JP2007285014A - Working machine having liftable operator cab - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、走行時における視野を拡げるために運転室を上昇位置とする昇降式運転室を有する作業機に係わり、特に運転室を上昇させた状態で走行する際の運転室の振動防止に関する。 The present invention relates to a working machine having a lift-type cab in which the cab is raised to widen the field of view during traveling, and more particularly to prevention of vibration of the cab when traveling with the cab raised.
従来の作業機には、作業時におけるオペレータの視野を拡大するため、作業時には運転室を高くした状態とするものがある(例えば特許文献1参照)。このように運転室を高くした状態で作業する特許文献1に記載の作業機においては、後部支柱に運転室を液圧シリンダにより昇降可能に取付け、前部支柱に運転室をピン付けして固定する構造である。
In some conventional work machines, the operator's cab is raised during work in order to expand the field of view of the operator during work (see, for example, Patent Document 1). In the working machine described in
このような昇降式運転室を有する作業機、特に後部支柱により運転室を片持ち式で支持するものにおいて、運転室を上昇させた状態で走行させながら作業する必要がある場合、走行する地面の凹凸によって運転室が振動し、乗り心地が悪くなるという問題点がある。 In a working machine having such a lift-type cab, particularly in a case where the cab is supported in a cantilever manner by the rear column, when it is necessary to work while traveling with the cab raised, There is a problem in that the driver's cab vibrates due to the unevenness, and the ride comfort becomes worse.
このような昇降式運転室を有する作業機の運転室を高くした状態で走行する際の振動を防止する場合、前記公報に記載のように、前部支柱に運転室をピン付けして固定すれば、ある程度振動が防止できる。しかしながら、このピンで運転室を支柱に固定することにより運転室の振動を防止する構造にすれば、ピンによる固定部のガタの存在による振動は避けられない上、運転室の荷重がピンに作用するので、ピンの抜き差しが困難になり、さらに運転室を任意の高さで制動することができないという問題点がある。 In order to prevent vibration when traveling with the cab of the working machine having such a lift cab raised, the cab is pinned and fixed to the front strut as described in the publication. Thus, vibration can be prevented to some extent. However, if the cab is fixed to the column with this pin to prevent the cab from vibrating, vibration due to the presence of rattling in the fixed part due to the pin is inevitable, and the cab load acts on the pin. Therefore, it is difficult to insert and remove the pins, and there is a problem that the cab cannot be braked at an arbitrary height.
本発明は、上記問題点に鑑み、走行に伴う運転室の振動を任意の運転室高さで容易に防止することができる操作性の良い昇降式運転室を有する作業機を提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a work machine having a liftable cab with good operability that can easily prevent vibration of a cab accompanying traveling at an arbitrary cab height. And
請求項1の昇降式運転室を有する作業機は、車体に昇降可能に運転室を取付け、前記運転室を上昇位置にして走行する昇降式運転室を有する作業機において、
前記車体に振動防止用の支柱を設け、
前記運転室側に、前記支柱にブレーキ板が圧接して運転室の振動を防止するディスクブレーキを設けた
ことを特徴とする。
The work machine having the lifting / lowering cab according to
A support for vibration prevention is provided on the vehicle body,
A disc brake is provided on the driver's cab side to prevent vibration of the driver's cab by pressing a brake plate against the support.
請求項2の昇降式運転室を有する作業機は、請求項1に記載の昇降式運転室を有する作業機において、
前記運転室を昇降させる駆動装置の作動に連動して前記ディスクブレーキのブレーキを解除する連動装置を備えた
ことを特徴とする。
The working machine having the lifting / lowering cab according to
An interlocking device for releasing the brake of the disc brake in conjunction with an operation of a driving device for raising and lowering the cab is provided.
請求項3の昇降式運転室を有する作業機は、請求項2に記載の昇降式運転室を有する作業機において、
前記ディスクブレーキのブレーキ解除を前記駆動装置の始動に先行させ、前記駆動装置の停止をブレーキ投入に先行させて行なう動作制御装置を備えた
ことを特徴とする。
The working machine having the lifting / lowering cab according to
An operation control device is provided, wherein the brake release of the disc brake is preceded by the start of the drive device, and the drive device is stopped before the brake is applied.
請求項1の発明によれば、運転室を高くして走行している状態で支柱にブレーキ板が圧接して制動することができるため、任意の高さで運転室の振動を防止することができ、乗り心地が良好となり、走行しながら作業を行なう際の作業性が向上する。また、ディスクブレーキを用いるため、ブレーキ装置の投入、解除操作が容易となる。 According to the first aspect of the present invention, since the brake plate can be pressed against the support column and braked while the cab is running high, the vibration of the cab can be prevented at an arbitrary height. This improves the ride comfort and improves workability when working while traveling. In addition, since the disc brake is used, the brake device can be easily turned on and off.
請求項2の発明によれば、運転室を昇降させる駆動装置の作動時に前記ディスクブレーキによる制動を解除する自動ブレーキ解除装置を備えたので、ブレーキの解除を行なう操作を行なう必要がなく、運転室の昇降時の操作が簡単となる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、前記ディスクブレーキのブレーキ解除を前記駆動装置の始動に先行させ、前記駆動装置の停止をブレーキ投入に先行させて行なう動作制御装置を備えたので、運転室を昇降させる際にブレーキが投入されている事態の発生を生じるおそれがなく、運転室の昇降装置に無理な力が作用するおそれがない。 According to a third aspect of the present invention, since the brake control of the disk brake is released prior to the start of the drive device and the operation control device is provided to stop the drive device prior to the brake application, the cab is moved up and down. There is no possibility of occurrence of a situation where the brake is applied when the brake is applied, and there is no possibility that an excessive force acts on the lifting device in the cab.
図1、図2はそれぞれ本発明の昇降式運転室を有する作業機の一実施の形態を示す側面図および平面図であり、この実施の形態においては、作業機が地雷処理用の作業機である場合について示す。これらの図において、1はクローラ式走行体、2は走行体1上に搭載した車体、3、4はそれぞれ車体2上に搭載した運転室とパワーユニット、5は車体2の前部に取付けた地雷爆破装置、6は木材等を回収して地雷を処理した地面の畑等への再利用を容易化する回収装置である。パワーユニット4はエンジンや後述の液圧シリンダや液圧モータ等の液圧アクチュエータの液圧源や発電機を含むものである。
FIGS. 1 and 2 are a side view and a plan view, respectively, showing an embodiment of a working machine having a lift-type cab according to the present invention. In this embodiment, the working machine is a working machine for landmine disposal. Here is a case. In these drawings, 1 is a crawler type traveling body, 2 is a vehicle body mounted on the
地雷爆破装置5は車体2の前部にピン7を中心として液圧シリンダでなる上下動シリンダ9により上下揺動可能に取付けられる。10は地雷爆破装置5のフレームであり、このフレーム10は左右のフレーム10aとそのフレーム10a間を結合する後部フレーム10bとからなる。左右のフレーム10aにはそれぞれ液圧モータでなる駆動モータ11が取付けられ、これらの駆動モータ11により駆動される軸12が左右のフレーム10a間に架設されている。軸12には軸12の高速回転に伴って地雷を叩くチェーン13が、その一端を軸12に結合して取付けられている。
The
左右のフレーム10aにはフレーム10bの下面より下方に突出するそり14が取付けられる。このそり14は地面に沿って地雷爆破装置5を移動させるためのものである。15、16はそれぞれ後部フレーム10bに取付けられた下部ガードフレームおよび上部ガードフレームであり、地雷の爆発により生じた殻等が車体2やその上に搭載された運転室3やパワーユニット4側等に飛散することを防止するものである。
The left and right frames 10a are attached with
回収装置6は、車体2の後部にピン20を中心に液圧シリンダからなる上下動シリンダ21により上下揺動可能に取付けられた左右のフレーム22と、その左右のフレーム22の先端間に架設され横フレーム23と、この横フレーム23に取付けられた複数の回収爪24とからなる。
The
図3、図4、図5はそれぞれ本実施の形態の運転室3の取付け構造を示す側面図、平面図、背面図である。25は車体2における運転室3の背面側の左右に立設された昇降用のガイド支柱、26は左右のガイド支柱25に上下動可能に装着された昇降フレームである。この昇降フレーム26の運転室取付け面26aにクッションゴム等を介して運転室3が取付けられる。昇降フレーム26の上下にはガイド支柱25の側面および背面に昇降フレーム26を円滑に摺動させるためのスライドプレート(図示せず)を含む滑動装置28が設けられている。
3, 4, and 5 are a side view, a plan view, and a rear view, respectively, showing the mounting structure of the
29は運転室3を昇降させるための液圧シリンダでなる昇降シリンダであり、この昇降シリンダ29はチューブをピン30により昇降フレーム26に設けたブラケット31に結合し、ピストンロッドを車体2に設けたブラケット32にピン33により結合する。
図6は昇降シリンダ29を伸長させて運転室3を高い位置に設定した状態を示す。
FIG. 6 shows a state in which the
34は車体2における運転室3の前部の中央に対応する箇所に立設した振動防止用の支柱であり、断面形状がT字形をなす。この振動防止用の支柱34は、運転室3内のオペレータの視界を妨げることがないように、運転室3の約半分の高さに設定されている。
35はディスクブレーキであり、このディスクブレーキ35は昇降フレーム26の前面に設けたブラケット38に取付けられ、前記支柱34の左右の側面を挟むように装着される。図7、図8はそれぞれディスクブレーキ35の側面図および一部断面平面図である。このディスクブレーキ35は左右同型の液圧シリンダからなるブレーキシリンダ35a、35bで前記ブラケット38を挟み、ボルト36およびナット37により結合し、両者間に振動防止用の支柱34を嵌める隙間39を有する。
40はブレーキシリンダ35aに内蔵したピストン、41はピストン40に固定したピストンロッドであり、このピストンロッド41の先端にブレーキ板42が取付けられる。43はブレーキ板42を支柱34の側面に圧接するばねである。ブレーキシリンダ35bも同様に構成される。
これらのブレーキシリンダ35a、35bは、圧液を供給することによりピストン40、ピストンロッド41およびブレーキ板42がブレーキシリンダ35a、35b内に没入し、作動液の圧力をタンク圧にすると、ばね43の力によりブレーキ板42が支柱34の両側面に圧接して運転室3の振動を防止するものである。
These
図9は前記ブレーキシリンダ35a、35bおよび昇降シリンダ29を作動させるための液圧回路を示す。44、45はそれぞれ前記パワーユニット4に備えた補助ポンプおよびパイロットポンプである。46は昇降シリンダ29のコントロール弁、47はこのコントロール弁46のパイロット弁、48はこのパイロット弁47(コントロール弁46)とブレーキシリンダ35a、35Bのコントロール弁61とを連動して作動させるための操作スイッチであり、この操作スイッチ48は運転室3内に設ける。
FIG. 9 shows a hydraulic circuit for operating the
操作スイッチ48の出力ライン50、51はそれぞれパイロット弁47のソレノイド52、53に接続され、操作スイッチ48を中立位置から左右に切換えることにより、ソレノイド52または53に通電され、図面上の上または下位置に切換わるように構成される。また、操作スイッチ48の出力ライン50、51はブレーキシリンダ35a、35bのコントロール弁61のソレノイド61aに接続される。
The output lines 50 and 51 of the
55、56はパイロット弁47の二次側回路57、58に挿入した逆止弁59、60付き絞り弁であり、ブレーキシリンダ35a、35b用のコントロール弁61の一方の二次側回路62に挿入した逆止弁63付き絞り弁64と共に、昇降シリンダ29の作動時に、昇降シリンダ29の動作に先行してブレーキを自動的に解除し、昇降シリンダ29の作動終了後にブレーキを投入するために設けたもので、これらの弁55、56、59、60、63、64が動作制御装置を構成する。操作スイッチ48の出力ライン50、51はコントロール弁61のソレノイド61aに接続されているので、パイロット弁47の切換え時にはコントロール弁61も切換えられる。
55 and 56 are throttle valves with
65は運転室3を下降させる際に運転室3の自重により運転室3が急降下することを防止するための逆止弁66付き絞り弁、67は運転室3の自重により昇降シリンダ29のボトム室からコントロール弁46を通しての液漏れを防止するパイロットチェック弁である。
65 is a throttle valve with a check valve 66 for preventing the driver's
70は運転室3内に設けるゲートロック弁であり、この弁70の一次側回路71は前記ブレーキシリンダ35a、35bのコントロール弁61の他方の二次側回路72に逆止弁73を介して接続される。ゲートロック弁70の一方の二次側回路74は昇降シリンダ29やブレーキシリンダ35a、35b以外の液圧モータや液圧シリンダ用のパイロット弁(図示せず)に接続される。ゲートロック弁70の他方の二次側回路75は前記昇降シリンダ29用コントロール弁46のパイロット弁47の液圧源ポートに接続される。
Reference numeral 70 denotes a gate lock valve provided in the
76はゲートロック弁70の二次側回路74、75の最高液圧を設定するリリーフ弁であり、このリリーフ圧は例えば4MPaに設定される。77はブレーキシリンダ35a、35bに供給する最高液圧を設定するリリーフ弁であり、このリリーフ圧は例えば13.5MPaに設定される。78は前記ゲートロック弁70の一次側回路71からブレーキシリンダ35a、35b側への圧液の流入を遮断する逆止弁である。
この実施の形態において、地雷の撤去作業は、走行体1を作動させてこの作業機を走行させながら行なう。この作業機の走行による作業に先立ち、昇降シリンダ29を伸長させて運転室3を高くする。この運転室3を高くするときは、ゲートロック弁70は図示の下位置にしておき、二次側回路74はタンク圧として、昇降シリンダ29やブレーキシリンダ35a、35b以外の液圧アクチュエータの作動、すなわち走行体1、地雷爆破装置5、回収装置6等の作動はできないようにしておく。これにより安全性が高められる。
In this embodiment, the landmine removal work is performed while operating the traveling
そして、操作スイッチ48の操作により出力ライン51を通してパイロット弁47のソレノイド53に通電してパイロット弁47を図面の下位置に切換える。このとき、出力ライン51を通してコントロール弁61のソレノイド61aにも通電されてコントロール弁が左位置に切換わり、パイロットポンプ45からの圧液がコントロール弁61、その二次側回路62、逆止弁63を通してブレーキシリンダ35a、35bに供給され、ブレーキシリンダ35a、35bのピストン40、ピストンロッド41、ブレーキ板42がばね43の力に抗して支柱34から離れる方向に動き、ブレーキが解除される。このとき、ブレーキシリンダ35a、35bに作用する液圧はリリーフ弁76と77のリリーフ圧を加えた液圧となる。
Then, by operating the
このようにブレーキシリンダ35a、35bの作動回路を他のアクチュエータのパイロット回路72と別の回路62とし、ブレーキシリンダ35a、35b用のパイロット圧を設定するリリーフ弁77を備えることにより、ブレーキシリンダ35a、35bは最適な液圧で作動させることができる。
In this way, the operation circuit of the
一方、前記パイロット弁47の下位置への切換えにより、絞り弁56を通してコントロール弁46の左側操作室にパイロット圧液が供給される。このときのパイロット弁47を通してのパイロット圧液の供給は、コントロール弁61の二次側回路62、リリーフ弁77、逆止弁78、ゲートロック弁70の一次側回路71、ゲートロック弁70、その二次側回路75、パイロット弁47を通して行なわれる。
On the other hand, when the
このパイロット圧液のコントロール弁46の操作室への供給により、コントロール弁46が図面上の左位置に切換わる。これにより、補助ポンプ44の圧液がコントロール弁46、パイロットチェック弁67、絞り弁66を通して昇降シリンダ29のボトム室に供給されて昇降シリンダ29が伸長し、運転室3が上昇する。
By supplying the pilot pressure fluid to the operation chamber of the
このコントロール弁46の左位置(上昇側)への切換えは、絞り弁56の作用により、ブレーキシリンダ用コントロール弁61の切換えより遅れて行なわれ、ブレーキ解除後に昇降シリンダ29の伸長動作が開始される。
The switching of the
操作スイッチ48の操作を停止して昇降シリンダ29の上昇が停止すると、コントロール弁61のソレノイド61aへの通電が止まるが、このとき、ブレーキシリンダ35a、35bに供給されていた圧液は絞り弁64の作用によりタンク80への戻りが遅れ、昇降シリンダ29の伸長停止後にばね43の力によるブレーキ投入がなされる。
When the operation of the
このようにして運転室3を高くして走行する際、運転室3の前部はディスクブレーキ35のブレーキ板42がばね43の力によって支柱34に圧接した状態となり、運転室3の振動が防止される。
In this way, when traveling with the
地雷の撤去作業は、上下動シリンダ9のボトム室、ロッド室を短絡させた状態として、そり14を地面上で滑らせながら、駆動モータ11の作動により軸12と共にチェーン13を高速に回転させ、遠心力でチェーン13を伸ばした状態で地面に叩きつけ、地面に埋められた地雷に衝撃を与えて爆破させる。
The mine removal operation is performed by rotating the
地雷の爆発により生じた殻や破片は後部フレーム10bに取付けられた下部ガードフレーム15および上部ガードフレーム16により後方の車体2や運転室3等への飛散が防止される。
Shells and debris generated by the mine explosion are prevented from being scattered to the
この地雷撤去作業中は、回収装置6の上下動シリンダ21は伸長させ、複数の回収爪24の下端を地面より掘り下げた位置にし、作業機の走行により回収爪24で木材等を回収しながら走行させる。
During the mine removal operation, the
作業を停止して運転室3を下げる場合は、操作スイッチ48を前記と逆方向に操作し、パイロット弁47を上位置に切換え、コントロール弁46を右位置に切換え、昇降シリンダ29を収縮させる。このとき、コントロール弁46のパイロット回路57に挿入された絞り弁55の作用により、コントロール弁46の切換えに先行してコントロール弁61が切換わり、昇降シリンダ29の収縮よりブレーキシリンダ35a、35bによるブレーキ解除が先行して行なわれる。
When the operation is stopped and the
本実施の形態によれば、走行している状態で支柱34にブレーキ板42が圧接することで運転室3の振動を防止することができるため、任意の高さで運転室3の振動を防止することができ、乗り心地が良好となり、走行しながら作業を行なう際の作業性が向上する。また、ディスクブレーキ35を用いるため、ピンによる支柱に対する固定を行なう場合に比較し、制動を行なうための装置の操作が容易となる。
According to the present embodiment, the vibration of the
また、運転室3を昇降させる昇降シリンダ29等の駆動装置の作動時に前記ディスクブレーキ35によるブレーキを解除する連動装置を備えたので、昇降シリンダ29の伸縮のための操作以外にブレーキの解除を行なう操作を行なう必要がなく、運転室の昇降時の操作が簡単となる。
Further, since the interlocking device for releasing the brake by the
また、ディスクブレーキ35のブレーキ解除を前記昇降シリンダ29等の駆動装置の始動に先行させ、駆動装置の停止をブレーキ投入に先行させて行なうそれぞれ逆止弁59、60、63付き絞り弁55、56、64等からなる動作制御装置を備えたので、運転室3を昇降させる際にブレーキが投入されている事態の発生を生じるおそれがなく、運転室3やその昇降装置に無理な力が作用するおそれがない。
Further,
本発明は、運転室3を高くした状態で走行させる作業機であれば地雷処理用の作業機以外に他の作業機にも適用可能である。また、本発明は、運転室3を垂直に昇降する例えばリンク式の昇降装置を有する他の作業機にも適用可能である。また、運転室3の昇降用駆動装置としては液圧シリンダでなくウインチ等他の構造のものを用いてもよい。
The present invention can be applied to other work machines in addition to the mine disposal work machine as long as it is a work machine that travels with the
1:走行体、2:車体、3:運転室、4:パワーユニット、5:地雷爆破装置、6:回収装置、9:上下動シリンダ、10:フレーム、11:駆動モータ、12:軸、13:チェーン、14:そり、15:下部ガードフレーム、16:上部ガードフレーム、21:上下動シリンダ、22、23:フレーム、24:回収爪、25:ガイド支柱、26:昇降フレーム、28:滑動装置、29:昇降シリンダ、30:ピン、31、32:ブラケット、33:ピン、34:振動防止用支柱、35:ディスクブレーキ、35a、35b:ブレーキシリンダ、36:ボルト、37:ナット、38:ブラケット、39:隙間、40:ピストン、41:ピストンロッド、42:ブレーキ板、43:ばね、44:補助ポンプ、45:パイロットポンプ、46:コントロール弁、47:パイロット弁、48:操作スイッチ、50、51出力ライン、52、53:ソレノイド、55、56:絞り弁、59、60:逆止弁、61:コントロール弁、61a:ソレノイド、63:逆止弁、64:絞り弁、65:絞り弁、66:逆止弁、67:パイロットチェック弁、70:ゲートロック弁、73:逆止弁、76、77:リリーフ、78:逆止弁、80:タンク 1: traveling body, 2: vehicle body, 3: cab, 4: power unit, 5: landmine blasting device, 6: recovery device, 9: vertical movement cylinder, 10: frame, 11: drive motor, 12: shaft, 13: Chain: 14: Sled, 15: Lower guard frame, 16: Upper guard frame, 21: Vertical motion cylinder, 22, 23: Frame, 24: Recovery claw, 25: Guide post, 26: Lifting frame, 28: Sliding device, 29: Lifting cylinder, 30: Pin, 31, 32: Bracket, 33: Pin, 34: Vibration prevention column, 35: Disc brake, 35a, 35b: Brake cylinder, 36: Bolt, 37: Nut, 38: Bracket, 39: Clearance, 40: Piston, 41: Piston rod, 42: Brake plate, 43: Spring, 44: Auxiliary pump, 45: Pilot pump, 46: Co Troll valve, 47: pilot valve, 48: operation switch, 50, 51 output line, 52, 53: solenoid, 55, 56: throttle valve, 59, 60: check valve, 61: control valve, 61a: solenoid, 63 : Check valve, 64: throttle valve, 65: throttle valve, 66: check valve, 67: pilot check valve, 70: gate lock valve, 73: check valve, 76, 77: relief, 78: check valve , 80: Tank
Claims (3)
前記車体に振動防止用の支柱を設け、
前記運転室側に、前記支柱にブレーキ板が圧接して運転室の振動を防止するディスクブレーキを設けた
ことを特徴とする昇降式運転室を有する作業機。 In the working machine having a cab that can be moved up and down on the vehicle body, and has a lift cab that runs with the cab in the raised position,
A support for vibration prevention is provided on the vehicle body,
A work machine having a lift-type cab, wherein a disc brake is provided on the cab side so that a brake plate is pressed against the support to prevent vibration of the cab.
前記運転室を昇降させる駆動装置の作動に連動して前記ディスクブレーキのブレーキを解除する連動装置を備えた
ことを特徴とする昇降式運転室を有する作業機。 In the working machine which has the raising / lowering type cab of Claim 1,
A work machine having a lift type cab characterized by comprising an interlock device that releases a brake of the disc brake in conjunction with an operation of a drive device that raises and lowers the cab.
前記ディスクブレーキのブレーキ解除を前記駆動装置の始動に先行させ、前記駆動装置の停止をブレーキ投入に先行させて行なう動作制御装置を備えた
ことを特徴とする昇降式運転室を有する作業機。 In the working machine which has the raising / lowering type cab of Claim 2,
A work machine having an elevating-type cab, wherein an operation control device is provided to release the brake of the disc brake before starting the drive device and to stop the drive device before applying the brake.
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