JP2007298979A - カラー高解像度スキャニングディスプレイシステム - Google Patents

カラー高解像度スキャニングディスプレイシステム Download PDF

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Abstract

【課題】好適なカラー高解像度スキャニンディスプレイシステムを提供する。
【解決手段】空間光モジュレータ210および光投影システム250を含む。空間光モジュレータ210は、横方向215に沿って1つ以上の行に分配される複数の傾斜可能なマイクロミラー220を含む。一般的に、空間光モジュレータ210は、少数の行(例えば、10行より少ない)の傾斜可能なマイクロミラー220を含む。
【選択図】図2a

Description

(発明の分野)
本発明は、空間光モジュレータに関する。
(本発明の背景)
(背景)
マイクロミラーアレイは、空間光モジュレータ(SLM)のタイプであり、これは、その各々が軸に対して傾斜し得るミラープレートを含むセルのアレイとさらに、マイクロミラーを傾斜させ得る静電力を生成する回路構成網とを含む。デジタルモードの動作においては、例えば、ミラープレートは2つの位置で停止するように傾けられ得る。「オン」位置においては、マイクロミラーは、表示面に向けて入力光を反射することにより画像表示に画像ピクセルを形成する。「オフ」位置においては、マイクロミラーは、入力光を画像表示から離れた方向に向ける。
図1は、2次元(2D)のマイクロミラーアレイをインプリメントする従来のディスプレイデバイス100の概略的な図である。ディスプレイデバイス100は、支持プレート115の上に取り付けられた空間光モジュレータ110、および光源システム130を含む。空間光モジュレータ110は、電子制御の下で、異なる方向に傾斜する2Dアレイのマイクロミラーを含む。光源システム130は、アークランプ131、集光レンズ132、折り返しミラー133、UV/IRフィルタ134、固体ライトパイプ135、モータ137に取り付けられたカラーホイール136、折り返しミラー138、および中継レンズ139を含む。アークランプ131から放たれた光は、放物面鏡によって反射されて平行光線120を生成する。平行光線120は、集光レンズ132によって方向付けられ、折り返しミラー133によって反射される。平行光線120は、UV/IRフィルタ134、固体ライトパイプ135を通過し、次に回転するカラーホイール136を通過する。カラーホイールは、平行光線120を交互にフィルタリングすることにより、異なる色が付いた光線121を生成し得、赤、緑、および青のフィルタのセグメントを含む。色が付いた光線121は、折り返しミラー138によって反射され、そして中継レンズ139を通過して、空間光モジュレータ110のマイクロミラーを照射する。
光モジュレータ110の2Dマイクロミラーアレイにおける各マイクロミラーは、「オン」位置および「オフ」位置に傾斜し得る。「オン」位置でミラーによって反射されたカラー光線140は、ディスプレイ面に向けられることにより、2次元画像を形成する。「オフ」位置でミラーによって反射されたカラー光線150は、光アブソーバによって吸収される。表示画像の中の各画像ピクセルは、2次元のミラーアレイにおける固有のマイクロアレイによって生成され、すなわち、1つの表示された画像ピクセルは、1つのマイクロミラーと関連付けられる。従って、2Dマイクロアレイにおけるマイクロアレイの行の数および列の数は、それぞれ、表示画像における水平および鉛直の画像ラインの数とそれぞれ同じである。
(発明の概要)
(項目1)
1行以上の傾斜可能なマイクロミラーを有する空間光モジュレータであって、各マイクロミラーは、「オン」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オン」方向に反射し、「オフ」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オフ」方向に反射するように構成されている、空間光モジュレータと、
光投影システムであって、該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光を投影することにより、表示画像に第1の方向に沿う1つ以上の第1のラインの画像ピクセルを生成し、該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光の方向を変化させることにより、該表示画像に1つ以上の第2のラインの画像ピクセルを生成するように構成されていて、該1つ以上の第2のラインの画像ピクセルは、該1つ以上の第1のラインの画像ピクセルと実質的に平行である、光投影システムと、
入射光を生成する少なくとも1つの光源と
を備え、
該表示画像は、カラー表示画像であり、異なる色の画像ピクセルを順次生成することによって形成される、ディスプレイシステム。
(項目2)
上記少なくとも1つの光源は、複数の光源を含み、各光源は色が付いた光を放ち、該光源のうちの少なくとも2つは、互いに異なる色が付いた光を生成する、項目1に記載のディスプレイシステム。
(項目3)
上記光源のうちの上記少なくとも1つの光源の第1の光源からの上記色が付いた光は、上記空間光モジュレータに到達する前に、第1の光線スプリッタを通過する、項目2に記載のディスプレイシステム。
(項目4)
上記少なくとも2つの光源の第2の光源からの色が付いた光は、上記空間光モジュレータに到達する前に、上記第1の光線スプリッタによって反射される、項目3に記載のディスプレイシステム。
(項目5)
上記第1の光線スプリッタからの光は、第2の光線スプリッタに向けて方向付けられ、第3の光源からの色が付いた光もまた、該第2の光線スプリッタに向けて方向付けられる、項目4に記載のディスプレイシステム。
(項目6)
上記第2の光線スプリッタからの光は、上記空間光モジュレータに向けて方向付けられる、項目5に記載のディスプレイシステム。
(項目7)
上記少なくとも1つの光源は、白色光源であり、上記光投影システムに到達する前に、該白色光源からの光は、カラーフィルタを通過する、項目1に記載のディスプレイシステム。
(項目8)
1行以上の傾斜可能なマイクロミラーを有する空間光モジュレータであって、各マイクロミラーは、「オン」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オン」方向に反射し、「オフ」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オフ」方向に反射するように構成されている、空間光モジュレータと、
該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光を投影することにより、表示画像に第1の方向に沿う1つ以上の第1のラインの画像ピクセルを生成し、該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光の方向を変化させることにより、該表示画像に1つ以上の第2のラインの画像ピクセルを生成するように構成されていて、該1つ以上の第2のラインの画像ピクセルは、該1つ以上の第1のラインの画像ピクセルと実質的に平行である、光投影システムと、
3つの光源であって、互いに異なる色が付いた光を各々が放ち入射光を生成する3つの光源と
を備え、
該表示画像は、カラー表示画像であり、異なる色の画像ピクセルを同時に生成することによって形成される、ディスプレイシステム。
(項目9)
光線デバイダまたはXキューブをさらに備え、該光線デバイダまたは該Xキューブは、上記3つの光源のうちの少なくとも1つの光源によって放たれた光の向きを変えるように、および該3つの光源からの色が付いた光を組み合わせるように構成されている、項目8に記載のディスプレイシステム。
(項目10)
上記3つの光源の各々は、対応する空間光モジュレータに向けて光を放ち、該3つの光源からの光は、上記光線デバイダまたは上記Xキューブに到達する前に、該対応する空間光モジュレータに方向付けられる、項目9に記載のディスプレイシステム。
(項目11)
上記3つの光源からの色が付いた光は、上記空間光モジュレータに同時に到達する、項目8に記載のディスプレイシステム。
(項目12)
上記3つの光源は、赤色光源、青色光源、および緑色光源を含む、項目8に記載のディスプレイシステム。
(項目13)
少なくとも1つの光源からの光の波長のサブセットは、反射された入射光が、上記光投影システムに到達する前に、分割される、項目8に記載のディスプレイシステム。
(項目14)
光線デバイダをさらに備え、該光線デバイダは、光を空間光モジュレータに向けて方向を変化させる、項目8に記載のディスプレイシステム。
(項目15)
光線デバイダをさらに備え、該光線デバイダは、光を上記光投影システムに向けて方向を変化させる、項目8に記載のディスプレイシステム。
(項目16)
上記3つの光源の各々について対応する空間光モジュレータをさらに備え、色が付いた光は、該対応する空間光モジュレータによって上記光線デバイダに向けて反射される、項目15に記載のディスプレイシステム。
(項目17)
移送メカニズムであって、上記投影デバイスを回転させることにより、上記マイクロミラーによって上記「オン」方向に反射された光の方向を複数の方向に変化させ、その結果として、複数の組の1つ以上の第2のラインの画像ピクセルが、上記1つ以上の第1のラインの画像ピクセルと実質的に平行に形成されるように構成されている、移送メカニズム
をさらに備える、項目8に記載のディスプレイシステム。
(項目18)
各マイクロミラーは、上記1行以上の傾斜可能なマイクロミラーの行方向と実質的に垂直な軸に対し、静電力によって傾けられるように構成されている、項目8に記載のディスプレイシステム。
(概要)
一般的な局面においては、本発明は、ディスプレイシステムに関し、空間光モジュレータは、1行以上の傾斜可能なマイクロアレイを有し、マイクロアレイの各々は、「オン」位置に選択的に傾けられることによって入射光を「オン」方向に反射し、「オフ」位置に選択的に傾けられることによって入射光を「オフ」方向に反射するように構成され、光投影システムは、マイクロミラーによって反射された光を「オン」方向に投影することによって、表示画像に第1の方向に沿う1つ以上の第1のラインの画像ピクセルを生成し、マイクロミラーによって反射された光の方向を「オン」方向に変化させることによって、表示画像に1つ以上の第2のラインの画像ピクセル生成するように構成され、少なくとも1つの光源が、入射光を生成する。表示画像は、カラー表示画像であって、異なるカラーの画像ピクセルを順次生成することによって形成される。
デバイスのインプリメンテーションは、以下の1つ以上を含み得る。光源は、複数の光源を含み得、各光源は、色が付いた光を放ち、少なくとも2つの光源は、互いに異なる色が付いた光を生成する。第1の少なくとも1つの光源からの色が付いた光は、空間光モジュレータに到達する前に第1の光線スプリッタを通過し得る。第2の少なくとも2つの光源からの色が付いた光は、空間光モジュレータに到達する前に第1の光線スプリッタによって反射され得る。第1の光線スプリッタからの光は、第2の光線スプリッタに向けて方向付けられ得、第3の光源からの色が付いた光も、第2の光線スプリッタに方向付けられ得る。第2の光線スプリッタからの光は、空間光モジュレータに方向付けられ得る。光源は、白色光源であり得、光投影システムに到達する前に、白色光源からの光は、カラーフィルタを通過し得る。
別の一般的な局面においては、本発明はディスプレイシステムに関し、該システムは、1行以上の傾斜可能なマイクロミラーを有する空間光モジュレータであって、各ミラーは、「オン」位置に選択的に傾けられることによって入射光を「オン」方向に反射することにより、表示画像に第1の方向に沿う1つ以上の第1のラインの画像ピクセルを生成し、マイクロミラーによって「オン」方向に反射された光の方向を変化させることによって、表示画像に1つ以上の第2のラインの画像ピクセルを生成するように構成され、1つ以上の第2のラインの画像ピクセルは、1つ以上の第1の画像ピクセルと実質的に平行である、空間光モジュレータと、入射光を生成するために、互いに異なる色が付いた光を放つ3つの光源とを含む。表示画像は、カラー表示画像であって、異なる色の画像ピクセルを同時に生成することによって形成される。
デバイスのインプリメンテーションは、以下の1つ以上を含み得る。デバイスは、光線デバイダまたは、Xキューブを有し得、光線デバイダまたはXキューブは、3つの光源のうちの少なくとも1つで放たれた光の方向を変化させ、3つの光源からの色が付いた光を組み合わせるように構成される。3つの光源の各々は、対応する空間光モジュレータに向けて放たれ得、3つの光源からの光は、光線デバイダまたはXキューブに到達する前に対応する空間光モジュレータに向けられ得る。3つの光源からの色が付いた光は、空間光モジュレータに同時に到達し得る。3つの光源は、赤色光源、青色光源、および緑色光源を含み得る。少なくとも1つの光源からの光の波長のサブセットは、反射された入射光が光投影システムに到達する前に、分割され得る。デバイスは、光線デバイダを有し得、光線デバイダは、光を空間光に向けて向きを変更するか、または光を光投影システムに向けて向きを変更させる。デバイスは、3つの光源の各々について対応する空間光モジュレータを有し得、色が付いた光は、対応する空間光モジュレータによって光線デバイダに向けて反射される。デバイスは、移送メカニズムを有し得、該移送メカニズムは、投影デバイスを回転させることによって、マイクロミラーによって「オン」方向に反射された光の向きを複数の方向に変更するように構成され、その結果として、複数の組の1つ以上の第2のラインの画像ピクセルが、1つ以上の第1のラインの画像ピクセルと実質的に平行に形成される。各マイクロミラーは、1行以上の傾斜可能なマイクロミラーの行方向に実質的に垂直な軸に対して静電力によって傾けられるように構成され得る。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細が、添付図面および以下の記述で述べられる。本発明の他の特徴、目的、および利点は、記述および図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかとなる。
ディスプレイシステムは、1行以上の傾斜可能なマイクロミラーであって、該マイクロミラーの各々は、「オン」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オン」方向に反射し、「オフ」位置に選択的に傾けられることにより入射光を「オフ」方向に反射するように構成されているマイクロミラーと、該「オン」方向の該マイクロミラーによって反射された光を投影することにより、表示画像に第1の方向に沿う1つ以上の第1ラインの画像ピクセルを生成し、該「オン」方向の該マイクロミラーによって反射された光の方向を変化させることにより、該表示画像に1つ以上の第2ラインの画像ピクセルを生成するように構成された光投影システムと、入射光を生成する光源を含む。該1つ以上の第2ラインの画像ピクセルは、該1つ以上の第1ラインの画像ピクセルと実質的に平行である。
様々な図面における同じ参照記号は同じ要素を表す。
(本発明の詳細な説明)
(詳細な説明)
図2aは、スキャニングディスプレイシステム200の概略図であり、一部は斜視図、一部はブロック図である。図2bは、スキャニングディスプレイシステム200の概略側面図である。スキャニングディスプレイシステム200は、空間光モジュレータ210および光投影システム250を含む。空間光モジュレータ210は、横方向215に沿って1つ以上の行に分配される複数の傾斜可能なマイクロミラー220を含む。一般的に、空間光モジュレータ210は、少数の行(例えば、10行より少ない)の傾斜可能なマイクロミラー220を含む。特に、空間光モジュレータ210におけるマイクロミラーの行の数は、スキャニングディスプレイシステム200によって生成されるべき一般的な表示画像におけるピクセルの行の数よりも非常に小さい。
以下でより詳細に説明されるように、傾斜可能なマイクロミラー220は、マイクロコントローラ280によって2つ以上の方向に傾くように個々に扱われ得る。マイクロミラー220は、「オン」位置に傾くことにより入射光230を反射して、「オン」方向の反射光240を生成し得る。あるいは、入射光230は、マイクロミラー220によって「オフ」位置に向けられて、「オフ」方向の反射光245を生成し得る。光245は、フレア光を防ぐために、光アブソーバ(不図示)によって実質的に吸収され得る。入射光230は、発光ダイオード(LED)またはアークランプのような、様々な光源によって生成され得る。
マイクロコントローラ280は、一連の画像フレームを含むビデオデータのような、入力画像データを受信する。マイクロコントローラ280は、入力デジタル画像における一ラインの画像ピクセルのピクセル値に従って、傾斜可能なミラー220の向きを「オン」または「オフ」の位置に制御する。「オン」マイクロミラー220によって反射される光240は、光投影システム250によってディスプレイエリア270に投影される。ディスプレイエリア270は、例えば、投影スクリーン、ホワイトボード、ガラス窓、壁、またはバーチャル画像の上であり得る。投影された光は、入力デジタル画像における画像ピクセルのラインにおけるピクセル値に従って、ディスプレイエリア270上に一ラインの画像ピクセル261aを形成する。
1つのインプリメンテーションにおいては、光投影システム250は、1つ以上の反射平面254を含むポリゴン251を含む。平らなポリゴン表面254は、ディスプレイエリア270の上に画像を形成するようにディスプレイエリア270に向けて光240を反射し得る。ポリゴン251は、ガラス、金属、またはプラスチックから作られ得る。ポリゴン表面254は、アルミニウムのような反射する金属の薄い層を用いて被膜され得る。ポリゴン表面254は、画像ピクセルがディスプレイエリア270上に均一に形成され得るような許容誤差内で平らであることを要求される。例えば、ポリゴン表面254の平面度の1つの判定基準は、ディスプレイエリア270上に表示される画像における画像ピクセル位置の歪みが、画像ピクセルの幅の1/2より小さくなければならないということである。ポリゴン表面254の粗さについての別の判定基準は、ポリゴン表面254の照射エリアにわたって、可視光の波長の1つまたは一部よりも小さくなければならない。
光投影システム250は、回転軸253の回りにポリゴン251を回転し得る移送メカニズム252も含む。1つのインプリメンテーションにおいては、移送メカニズム252は、マイクロコントローラ280の制御下にあるモータを含む。モータは、直流モータまたはデジタルステッピングモータであり得る。マイクロコントローラ280は、移送メカニズム252を制御し、移送メカニズム252は、次にマイクロミラー220の調節に同期して回転軸253に対してポリゴン251を回転させる。回転されるポリゴン251は、ポリゴン251によって反射された光の向きを変化させ、その結果、ディスプレイエリア270上に投影された光は、鉛直方向265に沿って走査される。1つのインプリメンテーションにおいては、ポリゴン251の回転軸253は、鉛直方向265に対して実質的に垂直であり得、かつ画像ピクセル261a、261b、262a、および262bのラインに平行であり得る。一部のインプリメンテーションにおいては、ポリゴン251は、時計回り255または反時計回りのような単一方向に回転する。
ポリゴン251が異なる角度位置を通過して回転するときに、入力デジタル画像における水平ラインの画像ピクセルの対応するピクセル値に従って、マイクロコントローラ280は、マイクロミラー220を「オン」または「オフ」の位置に制御する。1つの角度位置において、マイクロミラーは、ディスプレイエリア270に一ラインの画像ピクセル261aを形成し得る。しかしながら、ポリゴン251が異なる角度位置に回転すると、ディスプレイエリア270の中に、異なるラインの画像ピクセル261b、262a、262bなどが形成される。該ラインの画像ピクセル261aは、プログレッシブ法あるいはインターレース法で形成され得る。該ラインの画像ピクセル261a、261b、262a、および262bは一緒になって、ディスプレイエリア270の中に2次元の表示画像260を形成する。
図2cを参照すると、回転するミラー271が、ポリゴン251に代わって使用され得る。ミラー271は、反射光240が向けられる反射性の面273を有する。ミラーは、回転軸に沿うように、またはミラーもしくはミラー表面の外側に沿うようにして前後に回転する。
図3aは、スキャニングディスプレイシステム200と適合する空間光モジュレータ210の例の詳細な図である。空間光モジュレータ210は、横方向215に沿う1次元(1D)のアレイに分配された複数のマイクロミラー220a〜220zを含む。1つのインプリメンテーションにおいては、マイクロミラー220a〜220zは、その幅がその長さよりも狭い長方形である。空間光モジュレータ210の中で、高密度のマイクロミラー220a〜220zを保持するために、マイクロミラー220a〜220zの狭いディメンジョンが横方向215に沿って並べられる(それは、ディスプレイエリア270の中に高解像度表示画像の形成を可能とする)。マイクロミラー220a〜220zの長いディメンジョンは、ミラーエリア、従ってマイクロミラー220a〜220zによって反射される光の量を増大させる。
マイクロミラー220a〜220zは、ミラーの長いディメンジョンの端部のヒンジ(不図示)により回転され得る。ヒンジ221は、マイクロミラーの傾斜動作のための回転軸を規定するピボットポイントとして作用する。1つのインプリメンテーションにおいては、図3aに示されるように、ヒンジはミラープレートの下に隠れる。別のインプリメンテーションにおいては、図3bに示されるように、空間モジュレータ310におけるマイクロミラー320a〜320zのためのヒンジ321は、それらそれぞれのミラープレートの外側に、少なくとも部分的に露出される。
図3cに示される別のインプリメンテーションにおいては、空間光モジュレータ340は、2行のマイクロミラー350および351を含み、両者は横方向215に分配される。マイクロミラー350および351は、長方形、正方形、または他の形状であり得る。ヒンジ(不図示)は、図3cに示されるように隠され得、または露出され得る。空間光モジュレータ340は、ポリゴン251によって、ディスプレイ面270上に2ラインの画像ピクセル261aおよび261bを各々が投影される方向で同時に表示することが可能である。ポリゴン251が異なる角度方向に回転するときには、ポリゴン251は、2つの異なるラインの画像ピクセル262aおよび262bを形成するように、ディスプレイ面270に光240を向ける。隣接するライン画像ピクセル間でのスミアリングを避けるために、ポリゴン251は、ステッピングモータによって回転され得る。ポリゴン251は、各対の画像ピクセルラインを形成するための短い時間の間保持され得る。ポリゴン251が、1つの角度位置から次の角度位置に回転するときには、光245を生成するために、入射ライン230は短い時間ディスプレイ面270から外され得る。
さらに別のインプリメンテーションにおいては、図3dは、横方向215に分配された3行のマイクロミラー370、371、および372を含む空間光モジュレータ360の例を描く。マイクロミラー370、371、および372は、示されるように、ダイヤモンドまたは正方形の形状を有する。マイクロミラー370、371、または372の1つの対角線385は、横方向215に平行である。マイクロミラーのヒンジ380は、ダイヤモンド形または正方形のマイクロミラーの2つの反対側の隅に位置し得る。ヒンジ380は、マイクロミラー370、371、および372のためにピボットポイントとして作用することにより、ミラープレートに2つのヒンジ380によって規定される軸386に対して傾斜可能とする。図3dで示される構成においては、マイクロミラー370、371、または372のための回転の軸は、横方向215に対して垂直である。
ここで、スキャニングディスプレイシステム200の動作の例が説明される。空間光モジュレータ210は、図3aに示されるような1次元ミラーアレイに4000個のマイクロミラーを含み得る。従って、各画像ライン261a、261b、262a、262bは、4000個の画像ピクセルを含む。画像ライン261a、261b、262a、262bの各々は、ポリゴン251の特定の反射方向に対応する。スキャニングディスプレイシステム200は、ディスプレイエリア270に、4000ピクセル幅かつ2000ピクセル高さの表示画像を提供するように構成され得る。8ビットのビット深度かつフレームレート60Hzでモノクロビデオ表示を提供するために、マイクロミラーに対する最短の「オン」時間(最小有効ビットとも称される)は、
LSB=1/((ビット深度)×(フレームレート)×(カラー面の数)×
(画像行の数))
=1/(256×60Hz×2000)=0.033マイクロ秒 (式1)となる。
同じ条件でカラービデオ表示を提供するためには、マイクロミラーに対する最短の「オン」時間は、従って0.011マイクロ秒である。
スキャニングディスプレイシステム200の動作の別の例においては、図3dに示されるような空間光モジュレータ210は、3行の4000個のマイクロミラーを含む。スキャニングディスプレイシステム200は、4000ピクセル幅かつ2000ピクセル高さである表示画像を生成するように構成され得る。3ラインの画像ピクセルは、3行のマイクロミラー370、371、および372によって同時に表示され得る。8ビットのビット深度かつフレームレート60Hzでモノクロビデオ表示を提供するために、マイクロミラーに対する最短の「オン」時間は、
LSB=1/((ビット深度)×(フレームレート)×(カラー面の数)×
(画像行の数))/(ミラー行の数))
=1/(256×60Hz×2000/3)=0.1マイクロ秒 (式2)となる。
同様に、3行のミラーおよび他は同じ条件を用いてカラービデオ表示を提供するためには、マイクロミラーに対する最短の「オン」時間は、従って0.033マイクロ秒である。ミラーの傾斜動作の速度についての必要条件は、図3aに示される空間光モジュレータと比べて緩和される。
図4は、マイクロミラー220Zについて例示された詳細な構造を示す。図3aにおけるラインA−Aに沿う断面図においては、マイクロミラー220Zは、ミラー面を提供する平らな反射性の上層403a、ミラープレートに機械的強度を提供する中間層403b、および底層403cを含むミラープレート402を含む。上層403aは、反射性の材料、一般的には薄い反射性の金属層によって実現され得る。例えば、アルミニウム、銀、または金が、上層403aを形成するために使用され得る。層の厚さは、約600オングストロームのような、200オングストロームから1000オングストロームの範囲であり得る。中間層403bは、シリコンベースの材料、例えば、一般的には厚さ2000オングストロームから5000オングストロームのアモルファスシリコンから作られ得る。底層403cは、底層403cの電位がステップ電極421aまたは421bと関連して制御されることを、可能とする電気的導電性材料によって形成され得る。例えば、底層403cは、チタニウムから作られ得、200オングストロームから1000オングストロームの範囲の厚さを有する。
ミラープレート402は、底層403cと接続され、かつ基板400に強固に接続されたヒンジポスト405によって支持されたヒンジ406を含む。ミラープレート402は、底層403cに接続された2つのヒンジ406(すなわち、図3aにおけるヒンジ221)を含み得る。各ヒンジ406(または221)は、ミラープレート402のためのピボットポイントを規定する。2つのヒンジ406(または221)は、ミラープレート402がそれに対して傾けられ得る軸を規定する。ヒンジ406は、ミラープレート403の下部の中の空洞の中まで伸びる。製造を簡単にするために、ヒンジ406は、底層403cの一部として加工され得る。
ステップ電極421aおよび421b、ランディングチップ422aおよび422b、ならびに支持フレーム408も、基板400の上に組み立てられ得る。ステップ電極421aは、電圧Vdが外部から制御され得る電極431に電気的に接続される。同様に、ステップ電極421bは、電圧Vaもまた外部から制御され得る電極432と電気的に接続される。ミラープレート402の底層403cの電位は、電位Vbの電極433によって制御され得る。
マイクロミラー220Zは、マイクロミラー220a〜220zのグループから選択的に制御され得る。二極性の電気パルスが、電極431、432、および433に対して個々に加えられ得る。ミラープレート402の底層403cとステップ電極421aまたは421bとの間に電位差が作り出されたときに、静電力がミラープレート402に生成され得る。ミラープレート402の両側の静電力間のアンバランスが、1つの向きから別の向きへミラープレート402を傾けさせる。ミラープレート402が、図4に示されるような「オン」位置に傾けられたときには、平坦な反射性上層402は入力光230を「オン」方向に沿った反射光240を生成するように反射する。ミラープレート402が「オフ」位置に傾けられたときには、入射光230は「オフ」方向に反射される。
ステップ電極421aおよび421bにおける複数のステップは、ミラープレート402と電極421aおよび421bとの間の空隙を狭くし、ミラープレート402によって経験される静電力を大きくし得る。ステップ電極421aおよび421bの高さは、約0.2ミクロンから3ミクロンまでの範囲内であり得る。
ランディングチップ422aおよび422bは、製造を簡単にするために、ステップ電極421aおよび421bにおける第2のステップのそれと同じ高さを有し得る。ランディングチップ422aおよび422bは、各傾斜の動作の後にミラープレート402に穏やかな機械的停止を提供する。ランディングチップ422aおよび422bはまた、ミラープレート402を正確な角度で停止させ得る。さらに、ランディングチップ422aおよび422bは、それらが静電力によって変形されたときに、弾性歪エネルギーを蓄え得、静電力が取り除かれたときに、弾性歪エネルギーをミラープレート402を押しのけるための運動エネルギーに転換し得る。ミラープレート402の押し戻しは、ミラープレート402とランディングチップ422aおよび422bとを分離するのを手助けし得、それは、マイクロミラーデバイスにとって周知の課題である、基板に対するミラープレートのスティクション(stiction)を克服する手助けをする。
図5は、スキャニングディスプレイシステム200と適合性のある空間光モジュレータに対して色が付いた光を提供する配置を示す。白色光源502は、約400nmと約700nmとの間のような広範囲の波長スペクトルを包含する光555を放射する。一部の実施形態においては、白色光は、異なる色が付いた光(例えば、赤、緑、および青の光)を組み合わせることによって作られる。白色光源502の一例は、タングステン光である。光550は、回転するカラーホイール512のカラーフィルタを通過する。カラーホイール512は、異なる角度セグメントで配置された複数のカラーフィルタを含み得る。例えば、カラーホイールは、R、G、B、R、G、およびBと順序付けられた6つの赤(R)、緑(G)、および青(B)のカラーフィルタを含み得る。光550が回転するカラーホイール512を通過した後に、光は、入射光230となり、最終的にディスプレイシステム200のマイクロミラー220の上に注ぐ。カラーホイール512が回転するにつれて、入射光550は、各々が表示画像の単一のカラーピクセルを生成する一連の画像フレームにおいて順に色を交代させる。単一色について言うと、単一色は、観察者には、一緒になって、緑、赤または青のような1つの色として見える多くの波長を含み得る。空間光モジュレータ210の傾斜可能なマイクロミラーは、選択的に傾けられることによって色が付いた入射光550を方向付け画像にカラーピクセルを形成し得る。マイクロミラーの選択的な傾斜付けは、入射光の色と対応する色面の入力デジタル画像データによって駆動される。コンピュータは、空間光モジュレータ210の傾斜可能なミラーを傾けている間、カラー入射光230と、関連する色面の入力画像データとのタイミングを同調させ得る。
図6は、空間モジュレータ210に色が付いた光を提供する別の配置を示す。赤色光源602、緑色光源606、および青色光源612は、それぞれ、赤色光603、緑色光607、および青色光613を放ち得る。赤色光源602、緑色光源606、および青色光源612は、発光ダイオード(LED)または半導体レーザに基づき得る。赤色光603または緑色光607は、光609を生成するために、光線デバイダ608(この場合は光線コンバイナとして作用する)に入射され得る。光線デバイダ608は、反対の面で受光された別の光線(すなわち緑色光607)を反射するが、一方の面で受光された光線(すなわち赤色光603)が通過することを可能とする。赤色光源602および緑色光源606は、赤色光603または緑色光607のいずれか一方が、任意の所定の時に光線デバイダ608に入力するように制御される。従って、光609は、任意の所定の時に赤または緑のいずれかである。同様に、光609および青色光613は、入射光230を出力するように制御され得る光線デバイダ614に入力される。青色光源612は、光609(赤または緑)または青色光613のいずれか一方が、任意の所定の時に光線デバイダ614に入力されるように制御される。赤色光源602、緑色光源606、および青色光源612を適切に制御することによって、単色入射光230(赤、緑、または青)が、空間光モジュレータ210を順に照射し得る。空間光モジュレータ210の傾斜可能なマイクロミラーは、選択的に傾けられることによって色が付いた入射光線230を方向付け、表示画像にカラーピクセルを形成し得る。カラーホイール512は、代わりに、ディスプレイシステムのマイクロミラー220の後に置かれ得る。マイクロミラーの選択的な傾斜付けは、入射光の色に対応する色面の入力デジタル画像データによって駆動される。コンピュータは、空間光モジュレータ210の傾斜可能なミラーを傾けている間、入射光230と、関連する色面の入力画像データとのタイミングを同調させ得る。
図7および図8は、スキャニングディスプレイシステム200に、色が付いた光源を提供する他の配置を示す。図5および図6に示される配置とは異なり、別々の空間モジュレータが、表示画像の異なる色のピクセルを生成するために提供される。図7においては、空間光モジュレータ634の傾斜可能なミラーは、空間的に変調された赤色光635を生成するために、赤色光源630から放たれた赤色光を選択的に反射し得る。空間光モジュレータ624の傾斜可能なミラーは、空間的に変調された緑色光625を生成するために、緑色光源620から放たれた緑色光を選択的に反射し得る。空間光モジュレータ644の傾斜可能なミラーは、空間的に変調された青色光645を生成するために、青色光源640から放たれた青色光を選択的に反射し得る。空間光モジュレータ624、634、および644は、各々が、1つ以上の列に分配された複数の傾斜可能なミラーを含み得る。空間的に変調された単色光(625、635、および645)は、Xキューブ650によって組み合わされて複数色の入射光線130を生成する。Xキューブ650は、2つの対角信号通過インターフェースを含むことによって、変調された緑色光625が通過し、変調された赤色光635と変調された青色光645とが反射されることを可能とする。変調され色が付いた光(625、635、および645)は、合併することによって入射光230を形成する。空間的に変調された入射光230は、回転するミラー680(またはポリゴン)によって方向付けられてカラー表示画像を形成する。図5および図6に示される順次色彩変調と対照的に、異なる色が付いた光は、3つの空間光モジュレータ624、634、および644によって同時に方向付けられ得る。
図7に示される配置と類似して、赤、緑、青の光は、図8に示されるように、それぞれ、赤色光源664、緑色光源652、および青色光源670から放たれる。赤、緑、および青の光は、空間光モジュレータ660、654、および672の傾斜可能なミラーによって、さらに選択的に反射されることによってそれぞれが、空間的に変調された色彩光655、665、および675を生成する。空間的に変調された単色光655、665、および675は、光線デバイダ668および674によって組み合わされることによって、空間的に変調された複数色の入射光230を生成する。空間的に変調された入射光230は、回転するミラー680(またはポリゴン)によって方向付けられて、カラー表示画像を形成する。図7および図8に示される配置の利点は、異なるカラーピクセルが表示画像に同時に形成され得、それが、ビデオ画像表示におけるより高い表示フレームレートを提供し得るか、または空間光モジュレータのマイクロミラーに要求される応答速度を緩和し得るということである。
開示されたシステムおよび方法が、本発明の意図から逸脱することなく、マイクロミラー、光学的スキャニング投影システム、ディスプレイの他の構成との適合性があることが理解される。一般的に、マイクロミラーは、ミクロ加工技術によって作られ、電子的制御の下で1つ以上の向きに傾け得るミラーを含み得る。異なる光源が開示されたディスプレイシステムによって使用され得る。さらに、上で使用されたパラメータは、開示されたディスプレイシステムの動作を示すための例である。開示されたディスプレイシステムは、本明細書の意図から逸脱することなく、異なる作動条件で動作し得る。さらに、図4は、ランディングチップに接触することによって所定の角度で停止するミラープレートの例を示すが、開示されたディスプレイシステムは、基板上の物体に接触することなく異なる位置に傾け得る、非接触のマイクロミラーとの適合性もある。
図2aおよび図2bに関係して検討された表示画像は、見る人と関連して異なる向きで並べられ得るということも理解されなければならない。例えば、開示されたディスプレイシステムは、表示画像が2000ピクセル幅かつ4000ピクセル高さとなるように構成され得る。さらに、1つ以上の行のマイクロミラーに基づく空間光モジュレータによって変調された光は、図2aおよび図2bで示されるようにポリゴン以外の光学的システムによって走査され得る。
本発明の多くの実施形態が記述された。それにもかかわらず、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、様々な変更が為され得ることが理解される。すべての開示された実施形態の特徴は、他の実施形態を用いて使用され得、異なる実施形態は、他の実施形態を用いて使用される余地のない特徴を有するものではない。従って、他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内である。
本明細書に組み込まれかつ一部をなす以下の図面は、本発明の実施形態を示し、記述と共に、本明細書で記述される原理、デバイス、および方法の説明に供する。
図1は、従来のディスプレイシステムの概略図である。 図2aは、スキャニングディスプレイシステムの概略図であり、一部は斜視図、一部はブロック図である。 図2bは、スキャニングディスプレイシステムの概略側面図である。 図2cは、スキャニングディスプレイシステムの概略側面図である。 図3aは、図2aのスキャニングディスプレイシステムとの適合性のある空間光モジュレータの1つのインプリメンテーションの詳細図である。 図3bは、図2aのスキャニングディスプレイシステムとの適合性のある空間光モジュレータの1つのインプリメンテーションの詳細図である。 図3cは、図2aのスキャニングディスプレイシステムとの適合性のある空間光モジュレータの1つのインプリメンテーションの詳細図である。 図3dは、図2aのスキャニングディスプレイシステムとの適合性のある空間光モジュレータの1つのインプリメンテーションの詳細図である。 図4は、図3aにおけるラインA−Aに沿うマイクロミラーの例示的な断面図である。 図5は、空間光モジュレータに色が付いた光源を提供する配置を示す。 図6は、空間光モジュレータに色が付いた光源を提供する配置を示す。 図7は、色が付いた光源と対応する空間光モジュレータとを提供する配置を示す。 図8は、色が付いた光源と対応する空間光モジュレータとを提供する配置を示す。

Claims (18)

  1. 1行以上の傾斜可能なマイクロミラーを有する空間光モジュレータであって、各マイクロミラーは、「オン」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オン」方向に反射し、「オフ」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オフ」方向に反射するように構成されている、空間光モジュレータと、
    光投影システムであって、該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光を投影することにより、表示画像に第1の方向に沿う1つ以上の第1のラインの画像ピクセルを生成し、該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光の方向を変化させることにより、該表示画像に1つ以上の第2のラインの画像ピクセルを生成するように構成されていて、該1つ以上の第2のラインの画像ピクセルは、該1つ以上の第1のラインの画像ピクセルと実質的に平行である、光投影システムと、
    入射光を生成する少なくとも1つの光源と
    を備え、
    該表示画像は、カラー表示画像であり、異なる色の画像ピクセルを順次生成することによって形成される、ディスプレイシステム。
  2. 前記少なくとも1つの光源は、複数の光源を含み、各光源は色が付いた光を放ち、該光源のうちの少なくとも2つは、互いに異なる色が付いた光を生成する、請求項1に記載のディスプレイシステム。
  3. 前記光源のうちの前記少なくとも1つの光源の第1の光源からの前記色が付いた光は、前記空間光モジュレータに到達する前に、第1の光線スプリッタを通過する、請求項2に記載のディスプレイシステム。
  4. 前記少なくとも2つの光源の第2の光源からの色が付いた光は、前記空間光モジュレータに到達する前に、前記第1の光線スプリッタによって反射される、請求項3に記載のディスプレイシステム。
  5. 前記第1の光線スプリッタからの光は、第2の光線スプリッタに向けて方向付けられ、第3の光源からの色が付いた光もまた、該第2の光線スプリッタに向けて方向付けられる、請求項4に記載のディスプレイシステム。
  6. 前記第2の光線スプリッタからの光は、前記空間光モジュレータに向けて方向付けられる、請求項5に記載のディスプレイシステム。
  7. 前記少なくとも1つの光源は、白色光源であり、前記光投影システムに到達する前に、該白色光源からの光は、カラーフィルタを通過する、請求項1に記載のディスプレイシステム。
  8. 1行以上の傾斜可能なマイクロミラーを有する空間光モジュレータであって、各マイクロミラーは、「オン」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オン」方向に反射し、「オフ」位置に選択的に傾けられることにより、入射光を「オフ」方向に反射するように構成されている、空間光モジュレータと、
    該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光を投影することにより、表示画像に第1の方向に沿う1つ以上の第1のラインの画像ピクセルを生成し、該マイクロミラーによって該「オン」方向に反射された光の方向を変化させることにより、該表示画像に1つ以上の第2のラインの画像ピクセルを生成するように構成されていて、該1つ以上の第2のラインの画像ピクセルは、該1つ以上の第1のラインの画像ピクセルと実質的に平行である、光投影システムと、
    3つの光源であって、互いに異なる色が付いた光を各々が放ち入射光を生成する3つの光源と
    を備え、
    該表示画像は、カラー表示画像であり、異なる色の画像ピクセルを同時に生成することによって形成される、ディスプレイシステム。
  9. 光線デバイダまたはXキューブをさらに備え、該光線デバイダまたは該Xキューブは、前記3つの光源のうちの少なくとも1つの光源によって放たれた光の向きを変えるように、および該3つの光源からの色が付いた光を組み合わせるように構成されている、請求項8に記載のディスプレイシステム。
  10. 前記3つの光源の各々は、対応する空間光モジュレータに向けて光を放ち、該3つの光源からの光は、前記光線デバイダまたは前記Xキューブに到達する前に、該対応する空間光モジュレータに方向付けられる、請求項9に記載のディスプレイシステム。
  11. 前記3つの光源からの色が付いた光は、前記空間光モジュレータに同時に到達する、請求項8に記載のディスプレイシステム。
  12. 前記3つの光源は、赤色光源、青色光源、および緑色光源を含む、請求項8に記載のディスプレイシステム。
  13. 少なくとも1つの光源からの光の波長のサブセットは、反射された入射光が、前記光投影システムに到達する前に、分割される、請求項8に記載のディスプレイシステム。
  14. 光線デバイダをさらに備え、該光線デバイダは、光を空間光モジュレータに向けて方向を変化させる、請求項8に記載のディスプレイシステム。
  15. 光線デバイダをさらに備え、該光線デバイダは、光を前記光投影システムに向けて方向を変化させる、請求項8に記載のディスプレイシステム。
  16. 前記3つの光源の各々について対応する空間光モジュレータをさらに備え、色が付いた光は、該対応する空間光モジュレータによって前記光線デバイダに向けて反射される、請求項15に記載のディスプレイシステム。
  17. 移送メカニズムであって、前記投影デバイスを回転させることにより、前記マイクロミラーによって前記「オン」方向に反射された光の方向を複数の方向に変化させ、その結果として、複数の組の1つ以上の第2のラインの画像ピクセルが、前記1つ以上の第1のラインの画像ピクセルと実質的に平行に形成されるように構成されている、移送メカニズム
    をさらに備える、請求項8に記載のディスプレイシステム。
  18. 各マイクロミラーは、前記1行以上の傾斜可能なマイクロミラーの行方向と実質的に垂直な軸に対し、静電力によって傾けられるように構成されている、請求項8に記載のディスプレイシステム。
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