JP2007286464A - 光表示方法、光表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】導光板を利用して、低コスト且つ高輝度の光表示手法を提供する。
【解決手段】導光板の外面に対し、スクリーン印刷により、凸状印刷層を盛り上げ形成する。この導光板の端面から光を照射することで、凸状印刷層を発光させることで光表示する。
【選択図】図1
【解決手段】導光板の外面に対し、スクリーン印刷により、凸状印刷層を盛り上げ形成する。この導光板の端面から光を照射することで、凸状印刷層を発光させることで光表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、導光板を利用して文字・絵等の図柄を光表示する光表示装置、及び光表示方法に関する。
従来、導光板を利用して図柄を光表示する光表示装置は、看板等の広告媒体、公共機関や建築物の案内表示などの分野において利用されている。この光表示装置は、導光板と、この導光板の端縁に配置されるLED等の光源装置を備えている。導光板には、光反射用の溝が図柄に沿って形成される。この結果、光源装置からの光が、溝で反射することによって導光板の前面側に放出され、図柄が光表示されるようになっている。
しかしながら、この種の光表示装置は、導光板に溝を形成するために、レーザー加工等を必要とするため、加工時間が長く、大量生産に不向きであるという問題があった。この結果、加工コストも高額になるという問題もあった。また、光源装置の光をそのまま反射させる構造であるため、光源そのものの色彩しか表示できないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、高輝度な図柄を、低コストで表示可能な光表示方法及び光表示装置を提供することを目的としている。
上記目的は、以下の手段によって達成されるものである。
(1)導光板の外面に対し、スクリーン印刷により凸状印刷層を盛り上げ形成し、前記導光板の端面から光を照射することで、前記凸状印刷層を発光させて光表示することを特徴とする光表示方法。
(2)導光板と、前記導光板の端面に配置される光源と、前記導光板の外面にスクリーン印刷によって盛り上げ形成された凸状印刷層と、を備えることを特徴とする光表示装置。
(3)前記凸状印刷層が、透明プロセスカラーを含有していることを特徴とする上記(2)記載の光表示装置。
(4)前記凸状印刷層が、蛍光カラーを含有していることを特徴とする上記(2)又は(3)記載の光表示装置。
(5)前記光源が、導光板の両端面にそれぞれ配置されていることを特徴とする上記(2)、(3)又は(4)記載の光表示装置。
(6)前記凸状印刷層が、複数の凸状突起体を備えて構成されることを特徴する上記(2)乃至(5)のいずれか記載の光表示装置。
(7)端面から光を導入可能な導光板と、前記導光板の外面においてスクリーン印刷によって盛り上げ形成される凸状印刷層と、を備えることを特徴とする光表示装置。
本発明によれば、様々な色彩表現が可能で且つ低コストな光表示状態が得られるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る光表示装置1が示されている。この光表示装置1は、導光板10と、この導光板10の端面に配置される光源装置30を備えている。導光板10は、光透過性のガラスや樹脂素材等によって構成されており、光源装置30の光を内部透過する性質を有する。また、導光板10の外面には、スクリーン印刷によって盛り上げられた凸状印刷層20が形成されている。
光源装置30は、図2に拡大して示されるように、筐体32、ストッパ36、LED38等を備える。筐体32には保持口34が形成されており、この保持口34に導光板10が挿入される。また、ストッパ36は筐体32の内部に配置されており、保持口34を介して挿入される導光板10の端縁と当接することで、導光板10を位置決めするようになっている。一方、LED38は、筐体32の内部に固定された基板40上に所定間隔で複数配置されており、導光板10の端面に対して光を照射するようになっている。
図3に拡大して示されるように、凸状印刷層20は、導光板10の外面に対して外側に突出した状態で形成される。この凸状印刷層20は、具体的には発光させたい図柄(個々では英語の「A」字)に併せた形状となっている。
この凸状印刷層20を形成するには、厚盛り用の光透過性樹脂を利用して、スクリーン印刷し、これを紫外線等によって硬化させることで形成する。
更に、本実施形態では、光透過性樹脂に対して、透明プロセスカラー又は蛍光カラーのインクを添加剤として含有させることで、この樹脂を着色するようにしている。これによって、様々な色彩の印刷が実現される。勿論、透明プロセスカラーと蛍光カラーの双方を含有させても良い。
本実施形態の光表示装置1では、図3に示されるように、凸状印刷層20において、導光板10内を進行するLED38の光を乱反射させることができる。特に、盛り上げられた凸状印刷層20の表面には微小な起伏が形成され易いので、この表面において光が散乱する等により、凸状印刷層20を効果的に発光させることが可能になる。また、この盛り上げ印刷によって、凸状印刷層20の表面(輪郭)に湾曲部20Aが形成されるので、この湾曲部20Aに沿って光が各種方向に反射する。この結果、凸状印刷層20の輪郭を光によって際立たせることが可能になる。
また、この凸状印刷層20は、光の反射を阻害しない透明プロセスカラーや、自ら発光する性質を有する蛍光カラーによって着色されているので、凸状印刷層20で乱反射する光を有色状態にすることができる。これにより、光表示装置1において、様々なデザインを表現できるようになる。
次に、図4以降を参照して、第2実施形態に係る光表示装置100について説明する。なお、この光表示装置100において、第1実施形態の光表示装置1と同一又は類似する部材等については、図中等の符号の下二桁を光表示装置1と一致させることで説明を省略する。
この光表示装置100は、導光板110と、この導光板110の端面に配置される光源装置130を備えている。また、導光板110の外面には、スクリーン印刷によって盛り上げられた凸状印刷層120が形成されている。
この凸状印刷層120は、図4に拡大して示されるように、略部分球形状となる複数の凸状突起体122を備えて構成される。凸状突起体122の直径は約0.3mm〜1.0mm程度に設定される。この凸状突起体122も、複数回のスクリーン印刷によって、アクリル樹脂等を盛り上げて形成される。従って、凸状印刷層120自体は、アレイ状に配置された凸状突起体122によってされる。また、各凸状突起体122には、透明プロセスカラー又は蛍光カラーが添加剤として含有している。
この光表示装置100によれば、図5に拡大して示されるように、導光板110内を透過するLED138の光K1、K2、K3が、凸状印刷層120における凸状突起体122によって反射されて、導光板110の表面から出射する。従って、観察者側に反射光が進行することになるので、凸状印刷層120を発光させることが可能となる。特に、盛り上げ印刷によって形成される凸状突起体122の湾曲部122Aでは、LED138の光が多方向に反射することになるので、この湾曲部122A近傍を明るく発光させることができる。また、各凸状突起体122が発光するので、凸状印刷層120全体を明るく発光させることが可能になる。なお、ここでは特に図示しないが、凸状突起体122の表面自体にうねり等が自然に形成されるので、表面全域でも光の乱反射が促進され、凸状突起体122全体を発光させることが可能となる。
更に、この光表示装置100によれば、透明プロセスカラーや蛍光カラーを利用して、凸状突起体122毎に色彩を異ならせることが可能となるので、各凸状突起体122の色彩の組み合わせによって、凸状印刷層120において様々な模様を表現できる。
なお、この光表示装置100では、図6に示されるように、導光板110の両端縁に光源装置130を配置することが好ましい。このようにすると、両端縁に存在する一方のLED138Aの光K1、K2、K3が、凸状突起体122の第1湾曲部122Aで反射すると共に、他方のLED138Bの光K4、K5、K6が、凸状突起体122の第2湾曲部122Bで反射する。第1湾曲部122Aと第2湾曲部122Bは、凸状突起体122において対向することになるので、凸状突起体122全体を発光させることが可能となる。
以上、上記実施の形態では、透明プロセスカラー又は蛍光カラーを光透過性樹脂に含有させる場合に限って示したが、本発明はそれに限定されない。また、本実施形態では、部分球状の凸状突起体を形成する場合を示したが、部分球を五角形等の多角形にすることも可能である。つまり、ドット状の突起であれば他の形状であっても構わない。更に、本実施形態では導光板にガラスや樹脂素材を用いる場合を示したが、本発明はそれに限定されるものではなく、内部を光が進行する機能を有するものであれば、他の各種素材を利用することが出来る。また、本実施形態では光源装置としてLEDを利用する場合に限って示したが、本発明はそれに限定されるものではなく、蛍光灯、白熱灯等の各種光源を利用することが可能である。
又本発明の光表示装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明は、広告媒体や交通標識等、光表示が必要な各種分野で利用することができる。
1、100 ・・・ 光表示装置
10、110 ・・・ 導光板
20、120 ・・・ 凸状印刷層
30、130 ・・・ 光源装置
38、138 ・・・ LED
10、110 ・・・ 導光板
20、120 ・・・ 凸状印刷層
30、130 ・・・ 光源装置
38、138 ・・・ LED
Claims (7)
- 導光板の外面に対し、スクリーン印刷によって、凸状印刷層を盛り上げ形成し、前記導光板の端面から光を照射することで、前記凸状印刷層を発光させて光表示することを特徴とする光表示方法。
- 導光板と、
前記導光板の端面に配置される光源と、
前記導光板の外面にスクリーン印刷によって盛り上げ形成された凸状印刷層と、を備えることを特徴とする光表示装置。 - 前記凸状印刷層が、透明プロセスカラーを含有していることを特徴とする請求項2記載の光表示装置。
- 前記凸状印刷層が、蛍光カラーを含有していることを特徴とする請求項2又は3記載の光表示装置。
- 前記光源が、導光板の両端面にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項2、3又は4記載の光表示装置。
- 前記凸状印刷層が、複数の凸状突起体を備えて構成されることを特徴する請求項2乃至5のいずれか記載の光表示装置。
- 端面から光を導入可能な導光板と、
前記導光板の外面においてスクリーン印刷によって盛り上げ形成される凸状印刷層と、を備えることを特徴とする光表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006115341A JP2007286464A (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 光表示方法、光表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006115341A JP2007286464A (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 光表示方法、光表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007286464A true JP2007286464A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38758266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006115341A Pending JP2007286464A (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 光表示方法、光表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007286464A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019066644A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | デクセリアルズ株式会社 | 光学体及び発光装置 |
-
2006
- 2006-04-19 JP JP2006115341A patent/JP2007286464A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019066644A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | デクセリアルズ株式会社 | 光学体及び発光装置 |
JP7088650B2 (ja) | 2017-09-29 | 2022-06-21 | デクセリアルズ株式会社 | 光学体及び発光装置 |
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