JP2007291743A - 軒樋吊具 - Google Patents

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JP2007291743A
JP2007291743A JP2006121334A JP2006121334A JP2007291743A JP 2007291743 A JP2007291743 A JP 2007291743A JP 2006121334 A JP2006121334 A JP 2006121334A JP 2006121334 A JP2006121334 A JP 2006121334A JP 2007291743 A JP2007291743 A JP 2007291743A
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JP2006121334A
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Takahiro Tamura
隆博 田村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】取付ベース部を鼻板にビス締めする際にビス穴に通したビスを仮保持でき、ビス締め作業を容易に行なえると共に、ビスの脱落や紛失を確実に防止できる軒樋吊具を提供すること。
【解決手段】ビス4を用いて鼻板1に取り付けられる取付ベース部7に、穴径Bがビス径Aよりも大きいビス穴5を貫設すると共に、ビス穴5の入側端部5aにビス4を遊貫状態で仮保持するための仮止め部6を一体に突設した軒樋吊具2である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビスを用いて鼻板に取り付けられる軒樋吊具に関するものである。
従来から、図3(a)のように軒樋吊具2をビス4を用いて鼻板1に固定することが一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところが従来では、片方の手で吊具本体3の取付ベース部7を鼻板1にあてがいながら、もう片方の手で取付ベース部7に設けたビス穴5にビス4を入れ、ビス4が外れないようにしながらドライバー等の工具でビス締め作業を行う必要があるため、高所での施工がしにくいという問題があった。しかも、通常は、図3(b)のようにビス穴径Bがビス径A(>B)よりも大きいため、ビス4がビス穴5から脱落しやすく、落として紛失しやすいという問題もあった。
特開平9−32220号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、取付ベース部を鼻板にビス締めする際にビス穴に通したビスを仮保持でき、ビス締め作業を容易に行なえると共に、ビスの脱落や紛失を確実に防止できる軒樋吊具を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、ビス4を用いて鼻板1に取り付けられる取付ベース部7に、穴径Bがビス径Aよりも大きいビス穴5を貫設すると共に、ビス穴5の入側端部5aにビス4を遊貫状態で仮保持するための仮止め部6を一体に突設したことを特徴としている。
このような構成とすることで、ビス4をビス穴5に遊貫した状態で仮止め部6により仮保持できるので、仮止め部6によるビス係止機能によって、施工者は高所における作業のし難い場所においてビス4を指で摘んで保持する必要がなくなる。従って、片方の手で軒樋吊具2の取付ベース部7を鼻板1にあてがいながら、もう片方の手でドライバー等の工具を持って締め込み操作を行うのみでビス締め作業が楽にできると共に、ビス締めの際にビス4の抜け落ちや紛失を確実に防止できるようになる。
また上記仮止め部6は、ビス穴5の入側端部5aにおける相対する2箇所から内側方向Cに向けて突設され且つ先端6aがビス4のネジ山4aに噛み合い可能なリブ形状に形成されているのが好ましく、この場合、2箇所から突設するリブ形状の仮止め部6によってビス4を若干の自由度を持って遊貫状態で確実に仮保持できるようになるので、ビス4の仮保持の度合いを安定させることができ、さらに仮止め部6はビス穴5の入側端部5aから内側方向Cに向けて突出しているので、ビス4の締め込み深さを仮止め部6を利用して一定に維持できるようになる。
本発明は、鼻板に取り付けられる取付ベース部のビス穴の入側端部にビスを遊貫状態で仮保持するための仮止め部を一体に突設したことにより、仮止め部によるビス係止機能によって高所でのビス締め作業が楽にできると共に、ビスの落下、紛失を防止できるので、施工性が向上するものである。
また上記仮止め部は、ビス穴の入側端部における相対する2箇所から内側方向に向けて突設され且つ先端がビスのネジ山に噛み合い可能なリブ形状に形成されているので、ビスの仮保持の度合いを安定させることができると共に、仮止め部を利用してビスの締め込み深さを一定に維持でき、さらに仮止め部の外観意匠性を良好にできるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本実施形態では、図2に示すように、軒先の鼻板1の前方(屋外側)に軒樋(図示せず)を配設すると共に、軒樋を軒樋吊具2を介して鼻板1に固定している。
軒樋を吊り下げ支持する軒樋吊具2は、ポリカーボネート等の樹脂材料からなる吊具本体3の前面の上端部に前耳係止部8が設けられ、後面の下端部に後耳係止部9が設けられている。軒樋を吊具本体3の下方に配置して軒樋の前耳部を吊具本体3の前耳係止部8に引っ掛けた状態で軒樋の後耳部を吊具本体3の後耳係止部9に引っ掛けることにより、吊具本体3を鼻板1に先に固定し、その後で軒樋の後付けが可能となっている。また吊具本体3の後端側には、鼻板1に固定される取付ベース部7が設けられていると共に、取付ベース部7の下方には、軒樋の後面に当たる当接部11が突設され、この当接部11によって軒樋のがたつきを防止できるようにしている。
軒樋吊具2の取付ベース部7の複数箇所には、ビス4が挿通するビス穴5が貫設されている。図1(a)に示すように、ビス4は、外周にネジ山4aを有する軸部4bと、軸部4bの基端側に設けられた頭部4cと、軸部4bの先端側に設けられた尖鋭部4dとを有している。一方、ビス穴5の穴径Bはビス径Aよりも大きく設定される。本例では各ビス穴5の断面形状は入側端部5a(軒側)から出側端部5b(鼻板1側)に向かって末広がり状に拡大している。
また、上記ビス穴5の入側端部5aには、それぞれ、ビス4を遊貫状態で仮保持するための仮止め部6が一体に突設されている。本例の仮止め部6は、ビス穴5の入側端部5aにおける相対する2箇所から内側方向Cに向けて突設されていると共に、図1(b)に示すように、一対の仮止め部6の先端6a間の距離fをビス径Aより小さく設定してあり、これにより仮止め部6の先端6aがビス4のネジ山4aに噛み合い可能となっている。さらに仮止め部6の断面形状は、先端6aにいくほど薄肉となるリブ形状に形成されていると共に、仮止め部6はビス穴13の内周方向に沿った円弧状に形成されている。この仮止め部6は左右2箇所の切欠部10によって上下に分断されている。
しかして、ビス締めの際には、予め図1(a)のようにビス4の軸部4bをビス穴5に遊貫させるだけでビス係止機能が得られるので、施工者は高所における作業のし難い場所においてビス4を指で摘んで保持する必要がなくなり、片方の手で吊具本体3の取付ベース部7を鼻板1にあてがいながら、もう片方の手でドライバー等の工具を持ってビス締め操作を行うのみでビス締め作業が楽にできるようになる。また、鼻板1が仮りに傾斜鼻板であってビス4が斜め下向きになる場合であっても、ビス4の抜け落ちを確実に防止できるものとなる。この結果、ビス締め作業時にビス4の落下、紛失を防止できるので、施工が一層容易となる。
また本例では、取付ベース部7を含む吊具本体3全体を樹脂材料で成形し、一対の仮止め部6の先端6aをそれぞれビス4のネジ山4aに噛み合うリブ形状としたので、ビス4を確実に仮保持できるものであり、しかも一対の仮止め部6をビス穴5の全周に設けずに、切欠部10で分断しているので、一対の仮止め部6がそれぞれ弾性変形可能となってビス4が仮止め部6に固く嵌まり込んでしまうことがなく、仮止め部6に対して若干の自由度を持って遊貫状態で仮保持されることとなる。しかも各仮止め部6はビス穴5の内周方向に沿って円弧状に形成されているので、ビス4が仮止め部6から切欠部10に入り込むようなことがなく、ビス4の仮保持の度合いを安定させることができる。さらに上記のように仮保持されたビス4をドライバーで回転させると、ビス4のネジ山4aが仮止め部6に噛み合った状態でビス4がビス穴5の奥に押し込まれて先端の尖鋭部4dが鼻板1にねじ込まれていき、ビス4の頭部4cが仮止め部6に当たった段階で図2のように取付ベース部7が鼻板1にビス固定された状態となる。これにより仮止め部6によってビス4の締め込み深さを一定に維持できるので、確実な固定状態が得られ、施工の信頼性を向上させることができる。
しかも、上記一対の仮止め部6はそれぞれビス穴5の内側方向Cに突設しているので、各仮止め部6はビス穴5の外方に突出しなくなり、取付ベース部7の厚み範囲内に納めることができるので、仮止め部6の外観上の納まりが良好となる。そのうえ仮止め部6と取付ベース部7は一体に樹脂成形されているので、仮止め部6の形成に手間やコストがかからないという利点もある。
前記実施形態では樹脂製の軒樋吊具を例示したが、勿論これに限らず、金属製の軒樋吊具にも広く適用できるものである。
本発明の一実施形態を示し、(a)はビスを取付ベース部のビス穴に仮保持した状態を説明する側面断面図であり、(b)は(a)の矢印Dから見たビス穴の背面図である。 同上の吊具本体を鼻板に固定した状態の側面断面図である。 (a)は従来の吊具本体を鼻板に固定した状態の側面断面図であり、(b)はビスを吊具本体の取付ベース部のビス穴に挿入する状態の説明図である。
符号の説明
1 鼻板
2 軒樋吊具
3 吊具本体
4 ビス
4a ネジ山
5 ビス穴
5a 入側端部
6 仮止め部
6a 先端
7 取付ベース部
A ビス径
B ビス穴の穴径
C 内側方向

Claims (2)

  1. ビスを用いて鼻板に取り付けられる取付ベース部に、穴径がビス径よりも大きいビス穴を貫設すると共に、ビス穴の入側端部にビスを遊貫状態で仮保持するための仮止め部を一体に突設したことを特徴とする軒樋吊具。
  2. 上記仮止め部は、ビス穴の入側端部における相対する2箇所から内側方向に向けて突設され且つ先端がビスのネジ山に噛み合い可能なリブ形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の軒樋吊具。
JP2006121334A 2006-04-25 2006-04-25 軒樋吊具 Withdrawn JP2007291743A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009174264A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 軒樋支持具

Cited By (1)

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