JP2007299113A - ヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】背景を単色とした被施術者の頭髪を含む顔画像を入力する顔画像入力手段1と、前記顔画像を解析して少なくとも根元部以外の頭髪の部分と頭髪の根元部と顔と唇とを認識する顔画像解析手段2と、頭髪の根元部と根元部以外の頭髪部分と顔および唇とで互いに着色方法を異ならせて、頭髪の根元部と根元部以外の頭髪部分と顔と唇との少なくとも一つを被施術者の指定に基づき着色する顔画像着色手段3と、を具えてなる、ヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステムである。
【選択図】図1
Description
1.前処理
2.背景抽出用マスクの作成(図4(a)参照)
3.髪全体抽出用一次マスクの作成(図4(b)参照)
4.肌抽出用一次マスクの作成(図4(c)参照)
5.唇抽出用マスクの作成(図4(d)参照)
6.肌抽出用一次マスクから唇抽出用マスクを減算して肌抽出用二次マスクを生成(図4(e)参照)
7.目抽出用マスクの作成(図5(a)参照)
8.髪全体抽出用一次マスクから目抽出用マスクを減算して髪全体抽出用マスクを生成(図5(b)参照)
9.肌抽出用二次マスクから目抽出用マスクを減算して肌抽出用マスクを生成(図6(a)参照)
10.髪全体抽出用マスクから毛先抽出用マスクと根元抽出用マスクとを作成(図6(b),図6(c)参照)
・領域における重心位置が領域の縦半分より上
・画素数が1300〜2000
・円形度が0.2〜0.4
なお円形度とは、どれだけ円に近いかをあらわすパラメータのことであり、領域が円の場合は最大で1.0となる。以下の式で求めることができる。
円形度=(4π×画素数)/(周囲長×周囲長)
これにより目抽出用マスクが完成する。
・予め容易されたカラーパレットから色を指定する。
・モデルの写真等のサンプル写真を画面上に表示し、その画像内からシミュレーションに使いたい色を指定する。例えば頭髪をポインティングデバイスで指定し色を指定する。
・複数の色を混合して新たな色を作成し、これを指定色とする。
・色の明暗を調整して新たな色を作成し、これを指定色とする。
A.頭髪の根元以外の部分における着色方法
B.頭髪の根元部分における着色方法
C.皮膚、唇に対する着色方法
頭髪に対するシミュレーションにおいて最も重要なことは、被施術者が写っている写真における髪としての質感を崩さず、かつ現実的なカラーのシミュレートを行うことである。本方法を適用した結果、例えば写真の光量が極端に低いにも関わらず、ユーザー指定色がはるかに明るい色を指定した場合、ユーザー指定色は写真上で不自然に見えない程度に明るさを抑えた色合いに調整される。
ユーザー指定色R=R+ dY−pY
ユーザー指定色G=G+ dY−pY
ユーザー指定色B=B+ dY−pY
ここで求めたユーザー指定色RGBを、1次変換RGBとする。
R=(オーバーレイR×(1−0.65))+(2次変換R×0.65)
G=(オーバーレイG×(1−0.65))+(2次変換G×0.65)
B=(オーバーレイB×(1−0.65))+(2次変換B×0.65)
ここで求められた結果を3次変換RGBとする。これが最終的なシミュレーション色になる。この3次変換RGB値を対象画像に対して再配置する。
頭髪の根元以外の処理方法と基本的に同様であるが、1次変換における処理方法が異なる。頭髪の根元以外の処理方法では、明度がある程度の暗さの場合はシミュレーション結果を黒に近づける前提で処理を行っていたが、頭髪の根元部分に対しては、元々暗いものをある程度まで明るく着色する必要がある。よって1次変換における補正値pYの求め方を変更し、より明るい色を出すことを目的とする。
ユーザー指定色R=R+ dY−pY
ユーザー指定色G=G+ dY−pY
ユーザー指定色B=B+ dY−pY
ここで求めたユーザー指定色RGBを、1次変換RGBとする。これ以降の処理は、頭髪の根元以外の処理方法と同様である。
皮膚および唇については、対象画像のピクセルのRGB値に対して、ユーザー指定色のRGB値をアルファブレンドすることにより、自然な着色を行う。一度のオペレーションにおけるブレンディング率は10〜20%とし、オペレーションを繰り返すことでメイクの重ね塗りを表現することもできる。この率にした理由は、1〜2回という手数の少ないオペレーションでシミュレートできることおよび、現実のメイクアップに則した色合いを表現できることからである。従って、このステップS4は顔画像着色部3に相当する。
2 顔画像解析部
3 顔画像着色部
Claims (6)
- 背景を単色とした被施術者の頭髪を含む顔画像を入力する顔画像入力手段と、
前記顔画像を解析して少なくとも根元部以外の頭髪の部分と頭髪の根元部と顔と唇とを認識する顔画像解析手段と、
頭髪の根元部と根元部以外の頭髪部分と顔および唇とで互いに着色方法を異ならせて、頭髪の根元部と根元部以外の頭髪部分と顔と唇との少なくとも一つを被施術者の指定に基づき着色する顔画像着色手段と、
を具えてなる、ヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム。 - 前記顔画像解析手段は、前記顔画像を白黒2値画像に変換して、その白黒2値画像を複数段階にマスク処理することにより、少なくとも根元部以外の頭髪の部分と頭髪の根元部と顔と唇とを認識することを特徴とする、請求項1記載のヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム。
- 前記顔画像着色手段は、根元部以外の頭髪の部分を着色する際に被施術者の指定色の明るさが前記顔画像の根元部以外の頭髪の部分の明るさより明るい場合はその明るさを抑えて着色し、頭髪の根元部を着色する際に被施術者の指定色の明るさが前記顔画像の根元部以外の頭髪の部分の明るさより明るい場合はその明るさを抑えるとともにその抑える程度を根元部以外の頭髪の部分におけるよりも少なくして着色する明るさ補正を行うことを特徴とする、請求項1または2記載のヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム。
- 前記顔画像着色手段は、根元部以外の頭髪の部分と頭髪の根元部とを着色する際に、前記明るさ補正後の画像に対し、HSV変換により鮮やかさ補正を行うことを特徴とする、請求項3記載のヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム。
- 前記顔画像着色手段は、根元部以外の頭髪の部分と頭髪の根元部とを着色する際に、前記鮮やかさ補正後の画像に対し、前記顔画像の明度に基づくオーバレイ合成とアルファブレンド合成とにより質感を増す補正を行うことを特徴とする、請求項4記載のヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム。
- 前記顔画像着色手段は、顔と唇との少なくとも一つを着色する際に、アルファブレンド合成により自然さを増す補正を行うことを特徴とする、請求項1から5までの何れか記載のヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム。
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JP2006125083A JP2007299113A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | ヘアカラー・メイクアップシミュレーションシステム |
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-
2006
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