寸法Aと、軸受の軸方向長さBとが、「B≧0.8×A」なる関係を満たすことを特徴とする現像ローラ。」、である。
「少なくとも、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる軸部一体型マグネットローラと、スリーブと、フランジと、軸受けとを備える現像ローラであって、マグネットローラ軸部の最大外径寸法Aと、軸受の軸方向長さBとが、「B≧0.8×A」なる関係を満たすことを特徴とする現像ローラ。」、である。
本発明は、また、「前記軸受の材質が摺動性樹脂を含むことを特徴とする現像ローラ。」、である。
軸部一体型マグネットローラの材料は、樹脂バインダーとしてポリアミド樹脂を10重量%(滑剤、安定剤等含む)、強磁性体粉末として異方性ストロンチウムフェライト(SrO・6Fe2O3)粉末を90重量%とし、これらを混合して溶融混練し、ペレット状にする。このペレットを溶融状態にして、図1のように、ゲート口から溶融樹脂磁石材料を成形空間内へ射出注入し、240K・A/m〜2400K・A/mの磁場を印加(5箇所)しながら配向着磁して、図2のようなマグネットローラを得る。該マグネットローラは、後加工が不要となり、低コストで高寸法精度の5極構成の軸部一体型マグネットローラが得られる。
ここで、マグネットローラ本体部の外径をφ13.6(外径13.6mm)、両端軸部の最大外径を約φ5(外径5mm)とし、マグネットローラ本体部の軸方向長さを320mm、両端軸部を含むマグネットローラの軸方向長さを355mmとし、軸部の長軸側の軸方向長さを30mm、軸部の短軸側の軸方向長さを5mmとした。特に、両端軸部の外径寸法は、φ5−0.01mm〜−0.05mm(φ4.95〜φ4.99)の寸法に入るように成形した。
図3に示すフランジ(駆動側と固定側)とスリーブを用いて、上記マグネットローラを組み込み、現像ローラを作製した。両フランジの材質はアルミ(A2017)とし、スリーブの材質もアルミ(A6063)とした。
ここで、両フランジにはマグネットローラの軸部を支持する軸受(銅系焼結含油軸受)が組み込まれており、該軸受は、軸方向長さが5mmのものを使用した。該軸受の内径寸法は、φ5+0.01〜+0.03(φ5.01〜φ5.03)に入るものを使用した。
よって、A=5、B=5となり、B≧0.8×Aは、5≧0.8×5=4となり、前記不等式は成立している。
よって、A=5、B=5となり、B≧0.8×Aは、5≧0.8×5=4となり、前記不等式は成立している。
上記不等式が「B<0.8×A」となる場合、つまり、軸受の軸方向長さが軸部外径寸法の80%よりも短くなる場合、軸部の狭い面積に、マグネットローラ全体の荷重が集中し、マグネットローラの該軸部が摩耗する場合がある。
図4に示すように、組み立てられた現像スリーブにおいて、マグネットローラの長軸側(フランジから突出している側)の軸部を固定し、マグネットローラが回転しないようにしておき、駆動側フランジを、治具を介してモーターに接続し、スリーブを300rpmのスピードで回転させた。また、該スリーブには現像剤の荷重を想定し、100gの均一荷重をかけた。上記条件で50時間スリーブを回転させた。
上記のように、スリーブを回転させる前と回転させた後に、図5に示す装置にて、駆動側のフランジとシャフトを支持し、スリーブを回転させてスリーブの偏心(振れ)をレーザーにて測定した。結果は、回転前の偏心が0.021mmで、回転後の偏心が0.023mmであり、回転前後の偏心レベルは同等であった。
軸受に接する部分のマグネットローラ軸部の外径寸法および軸受の内径寸法を、該スリーブを回転させる前と回転させた後について、レーザー測定器にて測定した。
回転前のマグネットローラ軸部の外径寸法は、φ4.970(長軸側)とφ4.975(短軸側)で、50時間回転後の外径寸法は、φ4.967(長軸側)とφ4.974(短軸側)であり、軸部はほとんど摩耗しないことが判明した。
回転前のマグネットローラ軸部の外径寸法は、φ4.970(長軸側)とφ4.975(短軸側)で、50時間回転後の外径寸法は、φ4.967(長軸側)とφ4.974(短軸側)であり、軸部はほとんど摩耗しないことが判明した。
また、回転前の軸受の内径寸法は、φ5.020(長軸側)とφ5.018(短軸側)で、50時間回転後の内径寸法は、φ5.020(長軸側)とφ5.017(短軸側)であり、軸受の内径もほとんど摩耗しないことが判明した。
上記では軸受として銅系焼結含油軸受を用いたが、軸受として摺動性のよい樹脂であるポリアセタール樹脂で成形したものを用いてもよい。
樹脂軸受を用いた現像ローラで、上記と同様のテストを行った結果、回転前の偏心は0.018mmで、回転後の偏心も0.018mmであった。回転前のマグネットローラ軸部の外径寸法は、φ4.972(長軸側)とφ4.974(短軸側)で、回転後の外径寸法は、φ4.971(長軸側)とφ4.974(短軸側)であり、軸部はほとんど摩耗しないことが判明した。また、回転前の軸受の内径寸法は、φ5.018(長軸側)とφ5.021(短軸側)で、回転後の内径寸法は、φ5.018(長軸側)とφ5.022(短軸側)であり、軸受の内径もほとんど摩耗しないことが判明した。
更に、樹脂軸受にすることにより、従来の銅系焼結含油軸受より軽量化され、かつ、安価となる。
上記では、軸部一体型マグネットローラ材料として、樹脂バインダーにポリアミド樹脂、強磁性粉末に異方性ストロンチウムフェライトを用いたもので説明したが、これらに制限されるものではない。
強磁性体粉末としては、MO・nFe2O3(nは自然数)で代表される化学式を持つ異方性フェライト磁性粉などがあげられる。式中のMとして、Sr、Baまたは鉛などの1種類または2種類以上が適宜選択して用いられる。
また、強磁性体粉末として、異方性フェライト磁性粉、等方性フェライト磁性粉、異方性希土類磁性粉(例えばSmFeN系)、等方性希土類磁性粉(例えばNdFeB系)を単独または2種類以上を混合して用いてもよい。要求される磁束密度により適宜選択すればよい。
樹脂バインダーとしては、エチレンエチルアクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンスフィド)、EVA(エチレンー酢酸ビニル共重合体)、EVOH(エチレンービニルアルコール共重合体)及びPVC(ポリ塩化ビニル)などの1種類または2種類以上、もしくはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フラン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂及びポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂の1種類または2種類以上を混合して用いることができる。
上記に示した単独磁性粉あるいは混合磁性粉の含有率が50重量%未満では、磁性粉不足により、マグネットローラの磁気特性が低下して所望の磁力が得られにくくなり、また、それらの含有率が95重量%を超えると、樹脂バインダー不足となり成形性が損なわれるおそれがある。
添加剤としては、磁性粉の表面処理剤としてシラン系やチタネート系等のカップリング剤、流動性を良好にするポリスチレン系・フッ素系滑剤等、安定剤、可塑剤、もしくは難燃剤などを添加する。
また、本明細書においては、5極構成のマグネットロールを図示しているが、本発明は5極マグネットロールのみに限定されない。すなわち、所望の磁束密度と磁界分布により、磁極数や磁極位置も適宜設定すればよい。
以下に本発明を実施例および比較例に基づき具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
図2のマグネットローラ用材料として、樹脂バインダーにナイロン6樹脂(ユニチカ製A1015P)を10重量%(滑剤、安定剤を含む)、強磁性粉末に異方性ストロンチウムフェライト(SrO・6Fe2O3)粉末(日本弁柄工業製NF−350)を90重量%とし、これらを混合して溶融混練し、ペレット状に成形し、このペレットを溶融状態にし、図1の射出成形装置(金型)を用いて、240K・A/m〜2400K・A/mの磁場を印加しながら溶融樹脂磁石の磁性粒子を配向着磁し、図2に示すようなマグネットローラを得た。図1の射出成形装置(金型)は、4つのマグネットローラが同時に成形できる、いわゆる4個取り金型である。
図2のマグネットローラ用材料として、樹脂バインダーにナイロン6樹脂(ユニチカ製A1015P)を10重量%(滑剤、安定剤を含む)、強磁性粉末に異方性ストロンチウムフェライト(SrO・6Fe2O3)粉末(日本弁柄工業製NF−350)を90重量%とし、これらを混合して溶融混練し、ペレット状に成形し、このペレットを溶融状態にし、図1の射出成形装置(金型)を用いて、240K・A/m〜2400K・A/mの磁場を印加しながら溶融樹脂磁石の磁性粒子を配向着磁し、図2に示すようなマグネットローラを得た。図1の射出成形装置(金型)は、4つのマグネットローラが同時に成形できる、いわゆる4個取り金型である。
マグネットローラ本体部の外径をφ13.6、両端軸部の外径を約φ5とし、マグネットローラ本体部の軸方向長さを320mm、両端軸部を含むマグネットローラの軸方向長さを355mmとし、軸部の長軸側の軸方向長さを30mm、軸部の短軸側の軸方向長さを5mmとした。特に、両端軸部の外径寸法Aは、φ5−0.01mm〜−0.05mm(φ4.95〜φ4.99)の寸法に入るように成形した。成形後の寸法をマイクロメータで測定したところ、φ4.980であった。
図3に示すフランジ(駆動側と固定側)とスリーブを用いて、上記マグネットローラを組み込み、現像ローラを作製した。両フランジの材質はアルミ(A2017)とし、スリーブの材質もアルミ(A6063)とした。
ここで、両フランジにはマグネットローラの軸部を支持する軸受(NTN製ベアファイト銅系焼結含油軸受:含油率18%以上)が組み込まれており、該軸受は、軸方向長さBが4.5mmで外径がφ10のものを使用した。該軸受の内径寸法は、φ5+0.01〜+0.03(φ5.01〜φ5.03)に入るものを使用した。軸受内径をレーザー測定器にて測定したところ、φ5.015であった。
従って、「B≧0.8×A」は4.5mm≧0.8×4.980=3.984mmとなり、不等式は成り立っている。
図4に示すように、組み立てられた現像スリーブにおいて、マグネットローラの長軸側(フランジから突出している側)の軸部を固定し、マグネットローラが回転しないようにしておき、駆動側フランジを、治具を介してモーターに接続し、スリーブを300rpmのスピードで回転させた。また、該スリーブには現像剤の荷重を想定し、100gの均一荷重をかけ、50時間スリーブを回転させた。
スリーブの回転前と回転後には、以下の項目を測定し、結果を表1に示した。
(1)図5に示す装置にて、駆動側のフランジとシャフトを支持し、スリーブを回転させてスリーブの偏心(振れ)をレーザーにて測定した。
(2)軸受に接する部分のマグネットローラ軸部の外径寸法および軸受の内径寸法を、該スリーブを回転させる前と回転させた後について、レーザー測定器にて測定した。
(1)図5に示す装置にて、駆動側のフランジとシャフトを支持し、スリーブを回転させてスリーブの偏心(振れ)をレーザーにて測定した。
(2)軸受に接する部分のマグネットローラ軸部の外径寸法および軸受の内径寸法を、該スリーブを回転させる前と回転させた後について、レーザー測定器にて測定した。
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを4mm、つまり
「B≧0.8×A」は4mm≧0.8×4.980mm=3.984mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(実施例3)
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを6mm、つまり
「B≧0.8×A」は6mm≧0.8×4.980mm=3.984mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを6mm、つまり
「B≧0.8×A」は6mm≧0.8×4.980mm=3.984mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(実施例4)
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを8mm、つまり
「B≧0.8×A」は8mm≧0.8×4.980mm=3.984mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを8mm、つまり
「B≧0.8×A」は8mm≧0.8×4.980mm=3.984mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(実施例5)
両端軸部の外径寸法Aを3.98mmとし、軸受の内径寸法を4.014mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを4.5mm、つまり
「B≧0.8×A」は4.5mm≧0.8×3.980mm=3.184mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを3.98mmとし、軸受の内径寸法を4.014mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを4.5mm、つまり
「B≧0.8×A」は4.5mm≧0.8×3.980mm=3.184mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(実施例6)
両端軸部の外径寸法Aを5.478mmとし、軸受の内径寸法を5.516mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを4.5mm、つまり
「B≧0.8×A」は4.5mm≧0.8×5.478mm=4.382mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを5.478mmとし、軸受の内径寸法を5.516mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを4.5mm、つまり
「B≧0.8×A」は4.5mm≧0.8×5.478mm=4.382mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(実施例7)
両端軸部の外径寸法Aを5.977mmとし、軸受の内径寸法を6.017mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを5.0mm、つまり
「B≧0.8×A」は5.0mm≧0.8×5.977mm=4.782mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを5.977mmとし、軸受の内径寸法を6.017mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを5.0mm、つまり
「B≧0.8×A」は5.0mm≧0.8×5.977mm=4.782mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(実施例8)
軸受の材質をポリアセタール樹脂(射出成形品)とする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
軸受の材質をポリアセタール樹脂(射出成形品)とする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(比較例1)
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを3mm、つまり
「Bと0.8×Aの関係」は3mm<0.8×4.980mm=3.984mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを3mm、つまり
「Bと0.8×Aの関係」は3mm<0.8×4.980mm=3.984mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(比較例2)
両端軸部の外径寸法Aを5.977mmとし、軸受の内径寸法を6.017mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを4.0mm、つまり
「Bと0.8×Aの関係」は4.0mm<0.8×5.977mm=4.782mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを5.977mmとし、軸受の内径寸法を6.017mmとし、かつ軸受の軸方向長さBを4.0mm、つまり
「Bと0.8×Aの関係」は4.0mm<0.8×5.977mm=4.782mmとする以外はすべて実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
(比較例3)
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを3mm、つまり
「Bと0.8×Aの関係」は3mm<0.8×4.980mm=3.984mmとしする以外はすべて実施例8と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
両端軸部の外径寸法Aを4.98mmとし、軸受の軸方向長さBを3mm、つまり
「Bと0.8×Aの関係」は3mm<0.8×4.980mm=3.984mmとしする以外はすべて実施例8と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
1 マグネットローラ成形空間
2 磁場発生源
3 注入口
4 マグネットローラ成形装置(金型)
5 マグネットローラ本体部
6 マグネットローラ軸部
7 フランジA
8 フランジB
9 スリーブ
10 軸受
11 レーザー測定器
12 マグネットローラ固定治具
13 フランジA支持治具
14 現像ローラ偏心(振れ)測定装置ベース台
2 磁場発生源
3 注入口
4 マグネットローラ成形装置(金型)
5 マグネットローラ本体部
6 マグネットローラ軸部
7 フランジA
8 フランジB
9 スリーブ
10 軸受
11 レーザー測定器
12 マグネットローラ固定治具
13 フランジA支持治具
14 現像ローラ偏心(振れ)測定装置ベース台
Claims (2)
- 少なくとも、強磁性体粉末と樹脂バインダーとを含む溶融状態の混合物を磁場印加成形する工程を含む製造方法で得られうる軸部一体型マグネットローラと、スリーブと、フランジと、軸受けとを備える現像ローラであって、マグネットローラ軸部の最大外径寸法Aと、軸受の軸方向長さBとが、「B≧0.8×A」なる関係を満たすことを特徴とする現像ローラ。
- 前記軸受の材質が摺動性樹脂を含むことを特徴とする、請求項1に記載の現像ローラ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP7396073B2 (ja) | 2020-01-23 | 2023-12-12 | コニカミノルタ株式会社 | 現像ローラーの検査方法および検査装置 |
-
2006
- 2006-05-10 JP JP2006131106A patent/JP2007304237A/ja active Pending
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