JP2007282142A - 通信装置及びそれに用いるネットワーク選択方法並びにそのプログラム - Google Patents

通信装置及びそれに用いるネットワーク選択方法並びにそのプログラム Download PDF

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    • H04L12/5692Selection among different networks

Abstract

【課題】 静的に作成された接続プロファイルを用意しておくことなく、最適なネットワークを選択してルーティングを実行可能な通信装置を提供する。
【解決手段】 通信検出手段12は通信手段11による通信の開始を検出すると、ネットワーク選択手段16を起動する。ネットワーク選択手段16は通信検出手段12からのパラメータを基にアプリケーション特性データベース14を照会し、該当するアプリケーション特性を参照する。ネットワーク選択手段16はネットワーク特性データベース15を参照し、最適なネットワークを選択する。通信手段11はその選択結果を基に最適なネットワークに接続する。通信アプリケーション17が通信を開始すると、通信検出手段12はその通信内容を通信内容学習手段13に通知する。通信内容学習手段13は通信内容を解析して統計をとり、アプリケーション特性データベース14の情報を更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明は通信装置及びそれに用いるネットワーク選択方法並びにそのプログラムに関し、特に通信装置において多種多様な通信方法でかつ複数のネットワークに接続する際のルーティングの制御方法に関する。
近年、携帯電話網、無線LAN(Local Area Network)をはじめとする無線ネットワークの普及に伴い、移動端末装置を用いて多種多様なネットワークに接続するというユースケースが増大している。
例えば、通信方式としてセルラ網、無線LAN、PHS(Personal Handyphone System)接続、Bluetooth(登録商標)等があり、また接続するネットワークとしてはセルラネットワーク、Internet、企業内イントラネット、家庭内LAN、さらにこれらに対するVPN(Virtual private network)接続がある。
複数のネットワークにIP(Internet Protocol)を使って同時に接続する場合、端末装置が利用したいネットワークサービス上に到達するための経路が複数存在することになる。通信を行うために、端末装置は経路の決定(ルーティング)を行って、適切なネットワークにパケットが送出されるようにしなければならない。
従来、ルーティングを行う際には、あて先IPアドレス、すなわちサービスを提供するサーバのIPアドレスをキーに、端末装置が保持するルーティングテーブル(経路表)を用いて利用する経路を決定している。しかしながら、この方法では、あて先IPアドレスのみによって経路が一意に決まってしまうため、サービスに応じた柔軟な経路選択を行う方法がない。例えば、Webの閲覧と、大容量のファイルダウンロード、VoIP(Voice over IP)による音声通話では、通信の特性の違いがあるが、これを考慮してルーティングを行うことはできない。
これを解決するために、あて先IPアドレスのみではなく、TCP/UDP(Transmission Control Protocol/User Datagram Protocol)のポート番号や、QoS(Quality of Service)パラメータを参照してルーティングを切替える方法もあり、これをポリシルーティングという。この方法としては、例えば、端末(ノード)のソースIPアドレスをキーに適切なネットワーク(通信事業者)にパケットをルーティングする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この方法は「端末装置毎に」適切なネットワークを選択するものであり、1つの端末内で動作する複数のアプリケーションが別々のネットワークを選択するということは実現できない。さらに、この方法では利用するサービスやアプリケーションの状態に応じて最適な経路を動的に変更するということはできない。このため、例えば、アプリケーションが使用するデータ量が増大したときに、自動的に料金の安い経路に切替えるといったことはできない。
上述したルーティングの方法では、あて先IPアドレスやポート番号、QoSパラメータ等、すでにIPパケットに設定されているパラメータのみを用いてルーティングを実行するため、これ以外のパラメータを用いてサービスに応じたきめ細かいルーティング切替えを行うことはできない。
また、従来のルーティングの制御方法では、アプリケーションやサービスの状態や過去の履歴に応じて動的に経路選択の方法を変更することができない。このため、あるタイミングにおける最適な経路を動的に切替えて使用することができない。
上記の問題を解決するために、従来のルーティングの制御方法としては、通信端末装置に備えかつ同時に実行可能な複数のアプリケーションがネットワークの選択基準を記述した接続プロファイルを任意の個数持ち、その接続プロファイルを判断して適切なネットワークに接続する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)
特開平10−173703号公報 特開2006−054841号公報
しかしながら、上述した従来のルーティングの制御方法では、特許文献2に記載の技術の場合、上記の問題点を解決することはできるが、予め必要とする個数だけ、静的に作成された接続プロファイルを用意しておかなければならない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、静的に作成された接続プロファイルを用意しておくことなく、最適なネットワークを選択してルーティングを実行することができる通信装置及びそれに用いるネットワーク選択方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による通信装置は、多種多様な通信方法でかつ複数のネットワークに接続可能な通信装置であって、
通信を実施する通信アプリケーションと、前記通信アプリケーションの通信内容に対して最適なネットワークを選択するネットワーク選択手段と、前記通信アプリケーションの特性を記憶するアプリケーション特性データベースと、前記通信アプリケーションの通信内容を学習しかつその学習結果に基づいて前記アプリケーション特性データベースを更新する通信内容学習手段とを備えている。
本発明によるネットワーク選択方法は、多種多様な通信方法でかつ複数のネットワークに接続可能な通信装置に用いるネットワーク選択方法であって、
前記通信装置が、通信を実施する通信アプリケーションの通信内容に対して最適なネットワークを選択するネットワーク選択処理と、前記通信アプリケーションの通信内容を学習しかつその学習結果に基づいて前記通信アプリケーションの特性を記憶するアプリケーション特性データベースを更新する通信内容学習処理とを実行している。
本発明によるネットワーク選択方法のプログラムは、多種多様な通信方法でかつ複数のネットワークに接続可能な通信装置に用いるネットワーク選択方法のプログラムであって、
コンピュータに、通信を実施する通信アプリケーションの通信内容に対して最適なネットワークを選択するネットワーク選択処理と、前記通信アプリケーションの通信内容を学習しかつその学習結果に基づいて前記通信アプリケーションの特性を記憶するアプリケーション特性データベースを更新する通信内容学習処理とを実行させている。
すなわち、本発明の通信装置は、使用するアプリケーションやサービスの状態及び過去の動作履歴に応じて経路の決定方法を動的に変更させることで、常に最適なネットワークを自動的に選択することを可能としている。
具体的に説明すると、本発明の通信装置では、通信アプリケーション、通信手段、通信検出手段、通信内容学習手段、ネットワーク選択手段、アプリケーション特性データベース、ネットワーク特性データベースを有している。
通信アプリケーションは、通信手段を用いてネットワークに接続してサービスを受ける。通信検出手段がアプリケーションの通信開始を検出すると、ネットワーク選択手段はアプリケーション特性データベースとネットワーク特性データベースとを照合して、通信アプリケーションの通信条件を満たしかつ通信効率及び通信料金の条件がもっとも有利なネットワークを自動的に判別し、通信手段に通知する。これによって、通信アプリケーションにとって最適なネットワークと接続経路とを選択することが可能となる。
また、通信検出手段が検出した通信内容は、通信内容学習手段に送られ学習が行われる。この時、学習する内容としては、アプリケーションの種別、接続先アドレス、ポート番号、通信データ量、通信頻度、使用したネットワーク、通信料金、時刻等がある。学習結果は、アプリケーション特性データベースに記憶しておく。これによって、アプリケーション特性データベースを常に最新状態に保つことが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、静的に作成された接続プロファイルを用意しておくことなく、最適なネットワークを選択してルーティングを実行することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。図1において、通信端末装置1は1個以上のネットワーク100に同時あるいは切替えて接続してネットワークサービスを受けることができる通信装置であり、通信手段11と、通信検出手段12と、通信内容学習手段13と、アプリケーション特性データベース14と、ネットワーク特性データベース15と、ネットワーク選択手段16と、通信アプリケーション17とから構成されている。
ネットワーク100の種類としては、インタネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)スポット、家庭内LAN、店舗内LAN等、さまざまなネットワークが想定される。
通信端末装置1は通信手段11を使用してネットワーク100に接続する。その際、接続を行うための手段としては、例えば有線LAN、無線LAN、公衆電話網、携帯電話網、PHS(Personal Handy−phone System)、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth(登録商標)、シリアル通信等が想定される。通信に使用するプロトコルはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)である。
また、VPN(Virtual Private Network)を使って仮想的なネットワーク接続を行うこともあるが、これもネットワーク100の一種としてみなせる。
通信端末装置1がネットワークサービスを受ける時には、通信アプリケーション17を使用する。通信アプリケーション17は通信手段11を使用してネットワーク100に接続し、サービスを受ける。通信アプリケーション17の例としては、Webブラウザ、メールクライアント、ファイル転送プログラム、VoIP(Voice over IP)通信アプリケーション、動画や音声のストリーミング再生アプリケーション、オンラインゲーム等、さまざまなものが考えられる。
アプリケーション特性データベース14は通信アプリケーション17の特性を格納するデータベースである。この中には、アプリケーションの識別子(アプリケーションプログラム名等)、通信先ホスト名/IPアドレス、接続先TCP/UDP(Transmission Control Protocol/User Datagram Protocol)のポート番号、通信頻度、通信データ量、使用したネットワーク、通信料金、時刻等を格納する。
図2は図1のアプリケーション特性データベース14の構成例を示す図である。図2において、アプリケーション特性データベース14には、アプリケーション(「Webブラウザ」,「音声通話」,「メディアプレイヤー」)、接続先(「www.aaaaa.com」,「intranet.foo.com」,「sip.intranet.foo.com」,「streaming.media.com」)、プロトコル(「HTTPS[HTTP(HyperText Transfer Protocol) over SSL(Secure Sockets Layer)]」,「HTTP」,「RTP(Real Time transport Protocol)」,「RTSP(Real Time Streaming Protocol)」)、平均通信量(「32kbps」,「64kbps」,「128kbps」,「1024kbps」)、ネットワーク(「セルラB」,「イントラネット」,「無線スポットA」)が記憶されている。
このように、本実施例では、図2に示すように、アプリケーション、接続先ホスト、通信プロトコル、平均通信量、使用するネットワークを学習し、アプリケーション特性データベース14に記憶するものとする。
アプリケーション特性データベース14は、事前にデータを設定しておく方法と、自動的に学習する方法とがある。事前にデータを設定しておく方法としては、手動でデータを設定しておいたり、アプリケーションをインストールする際にアプリケーションが自動的に設定したり、そのほかの設定アプリケーションを使用して自動的に設定することができる。
自動的に学習する場合には、通信内容学習手段13を使ってデータを自動的に設定あるいは更新する。通信内容学習手段13は、通信アプリケーション17が通信を行う際にその通信内容を学習し、学習結果をアプリケーション特性データベース14に保存するものである。
通信アプリケーション17が起動して通信を開始すると、通信検出手段12は通信の開始を検出してネットワーク選択手段16に送る。ネットワーク選択手段16はアプリケーション特性データベース14とネットワーク特性データベース15とを参照し、最適なネットワークを判定する。
図3は図1のネットワーク特性データベース15の構成例を示す図である。図3において、ネットワーク特性データベース15は、ネットワーク(「無線スポットA」,「イントラネット」,「セルラB」)、最大帯域幅(「3Mbps」,「100Mbps」,「128kbps」)、セキュリティ(「×」,「○」)、料金(「3円/分」,「0円/分」,「30円/分」)を記憶している。
ネットワーク選択手段16はこれらデータベースに記憶された情報を使って最適なネットワークを選別する。この時の判断基準としては、さまざまな方法が考えられる。本実施例では、アプリケーションの通信の要求に耐えられるだけの帯域幅と安全性とを持ち、かつ料金が最も安価なものを選ぶものとする。
ネットワーク選択手段16は最適なネットワークを判断すると、そのネットワークを通信手段11に通知する。通信手段11はネットワーク選択手段16からの情報を基に通信経路を決定し、その決定に基づいて通信アプリケーション17からの通信データを送出する。
図4及び図5は図1の通信端末装置1の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照して本発明の第1の実施例による通信端末装置1の動作について説明する。尚、図4及び図5に示す処理は通信端末装置1の図示せぬCPU(中央処理装置)がプログラムを実行することでも実現可能である。
ユーザがサービスを利用する場合、最初に通信アプリケーション17を起動する。通信アプリケーション17は通信手段11を使用してネットワークサービスに接続しようとする(図4ステップS1,S2)。
通信手段11が通信を開始しようとすると(図4ステップS3)、通信検出手段12がこれを検出し、ネットワーク選択手段16を起動する(図4ステップS4)。この時、通信検出手段12はパラメータとして、通信アプリケーション17の識別子(名称)と、通信しようとしているプロトコルの詳細(例えば、通信先のホスト名やポート番号等)をネットワーク選択手段16に引き渡す。
ネットワーク選択手段16は通信検出手段12からのパラメータを基にアプリケーション特性データベース14を照会し、該当するアプリケーション特性を参照する(図4ステップS5)。ここで、仮に通信アプリケーション17がメディアプレイヤーを起動し、「streaming.media.com」に対してRTSP通信プロトコルで通信を行おうとしていると、図2に示されるアプリケーションの特性から、この通信は平均「1024kbps」の通信を行うことがわかる。
ネットワーク選択手段16はアプリケーション特性データベース14に一致する項目がない場合(図4ステップS6)、もっとも近いものを選ぶ(図4ステップS7)。例えば、「Webブラウザ」が「HTTPS」で「www.example.com」に接続しようとしている場合には、アプリケーションとプロトコルとの2つが一致しているエントリを見て、通信量が「32kbps」、接続ネットワークとして「セルラB」と推定する。
ネットワーク選択手段16はネットワーク特性データベース15を参照し、最適なネットワークを選択する(図4ステップS8)。例として、図2を参照すると、「無線スポットA」と「イントラネット」とは帯域幅の要件を満たしているが、「セルラB」は満たしていない。また、セキュリティ/料金ともに、「イントラネット」が有利であることがわかるので、第1候補として「イントラネット」、第2候補として「無線スポットA」が選択される。
通信しようとしているプロトコルが安全でないプロトコルの場合には、ネットワークの安全性が確保されている「イントラネット」を選択し、「無線スポットA」は選択しない。ここで、安全でないプロトコルとは、POP(Post Office Protocol)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、telnet等、パスワードや機密情報が暗号化されずにネットワークに流れてしまうようなプロトコルを指す。
ネットワーク選択手段16はこの選択結果を通信手段11に通知し(図4ステップS9)、通信手段11はその選択結果を基に最適なネットワークに接続する(図5ステップS10)。
通信アプリケーション17が通信を開始したら(図5ステップS11)、通信検出手段12はその通信内容を通信内容学習手段13に通知する(図5ステップS12)。通信内容学習手段13は通信検出手段12から通知される通信内容を解析して統計をとり、アプリケーション特性データベース14の情報を更新する(図5ステップS13)。例えば、通信アプリケーション17が、今回、「download.media.com」から「2048kbps」の通信を行ったとすると、通信内容学習手段13はこの履歴をアプリケーション特性データベース14に記録する。
上述した動作によって、通信端末装置1は通信アプリケーション17の過去の履歴に応じて最適なネットワークに自動的に接続することが可能となる。尚、通信アプリケーション17は複数の通信セッションを同時に実行することがある。上記の動作は、それぞれの通信セッション毎に個別に行うものとする。例えば、「Webブラウザ」が複数のサーバ(図示せず)に対して別々の通信を同時に行う場合には、それぞれのセッション毎にネットワークの判定処理と学習処理とを行う。
これによって、本実施例では、通信アプリケーション17が使用するサービス毎に、最適なネットワーク/経路を自動的に選択することができる。これは、ネットワーク選択手段16が通信アプリケーション17の通信開始前にアプリケーション特性データベース14やネットワーク特性データベース15等のデータベースを照合することで、最適と思われるネットワークを自動的に判定するためである。
また、本実施例では、通信内容学習手段13が通信アプリケーション17の通信履歴を学習するので、常にアプリケーション特性データベース14を最適な状態に保つことができる。尚、上記の処理は自動的に行われるので、ネットワーク選択に関しては通信アプリケーション17側には何も処理を行う必要がない。このため、どのようなアプリケーションであっても自動的に経路の最適化を行うことができ、アプリケーションを開発するために要するコストを抑えることができる。
このように、本実施例では、プリケーション特性データベース14とネットワーク特性データベース15とを照合することによって、アプリケーションの特性にあわせたネットワークを自動的に選択することができるので、静的に作成された接続プロファイルを用意しておくことなく、アプリケーションが使用するサービス毎に、最適なネットワークを選択し、ルーティングを実行することができる。よって、本実施例では、従来の技術で不可能であった、サービス毎に異なるルーティングを実施することが可能となる。
また、本実施例では、アプリケーションが使用するサービス毎に最適なネットワークを選択することができるので、必要な通信帯域の確保、セキュリティやQoS(Quality of Service)の確保を行いつつ、通信コストの削減を行うことができる。
さらに、本実施例では、アプリケーションを使用するたびに、アプリケーションの通信履歴を学習することで、常にアプリケーションデータベースを更新することができるので、選択するネットワークを動的に最適化することができる。
さらにまた、本実施例では、上記の動作がアプリケーションに関係なく、自動的に行うことができるため、通信アプリケーション17になんら処理を追加することなく、上記の効果が得られる。これによって、本実施例では、アプリケーションの開発コストを低減することができる。
図6は本発明の第2の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。図6において、本発明の第2の実施例による通信端末装置1aは、ユーザインタフェース18を追加した以外は図1に示す本発明の第1の実施例による通信端末装置1と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の第1の実施例と同様である。
ユーザインタフェース18は、ネットワークの選択を行う際に、ユーザに対して選択可能なネットワークを提示して選択させたり、ユーザがアプリケーションの特性を修正するために使用するための手段である。ユーザインタフェース18は、情報をユーザに提示するための表示手段としてディスプレイや音声出力機能を持ち、またユーザからの情報を受け付けるためのキーボードやスイッチ、音声入力装置を持つ。
図7及び図8は本発明の第2の実施例による通信端末装置1aの動作を示すフローチャートである。これら図6〜図8を参照して本発明の第2の実施例による通信端末装置1aの動作について説明する。尚、図7及び図8に示す処理は通信端末装置1aの図示せぬCPUがプログラムを実行することでも実現可能である。また、図7及び図8に示す処理において、ステップS21〜S28,S31〜S34の処理は図4及び図5のステップS1〜S8,S10〜S13の処理と同様であるので、その説明については省略する。
通信アプリケーション17がネットワークに接続しようとすると、ネットワーク選択手段16が起動してネットワークの決定処理を行う。その際、ネットワーク選択手段16はユーザインタフェース18を使用して接続しようとするネットワークの候補をユーザに提示する(図7ステップS29)。
ユーザは、ネットワークの候補を確認したらどのネットワークを使用するかをユーザインタフェース18を使って指示する。すると、ネットワーク選択手段16はユーザインタフェース18を使って選択されたネットワークをアプリケーション特性データベース14に記憶するとともに、通信手段11に通知を行い(図8ステップS30)、最適なネットワークを使って通信を開始する。
このように、本実施例では、ネットワーク選択手段16の選択したネットワークがユーザの要求にそぐわなかった時に、これを訂正することが可能となる。ネットワーク選択手段16は、通信アプリケーション17の過去の通信履歴等から自動的にネットワークを選択しようとするが、ユーザが実際にこれからどのような通信を行いたいと思っているかという判断まですることが不可能なため、100%完全に最適なネットワークを選択することができる保証はなく、最適ではないネットワークを誤って選択してしまう可能性がある。
本実施例では、このような誤りを訂正する機会をユーザに与えることができる。また、本実施例では、アプリケーション特性データベース14に記録された過去の通信履歴をユーザインタフェース18を用いて修正することも可能である。
図9は本発明の第3の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。図9において、本発明の第3の実施例による通信端末装置1bは、位置検出手段19を追加した以外は図1に示す本発明の第1の実施例による通信端末装置1と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の第1の実施例と同様である。
位置検出手段19は、通信端末装置1bの現在の位置情報を取得する手段である。具体的には、GPS(Global Positioning System)や、携帯電話網の基地局(図示せず)を利用した位置情報、無線LANのアクセスポイント(図示せず)のSSID(Service Set IDentifier)やMAC(Media Access Control)アドレスを利用して装置の現在位置を特定するといった方法が考えられる。
図10は図9のアプリケーション特性データベース14の構成を示す図である。図10において、アプリケーション特性データベース14にはアプリケーション(「Webブラウザ」)、接続先(「www.aaaaa.com」)、プロトコル(「HTTPS」)、平均通信量(「32kbps」)、ネットワーク(「セルラB」,「家庭内LAN」)、位置(「ABC駅」,「自宅」)が記憶されている。
図11及び図12は本発明の第3の実施例による通信端末装置1bの動作を示すフローチャートである。これら図9〜図11を参照して本発明の第3の実施例による通信端末装置1bの動作について説明する。尚、図11及び図12に示す処理は通信端末装置1bの図示せぬCPUがプログラムを実行することでも実現可能である。また、図11及び図12に示す処理において、ステップS41〜S44,S47〜54の処理は図4及び図5のステップS1〜S4,S6〜S13の処理と同様であるので、その説明については省略する。
通信アプリケーション17がネットワークに接続しようとすると、ネットワーク選択手段16が起動してネットワークの決定処理を行う。ネットワーク選択手段16は位置検出手段19を使用して装置の現在位置を調べ(図11ステップS45)、アプリケーション特性データベース14の照合に使用する(図11ステップS46)。アプリケーション特性データベース14には、図10に示すように、アプリケーションを使用した時の位置情報が記録されており、ネットワーク選択手段16は現在位置と一致するデータを優先的に照合する。
また、通信内容学習手段13が通信内容を学習する時には、通信時の通信端末装置1bの位置をアプリケーション特性データベース14に保存しておくようにする。
このように、本実施例では、上記の本発明の第1の実施例の効果に加えて、通信端末装置1bの位置に応じたネットワークの選択を行うことが可能となる。例えば、携帯端末を自宅で使う時と職場で使う時とで、異なる学習とネットワーク選択ポリシとを持たせることができ、特定のサービスを受ける時に、自宅では無線LANを優先するが、職場では携帯電話網を優先するといった使い方ができる。これによって、本実施例では、ネットワークの選択をより効果的に行うことができる。
図13は本発明の第4の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。図13において、本発明の第4の実施例による通信端末装置1cは、ネットワーク100を通してネットワーク検索サーバ2に接続可能とした以外は図1に示す本発明の第1の実施例による通信端末装置1と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の第1の実施例と同様である。
ネットワーク検索サーバ2は、使用したいアプリケーションや通信内容に応じて、最適なネットワークを検索するためのサーバである。ネットワーク検索サーバ2はアプリケーション特性データベース14と同様のデータベースを内蔵しており、通信端末装置1cから送られた情報を基に条件に合致するネットワーク100を検索することができる。また、ネットワーク検索サーバ2は、通信端末装置1cから学習した通信内容を受取り、自身のデータベースを更新することができる。
図14及び図15は本発明の第4の実施例による通信端末装置1cの動作を示すフローチャートである。これら図13〜図15を参照して本発明の第4の実施例による通信端末装置1cの動作について説明する。尚、図14及び図15に示す処理は通信端末装置1cの図示せぬCPUがプログラムを実行することでも実現可能である。また、図14及び図15に示す処理において、ステップS61〜S64,S68〜71の処理は図4及び図5のステップS1〜S4,S9〜S12の処理と同様であるので、その説明については省略する。
通信アプリケーション17がネットワークに接続しようとすると、ネットワーク選択手段16が起動してネットワークの決定処理を開始する。ネットワーク選択手段16は通信検出手段12が検出した通信内容をネットワーク検索サーバ3に送る(図14ステップS65)。ネットワーク検索サーバ3は、受信したデータを基に条件に合致するネットワークを検索し、その検索結果を通信端末装置1に送り返す。ネットワーク選択手段16は受信したネットワークの一覧から、最適なものを選び出す(図14ステップS66,S67)。
ネットワーク選択手段16は、アプリケーション特性データベース14及びネットワーク特性データベース15を使用しなくてもよいが、ネットワーク検索サーバ3の返す結果と併用して最適なネットワークを絞り込むこともできる。
また、通信内容学習手段13は通信内容を学習した後、学習結果をネットワーク検索サーバ3に送るとともに(図15ステップS72)、その学習結果でアプリケーション特性データベース14を更新する(図15ステップS73)。ネットワーク検索サーバ3は通信端末装置1から受取った結果を基に、自身のデータベースを更新する。
このように、本実施例では、ネットワーク100を選択するためのデータベースと検索機能とを装置外部のネットワーク検索サーバ3に持たせることが可能となるので、通信端末装置1cにおいて保管すべきデータベースのサイズを削減し、データベースの検索にかかる計算処理を低減することができる。
また、本実施例では、通信端末装置1cがまだ学習していないアプリケーションやサービスであっても、ネットワーク検索サーバ3に情報があれば、これを利用することができる。さらに、本実施例では、学習したデータを通信端末装置1cがネットワーク検索サーバ3に送って情報を集約することで、他の装置でもその情報を利用することができる。
さらにまた、本実施例では、ネットワークを検索する機能を通信端末装置1cの外部に出したことで、この検索機能を装置の利用者以外の第3者が提供することができる。例えば、Webサービスや音声通話サービスといった異なる種類のサービスに対して、高速で料金が最も安くなるネットワークはどれか、といった検索サービスを提供することができるようになる。また、このような検索サービス提供者は、またネットワークの運用事業者から広告収入を得るといったことも可能になり、新しいビジネスモデルを提供することができる。
本発明は、ネットワークに接続する端末装置やその装置上で動作する通信アプリケーションプログラムといった用途に適用することができる。また、このような端末装置に対して、最適なネットワークを提供するサーバ装置といった用途に適用することができる。
本発明の第1の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。 図1のアプリケーション特性データベースの構成例を示す図である。 図1のネットワーク特性データベースの構成例を示す図である。 図1の通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 図1の通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例による通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例による通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。 図9のアプリケーション特性データベースの構成を示す図である。 本発明の第3の実施例による通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例による通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例による通信端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例による通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例による通信端末装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1a,1b,1c 通信端末装置
2 ネットワーク検索サーバ
11 通信手段
12 通信検出手段
13 通信内容学習手段
14 アプリケーション特性データベース
15 ネットワーク特性データベース
16 ネットワーク選択手段
17 通信アプリケーション
18 ユーザインタフェース
19 位置検出手段
100 ネットワーク

Claims (23)

  1. 多種多様な通信方法でかつ複数のネットワークに接続可能な通信装置であって、
    通信を実施する通信アプリケーションと、前記通信アプリケーションの通信内容に対して最適なネットワークを選択するネットワーク選択手段と、前記通信アプリケーションの特性を記憶するアプリケーション特性データベースと、前記通信アプリケーションの通信内容を学習しかつその学習結果に基づいて前記アプリケーション特性データベースを更新する通信内容学習手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信内容を検出する通信検出手段と、前記複数のネットワーク各々の特性を記憶するネットワーク特性データベースを含み、
    前記ネットワーク選択手段は、前記通信検出手段で検出された通信内容を基に前記ネットワーク特性データベースを参照して適切なネットワークを選択することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記ネットワーク選択手段は、前記通信アプリケーションが必要とする条件を満たすネットワークを前記ネットワーク特性データベースから検索することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 前記ネットワーク選択手段は、前記通信アプリケーションによる通信の料金が最も有利になる条件を満たすネットワークを前記ネットワーク特性データベースから検索することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  5. 前記通信アプリケーションの通信内容を検出する通信検出手段と、前記複数のネットワーク各々の特性を記憶するネットワーク特性データベースとを含み、
    前記ネットワーク選択手段は、前記アプリケーション特性データベース及び前記ネットワーク特性データベースを照合して適切なネットワークを選択することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  6. 前記通信内容学習手段は、前記通信アプリケーションの接続先アドレスを学習することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の通信装置。
  7. 前記通信内容学習手段は、前記通信アプリケーションの接続先TCP(Transmission Control Protocol)ポート番号及びUDP(User Datagram Protocol)ポート番号のいずれかを学習することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の通信装置。
  8. 前記通信内容学習手段は、前記通信アプリケーションの通信量及び頻度のいずれかを学習することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の通信装置。
  9. 前記通信内容学習手段は、前記通信アプリケーション使用時の位置を学習することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の通信装置。
  10. 前記通信内容学習手段の学習内容を訂正するためのユーザインタフェースを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか記載の通信装置。
  11. 前記ネットワーク選択手段は、前記通信アプリケーションの識別子及び通信内容のいずれかに応じて最適なネットワークを検索するネットワーク検索サーバ装置からの検索結果を基に適切なネットワークを選択することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  12. 多種多様な通信方法でかつ複数のネットワークに接続可能な通信装置に用いるネットワーク選択方法であって、
    前記通信装置が、通信を実施する通信アプリケーションの通信内容に対して最適なネットワークを選択するネットワーク選択処理と、前記通信アプリケーションの通信内容を学習しかつその学習結果に基づいて前記通信アプリケーションの特性を記憶するアプリケーション特性データベースを更新する通信内容学習処理とを実行することを特徴とするネットワーク選択方法。
  13. 前記通信装置が、前記通信内容を検出する通信検出処理を実行し、
    前記ネットワーク選択処理において、前記通信検出処理で検出された通信内容を基に、前記複数のネットワーク各々の特性を記憶するネットワーク特性データベースを参照して適切なネットワークを選択することを特徴とする請求項12記載のネットワーク選択方法。
  14. 前記ネットワーク選択処理において、前記通信アプリケーションが必要とする条件を満たすネットワークを前記ネットワーク特性データベースから検索することを特徴とする請求項13記載のネットワーク選択方法。
  15. 前記ネットワーク選択処理において、前記通信アプリケーションによる通信の料金が最も有利になる条件を満たすネットワークを前記ネットワーク特性データベースから検索することを特徴とする請求項13記載のネットワーク選択方法。
  16. 前記ネットワーク選択処理において、前記アプリケーション特性データベース及び前記ネットワーク特性データベースを照合して適切なネットワークを選択することを特徴とする請求項13記載のネットワーク選択方法。
  17. 前記通信内容学習処理において、前記通信アプリケーションの接続先アドレスを学習することを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか記載のネットワーク選択方法。
  18. 前記通信内容学習処理において、前記通信アプリケーションの接続先TCP(Transmission Control Protocol)ポート番号及びUDP(User Datagram Protocol)ポート番号のいずれかを学習することを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか記載のネットワーク選択方法。
  19. 前記通信内容学習処理において、前記通信アプリケーションの通信量及び頻度のいずれかを学習することを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか記載のネットワーク選択方法。
  20. 前記通信内容学習処理において、前記通信アプリケーション使用時の位置を学習することを特徴とすることを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか記載のネットワーク選択方法。
  21. 前記通信装置に、前記通信内容学習処理の学習内容を訂正するためのユーザインタフェースを設けたことを特徴とする請求項12から請求項20のいずれか記載のネットワーク選択方法。
  22. 前記ネットワーク選択処理において、前記通信アプリケーションの識別子及び通信内容のいずれかに応じて最適なネットワークを検索するネットワーク検索サーバ装置からの検索結果を基に適切なネットワークを選択することを特徴とする請求項12記載のネットワーク選択方法。
  23. 多種多様な通信方法でかつ複数のネットワークに接続可能な通信装置に用いるネットワーク選択方法のプログラムであって、
    コンピュータに、通信を実施する通信アプリケーションの通信内容に対して最適なネットワークを選択するネットワーク選択処理と、前記通信アプリケーションの通信内容を学習しかつその学習結果に基づいて前記通信アプリケーションの特性を記憶するアプリケーション特性データベースを更新する通信内容学習処理とを実行させるためのプログラム。
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