JP2007286704A - 有機el表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁誘導式タッチパネル機能を備えた薄型の表示装置を形成でき、位置検出の精度および感度を向上させ、視差を少なくできる有機EL表示装置を提供する。
【解決手段】複数の平行なX駆動線8はスイッチ回路を有するX駆動線選択部10と第1ループ形成部12との間に配置され、X駆動線選択部10は、2つのX駆動線8を選択して、X駆動線選択部10と第1ループ形成部12ともに第1ループコイルを選択形成し、複数の平行なY駆動線9はスイッチ回路を有するY駆動線選択部11と第2ループ形成部13との間に配置され、Y駆動線選択部11は、2つのY駆動線9を選択して、Y駆動線選択部11と第2ループ形成部13ともに第2ループコイルを選択形成し、X駆動線選択部10およびY駆動線選択部11には、ループコイルの電流変化を検出する電流検出部14と、表示面における座標を検出する座標検出部15と、が備えられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁誘導によって生じる電流を検知して、位置指示器の表示面における位置を検出する機能を備えた有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置に関する。
従来より、タッチパネル機能を備えた液晶表示装置は知られており、有機ELの技術分野においても、感圧式タッチパネルを備えた有機EL表示装置が存在する(特許文献1参照)。
これに関連する技術として、位置指示器と位置検出部に作られたループコイルとの間で電磁波をやり取りすることにより、位置指示器と位置検出部との相対位置を検出する機能を備えた位置検出装置が提案されている(特許文献2参照)。位置検出部に表示装置を固定して設置すれば、表示面における位置指示器の接触位置が検出可能となる。
特開平10−91342号公報 特開昭63−70326号公報
しかし、特許文献1の有機EL表示装置は感圧式タッチパネルを備えているので、位置指示器(ペン)の接触圧(ペン圧)に対する分解能が不十分な場合がある。また、表示装置の表面近くに感圧式タッチパネルを配置しなければならず、その分だけ表示パネルの総厚が増大する。その結果、位置指示器(ペン)の指示位置と表示位置との間にずれが生じ、いわゆる視差が発生し易い。
また、特許文献2では、位置指示器の位置を検出するループコイルが実装された基板を含む位置検出装置上に表示装置を重ね合わせた構造を有する。したがって、表示パネルの総厚が増大し、その結果、位置指示器とループコイルとの間の距離が大きくなり、位置検出の精度および感度が低下する虞れがある。
本発明は、上記の課題に鑑みて、電磁誘導式タッチパネル機能を備えた薄型の表示装置を形成することができ、位置検出の精度および感度を向上させるとともに、視差を少なくすることができる有機EL表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る有機EL表示装置は、基板上に複数の平行なX駆動線と複数の平行なY駆動線とを互いに交差するように配置し、これらの各交点にスイッチング素子をそれぞれ接続し、該スイッチング素子に接続された第1電極、発光層を少なくとも含む有機化合物層および第2電極を積層してなる発光素子部を複数備えてなる有機EL表示装置であって、
複数の平行なX駆動線はスイッチ回路を有するX駆動線選択部と第1ループ形成部との間に配置され、
X駆動線選択部は、複数のX駆動線のうちの所定間隔ごとの2つのX駆動線を選択して、X駆動線選択部と第1ループ形成部とともに第1ループコイルを表示装置の一端側から他端側まで該X駆動線の配列に沿って順次選択形成し、
複数の平行なY駆動線はスイッチ回路を有するY駆動線選択部と第2ループ形成部との間に配置され、
Y駆動線選択部は、複数のY駆動線のうちの所定間隔ごとの2つのY駆動線を選択して、Y駆動線選択部と第2ループ形成部とともに第2ループコイルを表示装置の一端側から他端側まで該X駆動線の配列に沿って順次選択形成し、
前記X駆動線選択部およびY駆動線選択部には、第1ループコイルおよび第2ループコイルに電磁誘導により生じた電流変化を検出する電流検出部と、検出された電流変化に基づき表示面における座標を検出する座標検出部と、が備えられていることを特徴とする。
本発明に係る有機EL表示装置によれば、X駆動線とY駆動線とをループコイルの一部として構成し、表示面における位置指示器の座標位置を検出する機能を有しているので、位置検出機能を有する有機EL表示装置の薄型化が可能になる。また、X駆動線とY駆動線とがループコイルの構成要素となっているので、ループコイル用の配線を別途設置する場合に比して、実装密度を増大させることができ、高精細な表示装置への適用も容易となる。
基板のX駆動線とY駆動線が形成される面と反対側の面を表示面とする場合には、位置指示器とループコイルとの間に発光表示部が存在しないため、位置検出の精度および感度が向上し、視差を少なくすることができ、消費電極を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
図1は本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の断面構成例を示す模式図である。図2は図1の有機EL表示装置の平面構成例を示す平面図である。図1および図2において、1は基板、2は発光素子部、3は第1電極、4は第2電極、5は駆動回路層、6は有機化合物層、7は素子分離膜である。また、8はX駆動線、9はY駆動線、10はX駆動線選択部、11はY駆動線選択部、12は第1ループ形成部、13は第2ループ形成部、14は電流検出部、15は座標検出部、16はスイッチング素子、17は駆動信号発生部である。
基板1は透光性を有する透明基板であり、スイッチング素子16を形成するのに適した基板がよく、例えばガラス基板が好適に用いられる。
この基板1の一方の表面には、互いに平行な複数のX駆動線8と、これらに直交するように互いに平行な複数のY駆動線9を配置する。各X駆動線8とY駆動線9の交点には、それぞれスイッチング素子16が配置される。スイッチング素子16には薄膜トランジスタやMIM等を用いることが好ましい。薄膜トランジスタの場合、ゲートはY駆動線9に接続され、ソースはX駆動線8に接続される。そして、薄膜トランジスタのドレインに電気的に接続されるように第1電極3が形成される。
第1電極3は透光性を有する透明電極であり、例えばITO(インジウム錫酸化物)やIZO(インジウム亜鉛酸化物)等が好適に用いられる。各第1電極3の周辺(隣接画素の境界部分)には素子分離膜7を配置してもよい。素子分離膜7はポリイミド等の樹脂で形成されることが好ましい。そして、第1電極3上には、電圧印加もしくは電流印加によって発光する発光層を少なくとも含む有機化合物層6が配置される。有機化合物層6の形成には蒸着法が好適に用いられる。
さらに、有機化合物層6上には第2電極4が配置されて発光素子部2が形成される。第2電極4を構成する材料は、導電材料であれば特に限定されないが、例えばAlが好適に用いられる。発光素子部2の構成として、発光層に隣接して不図示の電荷輸送層および/または正孔輸送層を配置してもよい。さらに/あるいは、電荷輸送層または発光層と電極との間に不図示の電子注入層を配置してもよい。さらに/あるいは、正孔輸送層または発光層と電極との間に不図示の正孔注入層を配置してもよい。
第2電極4の発光層が配置される側とは反対側に、素子耐久性を高めるため、発光素子部2が外気に触れぬように取り囲むように不図示の封止層が形成され、この封止層は酸化珪素や窒化珪素などから構成される。もしくは、ガラスや金属による不図示のキャップ封止基板を配置してもよい。
X駆動線8の一端には第1ループ形成部12が、他端にはX駆動線選択部10が接続される。X駆動線選択部10には電流検出部14および駆動信号発生部17が接続されており、電流検出部14には座標検出部15が接続される。
第1ループ形成部12は不図示の複数のスイッチ素子を備え、所望の2つのX駆動線8が電気的に接続される。X駆動線選択部10は不図示の複数のスイッチ回路を備え、所望の2つのX駆動線8が電流検出部14に電気的に接続される。X駆動線選択部10が電流検出部14に接続する2つのX駆動線8は、第1ループ形成部12が電気的に接続する2つのX駆動線8と同じX駆動線8であり、その2つのX駆動線8は同じタイミングで接続される。これにより、2つのX駆動線8を含む第1ループコイルが形成される。2つのX駆動線8と第1ループ形成部12とX駆動線選択部10とによって形成される第1ループコイルは、有機EL表示装置の一方の端から他方の端まで順次形成される。なお、このループコイルは閉じられた閉回路であってもよく、一部が開いたループであっても構わない。
また、X駆動線選択部10は、X駆動線8と駆動信号発生部17とを電気的に接続している。所望のX駆動線8に駆動信号発生部17の出力を印加して、有機EL表示装置の駆動信号とする。その際には、第1ループ形成部12はX駆動線8を電気的に接続しない。
2つのX駆動線8と第1ループ形成部12とX駆動線選択部10とによって第1ループコイルが順次形成されて位置指示器18の位置検出を行う期間と、X駆動線8が駆動信号発生部17と電気的に接続されて有機EL表示装置を表示する期間とがある。位置検出期間と表示期間とを交互に設定して駆動する駆動方法を採用することが好ましい。ある一定の期間を位置指示器18の位置検出期間とし、それに続く一定の期間を有機EL表示装置の表示期間とすることで、両者の動作が同じ間隔で繰り返され、位置指示器18による操作が円滑になる。
同様にY駆動線9の一端には第1ループ形成部13が、他端にはY駆動線選択部11が接続されている。Y駆動線選択部11には電流検出部14と駆動信号発生部17とが接続されており、電流検出部14には座標検出部15が接続されている。
第2ループ形成部13は、不図示の複数のスイッチ素子を備え、所望の2つのY駆動線9が電気的に接続される。Y駆動線選択部11は不図示の複数のスイッチ回路を備え、所望の2つのY駆動線9が電流検出部14に電気的に接続されている。Y駆動線選択部11が電流検出部14に接続する2つのY駆動線9は、第2ループ形成部13が電気的に接続する2つのY駆動線と同じY駆動線であり、その2つのY駆動線は同じタイミングで接続される。これにより、2つのY駆動線9を含むループコイルが形成される。2つのY駆動線と第2ループ形成部とY駆動線選択部とによって形成される第2ループコイルは、有機EL表示装置の一方の端から他方の端まで順次形成されている。なお、このループコイルは閉じられた閉回路であってもよく、一部が開いたループであっても構わない。
また、Y駆動線選択部11は、Y駆動線9と駆動信号発生部17とを電気的に接続している。所望のY駆動線9に駆動信号発生部17の出力を印加して、有機EL表示装置の駆動信号とする。その際には、第2ループ形成部13は、Y駆動線9を電気的に接続しない。
2つのY駆動線9と第2ループ形成部13とY駆動線選択部11とによって第2ループコイルが順次形成されて位置指示器18の位置検出を行う期間と、Y駆動線9が駆動信号発生部17と電気的に接続されて有機EL表示装置を表示する期間とがある。位置検出期間と表示期間とを交互に設定して駆動する駆動方法を採用することが好ましい。ある一定の期間を位置指示器18の位置検出期間とし、それに続く一定の期間を有機EL表示装置の表示期間とすることで、両者の動作が同じ間隔で繰り返され、位置指示器による操作が円滑になる。
以上の第1ループコイルの形成、第2ループコイルの形成、および有機EL表示装置の表示の動作を総合して説明する。有機EL表示装置の動作は、表示期間と位置指示器18の位置検出期間とに分けられ、これらが交互に動作する。さらに、位置指示器18の位置検出期間は、第1ループコイルによる位置検出期間と、第2ループコイルによる位置検出期間と、に分けられる。
ここで説明する有機EL表示装置の構成は、N本のX駆動線8とN本のY駆動線9とを備えている。それぞれ15本間隔で2本のX駆動線8または2本のY駆動線9を選択してループコイルを形成する(図2参照)。
表示期間には、第1ループ形成部12と第2ループ形成部13は全てオープンになり、ループコイルは形成されない。Y駆動線9はY駆動線選択部10を介して駆動信号発生部17に接続され、Y駆動線9がY1番目のY駆動線9からYN番目のY駆動線9まで順次選択される。選択されたY駆動線9に接続されたスイッチ素子はON状態となる。X駆動線8はX駆動線選択部10を介して駆動信号発生部17に接続される。X駆動線8に接続された駆動信号発生部17は、選択されているY駆動線9に応じた駆動信号を発生し、X駆動線8に入力する。
表示期間の後に、位置指示器18の位置検出期間が続いて設けられる。位置指示器18の位置検出期間は、第1ループコイルによる位置検出期間と、第2ループコイルによる位置検出期間に分けられ、第1ループコイルによる位置検出期間に続いて、第2ループコイルによる位置検出期間が設けられる。
第1ループコイルによる位置検出期間には、まず、X1番目とX15番目のX駆動線8が選択される。これら2つのX駆動線8に対応して第1ループ形成部12のスイッチ素子がON状態となり、かつX駆動線選択部10が2つのX駆動線8を電流検出部14に電気的に接続する。この選択期間中にX1番目とX15番目のX駆動線8に囲まれた領域の位置指示器18の有無を検出する。続いて、X2番目とX16番目、X3番目とX17番目・・・Xn番目とXn+15番目・・・XN−15番目とXN番目のX駆動線8が順次選択され、第1ループ形成部12とX駆動線選択部10が同様に動作し、位置指示器18の有無を検出する。位置指示器18の位置検出のための信号は、スイッチング素子16を介して有機EL表示装置の表示に影響を与えないほど小さいこととする。
第1ループコイルによる位置検出期間に続いて第2ループコイルによる位置検出期間が設定される。第2ループコイルによる位置検出期間には、まず、Y1番目とY15番目のY駆動線9が選択される。これら2つのY駆動線9に対応して第2ループ形成部13のスイッチ素子がON状態となり、かつY駆動線選択部11が2つのY駆動線8を電流検出部14に電気的に接続する。この選択期間中にY1番目とY15番目のY駆動線9に囲まれた領域の位置指示器18の有無を検出する。続いて、Y2番目とY16番目、Y3番目とY17番目・・・Yn番目とYn+15番目・・・YN−15番目とYN番目のY駆動線9が順次選択され、第2ループ形成部13とY駆動線選択部11が同様に動作し、位置指示器18の有無を検出する。位置指示器18の位置検出のための信号は、スイッチング素子16のON/OFF状態を変化させず、有機EL表示装置の表示に影響を与えないほど小さいこととする。
次に、本実施形態の有機EL表示装置に用いる位置指示器について説明する。図3は本実施形態の有機EL表示装置に用いる位置指示器の一構成例を示す模式図である。図4は本実施形態の有機EL表示装置に用いる位置指示器の他の構成例を示す模式図である。図3および図4において、18位置指示器、19は電源、20は発信回路、21はコイル、22は同調回路である。
位置指示器18は、ループコイルと電磁波をやり取りする構成を有していればその形状はとくに限定されないが、例えば、ペン入力式コンピュータの入力ペンのように棒状で一方の先端が尖った形状であることが好ましい。
まず、図3の位置指示器18について説明する。位置指示器18の内部にはコイル21、発信回路20および電源19が備えられている。この発信回路20は所定の周波数の電磁波を発生する機能を有する。発生する周波数は位置指示器18の一端に印加された力に応じて変化する。この位置指示器18を表示面である基板1に接触または近接させて操作を行う。
図3の位置指示器18とループコイルとが電磁波をやり取りする方法を説明する。2つのX駆動線8と第1ループ形成部12によって形成されたループコイルに電流検出部14を電気的に接続する。位置指示器18は電磁波を発生する機能を有するため、位置指示器18がそのループコイル上にある場合、ループコイルに電流が生じる。この電流を電流検出部14で検知する。これにより位置指示器18のループコイル上への有無を座標検出部15により決定する。ループコイルは第1ループ形成部12により順次形成されるため、有機EL表示装置の表示面における位置指示器18の接触位置が判断可能となる。Y駆動線ついても同様である。2つのY駆動線9と第2ループ形成部13によって形成されたループコイルに電流検出部14を電気的に接続する。位置指示器18は電磁波を発生する機能を有するため、位置指示器18がそのループコイル上にある場合、ループコイルに電流が生じる。この電流を電流検出部14で検知する。これにより位置指示器18のループコイル上への有無を座標検出部15により決定する。
また、ループコイルと電磁波をやり取りする他の手段としては、位置指示器18が第1ループコイルおよび/または第2ループコイルに印加された交流電流によって発生する電磁波に同調する同調回路22を有する構成が挙げられる(図4参照)。位置指示器18の先端に加わる力に応じて位置指示器18が同調する周波数が変化するように構成することがより好ましい。これにより位置指示器18に加えた力に応じて異なる処理が可能となる。この位置指示器18を表示面である基板1に接触または近接させて操作を行う。
図4の位置指示器18とループコイルとが電磁波をやり取りする方法を説明する。2つのX駆動線8と第1ループ形成部12とX駆動線選択部によって形成されたループコイルに電流検出部14より交流電流を印加する。位置指示器18がそのループコイル上にある場合には、ループコイルのインピーダンスが変化する。これにより位置指示器18のループコイル上の有無を座標検出部15により決定する。第1ループコイルは第1ループ形成部12とX駆動線選択部により順次形成されるため、有機EL表示装置上の位置指示器18の位置を判断可能となる。Y駆動線9ついても同様である。2つのY動線9と第2ループ形成部13とY駆動線選択部によって形成されたループコイルに電流検出部14より交流電流を印加する。位置指示器18がそのループコイル上にある場合、ループコイルのインピーダンスが変化する。これにより位置指示器18の位置が検出される。
以上の説明では基板1の発光表示部2が形成される側と反対側の表面が表示面であるボトムエミッション型の有機EL表示装置を例としたが、図5の様な発光表示部2の第2電極4側が表示面となるトップエミッション型の有機EL表示装置として構成してもよい。この場合は、基板1に対向して発光表示部2を挟持するように、少なくとも発光表示部2に対応する領域が透光性を有する実質的に透明な保護基板23を配置する。この保護基板23は、本有機EL表示装置の耐久性を高めることを目的として、発光表示部2を取り囲むように配置する不図示のキャップ封止材を利用してもよい。また、第2電極4は、透光性を有する透明または半透明とする。第1電極3は金属などの反射材料を用いてもよい。
また発光表示部6は、画素ごとに互いに発光色が異なる発光層を含むものを複数個並べることでフルカラー表示装置としてもよいし、白あるいは青などの同一の発光色をもつものを複数個ならべて構成してもよい。後者の場合は、適宜、カラーフィルター、干渉フィルター、蛍光変換層等を装備することにより、フルカラー表示装置を構成することができる。
以上のように構成された本実施形態の有機EL表示装置によれば、X駆動線8またはY駆動線9を第1ループコイルまたは第2のループコイル一部として構成し、有機EL表示装置の表示面における位置指示器の座標位置を検出する機能を有している。したがって、位置検出機能を有する有機EL表示装置の薄型化できる。また、X駆動線8またはY駆動線9が第1ループコイルまたは第2のループコイルの構成要素となっているので、各ループコイル用の配線を別途設置する場合に比して、実装密度を増大させることができ、高精細な有機EL表示装置への適用が容易となる。
特に、基板1のX駆動線8とY駆動線9が形成される面と反対側の面を有機EL表示装置の表示面として構成する場合には、位置指示器18と各ループコイルとの間に発光表示部2が存在しない。したがって、位置検出の精度および感度を向上させて、視差を少なくすることができ、消費電極を低減することができる。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
図1および図2を用いて、実施例1の有機EL表示装置について説明する。
基板1として、透明なガラス基板を用いる。この基板1上にX駆動線8、Y駆動線9を配置し、その交点にスイッチング素子16を配置する。スイッチング素子16には薄膜トランジスタを採用する。薄膜トランジスタのゲートにはY駆動線9を、ソースにはX駆動線8を、ドレインには第1電極3を電気的に接続する。第1電極3は透明であり、ITOを用いる。
X駆動線8の一端には第1ループ形成部12が、他端にはX駆動線選択部10が接続される(図2参照)。X駆動線選択部10には電流検出部14および駆動信号発生部17が接続され、電流検出部14には座標検出部15が接続される。同様に、Y駆動線9の一端には第1ループ形成部13が、他端にはY駆動線選択部11が接続される。Y駆動線選択部11には電流検出部14および駆動信号発生部17が接続され、電流検出部14には座標検出部15が接続される。
それぞれの画素の境界部分に素子分離膜7を配置する(図1参照)。素子分離膜7はポリイミドにて形成される。そして、第1電極3上に電流印加によって発光する発光層を含む有機化合物層6を配置する。有機化合物層6は蒸着法を用いて形成される。さらに第2電極4を配置する。第2電極の材料はAlとする。そして、第2基板2を配置し、この第2基板2にはガラスが用いられる。
X駆動線8の一端には第1ループ形成部12が、他端にはX駆動線選択部10が接続される(図2参照)。第1ループコイルとは、所定間隔を隔てて配置された2つのX駆動線8を含むループコイルを表示装置の一端側から他端側までX駆動線8の配列に沿って順次形成するものである。ここでは、15本間隔で2本のX駆動線8を順次接続してループコイルを形成するものとする。
X駆動線選択部10は、駆動信号発生部17もしくは電流検出部14と所望のX駆動線8とを接続する(図2参照)。駆動信号発生部17がX駆動線8に接続されているときは、電流検出部14はX駆動線8に接続されず、電流検出部14がX駆動線8に接続されているときは、駆動信号発生部17はX駆動線8には接続されない。X駆動線8に駆動信号発生部17が接続されている場合には、第1ループ形成部12はループコイルを形成しない。すなわち、駆動信号発生部17と電流検出部14とは選択的にX駆動線8に電気接続される。
電流検出部14と駆動信号発生部17は時間的に分割されてX駆動線8に接続される(図2参照)。本実施例では、X駆動線8が300本配置されていることとする。駆動信号発生部17がX1のX駆動線8からX300のX駆動線8まで順次接続され、有機EL表示装置を駆動する。その後、電流検出部14がX駆動線8に接続され、そのX駆動線8が第1ループ形成部12によってループコイルにされ、そのループコイルに対して電流検出部14が動作する。ループコイルは、X1とX16のX駆動線8によって形成されるループコイルからX285とX300のX駆動線8によって形成されるループコイルまで順次第1ループ形成部12によって形成され、電流検出部14が動作する。
第2ループ形成部13およびY駆動線9、Y駆動線選択部11、Y駆動線9に対する駆動信号発生部17、Y駆動線9に対する電流検出部14についても同様である。Y駆動線9の一端には第2ループ形成部13を他端にはY駆動線選択部11を接続する(図2参照)。第2ループコイルとは、所定間隔を隔てて配置された2つのY駆動線9を含むループコイルを表示装置の一端側から他端側までY駆動線9の配列に沿って順次形成するものである。ここでは、15本間隔で2本のY駆動線9を順次接続しループコイルを形成するものとする。
Y駆動線選択部11は、駆動信号発生部17もしくは電流検出部14と所望のY駆動線9とを接続する(図2参照)。駆動信号発生部17がY駆動線9に接続されているときは、電流検出部14はY駆動線9に接続されず、電流検出部14がY駆動線9に接続されているときは、駆動信号発生部17はY駆動線9には接続されない。Y駆動線9に駆動信号発生部17が接続されている場合には、第2ループ形成部13はループコイルを形成しない。すなわち、駆動信号発生部17と電流検出部14とは選択的にY駆動線9に電気接続される。
電流検出部14と駆動信号発生部17は時間的に分割されてY駆動線9に接続される(図2参照)。本実施例では、Y駆動線9が300本配置されているとする。駆動信号発生部17がY1のY駆動線9からY300のY駆動線9まで順次接続され、有機EL表示装置を駆動する。その後、電流検出部14がY駆動線9に接続され、そのY駆動線9が第2ループ形成部13によってループコイルが構成され、そのループコイルに対して電流検出部14が動作する。ループコイルは、Y1とY16のY駆動線8によって形成されるループコイルからY285とY300のY駆動線8によって形成されるループコイルまで順次第1ループ形成部12によって形成され、電流検出部14が動作する。
〔実施例2〕
図1および図2を用いて、実施例2の有機EL表示装置について説明する。
基板1としては、透明なガラス基板が用いられる。基板1上にX駆動線8、Y駆動線9を配置し、その交点にスイッチング素子16を配置する。スイッチング素子16にはMIMを採用する。MIMには第1電極3を電気的に接続する。第1電極3は透明であり、ITOを用いる。
X駆動線8の一端には第1ループ形成部12が、他端にはX駆動線選択部10が接続される(図2参照)。X駆動線選択部10には電流検出部14および駆動信号発生部17が接続され、電流検出部14には座標検出部15が接続される。同様に、Y駆動線9の一端には第1ループ形成部13が、他端にはY駆動線選択部11が接続される。Y駆動線選択部11には電流検出部14および駆動信号発生部17が接続され、電流検出部14には座標検出部15が接続される。
それぞれの画素の境界部分には素子分離膜7を配置する(図1参照)。素子分離膜7にはポリイミドが採用される。そして、第1電極3上に電流印加によって発光する発光層を含む有機化合物層6を配置する。有機化合物層6は、有機層材料を溶媒に溶解し、その溶液を塗布・乾燥させて形成される。さらに、第2電極4が配置され、第2電極4の材料はAlとする。
X駆動線8の一端には第1ループ形成部12が、他端にはX駆動線選択部10が接続される(図2参照)。第1ループコイルとは、所定間隔を隔てて配置された2つのX駆動線8を含むループコイルを表示装置の一端側から他端側までX駆動線8の配列に沿って順次形成するものである。ここでは、15本間隔で2本のX駆動線8を順次接続し閉ループ回路を形成するものとする。
X駆動線選択部10は、駆動信号発生部17もしくは電流検出部14と所望のX駆動線8とを接続する(図2参照)。駆動信号発生部17がX駆動線8に接続されているときは、電流検出部14はX駆動線8に接続されず、電流検出部14がX駆動線8に接続されているときは、駆動信号発生部17はX駆動線8には接続されない。X駆動線8に駆動信号発生部17が接続されている場合には、第1ループ形成部12はループコイルを形成しない。
電流検出部14と駆動信号発生部17は時間的に分割されてX駆動線8に接続される(図2参照)。本実施例では、X駆動線8が300本配置されているとする。駆動信号発生部17がX1のX駆動線8からX300のX駆動線8まで順次接続され、有機EL表示装置を駆動する。その後、電流検出部14がX駆動線8に接続され、そのX駆動線8が第1ループ形成部12によってループコイルにされ、そのループコイルに対して電流検出部14が動作する。ループコイルは、X1とX16のX駆動線8によって形成されるループコイルからX285とX300のX駆動線8によって形成されるループコイルまで順次第1ループ形成部12によって形成され、電流検出部14が動作する。
第2ループ形成部13およびY駆動線9、Y駆動線選択部11、Y駆動線9に対する駆動信号発生部17、Y駆動線9に対する電流検出部14についても同様である。Y駆動線9の一端には第2ループ形成部13が、他端にはY駆動線選択部11が接続される(図2参照)。第2ループコイルとは、所定間隔を隔てて配置された2つのY駆動線9を含むループコイルを表示装置の一端側から他端側までY駆動線9の配列に沿って順次形成するものである。ここでは、15本間隔で2本のY駆動線9を順次接続しループコイルを形成するものとする。
Y駆動線選択部11は、駆動信号発生部17もしくは電流検出部14と所望のY駆動線9とを接続する(図2参照)。駆動信号発生部17がY駆動線9に接続されているときは、電流検出部14はY駆動線9に接続されず、電流検出部14がY駆動線9に接続されているときは、駆動信号発生部17はY駆動線9には接続されない。Y駆動線9に駆動信号発生部17が接続されている場合には、第2ループ形成部13はループコイルを形成しない。
電流検出部14と駆動信号発生部17は時間的に分割されてY駆動線9に接続される(図2参照)。本実施例では、Y駆動線9が300本配置されているとする。駆動信号発生部17がY1のY駆動線9からY300のY駆動線9まで順次接続され、有機EL表示装置を駆動する。その後、電流検出部14がY駆動線9に接続され、そのY駆動線9が第2ループ形成部13によってループコイルにされ、そのループコイルに対して電流検出部14が動作する。ループコイルは、Y1とY16のY駆動線8によって形成されるループコイルからY285とY300のY駆動線8によって形成されるループコイルまで順次第1ループ形成部12によって形成され、電流検出部14が動作する。
〔実施例3〕
図1および図2を用いて、実施例3の有機EL表示装置について説明する。
基板1として、透明なガラス基板を用いる。この基板1上にX駆動線8、Y駆動線9を配置し、その交点にスイッチング素子16を配置する。スイッチング素子16には薄膜トランジスタを採用する。薄膜トランジスタのゲートにはY駆動線9を、ソースにはX駆動線8を、ドレインには第1電極3を電気的に接続する。第1電極3は透明であり、ITOを用いる。
X駆動線8の一端には第1ループ形成部12が、他端にはX駆動線選択部10が接続される(図2参照)。X駆動線選択部10には電流検出部14および駆動信号発生部17が接続され、電流検出部14には座標検出部15が接続される。同様に、Y駆動線9の一端には第1ループ形成部13が、他端にはY駆動線選択部11が接続される。Y駆動線選択部11には電流検出部14および駆動信号発生部17が接続され、電流検出部14には座標検出部15が接続される。
それぞれの画素の境界部分に素子分離膜7を配置する(図1参照)。素子分離膜7はポリイミドにて形成される。そして、第1電極3上に電流印加によって発光する発光層を含む有機化合物層6を配置する。有機化合物層6は蒸着法を用いて形成される。さらに第2電極4を配置する。第2電極の材料は透明なITOが用いられる。そして、保護基板23を配置し、この保護基板23には透明なガラス基板が用いられる。
X駆動線8の一端には第1ループ形成部12が、他端にはX駆動線選択部10が接続される(図2参照)。第1ループコイルとは、所定間隔を隔てて配置された2つのX駆動線8を含むループコイルを表示装置の一端側から他端側までX駆動線8の配列に沿って順次形成するものである。ここでは、15本間隔で2本のX駆動線8を順次接続してループコイルを形成するものとする。
X駆動線選択部10は、駆動信号発生部17もしくは電流検出部14と所望のX駆動線8とを接続する(図2参照)。駆動信号発生部17がX駆動線8に接続されているときは、電流検出部14はX駆動線8に接続されず、電流検出部14がX駆動線8に接続されているときは、駆動信号発生部17はX駆動線8には接続されない。X駆動線8に駆動信号発生部17が接続されている場合には、第1ループ形成部12はループコイルを形成しない。
電流検出部14と駆動信号発生部17は時間的に分割されてX駆動線8に接続される(図2参照)。本実施例では、X駆動線8が300本配置されていることとする。駆動信号発生部17がX1のX駆動線8からX300のX駆動線8まで順次接続され、有機EL表示装置を駆動する。その後、電流検出部14がX駆動線8に接続され、そのX駆動線8が第1ループ形成部12によってループコイルにされ、そのループコイルに対して電流検出部14が動作する。ループコイルは、X1とX16のX駆動線8によって形成されるループコイルからX285とX300のX駆動線8によって形成されるループコイルまで順次第1ループ形成部12によって形成され、電流検出部14が動作する。
第2ループ形成部13およびY駆動線9、Y駆動線選択部11、Y駆動線9に対する駆動信号発生部17、Y駆動線9に対する電流検出部14についても同様である。Y駆動線9の一端には第2ループ形成部13を他端にはY駆動線選択部11を接続する(図2参照)。第2ループコイルとは、所定間隔を隔てて配置された2つのY駆動線9を含むループコイルを表示装置の一端側から他端側までY駆動線9の配列に沿って順次形成するものである。ここでは、15本間隔で2本のY駆動線9を順次接続しループコイルを形成するものとする。
Y駆動線選択部11は、駆動信号発生部17もしくは電流検出部14と所望のY駆動線9とを接続する(図2参照)。駆動信号発生部17がY駆動線9に接続されているときは、電流検出部14はY駆動線9に接続されず、電流検出部14がY駆動線9に接続されているときは、駆動信号発生部17はY駆動線9には接続されない。Y駆動線9に駆動信号発生部17が接続されている場合には、第2ループ形成部13はループコイルを形成しない。
電流検出部14と駆動信号発生部17は時間的に分割されてY駆動線9に接続される(図2参照)。本実施例では、Y駆動線9が300本配置されているとする。駆動信号発生部17がY1のY駆動線9からY300のY駆動線9まで順次接続され、有機EL表示装置を駆動する。その後、電流検出部14がY駆動線9に接続され、そのY駆動線9が第2ループ形成部13によってループコイルが構成され、そのループコイルに対して電流検出部14が動作する。ループコイルは、Y1とY16のY駆動線8によって形成されるループコイルからY285とY300のY駆動線8によって形成されるループコイルまで順次第1ループ形成部12によって形成され、電流検出部14が動作する。
本発明に係る有機EL表示装置は、ペン入力機能付のコンピュータや携帯情報端末の表示装置に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るボトムエミッション型の有機EL表示装置の断面構成例を示す模式図である。 図1の有機EL表示装置の平面構成例を示す平面図である。 本実施形態の有機EL表示装置に用いる位置指示器の一構成例を示す模式図である。 本実施形態の有機EL表示装置に用いる位置指示器の他の構成例を示す模式図である。 本実施形態に係るトップエミッション型の有機EL表示装置の断面構成例を示す模式図である。
符号の説明
1 基板
2 発光表示部
3 第1電極
4 第2電極
5 駆動回路層
6 有機化合物層
7 素子分離膜
8 X駆動線
9 Y駆動線
10 X駆動線選択部
11 Y駆動線選択部
12 第1ループ形成部
13 第2ループ形成部
14 電流検出部
15 座標検出部
16 スイッチング素子
17 駆動信号発生部
18 位置指示器
19 電源
20 発信回路
21 コイル
22 同調回路
23 保護基板

Claims (4)

  1. 基板上に複数の平行なX駆動線と複数の平行なY駆動線とを互いに交差するように配置し、これらの各交点にスイッチング素子をそれぞれ接続し、該スイッチング素子に接続された第1電極、発光層を少なくとも含む有機化合物層および第2電極を積層してなる発光素子部を複数備えてなる有機EL表示装置であって、
    複数の平行なX駆動線はスイッチ回路を有するX駆動線選択部と第1ループ形成部との間に配置され、
    X駆動線選択部は、複数のX駆動線のうちの2つのX駆動線を選択して、X駆動線選択部と第1ループ形成部とともに第1ループコイルを表示装置の一端側から他端側まで該X駆動線の配列に沿って順次選択形成し、
    複数の平行なY駆動線はスイッチ回路を有するY駆動線選択部と第2ループ形成部との間に配置され、
    Y駆動線選択部は、複数のY駆動線のうちの2つのY駆動線を選択して、Y駆動線選択部と第2ループ形成部とともに第2ループコイルを表示装置の一端側から他端側まで該X駆動線の配列に沿って順次選択形成し、
    前記X駆動線選択部およびY駆動線選択部には、第1ループコイルおよび第2ループコイルの電磁誘導により生じた電流変化を検出する電流検出部と、検出された電流変化に基づき表示面における座標を検出する座標検出部と、が備えられていることを特徴とする有機EL表示装置。
  2. 前記X駆動線選択部およびY駆動線選択部には、表示装置を駆動する駆動信号発生部が備えられ、
    該駆動信号発生部と前記電流検出部とは選択的にX駆動線およびY駆動線に電気接続されることを特徴とする請求項1に記載の有機EL表示装置。
  3. 前記基板の少なくとも発光素子部に対応する領域が透光性を有するとともに、前記第1電極が透光性を有し、前記基板のX駆動線とY駆動線が配置された側と反対側の表面が位置座標の検出面であることを特徴とする請求項1または2に記載の有機EL表示装置。
  4. 前記基板の発光素子部が形成される側の面に対向するように、少なくとも発光素子部に対応する領域が透光性を有する保護基板を配置するとともに、前記第2電極が透光性を有し、前記保護基板の基板と対向する側と反対側の表面が位置座標の検出面であることを特徴とする請求項1または2記載の有機EL表示装置。
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