JP2007301128A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

Abstract

【課題】食器かごへの食器のセットを容易に行えるようにする。
【解決手段】食器かご５を収容する洗浄庫１１と、前記食器かご５にセットする物が撮像され前記洗浄庫１１の庫壁６に取り付けられたホログラム１と、前記ホログラム１に対して食器かご５と反対側に設けたレンズ２と、前記レンズ２に対して前記ホログラム１と反対側に設けたレーザ３とを備え、前記食器かご５に撮像された物を投影するようにしたものであり、使用者はその投影された像を見ることにより、食器のセットを容易に行うことができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、ホログラフィを応用した食器洗い乾燥機に関するものである。

従来の家庭用電気機器、例えば食器洗い乾燥機は、食器かごに食器をセットするときは容易にセットできるように、仕切り材を通常の室温では塑性変形自在になると共に所定温度以上に加熱されると硬直化して所定の状態に復帰する形状記憶合金にて形成したものが考えられている（例えば、特許文献１参照）。
特開２０００−２２９０５６号公報

しかしながら、前記従来の構成では、食器かごの取り付け板に加熱されると硬直化して所定の状態に復帰する形状記憶合金を使用していたので、確かに、食器かごに食器をセットするときは容易にセットできるが、皿や鍋や食器などが食器かごのどの位置に置くのか不明なため、所定の位置以外のところに置かれた場合、皿が最適に置かれた状態にならないという課題を有していた。

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、食器かごに食器を容易にセットできる食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。

前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い乾燥機は、食器かごを収容する洗浄庫と、前記食器かごにセットする物が撮像され前記洗浄庫の庫壁に取り付けられたホログラムと、前記ホログラムに対して食器かごと反対側に設けたレンズと、前記レンズに対して前記ホログラムと反対側に設けたレーザとを備え、前記食器かごに撮像された物を投影するようにしたものである。

これにより、使用者はホログラフィにより食器かごにセットする物が投影されるので、食器かごに投影された物の像を見ることにより、食器かごに物を所定の位置に置くことができ、食器を容易にセットすることができる。

本発明の食器洗い乾燥機は、使用者は食器かごに投影された物の像を見て食器かごへの食器のセットを容易に行うことができる。

第１の発明は、食器かごを収容する洗浄庫と、前記食器かごにセットする物が撮像され前記洗浄庫の庫壁に取り付けられたホログラムと、前記ホログラムに対して食器かごと反対側に設けたレンズと、前記レンズに対して前記ホログラムと反対側に設けたレーザとを備え、前記食器かごに撮像された物を投影するようにしたことにより、使用者はホログラフィにより食器かごに物が投影されるので、食器かごに投影された物の像を見ることにより、食器かごに物を所定の位置に置くことができ、食器を容易にセットすることができる。

第２の発明は、特に、第１の発明の食器かごに投影する物は、前記食器かごにセットする箸、皿、鍋、食器等からなることにより、箸や皿あるいは鍋等の具体的な食器の種類がわかる。使用者はその具体的な食器の種類を見ることにより食器かごに具体的な食器の種類ごとに置く位置をしることができ、容易にセットできる。

第３の発明は、特に、第１または第２の発明の投影する像の場所は、食器かごの特定位置に投影するようにしたことにより、箸や皿あるいは鍋等の食器かごの具体的な置く場所がわかる。使用者は像のある食器かごの特定位置に、食器等を容易にセットできる。

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

（実施の形態１）
図１は、第１の実施の形態１における食器洗い乾燥機の構成図である。図１において、１は食器を撮像したホログラムであり、２はホログラム１へ光を当てるレンズ、３は制御装置９に接続されたホログラフィの光源である半導体レーザ、４はホログラム１から出た食器像である。５は食器洗い乾燥機の洗浄庫１１内に収容された食器かご、６は食器洗い乾燥機の洗浄庫１１の庫壁、７は食器洗い乾燥機の外枠である食器洗い乾燥機外枠、８は食器洗い乾燥機の扉、９は食器洗い乾燥機の制御装置、１０は食器洗い乾燥機のポンプモータである。

かかる構成において、使用者が食器を入れるとき、扉８を開くと、制御装置９から信号が出て、半導体レーザ３から光が照射される。照射光はレンズ２を介して庫壁６につけられたホログラム１にあたり、食器かご５の食器の置かれる位置に、食器像４が浮かび上がる。図２は食器洗い乾燥機の正面から見た状態であり、使用者は、食器を食器像４を見ることにより食器かご５に食器を持って行き食器を置く。

このように、使用者は投影された食器像を見ることにより食器等の種類によってセット位置がわかり、食器かごに食器を容易にセットできる。なお、ホログラム１に撮像する像は、箸、皿、鍋、食器等の食器洗い乾燥機で洗浄するものなら何でもよい。

また、ホログラム１に撮像する像は、箸、皿、鍋、食器等の単体だけでなく、箸、皿を複数を撮像するなど多種類かつ多数でもよい。

また、投影する像は、食器類が最も収納できるように、網かごの特定位置に投影すれば、使用者は容易に最大の食器等の収納ができる。

本発明にかかる食器洗い乾燥機は、使用者は像を見ることにより、機器の中に容易に物を置くことができるので、ホログラフィを応用した家庭用電気機器として有用である。

本発明の第１の実施の形態における食器洗い乾燥機の構成図 同食器洗い乾燥機の正面から見た構成図

符号の説明

１ ホログラム
２ レンズ
３ 半導体レーザ
４ 食器像
５ 食器かご
６ 庫壁
７ 食器洗い乾燥機外枠
８ 扉
９ 制御装置
１０ ポンプモータ

Claims (3)

1. 食器かごを収容する洗浄庫と、前記食器かごにセットする物が撮像され前記洗浄庫の庫壁に取り付けられたホログラムと、前記ホログラムに対して食器かごと反対側に設けたレンズと、前記レンズに対して前記ホログラムと反対側に設けたレーザとを備え、前記食器かごに撮像された物を投影するようにした食器洗い乾燥機。
2. 食器かごに投影する物は、前記食器かごにセットする箸、皿、鍋、食器等からなる請求項１記載の食器洗い乾燥機。
3. 投影する像の場所は、食器かごの特定位置に投影するようにした請求項１または２記載の食器洗い乾燥機。