JP2007296742A - 画像形成装置、電子文書管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成の位置精度を高めることなく、媒体に形成される文書画像とコード画像との位置ずれの影響を低減する。
【解決手段】電子文書に基づく文書画像と用紙上の位置を示す位置情報及び用紙の管理IDに基づくコード画像とを印刷したコード用紙8を出力する際に文書画像とコード画像との位置ずれ量を検知し、検知した位置ずれ量と管理IDとを対応付けてID管理サーバ2に登録する。コード用紙8に電子ペン7を用いて追記を行うと、電子ペン7はコード用紙8上のコード画像の読み取り結果から電子ペン7の軌跡情報およびコード用紙8の管理IDを取得し、両者を対応付けた筆記情報を出力する。ID管理サーバ2は受信した筆記情報と同一管理IDの位置ずれ量とを対応付けた筆記補正情報を出力し、サービスサーバ4は受信した筆記補正情報に含まれる位置ずれ量を用いて軌跡情報の位置ずれ補正を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置、画像形成装置等によって印刷された電子文書を管理する電子文書管理方法に関する。
近年、細かなドットが印刷された特殊な用紙を用い、ユーザがこの用紙上に手書きした文字やイメージなどを電子情報(データ)として取り込む技術が注目されている。取り込まれたデータは、パソコンや携帯電話などに転送され、磁気ディスク装置その他の記憶装置に格納して保存したり、電子メールとして転送することが可能となる。この技術では、この特殊な用紙に例えば0.3mm程度の間隔で小さなドットを印刷し、所定の大きさのグリッドに含まれるドットが、グリッド毎にすべて異なるパターン(コード画像)を描くように構成されている。このパターンはアドレス等の位置情報を表すことができる。そこで、例えばデジタルカメラ等の光学的読み取り機構を内蔵した専用のペン(電子ペン)を用いてパターンの読み取りを行うことで、この特殊な用紙上でのペン先の位置や移動軌跡を特定することが可能になる。そして、このペン先の位置や移動軌跡の情報を処理することにより、用紙上に書かれた手書きの文字やイメージを電子情報として利用することができるようになる。
この種の従来技術としては、用紙にパターンを印刷する技術やその読み取り技術など、種々の観点から多くの技術が提案されている。例えば、上記パターンが予め印刷された位置情報記録媒体の面を複数の領域に分割し、各領域に相当する位置に特定の機能(アプリケーションとの連動等)を割り当て、これを基にプリンタによって枠等の画像を印刷することで定型用紙とする技術が存在する(特許文献1参照。)。この技術では、出力された定型用紙に電子ペンで書き込みが行われると、電子ペンにてその位置情報が読み取られる。そして位置情報の読みとり結果に基づいて定型用紙上の領域が特定され、この領域に割り当てられた特定の機能が実行される。
特開2004−280519号公報(第3−4頁、図1)
しかしながら、上記特許文献1では、予めパターンが印刷された位置情報記録媒体に対しプリンタで画像(文書画像)の印刷を行うため、位置情報記録媒体上のパターンと枠等の画像形成位置とのずれが生じやすいという問題があった。そして、このようなずれが生じると、電子ペンを用いて定型用紙に書き込みを行った場合に、本来実行されるべき機能とは異なる他の機能が実行されてしまうおそれがあった。
かかる問題に対し、上記特許文献1では、プリンタで画像の印刷を行う際に、位置情報記録媒体に印刷されているパターンを読み取り、その読み取り結果に基づいて媒体上の位置情報を取得し、この位置情報に対応させて画像の印刷位置の調整を行うようにしている。
ただし、媒体上の印刷位置のずれは、媒体の搬送精度、媒体の形状精度、プリンタにおける印刷時の倍率誤差、あるいは傾き誤差など、様々な要因で発生する。このため、位置情報記録媒体の位置情報を読み取って調整を行ったとしても、高精度で印刷を行うためには、プリンタの構成が複雑化したり、コストアップを招いたりしてしまうという問題がある。また、印刷の位置精度を確保するために印刷速度を低下させることも考えられるが、この場合には定型用紙の生産性が低下してしまうという問題が生じてしまう。
なお、このような問題は、予めパターンが印刷された位置情報記録媒体に対してプリンタで画像を印刷する場合に限られるものではなく、パターンと画像とを一連の動作によって印刷する場合においても、同様に生じ得るものである。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、画像形成の位置精度を高めることなく、媒体に形成される文書画像とコード画像との位置ずれの影響を低減することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、媒体に文書画像を形成する文書画像形成部と、媒体に媒体の面の位置を特定するための位置情報を含むコード画像を形成するコード画像形成部と、媒体上に形成された文書画像とコード画像との位置ずれ量を取得する取得部とを含んでいる。
このような画像形成装置において、コード画像形成部は、位置情報に加えてさらに媒体を特定するための識別情報を含むコード画像を形成し、取得部は、位置ずれ量に加えてさらに識別情報を取得し、位置ずれ量と識別情報とを対応付けて記憶部に向けて出力することを特徴とすることができる。また、文書画像形成部は第1ユニットに設けられ、コード画像形成部は第1ユニットとは異なる第2ユニットに設けられることを特徴とすることができる。さらに、取得部は、文書画像における特定の画像の形成位置とコード画像における特定の位置情報の形成位置とを用いて、位置ずれ量を取得することができる。さらにまた、取得部は、位置ずれ量として、媒体の搬送方向に対する第1位置ずれ量と、媒体の搬送方向に直交する方向の第2位置ずれ量とを取得することができる。そして、文書画像形成部は媒体に文書画像として可視画像を形成し、コード画像形成部は媒体にコード画像として不可視画像を形成することができる。
また他の観点から捉えると、本発明が適用される電子文書管理方法は、媒体の面の位置を特定するための位置情報を含み媒体に印刷されるコード画像と電子文書に基づいて媒体に印刷される文書画像との相対的位置関係を検知するステップと、検知された相対的位置関係を記憶部に記憶させるステップと、文書画像およびコード画像を有する媒体の面に対して指示がなされた指示位置を受け付けるステップと、記憶部から読み出した相対的位置関係を用いて、指示がなされた指示位置を補正するステップとを含んでいる。
ここで、コード画像は媒体を特定するための識別情報をさらに含む場合に、検知するステップでは識別情報をさらに検知し、記憶させるステップでは識別情報に対応付けて相対的位置関係の情報を記憶部に記憶させ、受け付けるステップでは識別情報をさらに受け付け、補正するステップでは記憶部から識別情報に対応付けられた相対的位置関係を読み出して補正を行うことを特徴とすることができる。また、電子文書と識別情報とを対応付けて格納部に格納させるステップをさらに含む場合に、補正するステップでは、識別情報に対応付けられた電子文書を格納部から読み出し、電子文書に相対的位置関係により補正がなされた指示位置を反映させることを特徴とすることができる。
本発明によれば、媒体上の文書画像とコード画像との位置ずれ量を予め把握しておくようにしたので、例えば後でこの媒体に対して指示がなされた際に、その指示位置を、上記位置ずれ量を用いて位置ずれ補正することが可能になる。このため、画像形成の位置精度を高めることなく、媒体に形成される文書画像とコード画像との位置ずれの影響を低減することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される電子文書管理システムの構成の一例を示したものである。このシステムは、例えばイーサネット(登録商標)等のネットワークNに各種の端末やサーバ等が接続されることで構成されている。この例では、ネットワークNに、クライアント端末1、ID管理サーバ2、文書管理サーバ3、サービスサーバ4、プリンタ5、手書き情報取得端末6が接続されている。また、手書き情報取得端末6には、電子ペン7が無線接続されている。なお、ID管理サーバ2、文書管理サーバ3、およびサービスサーバ4は、同一のサーバとすることも可能である。
このシステムでは、クライアント端末1で印刷指示を行った電子文書を、プリンタ5で用紙上に印刷することができる。なお、以下の説明では、このようにしてプリンタ5で印刷された用紙のことをコード用紙8と呼ぶ。また、このシステムでは、電子ペン7を用いてコード用紙8に書き込みを行った場合に、電子ペン7による筆記情報を元の電子文書に反映させることができる。
ではまず、コード用紙8の印刷について概要を説明する。
まず、クライアント端末1が電子文書の印刷指示を送信する。このとき、クライアント端末1は、印刷指示として、印刷対象となる電子文書に印刷属性(ページ数、用紙サイズ、画像の向き等)を付加した印刷情報を出力する。
次に、この印刷情報をID管理サーバ2が受信する。ID管理サーバ2は印刷情報に含まれる電子文書の各ページにそれぞれ異なる管理IDを付与する。そして、ID管理サーバ2は、付与した管理ID、電子文書名、ページ番号、各ページの用紙サイズ、および画像の向きを対応付けて識別情報DB(後述)に登録する。また、ID管理サーバ2は、管理IDと印刷情報とを対応付けた印刷管理情報を送信する。
そして、この印刷管理情報を文書管理サーバ3が受信する。文書管理サーバ3は印刷管理情報に含まれる管理IDと電子文書の各ページの内容とを対応付けて電子文書DB(後述)に登録する。
また、この印刷管理情報をプリンタ5が受信する。プリンタ5は印刷管理情報に含まれる電子文書の内容および印刷属性に基づいて、用紙上に電子文書(文書画像)を印刷する。一方、プリンタ5では、印刷管理情報に含まれる管理IDに基づいて識別コードを作成し、同じく印刷管理情報に含まれる印刷属性に基づいて用紙上での位置を示す位置コードを作成する。次いで、これら識別コードと位置コードとを合成して得られたコード画像を、上記文書画像とともに用紙上に形成する。これにより、コード用紙8を得ることができる。そして、コード用紙8上の文書画像の形成位置とコード画像の形成位置との位置ずれ量(X方向、Y方向)を算出し、このコード用紙8の管理IDと位置ずれ量とを対応付けた位置ずれ情報を送信する。
その後、この位置ずれ情報をID管理サーバ2が受信する。ID管理サーバ2は位置ずれ情報に含まれる管理IDに対応付けて識別情報DBに位置ずれ量を登録する。
では次に、電子ペン7を用いた追記について概要を説明する。
まず、ユーザにより電子ペン7を用いたコード用紙8への書き込みが行われる。このとき、電子ペン7はコード用紙8に形成されたコード画像を読み取る。次いで、コード画像の読み取り結果に基づき、位置コードの変化履歴からコード用紙8に対する電子ペン7の軌跡情報を取得し、また、識別コードからコード用紙8の管理IDを取得する。そして、これら管理IDと軌跡情報とを対応付けた筆記情報を送信する。この筆記情報は、電子ペン7から手書き情報取得端末6を介してネットワークNに出力される。
次に、この筆記情報をID管理サーバ2が受信する。ID管理サーバ2は筆記情報に含まれる管理IDに対応する位置ずれ量を識別情報DBから読み出す。その後ID管理サーバ2は筆記情報に位置ずれ量を対応付けた筆記補正情報を送信する。
さらに、この筆記補正情報を文書管理サーバ3が受信する。文書管理サーバ3は筆記補正情報に含まれる管理IDに対応する電子文書を電子文書DBから読み出す。その後文書管理サーバ3は管理IDと電子文書とを対応付けた被追記情報を送信する。
そして、筆記補正情報をサービスサーバ4が受信する。サービスサーバ4は筆記補正情報に含まれる軌跡情報を、同じく筆記補正情報に含まれる位置ずれ量を用いて位置ずれ補正して補正軌跡情報を得る。また、サービスサーバ4はさらに被追記情報を受信する。そして、管理IDを介して、被追記情報に含まれる電子文書と補正軌跡情報とを対応付けた追記情報を得る。すなわち、電子文書に、電子ペン7により書き込まれた情報を反映させることができる。その後、得られた追記情報は追記情報DB(後述)に登録される。また、この追記情報を、例えば手書き情報取得端末6あるいはクライアント端末1に送信し、これら各端末のディスプレイに表示させることもできる。
では、図1に示す電子文書管理システムを構成する各構成要素について具体的に説明する。
このシステムにおいて、クライアント端末1は電子文書の印刷指示を送信する機能を有しており、例えばPC(Personal Computer)で構成することができる。ここで、電子文書とは、所謂テキスト情報やイメージ情報を含み、画像として表示され得るものを含む概念である。また、印刷指示には、上述したように電子文書と電子文書の印刷属性とが含まれる。なお、印刷属性には、上述したものの他、例えば片面印刷、両面印刷など、アプリケーションソフト上で設定が可能な各種設定が含まれる。
図2(a)はID管理サーバ2の構成の一例を示す機能ブロック図である。ID管理サーバ2は、受信部201、識別情報管理部202、識別情報DB203、および送信部204を備える。
受信部201はクライアント端末1からの印刷情報、プリンタ5からの位置ずれ情報、電子ペン7(手書き情報取得端末6)からの筆記情報等を受信する。
識別情報管理部202は、管理IDの付与、識別情報DB203に対する各種データの登録および問い合わせを行う。具体的に説明すると、印刷情報が入力されてきた場合に、識別情報管理部202は印刷情報に含まれる電子文書を構成する各ページにそれぞれ管理IDを付与する。またこのとき、識別情報管理部202は付与を行った管理IDと電子文書名、ページ番号、各ページの用紙サイズ、および画像の向きとを対応付けて識別情報DB203に登録する。さらに、位置ずれ情報が入力されてきた場合に、識別情報管理部202は位置ずれ情報に含まれる管理IDを参照し、識別情報DB203に位置ずれ量を登録する。したがって、本実施の形態では識別情報DB203が記憶部として機能する。さらにまた、筆記情報が入力されてきた場合、識別情報管理部202は筆記情報に含まれる管理IDを参照し、対応する位置ずれ量を識別情報DB203から取り出す。そして、識別情報管理部202は筆記情報に位置ずれ量を対応付けた筆記補正情報を作成する。
送信部204は、識別情報管理部202で作成された筆記補正情報を送信する。
図2(b)は文書管理サーバ3の構成の一例を示す機能ブロック図である。文書管理サーバ3は、受信部301、電子文書管理部302、電子文書DB303、および送信部304を備える。
受信部301はID管理サーバ2からの印刷管理情報や筆記補正情報等を受信する。
電子文書管理部302は、電子文書DB303に対する各種データの登録および問い合わせを行う。具体的に説明すると、印刷管理情報が入力されてきた場合に、電子文書管理部302は管理IDと電子文書の各ページの内容とを対応付けて電子文書DB303に登録する。したがって、本実施の形態では、電子文書DB303が格納部として機能する。また、筆記補正情報が入力されてきた場合に、電子文書管理部302は筆記補正情報に含まれる管理IDを参照し、対応する電子文書を電子文書DB303から取り出す。また、この場合に、電子文書管理部302は管理IDと取り出した電子文書とを対応付けた被追記情報を作成する。
送信部304は、電子文書管理部302で作成された被追記情報を送信する。
図3は画像形成装置としてのプリンタ5の構成の一例を示す図である。このプリンタ5は、本体ユニット50aと、この本体ユニット50aに対して外付けされる外付ユニット50bとを備えている。ここで、第1ユニットとして機能する本体ユニット50aおよび第2ユニットとして機能する外付ユニット50bは、それぞれ、単体でプリンタ装置として機能するように構成されている。本体ユニット50aは、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒の4色のトナーを用いて画像を形成する所謂フルカラープリンタ装置である。一方、外付ユニット50bは、単色(本実施の形態では不可視)のトナーを用いて画像を形成する所謂モノクロプリンタ装置である。そして、この例では、本体ユニット50aに対して外付ユニット50bが着脱自在に設けられており、ユーザの要求に応じて4色あるいは5色のプリンタ装置として機能するようになっている
まず、本体ユニット50aについて説明する。本体ユニット50aは、作像プロセス系10、用紙搬送系30、制御部41、および本体処理部42を備える。作像プロセス系10は本体処理部42にて生成された各色の画像データに基づいて画像形成を行う。また、用紙搬送系30は作像プロセス系10の動作に対応して用紙の搬送を行う。制御部41は本体ユニット50aおよび外付ユニット50bの動作を制御する。本体処理部42はネットワークN(図1参照)に接続され、受信した印刷指示や電子文書等のデータに処理を施す。
作像プロセス系10は、4つの画像形成ユニットすなわちイエロー画像形成ユニット(Yユニット)11Y、マゼンタ画像形成ユニット(Mユニット)11M、シアン画像形成ユニット(Cユニット)11C、黒画像形成ユニット(Kユニット)11K、および転写ユニット20を備える。ここで、文書画像形成部として機能するYユニット11Y、Mユニット11M、Cユニット11C、およびKユニット11Kは、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される。
各画像形成ユニット11(11Y、11M、11C、11K)は、回転可能に配設される感光体ドラム12を備える。また、感光体ドラム12の周囲には、帯電器13、露光器14、現像器15、一次転写ロール16、ドラムクリーナ17等が順次配設されている。これらのうち、帯電器13は感光体ドラム12を所定の電位に帯電する。露光器14は帯電器13によって所定の電位に帯電された感光体ドラム12に選択的に光ビームを照射し、静電潜像を形成する。現像器15は対応する色成分トナー(例えばYユニット11Yではイエローのトナー)を収容し、このトナーによって感光体ドラム12上の静電潜像を現像する。一次転写ロール16は印加される一次転写バイアスにより感光体ドラム12上に形成されたトナー像を中間転写ベルト21に一次転写する。ドラムクリーナ17は一次転写後の感光体ドラム12上の残留物(トナー等)を除去する。
ここで、本実施の形態では、露光器14が例えば主走査方向に多数のLED(Light Emission Diode)を配列してなるLPH(LED Print Head)で構成されている。なお、露光器14としては、例えばLD(Laser Diode)を用いたROS(Raster Output Scanner)を用いることもできる。
また、中間転写ベルト21を挟んだ各画像形成ユニット11(11Y、11M、11C、11K)の上部側には、各画像形成ユニット11の現像器15に対応する色のトナーを供給するためのトナーカートリッジ19Y、19M、19C、19Kが設けられる。
転写ユニット20は、中間転写ベルト21、ドライブロール22、テンションロール23、バックアップロール24、ベルトクリーナ25を備える。これらのうち、中間転写ベルト21はドライブロール22、テンションロール23、およびバックアップロール24に張架支持され、矢印方向に回動する。ドライブロール22は中間転写ベルト21を張架するとともに中間転写ベルト21を駆動して回動させる。テンションロール23は中間転写ベルト21を張架することで中間転写ベルト21に所定のテンションを付与するとともにドライブロール22によって駆動される中間転写ベルト21に従動して回転する。バックアップロール24は中間転写ベルト21を張架するとともに二次転写装置の構成部材として機能する。またベルトクリーナ25は中間転写ベルト21を挟んでドライブロール22と対向する部位に取り付けられ、二次転写後の中間転写ベルト21上の残留物(トナー等)を除去する。
用紙搬送系30は、給紙トレイ31、ナジャーロール32、フィードロール33、搬送路34、レジストロール35、二次転写ロール36、排出ロール37、および排出トレイ38を備える。また、二次転写ロール36と排出ロール37との間には、用紙上に二次転写された画像を加熱・加圧定着する定着器29が設けられる。これらのうち、給紙トレイ31は画像形成が行われる用紙を積載する。ナジャーロール32は給紙トレイ31に積載される用紙を取り出して供給する。フィードロール33はナジャーロール32によって取り出された用紙を一枚ずつに分離して搬送路34に搬送する。レジストロール35は、搬送路34を搬送されてくる用紙を一旦停止させ、二次転写位置に向けてタイミングを合わせて搬送する。二次転写ロール36は、バックアップロール24とともに二次転写装置を構成し、搬送される用紙上に中間転写ベルト21上の画像を二次転写する。排出ロール37は、定着器29によって画像の定着がなされた用紙を機外へと排出する。排出トレイ38はプリンタ部1の上部側に設けられ、排出ロール37によって排出された記録済みの用紙を積載する。ただし、このプリンタ5では、排出トレイ38上に外付ユニット50bが装着されているため、排出ロール37によって排出された用紙は外付ユニット50bに搬入される。
次に、外付ユニット50bについて説明する。外付ユニット50bは、不可視画像形成ユニット(Iユニット)61I、定着器70、位置ずれ量測定部80、および外付処理部90を備える。コード画像形成部として機能するIユニット61Iは外付処理部90にて生成された不可視の画像データに基づいてトナー像の形成を行う。また、定着器70はIユニット61Iで用紙上に形成された不可視トナー像を加熱・加圧定着する。なお、外付ユニット50bは、本体ユニット50aに設けられた制御部41によってその動作制御が行われる。
Iユニット61Iは、回転可能に配設される感光体ドラム62を備える。また、感光体ドラム62の周囲には、帯電器63、露光器64、現像器65、転写ロール66、ドラムクリーナ67等が順次配設されている。これらのうち、帯電器63は感光体ドラム62を所定の電位に帯電する。露光器64は帯電器63によって所定の電位に帯電された感光体ドラム62に選択的に光ビームを照射し、静電潜像を形成する。現像器65は不可視トナーを収容し、この不可視トナーによって感光体ドラム62上の静電潜像を現像する。転写ロール66は印加される一次転写バイアスにより感光体ドラム62上に形成されたトナー像を中間転写ベルト用紙に転写する。ドラムクリーナ67は転写後の感光体ドラム62上の残留物(トナー等)を除去する。
また、定着器70は、Iユニット61Iにて用紙上に形成された不可視トナー像を定着させる。
位置ずれ量測定部80は、本体ユニット50aによって用紙上に形成された画像(可視画像)と、外付ユニット50bによって同一用紙上に形成された画像(不可視画像)との位置ずれ量を測定する。そして、位置ずれ量測定部80は、用紙上の画像(可視画像、不可視画像)を検知する画像検知センサ81と、画像検知センサ81による画像検知結果に基づいて所定の演算処理を実行する演算部82とを備える。
外付処理部90は、本体処理部42を介して受信した印刷指示や識別情報等のデータに処理を施す。
ここで、プリンタ5で使用されるトナーについて説明しておく。
まず、本体ユニット50aでは、次のようなトナーが用いられる。すなわち、Yユニット11Yにて用いられるイエロートナー(Yトナー)、Mユニット11Mにて用いられるマゼンタトナー(Mトナー)、Cユニット11Cにて用いられるシアントナー(Cトナー)、およびKユニット11Kにて用いられる黒トナー(Kトナー)は、従来から使用されているトナーすなわち、結着樹脂に対応する波長領域の光を吸収する可視光吸収材料を入れたものを用いる。これにより、Yユニット11Y、Mユニット11M、Cユニット11C、およびKユニット11Kでは、イエロー、マゼンタ、シアン、あるいは黒の可視画像を形成することができる。
また、外付ユニット50bでは、Iユニット61Iで用いられるIトナーとして、例えば特開2003−186238号公報に記載された材料を用いることができる。すなわち結着樹脂に無機材料粒子からなる近赤外光吸収材料を入れたものを用いる。これにより、Iユニット61Iでは、このようなトナーを用いることで不可視画像を形成することができる。
ただし、ここでいう「可視」および「不可視」は、目視により認識できるかどうかとは関係しない。すなわち媒体(用紙)に印刷(形成)された画像が、可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性の有無により認識できるかどうかで、「可視」と「不可視」とを区別している。
図4は、上記プリンタ5における本体処理部42および外付処理部90の構成の一例を示す機能ブロック図である。
まず、本体処理部42について説明する。この本体処理部42は、印刷制御部51、描画データ解釈部52、画像生成部53(Y画像生成部53Y、M画像生成部53M、C画像生成部53C、K画像生成部53K)、マーク形成位置設定部54、および文書画像印刷実行部55を備える。
印刷制御部51は、ID管理サーバ2(図1参照)から送られてくる印刷管理情報を受信する。印刷制御部51は、受信した印刷管理情報のうち、印刷情報すなわち電子文書および印刷属性を描画データ解釈部52に受け渡し、印刷情報のうちの印刷属性および管理IDを外付処理部90に受け渡す。また、印刷制御部51は、受信した印刷管理情報のうち、マーク形成位置設定部54に印刷属性を受け渡す。そして、印刷制御部51は、描画データ解釈部52、各画像生成部53、マーク形成位置設定部54、および文書画像印刷実行部55の動作を制御し、さらに外付処理部90の各構成要素の動作も制御する。
描画データ解釈部52は、印刷制御部51から入力される印刷情報(印刷データ)を解釈して、印刷データを構成する描画コマンドに変換してコマンドを発行する。
各画像生成部53(Y画像生成部53Y、M画像生成部53M、C画像生成部53C、K画像生成部53K)は、描画データ解釈部52から入力される描画コマンドをそれぞれ実行して、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒の画像データ(文書画像データ)を1ページ毎に生成していく。
マーク形成位置設定部54は、入力されてくる印刷属性に基づき、電子文書の内容とともに各ページに形成するマークの形成位置を設定する。そして、設定されたマークの形成位置データは、C画像生成部53Cに出力される。このため、C画像生成部53Cでは、上記描画データ解釈部52から入力される描画コマンドと、マーク形成位置設定部54にて設定されたマークの形成位置データとを用いて、ページ毎のシアンの画像データ(文書画像データ)を生成することになる。
文書画像印刷実行部55は、Y画像生成部53Y、M画像生成部53M、C画像生成部53C、K画像生成部53Kにて生成された各色のページ画像データを同期させながら、Yユニット11Y、Mユニット11M、Cユニット11C、およびKユニット11Kに出力する。具体的に説明すると、文書画像印刷実行部55は、Y画像生成部53Yで生成されたイエローのページ画像データをYユニット11Yに、M画像生成部53Mで生成されたマゼンタのページ画像データをMユニット11Mに、C画像生成部53Cで生成されたシアンのページ画像データをCユニット11Cに、そしてK画像生成部53Kで生成された黒のページ画像データを黒ユニット11Kに、それぞれ出力する。
次に、外付処理部90について説明する。この外付処理部90は、識別コード生成部91、位置コード生成部92、コード配置部93、パターン画像生成部94、パターン格納部95、およびコード画像印刷実行部96を備える。
識別コード生成部91は、印刷制御部51から入力されてくる電子文書の管理IDに基づいて識別コードを生成する。
位置コード生成部92は、印刷制御部51から入力されてくる電子文書の印刷属性に基づき、電子文書すなわち文書画像を印刷することになる用紙に対応した位置コードを生成する。この位置コードは、印刷対象となる用紙の座標を得るために用いられるものであり、用紙のサイズ、向き、縮小/拡大、N−up等の印刷属性に応じて適宜設定される。
コード配置部93は、識別コード生成部91で生成された識別コードと位置コード生成部92で生成された位置コードとを合成し、出力画像サイズに相当する二次元コード配列を生成する。このとき、識別コードは配置位置によらず同じとなり、位置コードは配置位置により異なる。
パターン画像生成部94は、二次元コード配列に対応するビットパターン画像をパターン格納部95より取り出して、二次元コード配列を画像化したコード画像として出力する。
コード画像印刷実行部96は、パターン画像生成部94で生成されたコード画像データをCユニット11Cに出力する。
図5(a)〜(c)は、上記パターン画像生成部94で生成される二次元コード画像を説明するための図である。図5(a)は、不可視画像によって形成され、配置される二次元コード画像の単位を模式的に示すために格子状に表現した図である。また、図5(b)は二次元コード画像の一単位を示した図である。さらに、図5(c)は、バックスラッシュ「\」とスラッシュ「/」の斜線パターンを説明するための図である。
これら図5(a)〜(c)に示す二次元コード画像は、赤外線照射による機械読み取りと復号化処理とが長期にわたって安定して可能で、且つ、情報が高密度に記録できる不可視画像で形成される。また、画像を出力する用紙表面の可視画像が形成された領域とは関係なく、任意の領域に設けることが可能な不可視画像であることが好ましい。特に本実施の形態では、使用される媒体の大きさに合わせて用紙一面(紙面)の全面に不可視画像が形成される。また、目視した際に光沢差によって認識できる不可視画像であることが更に好ましい。
図5(b)に示す二次元コードパターンは、用紙上の座標位置を示す位置コードが格納される領域と、電子文書または用紙を一意に特定するための識別コードが格納される領域とを含んでいる。また、同期コードが格納される領域も含んでいる。そして、図5(a)に示すように、この二次元コードパターンが複数、配置され、印刷される用紙の大きさに合わせて用紙一面(紙面)の全面に異なる位置情報が格納された二次元コードが格子状に配置される。すなわち、用紙一面に、図5(b)に示すような二次元コードパターンが複数個、配置され、その各々が、位置コード、識別コード、および同期コードを備えている。そして、複数の位置コードの領域には、それぞれ配置される場所により異なる位置情報が格納されている。一方、複数の識別コードの領域には、配置される場所によらず同じ識別情報が格納されている。
図5(b)において、位置コードは、6ビット×6ビットの矩形領域内に配置されている。各ビット値は、回転角度が異なる複数の微小ラインビットマップで形成され、図5(c)に示す斜線パターン(パターン0およびパターン1)で、ビット値0とビット値1とを表現している。より具体的には、相互に異なる傾きを有するバックスラッシュ「\」およびスラッシュ「/」を用いて、ビット値0とビット値1とを表現している。斜線パターンは600dpi(dot per inch)において8画素×8画素の大きさで構成されており、左上がりの斜線パターン(パターン0)がビット値0を、右上がりの斜線パターン(パターン1)がビット値1を表現する。したがって、一つの斜線パターンで1ビット(0または1)を表現できる。このような二種類の傾きからなる微小ラインビットマップを用いることで、可視画像に与えるノイズがきわめて小さく、且つ、大量の情報を高密度にデジタル化して埋め込むことが可能な二次元コードパターンを提供することが可能となる。
すなわち、図5(b)に示した位置コード領域には合計36ビットの位置情報が格納されている。この36ビットのうち、18ビットをX座標の符号化に、他の18ビットをY座標の符号化に使用することができる。各18ビットをすべて位置の符号化に使用すると、218通り(約26万通り)の位置を符号化できる。各斜線パターンが図5(c)に示したように8画素×8画素(600dpi)で構成されている場合、600dpiの1ドットは0.0423mmであることから、図4(b)に示す二次元コード(同期コードを含む)の大きさは、縦横ともに3mm程度(8画素×9ビット×0.0423mm)となる。3mm間隔で26万通りの位置を符号化した場合、約786mの長さを符号化できる。このように18ビットすべてを位置の符号化に使用してもよいし、あるいは、斜線パターンの検出誤りが発生するような場合には誤り検出や誤り訂正のための冗長ビットを含めてもよい。
また、識別コードは、2ビット×8ビットおよび6ビット×2ビットの矩形領域に配置されており、合計28ビットの識別情報を格納できる。識別情報として28ビットすべてを使用した場合、228通り(約2億7千万通り)の識別情報を表現できる。識別コードも位置コードと同様に、28ビットの中に誤り検出や誤り訂正のための冗長ビットを含めることができる。
なお、図5(c)に示す例では、二つの斜線パターンは互いに角度が90°異なるが、例えば角度差を45°とすれば四種類の斜線パターンを構成できる。このように構成した場合は、一つの斜線パターンで2ビットの情報(0〜3)を表現できる。すなわち、斜線パターンの角度種類を増やすことで、表現できるビット数を増加させることができる。
また、図5(c)に示す例では、斜線パターンを使用してビット値の符号化を説明しているが、選択できるパターンは斜線パターンに限られない。例えばドットのON/OFFや、ドットの位置を基準位置からずらす方向により符号化する方法も採用することが可能である。
図6は、図3に示す位置ずれ量測定部80の構成の一例を示す図である。位置ずれ量測定部80は、上述したように画像検知センサ81および演算部82を備える。
画像検知センサ81は可視画像センサ81aおよび赤外画像センサ81bを有する。ここで、可視画像センサ81aは定着器70より排出されるコード用紙8上の可視画像すなわち本体ユニット50aにて形成された文書画像を検知する。一方、赤外画像センサ81bは、同じコード用紙8上の赤外画像すなわち外付ユニット50bにて形成されたコード画像を検知する。
演算部82は、文書画像解析部83、コード画像解析部84、位置ずれ量演算部85、および合成部86を備える。
文書画像解析部83は可視画像センサ81aにて読み取られた可視画像(文書画像)の読み取りデータを解析し、シアンで形成されたマークの位置を取得する。
コード画像解析部84は赤外画像センサ81bにて読み取られた赤外画像(コード画像)の読み取りデータに基づいて位置コードの解析を行い、上記マークの形成位置に対応する識別コードの位置を取得する。また、コード画像解析部84は赤外画像の読み取りデータに基づいて識別コードの解析を行い、識別情報からコード用紙8の管理IDを取得する。
位置ずれ量演算部85は、文書画像解析部83にて得られたマークの形成位置と、コード画像解析部84にて得られた位置コードの解析結果とに基づいて、文書画像とコード画像との位置ずれ量を求める。
合成部86は、コード画像解析部84にて得られた位置ずれ量とコード画像解析部84にて得られた管理IDとを対応付けた位置ずれ情報を作成し、送信する。
図7は、電子ペン7の構成の一例を示す図である。この電子ペン7は、筆記部71、筆圧検出部72、制御部73、赤外照射部74、および画像入力部75を備える。筆記部71は、文書画像とコード画像とが合成されて印刷されたコード用紙8に通常のペンと同様の操作により文字や図形を記録する。筆圧検出部72は、筆記部71の動きを監視し電子ペン7がコード用紙8に押し付けられていることを検出する。制御部73は、電子ペン7全体の電子的な動作を制御する。赤外照射部74は、コード用紙8上のコード画像を読み取るための赤外光を照射する。画像入力部75は、赤外光が照射されたコード用紙8上のコード画像を捕捉して入力する。
ここで、制御部73についてさらに詳しく説明する。制御部73は、コード取得部731と、軌跡算出部732と、情報記憶部733とを備える。コード取得部731は、画像入力部75から入力された画像を解析してコード(位置情報、識別情報)を取得する部分である。軌跡算出部732は、コード取得部731が取得したコード(位置情報)に対し、筆記部71のペン先の座標と画像入力部75が捕捉した画像の座標とのずれを補正してペン先の軌跡を算出する部分である。情報記憶部733は、コード取得部731が取得したコードや軌跡算出部732が算出した軌跡情報を記憶する部分である。
なお、手書き情報取得端末6は、電子ペン7から受信した筆記情報をネットワークNに出力する機能を有するものであり、クライアント端末1と同様に例えばPCで構成することができる。また、手書き情報取得端末6と電子ペン7との間の無線通信は、例えば無線LANやBluetoothなど、各種方式を利用することができる。そして、両者間の通信は無線に限られるものではなく、例えば有線方式を用いたり、あるいは電子ペン7用のクレードルと手書き情報取得端末6とを接続しておき、クレードルに電子ペン7が装着された際に通信を行ったりするものであってもよい。
図8はサービスサーバ4の構成の一例を示す機能ブロック図である。サービスサーバ4は、受信部401、位置ずれ補正部402、電子文書一時格納部403、合成部404、追記情報DB405、および送信部406を備える。
受信部401はID管理サーバ2からの筆記補正情報、文書管理サーバ3からの被追記情報等を受信する。
位置ずれ補正部402は筆記補正情報に含まれる軌跡情報を、同じ筆記補正情報に含まれる位置ずれ量を用いて位置ずれ補正し、補正軌跡情報を得る。
電子文書一時格納部403は被追記情報すなわち管理IDおよび電子文書を一時的に保存する。
合成部404は管理IDを仲立ちとして、電子文書と補正筆記情報とを合成し追記情報を作成する。また、合成部404は、得られた追記情報を追記情報DB405に登録する。
送信部406は、例えばクライアント端末1や手書き情報取得端末6に対し、追記情報を送信する。
では、図9に示すフローチャート、図3〜図6等を参照しつつ、プリンタ5によるコード用紙8の印刷プロセスについて詳細に説明する。
まず、ID管理サーバ2から送信された印刷管理情報を印刷制御部51が受信する(ステップ101)。なお、印刷管理情報は、上述したようにクライアント端末1からの印刷指示に基づいて作成されたものであり、電子文書、この電子文書の印刷属性、および管理IDを含んでいる。
次に、本体処理部42を構成する描画データ解釈部52、各画像生成部53(53Y、53M、53C、53K)、マーク形成位置設定部54、および文書画像印刷実行部55が、印刷管理情報に含まれる電子文書および印刷属性に基づいて文書画像を作成する(ステップ102)。そして、Yユニット11Y、Mユニット11M、Cユニット11C、およびKユニット11Kを用いて、用紙に文書画像を印刷する(ステップ103)。したがって、文書画像が可視画像によって形成される。なお、印刷される文書画像には、電子文書の他、マーク形成位置設定部53にて形成位置が設定されたマークも印刷される。
他方、外付処理部90を構成する識別コード生成部91、位置コード生成部92、コード配置部93、パターン画像生成部94、パターン格納部95、およびコード画像印刷実行部96は、印刷管理情報に含まれる印刷属性及び管理IDに基づいてコード画像を生成する(ステップ104)。そして、Iユニット61Iを用いて、用紙にコード画像を印刷する(ステップ105)。なお、コード画像の印刷対象は、上記ステップ103で文書画像が既に印刷された用紙である。すなわち、同一の管理IDを付与された電子文書に基づく文書画像とコード画像とが、同一の用紙に印刷されることで、コード用紙8が出力されることになる。
次に、このようにして文書画像およびコード画像が印刷されたコード用紙8が外付ユニット50bの出口側まで搬送されると、位置ずれ量測定部80がコード用紙8上の文書画像およびコード画像を検知する(ステップ106)。具体的には、可視画像センサ81aによりコード用紙8上の文書画像を可視画像データとして検知し、赤外画像センサ81bによりコード用紙8上のコード画像を赤外画像データとして検知する。そして、演算部82では、可視画像データから文書画像を解析し、赤外画像データからコード画像を解析する。その結果、コード画像解析部84が、赤外画像データからコード用紙8の管理IDを取得する(ステップ107)。また、可視画像データおよび赤外画像データから位置ずれ量演算部85が文書画像とコード画像との位置ずれ量(X方向ずれ量(第2位置ずれ量)、Y方向ずれ量(第1位置ずれ量))を演算する(ステップ108)。その後、合成部86が得られた管理IDと位置ずれ量とを対応付けた位置ずれ情報を生成し(ステップ109)、生成した位置ずれ情報を送信する(ステップ110)。
図10は上記プリンタ5にて印刷されるコード用紙8の概要を示す図である。ここで、図10(a)は本体ユニット50aにて用紙に印刷される文書画像を、図10(b)は外付ユニット50bにて用紙に印刷されるコード画像を、図10(c)はこれら文書画像およびコード画像を用紙に印刷してなるコード用紙8を、それぞれ示している。
図10(a)に示す文書画像は可視画像であり、電子文書に基づいて生成された文書画像部Gaと、印刷属性(特に用紙サイズおよび画像の向き)に基づいて生成されたマーク画像部Gbとを有している。これらのうち、マーク画像部Gbは、上述したマーク形成位置設定部54により設定されるものであり、したがってシアン色にて形成される。また、本例においてマーク画像部Gbは、用紙の四隅にそれぞれ形成されるものであり、用紙のサイズおよび画像の向きによりその形成位置が変わる。なお、本実施の形態では、一般にトンボと呼ばれる十字型の画像をマークとして形成している。
図10(b)に示すコード画像は不可視画像であり、基本的に用紙の全面に形成される。ただし、上述したように、プリンタ5(具体的には外付ユニット50b)の制限により、用紙の端部側には形成されないこともある。そして、コード画像は図5にも示したように位置コード及び識別コードを含んでいる。
そして、これら文書画像及びコード画像を同一用紙上に印刷することで、図10(c)に示す印刷文書すなわちコード用紙8が出力される。
では次に、上記ステップ108における位置ずれ量の取得についてより詳細に説明する。 図11は、演算部82にて実行される文書画像およびコード画像の位置ずれ量取得の原理を説明するための図である。ここで、図11(a)は文書画像に含まれるマークの形成位置(特定の画像の形成位置)を、図11(b)はコード画像に含まれる特定の位置情報を含むコード画像の形成位置(特定の位置情報の形成位置)を、それぞれ示している。なお、特定のコード画像とは、理想的な状態で、上記マークの形成位置を重ね合わされる位置に置かれたものをいう。
演算部82の文書画像解析部83では、コード用紙8を構成する用紙の一コーナー(図中では左上端部)を基準(原点)として、文書画像におけるマーク画像Gbの位置(具体的に十字の交点の位置)を検出する。また、演算部82のコード画像解析部84では、用紙の一コーナー(左上端部)を基準(原点)として、コード画像中の所定の位置コード(本来マーク画像の形成位置に対応する位置に形成されるコード画像の位置コード)の重心Gを検出する。そして、位置ずれ量演算部85が、これら文書画像およびコード画像の着目位置の相対的なずれ量を演算する。
いまここで、文書画像における各マークの交点形成位置(座標)をA(x1、y1)、B(x2、y2)、C(x3、y3)、D(x4、y4)とする。また、コード画像における所定の位置コードの各重心位置をCA(X1、Y1)、CB(X2、Y2)、CC(X3、Y3)、CD(X4、Y4)とする。このとき、文書画像およびコード画像の位置ずれ量X(X方向の位置ずれ量)、位置ずれ量Y(Y方向の位置ずれ量)は、次の式で表すことができる。
Figure 2007296742
このようにして、同一コード用紙8上の文書画像とコード画像との位置ずれ量すなわち文書画像およびコード画像の相対的位置関係を得ることができる。
図12は、図2(a)に示すID管理サーバ2の識別情報DB203に登録されるデータベースの構成例を示す図である。図12に示すデータ構造では、管理ID、電子文書名、ページ情報、用紙サイズ、画像の向き、X方向ずれ量、およびY方向ずれ量といった項目分けがなされ、これらの対応関係が管理されている。なお、図12に示す例において、管理ID1〜6は、A4縦サイズの6ページ分の電子文書を印刷した場合が示されている。印刷された各ページは、異なる管理ID(1〜6)で個別に管理され、また電子文書名はすべて同じURLであるが、ページ情報は1〜6と異なっている。同様に、管理ID7、8はA4横サイズの2ページ分の電子文書を、管理ID9、10はA3横サイズの2ページ分の電子文書を、それぞれ印刷した場合が示されている。
ここで、管理ID、電子文書名、ページ情報、用紙サイズ、および画像の向きは、クライアント端末1から印刷指示がなされることによりID管理サーバ2が印刷情報を受信した際に登録される。また、X方向ずれ量およびY方向ずれ量は、プリンタ5で印刷が行われたコード用紙8の位置ずれ情報を受信した際に、この位置ずれ情報に含まれる管理IDに対応付けて登録される。
次に、図13に示すフローチャートを参照しつつ、電子ペン7によるコード用紙8への追記および筆記情報の生成について詳細に説明する。なお、図13は、電子ペン7に設けられた制御部73にて実行される処理を示している。
電子ペン7により、例えばコード用紙8に対して文字や図形の記録(書き込み)が行われると、制御部73は、コード用紙8に対して筆記部71により記録が行われていることの検出信号を筆圧検出部72から取得する(ステップ201)。この検出信号を検出すると、制御部73は赤外照射部74に対し、赤外光をコード用紙8に照射するように指示する(ステップ202)。赤外照射部74によってコード用紙8に照射される赤外光はコード画像(不可視画像)によって吸収される。画像入力部75ではこの赤外光が照射されたコード画像が捕捉される。制御部73は、画像入力部75を介してこの不可視画像の入力(スキャン)を行う(ステップ203)。
その後、制御部73のコード取得部731では、ステップ204〜210に示すコード画像検出処理が実行される。ここではまず、入力されたスキャン画像を整形する。このスキャン画像の整形は、例えば傾き補正やノイズ除去などである。そして、整形されたスキャン画像からスラッシュ「/」やバックスラッシュ「\」等のビットパターン(斜線パターン)を検出する(ステップ204)。また一方で、整形されたスキャン画像から二次元コード位置決め用のコードである同期コードを検出する(ステップ205)。コード取得部731では、この同期コード位置を参照して二次元コードを検出し、二次元コードからECC(Error Correcting Code:誤り訂正符号)等の情報を取り出して復号し(ステップ206)、復号した情報から元のコード情報に復元する(ステップ207)。
制御部73のコード取得部731では、以上のようにして復元したコード情報から一座表であるX座標、Y座標、および管理IDを取り出し、取り出した位置座標および管理IDを情報記憶部733に記憶させる(ステップ208)。その一方で、軌跡算出部732は、情報記憶部733に格納された座標情報からペン先の軌跡を算出し、得られた軌跡情報を情報記憶部733に記憶させる(ステップ209)。そして、コード取得部731はこの情報記憶部733に記憶された管理IDおよび軌跡情報を対応付けた筆記情報を作成し(ステップ210)、この筆記情報を手書き情報端末6に送信する(ステップ211)。
その後、この筆記情報は、ネットワークNを介してID管理サーバ2に送信される。ID管理サーバ2では、受信した筆記情報に含まれる管理IDに対応するX方向位置ずれ量およびY方向位置ずれ量を読み出し、筆記情報に各位置ずれ量を対応付けた筆記補正情報を送信する。
その後、図8に示すサービスサーバ4では、図14に示すフローチャートに従って、位置ずれ補正等の処理が実行される。
まず、サービスサーバ4の受信部401が、ID管理サーバ2から送られてくる筆記補正情報を受信する(ステップ301)。次に、位置ずれ補正部402が、筆記補正情報に含まれる軌跡情報とX方向位置ずれ量およびY方向位置ずれ量とを用いて、軌跡情報の位置ずれ補正を実行し、補正軌跡情報を取得する(ステップ302)。また、サービスサーバ4は、送信部406を用いて文書管理サーバ3に筆記補正情報に含まれる管理IDに対応した電子文書の情報すなわち被追記情報の問い合わせを行う。その結果、受信部401は文書管理サーバ3から被追記情報を取得する(ステップ303)。取得された被追記情報は、電子文書一時格納部403に一時的に格納される。
そして、合成部404は、電子文書一時格納部403から読み出した被追記情報に含まれる電子文書に、位置ずれ補正部402にて得られた補正軌跡情報を反映させ、追記情報を作成する(ステップ304)。その後、合成部404は、得られた追記情報を追記情報DB405に格納する。
なお、例えば手書き情報端末6やクライアント端末1から追記情報の出力要求があった場合、合成部404は、追記情報DB405から要求を受けた管理IDに対応する追記情報を読み出し、送信部406を介して出力する。
以上説明したように、本実施の形態では、プリンタ5でコード用紙8を作成する際に、用紙上に印刷された文書画像とコード画像との位置ずれ量を測定するようにした。また、得られた位置ずれ量と読み取ったコード画像を解析することによって得られた管理IDとを対応付けた印刷管理情報を生成して出力するようにした。
また、本実施の形態では、管理IDと対応付けて、電子文書、電子文書の印刷属性、および位置ずれ量をデータベースに登録しておき、電子ペン7によってコード用紙8に追記がなされたときに、位置ずれ量を用いて電子ペンによる筆記情報(軌跡情報)を補正するようにした。
これにより、文書画像とコード画像との位置ずれを補正することができ、元の電子文書に電子ペン7による書き込みをより正確に反映させることができる。その結果、本実施の形態では、コード用紙8を印刷する際に文書画像とコード画像との位置合わせ精度を高める必要がなくなり、プリンタ5の装置構成を簡易なものとすることができる。
特に、本実施の形態では、文書画像を本体ユニット50aで印刷し、コード画像を本体ユニット50aに対して外付けされる外付ユニット50bで印刷しているため、文書画像とコード画像との位置合わせが困難である。本実施の形態で説明した手法は、このように複数のユニット(プリンタ装置)の組み合わせによってプリンタ5を構成するような場合に、きわめて有用である。
また、本実施の形態では、用紙毎に付与される管理IDを用いて、各情報の対応付けを行うようにした。このため、位置ずれ情報の登録や筆記情報の補正を行う際に、間違った情報を対応付けてしまうことがなくなり、正確な補正を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、文書画像とコード画像との位置ずれ量を取得するために、文書画像を印刷する際に電子文書の内容に加えて所定のマークを形成するようにした。そして、コード画像に含まれる位置コードを利用して、上記マークおよび対応する位置コードの位置関係から、両者のずれ量を測定するようにした。これにより、文書画像とコード画像との位置ずれ量をより簡易に取得することができる。
なお、本実施の形態では、プリンタ5を用い、用紙に文書画像及びコード画像を連続的に印刷することでコード用紙8を得ていたが、これに限られるものではない。例えば、予め用紙上にコード画像だけを印刷しておき、コード画像が印刷された用紙を例えば本体ユニット50aの給紙トレイ31にセットし、この用紙に文書画像を印刷することでコード用紙8を得ることも可能である。この場合には、外付ユニット50bが不要となる。そして、この場合には、本体ユニット50aの用紙排出部側に位置ずれ量測定部80を設け、得られたコード用紙8上の文書画像とコード画像との位置ずれ量を測定すればよい。
また、本実施の形態では、用紙の四隅にマークを形成することでX方向ずれ量およびY方向ずれ量を得るようにしていたが、これに限られるものではない。例えば用紙の一箇所にマークを形成して位置ずれ量を得るようにしてもよい。
本実施の形態が適用される電子文書管理システムの構成の一例を示す図である。 (a)はID管理サーバの機能ブロック図であり、(b)は文書管理サーバの機能ブロック図である。 本体ユニット及び外付ユニットを備えたプリンタの構成の一例を示す図である。 プリンタにおける本体処理部および外付処理部の機能ブロック図である。 (a)〜(c)は、二次元コード画像を説明するための図である。 位置ずれ量測定部の構成の一例を示す図である。 電子ペンの構成の一例を示す図である。 サービスサーバの機能ブロック図である。 プリンタによるコード用紙の印刷プロセスを説明するフローチャートである。 (a)〜(c)はコード用紙の概要を示す図である。 文書画像およびコード画像の位置ずれ量取得の原理を説明するための図である。 ID管理サーバの識別情報DBに登録されるデータベースの構成例を示す図である。 電子ペンによるコード用紙への追記および筆記情報の生成を説明するフローチャートである。 サービスサーバにて実行される位置ずれ補正等の処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1…クライアント端末、2…ID管理サーバ、3…文書管理サーバ、4…サービスサーバ、5…プリンタ、6…手書き情報取得端末、7…電子ペン、8…コード用紙、41…制御部、42…本体処理部、50a…本体ユニット、50b…外付ユニット、51…印刷制御部、52…描画データ解釈部、53…画像生成部、54…マーク形成位置設定部、55…文書画像印刷実行部、80…位置ずれ量測定部、90…外付処理部、N…ネットワーク

Claims (9)

  1. 媒体に文書画像を形成する文書画像形成部と、
    前記媒体に当該媒体の面の位置を特定するための位置情報を含むコード画像を形成するコード画像形成部と、
    前記媒体上に形成された前記文書画像と前記コード画像との位置ずれ量を取得する取得部と
    を含む画像形成装置。
  2. 前記コード画像形成部は、前記位置情報に加えてさらに前記媒体を特定するための識別情報を含むコード画像を形成し、
    前記取得部は、前記位置ずれ量に加えてさらに前記識別情報を取得し、当該位置ずれ量と当該識別情報とを対応付けて記憶部に向けて出力することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記文書画像形成部は第1ユニットに設けられ、前記コード画像形成部は前記第1ユニットとは異なる第2ユニットに設けられることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記取得部は、前記文書画像における特定の画像の形成位置と前記コード画像における特定の位置情報の形成位置とを用いて、前記位置ずれ量を取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記取得部は、前記位置ずれ量として、前記媒体の搬送方向に対する第1位置ずれ量と、当該媒体の搬送方向に直交する方向の第2位置ずれ量とを取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記文書画像形成部は前記媒体に前記文書画像として可視画像を形成し、
    前記コード画像形成部は前記媒体に前記コード画像として不可視画像を形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 媒体の面の位置を特定するための位置情報を含み当該媒体に印刷されるコード画像と電子文書に基づいて当該媒体に印刷される文書画像との相対的位置関係を検知するステップと、
    検知された前記相対的位置関係を記憶部に記憶させるステップと、
    前記文書画像およびコード画像を有する前記媒体の面に対して指示がなされた指示位置を受け付けるステップと、
    前記記憶部から読み出した前記相対的位置関係を用いて、前記指示がなされた指示位置を補正するステップと
    を含む電子文書管理方法。
  8. 前記コード画像は前記媒体を特定するための識別情報をさらに含み、
    前記検知するステップでは前記識別情報をさらに検知し、
    前記記憶させるステップでは前記識別情報に対応付けて前記相対的位置関係の情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記受け付けるステップでは前記識別情報をさらに受け付け、
    前記補正するステップでは前記記憶部から前記識別情報に対応付けられた前記相対的位置関係を読み出して補正を行うこと
    を特徴とする請求項7記載の電子文書管理方法。
  9. 前記電子文書と前記識別情報とを対応付けて格納部に格納させるステップをさらに含み、
    前記補正するステップでは、前記識別情報に対応付けられた前記電子文書を前記格納部から読み出し、当該電子文書に前記相対的位置関係により補正がなされた指示位置を反映させることを特徴とする請求項7記載の電子文書管理方法。
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