JP2007298798A - プロジェクタの光学ユニットとプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】DMD表示部からのオフ光を検出することによって輝度やホワイトバランスの変化に対し自動的に補正を行った場合にも、検出値の変動の少ないプロジェクタの光学ユニットを提供する。
【解決手段】DMD表示部16を備えたプロジェクタ1の光学ユニット10におけるオフ光検出において、離散して分布している光束を光検出素子22へ集光させるオフ光集光レンズ21を設けることによって、光検出素子22に照射される光の強度むらが低減し、検出の精度が向上し、安定した全白の輝度補正が実現でき、また同時に、1箇所の位置にある光検出素子22でR・G・B単色ごとに検出を行っても、各色の検出比率を一定に保つことができるので、ホワイトバランスの補正も可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明はプロジェクタの光学ユニットとプロジェクタに関し、特にDMD表示部を搭載し、DMDからのオフ光を用いてDMD駆動部の出力の補正を行うプロジェクタの光学ユニットに関する。
従来、反射型光変調素子を用いたDMD表示部を有するプロジェクタにおいて、光源やカラーホイール等の経時劣化、またはこれらの交換の際に発生する輝度やホワイトバランスの変化を、DMD表示部からのオフ光を検出することで常時検出を行い、自動的に補正を行っていることが多い。この場合、光検出素子が実際の画面光であるオン光に干渉しないので、投射画面に影響することがない。
特許文献1には、DMD表示部を用いたプロジェクタにおいて、ミラーエレメントがオフの状態のときにその反射光が入射される位置に設けられた光センサと、映像信号と光センサにより得られた電圧とを入力してDMD駆動部に対して補正された映像信号を出力する補正部とを備え、補正部はDMDパネルの各ミラーエレメントを一定の状態にしたときの光センサの出力により、カラーホイールを構成する各フィルタを通った光の相対的な強度を求めて映像信号の各色に対する輝度信号を補正して駆動部に出力し、駆動部は補正された映像信号およびカラーホイールの回転状態に応じてDMDパネルの各ミラーエレメントの傾き状態を制御するDMDプロジェクタとその映像信号補正方法が開示されている。
特許文献2には、複数のミラーエレメントを備えるDMDパネルと、DMDパネルに対してミラーエレメントの傾き状態を制御する諧調信号を出力する映像制御装置とを備えるDMD表示部を用いたプロジェクタにおいて、光源はその光量が電圧制御可能に構成され、ミラーエレメントがオフの状態のときにその反射光が入射される位置に設けられた光センサと、所定の基準電圧を発生する基準電圧源と、基準電圧源が発生した基準電圧と光センサにより得られた電圧とを比較し、これらが一致するように電源の光量を制御する電圧を制御して、常に一定の明るさで映像が投射されるDMD表示部を用いたプロジェクタとその光量制御方法が開示されている。
特開2003−279887号公報 特開2003−280090号公報
しかしながら、DMD表示部のオフ光は、DMD表示部から一定距離離れると各々の光束が離散して分布してしまうために、光検出素子に照射される光は光源ランプの光束の一部に限られ、光検出素子の配置された位置により検出値自体が変動してしまうのと同時に、光検出素子に入力する光全体の中の一部の変動により検出値が変動する。そうした変動の一因としては、光源のアーク像が経時変化により大きくなることも挙げられる。
その結果、その検出値から演算して輝度の補正を行っても、実際の画面輝度の経時変化に対応した補正量とはならないという問題がある。
さらにDMD表示部からのオフ光は、離散して分布するばかりでなく、例えば、回折などにより色の分布も生じることがある。よって、光検出素子の配置によっては、各色の光検出値が素子や回路のダイナミックレンジに収まらず、結果としてホワイトバランスの補正の精度が低下するという問題もある。
以上はDMDを1つだけ用いたプロジェクタに関する問題であるが、3チップDMDプロジェクタのように複数のDMDチップを使用するプロジェクタにおいては、各々のDMDチップに関して上述した問題が個々に生じるのでこの問題はより顕著になる。
本発明の目的は、DMD表示部からのオフ光を検出することによって輝度やホワイトバランスの変化に対し自動的に補正を行った場合にも、検出値の変動の少ないプロジェクタの光学ユニットを提供することにある。
本発明のプロジェクタの光学ユニットは、
DMD表示部を搭載し、そのDMD表示部で形成された画像情報を、投写レンズを経由して投写するプロジェクタの光学ユニットにおいて、第1の態様では、光源部と、DMD表示部と、入力した映像信号により、DMD表示部を構成する複数のミラーエレメントのそれぞれの角度を、反射光が投写レンズに入射するオンの状態と入射しないオフの状態とに切り替わるように駆動するDMD駆動部と、DMD表示部のミラーエレメントがオフの状態のときに、そのミラーエレメントが反射するオフ光の照射位置に設けられた光検出素子と、DMD表示部と光検出素子との間に設けられて、オフ光を広い範囲からその光検出素子に入射させる集光手段と、光検出素子の出力と予め設定された初期値との比較演算を行って差異を補正するための補正値を算出する比較演算部と、補正値に基づいてDMD駆動部の出力を補正する補正部とを備えたことを特徴とする。
第2の態様では、光量が電圧制御可能に構成された光源部と、光源部の光量を制御する光源駆動部と、DMD表示部と、DMD表示部のミラーエレメントがオフの状態のときに、そのミラーエレメントが反射するオフ光の照射位置に設けられた光検出素子と、DMD表示部と光検出素子との間に設けられて、オフ光を広い範囲からその光検出素子に入射させる集光手段と、光検出素子の出力と予め設定された初期値との比較演算を行って差異を補正するための補正値を算出する比較演算部と、補正値に基づいて光源駆動部の電圧を補正する補正部とを備えたことを特徴とする。
第3の態様では、光量が電圧制御可能に構成された光源部と、光源部の光量を制御する光源駆動部と、DMD表示部と、入力した映像信号により、DMD表示部を構成する複数のミラーミラーエレメントのそれぞれの角度を、反射光が投写レンズに入射するオンの状態と入射しないオフの状態とに切り替わるように駆動するDMD駆動部と、DMD表示部のミラーエレメントがオフの状態のときに、そのミラーエレメントが反射するオフ光の照射位置に設けられた光検出素子と、DMD表示部と光検出素子との間に設けられて、オフ光を広い範囲からその光検出素子に入射させる集光手段と、光検出素子の出力と予め設定された初期値との比較演算を行って差異を補正するための補正値を算出する比較演算部と、補正値に基づいて光源駆動部の電圧とDMD駆動部の出力とを補正する補正部とを備えたことを特徴とする。
集光手段が、オフ光をその光検出素子に集光するオフ光集光レンズであってもよく、DMD表示部とオフ光集光レンズとの間に減光フィルタが設けられていてもよく、オフ光集光レンズと減光フィルタとを冷却する冷却ファンが設けられていてもよい。
集光手段が、オフ光を拡散させて光検出素子に入射させる拡散板であってもよく、DMDチップを複数個使用してもよい。
プロジェクタの光学ユニットは、光源と、反射鏡と、反射鏡からの光を複数の色に時分割するカラーホイールと、カラーホイールからの光を入射端面で受け、輝度分布を均一化した光を出射する四角柱のロッドインテグレータと、DMD表示部と、ロッドインテグレータからの出射光をDMD表示部に集光するためのレンズと、DMD表示部によって反射された画像を投写するための投写レンズとを有してもよい。
本発明のプロジェクタは、上述のプロジェクタの光学ユニットを備えたことを特徴とする。
光検出素子とDMD表示部との間に集光レンズが配置されたので、オフ光を広く光検出素子に集めることができ、定められた一つの位置に配置された集光レンズで光源やカラーホイールなどの光学ユニット全体の変動を検出することができる。
また、集光レンズの代わりに拡散板を配置することで、光検出素子に照射される光のむらを無くして平均化することができ、全体的な変動を検出することができる。
本発明は、DMD表示部とDMD表示部からのオフ光が入射する位置に設けられた光検出素子との間に集光レンズを設けたことにより、オフ光を広く光検出素子に集めることができるので、光検出素子に照射される光の強度むらを低減させることができ、定められた一つの位置での光源やカラーホイールなどの光学ユニット全体の変動の検出の精度を向上させ、安定した全白の輝度補正を実現することができるという効果があり、さらに同時に、1箇所の位置にある光検出素子でR・G・B単色ごとに検出を行っても、各色の検出比率を一定に保つことができるので、ホワイトバランスの補正も可能となるという効果がある。
また、集光レンズの代わりに拡散板を配置しても、光検出素子に照射される光のむらを無くして平均化することができ、全体的な変動を検出することができるという効果がある。
本発明のプロジェクタの光学ユニットは、DMD表示部を備えたプロジェクタにおけるオフ光検出において、離散して分布している光束を光検出素子へ集光もしくは拡散させることによって、光検出素子に照射される光の強度むらが低減し、検出の精度が向上し、安定した全白の輝度補正が実現でき、また同時に、1箇所の位置にある光検出素子でR・G・B単色ごとに検出を行っても、各色の検出比率を一定に保つことができるので、ホワイトバランスの補正も可能となることを特徴とする。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のプロジェクタとプロジェクタの光学ユニットの模式的構成図である。本発明の第1の実施の形態のプロジェクタ1の光学ユニット10は、DMD駆動部18と、光源駆動部19とを制御して輝度と色調とを調整する。
本発明の第1の実施の形態のプロジェクタ1は、本発明の第1の実施の形態の光学ユニット10を備える。光学ユニット10は、発光体で構成される光源、光源が第1の焦点に配置されている楕円面反射鏡とからなる光源部11、光源の楕円面反射鏡からの反射光を集光する集光レンズ12、集光レンズ12の集光点に回転するカラーセグメントが位置するように配置され、楕円面反射鏡からの光を複数の色に時分割するカラーホイール13、カラーホイール13からの光を入射端面で受け、輝度分布を均一化した光を出射する四角柱のロッドインテグレータ14、複数のミラーエレメントの回転制御によって投写レンズ17への反射角度の制御を行なうDMD(デジタルマイクロデバイス)表示部16、ロッドインテグレータ14からの出射光をDMD表示部16に集光するためのレンズ15、DMD表示部16によって反射されて投写レンズ17に向かうオン光の画像を不図示のスクリーンに投写するための投写レンズ17を有する。
一方、DMD表示部16によって反射されて投写レンズ17以外の方向に向かうオフ光の投射方向には、光検出素子22が設けられ、DMD表示部16と光検出素子22との間には、オフ光を光検出素子22に集約するためのオフ光集光レンズ21が設けられている。
さらに、DMD表示部16を映像信号とカラーホイール13の回転位置により駆動するためのDMD駆動部18と、光源部11の光源を駆動するための光源駆動部19とが設けられ、光検出素子22の出力電圧を基準の電圧と比較して補正値を演算する比較演算部23と、比較演算部23で演算された補正値によって、DMD駆動部18と光源駆動部19との出力を補正する補正部24とが設けられている。光検出素子22およびオフ光集光レンズ21は、DMD表示部16の照明光やオン光に干渉しない位置に配置される。
光源部11の楕円面反射鏡の第2の焦点の位置にカラーホイール13を配置できれば集光レンズ12はなくてもよく、ロッドインテグレータ14はミラーを4枚組み合わせたライトトンネルであってもよい。またレンズ15は、コンデンサレンズと反射ミラーとの組み合わせであってもよく、ロッドインテグレータ14からの出射光を効率よくDMD表示部16の全面に所定の角度で投射できる構成であればよい。
集光したオフ光のエネルギーにより、光検出素子22の表面温度が許容値を超える場合は、DMD表示部16とオフ光集光レンズ21との間に鎖線で示す減光フィルタ25を配置してもよい。また温度上昇が大きい場合には、光検出素子22や減光フィルタ25等を冷却する鎖線で示す冷却ファン26をそれらの近傍に配置してもよい。図1は1チップ型のDMD表示部16を例として説明するが、本発明のオフ光の集光手段は3チップ型DMD表示部を備えたプロジェクタにおいても有効である。
次に、本発明の第1の実施の形態のプロジェクタ1の光学ユニット10の動作について説明する。光源駆動部19で輝度の制御された光源部11からの光束は、集光レンズ12・カラーホイール13・ロッドインテグレータ14・レンズ15を介して、一旦DMD表示部16の表面の画像形成領域に収束され、DMD表示部16の画像形成領域のミラーエレメントから反射されたオン光は投写レンズ17に向かうが、画像形成に関係のないオフ光として反射された光束は再び離散し始める。
従来は、この光束をそのまま光検出素子22で検出して輝度やホワイトバランスを調整していたが、本発明の光学ユニット10では、この状態でこれらの光束をオフ光集光レンズ21で集め、光検出素子22がオフ光全体を取り込めるようにする。
光検出素子22で検出した値を、比較演算部23にて、予め設定された初期値に対して比較演算を行い、一定量の変動が確認された場合、補正部24によって補正を実行する。第1の実施の形態では光源部11を駆動する光源駆動部19とDMD表示部16を駆動するDMD駆動部18の両方の補正ができる構成となっている。具体的には光源駆動部19の電圧を制御して光源部11から出力する輝度の大まかな制御を行い、細かい制御をDMD駆動部18で行う。
DMD駆動部18と光源駆動部19との両方で制御を行うことが望ましいが、応用例として、DMD駆動部18と光源駆動部19とのいずれかのみを備えた構成であっても輝度の制御を自動的に行うことができる。しかしホワイトバランスの制御を行う場合にはDMD駆動部18の制御を行うことが必要である。
次に、制御の内容を具体的に説明する。図2は光検出素子における3原色の光検出値を時系列で示すグラフであり、(a)はカラーホイールの回転パルス、(b)は光検出値の初期値、(c)は経時変化後の光検出値、(d)は補正後の光検出値である。ここで、横軸は時間、縦軸は光の強さを示す。
カラーホイール13において、光をR、G、Bの3色に時分割するようにカラーセグメントが配置されている場合、図2(a)のカラーホイール1回転のパルスの間にR、G、Bの3色が時系列的に投射される。先ず、画面表示が全黒となるように、DMD駆動部18に入力する映像信号を制御してDMD表示部17を制御すると、図2(b)の光検出値(初期値)の波形が、カラーホイール3の回転パルスの間の回転周期で光検出素子22から出力される。この波形における各R・G・Bが光っている時間、tr1・tg1・tb1、および各R・G・Bの光の強さ、Lr1・Lg1・Lb1を、基準値として比較演算部23に予め記憶しておく。
光源部11の経時変化により出力光の輝度が下がると、光検出素子22からの出力波形の振幅が下がり、図2(c)の光検出値(経時変化後)の波形のようにLr1・Lg1・Lb1から一定量変動したLr2・Lg2・Lb2が検出される。Lr2・Lg2・Lb2が検出された場合、補正部24により光源駆動部19の出力を上げ、Lr1・Lg1・Lb1となるように、フィードバックループ制御を行う。
またLr1:Lg1:Lb1の比率から一定量変動したLr2:Lg2:Lb2の比率が検出された場合、補正部24によりDMD駆動部18の各R・G・B駆動比率を変更する。
この際、例えばR・G・B共明るくなるようDMD駆動部18を制御すると、図2(d)の光検出値(補正後)の波形の通り、tr1・tg1・tb1の時間が長くなってtr2・tg2・tb2となる。
従って各R・G・Bの明るさを積分した値、各々の基準値tr1×Lr1・tg1×Lg1・tb1×Lb1のそれぞれに、tr2×Lr2・tg2×Lg2・tb2×Lb2が同じ値になるよう、フィードバックループ制御する。
DMDはオン・オフ時間の比率で白から黒への階調を表現している。加えて、より自然な画に見えるよう、1秒間に数千回オン・オフを繰り返し、そのトータルのオンしている時間とオフしている時間の比率で明るさ/階調を再現している。よって、tr・tg・tb期間中、実際DMD表示部16はオン・オフを繰り返すので、それぞれのtr・tg・tbは、それぞれLr・Lg・Lbまで達している時間の総和とする。
光検出素子22の応答がDMD表示部17のオン・オフのスピードに追いつかない場合は、カラーホイール13が1回転する期間をそれぞれR・G・Bに3分割し、各期間中の波形を平滑した値を検出値とする。もしくは各期間中の波形を一定周期でサンプリングし、それぞれのLr・Lg・Lbの総和から平均値を算出しこれを検出値とする。
この際のサンプリング周波数は、サンプリング定理により、DMD表示部16がオン・オフする周波数の倍以上とするのが望ましい。
またホワイトバランス補正の為に検出精度をさらに上げるために、例えばRを検出する際は、画面表示をシアンとすることで、オフ光をRのみにするというような手順にすることもできる。
次に説明する第2の実施の形態のように、オフ光集光レンズ21の代わりに、拡散透過板31を用いることで、光検出素子22に照射される光を平均化させる場合においても、比較演算部23以降における補正方法は同じである。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。図3は本発明の第2の実施の形態のプロジェクタとプロジェクタの光学ユニットの模式的構成図である。第2の実施の形態では、第1の実施の形態のオフ光集光レンズ21を拡散透過板31に変更した以外は第1の実施の形態と同じなので、同じ構成には同じ符号を付して構成と動作の詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態では、DMD表示部16と光検出素子22との間にオフ光集光レンズ21を設けてDMD表示部16からのオフ光を光検出素子22に集光していたが、第2の実施の形態ではDMD表示部16と光検出素子22との間に拡散透過板31を設けて光検出素子22に照射される光を平均化させる。拡散透過板31は、例えばすりガラスのような拡散透過性を有する拡散透過板である。拡散透過板31を用いても光検出素子22に照射される光を平均化させることができ、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態のプロジェクタとプロジェクタの光学ユニットの模式的構成図である。 光検出素子における3原色の光検出値を時系列で示すグラフであり、(a)はカラーホイールの回転パルス、(b)は光検出値の初期値、(c)は経時変化後の光検出値、(d)は補正後の光検出値である。 本発明の第2の実施の形態のプロジェクタとプロジェクタの光学ユニットの模式的構成図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
10 光学ユニット
11 光源部
12 集光レンズ
13 カラーホイール
14 ロッドインテグレータ
15 レンズ
16 DMD表示部
17 投写レンズ
18 DMD駆動部
19 光源駆動部
21 オフ光集光レンズ
22 光検出素子
23 比較演算部
24 補正部
25 減光フィルタ
26 冷却ファン
31 拡散透過板

Claims (10)

  1. DMD表示部を搭載し、該DMD表示部で形成された画像情報を、投写レンズを経由して投写するプロジェクタの光学ユニットにおいて、
    光源部と、
    前記DMD表示部と、
    入力した映像信号により、前記DMD表示部を構成する複数のミラーエレメントのそれぞれの角度を、反射光が前記投写レンズに入射するオンの状態と入射しないオフの状態とに切り替わるように駆動するDMD駆動部と、
    前記DMD表示部のミラーエレメントがオフの状態のときに、該ミラーエレメントが反射するオフ光の照射位置に設けられた光検出素子と、
    前記DMD表示部と前記光検出素子との間に設けられて、前記オフ光を広い範囲から該光検出素子に入射させる集光手段と、
    前記光検出素子の出力と予め設定された初期値との比較演算を行って差異を補正するための補正値を算出する比較演算部と、
    前記補正値に基づいて前記DMD駆動部の出力を補正する補正部と、を備えたことを特徴とするプロジェクタ装置の光学ユニット。
  2. DMD表示部を搭載し、該DMD表示部で形成された画像情報を、投写レンズを経由して投写するプロジェクタの光学ユニットにおいて、
    光量が電圧制御可能に構成された光源部と、
    前記光源部の光量を制御する光源駆動部と、
    前記DMD表示部と、
    前記DMD表示部のミラーエレメントがオフの状態のときに、該ミラーエレメントが反射するオフ光の照射位置に設けられた光検出素子と、
    前記DMD表示部と前記光検出素子との間に設けられて、前記オフ光を広い範囲から該光検出素子に入射させる集光手段と、
    前記光検出素子の出力と予め設定された初期値との比較演算を行って差異を補正するための補正値を算出する比較演算部と、
    前記補正値に基づいて前記光源駆動部の電圧を補正する補正部と、を備えたことを特徴とするプロジェクタ装置の光学ユニット。
  3. DMD表示部を搭載し、該DMD表示部で形成された画像情報を、投写レンズを経由して投写するプロジェクタの光学ユニットにおいて、
    光量が電圧制御可能に構成された光源部と、
    前記光源部の光量を制御する光源駆動部と、
    前記DMD表示部と、
    入力した映像信号により、前記DMD表示部を構成する複数のミラーミラーエレメントのそれぞれの角度を、反射光が前記投写レンズに入射するオンの状態と入射しないオフの状態とに切り替わるように駆動するDMD駆動部と、
    前記DMD表示部のミラーエレメントがオフの状態のときに、該ミラーエレメントが反射するオフ光の照射位置に設けられた光検出素子と、
    前記DMD表示部と前記光検出素子との間に設けられて、前記オフ光を広い範囲から該光検出素子に入射させる集光手段と、
    前記光検出素子の出力と予め設定された初期値との比較演算を行って差異を補正するための補正値を算出する比較演算部と、
    前記補正値に基づいて前記光源駆動部の電圧と前記DMD駆動部の出力とを補正する補正部と、を備えたことを特徴とするプロジェクタ装置の光学ユニット。
  4. 前記集光手段が、前記オフ光を該光検出素子に集光するオフ光集光レンズである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロジェクタの光学ユニット。
  5. 前記DMD表示部と前記オフ光集光レンズとの間に減光フィルタが設けられている、請求項4に記載のプロジェクタの光学ユニット。
  6. 前記オフ光集光レンズと前記減光フィルタとを冷却する冷却ファンが設けられている、請求項5に記載のプロジェクタの光学ユニット。
  7. 前記集光手段が、前記オフ光を拡散させて前記光検出素子に入射させる拡散板である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロジェクタの光学ユニット。
  8. DMDチップを複数個使用した、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプロジェクタの光学ユニット。
  9. 前記プロジェクタの光学ユニットは、
    光源と、
    反射鏡と、
    前記反射鏡からの光を複数の色に時分割するカラーホイールと、
    前記カラーホイールからの光を入射端面で受け、輝度分布を均一化した光を出射する四角柱のロッドインテグレータと、
    DMD表示部と、
    前記ロッドインテグレータからの出射光を前記DMD表示部に集光するためのレンズと、
    前記DMD表示部によって反射された画像を投写するための投写レンズと、を有する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプロジェクタの光学ユニット。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のプロジェクタの光学ユニットを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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