JP2007300299A - ストリーム取り込みシステム、ストリーム取り込み制御装置、及びストリーム取り込み方法 - Google Patents

ストリーム取り込みシステム、ストリーム取り込み制御装置、及びストリーム取り込み方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ストリームデータ取り込み時にダビングリストを表示し、これに基づいてDVテープのダビングを開始させることができるストリーム取り込みシステム及び方法、並びに、この方法を実施するストリーム取り込み制御装置を提供する。
【解決手段】ダビング元のDVカム4と、ダビング先の映像機器1、2_a、2_b、又は3と、AV/Cコマンドを用いて、DVカム4及びダビング先のデジタル映像機器を制御する記録再生装置1とを有するストリーム取り込みシステムであって、記録再生装置1は、ダビング元からのストリームデータのタイムコード不連続点を検出し、検出されたタイムコード不連続点に対応したタイトルを検出し、タイトル及びストリームデータがDVテープに記録された日時を含むダビングリストを表示させ、タイトル選択操作によって、ダビングされるストリームのタイトルと、ダビング先との対応を指定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御信号と情報信号とを混在させて伝送する通信制御バスによる双方向通信機能を有し、通信制御バスに接続されたデジタルビデオ(DV)方式の映像機器(DV機器)を検出し、そのDV機器から出力されたDVストリームデータを取り込みしてランダムアクセス可能な記録媒体に記録するストリーム取り込みシステム及び方法、並びに、この方法を実施するストリーム取り込み制御装置に関するものである。
近年、映像音声データをデジタルビデオテープ(DVテープ)に記録するDV機器、例えば、ビデオカメラとVTRとを一体化させたデジタルビデオカムコーダ(DVカム)が普及している。DVテープに記録されたデータは、デジタル記録再生装置によって取り込まれ、デジタル記録可能な記録媒体、例えば、デジタル多用途ディスク(DVD)やハードディスクドライブ(HDD)に保存される。
一般に、DVテープに記録された映像信号は、MPEGエンコードされたものではなく、DV方式でデータ圧縮されたDV信号である。ここで、DV方式は、「HDデジタルVCR協議会」が定めた標準規格である。
一方、デジタル記録再生装置が、通信制御バスであるIEEE1394シリアルバス(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394 High Performance Serial Bus)を介して、他の機器からのデジタルデータの記録を行う場合、MPEG−TS(MPEG Transport Stream)方式の映像圧縮データを取り扱うことが多い。このため、デジタル記録再生装置が、圧縮方式の異なる映像音声データを取り込む際には、信号元のデジタル信号の符号化方式を、記録先のランダムアクセス可能な記録媒体に適合させるようにフォーマット変換することが必要である。
例えば、IEEE1394シリアルバスを用いたデジタル記録可能なMPEG2−TS記録方式のデジタル記録再生装置は、1394シリアルバスのネットワークを介して、複数のデジタル機器に接続可能である。1394シリアルバスのネットワークにおいては、ネットワークを構成する機器の接続形態をトポロジーと呼び、1つのバス上に最大63台までの機器を接続可能である。デジタル記録再生装置は、理論的には、トポロジー上のどの接続機器とも、リアルタイムのデータ伝送である同期データ伝送用のアイソクロナス(Isochronous)通信及び通常のアシンクロナス(非同期、Asynchronous)通信を行うことができる(例えば、非特許文献1参照)。
図14は、IEEE1394シリアルバス106によるDV機器200,300,400のネットワーク接続の一例を示すブロック図である。図15においては、IEEE1394対応のデジタル記録再生装置200が、1394シリアルバス106によって、信号源となるデジタル放送受信機400に接続されている。なお、IEEE1394規格の接続形態としては、ループ接続、ツリー接続、デイジーチェーン接続、及びスター接続が可能である。以下に、デジタル記録再生装置200がデジタル放送受信機400から出力されるMPEG−TSを記録する場合を説明する。
図15は、図14のデジタル記録再生装置200の構成を概略的に示すブロック図である。図15に示されるように、デジタル記録再生装置200は、1394シリアルバス106によってデジタル放送受信機400と接続されている。図15に示されるように、デジタル記録再生装置200は、トポロジー情報を格納する不揮発性記憶装置201と、マイクロコンピュータ(マイコン)202と、1394インターフェース部203と、D−VHS(データ・ビデオホームシステム)記録再生部204と、録画操作部である録画ボタン205と、機器選択ボタン206と、モード選択ボタン207と、記録の際にデジタル記録再生装置200との仮想的接続を行う機器を表示して、ユーザの操作により機器を選択できるような機器情報表示部208とを備えている。
図16は、図14のデジタル記録再生装置200のデジタル記録開始時にユーザインターフェースを用いてユーザが行う操作を示すフローチャートである。図16に示されるように、ユーザは、デジタル放送受信機(図15の400)から出力されるMPEG−TSのデジタル記録を行うために、デジタル放送受信機が記録対象機器として選択されているかどうかを、機器情報表示部(図15の208)の表示で判断する(ステップS211)。機器情報表示部においてデジタル放送受信機が選択されていなければ、機器選択ボタン(図15の206)を押下することによって、記録対象機器を変更して(ステップS213)、処理をステップS211に戻す。
ステップS211で機器情報表示部(図15の208)においてデジタル放送受信機(図15の400)が選択されていれば、ユーザは、記録モードがデジタル記録モードであるか否かを判断する(ステップS212)。デジタル記録モードであれば、処理はステップS215に進み、デジタル記録モードでなければ、記録モードボタンによってデジタル記録モードに設定してから、処理はステップS215に進む。
次に、デジタル記録再生装置のマイクロコンピュータ(図15の202)は、ユーザにより録画ボタン(図15の205)が押されたかどうかを判断して、押されていなければ再びステップS215に戻り、押されていれば記録を開始する(ステップS216)。
また、DVD記録再生装置における編集作業の操作手順を簡略化するものとして、編集処理を行う場合に、編集処理と再生処理を交互に行うのではなく、再生処理に編集処理を割り込ませるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。編集処理メニューからチャプターマークを付与する処理の例を、図17のフローチャートと図18の編集処理動作のフローチャートを用いて、説明する。
図17において、制御部(例えば、図15のマイクロコンピュータ)は、モードキーが押下されるのを待ち、モードキーが押下されると(ステップS21b)、どのモードキーが押下されたかを判断する(ステップS22b)。録画キーが押下されたときには、制御部は、録画モードと判断して録画処理を行う(ステップS23b)。再生キーが押下されたときには、制御部は、再生モードと判断して再生処理を行う(ステップS24b)と共に、図18のフローチャートに示される編集処理(ステップS31b,S32b,S33b,S34b,S35bなど)を行う(ステップS26b)。メニューキーが押下されたときには、制御部は、選択再生モードと判断して選択処理を行い(ステップS25b)、その後、再生処理(ステップS24b)と編集処理(ステップS26b)を行う。
IEEE1394プロトコルを用いたMPEGストリーム伝送のための規格として、IEC61883がある。また、IEEE1394プロトコルを用いて接続されたオーディオビデオ機器を制御するコマンドの規格として、AV/C Digital Interface Command Set General Specification(一般に「AV/C General」と言う。)というプロトコルが有る。ここでは、IEEE1394でハンドシェイクを行なうための基本的なプロトコル(すなわち、コマンドのやり取りの約束)を規定している。これらのプロトコルを使用する場合、機器はサブユニット(Subunit)と呼ばれるソフトウェア構造を持つことを基本とし、このプロトコルを実装した機器に対してAV/Cコマンドで制御を行うことができる。
高田信司監修、「IEEE1394AV機器への応用」、日刊工業新聞社、2000年1月28日発行 特開2004−147202号公報(段落0016〜0017、図3、図4)
以上のように、従来のデジタル記録再生装置においては、図17及び図18に示されるように、再生処理中においてのみ編集モードを選択でき、編集用のキーによって編集モードが選択されると、再生処理を中断して編集処理(例えば、チャプターマーク付与)モードに移行し、編集処理終了後に、編集処理モードの解除を操作して、再生を再開させなければならなかった。
また、従来のデジタル記録再生装置においては、同一DVテープ内に複数のジャンルが記録されたDVストリームデータをジャンル別に個々のDVDに記録する機能は備えられていなかった。
さらに、従来のデジタル記録再生装置においては、DVテープのDVストリームデータの取り込み中は、この取り込み中の映像がいつDVカムで録画されたものなのか、タイトル名が付いているのか否か、タイトル名が付いている場合にはタイトル名は何なのか等を、即座に確認できなかった。これらの情報を確認するためには、DVストリームデータの取り込みを中断し、再生リストを表示させて確認しなければならないという問題があった。
さらにまた、従来のデジタル記録再生装置においては、DVテープのDVストリームデータをデジタル記録再生装置内のHDDやDVDに取り込み中、不用な部分をカットしてダビングする(取り込む)機能は備えられていなかった。
そこで、本発明は、上記したような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザによる複雑な操作を必要とせず、DV機器からDVストリームデータをデジタル記録再生装置の記録デバイスに取り込む際、ダビングリスト一覧表を表示し、これに基づいてDVテープのダビングを開始することができるストリーム取り込みシステム及び方法、並びに、この方法を実施するストリーム取り込み制御装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、ユーザによる複雑な操作を必要とせず、ダビングリスト一覧表を表示し、タイトル毎にダビング先を決定することによって、DVテープの映像の一部を容易にカットできるストリーム取り込みシステム及び方法、並びに、この方法を実施するストリーム取り込み制御装置を提供することである。
本発明のストリーム取り込みシステムは、DVテープを再生してストリームデータを出力するダビング元のデジタル映像機器と、前記ストリームデータをダビング先のランダムアクセス可能な記録媒体の記録フォーマットに変換して、前記記録媒体に記録するダビング先のデジタル映像機器と、AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器及び前記ダビング先のデジタル映像機器を制御するストリーム取り込み制御装置と、前記ダビング元のデジタル映像機器、前記ダビング先のデジタル映像機器、及び前記ストリーム取り込み制御装置の相互間で、制御信号と情報信号とを混在させた通信を実現する双方向通信手段とを有し、前記ストリーム取り込み制御装置は、前記ダビング元のデジタル映像機器からのストリームデータのタイムコード不連続点を検出するタイムコード不連続点検出手段と、前記検出されたタイムコード不連続点に対応したタイトルを検出するタイトル検出手段と、前記タイムコード及び前記タイトルを記憶する記憶手段と、前記タイトル及び前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時を含むダビングリストを表示装置に表示させ、該ダビングリストのタイトルを選択する操作によって、ダビングされるストリームのタイトルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定するダビング先選択手段とを有するものである。
また、本発明のストリーム取り込み制御装置は、DVテープを再生してストリームデータを出力するダビング元のデジタル映像機器と、前記ストリームデータをダビング先のランダムアクセス可能な記録媒体の記録フォーマットに変換して、前記記録媒体に記録するダビング先のデジタル映像機器と、AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器及び前記ダビング先のデジタル映像機器を制御するストリーム取り込み制御装置と、前記ダビング元のデジタル映像機器、前記ダビング先のデジタル映像機器、及び前記ストリーム取り込み制御装置の相互間で、制御信号と情報信号とを混在させた通信を実現する双方向通信手段とを有するストリーム取り込みシステムにおいて用いられる装置であって、前記ダビング元のデジタル映像機器からのストリームデータのタイムコード不連続点を検出するタイムコード不連続点検出手段と、前記検出されたタイムコード不連続点に対応したタイトルを検出するタイトル検出手段と、前記タイムコード及び前記タイトルを記憶する記憶手段と、前記タイトル及び前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時を含むダビングリストを表示装置に表示させ、該ダビングリストのタイトルを選択する操作によって、ダビングされるストリームのタイトルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定するダビング先選択手段とを有するものである。
また、本発明のストリーム取り込み方法は、DVテープを再生してストリームデータを出力するダビング元のデジタル映像機器と、前記ストリームデータをダビング先のランダムアクセス可能な記録媒体の記録フォーマットに変換して、前記記録媒体に記録するダビング先のデジタル映像機器と、AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器及び前記ダビング先のデジタル映像機器を制御するストリーム取り込み制御装置と、前記ダビング元のデジタル映像機器、前記ダビング先のデジタル映像機器、及び前記ストリーム取り込み制御装置の相互間で、制御信号と情報信号とを混在させた通信を実現する双方向通信手段とを有するシステムにおけるストリーム取り込み方法であって、ダビング元のデジタル映像機器からのストリームデータのタイムコード不連続点を検出し、前記検出されたタイムコード不連続点に対応したタイトルを検出し、前記タイムコード及び前記タイトルを記憶手段に記憶させ、前記タイトル及び前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時を含むダビングリストを表示装置に表示させ、ユーザによるダビングリストのタイトルの選択操作に従って、ダビングされるストリームのタイトルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定するものである。
本発明によれば、同一DVテープ内の異なるタイトル又はジャンルのコンテンツを一括して指定することによって、同一DVテープ内の複数のコンテンツを、タイトル又はジャンルごとに、異なるDV機器にダビングできるという効果がある。
また、本発明によれば、タイムコードの不連続点を検索し、それに対応したDV記録日時及びタイトルを表示できるので、DV記録日時やタイトルを確認しながら必要なコンテンツをDV機器の記録媒体に取り込みできるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るDVストリーム取り込みシステム100の構成を概略的に示すブロック図である。DVストリーム取り込みシステム100は、デジタル記録再生装置1のDV取り込みボタンを押すだけで、同一DVテープ内の異なるジャンルのコンテンツを、ジャンルごとに別々のDVDにダビングするステップが開始されるダビングシステムである。実施の形態1においては、デジタル記録再生装置1は、AV/Cコマンドを用いて、ダビング元のデジタル映像機器(例えば、DVカム4)及びダビング先のデジタル映像機器(例えば、機器1,2_a,2_b,3)を制御するDVストリーム取り込み装置である。また、デジタル記録再生装置1は、ダビング先のデジタル映像機器でもある。図1に示されるように、DVストリーム取り込みシステム100は、IEEE1394規格に準拠したシリアルバス(1394シリアルバス)による通信機能を有する複数台の機器(1394対応機器)1,2_a,2_b,3,4を、1394シリアルバス(1394ケーブル)6で接続することによって構成されている。ここで、1394対応機器1は、ランダムアクセス可能なデジタル記録再生装置であり、1394対応機器2_a,2_bは、DVD記録再生装置又はHDD内蔵のDVDレコーダである。また、1394対応機器3は、DVHS方式のビデオテープレコーダであり、1394対応機器4は、DVカム(デジタルビデオカムコーダ)である。また、デジタル記録再生装置1にモニタテレビジョン(モニタTV)5を接続しておくことで、1394シリアルバス6を介して、DVカム4のDVテープ操作キーの表示、このキーの操作によるデジタル記録再生装置1の動作状態の表示、DVテープの無記録部やタイムコード(Time Code)の不連続点に対応した、DV記録日時やタイトルをモニタ表示することができる。同様に、モニタTV5には、1394対応機器2_a,2_b,3の操作キー表示、及びこのキーの操作によるデジタル記録再生装置1の動作状態の表示をさせることができる。なお、モニタTV5は、デジタル記録再生装置1に接続する場合には、IEEE1394規格に非対応な機器とすることもできる。また、1394シリアルバス6は、1394対応機器1〜4を、スター状又はツリー状に接続する。また、1つのバスには、最大で63台の1394対応機器が接続できる。
図2は、図1のデジタル記録再生装置1の構成を概略的に示すブロック図である。図2には、デジタル記録再生装置1(図2においては、DVストリーム取り込み装置であり、同時に、ダビング先のデジタル映像機器の一つである。)とDVカム4(ダビング元のデジタル映像機器である。)とが、制御信号と情報信号とを混在させて伝送できる通信制御バスである1394シリアルバス6を介して接続されている例が示されている。
図2に示されるように、デジタル記録再生装置1は、IEEE1394規格に準拠するインターフェース(1394I/F)7と、IEEE1394規格に準拠する物理層(1394PHY)8と、IEEE1394規格に準拠するデータリンク層(1394Link)9と、HDDコントローラ10と、HDD11と、DVD12の記録再生を制御するDVDコントローラ13とを有している。また、デジタル記録再生装置1は、ストリーム変換切替部14と、映像音声復号部15と、内部制御バス16と、CPU17と、ROM18と、RAM19と、ユーザインターフェース20と、表示制御回路33と、GUI生成回路34とを有している。なお、CPU17、ROM18、及びRAM19は、デジタル記録再生装置1全体の動作を制御するための制御部25を構成している。
1394I/F7、1394PHY8、及び1394Link9は、通信制御バスである1394シリアルバス6を介して接続されたDVカム4の出力プラグの論理的チャンネルへの仮想的接続手段と、通信制御バスである1394シリアルバス6上のデジタル記録再生装置1の入力プラグの論理的チャンネルへの仮想的接続手段とを備えている。また、1394I/F7、1394PHY8、及び1394Link9は、通信制御バスを介して接続された種々の機器の中からDV機器(実施の形態1においては、DVテープ機器)を検出する検出手段を備えている。
1394I/F7、1394PHY8、1394Link9、及びCPU17は、ターゲットのDV機器及びディスクレコーダが使用可能かどうかの状況把握手段を備えている。
また、DV機器(例えば、DVカム4)内のDVテープに記録されている情報信号をデジタル記録再生装置1のランダムアクセス可能な記録媒体に記録する手段は、ストリーム変換切替部14、HDDコントローラ10、HDD11、DVDコントローラ13、及びDVD12により構成されている。記録方式の設定情報、情報信号の記録開始及び記録停止情報は、制御部25からの制御信号に基づいて、ランダムアクセス可能な記録媒体に記録される。
また、DV機器のDVテープ再生開始及び停止等の制御は、コントローラ側であるデジタル記録再生機器1の制御部25から出力される制御信号により実行される。制御部25からの制御信号は、IEEE1394規格に準拠したプロトコル(1394プロトコル)に変換され、1394Link9、1394PHY8、1394I/F7、及び1394シリアルバス6を介してDV機器に送られる。DV機器は、GUID(Global Unique Identifier)、機器の形式、ノードID、機器名等のトポロジー情報をデジタル記録再生機器1に送信する。デジタル記録再生機器1は、トポロジー情報をモニタ表示し、ユーザはモニタ表示を確認しながらターゲットDV機器を選択する。
以下に、デジタル記録再生機器1が、ターゲットDV機器であるDVカム4を遠隔操作して、DVストリーム取り込みを行う動作について説明する。
先ず、デジタル記録再生機器1のユーザインターフェース20内のDV録画ボタン(DVストリーム取り込みボタン)21を押下げると、制御部25は、それを認識し、図3に示される接続機器一覧とダビングリストをモニタTV5に表示する。図3は、外部接続されたモニタTV5に表示された接続機器一覧とダビングリストを示す図である。
ターゲットDV機器から1394シリアルバス6を通してデジタル記録再生機器1にDV映像データ(DVストリーム)が入力される。入力されたDV映像データは、1394I/F7、1394PHY8、及び1394Link9を介してストリーム変換切替部14に入力される。
ユーザインターフェース20内のDV録画ボタン21の押下げ後、ユーザは、ユーザインターフェース20内のカーソル移動キー(及び決定ボタン)37によって、図3のDVストリーム取り込み画面30のDVストリームキャプチャー情報であるダビングリスト31を見ながら、DV映像データのジャンル別にダビング先を選択し決定する。
図3に示されるように、接続機器一覧とダビング先の一覧には、例えば、1394接続されプラグ管理された機器が一覧にして表示される。1394接続された機器は、GUID、機器の形式、ノードID、機器名等のトポロジー情報をデジタル記録再生機器1に送信する。デジタル記録再生機器1は、トポロジー情報をモニタ表示し、ユーザはモニタ表示を確認しながらダビング先の機器を選択する。
DV映像データから検出したDV無記録部やタイムコードの不連続点に対応した、DV記録日時やタイトルをモニタ表示し(図3)、ユーザがダビング先の機器を選択をすると、選択された機器のGUIDは、ダビングしたいコンテンツのタイトルのRec Time(記録時間)とDVカウンタ値とに対応付けられ、EEPROM27に記憶される。
制御部25は、DV録画ボタン21が押されると、DVカム4にダビングのためのDVテープ再生をさせながら、DVカウンタ値を監視し、DVチャプターマークをカウントする。有効記録の中から、ダビングリスト31において、ダビング機器が設定されたチャプターマークにテープが到達した際、制御部25は、DVテープを一時停止させ、後述する図13に示されるPlay Pause待ち(再生、一時停止待ち)となる。制御部25は、ダビング先の機器の状態を確認したうえで、ダビングを開始させる。デジタル記録再生機器1は、DVテープのタイムコードの不連続点に対応した、DV記録日時やタイトルごとに、ダビング先をユニークIDで管理してユーザが選択した機器の記録媒体にダビングする。
ストリーム変換切替部14は、入力されたDV映像データのダビング先をチェックし、デジタル記録再生装置1のDVD12に記録する場合には、DV映像データに対しDVD12に適合したフォーマットへの変換処理を施してDVDコントローラ13に変換されたデータを送り記録する。ストリーム変換切替部14は、残りのDVデータをHDD11に記録する場合には、DV映像データに対しHDD11に適合したフォーマットの変換処理を施してHDDコントローラ10に変換されたデータを送り記録する。1394接続された外部ディスクレコーダ内の記録媒体への記録は、EEPROM27に基づいて、選択されたダビング先の機器に対して、デジタル記録再生装置1の制御部25からAV/Cコマンドのディスクサブユニットの制御手段を用いて、ダビング記録を行う。
HDD11へのデータ記録時には、HDDコントローラ10内のメモリ10aに、HDD11のどの位置に何が記録されたかを示すアドレス情報とEEPROM27内に記録したDVテープのマークに対応した接続機器のユニークIDを対応付けて記録する。
また、他の機器へのダビング時には、制御部25の制御にしたがって、HDD11からデータ読み出しが行われる。ディスクサブユニットのAV/Cコマンドにより別の機器(例えば、図1に示される機器2_a又は2_b)のHDD及び/又はDVD駆動装置を制御し、ダビング先の機器の状態を確認後、別の機器(例えば、機器2_a又は2_b)のHDD及び/又はDVD駆動装置からのデータ読み出しを、メモリ10a内のアドレス情報及びファイルシステムに基づいて行ってもよい。
DVDフォーマットに変換されたプログラムストリーム(PS)データは、DVDコントローラ13内のファイルシステムにて、CPU17の制御のもと、DVD12に記録される。記録時に、DVDコントローラ13内のメモリ13aに、DVD12のどの位置に何が記録されたかを示すアドレス情報を記録しておき、DVD12からのデータ読み出し時に、メモリ13a内のアドレス情報及びファイルシステムに従い読み出しが行われる。このファイルシステムを元にDVD再生リストも作成できる。
デジタル記録再生装置1でダビングされたDVデータをモニタ出力する時は、HDD11から読み出されたTSデータ又はDVD12から読み出されたPSデータは、映像音声復号部15内において、それぞれのフォーマットに合ったMPEGデコーダによりデコードされる。映像音声復号部15内においてデコードされた信号は、制御部25からの制御信号に応じて動作する表示制御回路33によって、映像信号に変換され、モニタTV(図1の符号5)に出力され、モニタTVの画面に表示される。なお、図2には示されていないが、映像音声復号部15から出力された音声信号は、音声出力回路(図示しない)から出力される。
デジタル記録再生装置1は、1394シリアルバス6を介してDVカム4を自動検索し、デジタル記録再生装置1にあるDV録画ボタン21が押下されることにより、1394接続されたDVカム4内の記録済みDVテープ情報であるDVストリームを取り込む一連の操作を行う機能を搭載している。また、デジタル記録再生装置1は、1394接続されたディスクレコーダ(例えば、図1に示される機器2_a,2_b)にAV/Cコマンドを送信して制御することにより、DVカム内のDVテープ情報を1394接続されたディスクレコーダ内の記録媒体にダビングする。
DVストリーム取り込みシステム100における信号の伝送は、図4に示すように、所定の通信サイクル(例えば、125μsec)毎に、時分割多重によって行われる。この信号の伝送は、サイクルマスターと呼ばれる機器が、通信サイクルの開始時であることを示すサイクルスタートパケット(CSP)を、1394シリアルバス6上へ送出することにより開始される。なお、サイクルマスターは、各機器を1394シリアルバス6のケーブルで接続したときに、IEEE1394規格において規定する手順により自動的に決定される。
図4に示されるように、1通信サイクル中における通信の形態は、ビデオ信号やオーディオ信号などの情報信号をアイソクロナス(Isochronous)に伝送するアイソクロナス通信と、接続制御コマンド等の制御信号をアシンクロナス(Asynchronous(非同期))に伝送するアシンクロナス通信の2種類である。そして、IsochronousパケットがAsynchronousパケットより先に伝送される。Isochronousパケットそれぞれに、チャンネル番号CH1,CH2,CH3,…,CHnを付けることにより、複数のIsochronousデータを区別することができる。Isochronousパケットの送信が終了した後、次のサイクルスタートパケットまでの期間がAsynchronousパケット(パケットP(A),P(B)及びアクノレッジパケットak)の伝送に使用される。
DVストリーム取り込みシステム100においては、IEEE1394シリアルバス6を介して、デジタル記録再生装置1からDVカム4をコントロールする構成としたことにより、以下のことが可能になる。まず、1394シリアルバス6は双方向バスであるので、デジタル記録再生装置1のユーザは、DVカム4、及び、1394シリアルバス6に接続された他の1394対応機器の状態を知ることができる。また、1394シリアルバス6上を映像データ及び音声データが流れるので、デジタル記録再生装置1内にDVカム4のデータを蓄積することができる。逆に、デジタル記録再生装置1に蓄積している映像データ及び音声データを、DVカム4においてDVテープにコピーすることもできる。さらに、デジタル記録再生装置1は、1394対応機器の1394シリアルバス(ケーブル)の抜き差しの状態を知ることができる。
また、DVストリーム取り込みシステム100において、ランダムアクセス可能なデジタル記録再生装置1は、システムコントローラとして機能できる。DVストリーム取り込みシステム100において、デジタル記録再生装置1がDVカム4のコントローラとして機能する場合には、DV取り込み録画ボタン21を押下すると、図3に示すような接続機器一覧30とダビングリスト(DVストリーム取り込み情報)31を含むGUIを、例えば、デジタル記録再生装置1の表示部36又はモニタTV5に表示する。
DVストリーム取り込みシステム100において、デジタル記録再生装置1は、GUI画面30,31をデジタル記録再生装置1の表示部36又はモニタTV5に表示させて、DVカム4を以下のように制御する。
デジタル記録再生装置1は、DV録画ボタン21が押下されると、1394シリアルバス6に接続されているDVカム4をトポロジー情報として登録する。DVストリーム取り込み情報の1つであるDVカム4の製造会社名及び機種名等は、DV対応機器のConfig.ROM(コンフィギュレーションロム)空間から読み出されて、モニタTV5に接続機器の表示がされる。また、DVテープの有無、カセットメモリの有無、カセットメモリが搭載されている場合は、そこから読み取ることができたテープの記録時間も同時に表示される。なお、接続機器の詳細は図示していない。同様にして、デジタル記録再生装置1は、1394シリアルバス6に接続されている他の1394機器を認識する。
デジタル記録再生装置1は、DV機器であるDVカム4が接続されると、図5のフローチャートに示す手順に従って動作する。図5に示すフローチャートを用いて、デジタル記録再生装置1が、1394シリアルバス6によるDVカム4のDVデータのダビングリストを作成して表示し、ユーザ操作によってダビングリストにマーク付けをし、デジタル記録再生装置1が、マーク付きのコンテンツをデジタル記録再生装置1のランダムアクセス可能な記録媒体にデジタル記録する動作を説明する。
図5において、ステップS1〜S3は、1394シリアルバス6を介して接続されたDV機器の出力プラグの論理的チャンネルへの仮想的接続手段による処理である。ステップS3で1394シリアルバスを介して接続された種々の機器の中からDVテープ機器としてDVカムを検出する。
ステップS4〜S16は、DVカム4が使用可能かどうかの状況把握手段による処理と、DVテープ内の情報信号をデジタル記録再生装置1のランダムアクセス可能な記録媒体に記録する手段による処理と、記録方式の設定手段による処理と、情報信号の記録開始手段による処理と、記録停止手段による処理を示している。以下、各処理ステップの動作を説明する。
ステップS1において、DVカム4又はディスクレコーダを1394シリアルバス6に接続すると、デジタル記録再生装置1は、1394シリアルバス6に接続されている機器の問い合わせを開始する。
次のステップS2において、デジタル記録再生装置1は、1394シリアルバス6のネットワーク内の、論理的なチャンネルXと帯域Y(X,Yは整数)のネットワークリソースを、IRM(Isochronous Resource Manager)から取得する。IRMとは、これらチャンネルや帯域などのリソースを管理する能力のあるネットワーク上で動作する機器のことである。また、チャンネルは、1台の送信機器から1台以上の受信機器へMPEG−TSパケットなどのIsochronousデータを流す論理的な道(path)を示し、CSR(コントロール・ステータス・レジスタ)アドレス空間のCHANNELS_AVAILABLEレジスタ(ネットワーク上のチャンネルの使用状況が記述されているレジスタ)を設定することによって取得できる。また、帯域は、伝送速度に比例したIsochronous通信の帯域量のことを示し、BANDWIDTH_AVAILABLEレジスタ(ネットワーク上に残っている帯域量が記述されているレジスタ)を書き換えることによって取得できる。
次のステップS3において、デジタル記録再生装置1は、DVカム4の検索を行う。DVカム4は、ブロードキャストコネクション(通信相手のプラグを指定しないコネクション)のプラグを持ち、DVカム4は、カメラサブユニットと、テープレコーダ/プレーヤサブユニットとを持つ。このことから、DVカム4の検索は、1394シリアルバスのASYNCコマンドを使ってoPCR(Output Plug Control Register)の読み取りを行い、1394コネクションの1つであるブロードキャストコネクションのプラグを持つ機器を検索することにより実行される。
検索方法は、1394シリアルバスのASYNCコマンドのAV/C(Audio Video Control)コマンドのやり取りで行われる。AV/Cコマンドは、IEEE1394方式で接続された機器をリモート制御するために規定されたコマンドである。このコマンドには、コントロールコマンド、さらにステータスコマンドなどアプリケーションから接続機器を管理するために利用しやすいコマンドがある。
また、DVCR(デジタル・ビデオ・カセット・レコーダ)の規格からテープ上のビデオ及びオーディオ信号のデータは80バイトのDIFブロック(DIGITAL INTERFACE block)の並びとして伝送することになっており、走査線525本60フィールドで10DIFとなり、これを1ビデオフレームとしている。Isochronous通信においては、125μs毎に1パケット伝送するので、1パケットあたりのDIFブロックサイズを計算することによりシグナルモードを認識できる。デジタル記録再生装置1が、AV/Cコマンドを発行し、検索Subunit INFO(サブユニットイン・フォメーション)でテープとカメラの両ユニットを持っているというレスポンスを受信することと、Output Signal Mode(アウトプット・シグナル・モード)でSD(Standard Definition)−NTSC525であるとCPU回路25にレスポンスを返すことにより、1394接続された機器の中からDV機器を検索する。
次のステップS4において、ステップS3で検索したDVカム4に対してデジタル記録再生装置1から1394コネクションの1つであるPoint−to−Pointコネクションを行う。このPoint−to−Pointコネクションは、1394シリアルバスのASYNCコマンドを使ってコントローラとなるデジタル記録再生装置1がDVカム4のストリームを取り込む時に機器間の接続を確保するために行う。
ステップS4において、自己機器の入力プラグ(iPCR)を確保したチャンネルXは、ブロードキャストチャンネルである63chに接続する。この処理により、記録対象機器であるDVカムの出力プラグと自己機器であるデジタル記録再生装置1の入力プラグがチャンネル(63ch)に接続され、記録対象機器からのDVパケットを受信する準備が完了する。
次のステップS5において、デジタル記録再生装置1は、DVカム4のノードユニークIDの問い合わせを行う。このノードユニークIDの問い合わせは、1394シリアルバスのASYNCコマンドを使ってConfig.ROMの読み取りによって行われる。
ステップS5において、デジタル記録再生装置1は、トポロジー情報(GUIDだけでなく、同時に機器の形式、機器名等)を獲得し、獲得したトポロジー情報をモニタ表示し、ユーザが選択したターゲットDV機器を検出する。この情報は、ダビングリスト(DV取り込み情報)31のDVカム4の製造会社名、機種名の表示情報であり、ノードユニーク番号から読み取り表示する。同様にして、デジタル記録再生装置1は、1394バス6に接続されたDVカム以外の機器全てを接続機器一覧(図3)として表示し(ステップS6)、後段のステップS8,S13でも使用する。デジタル記録再生装置1は、ダビング先の機器選択のダビング機器一覧として図3のダビングリスト表示に使用する。
次のステップS7では、デジタル記録再生装置1は、DVカム4の状態(例えば、再生モードか撮影モードか)を確認する。DVカム4が再生モード、又は、DVテープ巻き戻し中であれば、次のステップ8に進む。それ以外であれば、デジタル記録再生装置1は、警告ダイアログを表示してユーザに知らせ、DV取り込みボタン押下の前の状態まで戻る。
次のステップS8では、デジタル記録再生装置1は、接続機器一覧(図3)でダビング先のドロップダウン表示から選択されたダビング先であるディスクレコーダ機器のHDD又はDVD駆動装置が作動中か否か、DVストリーム取り込みのための記録が可能な状態かどうかを確認する。ディスクレコーダ機器の状態遷移は、後述する図13に示す。
次のステップS9では、デジタル記録再生装置1は、録画モードの設定を自動的に、例えば、SPモード(標準画質モード)に設定し、タイムコード不連続部の検出を行う。タイムコードはパケットヘッダテーブルに規定されており、DVストリームヘッダ内に格納され、伝送されてくる。
デジタル記録再生装置1は、伝送されたパケットヘッダテーブル内のタイムコードをチェックして、不連続部を検出する。デジタル記録再生装置1は、検出された不連続タイムコードに対応するVAUX(Video Auxiliary information)内のRec Date(記録日)及びRec Time(記録時間)(Rec Date及びRec Timeをまとめて、「DV記録日時」とも言う。)と、この時のテープカウンタ値を検索(ステップS10)し、表示する(ステップS11)。ここで、デジタル記録再生装置1は、既に入力済みのタイトルがあればこれも検出し、表示する。次のステップS12で、デジタル記録再生装置1は、前記DV記録日時とテープカウンタ値とダビング先のIDをEEPROM27に一時記憶させ、ダビングリストを表示する。ステップS13で決定ボタンを押されたことを受けて、次のステップS14に進む。
デジタル記録再生装置1は、これを元に再生リストを作製し、図2に示される記録媒体のコントローラメモリ10a又は13aに記録させ、ユーザ指定の記録媒体HDD11又はDVD12の所定の場所に伝送し、ユーザライブラリ用として記録しておいてもよい。
ステップS14では、1394シリアルバス6を介して入力されたDVパケットのデジタル記録を開始する。確実にDVストリーム取り込みを行うために、DVの信号検出とランダムアクセス可能な記録媒体のへの録画開始を同期させる。
ステップS15においてDVテープにデータ記録がない無記録を連続して1分以上検出したとき、又は、DVテープの終端を検出したとき、DVカム4は、コントローラであるデジタル記録再生装置1に対して1394シリアルバスを介してコマンドを送信し、ステップS16において記録を停止する。
ステップS16では、デジタル記録再生装置1は、1394シリアルバス6を介して入力されたDVテープ終了を検出する。AV/C Transport_status(AV/Cトランスポートステータス)の検出、又は、デコード中におけるフラグ検出を、CPU17又は1394制御をつかさどる1394Link8が検知し、DV機器の再生を停止させるコマンドを送信する。また、デジタル記録再生装置1内の図2に示されるストリーム変換切替部14、コントローラ10,13を介してランダムアクセス可能な記録可能な記録媒体への記録を停止させる。
次に、CPU17からの指令によって、ストリーム変換切替部14にDV記録を停止させ、EEPROM27のDVダビングリスト(図3)を呼び出させる。ユーザ指示で、ダビング先が、他のデジタル機器のHDD及び/又はDVDであるとき、このリストに基づき、各媒体のコントローラ10,13にDVデータを1394バスを介して伝送する。伝送されたDVデータはコントローラ内のメモリに一時記録され、何をどこに記録したかデジタル記録再生装置1のEEPROM27の表記に対応させて、選択したランダムアクセス可能な記録媒体に記録する。
図6は、タイムコードの不連続部の検出ステップと、検出された不連続タイムコードに対応するDV記録日時と、テープカウンタ値の検索とこれらを表示し、かつ、タイムコードの不連続部を検出して、DVダビングリストを表示し、ダビング先を入力する動作を示すフローチャートである。
図6において、制御部25(図2)は、ステップS901で、DV録画ボタン21(図2)が押下されたのを認識し、ステップS902でDVテープを先頭まで巻き戻してから、記録開始のステップにはいる。ステップS903において、制御部25は、該通信制御バスを介して送られてくるDV信号を検出する。
ステップS903で、制御部25は、該通信制御バスを介して送られてくるDVテープ情報の1つであるDVパケットヘッダ内のタイムコードをチェックする。
ステップS904で、制御部25は、上記タイムコードの不連続点を検出し、不連続点が2秒間以上あれば、ステップS905に進み、上記検出タイムコードに対応したDV記録日時、テープカウンタ値をキャプチャーし、EEPROM27内に記録して表示する(ステップS906)。既に、タイムコードと関連付けて既に入力された文字データが入力されている場合は、これをタイトルに表示する。不連続点が2秒以内であれば、ステップS903に戻り、次のDVパケットヘッダを取り出し、タイムコードの不連続点をチェックする。ステップS907において、無記録部が60秒間以上あれば停止のステップに進み、無記録部が60秒以内であればステップS903に戻る。
図7は、図5のステップS3の詳細フローを示すDVカム判別シーケンスである。判別は、2つのAV/Cコマンド(AV/C GeneralのSubunit InfoコマンドとOutput Signal Mode Statusコマンド)の応答値によって行われる。まず、AV/C GeneralのSubunit Infoコマンドを対象の機器に対して発行する(ステップS301)。その相手機器からのレスポンスデータのうちレスポンスコード(Response Code)がアクセプト(Accept)、かつレスポンスがテープレコーダ/プレーヤサブユニット(Tape Recorder/Player Subunit)とカメラサブユニット(Camera Subunit)を持っているかどうかを判断し(ステップS302)、合致しなければDVカム機能を有していないので、上位へDVカムではないという情報を返す(ステップS306)。合致すれば、AV/Cテープレコーダ/プレーヤサブユニットの出力信号モードステータス(Output Signal Mode Status)コマンドを対象の機器に対して発行し(ステップS303)。ステップS303では、発行したコマンドの相手機器からのレスポンスデータのうち、レスポンスコードがAccept、かつレスポンスがSD525−60であれば、上位へDVカム機能を有することを通知し(ステップS305)、そうでない場合はDVカムではないということを通知する(ステップS306)。次にディスクレコーダの判別をディスクサブユニット(Disk Subunit)のレスポンスで実行する(ステップS307〜S309)。
以上に説明したように、実施の形態1に係るストリーム取り込みシステム(又は、このシステムにおいて実行されるストリーム取り込み方法、又は、この方法を実施するストリーム取り込み制御装置)によれば、同一DVテープ内の異なるタイトルのコンテンツを一括して指定することによって、同一DVテープ内の複数のコンテンツを、タイトルごとに、異なるDV機器にダビングできるという効果がある。
また、本発明によれば、タイムコードの不連続点を検索し、それに対応したDV記録日時及びタイトルを表示できるので、DV記録日時やタイトルを確認しながら必要なコンテンツをDV機器の記録媒体に取り込みできるので、DV機器上で、編集されたポイント及びDVパケット抜けが起きたポイントも容易に検出できるという効果もある。
実施の形態2.
図8は、外部接続されたモニタTV5に表示された接続機器一覧とダビングリストを示す図である。図8の接続機器一覧とダビング先の一覧は、1394接続されプラグ管理された機器を一覧にして表示したものである。1394接続された機器は、GUID、機器の形式、ノードID、機器名等のトポロジー情報をデジタル記録再生機器1に送信する。デジタル記録再生機器1は、トポロジー情報をモニタ表示し、ユーザはモニタ表示を確認しながらダビング先の機器を選択する。ダビング先の機器を選択すると、選択された機器のGUIDは、ダビングしたいコンテンツのタイトルのRec TimeとDVカウンタ値とに対応付けられ、EEPROM27に記憶される。
ユーザは、図8のDVストリーム取り込み画面30のDVストリームキャプチャー情報である、ダビングリスト32を見ながら、ユーザインターフェース20のカーソル移動ボタン37を用いて、DV映像データのジャンルの位置にカーソル移動させる。そして、タイトル別のジャンル欄にカーソル移動させ、カーソル移動ボタン37の中央に位置する決定ボタンを押す操作をすると、ダビング先一覧と残量が表示されユーザはそれらを確認しながら、コンテンツをジャンル別に分ける。
各ランダムアクセス可能な記録媒体の残量は、記録媒体が収められている記録再生装置にAV/Cコマンドによりディスクサブユニット管理部で記録媒体の記録済みの記録時間を合計し、記録可能な全容量から記録済み容量を差し引き、記録可能な残量を応答する。この残量を記録媒体毎に時間換算し表示する。
ダビングリスト32表示からコンテンツを選択し、ダビング先の機器を選択して決定ボタンを押す操作をすると、ダビングを開始してよいか否かの表示(図9)がなされる。ここで、OKを選択して決定ボタンを押す操作をするとダビングを開始する。
DVテープにデータ記録がない無記録部の検出は、図10で示したシーケンスで検出する。ステップ501において、DVストリームを後段に伝送するに適したフォーマット、例えば、Rec656にデコードしているかどうかを示すフラグやレジスタ値を検出し、デコード中か否かを判断する(ステップS501)。このステップでデコード中と判断した場合は、ステップ502へ進み、そうでなければステップ506へ進む。ステップ502はAV/CコマンドのConnect AVコマンドに対する、DVカムのレスポンス値によって、現在DVカムの状態が撮影モードか再生モードかを判断する(ステップS502)。DVカムが撮影モードである場合、有記録部と判断し(ステップS503)、無記録用のカウンタをリセットする(ステップS504)。ステップ505は、デコードはしているが、DVカムが再生モードの時に実行される。タイムコードはパケットヘッダテーブルに規定されており、DVストリームヘッダ内に格納され、伝送されてくる。タイムコードが無効の時は、時刻の「時」と「フレームの値」が、16進数表記で‘0xFF’か‘0x3F’になり、時刻の「分」及び「秒」が‘0xFF’又は‘0x7F’となる。この値を参照することにより、無効か否かを判断する(ステップS505)。タイムコードが無効であれば、処理はステップ506へ進み、無効でなければ、処理はステップ503へ進む。ステップ506では獲得したヘッダ内のタイムコードが無効の場合、無記録用のタイムカウンタをインクリメントする(ステップS506)。ステップ507では、無記録用のタイムカウンタをインクリメントした、カウンタ値が、指定した時間に達したか否かを判断する(ステップS507)。未到達であればステップ501へ戻り、到達していれば、無記録部検出の通知を行い(ステップS508)、図5のステップS15の無記録部の検出を終えステップS16に進む。
DVテープの始端及び/又は終端を検出するには、テープの状態を示すAV/Cコマンドであるトランスポートステータスに対するレスポンスによって判断し、図5のステップS15のテープの終端の検出を終えステップS16に進み記録停止を行い、外部接続されているモニタTV5に図8のリストを表示する(ステップS16)。
以上に説明したように、実施の形態2に係るストリーム取り込みシステム(又は、このシステムにおいて実行されるストリーム取り込み方法、又は、この方法を実施するストリーム取り込み制御装置)によれば、同一DVテープ内の異なるジャンルのコンテンツを一括して指定することによって、同一DVテープ内の複数のコンテンツを、ジャンルごとに、異なるDV機器にダビングできるという効果がある。
なお、実施の形態2においては、DV録画ボタン21は、デジタル記録再生装置1の本体に装備されていてもよく、また、図示していないが、デジタル記録再生装置1のリモートコントローラに装備されていてもよい。
また、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係るデジタル記録再生装置1のDV取り込みのための動作は、図5のフローチャートに示すものである。また、図11は、実施の形態3に係るデジタル記録再生装置1のDVストリーム取り込み中に並列して行われる動作を示すフローチャートである。実施の形態3のシステム構成は、実施の形態1のものと同様であるので、実施の形態3の説明においては、図1、図2、図6、及び図10をも参照する。
図5において、ステップS1〜S7は、実施の形態1の場合と同じ動作である。ユーザが、図2のDV録画ボタン(DV取り込みボタン)21を押下すると、制御部25は、DV録画ボタン21が押下されたことを検出し、1394Link9でAV/Cコマンドを、1394PHY8及び1394I/F7を介して出力し、ターゲットのDV機器(例えば、図1のDVカム4)を制御する。図10のステップS505において、DV機器のストリームデータをデジタル記録再生装置1の記録媒体に取り込み中、中断を要求できるボタンの押下げを検知し、中断要求に対応して、中断の押された時点と同じDVテープのタイムコードの不連続点を検知し、それを無効の値と判断し、その範囲までを消去する。
また、図5のステップS7では、図5のステップS3で検索したDVカム4に対して、デジタル記録再生装置1からPoint−to−Pointコネクションで1394シリアルバスのASYNC(図4のアシンクロナス通信の期間)を使ってDVカム4が使用可能であるか否かの状態把握を行い、使用可能な状態である場合は、DVカム4は、使用可能のレスポンスを返し、それを受けて、デジタル記録再生装置1は、DVテープ巻き戻しコマンドをDVカム4に送信し、DVカム4のDVテープの巻き戻し制御を行う。
DVカム4は、巻き戻しが終了したことを示すコマンドを、1394シリアルバス6を介して送信し、デジタル記録再生装置1の1394Link9及びCPU17が、このコマンドを受信する。このコマンドを受信したデジタル記録再生装置1の記録開始と、DVカム4の再生開始とを同期させて、スタートコマンドを1394Link9が発信し、CPU17からストリーム変換切替部14で、選択されている記録媒体に同期させた記録開始を命令する。この制御により、DVストリーム取り込みの処理であるステップS8に進む。ステップS8〜S15の動作により、トランスポートステータスAV/Cコマンドでテープの走行状態を検知し、AV/Cタイムコードステータスコマンドによるタイムカウンタ取得により、テープの先頭と終端ポイントを検出し、DVのテープカウンタ値を読み取る。
図11には、1394コネクション接続完了から、先頭に記録されたDV記録日時の検出、ダビングリストの表示を行いダビング先の決定を終え、各ダビング先でのDV取り込みまでの動作が示されている。図11のステップS20で、上記実施の形態1及び2に係るデジタル記録再生装置1において、DVカム4を1394接続すると、1394シリアルバス6を介してDVカム4とのコネクション管理が行われる。このコネクション管理後は、1394シリアルバス6を介してDVパケット受信が可能となる1394コネクション接続が完了する(ステップS20)。その後、DV録画ボタンが押下された(ステップS21)ことをCPU17が検知し、有記録部を検知(ステップS22)すると、DVダビング状態になる。有記録部を検知まで、ステップS808のDVデコード開始待ちとなる。ステップS22では、DVカムが撮影モードである場合、有記録部と判断する。ステップS23で、AV/Cタイムコードステータスコマンドによりタイムコードを呼び出し、チェックを行い、タイムコードの不連続点を検索する。不連続点が2秒以内であれば、ステップS22に戻り、次のDVパケットヘッダを取り出し、ステップS99で、上記タイムコードの不連続点を検出し、タイムコードの不連続点をチェックする。
ステップS99で、上記タイムコードの不連続点を検出し、不連続点が2秒間以上あれば、ステップS24に進み、検出したタイムコードに対応したRec Date,Rec Time(DV記録日時)を検出し(ステップS24)、同様に、対応したテープカウンタ値の検出(ステップS25)、既に入力済みのタイトルの検出(ステップS26)を行い、これに対応したダビング先のダビング機器のGUIDを検出する(ステップS27)。ダビング先の機器の状態がダビング可能であることを確認(ステップS28)し、ステップS29において、ユーザが表示されたDV記録日時の取り込みを停止させる指示(例えば、停止ボタンの押下げ)を検知した時は、選択された録画日時のものは取り込み中でもステップS22に戻り、停止を選択されて途中まで記録したものはそこまでをキャンセルされ、次の有記録部を検出する。それ以外は、ステップS30のDV取り込み(ダビング)のステップに進む。
図12に示されるように、実施の形態3に係るデジタル記録再生装置1は、デジタル記録再生装置1からPoint−to−Pointコネクションで1394シリアルバスのASYNC(図4におけるアシンクロナス通信の期間)を使ってDVカム4が使用可能であるか否かの状態把握を行い(ステップS701)、DVカムがEject/Other(カセット取り出し・その他)ではない、再生モードであることを確認する(ステップS702)。ステップS702において、デジタル記録再生装置1が使用可能な状態である場合は、処理をステップS703に進め、DVカム4は、使用可能のレスポンスを返し、それを受けて、デジタル記録再生装置1は、DVテープ巻き戻しコマンドをDVカム4に送信し(ステップS703)、DVカム4のDVテープの巻き戻し制御を行う。
デジタル記録再生装置1は、ステップS704でDVカム4が巻き戻し(REWIND)状態になったことを確認する。DVカム4が巻き戻し状態にならなかった時は、処理はステップS713に進み、STOP(停止)状態が10秒続いたかどうか確認する。STOP状態が10秒続いた、又は、巻き戻しからSTOP状態になった(ステップS705)ならば、処理はステップS706に進み、再生一時停止コマンドを送信する。ステップS707において取り込み先の状態の確認(図5におけるステップS7)を行い、Accept(取り込み許可)ならば、処理はステップS708へ進み、Play Pause(再生一時停止)にする。有記録部からの出画のために5秒待機し(ステップS709)、その5秒間で再生してテープの有記録部を検知する(ステップS710)。デジタル記録再生装置1内のRAM19に現在の録画日時を記録させ、DVカムに再生コマンドを送信(ステップS711)し、DVストリーム取り込みを開始し、取り込み中となる(ステップS712)。
ステップS710において有記録部でないと判断されたとき、処理はステップS714に進み、図10のフローチャートに示す無記録部検出とするステップに入り、無記録部検出の通知をDVカム及びデジタル記録再生装置1のCPUに送り、取り込み一時停止状態(ステップS715)にする。その後、Play Pause(再生一時停止)状態となり、次の有記録部を検知する。検知したところから、DVストリーム取り込みを開始する。
ステップS701、S702、S707において判定が「いいえ」である時には、取り込み中止通知をDVカム及びデジタル記録再生装置1のCPU17に送り(ステップS716)、Idle(アイドル)状態(ステップS717)にし、DVカムもデジタル記録再生装置1も停止状態となり、ユーザの次のボタン操作を待つ。
図13は、図12のDV取り込みの状態遷移図である。ステップS801においては、DVカムとデジタル記録再生装置1が接続されていて、共に停止(接続状態アイドル)の状態にある。DV取り込みボタンが押下され、DVカムが再生モードの時、巻き戻しコマンド(ステップS703)がDVカムに送信され、DVカムは、ステップS802のDV取り込みREWIND(巻き戻し)待ち状態となる。ここで、DVカムがREWIND状態以外の状態になった場合は、処理は、ステップS801に戻る。ステップS802において、DVカムがREWIND状態になった場合は、処理は、ステップS803に進み、DVテープが先頭(DVテープの始点)まで巻き戻り、DVカムがSTOP状態になったのを確認(ステップS705)後、再生一時停止コマンドを送信する(ステップS706)。ステップS804において、DVカムは一時停止コマンドを受信し、再生一時停止(Play Pause)待ちの状態になる。出画のために5秒(DVカムが作動するために必要な時間)待ち、DVテープの先頭が有記録部の場合は、処理は、ステップS805へ進み、DVストリームを取り込み、ステップS806のDV取り込み状態となる。一方、ステップS804において、DVテープの先頭が無記録部の時及びキャプチャー中に15秒間(DVカムのカメラ映像取り込み開始ボタンが押された時のテープカウンタの値を保存点とし、実際に記録される遅延分を考慮した値)の無記録部を検知した時は、DVカムにPlay Pauseコマンドを送信し、ステップS807でDV取り込みを中断する。次の有記録部を検知したら、再度ステップS806のDV取り込み状態になる。それまで、ステップS808のDVデコード開始待ちとなる。
全体のフローを示す図5においてステップS15で無記録部が60秒間以上あれば記録停止のステップに進み、テープの終端を検出して記録停止のステップに進む。
また、デジタル記録再生装置1の記録開始とDV機器の再生開始とを同期させてスタートさせる技術は公知であり、例えば、PCT/JP2005/022058出願で説明されている。
以上に説明したように、実施の形態3に係るデジタル記録再生装置1によれば、テープの先頭を検出することによって、DVテープの先頭から同期して記録でき、DVの記録日時及び、DVのテープカウンタ値、ダビング先の記録媒体の残量を確認しながら記録媒体に取り込むことができるという効果がある。また、途中でダビングを中止したい時には、ダビング動作を停止させることができるという効果がある。
DV録画ボタンを押すだけで、無記録部簡単に検索でき、ユーザがほしい情報か否か判断しやすく、また、DVテープを先頭から終端までのタイムコードの不連続点、さらにRec Time、Rec Dateの不連続点を検出することにより、取り込み中にDV記録日時が確認でき必要なDVストリームを取り込めるという効果がある。
なお、実施の形態3において、上記以外の点は、上記実施の形態1又は2の場合と同じである。
本発明の実施の形態1乃至3に係るDVストリーム取り込みシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1乃至3に係るデジタル記録再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係るデジタル記録再生装置のDV録画ボタン押下時のGUI画面を示す図である。 実施の形態1乃至3において使用される、アイソクロナス通信とアシンクロナス通信を混在させた通信方式を説明するための図である。 実施の形態1に係るデジタル記録再生装置が所望のDV機器を検索しDVテープの終端や無記録部を検出してDVストリーム取り込みを行う動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るデジタル記録再生装置が所望のDV機器を検索してDVテープを先頭まで巻き戻した後にDVストリーム取り込みを行う動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るデジタル記録再生装置がDVカムの検出とディスクレコーダの検出を行う動作(図5のステップS3の動作)を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るデジタル記録再生装置へ取り込んだDVストリームの再生リストの一例を示す図である。 実施の形態2に係るデジタル記録再生装置が表示されるダビングリストであって、その上でダビング先の機器の選択及びダビングの開始を指示できるダビングリスの一例を示す図である。 実施の形態2に係るデジタル記録再生装置がDVテープの無記録部の検出を行う動作(図5のステップS15)を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るデジタル記録再生装置のDVストリーム取り込み中に並列して行われる動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るデジタル記録再生装置の動作(図5のステップS7の動作)を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るデジタル記録再生装置のDVストリーム取り込みの動作を示す状態遷移図である。 IEEE1394シリアルバスを用いた従来のDV取り込みシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 従来のデジタル記録再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 従来のデジタル記録再生装置の記録開始時の動作を示すフローチャートである。 従来のデジタル記録再生装置の記録開始時の動作を示すフローチャートである。 従来のデジタル記録再生装置の編集処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル記録再生装置、 2_a,2_b HDD(又はDVD)記録再生装置、 3 デジタルビデオデッキ(DVHS)、 4 DVカム、 5 モニタTV、 6 IEEE1394シリアルバス(1EEE1394ケーブル)、 7 IEEE1394I/F、 8 IEEE1394PHY、 9 IEEE1394Link、 10 HDDコントローラ、 10a HDD用バッファメモリ、 11 HDD、 12 DVD、 13 DVDコントローラ、 13a DVD用バッファメモリ、 14 ストリーム変換切替部、 15 映像音声復号部、 16 内部制御バス、 17 CPU、 18 ROM、 19 RAM、 20 ユーザインターフェース、 21 DV録画ボタン(DV取り込みボタン)、 25 制御部、 27 EEPROM、 30 DVストリーム取り込み画面、 31 DVストリームキャプチャー情報、 32 DVカウンタ、 33 表示制御回路、 34 GUI生成回路、 35 表示切替ボタン、 36 OSD表示部、 37 カーソル移動キー及び決定ボタン、 100 DVストリーム取り込みシステム。

Claims (12)

  1. DVテープを再生してストリームデータを出力するダビング元のデジタル映像機器と、
    前記ストリームデータをダビング先のランダムアクセス可能な記録媒体の記録フォーマットに変換して、前記記録媒体に記録するダビング先のデジタル映像機器と、
    AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器及び前記ダビング先のデジタル映像機器を制御するストリーム取り込み制御装置と、
    前記ダビング元のデジタル映像機器、前記ダビング先のデジタル映像機器、及び前記ストリーム取り込み制御装置の相互間で、制御信号と情報信号とを混在させた通信を実現する双方向通信手段と
    を有するストリーム取り込みシステムにおいて、
    前記ストリーム取り込み制御装置は、
    前記ダビング元のデジタル映像機器からのストリームデータのタイムコード不連続点を検出するタイムコード不連続点検出手段と、
    前記検出されたタイムコード不連続点に対応したタイトルを検出するタイトル検出手段と、
    前記タイムコード及び前記タイトルを記憶する記憶手段と、
    前記タイトル及び前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時を含むダビングリストを表示装置に表示させ、該ダビングリストのタイトルを選択する操作によって、ダビングされるストリームのタイトルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定するダビング先選択手段と
    を有することを特徴とするストリーム取り込みシステム。
  2. 前記ストリーム取り込み制御装置は、
    前記タイトルに対応したジャンルを検出するジャンル検出手段を有し、
    前記ダビング先選択手段は、前記タイトル、前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時、及びジャンルを含む前記ダビングリストを表示装置に表示させ、該ダビングリストのジャンルを選択する操作によって、ダビングされるストリームのジャンルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストリーム取り込みシステム。
  3. 前記ストリーム取り込み制御装置は、AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器から前記ダビング先のデジタル映像機器へのダビング動作を途中で停止させる手段を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のストリーム取り込みシステム。
  4. 前記ストリーム取り込み制御装置と前記ダビング先のデジタル映像機器とは、単一のデジタル映像記録再生装置であり、
    前記デジタル映像記録再生装置は、ハードディスクに情報を記録するハードディスク記録部とデジタル多用途ディスクに情報を記録する光ディスク記録部とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のストリーム取り込みシステム。
  5. 前記表示装置は、前記ストリーム取り込み制御装置に搭載された、又は、前記ストリーム取り込み制御装置若しくは前記双方向通信手段に接続されたモニタであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のストリーム取り込みシステム。
  6. DVテープを再生してストリームデータを出力するダビング元のデジタル映像機器と、
    前記ストリームデータをダビング先のランダムアクセス可能な記録媒体の記録フォーマットに変換して、前記記録媒体に記録するダビング先のデジタル映像機器と、
    AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器及び前記ダビング先のデジタル映像機器を制御するストリーム取り込み制御装置と、
    前記ダビング元のデジタル映像機器、前記ダビング先のデジタル映像機器、及び前記ストリーム取り込み制御装置の相互間で、制御信号と情報信号とを混在させた通信を実現する双方向通信手段と
    を有するストリーム取り込みシステムにおいて用いられる前記ストリーム取り込み制御装置であって、
    前記ダビング元のデジタル映像機器からのストリームデータのタイムコード不連続点を検出するタイムコード不連続点検出手段と、
    前記検出されたタイムコード不連続点に対応したタイトルを検出するタイトル検出手段と、
    前記タイムコード及び前記タイトルを記憶する記憶手段と、
    前記タイトル及び前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時を含むダビングリストを表示装置に表示させ、該ダビングリストのタイトルを選択する操作によって、ダビングされるストリームのタイトルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定するダビング先選択手段と
    を有することを特徴とするストリーム取り込み制御装置。
  7. 前記ストリーム取り込み制御装置は、
    前記タイトルに対応したジャンルを検出するジャンル検出手段を有し、
    前記ダビング先選択手段は、前記タイトル、前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時、及びジャンルを含む前記ダビングリストを表示装置に表示させ、該ダビングリストのジャンルを選択する操作によって、ダビングされるストリームのジャンルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のストリーム取り込み制御装置。
  8. 前記ストリーム取り込み制御装置は、AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器から前記ダビング先のデジタル映像機器へのダビング動作を途中で停止させる手段を有することを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載のストリーム取り込み制御装置。
  9. 前記ストリーム取り込み制御装置と前記ダビング先のデジタル映像機器とは、単一のデジタル映像記録再生装置であり、
    前記デジタル映像記録再生装置は、ハードディスクに情報を記録するハードディスク記録部とデジタル多用途ディスクに情報を記録する光ディスク記録部とを有する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のストリーム取り込み制御装置。
  10. DVテープを再生してストリームデータを出力するダビング元のデジタル映像機器と、
    前記ストリームデータをダビング先のランダムアクセス可能な記録媒体の記録フォーマットに変換して、前記記録媒体に記録するダビング先のデジタル映像機器と、
    AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器及び前記ダビング先のデジタル映像機器を制御するストリーム取り込み制御装置と、
    前記ダビング元のデジタル映像機器、前記ダビング先のデジタル映像機器、及び前記ストリーム取り込み制御装置の相互間で、制御信号と情報信号とを混在させた通信を実現する双方向通信手段と
    を有するシステムにおけるストリーム取り込み方法であって、
    前記ストリーム取り込み制御装置は、
    ダビング元のデジタル映像機器からのストリームデータのタイムコード不連続点を検出し、
    前記検出されたタイムコード不連続点に対応したタイトルを検出し、
    前記タイムコード及び前記タイトルを記憶手段に記憶させ、
    前記タイトル及び前記ストリームデータが前記DVテープに記録された日時を含むダビングリストを表示装置に表示させ、
    ユーザによるダビングリストのタイトルの選択操作に従って、ダビングされるストリームのタイトルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定する
    ことを特徴とするストリーム取り込み方法。
  11. 前記タイトルに対応したジャンルを検出し、
    前記ユーザによるダビングリストのジャンルの選択操作に従って、ダビングされるストリームのジャンルと、ダビング先のデジタル映像機器との対応を指定する
    ことを特徴とする請求項10に記載のストリーム取り込み方法。
  12. AV/Cコマンドを用いて、前記ダビング元のデジタル映像機器から前記ダビング先のデジタル映像機器へのダビング動作を途中で停止させることを特徴とする請求項10又は11のいずれかに記載のストリーム取り込み方法。
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