JP2007295250A - 網点階調画像形成方法及び網点階調画像形成装置 - Google Patents

網点階調画像形成方法及び網点階調画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な操作でカラープルーフの色再現性が向上可能な網点階調画像形成方法及び網点階調画像形成装置を提供する。また、本印刷に使用する印刷紙のがさつき感に対応したカラープルーフを作成可能とする。
【解決手段】この網点階調画像形成方法は、第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色するステップと、測色結果に基づいて第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出するステップと、測色結果に基づいて第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出するステップと、第1の階調画像からドットゲインテーブルを用いて第2の網点階調画像の中間画像を得るステップと、中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更ステップと、を含む。
【選択図】図18

Description

本発明は、第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る網点階調画像形成方法及び網点階調画像形成装置に関する。
通常のカラー印刷においては、少なくともシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、墨(K)の4版が作成され、網点はこれを更に細分化した画素の集合体として構成され、これらの各版のデータは、画素がインクのつく網点であるか、インクのつかない抜け部であるかを表す1ビットのデータ(「1」または「0」)で表される。
印刷版を作成し、試し刷りを行った後に修正を施すと、多くの材料のロスを生じ、また多大な時間を要することから、印刷版の作成の前に画像を出力し、プルーフ画像を形成し、そのプルーフ画像で仕上がりをチェックしている。この場合、印刷工程においてはドットゲイン(網点太り)を生じるため、プルーフの色合わせを行うとき、目標となる印刷物のドットゲインを測定してドットゲインを合わすことにより色合わせをすることが一般的に行われている。
特許文献1は、ベタ濃度の相違を防止し色近似性を得るためにベタ調整制御を行うカラープルーフ作成システムを提案している。また、特許文献2は、1ビット画像において網点の大きさを変更することで色校正された中間調ビットマップ画像を生成する方法を提案している。
特開2003−149796号公報 特開2004−040781号公報
しかし、上述のような色合わせ方法では、目標とする印刷物に対して、特にプルーフの出力装置の色材が異なる場合にプルーフにおいて中間調の色調を印刷物に合わせることは困難であった。
また、プルーフの出力装置の色材が異なる場合、特に上質紙のようながさついた印刷物を目標とするとき、プルーフでは見た目の画像が滑らかで目標のようながさつき感を表現するのが難しかった。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、簡易な操作でカラープルーフの色再現性が向上可能な網点階調画像形成方法及び網点階調画像形成装置を提供することを目的とする。また、本印刷に使用する印刷紙のがさつき感に対応したカラープルーフを作成可能な網点階調画像形成方法及び網点階調画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による第1の網点階調画像形成方法は、第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成方法であって、第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色するステップと、前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出するステップと、前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出するステップと、前記第1の階調画像から前記ドットゲインテーブルを用いて第2の網点階調画像の中間画像を得るステップと、前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更ステップと、を含むことを特徴とする。
第1の網点階調画像形成方法によれば、ドットゲインテーブルを用いて得た第2の網点階調画像の中間画像について内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更することで、簡易な操作でカラープルーフの色再現性を向上させることができる。また、ドットゲインテーブルにより第1の出力物(印刷物)のドットゲインに対応し、別のカラーコレクションテーブル等により内エッジ側の境界画素の色調変更に対応でき、両者の役割を分担できるので、境界画素の色調の調整の幅が広くなる。
本発明による第2の網点階調画像形成方法は、第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成方法であって、第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色するステップと、前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出するステップと、前記第1の出力物に対応したがさつきを付与するステップと、前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出するステップと、前記第1の階調画像から前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを用いて第2の網点階調画像の中間画像を得るステップと、前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更ステップと、を含むことを特徴とする。
第2の網点階調画像形成方法によれば、ドットゲインテーブルを用いて得た第2の網点階調画像の中間画像について内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更することで、簡易な操作でカラープルーフの色再現性を向上させることができるとともに、目標となる第1の出力物に対応したがさつきを上記中間画像に付与できるので、印刷紙のがさつき感に対応したカラープルーフを作成可能となる。また、ドットゲインテーブルにより第1の出力物(印刷物)のドットゲインに対応し、別のカラーコレクションテーブル等により内エッジ側の境界画素の色調変更に対応でき、両者の役割を分担できるので、境界画素の色調の調整の幅が広くなる。
上記第1及び第2の網点階調画像形成方法において前記網点色調変更ステップは、前記網点境界に位置する画素ごとにその網点が画像に占める部分面積率を演算し、前記部分面積率に対応して前記変更確率が決められることが好ましい。
また、前記部分面積率は、前記網点境界に位置する画素を中心として予め定められた大きさのマスクを用いて演算されることが好ましい。
また、前記網点色調変更ステップは、前記中間画像の出力物の測色値により、前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調の変更量を算出することが好ましい。
また、前記網点色調変更ステップは、1次色または2次色について前記中間画像の出力物の50%網点部の測色値により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調の変更量を算出することが好ましい。また、前記網点色調変更ステップは、3次色以上について前記中間画像の出力物の70%網点部の測色値により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調の変更量を算出することが好ましい。このようにして境界画素の色調の変更量を算出することで、内エッジ側の境界画素の色調を変化させたときの色調変動量を大きくできる。
また、前記がさつきを付与するステップは、前記網点境界の外エッジ側に位置する境界画素を画素ごとに定められた変更確率により網点画素に変更することが好ましい。
本発明による第1の網点階調画像形成装置は、第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成装置であって、第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色したデータを入力する手段と、前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出する手段と、前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出する手段と、前記第1の階調画像から前記ドットゲインテーブルを用いて得られた第2の網点階調画像の中間画像の出力物を測色したデータを入力する手段と、前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更手段と、を備えることを特徴とする。
第1の網点階調画像形成装置によれば、上記第1の網点階調画像形成方法を実行でき、ドットゲインテーブルを用いて得た第2の網点階調画像の中間画像について内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更することで、簡易な操作でカラープルーフの色再現性を向上させることができる。また、ドットゲインテーブルにより第1の出力物(印刷物)のドットゲインに対応し、別のカラーコレクションテーブル等により内エッジ側の境界画素の色調変更に対応でき、両者の役割を分担できるので、境界画素の色調の調整の幅が広くなる。
本発明による第2の網点階調画像形成装置は、第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成装置であって、第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色したデータを入力する手段と、前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出する手段と、前記第1の出力物に対応したがさつきを付与する手段と、前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出する手段と、前記第1の階調画像から前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを用いて得られた第2の網点階調画像の中間画像の出力物を測色したデータを入力する手段と、前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更手段と、を備えることを特徴とする。
第2の網点階調画像形成装置によれば、上記第2の網点階調画像形成方法を実行でき、ドットゲインテーブルを用いて得た第2の網点階調画像の中間画像について内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更することで、簡易な操作でカラープルーフの色再現性を向上させることができるとともに、目標となる第1の出力物に対応したがさつきを上記中間画像に付与できるので、印刷紙のがさつき感に対応したカラープルーフを作成可能となる。また、ドットゲインテーブルにより第1の出力物(印刷物)のドットゲインに対応し、別のカラーコレクションテーブル等により内エッジ側の境界画素の色調変更に対応でき、両者の役割を分担できるので、境界画素の色調の調整の幅が広くなる。
本発明の網点階調画像形成方法及び網点階調画像形成装置によれば、簡易な操作でカラープルーフの色再現性を向上させることができる。また、本印刷に使用する印刷紙のがさつき感に対応したカラープルーフを作成可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
〈第1の実施の形態〉
図1は本実施の形態による網点階調画像形成装置を含む印刷システムを概略的に示す図である。
図1に示すように、印刷システムは、印刷工場のDTP(Desk Top Publishing)システム1からPS(PostScript)データ等の階調画像データ(第1の階調画像データ)を画像処理装置であるRIP(Raster Image Processor)2に入力し、RIP2がPSデータをラスター・イメージに変換処理し、RIP2でさらに網点階調画像に変換処理された網点階調画像データが直接印刷用の原版を作成するための装置であるCTP(コンピュータツウプレート/Computer To Plate)装置3に送られる一方、RIP2でラスター・イメージ変換処理された階調画像データ(第2の階調画像データ)が網点階調画像形成装置5に送られ、カラープルーフ作成のための網点階調画像データを生成し、この網点階調画像データがカラープルーフ出力装置6に送られる。
カラープルーフ出力装置6は、網点階調画像形成装置5からの網点階調画像データに基づいて波長の異なる複数のLDやLEDからなる光源によって銀塩カラー感光材料を露光し、露光後の銀塩カラー感光材料を所定の現像液等で現像処理する。カラープルーフ出力装置6から、印刷工場における印刷の際に印刷出力対象の絵柄、色調、文章、文字等の確認を行うためのカラープルーフ(校正用サンプルであり、以下、単に「プルーフ」ともいう。)が出力する。このカラープルーフで絵柄や色調やモアレ・ムラ等を確認してから、図1のCTP3で印刷版を作成し、この印刷版を本印刷の印刷機4に取り付けて印刷を行い、印刷物を出力する。
図2は図1の印刷機において表現できる色ごとの色版の刷り重ねを示した図である。印刷機4は、図2のように、印刷版としてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、墨(K)の4版を使用し、YMCKW以外は図の丸印で示す複数の印刷版で刷り重ねるようにし、合計16色の網点面積率100%の画像を発色するようになっている。なお、更に特色版が追加される場合もある。また、図2で、例えば、「K+Y」は、墨とイエローの刷り重ねを意味する(以下の図でも同様である。)。
図3は図1のRIP2でラスター・イメージ変換処理された網点階調画像データのデータ構造の例を示す概念図である。図3のように、画像を構成するすべての画素1,2,3,・・・,nについてYMCKの各版のデータ有無を1または0で表しており、「1」のときはその画素に対し着色(発色)あり(本印刷でインキを置く)で、「0」のときはその画素に対し着色(発色)なし(本印刷でインキを置かない)である。
図4はYMCKのいずれか1版に関する網点階調画像の例を模式的に示す図である。図4のように、網点7は、着色され発色した多数の画素8の集合により構成され、着色されず発色しない白の画素9の集合の中にある。
次に、図1の網点階調画像形成装置5の構成について図5を参照して説明する。図5は図1の網点階調画像形成装置5の要部を示すブロック図である。
図1,図5の網点階調画像形成装置5は、いわゆるパーソナルコンピュータ(PC)から構成され、マウス等のポインテングデバイスやキーボード等の入力装置及び液晶パネルやCRTからなる画面表示装置を有し、カラープルーフを印刷時に生じるドットゲインや色材の相違による色調変化等と対応させるためにRIP2からの階調画像データ等について各種の処理を行う。
網点階調画像形成装置5は、図5に示すように、図1のRIP2からの階調画像データを含む印刷特性データやプルーフ特性データが入力するデータI/Fであるデータ入力部10と、各データを暫定的に保存し適宜出力するハードディスク記憶装置等からなるバッファメモリ11と、バッファメモリ11からの各データについて各種処理を行うデータ処理部12と、データ処理部12で得られた網点階調画像データを図1のカラープルーフ出力装置6に送るデータ転送部19と、を備える。
データ処理部12は、テーブル等のデータの保存・書き換え・読み出しの可能なメモリ13と、カラーコレクションテーブル作成部15と、ドットゲインLUT(ルックアップテーブル)作成部16と、カラープルーフ作成のために網点処理を行う網点処理部14と、を備え、各種データの演算を行う演算機能を有する。
図5の網点階調画像形成装置5は、更に、網点階調画像の網点の境界であるエッジ部を検出するエッジ検出部18と、エッジ検出部18で検出された境界画素を中心画素にして網点面積率を演算する網点面積率演算部17と、を備える。
網点階調画像形成装置5に入力する印刷特性データとしては、面積階調画像データ(第1の階調画像データ)、印刷用紙種、スクリーニングデータ(網種、網角、線数など)、印刷プロファイル(測色値データ)等がある。印刷プロファイルとは、ターゲットとなる印刷物を測色して得られたデータであり、CIELAB色空間におけるL*a*b*座標とステータスT条件下で測定されたY,M,C,K濃度との関係で示される。
また、網点階調画像形成装置5に入力するプルーフ特性データとしては図1のカラープルーフ出力装置6のデバイスプロファイルがある。デバイスプロファイルは、プルーフのCIELAB色空間におけるL*a*b*座標とステータスT条件下で測定されたY,M,C,K濃度との関係で示される。
データ処理部12は、入力した印刷特性データ及びプルーフ特性データに基づいて16色(図2参照)の網点面積率100%のベタ色(標準色)の濃度を算出し、カラーコレクションテーブル作成部15でカラーコレクションテーブルを作成する。カラーコレクションテーブルとは、例えば、図6のように網点面積率100%における16色のベタ色(標準色)をプルーフで再現するためのYMCの色の濃度の組み合わせを特定するテーブルである。
また、データ処理部12は、入力した印刷プロファイル(測色値データ)から、網点面積率0%(白地)から5%または10%毎に100%(べた地)まで各網点面積率で測定された各濃度から各網点の太り量(ドットゲイン)を演算し、印刷ドットゲインを得て、この印刷ドットゲインから出力ドットゲインを演算し、これらのドットゲインによりドットゲインLUT作成部16で図7のような出力用ドットゲインLUT(ルックアップテーブル)を作成する。プルーフにおいてドットゲインが再現されるように出力用ドットゲインLUTにより網点面積率に応じてドットゲインが調整される。
なお、網点面積率(%)または網%とは、単位面積当たりに占める網点の面積の比率であり、網点は階調画像の濃淡を網点面積の大小で表現するので、網点面積率により色の濃淡の度合いが示される。
また、網点処理部14は、入力した階調画像データから、図6のようなカラーコレクションテーブルでYMCの各濃度を指定し、図7のような出力用ドットゲインLUTを用いて画像濃度テーブル(図16参照)を作成し、網点階調画像データ(第2の網点階調画像データ)を得る。
図5のエッジ検出部18は、例えば、図8(a)、(b)のようなマスクを用いて境界画素を特定する。即ち、注目画素=0(非発色画素)で、注目画素の隣接画素のいずれかが発色画素であるとき、注目画素は外側境界画素である。また、注目画素=1(発色画素)で、注目画素の隣接画素のいずれかが非発色画素であるとき、注目画素は内側境界画素である。そして、内エッジに関し、図8(a)のように、注目画素g(非発色画素)が外側境界画素のとき、マスク内の注目画素gに隣接する画素g1及び連続する画素g2の内の発色画素を内エッジ側の境界画素とする。また、外エッジに関し、図8(b)のように、注目画素g(発色画素)が内側境界画素のとき、マスク内の注目画素gに隣接する画素g3の内の非発色画素を外エッジ側の境界画素とする。
図8(a)、(b)のようなマスクを用いて注目画素gを順々に変えていくことですべての画素についてエッジ検出を行う。そのエッジ検出の結果は、例えば、図9のような画素種別テーブルに格納される。図9において、すべての画素1,2,3,・・・,nについて、「0」のときは非境界画素、「1」のときは内側境界画素、「2」のときは外側境界画素である。
図5の網点面積率演算部17は、例えば、図4のような9×9のマスクMを用いて網点面積率を求める。即ち、図4のように、網点7の内エッジ側の境界画素g4を中心画素として、マスクMの内の発色画素の画素数をカウントし、そのカウントした画素数をマスクの全画素数(図4のマスクMでは81)で割って部分面積率を得て、これを網点面積率とする。中心画素を変えて図9のテーブルに格納した内側境界画素すべてについて部分面積率を求める。このようにして求めた部分面積率(網点面積率)を各境界画素毎に図10のように部分面積率テーブルに格納する。
また、データ処理部12のメモリ13には、図11のような内エッジ色調変更確率テーブルが格納されており、各部分面積率に応じて内エッジ側の境界画素の色調変更確率が定められており、内エッジ側の境界画素の色調を変更するとき読み出される。内エッジ色調変更確率は、画素を色調変更するか否かの確率であり、例えば、50%であれば、2つの画素に対し1つの画素の色調を変更し、スクリーニング種により固定値となっている。
上述のようにして検出された内エッジ側の境界画素の図10の部分面積率に応じて図11のテーブルから求められる内エッジ側の境界画素の色調変更確率により、色調変更がなされる内エッジ側の境界画素が特定され、例えば、図12のように網点7において太枠で囲まれた複数の画素g5が色調変更される内エッジ側の境界画素として特定される。
図13(a)乃至(d)に1次色から4次色各々を変化させたときの各々の色調変化量(Δa*b*)を示す。図13(a)乃至(d)の各データは、カラープルーフ出力装置6からの出力物の測色値から得る。1次色、2次色については網50%における各色調変化量を用い、例えば、図13(a)、(b)で網50%の各色調変化量を用い、データ処理部12で色調変更する画素の色調を算出する。3次色、4次色については網70%における各色調変化量を用い、例えば、図13(c)、(d)で網70%の各色調変化量を用い、データ処理部12で色調変更する画素の色調を算出する。
上述の算出結果から、内エッジの境界画素の色調を標準色から変更するためにカラーコレクションテーブル作成部15で図14のようなカラーコレクションテーブルを生成する。図14のカラーコレクションテーブルには16色について各調整色のYMCの各濃度がそれぞれ格納される。
網点処理部14は、図7のような出力用ドットゲインLUTを用いて得た網点階調中間画像データから、図14のようなカラーコレクションテーブルでYMCの各濃度を指定し、特定された内エッジの境界画素の色調を変更する。例えば、図12のように網点7において色調変更する内エッジの複数の境界画素g5が特定されているが、これらの境界画素g5が図15のように色調変更され、画質調整される。
上述のように画質調整された網点階調画像データは、全画素1,2,3,・・・,nについてYMCの各濃度を図14のカラーコレクションテーブルで指定した図16のような画像濃度テーブルとしてデータ転送部19から図1のカラープルーフ出力装置6に出力する。
カラープルーフ出力装置6では、図16の画像濃度テーブルのデータが図17のYMCの各露光量コードテーブルを介して画素毎にLED等の各光源の駆動電流データに変換され、この駆動電流に基づいて各光源が駆動されて銀塩カラー感光材料が露光され、露光後の銀塩カラー感光材料が現像処理されることで、カラープルーフが出力する。
次に、第1の実施の形態による網点階調画像形成装置5の動作について図18のフローチャートを参照して説明する。
まず、網点階調画像形成装置5にデータ入力部10を介して図1のRIP2からの階調画像データを含む印刷特性データが入力し(S01)、次に、プルーフ特性データが入力する(S02)。印刷特性データには、印刷用紙種、スクリーニングデータ(網種、網角、線数など)、第1の階調画像データである印刷プロファイル(測色値データ)が含まれる。プルーフ特性データにはカラープルーフ出力装置6のデバイスプロファイルが含まれる。
次に、上述の印刷特性データ及びプルーフ特性データに基づいて図2のような16色の網点面積率100%のベタ色(標準色)の濃度を算出し(S03)、図6のようなカラーコレクションテーブルを作成する(S04)。
次に、入力した印刷プロファイルの測色値データに基づいて図7のような出力用ドットゲインLUTを算出し作成する(S05)。
図6のようなカラーコレクションテーブルを参照しながら上記出力用ドットゲインLUTを用いてRIP2からの第1の階調画像データの2値面積階調画像化を行い、第2の網点階調画像データとして網点階調中間画像データを得て(S06)、図16のような画像濃度テーブルでデータ転送部19を介してカラープルーフ出力装置6に転送する(S07)。
上記転送された網点階調中間画像データに基づいてカラープルーフ出力装置6から出力物Aが出力する(S08)。この出力物Aは本印刷物のドットゲインに対応しているが、中間色調が異なる状態であるので、以下の処理を行う。
即ち、上記出力物Aの測色を行い(S09)、その測色データをデータ入力部10を介して入力する(S10)。
上記出力物Aの測色データから図8(a)のマスクを用いてすべての網点の内エッジ側の境界画素を検出し(S11)、この検出した内エッジ側の境界画素毎に網点面積率(部分面積率)を演算する(S12)。
次に、上記各網点面積率に基づいて図11の内エッジ色調変更確率テーブルを参照して内エッジ色調変更確率を読み出し(S13)、図12のように網点7において色調変更される内エッジ側の境界画素として複数の画素g5が特定される。
次に、図13(a)〜(d)のような色調変化量のデータを用いて内エッジ側の境界画素の色調を算出する(S14)。このとき、1次色、2次色は図13(a)、(b)のような50%網点色彩値から、3次色、4次色は図13(c)、(d)のような70%網点色彩値から算出する。
次に、上述の算出結果から図14のような各色の調整色のYMC濃度データを含むカラーコレクションテーブルを作成する(S15)。
次に、上記ステップS06で得た網点階調中間画像データから、図14のカラーコレクションテーブルを参照しながら、図15のように網点7において内エッジ側の複数の境界画素g5が色調変更された網点階調画像データ(第2の網点画像データ)を図16のような画像濃度テーブルとして作成し(S16)、データ転送部19を介してカラープルーフ出力装置6に転送する(S17)。
上記転送された網点階調画像データに基づいてカラープルーフ出力装置6から出力物Bが出力する(S18)。
上記出力物Bが本印刷物に関するカラープルーフとなるが、更に、出力物Bの測色を行い(S19)、この測色結果をフィードバックし、上記ステップS10以下の各工程を繰り返してしてもよい。
以上のように、第1の実施の形態によれば、内エッジ側の境界画素の色調をカラーコレクションテーブルで変更し中間調の色調を調整し、ドットゲインをドットゲインLUTで調整することで、カラープルーフにおける色再現性を簡易な操作で向上させることができる。また、ドットゲインLUTとカラーコレクションテーブルとで役割を分担させることで境界画素の色調の調整の幅が広くなり、好ましい。
また、1次色または2次色は網50%の色調で、3次色または4次色は網70%の色調で、それぞれ色調整を行うことで、内エッジ側の境界画素の色調を変化させたときの色調変動量を大きくできる。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態による網点階調画像形成装置は第1の実施の形態と同様の構成であるが、本印刷の印刷用紙に合わせたがさつき感に対応可能となっている。図19は第2の実施の形態による網点階調画像形成装置の要部を示すブロック図である。
図19の網点階調画像形成装置50は、図1の網点階調画像形成装置5のデータ処理部12に、プルーフにおいて本印刷の印刷用紙に合わせたがさつき感を出すためにがさつきレベルを複数段階に設定可能ながさつきモード設定部51を追加したものである。
がさつきモード設定部51は、がさつきレベルをがさつきレベル1,2,3として3段階に設定でき、各がさつきレベルに応じて外エッジ側の境界画素に着色する頻度を調整することで、がさつき感を本印刷の印刷用紙に対応させることができる。
図19のメモリ13には、図20(a)乃至(c)のように、がさつきレベル1,2,3毎に各部分面積率に応じて定めた外エッジ側の境界画素の増加確率を格納したテーブルが保存されている。かかる増加確率により外エッジ側の境界画素について着色する頻度が決まり、検出された外エッジ側の境界画素の内から増加確率に基づいて着色する画素が特定される。
外エッジ境界画素の増加確率は、がさつきレベル1,2,3ごとの固定値とし、がさつきレベルが大きいほど外エッジ増加確率を高くする。例えば、がさつきレベルを3段階とした場合、がさつきモード設定部51は、ターゲットとなる印刷物の用紙種により次のように設定する。
がさつきレベル(小)1:アートコート紙 < がさつきレベル(中)2:マット紙 < がさつきレベル(大)3:上質紙
次に、第2の実施の形態による網点階調画像形成装置50の動作について図18及び図21の各フローチャートを参照して説明する。
図18のステップS01〜S05まで同じ工程を経てから、がさつきモード設定部51をオンにし(S21)、がさつきレベル1,2または3を選択する(S22)。これらの動作は網点階調画像形成装置50のPCの画面上で行うように構成できる。
次に、上記出力物Aの測色データから図8(b)のマスクを用いてすべての網点の外エッジ側の境界画素を検出し(S23)、この検出した外エッジ側の境界画素毎に網点面積率(部分面積率)を演算する(S24)。
次に、上記ステップS22で例えばがさつきレベル2を選択した場合、上記各部分面積率に基づいて図20(b)の外エッジ増加確率テーブルから外エッジ境界画素の増加確率を読み出し(S25)、この増加確率により図22のように網点7において外エッジ側の境界画素の内の着色される複数の画素g6が特定される(S26)。
次に、図18のステップS06と同様に第2の網点画像データとして網点階調中間画像データを得る(S27)。この網点階調中間画像データは図16のような画像濃度テーブルとして得られるが、この場合、図22のように外エッジ側の境界画素の内から特定された複数の画素g6が着色されるようになっており、その色は標準色と同じ色とされる。
上述のようにして得られた網点階調中間画像データの画像濃度テーブルはデータ転送部19を介してカラープルーフ出力装置6に転送され(図18のステップS07)、出力物Aを得るが(図18のステップS08)、この出力物Aは、本印刷物のドットゲイン及び印刷紙のがさつき感に対応しているが、中間色調が異なる状態であるので、図18のステップS09〜ステップS19と同様の処理を行う。
以上のようにして図18のステップS16で得られた網点階調画像データ(第2の網点画像データ)は、例えば、図23のように、網点7において内エッジ側の境界画素g5の色調変更に加えて外エッジ側の複数の境界画素g6が着色されている。
以上のように、第2の実施の形態によれば、内エッジ側の境界画素の色調をカラーコレクションテーブルで変更し中間調の色調を調整し、ドットゲインをドットゲインLUTで調整することで、カラープルーフにおける色再現性を簡易な操作で向上させることができ、また、ドットゲインLUTとカラーコレクションテーブルとで役割を分担させることで境界画素の色調の調整の幅が広くなることに加えて、がさつきモードを複数段階に設定し、外エッジ側の境界画素に着色させることで、例えば、上質紙のようながさつき感があるターゲットに類似した見た日のがさつき感をプルーフに付与することができる。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、上記各実施の形態において、内エッジ画素色調は、図11の内エッジ色調変更確率テーブル及び図14のカラーコレクションテーブルにより自動的に調整するようにしたが、マニュアル調整してもよく、ユーザが内エッジ画素の色調(調整色)のYMC濃度値をエディットするようにできる。このマニュアル調整は網点階調画像形成装置5の画面表示装置の画面上で行うことができるように構成できる。
また、出力用ドットゲインLUTをマニュアル調整してもよく、図7の出力ドットゲイン値をエディットするようにしてもよい。更に、上記ステップS18の出力物Bの測色値をフィードバックし、ステップS05に戻り出力用ドットゲインLUTを再度作成してもよい。
本実施の形態による網点階調画像形成装置を含む印刷システムを概略的に示す図である。 図1の印刷機において表現可能な色ごとの色版の刷り重ねを示す図である。 図1の網点階調画像のデータ構造の例を概念的に示す図である。 図1の網点階調画像における網点及び網点のエッジ検出用のマスクを模式的に示す図である。 第1の実施の形態による図1の網点階調画像形成装置の要部を示すブロック図である。 図5のカラーコレクションテーブル作成部で作成されるカラーコレクションテーブルの例を示す図である。 図5のドットゲインLUT作成部で作成される出力用ドットゲインLUTの例を示す図である。 図5のエッジ検出部において内エッジ側の境界画素を検出するためのマスクの例(a)及び外エッジ側の境界画素を検出するためのマスクの例(b)を示す図である。 図5のエッジ検出部で検出した画素の種別を各画素毎に格納した画素種別テーブルの例を示す図である。 図5の網点面積率演算部で得た各境界画素毎の部分面積率を格納した部分面積率テーブルの例を示す図である。 図10の部分面積率に対応する内エッジ側の境界画素の色調変更確率を格納した内エッジ境界画素色調変更確率テーブルの例を示す図である。 第1の実施の形態において色調変更される内エッジ側の境界画素が特定された状態を示す図であり、図4と対応する図である。 第1の実施の形態において内エッジ側の境界画素の色調を変化させたときの、1次色の色調変化量と網%との関係例を示す図(a)、2次色の色調変化量と網%との関係例を示す図(b)、3次色の色調変化量と網%との関係例を示す図(c)、及び4次色の色調変化量と網%との関係例を示す図(d)である。 第1の実施の形態において図5のカラーコレクションテーブル作成部で作成される内エッジ側の境界画素の色調変更のための調整色のYMC濃度を指定するカラーコレクションテーブルの例を示す図である。 第1の実施の形態において内エッジ側の境界画素の色調を変更した状態を示す図であり、図12と対応する図である。 図5の網点階調画像形成装置で作成された、各画素毎にYMC濃度を格納した画像濃度テーブルの例を示す図である。 図1のカラープルーフ出力装置において、図16の画像濃度テーブルのデータを各光源の駆動電流データに変換するためのYMCの各露光量コードテーブルの例を示す図である。 第1の実施の形態における図5の網点階調画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態による図1の網点階調画像形成装置の要部を示すブロック図である。 図19のがさつきモード設定部で設定したがさつきレベル1(a),がさつきレベル2(b),がさつきレベル3(c)毎に、部分面積率に対応して外エッジ増加確率を格納したテーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態における図18の網点階調画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態において外エッジ側の境界画素の内で着色する画素を特定した状態を示す図であり、図4と対応する図である。 第2の実施の形態において内エッジ側の境界画素の色調を変更しかつ外エッジ側の境界画素を着色した状態を示す図であり、図22と対応する図である。
符号の説明
1 DTP(Desk Top Publishing)システム
2 RIP(Raster Image Processor)
3 CTP(コンピュータツウプレート/Computer To Plate)装置
4 印刷機
5,50 網点階調画像形成装置
6 カラープルーフ出力装置
7 網点
8 着色され発色した画素
9 着色されず発色しない白(地)の画素
10 データ入力部
12 データ処理部
14 網点処理部
15 カラーコレクションテーブル作成部
16 ドットゲインLUT作成部
17 網点面積率演算部
18 エッジ検出部
19 データ転送部
51 がさつきモード設定部
g 注目画素
g4 内エッジ側の境界画素、中心画素
g5 特定された内エッジ側の境界画素
g6 特定された外エッジ側の境界画素

Claims (10)

  1. 第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成方法であって、
    第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色するステップと、
    前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出するステップと、
    前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出するステップと、
    前記第1の階調画像から前記ドットゲインテーブルを用いて第2の網点階調画像の中間画像を得るステップと、
    前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更ステップと、を含むことを特徴とする網点階調画像形成方法。
  2. 第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成方法であって、
    第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色するステップと、
    前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出するステップと、
    前記第1の出力物に対応したがさつきを付与するステップと、
    前記測色結果に基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出するステップと、
    前記第1の階調画像から前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを用いて第2の網点階調画像の中間画像を得るステップと、
    前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更ステップと、を含むことを特徴とする網点階調画像形成方法。
  3. 前記網点色調変更ステップは、前記網点境界に位置する画素ごとにその網点が画像に占める部分面積率を演算し、前記部分面積率に対応して前記変更確率が決められることを特徴とする請求項1または2に記載の網点階調画像形成方法。
  4. 前記部分面積率は、前記網点境界に位置する画素を中心として予め定められた大きさのマスクを用いて演算されることを特徴とする請求項3に記載の網点階調画像形成方法。
  5. 前記網点色調変更ステップは、前記中間画像の出力物の測色値により、前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調の変更量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の網点階調画像形成方法。
  6. 前記網点色調変更ステップは、1次色または2次色について前記中間画像の出力物の50%網点部の測色値により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調の変更量を算出することを特徴とする請求項5に記載の網点階調画像形成方法。
  7. 前記網点色調変更ステップは、3次色以上について前記中間画像の出力物の70%網点部の測色値により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調の変更量を算出することを特徴とする請求項5に記載の網点階調画像形成方法。
  8. 前記がさつきを付与するステップは、前記網点境界の外エッジ側に位置する境界画素を画素ごとに定められた変更確率により網点画素に変更することを特徴とする請求項2に記載の網点階調画像形成方法。
  9. 第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成装置であって、
    第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色したデータを入力する手段と、
    前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出する手段と、
    前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出する手段と、
    前記第1の階調画像から前記ドットゲインテーブルを用いて得られた第2の網点階調画像の中間画像の出力物を測色したデータを入力する手段と、
    前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更手段と、を備えることを特徴とする網点階調画像形成装置。
  10. 第1の階調画像から第2の網点階調画像を得る画像形成装置であって、
    第1の階調画像を用いて出力した目標となる第1の出力物を測色したデータを入力する手段と、
    前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応した網100%の色彩値を算出する手段と、
    前記第1の出力物に対応したがさつきを付与する手段と、
    前記測色データに基づいて前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを算出する手段と、
    前記第1の階調画像から前記第1の出力物に対応したドットゲインテーブルを用いて得られた第2の網点階調画像の中間画像の出力物を測色したデータを入力する手段と、
    前記中間画像の網点境界に位置する画素ごとに定められた変更確率により前記網点境界の内エッジ側に位置する境界画素の色調を変更する網点色調変更手段と、を備えることを特徴とする網点階調画像形成装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9658544B2 (en) * 2015-09-25 2017-05-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus
US10582086B2 (en) 2016-04-21 2020-03-03 Hp Indigo B.V. Dynamic dot gain lookup table generation

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