JP2007283284A - 排液処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ある処理量の汚泥処理槽を1ユニットとして、汚泥の最大処理量に応じて複数のユニットを並列に構成し、必要に応じて所定の性能が発揮できるような汚泥処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】小能力の第1排液供給ポンプ6と第1排液処理ユニット1を接続し、大能力の第2排液供給ポンプ7と第2排液処理ユニット2及び第3排液処理ユニット3を接続し、第1の処理量の場合は、第1排液供給ポンプ6のみを運転することで、第1排液処理ユニット1を使用し、第2の処理量の場合は、第2排液供給ポンプ7のみを運転することで、第2排液処理ユニット2及び第3排液処理ユニット3を使用し、第3の処理量の場合は、第1排液供給ポンプ6と第2排液供給ポンプ7を運転することで、第1排液処理ユニット1と第2排液処理ユニット2及び第3排液処理ユニット3を使用するように制御手段38で制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水処理により発生する排液中の有機物の大幅な減量を可能とする排液処理装置に関する。
排液は発生場所によって、溶液栽培農場からの排液、メッキ工場からの重金属含有排液、メタン発酵施設からの消化排液など様々な種類があるが、本発明ではこれらの排液の中でも浄化槽や排水処理場から発生する汚泥の処理技術に関して述べることにする。
従来の汚泥減量化技術には、生物・化学的汚泥処理と、物理的汚泥処理があり、生物・化学的汚泥処理は化学薬品等を使用して短時間(8時間程度)で処理するもので、大容量の汚泥処理に向いており、物理的汚泥処理は超音波等を利用して長時間(24時間程度)掛けて処理するもので、小容量の汚泥処理に向いている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
そして例えば特許文献2の処理技術では、有機性汚水を好気性生物処理槽で処理し、沈殿槽で固液分離して処理水と汚泥とを得る。この汚泥を返送汚泥として好気性生物処理槽に循環するとともに、一部を余剰汚泥として貯留槽に導入する。貯留槽ではその汚泥を超音波発振子から発振される超音波を用いて可溶化処理を行い、可溶化汚泥として好気性生物処理槽に返して生物分解を行うことにより、汚泥を減容する方法が開示されている。
また、特に紫外線照射による汚泥の可溶化率を高めるために、紫外線照射による汚泥の可溶化処理に加えて超音波照射処理を併用する処理装置が提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開平5−345192号公報 特開平11−128975号公報 特開2004−113918号公報
上記従来の汚泥減量化技術は、排水処理施設から発生する汚泥量に合わせて個別に汚泥処理槽を設計することを前提としている。しかし、汚泥濃度が10,000ppmを超えるような高濃度となると汚泥の粘性が慣性よりも支配的になるとともに、汚泥の挙動が流体力学的に非線形となってくるため、処理槽を基本設計から比例計算によって個別に設計しても、所定の性能を発揮するかどうか予測することが難しいという課題があった。
また、新規に建設される排水処理施設では、発生する汚泥量が計画値に達するまでに数年を要する場合もあるため、汚泥処理装置の能力が発生汚泥量に対して過剰な状態が数年続き、汚泥処理装置の運転効率が上がらず、特に処理汚泥の搬送動力を余分に消費してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、ある処理量の汚泥処理槽を1ユニットとして、汚泥の最大処理量に応じて複数のユニットを並列に構成し、必要に応じて所定の性能が発揮できるような汚泥処理装置を提供することを目的とする。
また、発生する汚泥量が計画値に達していない場合でも、汚泥の発生量に合わせて運転するユニットの数を増減することで、汚泥の搬送動力が小さく、効率の良い汚泥処理装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の汚泥処理装置は、同じ処理能力の排液処理ユニットを3つ使用する場合において、2つの異能力の排液供給ポンプを備え、小能力の排液供給ポンプと1つの排液処理ユニットを接続し、大能力の排液供給ポンプと2つの排液処理ユニットを接続したことを特徴とする。
本発明により、汚泥の最大処理量に応じて複数のユニットを並列に構成し、必要に応じて所定の性能が発揮できるような汚泥処理装置を提供することができる。
また、汚泥の発生量に合わせて運転するユニットの数を増減することで、汚泥の搬送動力が小さく、効率の良い汚泥処理装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態による排液処理装置は、同じ処理能力の排液処理ユニットを3つ使用する場合において、2つの異能力の排液供給ポンプを備え、小能力の排液供給ポンプと1つの排液処理ユニットを接続し、大能力の排液供給ポンプと2つの排液処理ユニットを接続したものである。
本実施の形態によれば、処理対象となる排液の処理量に応じて、個別に排液処理ユニットを設計し、その性能を確認する手間を省略することができる。つまり、排液の処理量に応じた台数の排液処理ユニットを並列に接続することで、確実に所定の性能を発揮できるような排液処理装置を構成することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による排液処理装置において、第1の処理量の場合は、小能力の排液供給ポンプのみを運転することで、1つの前記排液処理ユニットを使用し、第2の処理量の場合は、大能力の排液供給ポンプのみを運転することで、2つの排液処理ユニットを使用し、第3の処理量の場合は、2つの排液供給ポンプを運転することで、3つの排液処理ユニットを使用するような運転制御手段を有するものである。
本実施の形態によれば、処理対象となる排液量が少なく、運転すべき排液処理ユニット数が1つのときは、小能力の排液供給ポンプ1台を運転し、処理対象となる排液量が中程度で、運転すべき排液処理ユニット数が2つのときは、大能力の排液供給ポンプ1台を運転し、処理対象となる排液量が多く、運転すべき排液処理ユニットが3つのときは、大能力の排液供給ポンプと小能力の排液供給ポンプの両方を運転するような排液処理装置を構成することができる。このような構成とすることで、排液供給ポンプの使用範囲を狭めることができ、排液供給ポンプを常に最高効率点近傍で運転することが可能となり、排液の搬送動力が小さく、効率の良い排液処理装置を構成することができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による排液処理装置において、大能力の排液供給ポンプを所定時間間隔で運転/停止するものである。
本実施の形態によれば、大能力の排液供給ポンプから2つの排液処理ユニットへ供給する排液の流量バランスが崩れる前に、排液の流れの状態をリセットすることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態による排液処理装置において、排液処理ユニットおよび排液供給ポンプへの動力の供給と運転制御を行う動力制御ユニットと、排液処理ユニットに排液を流入させ、排液処理ユニットから排液を流出させる集合配管ユニットを備え、3つの排液処理ユニットが側面で接するように一列に並べて配置され、2つの排液供給ポンプが排液処理ユニットの外部に設置され、動力制御ユニットが排液処理ユニットの側面のうち、他の排液処理ユニットに接しない側面に配置され、集合配管ユニットが3つの排液処理ユニットの下側に配置されたものである。
本実施の形態によれば、集合配管ユニットが3つの排液処理ユニットの下側に配置され、動力制御ユニットが排液処理ユニットの側面のうち、他の排液処理ユニットに接しない側面に配置されることで、排液処理ユニット前後から排液処理ユニット内部へのアクセスが容易にでき、排液処理装置全体の省設置スペース化も実現することができるような構成とすることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による排液処理装置において、排液処理ユニットの下部には、未処理排液接続口と処理済排液接続口とを有し、排液処理ユニットの内部には、未処理排液流入口と処理済排液流出口を有する排液処理槽と、未処理排液流入口と未処理排液接続口とを接続する排液供給管と、この排液供給管の途中に流量調節弁と、処理済排液流出口と処理済排液接続口とを接続する排液導出管とを有し、集合配管ユニットの内部には、小能力の排液供給ポンプと1つの排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第1の排液接続管と、大能力の排液供給ポンプと2つの排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第2の排液接続管と、3つの処理済排液接続口に接続し、1つの配管に処理済排液を集合する処理済排液集合導出管とを備えたものである。
本実施の形態によれば、3つの排液処理ユニット内部の排液処理槽にて処理された処理済排液が1つの処理済排液集合導出管へ重力によって流下し、スムーズに合流するようになっている。また、3つの排液処理槽からの処理済排液が1つの処理済排液集合導出管に合流することで、集合配管ユニット内の配管数を減らすことが可能となっている。
本発明の第6の実施の形態は、第5の実施の形態による排液処理装置において、第2の排液接続管の口径を、排液供給管の口径よりも大きくしたものである。
本実施の形態によれば、第2排液接続管から2つの排液供給管へ排液が分岐する際の流量の変動を安定させることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第5の実施の形態による排液処理装置において、処理済排液集合導出管の口径を、排液導出管よりも大きくしたものである。
本実施の形態によれば、2つの排液導出管から処理済排液集合導出管へ排液が合流する際の流量の変動を安定させることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第5の実施の形態による排液処理装置において、集合配管ユニットを第1の空間と、第2の空間と、第3の空間とに区切り、第1の空間の一方の側面には第1の排液接続管の流入口と第2の排液接続管の流入口と処理済排液集合導出管の流出口を、他方の側面には第2の排液接続管と処理済排液集合導出管の貫通口を、上面には第1の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および前記処理済排液集合導出管の処理済排液接続口への貫通口とを備え、第2の空間の一方の側面と他方の側面には第2の排液接続管と処理済排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および処理済排液集合導出管の処理済排液接続口への貫通口とを備え、第3の空間の一方の側面には第2の排液接続管と処理済排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および処理済排液集合導出管の処理済排液接続口への貫通口とを備えたものである。
本実施の形態によれば、第1の排液接続管、第2の排液接続管、排液集合導出管の3つの配管を集合配管ユニット内に収め、必要となる配管の長さを最も短くすることができる。
本発明の第9の実施の形態は、第4の実施の形態による排液処理装置において、排液処理ユニットの下部には、未処理排液接続口と処理済排液接続口と異物含有排液接続口を有し、排液処理ユニットの内部には、未処理排液流入口と異物含有排液流出口と1次処理排液流出口を有する異物分離槽と、1次処理排液流出口に接続された1次処理排液流入口と、処理済排液流出口を有する排液処理槽と、未処理排液流入口と未処理排液接続口とを接続する排液供給管と、この排液供給管の途中に流量調節弁と、異物含有排液流出口と異物含有排液接続口とを接続する異物含有排液導出管と、この異物含有排液導出管の途中に異物含有排液調節弁と、処理済排液流出口と処理済排液接続口とを接続する排液導出管とを有し、集合配管ユニットの内部には、小能力の排液供給ポンプと1つの排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第1の排液接続管と、大能力の排液供給ポンプと2つの排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第2の排液接続管と、3つの処理済排液接続口に接続し、1つの配管に処理済排液を集合する処理済排液集合導出管と、3つの異物含有排液接続口に接続し、1つの配管に異物含有排液を集合する異物含有排液集合導出管を備えたものである。
本実施の形態によれば、3つの排液処理ユニット内部の排液処理槽にて処理された処理済排液が1つの処理済排液集合導出管へ重力によって流下し、スムーズに合流するようになっている。また、3つの排液処理ユニット内部の異物分離槽にて分離された異物含有排液が1つの異物含有排液集合導出管へスムーズに合流するようになっている。このように、3つの排液処理槽からの処理済排液が1つの処理済排液集合導出管に合流し、3つの異物含有排液導出管からの異物含有排液が1つの異物含有集合導出管に合流することで、集合配管ユニット内の配管数を減らすことが可能となっている。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態における排液処理装置において、第2の排液接続管の口径を、排液供給管の口径よりも大きくしたものである。
本実施の形態によれば、第2排液接続管から2つの排液供給管へ排液が分岐する際の流量の変動を安定させることができる。
本発明の第11の実施の形態は、第9の実施の形態における排液処理装置において、処理済排液集合導出管の口径を、排液導出管の口径よりも大きくしたものである。
本実施の形態によれば、2つの排液導出管から処理済排液集合導出管へ排液が合流する際の流量の変動を安定させることができる。
本発明の第12の実施の形態は、第9の実施の形態における排液処理装置において、異物含有排液集合導出管の口径を、異物含有排液導出管の口径よりも大きくしたものである。
本実施の形態によれば、2つの異物含有排液導出管から異物含有排液集合導出管へ排液が合流する際の流量の変動を安定させることができる。
本発明の第13の実施の形態は、第9の実施の形態による排液処理装置において、集合配管ユニットを第1の空間と、第2の空間と、第3の空間とに区切り、第1の空間の一方の側面には第1の排液接続管の流入口と第2の排液接続管の流入口と処理済排液集合導出管の流出口と異物含有排液集合導出管の流出口を、他方の側面には第2の排液接続管と処理済排液集合導出管と異物含有排液集合導出管の貫通口を、上面には第1の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および処理済排液集合導出管の処理済排液接続口への貫通口および異物含有排液集合導出管の異物含有排液接続口への貫通口とを備え、第2の空間の一方の側面と他方の側面には第2の排液接続管と処理済排液集合導出管と異物含有排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および処理済排液集合導出管の処理済排液接続口への貫通口および異物含有排液集合導出管の異物含有排液接続口への貫通口とを備え、第3の空間の一方の側面には第2の排液接続管と処理済排液集合導出管と異物含有排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および処理済排液集合導出管から処理済排液接続口への貫通口および異物含有排液集合導出管から異物含有排液接続口への貫通口とを備えたものである。
本実施の形態によれば、第1の排液接続管、第2の排液接続管、排液集合導出管、異物含有排液集合導出管の4つの配管を集合配管ユニット内に収め、必要となる配管の長さを最も短くすることができる。
本発明の第14の実施の形態は、第9の実施の形態による排液処理装置において、集合配管ユニットの内部には、小能力の排液供給ポンプと1つの排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第1の排液接続管と、大能力の排液供給ポンプと2つの排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第2の排液接続管と、3つの処理済排液接続口と3つの異物含有排液接続口に接続し、1つの配管に処理済排液と異物含有排液を集合する集合導出管を備えたものである。
本実施の形態によれば、処理済排液を異物含有排液とともに1つの集合導出管によって導出することが可能となり、集合配管ユニット内の配管数を減らすことが可能となっている。
本発明の第15の実施の形態は、第14の実施の形態よる排液処理装置において、集合配管ユニットを第1の空間と、第2の空間と、第3の空間とに区切り、第1の空間の一方の側面には第1の排液接続管の流入口と第2の排液接続管の流入口と集合導出管の流出口を、他方の側面には第2の排液接続管と集合導出管の貫通口を、上面には第1の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および集合導出管の処理済排液接続口への貫通口および集合導出管の異物含有排液接続口への貫通口とを備え、第2の空間の一方の側面と他方の側面には第2の排液接続管と処理済排液集合導出管と集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および集合導出管の処理済排液接続口への貫通口および集合導出管の異物含有排液接続口への貫通口とを備え、第3の空間の一方の側面には第2の排液接続管と集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の未処理排液接続口への貫通口および集合導出管の処理済排液接続口への貫通口および集合導出管の異物含有排液接続口への貫通口とを備えたものである。
本実施の形態によれば、第1の排液接続管、第2の排液接続管、集合導出管の3つの配管を集合配管ユニット内に収め、必要となる配管の長さを最も短くすることができる。
以下、本発明による実施例の排液処理装置について、図面を参照して説明する。
図1は本発明による一実施例の排液処理装置を示す構成図である。本実施例による排液処理装置は、第1排液処理ユニット1と第2排液処理ユニット2と第3排液処理ユニット3と動力制御ユニット4と集合配管ユニット5と第1排液供給ポンプ6と第2排液供給ポンプ7とで構成されている。
ここで、第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3は余剰汚泥に対して超音波を照射し、余剰汚泥のフロックを分散する機能を有している。内部構成、汚泥の分散能力ともに第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3は同じものであり、第1排液処理ユニット1のみ番号を付し、説明する。
また、第1排液供給ポンプ6と第2排液供給ポンプ7は排液を外部から第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3へ搬送するものであり、第1排液供給ポンプ6の能力は第2排液供給ポンプ7よりも小さく、半分程度の能力であることが望ましい。
また、動力制御ユニット4は第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3および第1排液供給ポンプ6、第2排液供給ポンプ7へ動力を供給し、運転制御を行う制御盤である。
図1に示すように、第1排液処理ユニット1と第2排液処理ユニット2、第2排液処理ユニット2と第3排液処理ユニット3は側面で接するように一列に並べて配置され、第1排液供給ポンプ6と第2排液供給ポンプ7は排液処理ユニットの外部に設置され、動力制御ユニット4は第3排液処理ユニット3の側面のうち、第2排液処理ユニット2に接しない側面に配置され、集合配管ユニット5は第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3の下側に配置されている。
第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3の下部には、未処理排液接続口8と処理済排液接続口9が設けてあり、内部には、未処理排液流入口10と処理済排液流出口11を有する排液処理槽12と、未処理排液流入口10と未処理排液接続口8とを接続する排液供給管13と、この排液供給管13の途中に流量調節弁14と、処理済排液流出口11と処理済排液接続口9とを接続する排液導出管15とが設けてある。
集合配管ユニット5の内部には、第1排液供給ポンプ6と第1排液処理ユニット1の未処理排液接続口8とを接続する第1の排液接続管16と、第2排液供給ポンプ7と第2排液処理ユニット2と第3排液処理ユニット3の未処理排液接続口8とを接続する第2の排液接続管17と、3つの処理済排液接続口9に接続し、1つの配管に処理済排液を集合する処理済排液集合導出管18とが設けてある。
ここで、第2の排液接続管17の内、第2排液供給ポンプ7に接続された水平部の口径は排液供給管13の口径に対して2倍以上とするのが望ましい。また同様に、処理済排液集合導出管18の内、水平部の口径は排液導出管15の口径に対して2倍以上とするのが望ましい。
図2は集合配管ユニット5の上面図である。
集合配管ユニット5は第1の空間19と、第2の空間20と、第3の空間21とに区切られており、第1の空間19の一方の側面には第1の排液接続管16が貫通している貫通口22と第2の排液接続管17が貫通している貫通口23と処理済排液集合導出管18が貫通している貫通口24を、他方の側面には前記第2の排液接続管17が貫通している貫通口25と処理済排液集合導出管18が貫通している貫通口26を、上面には未処理排液接続口8への第1の排液接続管16が貫通している貫通口27および処理済排液接続口9への処理済排液集合導出管18が貫通している貫通口28とを設けてある。
第3の空間21の一方の側面には第2の排液接続管17が貫通している貫通口29と処理済排液集合導出管18が貫通している貫通口30を、上面には未処理排液接続口8への第2の排液接続管17が貫通している貫通口31および処理済排液接続口9への処理済排液集合導出管18が貫通している貫通口32とを設けてある。
第2の空間20の側面には上記第1の空間19の他方の側面と同じ貫通口25、26と、上記第3の空間21の一方の側面と同じ貫通口29、30が、上面には未処理排液接続口8への第2の排液接続管17が貫通している貫通口33および処理済排液接続口9への処理済排液集合導出管18が貫通している貫通口34とを設けてある。
このように、集合配管ユニット5は内部に第1の排液接続管16や第2の排液接続管17や処理済排液集合導出管18を収納するとともに、第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3を固定するための共通架台となっている。
次に、本実施例の排液処理装置の動作について説明を行う。
図3に示すように、工場や下水処理場などから排出される排液や余剰汚泥は、排液移送管35にて排液貯留槽36へ移送されるようになっている。
本実施例の排液処理装置の処理流量は排液貯留槽36へ移送される排液量によって調節され、動力制御ユニット4内に設けられた制御手段38は、排液移送管35に設置された排液流入量計37を常時監視しており、排液流入量が第1の処理量以下の場合は、第1排液供給ポンプ6のみを運転することで、第1排液処理ユニット1を使用し、第2の処理量以下の場合は、第2排液供給ポンプ7のみを運転することで、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3を使用し、第3の処理量以下の場合は、第1排液供給ポンプ6と第2排液供給ポンプ7の両方を運転することで、第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3全てを使用するように運転制御を行う。
第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3で処理された処理済排液は集合配管ユニット5内の処理済排液集合導出管18に集められて、再び排液貯留槽36へと還流される。
排液貯留槽36には曝気ブロア39につながった散気管40と排液中の水分をろ過するろ過膜41が設置してあり、排液貯留槽36に貯留された活性汚泥を散気エアーによって撹拌しつつ酸素を供給することで、処理済排液を活性汚泥によって分解しつつ、余分な水分をろ過して水槽から排出することで、排液貯留槽36内の液位と活性汚泥濃度を一定に保つようになっている。
基本的に第1排液供給ポンプ6と第2排液供給ポンプ7は配管の圧力損失等を考慮することで、第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3へ流れる排液の流量が等しくなるように選定されるが、設計段階で予測できなかった管路抵抗により、流量のアンバランスが生じる場合もあるため、図1で示した排液供給管13の途中に配置された流量調節弁14にて排液処理量の微調整が行えるようになっている。
このような構成で、第1排液供給ポンプ6と第2排液供給ポンプ7を最高効率点近傍で運転するように選定することで、排液処理装置の処理流量が大きく変動する場合でも、排液の搬送動力を最小とすることが可能となる。
図4は本発明の他の実施例の排液処理装置を示す構成図である。
本実施例の排液処理装置は図1に示す実施例に対して、第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3内に異物分離槽46を追加し、集合配管ユニット5内に異物含有排液集合導出管52を追加した構成となっており、図1と同様、第1排液処理ユニット1のみ番号を付し、以下に詳細を説明する。
第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3の下部には、未処理排液接続口8と処理済排液接続口9と異物含有排液接続口42を有し、第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3の内部には、異物含有排液流入口43と異物含有排液流出口44と1次処理排液流出口45を有する異物分離槽46と、未処理排液流入口10と、処理済排液流出口11を有する排液処理槽12と、異物含有排液流入口43と未処理排液接続口8とを接続する異物含有排液供給管47と、この異物含有排液供給管47の途中に流量調節弁48と、異物含有排液流出口44と異物含有排液接続口42とを接続する異物含有排液導出管49と、この異物含有排液導出管49の途中に異物含有排液調節弁50と、未処理排液流入口10と1次処理排液流出口45とを接続する1次処理排液接続管51と、処理済排液流出口11と処理済排液接続口9とを接続する排液導出管15とを有している。
集合配管ユニット5の内部には、第1排液供給ポンプ6と第1排液処理ユニット1の未処理排液接続口8とを接続する第1の排液接続管16と、第2排液供給ポンプ7と第2排液処理ユニット2と第3排液処理ユニット3の未処理排液接続口8とを接続する第2の排液接続管17と、3つの処理済排液接続口9に接続し、1つの配管に処理済排液を集合する処理済排液集合導出管18と、3つの異物含有排液接続口42に接続し、1つの配管に異物含有排液を集合する異物含有排液集合導出管52が設けてある。
排液の中でも、特に活性汚泥等は排液中に相当の異物を含んでいる場合があり、これらの異物を含有した排液をそのまま排液処理槽12へ流入させると配管閉塞などの不具合を引き起こす場合が多い。
そこで、本実施例の排液処理装置では未処理排液接続口8から流入した未処理排液を異物分離槽46に取り込んで、異物を含有した異物含有排液と異物を除去した1次処理排液とに分離し、1次処理排液を排液処理槽12に流入させるようになっている。
ここで、異物分離槽46は液体サイクロンなどが用いられ、排液に含まれる異物の大きさや比重に応じて設計することが望ましい。第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3の異物分離槽46にて分離された異物含有排液は、異物含有排液導出管49を経由して異物含有排液集合導出管52へと集められて、再び排液貯留槽36へと還流される。異物含有排液導出管49に設置されている異物含有排液調節弁50は、異物分離槽46から排液処理槽12へ流入させる1次処理排液の流量を微調節する際に必要となるものである。
ここで、第2の排液接続管17の内、第2排液供給ポンプ7に接続された水平部の口径は排液供給管13の口径に対して2倍以上とするのが望ましい。また同様に、処理済排液集合導出管18の内、水平部の口径を排液導出管15の口径に対して2倍以上、さらに、異物含有排液集合導出管52の内、水平部の口径も異物含有排液導出管49の口径に対して2倍以上とするのが望ましい。
図5は本発明の他の実施例の排液処理装置を示す構成図である。本実施例の排液処理装置は図4に示す実施例に対して、第1排液処理ユニット1、第2排液処理ユニット2、第3排液処理ユニット3内の排液処理槽12から流出する処理済排液を異物含有排液集合導出管52に流入させて、異物含有排液と共に排液貯留槽36へと還流させるものである。
排液処理装置と排液貯留槽36の距離が離れている場合には、処理済排液および異物含有排液を水平もしくは緩い傾斜をつけた配管によって搬送する必要があるが、処理済排液の流量が少ない場合には搬送途中に配管閉塞をなどの不具合を引き起こす場合が多い。そこで、本実施例の排液処理装置では、処理済排液を異物含有排液によって搬送し、排液貯留槽36へと還流させるものである。
図6は図4に示す実施例の排液処理装置の排液導出管15を流れる処理済排液の流量変化を示すグラフである。
図中において、流量2は第2の排液処理ユニットの処理済排液の流量であり、流量3は第3の排液処理ユニットの処理済排液の流量を示している。図6には示していないが、第2の排液供給ポンプを運転/停止しない場合は、運転開始から数時間経過すると流量2または流量3が0となり、装置が緊急停止してしまった。
これは、第2の排液処理ユニット内と第3の排液処理ユニット内の配管抵抗が全く同じではないため、徐々に配管抵抗の低い方に排液が流れるように排液流量が偏っていくのが原因と考えられる。
このような排液流量の偏りを解消するためには異物含有排液供給管47に電磁流量計を設置し、流量調節弁48を電動調節弁として、シーケンサ等によって自動制御する方法もあるが、装置のコストが高くなってしまう。
そこで、ある一定以上排液流量が偏った場合、第2の排液供給ポンプ7を停止(停止時間は数秒から1分程度)/運転することで偏った排液流量をリセットすることを考えた。図6は2時間毎に第2排液供給ポンプを運転/停止(停止時間は1分程度)させた結果を示している。
本図より流量2、流量3ともに設定流量の2L/min前後で安定していることが分かる。尚、4時間に1度の頻度で流量2と流量3が大きくなっているが、これは装置の配管閉塞対策のバルブ操作によるものであり、流量が不安定になっているためではない。
また、現場や装置の状況に応じて排液供給ポンプを運転/停止する時間間隔は数十時間〜数日まで広げてもよい。
以上のように、本発明によれば、汚泥の最大処理量に応じて複数のユニットを並列に構成し、必要に応じて所定の性能が発揮できるような汚泥処理装置を提供することができる。また、汚泥の発生量に合わせて運転するユニットの数を増減することで、汚泥の搬送動力が小さく、効率の良い排液処理装置を提供することができる。
本発明による排液処理装置は、工場や、排水処理施設などから排出されるさまざま排水に対して適用することができる。
本発明の一実施例における排液処理装置を示す構成図 本発明の一実施例における集合配管ユニットの上面図 本発明の一実施例における排液貯留槽の構成図 本発明の他の実施例における排液処理装置を示す構成図 本発明の他の実施例における排液処理装置を示す構成図 本発明の図4の実施例における処理済排液の流量変化を示す図
符号の説明
1 第1排液処理ユニット
2 第2排液処理ユニット
3 第3排液処理ユニット
4 動力制御ユニット
5 集合配管ユニット
6 第1排液供給ポンプ
7 第2排液供給ポンプ
8 未処理排液接続口
9 処理済排液接続口
10 未処理排液流入口
11 処理済排液流出口
12 排液処理槽
13 排液供給管
14 流量調節弁
15 排液導出管
16 第1の排液接続管
17 第2の排液接続管
18 処理済排液集合導出管
19 第1の空間
20 第2の空間
21 第3の空間
22〜34 貫通口
35 排液移送管
36 排液貯留槽
37 排液流入量計
38 制御手段
39 曝気ブロア
40 散気管
41 ろ過膜
42 異物含有排液接続口
43 異物含有排液流入口
44 異物含有排液流出口
45 1次処理排液流出口
46 異物分離槽
47 異物含有排液供給管
48 流量調節弁
49 異物含有排液導出管
50 異物含有排液調節弁
51 1次処理排液接続管
52 異物含有排液集合導出管

Claims (15)

  1. 同じ処理能力の排液処理ユニットを3つ使用する場合において、2つの異能力の排液供給ポンプを備え、小能力の排液供給ポンプと1つの前記排液処理ユニットを接続し、大能力の排液供給ポンプと2つの前記排液処理ユニットを接続した排液処理装置。
  2. 制御手段を備え、前記制御手段は、第1の処理量の場合は、小能力の前記排液供給ポンプのみを運転することで、1つの前記排液処理ユニットを使用し、第2の処理量の場合は、大能力の前記排液供給ポンプのみを運転することで、2つの前記排液処理ユニットを使用し、第3の処理量の場合は、2つの前記排液供給ポンプを運転することで、3つの前記排液処理ユニットを使用するように制御することを特徴とする請求項1に記載の排液処理装置。
  3. 前記大能力の排液供給ポンプを所定時間間隔で運転/停止することを特徴とする請求項2に記載の排液処理装置。
  4. 前記排液処理ユニットおよび前記排液供給ポンプへの動力の供給と運転制御を行う動力制御ユニットと、前記排液処理ユニットに排液を流入させ、前記排液処理ユニットから排液を流出させる集合配管ユニットを備え、3つの前記排液処理ユニットが側面で接するように一列に並べて配置され、2つの前記排液供給ポンプが前記排液処理ユニットの外部に設置され、前記動力制御ユニットが前記排液処理ユニットの側面のうち、他の前記排液処理ユニットに接しない側面に配置され、前記集合配管ユニットが3つの前記排液処理ユニットの下側に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の排液処理装置。
  5. 前記排液処理ユニットの下部には、未処理排液接続口と処理済排液接続口とを有し、前記排液処理ユニットの内部には、未処理排液流入口と処理済排液流出口を有する排液処理槽と、前記未処理排液流入口と前記未処理排液接続口とを接続する排液供給管と、この排液供給管の途中に流量調節弁と、前記処理済排液流出口と前記処理済排液接続口とを接続する排液導出管とを有し、前記集合配管ユニットの内部には、小能力の前記排液供給ポンプと1つの前記排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第1の排液接続管と、大能力の前記排液供給ポンプと2つの前記排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第2の排液接続管と、3つの前記処理済排液接続口に接続し、1つの配管に処理済排液を集合する処理済排液集合導出管とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の排液処理装置。
  6. 前記第2の排液接続管の口径を、前記排液供給管の口径よりも大きくしたことを特徴とする請求項5に記載の排液処理装置。
  7. 前記処理済排液集合導出管の口径を、前記排液導出管よりも大きくしたことを特徴とする請求項5に記載の排液処理装置。
  8. 前記集合配管ユニットを第1の空間と、第2の空間と、第3の空間とに区切り、前記第1の空間の一方の側面には前記第1の排液接続管の流入口と前記第2の排液接続管の流入口と前記処理済排液集合導出管の流出口を、他方の側面には前記第2の排液接続管の貫通口と前記処理済排液集合導出管の貫通口を、上面には前記第1の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記処理済排液集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口とを備え、前記第2の空間の一方の側面と他方の側面には前記第2の排液接続管と処理済排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記処理済排液集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口とを備え、前記第3の空間の一方の側面には前記第2の排液接続管の貫通口と処理済排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記処理済排液集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口とを備えたことを特徴とする請求項5に記載の排液処理装置。
  9. 前記排液処理ユニットの下部には、未処理排液接続口と処理済排液接続口と異物含有排液接続口を有し、前記排液処理ユニットの内部には、未処理排液流入口と異物含有排液流出口と1次処理排液流出口を有する異物分離槽と、前記1次処理排液流出口に接続された1次処理排液流入口と、処理済排液流出口を有する排液処理槽と、前記未処理排液流入口と前記未処理排液接続口とを接続する排液供給管と、この排液供給管の途中に流量調節弁と、前記異物含有排液流出口と前記異物含有排液接続口とを接続する異物含有排液導出管と、この異物含有排液導出管の途中に異物含有排液調節弁と、前記処理済排液流出口と前記処理済排液接続口とを接続する排液導出管とを有し、前記集合配管ユニットの内部には、小能力の前記排液供給ポンプと1つの前記排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第1の排液接続管と、大能力の前記排液供給ポンプと2つの前記排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第2の排液接続管と、3つの前記処理済排液接続口に接続し、1つの配管に処理済排液を集合する処理済排液集合導出管と、3つの前記異物含有排液接続口に接続し、1つの配管に異物含有排液を集合する異物含有排液集合導出管を備えたことを特徴とする請求項4に記載の排液処理装置。
  10. 前記第2の排液接続管の口径を、前記排液供給管の口径よりも大きくしたことを特徴とする請求項9に記載の排液処理装置。
  11. 前記処理済排液集合導出管の口径を、前記排液導出管の口径よりも大きくしたことを特徴とする請求項9に記載の排液処理装置。
  12. 前記異物含有排液集合導出管の口径を、前記異物含有排液導出管の口径よりも大きくしたことを特徴とする請求項9に記載の排液処理装置。
  13. 前記集合配管ユニットを第1の空間と、第2の空間と、第3の空間とに区切り、前記第1の空間の一方の側面には前記第1の排液接続管の流入口と前記第2の排液接続管の流入口と前記処理済排液集合導出管の流出口と前記異物含有排液集合導出管の流出口を、他方の側面には前記第2の排液接続管と前記処理済排液集合導出管と前記異物含有排液集合導出管の貫通口を、上面には前記第1の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記処理済排液集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口および前記異物含有排液集合導出管の前記異物含有排液接続口への貫通口とを備え、前記第2の空間の一方の側面と他方の側面には前記第2の排液接続管と前記処理済排液集合導出管と前記異物含有排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記処理済排液集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口および前記異物含有排液集合導出管の前記異物含有排液接続口への貫通口とを備え、前記第3の空間の一方の側面には前記第2の排液接続管と前記処理済排液集合導出管と前記異物含有排液集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記処理済排液集合導出管から前記処理済排液接続口への貫通口および前記異物含有排液集合導出管から前記異物含有排液接続口への貫通口とを備えたことを特徴とする請求項9に記載の排液処理装置。
  14. 前記集合配管ユニットの内部には、小能力の前記排液供給ポンプと1つの前記排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第1の排液接続管と、大能力の前記排液供給ポンプと2つの前記排液処理ユニットの未処理排液接続口とを接続する第2の排液接続管と、3つの前記処理済排液接続口と3つの前記異物含有排液接続口に接続し、1つの配管に処理済排液と異物含有排液を集合する集合導出管を備えたことを特徴とする請求項9に記載の排液処理装置。
  15. 前記集合配管ユニットを第1の空間と、第2の空間と、第3の空間とに区切り、前記第1の空間の一方の側面には前記第1の排液接続管の流入口と前記第2の排液接続管の流入口と前記集合導出管の流出口を、他方の側面には前記第2の排液接続管と前記集合導出管の貫通口を、上面には前記第1の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口および前記集合導出管の前記異物含有排液接続口への貫通口とを備え、前記第2の空間の一方の側面と他方の側面には前記第2の排液接続管と前記処理済排液集合導出管と前記集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口および前記集合導出管の前記異物含有排液接続口への貫通口とを備え、前記第3の空間の一方の側面には前記第2の排液接続管と前記集合導出管の貫通口を、上面には第2の排液接続管の前記未処理排液接続口への貫通口および前記集合導出管の前記処理済排液接続口への貫通口および前記集合導出管の前記異物含有排液接続口への貫通口とを備えたことを特徴とする請求項14に記載の排液処理装置。
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